JP4997350B1 - 呼気中アルコール測定装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 吹き掛け式および吹き込み式の両方に対応することができるだけでなく、吹き掛け式装置および吹き込み式装置を単純に組み合わせた構成より小型化することができる呼気中アルコール測定装置を提供する。
【解決手段】 呼気中アルコール測定装置の制御部は、マウスピースを介さずにケースの吹き掛け口に吹き掛けられた呼気に対してアルコール測定を実行する吹き掛けモード(S58〜S61)と、ケースの挿し込み空間に挿し込まれたマウスピースを介してケース内に吹き込まれた呼気に対してアルコール測定を実行する吹き込みモード(S63〜S65)とを動作モードとして備えており、吹き掛けモードと、吹き込みモードとでアルコール測定の結果の出力内容を異ならせる(S61、S65)。
【選択図】 図6

Description

本発明は、呼気に含まれるアルコールの濃度の測定であるアルコール測定を行うことができる呼気中アルコール測定装置に関する。
従来、マウスピースを介さずにケースに吹き掛けられた呼気に対してアルコール測定を実行する呼気中アルコール測定装置(以下「吹き掛け式装置」と言う。)が知られている(例えば特許文献1参照。)。また、ケースに挿し込まれたマウスピースを介してケース内に吹き込まれた呼気に対してアルコール測定を実行する呼気中アルコール測定装置(以下「吹き込み式装置」と言う。)も知られている(例えば特許文献2、3参照。)。
吹き掛け式装置は、終末呼気に含まれるアルコールの濃度を測定しないので、吹き込み式装置と比較して、利用者が息を数秒間吐き続ける必要がなく利用者の負担が小さいという長所と、アルコール測定の精度が低いという短所とを備えている。したがって、吹き掛け式装置は、例えばスクリーニングなど、アルコール測定の精度が低くても利用者の負担が小さいことが求められる状況での使用に適している。
一方、吹き込み式装置は、終末呼気に含まれるアルコールの濃度を測定するので、吹き掛け式装置と比較して、アルコール測定の精度が高いという長所と、利用者が息を数秒間吐き続ける必要があり利用者の負担が大きいという短所とを備えている。したがって、吹き込み式装置は、利用者の負担が大きくてもアルコール測定の精度が高いことが求められる状況での使用に適している。
特開2009−257768号公報 特許第4477679号公報 特許第4649539号公報
従来の呼気中アルコール測定装置は、吹き掛け式装置および吹き込み式装置の何れか一方である。したがって、利用者は、負担が大きくても精度が高いアルコール測定が求められる状況と、精度が低くても負担が小さいアルコール測定が求められる状況との両方が生じ得る場合、吹き掛け式装置および吹き込み式装置の両方を購入する必要があり、呼気中アルコール測定装置の保管場所に困る場合がある。
そこで、本発明は、吹き掛け式および吹き込み式の両方に対応することができるだけでなく、吹き掛け式装置および吹き込み式装置を単純に組み合わせた構成より小型化することができる呼気中アルコール測定装置を提供することを目的とする。
本発明の呼気中アルコール測定装置は、呼気に含まれるアルコールの濃度を検出するアルコールセンサーと、前記アルコールセンサーを収納するケースと、呼気に含まれるアルコールの濃度の測定であるアルコール測定を前記アルコールセンサーを用いて実行する制御部とを備えており、前記ケースは、マウスピースが挿し込まれる空間である挿し込み空間と、吹き掛けられた呼気を内部に通すための穴である吹き掛け口とが形成されており、前記制御部は、前記マウスピースを介さずに前記吹き掛け口に吹き掛けられた呼気に対して前記アルコール測定を実行する吹き掛けモードと、前記挿し込み空間に挿し込まれた前記マウスピースを介して前記ケース内に吹き込まれた呼気に対して前記アルコール測定を実行する吹き込みモードとを動作モードとして備えており、前記吹き掛けモードと、前記吹き込みモードとで前記アルコール測定の結果の出力内容を異ならせることを特徴とする。
この構成により、本発明の呼気中アルコール測定装置は、吹き掛けモードと、吹き込みモードとで動作することができるので、吹き掛け式および吹き込み式の両方に対応することができる。また、本発明の呼気中アルコール測定装置は、吹き掛けモードと、吹き込みモードとで共通のアルコールセンサーが使用されるので、吹き掛け式装置および吹き込み式装置を単純に組み合わせた構成より小型化することができる。また、本発明の呼気中アルコール測定装置は、アルコール測定の結果を吹き掛けモードおよび吹き込みモードのそれぞれに適した内容で出力することができる。
また、本発明の呼気中アルコール測定装置は、前記挿し込み空間に前記マウスピースが挿し込まれている状態と、前記挿し込み空間に前記マウスピースが挿し込まれていない状態とで出力が異なる挿し込み検出手段を備えており、前記制御部は、前記挿し込み検出手段の出力に基づいて前記吹き掛けモードおよび前記吹き込みモードを切り替えても良い。
この構成により、本発明の呼気中アルコール測定装置は、ケースにマウスピースが挿し込まれているか否かによって吹き掛けモードおよび吹き込みモードを自動的に切り替えるので、利用者の操作を容易化することができる。
また、本発明の呼気中アルコール測定装置は、前記吹き掛け口に吹き掛けられた呼気を検出する吹き掛け用呼気センサーを前記挿し込み検出手段の少なくとも1つとして備えており、前記吹き掛け用呼気センサーは、前記挿し込み空間に挿し込まれた前記マウスピースを介して前記ケース内に吹き込まれた呼気の前記マウスピースから前記アルコールセンサーまでの流路上以外の位置であって、前記吹き掛け口に吹き掛けられた呼気の前記吹き掛け口から前記吹き掛け用呼気センサーまでの流路の少なくとも一部に前記挿し込み空間の少なくとも一部が重なる位置に配置されていても良い。
この構成により、本発明の呼気中アルコール測定装置は、吹き掛け用呼気センサーが呼気を検出した場合にケースにマウスピースが挿し込まれていない状態であるので、ケースにマウスピースが挿し込まれている状態と、ケースにマウスピースが挿し込まれていない状態とを簡単な構成で検出することができる。
また、本発明の呼気中アルコール測定装置は、呼気を検出する呼気センサーを備えており、前記制御部は、前記呼気センサーの出力に基づいて前記吹き込みモードを実行し、前記呼気センサーは、前記吹き掛け口に吹き掛けられた呼気を前記吹き掛け用呼気センサーより後に検出する位置に配置されていても良い。
この構成により、本発明の呼気中アルコール測定装置は、吹き掛け口に吹き掛けられた呼気を吹き掛け用呼気センサーが呼気センサーより先に検出するので、吹き掛け口に呼気が吹き掛けられた場合に呼気センサーの出力に基づいて誤って吹き込みモードを実行することを防止することができる。
また、本発明の呼気中アルコール測定装置は、ICチップを備えている前記マウスピースの前記ICチップ内の情報を読み取るICチップリーダーを前記挿し込み検出手段の少なくとも1つとして備えており、前記ICチップリーダーは、前記マウスピースが前記挿し込み空間に挿し込まれている場合に前記マウスピースの前記ICチップ内の情報を読み取り可能である位置に配置されており、前記制御部は、個人を特定するための情報が前記ICチップに含まれている場合に、この情報を含めた前記アルコール測定の結果を出力しても良い。
この構成により、本発明の呼気中アルコール測定装置は、ケースにマウスピースが挿し込まれていることをマウスピースのICチップによって検出することができるだけでなく、アルコール測定の結果に含める個人を特定するための情報をマウスピースのICチップによって取得することもできる。
また、本発明の呼気中アルコール測定装置の前記制御部は、前記吹き掛けモードにおいて前記アルコール測定の結果をアルコールの濃度に基づいた評価で出力し、前記吹き込みモードにおいて前記アルコール測定の結果をアルコールの濃度で出力しても良い。
この構成により、本発明の呼気中アルコール測定装置は、アルコール測定の精度に応じた適切な出力を行うことができる。
本発明の呼気中アルコール測定装置は、吹き掛け式および吹き込み式の両方に対応することができるだけでなく、吹き掛け式装置および吹き込み式装置を単純に組み合わせた構成より小型化することができる。
本発明の第1の実施の形態に係る呼気中アルコール測定装置の外観斜視図である。 図1に示す呼気中アルコール測定装置のブロック図である。 図1に示す呼気中アルコール測定装置の内部構造の模式図である。 利用者がケースの吹き掛け口に呼気を吹き掛けている場合の図1に示す呼気中アルコール測定装置の状態を示す模式図である。 利用者がマウスピースを介して呼気を吹き込んでいる場合の図1に示す呼気中アルコール測定装置の状態を示す模式図である。 図1に示す呼気中アルコール測定装置の動作のフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態に係る呼気中アルコール測定装置のブロック図である。 図7に示す呼気中アルコール測定装置の内部構造の模式図である。 マウスピースが挿し込まれている状態での図7に示す呼気中アルコール測定装置の内部構造の模式図である。 図7に示す呼気中アルコール測定装置の動作のフローチャートである。 本発明の第3の実施の形態に係る呼気中アルコール測定装置のブロック図である。 図11に示す呼気中アルコール測定装置の内部構造の模式図である。 マウスピースが挿し込まれている状態での図11に示す呼気中アルコール測定装置の内部構造の模式図である。 図11に示す呼気中アルコール測定装置の動作のフローチャートである。 本発明の第4の実施の形態に係る呼気中アルコール測定装置のブロック図である。 図15に示す呼気中アルコール測定装置の内部構造の模式図である。 マウスピースが挿し込まれている状態での図15に示す呼気中アルコール測定装置の内部構造の模式図である。 図15に示す呼気中アルコール測定装置の動作のフローチャートである。 本発明の第5の実施の形態に係る呼気中アルコール測定装置のブロック図である。 図19に示す呼気中アルコール測定装置の動作のフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。
(第1の実施の形態)
まず、本実施の形態に係る呼気中アルコール測定装置の構成について説明する。
図1は、本実施の形態に係る呼気中アルコール測定装置10の外観斜視図である。図2は、呼気中アルコール測定装置10のブロック図である。図3は、呼気中アルコール測定装置10の内部構造の模式図である。
図1〜図3に示すように、呼気中アルコール測定装置10は、呼気に含まれるアルコールの濃度を検出するアルコールセンサー11と、アルコールセンサー11の出力を増幅するアンプ部12と、アルコールセンサー11に呼気を吸引するための吸引ポンプ13と、温度によって呼気を検出する本発明の吹き掛け用呼気センサーとしての呼気温度センサー14と、呼気の圧力を検出する本発明の呼気センサーとしての呼気圧力センサー15と、利用者によって押されるためのスイッチ16と、種々の情報を表示するLCD(Liquid Crystal Display)などの表示部17と、種々の情報を音声によって出力するスピーカー18と、種々の情報を表示するLED(Light Emitting Diode)19と、PC(Personal Computer)などの外部の情報処理装置と通信を行うための外部インターフェイス20と、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)などの不揮発性メモリー21と、呼気中アルコール測定装置10全体を制御する制御部22と、アルコールセンサー11、アンプ部12、吸引ポンプ13、呼気温度センサー14、呼気圧力センサー15、スイッチ16、表示部17、スピーカー18、LED19、外部インターフェイス20、不揮発性メモリー21、制御部22などの各種部品を収納するケース30とを備えている。ケース30には、利用者によって直接咥えられる管状のマウスピース40が挿し込まれることが可能である。
吸引ポンプ13は、ソレノイドアクチュエーター13aと、ソレノイドアクチュエーター13aのプランジャーによって容積が変更されるベローズ13bとを備えている。吸引ポンプ13は、ベローズ13bの容積の増加によってアルコールセンサー11側からベローズ13bに一定量の気体を吸引することによって、後述の連通路33側からアルコールセンサー11に一定量の気体を導入するものである。
呼気温度センサー14は、ヒーター付のサーミスターである。呼気温度センサー14は、ヒーターによって加熱されたサーミスターに呼気が当たってサーミスターの温度が下がったことをサーミスターで検出することによって、呼気を検出することができる。
呼気温度センサー14は、後述の吹き掛け口34に対向する位置に配置されている。この位置は、後述の挿し込み空間33aに挿し込まれたマウスピース40を介してケース30内に吹き込まれた呼気のマウスピース40からアルコールセンサー11までの流路上以外の位置であって、吹き掛け口34に吹き掛けられた呼気の吹き掛け口34から呼気温度センサー14までの流路の一部に挿し込み空間33aの一部が重なる位置である。
呼気温度センサー14は、挿し込み空間33aにマウスピース40が挿し込まれている状態でマウスピース40を介して呼気がケース30内に吹き込まれた場合と、挿し込み空間33aにマウスピース40が挿し込まれていない状態で呼気が吹き掛け口34に吹き掛けられた場合とで出力が異なるようになっており、本発明の挿し込み検出手段を構成している。
呼気圧力センサー15は、吹き掛け口34に吹き掛けられた呼気を呼気温度センサー14より後に検出する位置に配置されている。
外部インターフェイス20は、有線による通信を行うためのものであっても良いし、Bluetooth(登録商標)、赤外線通信など、無線による通信を行うためのものであっても良い。
制御部22は、例えば、CPU(Central Processing Unit)と、CPUが実行するプログラムおよび各種のデータを予め記憶しているROM(Read Only Memory)と、CPUの作業領域として用いられるRAM(Random Access Memory)とを備えている。制御部22は、呼気に含まれるアルコールの濃度の測定であるアルコール測定をアルコールセンサー11を用いて実行する。
ケース30は、マウスピース40が挿し込まれる挿し込み口31と、ケース30の内部からケース30の外部への呼気の出口32と、挿し込み口31および出口32を連通する路である連通路33と、ケース30の外部から吹き掛けられた呼気をケース30の内部に通すための穴である吹き掛け口34とが形成されている。また、ケース30は、挿し込み口31に挿し込まれたマウスピース40が突き当たるためのストッパー35を備えている。連通路33は、挿し込み口31と、ストッパー35との間に、マウスピース40が挿し込まれる空間である挿し込み空間33aが形成されている。出口32は、マウスピース40を介さずに吹き掛け口34に吹き掛けられた呼気のうち、挿し込み口31から排出されず、アルコールセンサー11に導入されなかった余剰な呼気を排出するものである。また、出口32は、挿し込み空間33aに挿し込まれたマウスピース40を介してケース30内に吹き込まれた呼気のうちアルコールセンサー11に導入されなかった余剰な呼気を排出するものである。
なお、呼気中アルコール測定装置10の各部品への電力は、ケース30に内蔵する図示していない電池から供給されるようになっていても良いし、外部の電源から供給されるようになっていても良い。
図4は、利用者91がケース30の吹き掛け口34に呼気を吹き掛けている場合の呼気中アルコール測定装置10の状態を示す模式図である。
図4において、白抜きの矢印は、呼気の進行方向を表している。図4に示すように、ケース30の挿し込み空間33aにマウスピース40が挿し込まれていない状態で、利用者91によってケース30の吹き掛け口34に呼気が吹き掛けられると、吹き掛け口34を介してケース30の内部に入った呼気の一部は、吹き掛け口34に対向する位置に配置されている呼気温度センサー14に当たる。また、吹き掛け口34を介してケース30の内部に入った呼気の一部は、連通路33を経由して挿し込み口31または出口32を介してケース30の外部に出る。そして、連通路33を経由して出口32に進行する呼気の一部は、後述のS58において、アルコールセンサー11に導入される。
図5は、利用者91がマウスピース40を介して呼気を吹き込んでいる場合の呼気中アルコール測定装置10の状態を示す模式図である。
図5において、白抜きの矢印は、呼気の進行方向を表している。図5に示すように、ケース30の挿し込み空間33aにマウスピース40が挿し込まれている状態で、利用者91によってマウスピース40を介して呼気が吹き込まれると、マウスピース40を介してケース30の内部に入った呼気の一部は、連通路33を経由して出口32を介してケース30の外部に出る。そして、連通路33を経由して出口32に進行する呼気の一部は、後述のS63において、アルコールセンサー11に導入される。
次に、呼気中アルコール測定装置10の動作について説明する。
図6は、呼気中アルコール測定装置10の動作のフローチャートである。
利用者は、呼気中アルコール測定装置10によるアルコール測定を実施する場合にスイッチ16を押す。呼気中アルコール測定装置10の制御部22は、スイッチ16が押されると、図6に示す動作を開始する。
図6に示すように、制御部22は、アルコールセンサー11の周囲に存在する図示していないヒーターによってアルコールセンサー11の温度を所定の温度まで加熱する動作であるウォームアップを開始する(S51)。
次いで、制御部22は、ウォームアップの最中であることを表示部17に表示する(S52)。
次いで、制御部22は、呼気温度センサー14のヒーターによって呼気温度センサー14自体の温度を所定の温度まで加熱する(S53)。
次いで、制御部22は、ウォームアップが終了したと判断するまで、ウォームアップが終了したか否かを判断する(S54)。
制御部22は、ウォームアップが終了したとS54において判断すると、表示部17への表示によって息の吐き出しを指示する(S55)。この指示に応じて、利用者は、ケース30の吹き掛け口34への呼気の吹き掛けと、マウスピース40を介した呼気の吹き込みとの何れかを開始することができる。
次いで、制御部22は、タイマーをリセットする(S56)。すなわち、制御部22は、タイマーを0秒にセットした後、タイマーによる時間の計測を開始する。
次いで、制御部22は、呼気温度センサー14によって呼気を検出したか否かを判断する(S57)。
制御部22は、呼気温度センサー14によって呼気を検出したとS57において判断すると、マウスピース40を介さずにケース30の吹き掛け口34に吹き掛けられた呼気に対してアルコール測定を実行する吹き掛けモードでの動作(S58〜S61)を開始する。
まず、制御部22は、吸引ポンプ13によってアルコールセンサー11に一定量の気体を導入する(S58)。
次いで、制御部22は、S58においてアルコールセンサー11に導入された気体に含まれるアルコールの濃度をアルコールセンサー11によって検出する(S59)。
次いで、制御部22は、S59において検出されたアルコールの濃度に基づいた評価を算出する(S60)。ここで、制御部22は、S59において検出されたアルコールの濃度が所定の濃度未満である場合にOKという評価を算出し、S59において検出されたアルコールの濃度が所定の濃度以上である場合にNGという評価を算出する。
次いで、制御部22は、S60において算出した評価をアルコール測定の結果として出力する(S61)。ここで、評価の出力方法は、種々の方法が採用されることができる。例えば、評価の出力方法は、表示部17による表示、スピーカー18による音声出力、LED19による発光、外部インターフェイス20を介した外部の情報処理装置への例えば電子メールによる通知、外部インターフェイス20を介した外部のプリンターによる印刷出力、不揮発性メモリー21への記録、ケース30に内蔵された図示していない振動モーターによる振動のうち、少なくとも1種類以上の方法が採用されることができる。
ここで、LED19による発光は、例えば、LED19が緑色のLEDおよび赤色のLEDの2個存在する場合に評価がOKであるときに緑色のLEDのみが点灯をして評価がNGであるときに赤色のLEDのみが点灯をしたり、LED19が1個のLEDである場合に評価がOKであるときに1秒間などの短時間の点滅をして評価がNGであるときに20秒間などの長時間の点滅をしたりなど、評価がOKである場合と、評価がNGである場合とで異なる発光をするようになっていれば良い。評価がNGである場合は、利用者に特に認識させる方が好ましいので、評価がOKである場合と比較して強調された発光をする方が好ましい。
また、振動モーターによる振動は、例えば、評価がOKである場合に全く振動をせずに評価がNGである場合に数秒間の振動をしたり、評価がOKである場合に0.5秒間などの短時間の振動をして評価がNGである場合に5秒間などの長時間の振動をしたりなど、評価がOKである場合と、評価がNGである場合とで異なる振動をするようになっていれば良い。評価がNGである場合は、利用者に特に認識させる方が好ましいので、評価がOKである場合と比較して強調された振動をする方が好ましい。
制御部22は、呼気温度センサー14によって呼気を検出しなかったとS57において判断すると、呼気圧力センサー15の出力値が所定の閾値以上であるか否かを判断する(S62)。
制御部22は、呼気圧力センサー15の出力値が所定の閾値以上であるとS62において判断すると、ケース30の挿し込み空間33aに挿し込まれたマウスピース40を介してケース30内に吹き込まれた呼気に対してアルコール測定を実行する吹き込みモードでの動作(S63〜S65)を開始する。
まず、制御部22は、吸引ポンプ13によってアルコールセンサー11に一定量の気体を導入する(S63)。
次いで、制御部22は、S63においてアルコールセンサー11に導入された気体に含まれるアルコールの濃度をアルコールセンサー11によって検出する(S64)。
次いで、制御部22は、S64において検出されたアルコールの濃度をアルコール測定の結果として出力する(S65)。ここで、アルコールの濃度の出力方法は、種々の方法が採用されることができる。例えば、アルコールの濃度の出力方法は、表示部17による表示、スピーカー18による音声出力、外部インターフェイス20を介した外部の情報処理装置への例えば電子メールによる通知、外部インターフェイス20を介した外部のプリンターによる印刷出力、不揮発性メモリー21への記録のうち、少なくとも1種類以上の方法が採用されることができる。
制御部22は、呼気圧力センサー15の出力値が所定の閾値未満であるとS62において判断すると、S56において計測を開始した時間が所定の時間以上になったか否かを判断する(S66)。
制御部22は、所定の時間以上になったとS66において判断すると、表示部17の表示をOFF状態にする(S67)。
制御部22は、所定の時間以上になっていないとS66において判断すると、再びS57の処理を実行する。
制御部22は、S61、S65またはS67の処理が終了すると、図6に示す動作を終了する。
以上に説明したように、呼気中アルコール測定装置10は、吹き掛けモード(S58〜S61)と、吹き込みモード(S63〜S65)とで動作することができるので、吹き掛け式および吹き込み式の両方に対応することができる。
また、呼気中アルコール測定装置10は、吹き掛けモードと、吹き込みモードとで共通のアルコールセンサー11が使用されるので、吹き掛け式装置および吹き込み式装置を単純に組み合わせた構成より小型化することができる。
また、呼気中アルコール測定装置10は、吹き掛けモードにおいてアルコール測定の結果としてアルコールの濃度の評価を出力していて(S61)、吹き込みモードにおいてアルコール測定の結果としてアルコールの濃度を出力している(S65)。すなわち、呼気中アルコール測定装置10は、吹き掛けモードと、吹き込みモードとでアルコール測定の結果の出力内容を異ならせている。したがって、呼気中アルコール測定装置10は、アルコール測定の結果を吹き掛けモードおよび吹き込みモードのそれぞれに適した内容で出力することができる。
なお、呼気中アルコール測定装置10は、吹き掛けモードにおいてアルコール測定の結果としてアルコールの濃度の評価を出力していて(S61)、吹き込みモードにおいてアルコール測定の結果としてアルコールの濃度を出力している(S65)ので、アルコール測定の精度に応じた適切な出力を行うことができるが、吹き掛けモードと、吹き込みモードとでアルコール測定の結果の出力内容を異ならせていれば、これ以外の出力内容であっても良い。例えば、呼気中アルコール測定装置10は、吹き掛けモードにおいてアルコール測定の結果としてアルコールの濃度と、吹き込みモードより精度が低い吹き掛けモードでの結果であることを示すメッセージとを出力し、吹き込みモードにおいてアルコール測定の結果としてアルコールの濃度のみを出力するようになっていても良い。
また、呼気中アルコール測定装置10は、挿し込み空間33aにマウスピース40が挿し込まれている状態と、挿し込み空間33aにマウスピース40が挿し込まれていない状態とで利用者が呼気をケース30の内部に入れた場合の呼気温度センサー14の出力が異なる(S57でYESまたはNO)とともに、呼気温度センサー14の出力に基づいて吹き掛けモードおよび吹き込みモードを制御部22が切り替える(S57)ので、ケース30にマウスピース40が挿し込まれているか否かによって吹き掛けモードおよび吹き込みモードを自動的に切り替えることができる。したがって、呼気中アルコール測定装置10は、利用者の操作を容易化することができる。例えば、呼気中アルコール測定装置10は、吹き掛けモードおよび吹き込みモードを利用者の明示的な操作によって切り替えるためのモード切り替えスイッチをケース30上に備えていて、利用者によるモード切り替えスイッチの明示的な操作によって吹き掛けモードおよび吹き込みモードを切り替える構成である場合、利用者の操作ミスが発生し得る。しかしながら、呼気中アルコール測定装置10は、ケース30にマウスピース40が挿し込まれているか否かによって吹き掛けモードおよび吹き込みモードを自動的に切り替えることができるので、利用者の操作ミスの可能性を低減することができる。
また、呼気中アルコール測定装置10は、呼気温度センサー14と、ケース30の挿し込み空間33aと、ケース30の吹き掛け口34との配置の関係によって、呼気温度センサー14が呼気を検出した場合にケース30にマウスピース40が挿し込まれていない状態であるので、ケース30にマウスピース40が挿し込まれている状態と、ケース30にマウスピース40が挿し込まれていない状態とを簡単な構成で検出することができる。
なお、ケース30は、本実施の形態において、マウスピース40が挿し込まれる挿し込み口31と、ケース30の外部から吹き掛けられた呼気をケース30の内部に通すための吹き掛け口34とが別々に設けられているが、挿し込み口および吹き掛け口が共通の穴であっても良い。
また、呼気中アルコール測定装置10は、吹き掛け口34に吹き掛けられた呼気を呼気温度センサー14が呼気圧力センサー15より先に検出するので、吹き掛け口34に呼気が吹き掛けられた場合に呼気圧力センサー15の出力に基づいて誤って吹き込みモードを実行することを防止することができる。このように、呼気中アルコール測定装置10は、吹き掛けモードおよび吹き込みモードにおいて吹き掛けモードを優先することによって、吹き掛け口34に吹き掛けられた呼気に対するアルコール測定の結果を、マウスピース40を介してケース30内に吹き込まれた呼気に対する精度が高いアルコール測定の結果として誤って出力することを防止することができる。
なお、呼気中アルコール測定装置10は、吹き掛けモードにおいてアルコール測定の結果をアルコールの濃度に基づいた評価、すなわち、OKおよびNGの2段階の評価で出力するが、アルコールの濃度に基づいた3段階以上の評価で出力するようになっていても良い。
また、本発明の吹き掛け用呼気センサーは、本実施の形態において呼気温度センサー14であるが、吹き掛け口に吹き掛けられた呼気を検出するセンサーであれば、温度によって呼気を検出するセンサーでなくても良い。
(第2の実施の形態)
まず、本実施の形態に係る呼気中アルコール測定装置の構成について説明する。
図7は、本実施の形態に係る呼気中アルコール測定装置110のブロック図である。図8は、呼気中アルコール測定装置110の内部構造の模式図である。図9は、マウスピース40が挿し込まれている状態での呼気中アルコール測定装置110の内部構造の模式図である。
図7〜図9に示すように、呼気中アルコール測定装置110の構成は、以下に述べる構成を除いて、第1の実施の形態に係る呼気中アルコール測定装置10(図1〜図3参照。)の構成と同様である。
呼気中アルコール測定装置110は、ケース30の挿し込み空間33aに挿し込まれたマウスピース40を検出するためのスイッチである検出スイッチ111を備えている。
検出スイッチ111は、挿し込み空間33aに配置されており、挿し込み空間33aに挿し込まれたマウスピース40に接触して押されてオン状態になるようになっている。また、検出スイッチ111は、押されていない場合に、図示していない弾性部材の付勢力によって挿し込み空間33aに飛び出た状態、すなわち、オフ状態に維持されるようになっている。検出スイッチ111は、オン状態であるか、オフ状態であるかによって制御部22に出力する信号が異なっている。すなわち、検出スイッチ111は、挿し込み空間33aにマウスピース40が挿し込まれている状態と、挿し込み空間33aにマウスピースが挿し込まれていない状態とで出力が異なるようになっており、本発明の挿し込み検出手段の1つを構成している。
次に、呼気中アルコール測定装置110の動作について説明する。
図10は、呼気中アルコール測定装置110の動作のフローチャートである。
図10に示すように、呼気中アルコール測定装置110の動作は、以下に述べる動作を除いて、第1の実施の形態に係る呼気中アルコール測定装置10(図1〜図3参照。)の動作(図6参照。)と同様である。
呼気中アルコール測定装置110の制御部22は、呼気温度センサー14によって呼気を検出しなかったとS57において判断すると、検出スイッチ111がオン状態で、呼気圧力センサー15の出力値が所定の閾値以上であるか否かを判断する(S151)。
制御部22は、検出スイッチ111がオン状態で、呼気圧力センサー15の出力値が所定の閾値以上であるとS151において判断すると、S63の処理を実行する。
一方、制御部22は、検出スイッチ111がオフ状態であるとS151において判断するか、呼気圧力センサー15の出力値が所定の閾値未満であるとS151において判断すると、S66の処理を実行する。
呼気中アルコール測定装置110は、第1の実施の形態に係る呼気中アルコール測定装置10(図1〜図3参照。)が有する効果に加えて、以下の効果を有している。
呼気中アルコール測定装置110は、検出スイッチ111の出力に基づいて吹き掛けモードおよび吹き込みモードを制御部22が切り替える(S151)ので、ケース30にマウスピース40が挿し込まれているか否かによって吹き掛けモードおよび吹き込みモードを自動的に切り替えることができる。したがって、呼気中アルコール測定装置110は、利用者の操作を容易化することができる。例えば、呼気中アルコール測定装置110は、吹き掛けモードおよび吹き込みモードを利用者の明示的な操作によって切り替えるためのモード切り替えスイッチをケース30上に備えていて、利用者によるモード切り替えスイッチの明示的な操作によって吹き掛けモードおよび吹き込みモードを切り替える構成である場合、利用者の操作ミスが発生し得る。しかしながら、呼気中アルコール測定装置110は、ケース30にマウスピース40が挿し込まれているか否かによって吹き掛けモードおよび吹き込みモードを自動的に切り替えることができるので、利用者の操作ミスの可能性を低減することができる。
なお、呼気中アルコール測定装置110は、S57の処理を「呼気温度センサー14によって呼気を検出したか否かを判断する処理」から、「検出スイッチ111がオフ状態で、呼気圧力センサー15の出力値が所定の閾値以上であるか否かを判断する処理」に変更しても良い。すなわち、制御部22は、検出スイッチ111がオフ状態で、呼気圧力センサー15の出力値が所定の閾値以上であるとS57において判断すると、S58を実行するとともに、検出スイッチ111がオン状態であるとS57において判断するか、呼気圧力センサー15の出力値が所定の閾値未満であるとS57において判断すると、S151の処理を実行するようになっていても良い。このようになっている場合、呼気中アルコール測定装置110は、呼気温度センサー14を備えていなくても良い。
(第3の実施の形態)
まず、本実施の形態に係る呼気中アルコール測定装置の構成について説明する。
図11は、本実施の形態に係る呼気中アルコール測定装置210のブロック図である。図12は、呼気中アルコール測定装置210の内部構造の模式図である。図13は、マウスピース40が挿し込まれている状態での呼気中アルコール測定装置210の内部構造の模式図である。
図11〜図13に示すように、呼気中アルコール測定装置210の構成は、以下に述べる構成を除いて、第1の実施の形態に係る呼気中アルコール測定装置10(図1〜図3参照。)の構成と同様である。
呼気中アルコール測定装置210は、ケース30の挿し込み空間33aに挿し込まれたマウスピース40を検出するための光電センサー211を備えている。
光電センサー211は、光を発する図示していない発光部と、この発光部によって発せられた光を受ける受光部とを備えている。光電センサー211の発光部および受光部は、挿し込み空間33aを挟む位置に配置されている。したがって、光電センサー211は、挿し込み空間33aにマウスピース40が挿し込まれていない場合、発光部によって発せられた光を受光部によって検出することによって、遮蔽を検出しない。一方、光電センサー211は、挿し込み空間33aにマウスピース40が挿し込まれている場合、発光部によって発せられた光がマウスピース40によって遮られて受光部に到達しないので、発光部によって発せられた光を受光部によって検出しないことによって、遮蔽を検出する。すなわち、光電センサー211は、挿し込み空間33aにマウスピース40が挿し込まれている状態と、挿し込み空間33aにマウスピースが挿し込まれていない状態とで出力が異なるようになっており、本発明の挿し込み検出手段の1つを構成している。
次に、呼気中アルコール測定装置210の動作について説明する。
図14は、呼気中アルコール測定装置210の動作のフローチャートである。
図14に示すように、呼気中アルコール測定装置210の動作は、以下に述べる動作を除いて、第1の実施の形態に係る呼気中アルコール測定装置10(図1〜図3参照。)の動作(図6参照。)と同様である。
呼気中アルコール測定装置210の制御部22は、呼気温度センサー14によって呼気を検出しなかったとS57において判断すると、光電センサー211が遮蔽を検出している状態で、呼気圧力センサー15の出力値が所定の閾値以上であるか否かを判断する(S251)。
制御部22は、光電センサー211が遮蔽を検出している状態で、呼気圧力センサー15の出力値が所定の閾値以上であるとS251において判断すると、S63の処理を実行する。
一方、制御部22は、光電センサー211が遮蔽を検出していない状態であるとS251において判断するか、呼気圧力センサー15の出力値が所定の閾値未満であるとS251において判断すると、S66の処理を実行する。
呼気中アルコール測定装置210は、第1の実施の形態に係る呼気中アルコール測定装置10(図1〜図3参照。)が有する効果に加えて、以下の効果を有している。
呼気中アルコール測定装置210は、光電センサー211の出力に基づいて吹き掛けモードおよび吹き込みモードを制御部22が切り替える(S251)ので、ケース30にマウスピース40が挿し込まれているか否かによって吹き掛けモードおよび吹き込みモードを自動的に切り替えることができる。したがって、呼気中アルコール測定装置210は、利用者の操作を容易化することができる。例えば、呼気中アルコール測定装置210は、吹き掛けモードおよび吹き込みモードを利用者の明示的な操作によって切り替えるためのモード切り替えスイッチをケース30上に備えていて、利用者によるモード切り替えスイッチの明示的な操作によって吹き掛けモードおよび吹き込みモードを切り替える構成である場合、利用者の操作ミスが発生し得る。しかしながら、呼気中アルコール測定装置210は、ケース30にマウスピース40が挿し込まれているか否かによって吹き掛けモードおよび吹き込みモードを自動的に切り替えることができるので、利用者の操作ミスの可能性を低減することができる。
なお、呼気中アルコール測定装置210は、S57の処理を「呼気温度センサー14によって呼気を検出したか否かを判断する処理」から、「光電センサー211が遮蔽を検出していない状態で、呼気圧力センサー15の出力値が所定の閾値以上であるか否かを判断する処理」に変更しても良い。すなわち、制御部22は、光電センサー211が遮蔽を検出していない状態で、呼気圧力センサー15の出力値が所定の閾値以上であるとS57において判断すると、S58を実行し、光電センサー211が遮蔽を検出している状態であるとS57において判断するか、呼気圧力センサー15の出力値が所定の閾値未満であるとS57において判断すると、S251の処理を実行するようになっていても良い。このようになっている場合、呼気中アルコール測定装置210は、呼気温度センサー14を備えていなくても良い。
(第4の実施の形態)
まず、本実施の形態に係る呼気中アルコール測定装置の構成について説明する。
図15は、本実施の形態に係る呼気中アルコール測定装置310のブロック図である。図16は、呼気中アルコール測定装置310の内部構造の模式図である。図17は、マウスピース340が挿し込まれている状態での呼気中アルコール測定装置310の内部構造の模式図である。
図15〜図17に示すように、呼気中アルコール測定装置310の構成は、以下に述べる構成を除いて、第1の実施の形態に係る呼気中アルコール測定装置10(図1〜図3参照。)の構成と同様である。
呼気中アルコール測定装置310は、ケース30の挿し込み空間33aに挿し込まれたマウスピース340を検出するためのリーダーライター311を備えている。
ここで、マウスピース340は、ICチップ341を備えていることを除いて、マウスピース40(図5参照。)と同様である。ICチップ341には、利用者の氏名など、利用者の個人を特定するための情報(以下「個人特定情報」と言う。)が含まれている。
リーダーライター311は、マウスピース340のICチップ341内の情報を非接触で読み取ることができるものであり、本発明のICチップリーダーを構成している。リーダーライター311は、マウスピース340がケース30の挿し込み空間33aに挿し込まれている場合にマウスピース340のICチップ341内の情報を読み取り可能である位置に配置されている。したがって、リーダーライター311は、挿し込み空間33aにマウスピース340が挿し込まれている場合、マウスピース340のICチップ341を検出する。一方、リーダーライター311は、挿し込み空間33aにマウスピース340が挿し込まれていない場合、マウスピース340のICチップ341を検出しない。すなわち、リーダーライター311は、挿し込み空間33aにマウスピース340が挿し込まれている状態と、挿し込み空間33aにマウスピースが挿し込まれていない状態とで出力が異なるようになっており、本発明の挿し込み検出手段の1つを構成している。なお、リーダーライター311は、通信可能である距離がマウスピース340の外径より大きい場合、マウスピース340がケース30の挿し込み空間33aの内部で軸を中心にして回転したとしても、ICチップ341内の情報を読み取ることができる。
次に、呼気中アルコール測定装置310の動作について説明する。
図18は、呼気中アルコール測定装置310の動作のフローチャートである。
図18に示すように、呼気中アルコール測定装置310の動作は、以下に述べる動作を除いて、第1の実施の形態に係る呼気中アルコール測定装置10(図1〜図3参照。)の動作(図6参照。)と同様である。
呼気中アルコール測定装置310の制御部22は、呼気温度センサー14によって呼気を検出しなかったとS57において判断すると、リーダーライター311がICチップ341を検出している状態で、呼気圧力センサー15の出力値が所定の閾値以上であるか否かを判断する(S351)。
制御部22は、リーダーライター311がICチップ341を検出している状態で、呼気圧力センサー15の出力値が所定の閾値以上であるとS351において判断すると、S63の処理を実行する。
一方、制御部22は、リーダーライター311がICチップ341を検出していない状態であるとS351において判断するか、呼気圧力センサー15の出力値が所定の閾値未満であるとS351において判断すると、S66の処理を実行する。
また、制御部22は、S64の後、S64において検出されたアルコールの濃度が含まれているアルコール測定の結果に、リーダーライター311によってマウスピース340のICチップ341内から読み取った個人特定情報を含める(S352)。なお、制御部22は、リーダーライター311によってICチップ341内から個人特定情報が読み取れなかった場合、S64において検出されたアルコールの濃度が含まれているアルコール測定の結果に、個人を特定することができなかった旨の情報を含める。
次いで、制御部22は、S352において生成したアルコール測定の結果を出力する(S353)。ここで、アルコール測定の結果の出力方法は、種々の方法が採用されることができる。例えば、アルコール測定の結果の出力方法は、表示部17による表示、スピーカー18による音声出力、外部インターフェイス20を介した外部の情報処理装置への例えば電子メールによる通知、外部インターフェイス20を介した外部のプリンターによる印刷出力、不揮発性メモリー21への記録のうち、少なくとも1種類以上の方法が採用されることができる。
呼気中アルコール測定装置310は、第1の実施の形態に係る呼気中アルコール測定装置10(図1〜図3参照。)が有する効果に加えて、以下の効果を有している。
呼気中アルコール測定装置310は、リーダーライター311の出力に基づいて吹き掛けモードおよび吹き込みモードを制御部22が切り替える(S351)ので、ケース30にマウスピース340が挿し込まれているか否かによって吹き掛けモードおよび吹き込みモードを自動的に切り替えることができる。したがって、呼気中アルコール測定装置310は、利用者の操作を容易化することができる。例えば、呼気中アルコール測定装置310は、吹き掛けモードおよび吹き込みモードを利用者の明示的な操作によって切り替えるためのモード切り替えスイッチをケース30上に備えていて、利用者によるモード切り替えスイッチの明示的な操作によって吹き掛けモードおよび吹き込みモードを切り替える構成である場合、利用者の操作ミスが発生し得る。しかしながら、呼気中アルコール測定装置310は、ケース30にマウスピース340が挿し込まれているか否かによって吹き掛けモードおよび吹き込みモードを自動的に切り替えることができるので、利用者の操作ミスの可能性を低減することができる。
また、呼気中アルコール測定装置310は、ケース30にマウスピース340が挿し込まれていることをマウスピース340のICチップ341によって検出することができるだけでなく、アルコール測定の結果に含める個人特定情報をマウスピース340のICチップ341によって取得することもできる。
なお、呼気中アルコール測定装置310は、S57の処理を「呼気温度センサー14によって呼気を検出したか否かを判断する処理」から、「リーダーライター311がICチップ341を検出していない状態で、呼気圧力センサー15の出力値が所定の閾値以上であるか否かを判断する処理」に変更しても良い。すなわち、制御部22は、リーダーライター311がICチップ341を検出していない状態で、呼気圧力センサー15の出力値が所定の閾値以上であるとS57において判断すると、S58を実行し、リーダーライター311がICチップ341を検出している状態であるとS57において判断するか、呼気圧力センサー15の出力値が所定の閾値未満であるとS57において判断すると、S351の処理を実行するようになっていても良い。このようになっている場合、呼気中アルコール測定装置310は、呼気温度センサー14を備えていなくても良い。
また、呼気中アルコール測定装置310は、本実施の形態において吹き込みモードのアルコール測定の結果にICチップ341内の個人特定情報を含めるようになっているが、吹き掛けモードのアルコール測定の結果にもICチップ341内の個人特定情報を含めるようになっていても良い。
(第5の実施の形態)
まず、本実施の形態に係る呼気中アルコール測定装置の構成について説明する。
図19は、本実施の形態に係る呼気中アルコール測定装置410のブロック図である。
図19に示すように、呼気中アルコール測定装置410の構成は、以下に述べる構成を除いて、第1の実施の形態に係る呼気中アルコール測定装置10(図1〜図3参照。)の構成と同様である。
呼気中アルコール測定装置410は、吹き掛けモードおよび吹き込みモードを利用者の明示的な操作によって切り替えるためのモード切り替えスイッチ411を備えている。
モード切り替えスイッチ411は、押された状態、すなわち、オン状態である場合に、吹き込みモードに対応しており、押されていない状態、すなわち、オフ状態である場合に、吹き掛けモードに対応している。また、モード切り替えスイッチ411は、押されていない場合に、図示していない弾性部材の付勢力によって飛び出た状態に維持されるようになっている。モード切り替えスイッチ411は、ケース30の表面など、利用者によって操作可能である位置に配置されている。
次に、呼気中アルコール測定装置410の動作について説明する。
図20は、呼気中アルコール測定装置410の動作のフローチャートである。
図20に示すように、呼気中アルコール測定装置410の動作は、以下に述べる動作を除いて、第1の実施の形態に係る呼気中アルコール測定装置10(図1〜図3参照。)の動作(図6参照。)と同様である。
呼気中アルコール測定装置410の制御部22は、呼気温度センサー14によって呼気を検出しなかったとS57において判断すると、モード切り替えスイッチ411がオン状態で、呼気圧力センサー15の出力値が所定の閾値以上であるか否かを判断する(S451)。
制御部22は、モード切り替えスイッチ411がオン状態で、呼気圧力センサー15の出力値が所定の閾値以上であるとS451において判断すると、S63の処理を実行する。
一方、制御部22は、モード切り替えスイッチ411がオフ状態であるとS451において判断するか、呼気圧力センサー15の出力値が所定の閾値未満であるとS451において判断すると、S66の処理を実行する。
呼気中アルコール測定装置410は、第1の実施の形態に係る呼気中アルコール測定装置10(図1〜図3参照。)が有する効果と同様の効果を有している。
なお、呼気中アルコール測定装置410は、S57の処理を「呼気温度センサー14によって呼気を検出したか否かを判断する処理」から、「モード切り替えスイッチ411がオフ状態で、呼気圧力センサー15の出力値が所定の閾値以上であるか否かを判断する処理」に変更しても良い。すなわち、制御部22は、モード切り替えスイッチ411がオフ状態で、呼気圧力センサー15の出力値が所定の閾値以上であるとS57において判断すると、S58を実行し、モード切り替えスイッチ411がオン状態であるとS57において判断するか、呼気圧力センサー15の出力値が所定の閾値未満であるとS57において判断すると、S451の処理を実行するようになっていても良い。このようになっている場合、呼気中アルコール測定装置410は、呼気温度センサー14を備えていなくても良い。
10 呼気中アルコール測定装置
11 アルコールセンサー
14 呼気温度センサー(挿し込み検出手段、吹き掛け用呼気センサー)
15 呼気圧力センサー(呼気センサー)
22 制御部
30 ケース
33a 挿し込み空間
34 吹き掛け口
40 マウスピース
110 呼気中アルコール測定装置
111 検出スイッチ(挿し込み検出手段)
210 呼気中アルコール測定装置
211 光電センサー(挿し込み検出手段)
310 呼気中アルコール測定装置
311 リーダーライター(挿し込み検出手段、ICチップリーダー)
340 マウスピース
341 ICチップ
410 呼気中アルコール測定装置

Claims (6)

  1. 呼気に含まれるアルコールの濃度を検出するアルコールセンサーと、前記アルコールセンサーを収納するケースと、呼気に含まれるアルコールの濃度の測定であるアルコール測定を前記アルコールセンサーを用いて実行する制御部とを備えており、
    前記ケースは、マウスピースが挿し込まれる空間である挿し込み空間と、吹き掛けられた呼気を内部に通すための穴である吹き掛け口とが形成されており、
    前記制御部は、前記マウスピースを介さずに前記吹き掛け口に吹き掛けられた呼気に対して前記アルコール測定を実行する吹き掛けモードと、前記挿し込み空間に挿し込まれた前記マウスピースを介して前記ケース内に吹き込まれた呼気に対して前記アルコール測定を実行する吹き込みモードとを動作モードとして備えており、前記吹き掛けモードと、前記吹き込みモードとで前記アルコール測定の結果の出力内容を異ならせることを特徴とする呼気中アルコール測定装置。
  2. 前記挿し込み空間に前記マウスピースが挿し込まれている状態と、前記挿し込み空間に前記マウスピースが挿し込まれていない状態とで出力が異なる挿し込み検出手段を備えており、
    前記制御部は、前記挿し込み検出手段の出力に基づいて前記吹き掛けモードおよび前記吹き込みモードを切り替えることを特徴とする請求項1に記載の呼気中アルコール測定装置。
  3. 前記吹き掛け口に吹き掛けられた呼気を検出する吹き掛け用呼気センサーを前記挿し込み検出手段の少なくとも1つとして備えており、
    前記吹き掛け用呼気センサーは、前記挿し込み空間に挿し込まれた前記マウスピースを介して前記ケース内に吹き込まれた呼気の前記マウスピースから前記アルコールセンサーまでの流路上以外の位置であって、前記吹き掛け口に吹き掛けられた呼気の前記吹き掛け口から前記吹き掛け用呼気センサーまでの流路の少なくとも一部に前記挿し込み空間の少なくとも一部が重なる位置に配置されていることを特徴とする請求項2に記載の呼気中アルコール測定装置。
  4. 呼気を検出する呼気センサーを備えており、
    前記制御部は、前記呼気センサーの出力に基づいて前記吹き込みモードを実行し、
    前記呼気センサーは、前記吹き掛け口に吹き掛けられた呼気を前記吹き掛け用呼気センサーより後に検出する位置に配置されていることを特徴とする請求項3に記載の呼気中アルコール測定装置。
  5. ICチップを備えている前記マウスピースの前記ICチップ内の情報を読み取るICチップリーダーを前記挿し込み検出手段の少なくとも1つとして備えており、
    前記ICチップリーダーは、前記マウスピースが前記挿し込み空間に挿し込まれている場合に前記マウスピースの前記ICチップ内の情報を読み取り可能である位置に配置されており、
    前記制御部は、個人を特定するための情報が前記ICチップに含まれている場合に、この情報を含めた前記アルコール測定の結果を出力することを特徴とする請求項2から請求項4までの何れかに記載の呼気中アルコール測定装置。
  6. 前記制御部は、前記吹き掛けモードにおいて前記アルコール測定の結果をアルコールの濃度に基づいた評価で出力し、前記吹き込みモードにおいて前記アルコール測定の結果をアルコールの濃度で出力することを特徴とする請求項1から請求項5までの何れかに記載の呼気中アルコール測定装置。
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