JP4996687B2 - 歯科用複合撮影装置{compleximagingsystemfordental} - Google Patents

歯科用複合撮影装置{compleximagingsystemfordental} Download PDF

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Description

本発明は、歯科用複合撮影装置に関し、より詳しくは、一つの装備でコンピュータ断層撮影(CT)及びパノラマ(Panorama)撮影を遂行すると共にセファロ(Cephalography)撮影を同時に遂行することができる歯科用複合撮影装置に関する。
歯科では従来から治療や歯列矯正時に歯科用X線映像撮影装備を用いて歯牙及び歯槽骨の全体的な構造を撮影するパノラマ映像(panoramic x−ray image)、患者の頭部及び顎骨部位の前方から後方、後方から前方、左側及び右側で撮影するセファロ映像(cephalogramまたはcephalometric image)、患者の口腔内にX線ビームを受光する小さいセンサ(イントラオーラルセンサ、intraoral sensor)を挿入して、幅の狭いX線ビームを口腔外で照射して撮影する方法などを活用してきている。
そのうち、パノラマ映像は、歯牙及び歯槽骨の全域を平面的に観察することはできるが、歯牙が前後方に微少に傾いたり歯列一部分の不正咬合を判別できない場合もあり、セファロ映像は上述したパノラマ映像の短所を補完することはできるが、歯牙及び歯槽骨の全域を一度に把握できない短所がある。
従って、パノラマ映像とセファロ映像は、上記のような相補的な性格により同時に活用される場合が多いため、パノラマ映像撮影装置にセファロ用ディテクタを装着して、パノラマ映像撮影に使われるX線照射装置でセファロ映像も撮影することができる歯科用X線映像撮影装置の使用が増加している趨勢である。
一方、上述したようなパノラマ映像とセファロ映像は、2次元投影データを用いるものである。従って、単純2次元投影映像のみを見るため、映像重複現象のため、歯科疾患に対する診断に難しさがあって、近には3次元コンピュータ断層撮影装置が開発普及されている。
歯科用コンピュータ断層撮影は、撮影しようとする物体周囲の数十〜数百個の投影データをコンピュータを用いて数学的に再構成して物体内部の断層映像を得る技法である。
従来技術にともなう歯科用コンピュータ断層撮影装置及びパノラマ撮影装置は各々の機能のみのための専用機器として使われている。
即ち、被撮影者が断層映像やパノラマ映像を撮影した後にセファロ撮影をする場合には被撮影者がセファロ映像を得ることができる位置に移動したり別途の装置を用いて既存の撮影装置に付着して使用した。
従って、撮影者及び被撮影者は、断層映像やパノラマ撮影と、セファロ撮影のために各々の撮影装置に移動したり新しい装置を付着しなければならない不便な問題点を内包している。
本発明は、上記のような問題点を解決するために案出されたものであって、本発明の目的は、撮影者及び被撮影者の位置移動無しに、断層撮影、パノラマ撮影及びセファロ撮影を遂行することができるようにした歯科用複合撮影装置を提供することである。
本発明に係る歯科用複合撮影装置によると、コンピュータ断層撮影、パノラマ撮影、セファロ撮影を実施する場合、各々の撮影のための複数の装備が必要でないため、医者及び患者に一層便利さと経済的利益を与えることができる効果がある。
本発明に係る歯科用複合撮影装置を示した斜視図である。 本発明に係る歯科用複合撮影装置の支持部を示した斜視図である。 本発明に係る歯科用複合撮影装置の伸縮部を示した斜視図である。 本発明に係る歯科用複合撮影装置で放射線発生部を示した斜視図である。 本発明に係る歯科用複合撮影装置で検出部を示した斜視図である。 ないし 本発明に係る歯科用複合撮影装置のコンピュータ断層撮影時の状態を示した作動状態図である。 ないし 本発明に係る歯科用複合撮影装置のセファロ撮影時の状態を示した作動状態図である。 ないし 本発明に係る歯科用複合撮影装置のパノラマ撮影時の状態を示した作動状態図である。
上記の目的を達成するための本発明の一実施例にともなう歯科用複合撮影装置は、地面に安着するベースと、上記ベースの上側に設けられて被撮影者が撮影を待機する椅子部と、上記椅子部に隣接して上記ベースに設けられる柱と、上記柱の上部から被撮影者側に延ばされる支持部と、上記支持部の下部に回転可能に結合され、伸縮可能に設けられる伸縮部と、上記伸縮部の一側下部に設けられ、上記伸縮部の伸縮に伴って移動され、コンピュータ断層撮影、セファロ撮影、パノラマ撮影に伴って選択される放射線を放出する放射線放出部と、上記伸縮部の他側に上記放射線放出部に対向される方向に設けられ、上記放射線放出部で、コンピュータ断層撮影、セファロ撮影、パノラマ撮影に伴って選択的に放出される上記放射線を各々検出する放射線検出部と、上記放射線検出部で検出される撮影情報を読み取る制御部と、を備える歯科用複合撮影装置において、上記支持部は、上記支持部の外形を形成して、下面に上記伸縮部が連結されるための長孔が形成される支持部ハウジングと、上記支持部ハウジングの内側に設けられて上記伸縮部を回転させ、上記伸縮部の回転中心を直線移動させる伸縮部駆動部と、を備えることを特徴とする。
上記支持部は、上記支持部の外形を形成して、下面に上記伸縮部が連結されるための長孔が形成される支持部ハウジングと、上記支持部ハウジングの内側に設けられて上記伸縮部を回転させ、上記伸縮部の回転中心を直線移動させる伸縮部駆動部と、を備える。
上記伸縮部駆動部は、上記伸縮部の回転中心が結合されて上記伸縮部を回転させるための回転モータが設けられる移送ボディと、上記移送ボディの一側に結合されて上記移送ボディの直線往復移動経路を案内するガイドと、上記移送ボディの他側に結合されて上記ガイドに案内される移送ボディを直線往復移送させる移送部と、を備える。
上記伸縮部駆動部は、上記コンピュータ断層撮影時、上記移送ボディの直線往復移送は固定され、上記伸縮部のみを回転させ、上記伸縮部の下部に設けられる上記放射線放出部と上記放射線検出部が円形の軌跡を形成させる。
上記伸縮部駆動部は、上記パノラマ撮影時、上記移送ボディが直線往復移送されると共に上記伸縮部が回転されながら上記伸縮部の下部に設けられる上記放射線放出部と上記放射線検出部が楕円形の軌跡を形成させる。
上記伸縮部駆動部は、上記セファロ撮影時、上記移送ボディの直線往復移送が固定されると共に上記伸縮部が回転も固定される。
上記伸縮部は、上記支持部により回転可能に結合され、その下部に上記放射線検出部が設けられる固定端と、上記固定端に対してスライド移動可能に設けられ、その下部に上記放射線放出部が設けられる伸縮端と、上記固定端の内側両面と、上記伸縮端の外側両面に設けられて上記伸縮端の伸縮経路を案内するガイドバーと、を備える。
上記放射線放出部は、上記放射線を発生する放射線ソースと、上記放射線ソースで発生される放射線をコンピュータ断層撮影、セファロ撮影、パノラマ撮影に伴って選択的に放射線の断面積を変化させて放出する放射線シャッタと、を備える。
上記放射線シャッタは、コンピュータ断層撮影時、コンピュータ断層撮影に必要な放射線を放出するコンピュータ断層撮影用スリットと、セファロ撮影時、セファロ撮影に必要な放射線を放出するセファロ撮影用スリットと、パノラマ撮影時、パノラマ撮影に必用な放射線を放出するパノラマ撮影用スリットが形成され、鉛(Pb)材質で形成されるシャッタ本体と、上記シャッタ本体の両側にスライド移動可能に結合されて上記シャッタ本体を垂直方向にスライド移動させる一対の垂直ガイドと、を備える。
地面に安着するベースと、上記ベースの上側に設けられて被撮影者が撮影を待機する椅子部と、上記椅子部に隣接して上記ベースに設けられる柱と、上記柱の上部から被撮影者側に延ばされる支持部と、上記支持部の下部に回転可能に結合され、伸縮可能に設けられる伸縮部と、上記伸縮部の一側下部に設けられ、上記伸縮部の伸縮に伴って移動され、コンピュータ断層撮影、セファロ撮影、パノラマ撮影に伴って選択される放射線を放出する放射線放出部と、上記伸縮部の他側に上記放射線放出部に対向される方向に設けられ、上記放射線放出部でコンピュータ断層撮影、セファロ撮影、パノラマ撮影に伴って選択的に放出される上記放射線を各々検出する放射線検出部と、上記放射線検出部で検出される撮影情報を読み取る制御部と、を備える歯科用複合撮影装置において、上記放射線検出部は、伸縮部の下部で延ばされるスライドバーと、上記スライドバーにスライド移動可能に設けられる昇降体と、上記スライドバーと上記昇降体間に設けられて上記昇降体をスライドバーに沿って垂直移送させる昇降部と、上記放射線放出部に対向される上記昇降体の一面に回転可能に設けられる長方形のディテクタと、を備える。
上記昇降体の一面に設けられるブラケットと、上記ブラケットに回動可能に設けられる上記ディテクタと、上記ブラケットに設けられて上記ディテクタを回転させる回動モータと、を備える。
上記ディテクタは、上記コンピュータ断層撮影時、水平状態に位置して、上記伸縮部が回転されることによって上記放射線放出部で放出される映像を得る。
上記ディテクタは、上記コンピュータ断層撮影時、撮影しようとする位置に垂直移動して放射線を検出して所望の部分の映像を得る。
上記ディテクタは、上記セファロ撮影時、上記放射線放出部で放出される放射線を上記スライドバーに沿って移送される上記昇降体のように垂直移送されながら、上記ディテクタの検出領域に該当する領域ほどを検出して、上記ディテクタの検出領域に該当する領域ほど垂直移動をして被撮影者の頭部全体映像を得る。
上記ディテクタは、上記パノラマ撮影時、垂直状態に回転されて位置して、上記伸縮部が回転されることによって上記放射線放出部で放出される放射線をディテクタの一部行のみを用いて検出する。
以下、添付図面を参照して本発明に係る歯科用複合撮影装置を詳細に説明する。
本発明を説明するにあたって、各構成要素の名称は、本発明における機能を考慮して定義されたものであって、本発明の技術的構成要素を限定する意味で理解されてはならず、定義された各々の名称は当業界で他の名称で呼ばれることができる。また、各々の構成要素に付加された符号は、説明の便宜のために記載されたものであって、これらの符号が記載された図面上の図示内容が各々の構成要素を図面内の範囲に限定しない。また、これらの機能的類似性及び同一性があれば、変形された実施例を採用しても均等な構成であるとみることができ、図面上の構成を一部変形した実施例が採用されても機能的類似性及び同一性があれば、均等な構成であるとみることができる。
まず、添付した図面を参照して本発明に係る歯科用複合撮影装置を簡略に説明する。
図1は、本発明に係る歯科用複合撮影装置を示した斜視図である。
図示した通り、本発明に係る歯科用複合撮影装置(100)は、地面に安着するベース(110)と、ベース(110)の上側に設けられて被撮影者(未図示)が撮影を待機する椅子部(120)と、椅子部(120)に隣接してベース(110)に設けられる柱(130)と、柱(130)の上部から被撮影者側に延ばされる支持部(140)と、支持部(140)の下部に回転可能に結合され、長さ方向に伸縮可能に設けられる伸縮部(150)と、伸縮部(150)の一側下部に設けられ、伸縮部(150)の伸縮に伴って移動され、コンピュータ断層撮影、セファロ撮影、パノラマ撮影に伴って選択される放射線を放出する放射線放出部(160)と、伸縮部(150)の他側に放射線放出部(160)に対向される方向に設けられて放射線放出部(160)でコンピュータ断層撮影、セファロ撮影、パノラマ撮影に伴って選択的に放出される放射線を各々検出する放射線検出部(170)を備えて、各構成部の作動と、放射線検出部(170)で検出される撮影情報を読み取る制御部(未図示)と、を備える。
上記ベース(110)は、椅子部(120)と支持部(140)が一定の間隔を維持して固定されるためのものであって、別途の板形態で形成されることができる。然しながら、必要に応じて椅子部(120)と支持部(140)が建物の底に設けられてもよい。また、椅子部(120)と支持部(140)が各々分離されて椅子部(120)は建物の底面に設けられて支持部(140)は建物の壁面に各々設けられてもよい。
上記椅子部(120)は、コンピュータ断層撮影、セファロ撮影、パノラマ撮影を実施する被撮影者が安着するためのものであって、被撮影者が着席する椅子(122)と被撮影者の身体条件に応じて椅子部(120)の高さを調節する乗降装置(124)が設けられる。乗降装置(124)は、電気的制御が可能なモータ及び乗降装置で設けられることができ、このような乗降装置(124)は制御部(未図示)により制御されるように設けられるのが望ましい。
一方、椅子部(120)の背もたれの上段には撮影を遂行する被撮影者の後頭部を支持する支え部(未図示)を備えることができる。また、支え部は、椅子(122)の背もたれ部に設けられることができるが、後述する支持部(140)の回転中心の下部に支持部(140)に対して回転されて被撮影者の頭部を固定するように設けられることができる。このような、支え部は多様な実施例により変更されることができ、詳細な説明は省略する。
上記柱(130)は、ベースの一側に固定されて支持部(140)を支持するためのものであって、支持部(140)を椅子部(120)に着席した被撮影者の頭部の高さに対応されるように支持する。また、このような柱(130)には柱の上段に支持される支持部(140)の高さを調節するための別途の乗降装置(未図示)が設けられることができ、昇降装置により伸縮部(150)に設けられる放射線放出部(160)と、放射線検出部(170)を被撮影者の頭部の高さに対応される高さに位置させることができる。
上記支持部(140)は、一端が柱(130)の上段に支持されて伸縮部(150)を支持すると共に伸縮部(150)を軌跡を円形に回転させたり楕円形状に回転させるためのものである。
以下、添付した図2を参照して支持部(140)を詳細に説明する。図2は、本発明に係る歯科用複合撮影装置(100)の支持部(140)を示した斜視図である。
図2に示したように、本発明に係る歯科用複合撮影装置(100)の支持部(140)は、外形を形成して、下面に伸縮部(150)が連結されるための長孔(141)が形成される支持部ハウジング(140a)と、支持部ハウジング(140a)の内側に設けられて伸縮部(150)を回転及び直線移動させる伸縮部駆動部(142)と、を備える。
ここで、伸縮部駆動部(142)は、伸縮部(150)を回転させると共に伸縮部(150)の回転中心を直線方向に移動させて伸縮部(150)の両端に設けられる放射線放出部(160)と放射線検出部(170)により形成される軌跡の形状が円形または楕円形で形成されるようにする。
このような伸縮部駆動部(142)は、伸縮部(150)の回転中心が結合されて伸縮部(150)を回転させる移送ボディ(143)と、移送ボディ(143)の一側に結合されて移送ボディの移動経路を案内するガイド(146)と、移送ボディ(143)の他側に結合されてガイド(146)に案内される移送ボディ(143)を移送させる移送部(147)と、を備える。ここで、移送ボディ(143)には、伸縮部(150)を回転させるための回転モータ(144)と、回転モータ(144)の動力を伸縮部(150)の回転軸(未図示)に伝達するためのベルト及びプーリなどの動力伝達装置(145)と、が設けられ、移送部(147)は、移送ボディ(143)が移送可能に結合される水平ボールスクリュー(148)及び水平ボールスクリュー(148)に回転力を付与する水平移送駆動モータ(149)を備える。
また、回転モータ(144)の作動により伸縮部(150)が回転されながら放射線放出部(160)と、放射線検出部(170)が円形の軌跡を形成して、移送部(147)の作動により移送ボディ(143)が直線往復移送されながら放射線放出部(160)と、放射線検出部(170)が楕円形の軌跡を形成しながら回転される。
上記伸縮部(150)は、支持部の伸縮部駆動部(142)に連結されて回転されると共にコンピュータ断層撮影及びパノラマ撮影時には放射線放出部(160)と放射線検出部(170)間の距離を縮小させ、セファロ撮影時には放射線放出部(160)と放射線検出部(170)間の距離を拡大させるためのものである。
以下、添付した図3を参照して伸縮部(150)を詳細に説明する。図3は、本発明に係る歯科用複合撮影装置の伸縮部を示した斜視図である。
図3に示したように、本発明に係る歯科用複合撮影装置(100)の伸縮部(150)は、支持部(140)の伸縮部駆動部(142)の回転中心に結合され、その下部に放射線検出部(170)が設けられる固定端(152)と、固定端(152)に対してスライド移動可能に設けられ、その下部に放射線放出部(160)が設けられる伸縮端(154)が設けられ、固定端(152)の内側両面と、伸縮端(154)の外側両面に設けられて伸縮端(154)の伸縮経路を案内するガイドバー(156)が設けられる。
ここで、固定端(152)は、所定の長さを有して内部に空間が形成されるケースタイプ形状で形成され、上部中央部は、支持部(140)に形成された長孔(141)を貫通して支持部(140)の伸縮部駆動部(142)に結合される回転軸(未図示)が設けられる。
また、固定端(152)の内側両面に設けられるガイドバー(156)は、各々一対のLMガイドが対向されるように結合されて設けられるものであって、固定端(152)の内側両面には各LMガイドが結合されるレールが形成され、伸縮端(154)の外側両面にも各LMガイドが結合されるレールが形成される。従って、固定端(152)に対して伸縮される伸縮端(154)の長さの変化は固定端(152)の長さに対して約3倍程度の長さに増えることができる。然しながら、ここで固定端(152)と伸縮端(154)の長さの変化を限定するのではなく、固定端(152)と伸縮端(154)間の長さは必要に応じて調節されることができる。
上記放射線放出部(160)は、コンピュータ断層撮影、セファロ撮影、パノラマ撮影を遂行する時、コンピュータ断層撮影、セファロ撮影、パノラマ撮影に必要な放射線を選択的に放出するためのものである。
以下、添付した図4を参考して放射線放出部(160)を詳細に説明する。図4は、本発明に係る歯科用複合撮影装置で放射線発生部を示した斜視図である。
図4に示したように、本発明に係る歯科用複合撮影装置(100)の放射線放出部(160)は、反射線を発生する放射線ソース(161)と、放射線ソース(161)で発生される放射線をコンピュータ断層撮影、セファロ撮影、パノラマ撮影に伴って選択的に放射線の断面積を変化させて放出する放射線シャッタ(162)と、を備える。
ここで、放射線ソース(161)は、ジェネレータ(Generator)と、高電圧供給装置(High Voltage System)と、冷却装置(Cooling System)などを含む。このような、放射線ソース(161)を構成する各構成部は公知の技術であるため、詳細な説明は省略する。
また、放射線シャッタ(162)は、放射線ソース(161)の放射線放出部(未図示)に設けられて放出される放射線の断面積を変化させて放出するものであって、放射線の漏れを防止するために鉛(Pb)材質で形成され、多数の放射線放出スリットが形成されるシャッタ本体(163)と、シャッタ本体(163)の両側にスライド移動可能に結合されてシャッタ本体(163)を垂直方向にスライド移動させる一対の垂直ガイド(167)と、を備える。
ここで、シャッタ本体(163)には、コンピュータ断層撮影時、コンピュータ断層撮影に必要な放射線を放出するコンピュータ断層撮影用スリット(164)と、セファロ撮影時、セファロ撮影に必要な放射線を放出するセファロ撮影用スリット(165)と、パノラマ撮影時、パノラマ撮影に必用な放射線を放出するパノラマ撮影用スリット(166)と、が形成される。
一方、各スリット(164、165、166)の形状は必要に応じて修正されて形成されることができるが、概略的にコンピュータ断層撮影用スリット(164)は水平方向の長孔で形成され、セファロ撮影用スリット(165)は垂直方向に長さを有する矩形形状で形成され、パノラマ撮影用スリット(166)は垂直方向の長孔で形成される。
上記放射線検出部(170)は、コンピュータ断層撮影、セファロ撮影、パノラマ撮影時、放射線放出部(160)から選択的に放出される放射線をコンピュータ断層撮影、セファロ撮影、パノラマ撮影に伴って選択的に検出するためのものである。
以下、添付した図5を参照して放射線検出部(170)を詳細に説明する。図5は、本発明に係る歯科用複合撮影装置で検出部を示した斜視図である。
図5に示したように、本発明に係る歯科用複合撮影装置(100)の放射線検出部(170)は、伸縮部(150)の固定端(152)の下部で延ばされるスライドバー(171)と、上記スライドバー(171)にスライド移動可能に設けられる昇降体(172)と、スライドバー(171)と昇降体(172)間に設けられて昇降体(172)をスライドバー(171)に沿って垂直移送させる昇降部(173)と、昇降体(172)の一面(放射線放出部(160)に対向される一面)に回転可能に設けられるディテクタ(176)と、を備える。
ここで、昇降部(173)は、スライドバー(171)にスライド移動可能に結合される昇降体(172)をスライドバー(171)に沿って移動させるためのものであって、スライドバー(171)に並んで設けられる垂直ボールスクリュー(174)と、垂直ボールスクリュー(174)に動力を伝達するための垂直移送駆動モータ(175)と、を備える。
また、ディテクタ(176)は、昇降体(172)の一面に設けられるブラケット(177)に回動可能に設けられ、ブラケット(177)の対向面にはディテクタ(176)を回動させるための回動モータ(178)がさらに設けられる。このような、ディテクタ(176)は矩形態の長方形に設けられ、コンピュータ断層撮影及びセファロ撮影時には水平状態を維持して、パノラマ撮影時には垂直状態に回動される。
ここで、ディテクタ(176)は、放射線が入射されることによってイオン化、放出、化学変化、発熱、飛跡の形成、感光などの現状を用いて放射線を感知するものであって、検出される放射線の量をデジタル化することができる配列型(array)X線感知素子を使用する。このような、放射線検出器の配列型(array)X線感知素子は公知の技術であるため、詳細な説明は省略する。
これに伴い、本発明に係る歯科用複合撮影装置の作動を実施例を介して詳細に説明する。以下で言及される各々の要素は上述した説明と図面を参照して理解すべきである。
ここで、本発明に係る歯科用複合撮影装置は、簡単な操作によりコンピュータ断層撮影、セファロ撮影、パノラマ撮影を実施することができるように設けられる。ここに、各々の撮影を一例として各撮影方法を詳細に説明する。
まず、本発明に係る歯科用複合撮影装置を用いてコンピュータ断層撮影を実施する場合を添付した図面を参照して詳細に説明する。
図6ないし図10は、本発明に係る歯科用複合撮影装置のコンピュータ断層撮影時の状態を示した作動状態図である。
ここで、図6は、コンピュータ断層撮影を実施する場合、歯科用複合撮影装置の設置状態を示したものであって、図7は、コンピュータ断層撮影を実施する場合、歯科用複合撮影装置の放射線発生部の設置状態を示したものであって、図8は、コンピュータ断層撮影を実施する場合、歯科用複合撮影装置の放射線検出部の設置状態を示したものであって、図9及び図10は、コンピュータ断層撮影を実施する場合、放射線発生部と放射線検出部の相互関係を示したものである。
図6に示したように、コンピュータ断層撮影の場合には歯科用複合撮影装置(100)の伸縮部(150)が縮小されて放射線放出部(160)と、放射線検出部(170)がコンピュータ断層撮影のための長さに縮小された状態を維持する。このとき、被撮影者の頭部は椅子部(120)を操作して放射線放出部(160)と放射線検出部(170)の中央部に位置するようにする。
一方、放射線放出部(160)の放射線シャッタ(162)は、シャッタ本体(163)が垂直ガイド(167)に沿って移動してコンピュータ断層撮影のためのコンピュータ断層撮影用スリット(164)を介して放射線が放出されるように位置する。(図7ご参照)
また、放射線検出部(170)のディテクタ(176)は水平状態に位置して、ディテクタ(176)の結合された昇降体(172)は、昇降部(173)の垂直ボールスクリュー(174)と垂直移送駆動モータ(175)により撮影しようとする位置に垂直移送して所望の部位が放射線領域に入るように位置する。(図8ないし図9ご参照)
以後、支持部(140)により回転可能に支持された伸縮部(150)が被撮影者の頭部を中心に伸縮部駆動部(142)により回転される。このとき、伸縮部駆動部(142)の移送ボディ(143)は、水平方向への移動が固定され、回転モータ(144)により伸縮部(150)が回転されながら、円形の軌跡を形成して360°回転される。(図10ご参照)
また、伸縮部(150)が回転されることによって放射線放出部(160)に設けられた放射線シャッタ(162)のコンピュータ断層撮影用スリット(164)で放射線が放出され、放出された放射線は、被撮影者の頭部を通過して放射線検出部(170)のディテクタにより検出される。一方、放射線検出部(170)のディテクタで検出されるデータは、制御部(未図示)に読み取られて別途のディスプレー装置(未図示)を介して出力される。
以下、本発明に係る歯科用複合撮影装置を用いてセファロ撮影を実施する場合を添付した図面を参照して詳細に説明する。
図11ないし図14は、本発明に係る歯科用複合撮影装置のセファロ撮影時の状態を示した作動状態図である。
ここで、図11は、セファロ撮影を実施する場合、歯科用複合撮影装置の設置状態を示したものであって、図12は、セファロ撮影を実施する場合、歯科用複合撮影装置の放射線発生部の設置状態を示したものであって、図13は、セファロ撮影を実施する場合、歯科用複合撮影装置の放射線検出部の作動状態を示したものであって、図14は、セファロ撮影を実施する場合、放射線発生部と放射線検出部の相互関係を示したものである。
図11に示したように、セファロ撮影の場合には歯科用複合撮影装置(100)の伸縮部(150)が延ばされながら放射線放出部(160)と放射線検出部(170)がセファロ撮影のための隔離距離(ここで、隔離距離は放射線放出部(160)のセファロ撮影用スリット(165)と、放射線検出部(170)のディテクタ(176)表面の長さが1649mmで形成されることができる)で広くなる。このとき、被撮影者の頭部は、椅子部(120)を操作して放射線検出部(170)のディテクタ(176)に近接して位置するようにする。
一方、放射線放出部(160)の放射線シャッタ(162)は、シャッタ本体(163)が垂直ガイド(167)に沿って移動してセファロ撮影のためのセファロ撮影用スリット(165)を介して放射線が放出されるように位置する。(図12ご参照)
また、放射線検出部(170)のディテクタ(176)は水平状態に位置して、ディテクタ(176)の結合された昇降体(172)は、昇降部(173)の垂直ボールスクリュー(174)と垂直移送駆動モータ(175)により垂直移送されて撮影領域のもっとも下側から上側(または上側から下側)に放出部(160)のセファロ撮影用スリット(165)と同期を合わせて移送されて撮影をする。(図13ご参照)
また、放射線放出部(160)に設けられた放射線シャッタ(162)のセファロ撮影用スリット(165)で放射線が放出され、放出された放射線は被撮影者の頭部を通過して放射線検出部(170)側に放出される。同時に、放射線検出部(170)の昇降体(172)が昇降部(173)の垂直ボールスクリュー(174)と垂直移送駆動モータ(175)により垂直上方向(または下方向)に移動される。
また、ディテクタ(176)は、ディテクタ(176)に検出領域に該当する領域ほどを検出して、ディテクタ(176)の検出領域に該当する領域ほど垂直移動をし、これを反復的に遂行して被撮影者の頭部を通過した放射線を検出する。
一方、放射線検出部(170)のディテクタ(176)で検出されるデータは、制御部(未図示)に読み取られて別途のディスプレー装置(未図示)を介して出力される。
以下、本発明に係る歯科用複合撮影装置を用いてパノラマ撮影を実施する場合を添付した図面を参照して詳細に説明する。
図15ないし図19は、本発明に係る歯科用複合撮影装置のパノラマ撮影時の状態を示した作動状態図である。
ここで、図15は、パノラマ撮影を実施する場合、歯科用複合撮影装置の設置状態を示したものであって、図16は、パノラマ撮影を実施する場合、歯科用複合撮影装置の放射線発生部の設置状態を示したものであって、図17は、パノラマ撮影を実施する場合、歯科用複合撮影装置の放射線検出部の作動状態を示したものであって、図18及び19は、パノラマ撮影を実施する場合、放射線発生部と放射線検出部の相互関係を示したものである。
図15に示したように、パノラマ撮影の場合には、歯科用複合撮影装置(100)の伸縮部(150)が縮小されて放射線放出部(160)と、放射線検出部(170)がパノラマ撮影のための長さで縮小された状態を維持する。このとき、被撮影者の頭部は、椅子部(120)を操作して放射線検出部(170)のディテクタ(176)に近接して位置するようにする。
一方、放射線放出部(160)の放射線シャッタ(162)は、シャッタ本体(163)が垂直ガイド(167)に沿って移動されてパノラマ撮影のためのパノラマ撮影用スリット(166)を介して放射線が放出されるように位置する。(図16ご参照)
また、放射線検出部(170)のディテクタ(176)は、回動モータ(178)により回動されて垂直方向に回動された状態に位置して、ディテクタ(176)の結合された昇降体(172)は、昇降部(173)の垂直ボールスクリュー(174)と垂直移送駆動モータ(175)により垂直移送されながら、ディテクタ(176)の下段と放射線放出部(160)で放出される放射線の下段部が一致するように位置する。(図17ないし図18ご参照)
以後、支持部(140)により回転可能に支持された伸縮部(150)が被撮影者の頭部を中心に伸縮部駆動部(142)により回転される。
このとき、伸縮部駆動部(142)の移送ボディ(143)は、水平ボールスクリュー(148)と水平移送駆動モータ(149)によりガイド(146)に沿って水平往復移送されながら、移送ボディ(143)に設けられた回転モータ(144)により伸縮部(150)が回転されながら、楕円原形の軌跡を形成しながら回転される。このとき、形成される楕円は、被撮影者の頭部の断面形状に沿って形成されるものであって、ディテクタ(176)が被撮影者の頭部側面に沿って隣接した状態に回転されることによって形成されるものである。
(図19ご参照)
また、伸縮部(150)が回転されることによって放射線放出部(160)に設けられた放射線シャッタ(162)のパノラマ撮影用スリット(166)で放射線が放出され、放出された放射線は、被撮影者の頭部を通過して放射線検出部(170)のディテクタにより検出される。一方、放射線検出部(170)のディテクタ(176)で検出されるデータは、制御部(未図示)に読み取られて別途のディスプレー装置(未図示)を介して出力される。
一方、パノラマ撮影時にはディテクタ(176)の一部領域のみを選択的に使用してデータを獲得するようにすることができる。これは一般的な2次元(長方形)ディテクタの場合、映像獲得フレーム速度が通常的に秒当たり30フレーム以下で形成されるが、基本的にパノラマ映像を得るためには1次元線形(line)ディテクタを用いて撮影をすべきであるためである。
従って、長方形ディテクタ(176)の一部領域(望ましくは、縦方向の線形ディテクティング領域(176))を選択的に使用して選択されたディテクティング領域(176)で検出されるデータを高速に処理してパノラマ映像を取得することができる。また、選択されたディテクティング領域(176)で検出されるデータを高速処理するための別途の高速データ処理回路(未図示)が追加的に設けられることができる。
一方、上述したようなコンピュータ断層撮影、セファロ撮影、パノラマ撮影時には各々被撮影者の撮影位置が放射線検出部(170)の位置に応じて昇降されなければならず、これは椅子部(120)に設けられる乗降装置(124)により調節されることができる。
以上、考察した通り、本発明の望ましい実施例に対して詳細に記述したが、本発明の属する技術分野において通常の知識を有した者であれば、添付された請求範囲に定義された本発明の精神及び範囲を外れない限り、本発明を多様に変形して実施することができる。従って、本発明の今後の実施例の変更は本発明の技術を外れることができない。
例えば、本発明に係る歯科用複合撮影装置に他の付加的な機能を有した構成要素を追加したり、または他の構成要素に交替して実施することができる。然しながら、変形された他の実施例が本発明の必須構成要素を含むとすると、全て本発明の技術的範ちゅうに含まれるとみなすことができる。
100 歯科用複合撮影装置
110 ベース
120 椅子部
122 椅子
124 乗降装置
130 柱
140 支持部
140a 支持部ハウジング
141 長孔
142 伸縮部駆動部
143 移送ボディ
144 回転モータ
145 動力伝達装置
146 ガイド
147 移送部
148 水平ボールスクリュー
149 水平移送駆動モータ
150 伸縮部
152 固定端
154 伸縮端
156 ガイドバー
160 放射線放出部
161 放射線ソース
162 放射線シャッタ
163 シャッタ本体
164 コンピュータ断層撮影用スリット
165 セファロ撮影用スリット
166 パノラマ撮影用スリット
167 垂直ガイド
170 放射線検出部
171 スライドバー
172 昇降体
173 昇降部
174 垂直ボールスクリュー
175 垂直移送駆動モータ
176 ディテクタ
177 ブラケット
178 回動モータ

Claims (14)

  1. 地面に安着するベースと、
    上記ベースの上側に設けられて被撮影者が撮影を待機する椅子部と、
    上記椅子部に隣接して上記ベースに設けられる柱と、
    上記柱の上部から被撮影者側に延ばされる支持部と、
    上記支持部の下部に回転可能に結合され、伸縮可能に設けられる伸縮部と、
    上記伸縮部の一側下部に設けられ、上記伸縮部の伸縮に伴って移動され、コンピュータ断層撮影、セファロ撮影、パノラマ撮影に伴って選択される放射線を放出する放射線放出部と、
    上記伸縮部の他側に上記放射線放出部に対向される方向に設けられ、上記放射線放出部でコンピュータ断層撮影、セファロ撮影、パノラマ撮影に伴って選択的に放出される上記放射線を各々検出する放射線検出部と、
    上記放射線検出部で検出される撮影情報を読み取る制御部と、を備える歯科用複合撮影装置において、
    上記支持部は、
    上記支持部の外形を形成して、下面に上記伸縮部が連結されるための長孔が形成される支持部ハウジングと、
    上記支持部ハウジングの内側に設けられて上記伸縮部を回転させ、上記伸縮部の回転中心を直線移動させる伸縮部駆動部と、を備えることを特徴とする歯科用複合撮影装置。
  2. 請求項1において、
    上記伸縮部駆動部は、
    上記伸縮部の回転中心が結合されて上記伸縮部を回転させるための回転モータが設けられる移送ボディと、
    上記移送ボディの一側に結合されて上記移送ボディの直線往復移動経路を案内するガイドと、
    上記移送ボディの他側に結合されて上記ガイドに案内される移送ボディを直線往復移送させる移送部と、を備えることを特徴とする歯科用複合撮影装置。
  3. 請求項2において、
    上記伸縮部駆動部は、上記コンピュータ断層撮影時、上記移送ボディの直線往復移送は固定され、上記伸縮部のみを回転させ、上記伸縮部の下部に設けられる上記放射線放出部と上記放射線検出部が円形の軌跡を形成させることを特徴とする歯科用複合撮影装置。
  4. 請求項2において、
    上記伸縮部駆動部は、上記パノラマ撮影時、上記移送ボディが直線往復移送されると共に上記伸縮部が回転されながら上記伸縮部の下部に設けられる上記放射線放出部と上記放射線検出部が楕円形の軌跡を形成させることを特徴とする歯科用複合撮影装置。
  5. 請求項2において、
    上記伸縮部駆動部は、上記セファロ撮影時、上記移送ボディの直線往復移送が固定されると共に上記伸縮部が回転も固定されることを特徴とする歯科用複合撮影装置。
  6. 請求項1において、
    上記伸縮部は、
    上記支持部により回転可能に結合され、その下部に上記放射線検出部が設けられる固定端と、
    上記固定端に対してスライド移動可能に設けられ、その下部に上記放射線放出部が設けられる伸縮端と、
    上記固定端の内側両面と、上記伸縮端の外側両面に設けられて上記伸縮端の伸縮経路を案内するガイドバーと、を備えることを特徴とする歯科用複合撮影装置。
  7. 請求項1において、
    上記放射線放出部は、
    上記放射線を発生する放射線ソースと、
    上記放射線ソースで発生される放射線を、コンピュータ断層撮影、セファロ撮影、パノラマ撮影に伴って選択的に放射線の断面積を変化させて放出する放射線シャッタと、を備えることを特徴とする歯科用複合撮影装置。
  8. 請求項7において、
    上記放射線シャッタは、
    コンピュータ断層撮影時、コンピュータ断層撮影に必要な放射線を放出するコンピュータ断層撮影用スリットと、セファロ撮影時、セファロ撮影に必要な放射線を放出するセファロ撮影用スリットと、パノラマ撮影時、パノラマ撮影に必用な放射線を放出するパノラマ撮影用スリットが形成され、鉛(Pb)材質で形成されるシャッタ本体と、
    上記シャッタ本体の両側にスライド移動可能に結合されて上記シャッタ本体を垂直方向にスライド移動させる一対の垂直ガイドと、を備えることを特徴とする歯科用複合撮影装置。
  9. 地面に安着するベースと、
    上記ベースの上側に設けられて被撮影者が撮影を待機する椅子部と、
    上記椅子部に隣接して上記ベースに設けられる柱と、
    上記柱の上部から被撮影者側に延ばされる支持部と、
    上記支持部の下部に回転可能に結合され、伸縮可能に設けられる伸縮部と、
    上記伸縮部の一側下部に設けられ、上記伸縮部の伸縮に伴って移動され、コンピュータ断層撮影、セファロ撮影、パノラマ撮影に伴って選択される放射線を放出する放射線放出部と、
    上記伸縮部の他側に上記放射線放出部に対向される方向に設けられ、上記放射線放出部でコンピュータ断層撮影、セファロ撮影、パノラマ撮影に伴って選択的に放出される上記放射線を各々検出する放射線検出部と、
    上記放射線検出部で検出される撮影情報を読み取る制御部と、を備える歯科用複合撮影装置において、
    上記放射線検出部は、
    伸縮部の下部で延ばされるスライドバーと、
    上記スライドバーにスライド移動可能に設けられる昇降体と、
    上記スライドバーと上記昇降体間に設けられて上記昇降体をスライドバーに沿って垂直移送させる昇降部と、
    上記放射線放出部に対向される上記昇降体の一面に回転可能に設けられる長方形のディテクタと、を備えることを特徴とする歯科用複合撮影装置。
  10. 請求項9において、
    上記昇降体の一面に設けられるブラケットと、
    上記ブラケットに回動可能に設けられる上記ディテクタと、
    上記ブラケットに設けられて上記ディテクタ回転させる回動モータと、を備えることを特徴とする歯科用複合撮影装置。
  11. 請求項9において、
    上記ディテクタは、上記コンピュータ断層撮影時、水平状態に位置して、上記伸縮部が回転されることによって上記放射線放出部で放出される放射線を検出することを特徴とする歯科用複合撮影装置。
  12. 請求項9において、
    上記ディテクタは、上記セファロ撮影時、上記放射線放出部で放出される放射線を上記スライドバーに沿って移送される上記昇降体のように垂直移送されながら、上記ディテクタの検出領域に該当する領域ほどを検出して、上記ディテクタの検出領域に該当する領域ほど垂直移動をして上記放射線を検出することを特徴とする歯科用複合撮影装置。
  13. 請求項9において、
    上記ディテクタは、上記パノラマ撮影時、垂直状態に回転されて位置して、上記伸縮部が回転されることによって上記放射線放出部で放出される放射線を検出することを特徴とする歯科用複合撮影装置。
  14. 請求項9において、
    上記ディテクタは、上記パノラマ撮影時、垂直状態に回転されて位置して、上記ディテクタの縦方向の線形ディテクティング領域を選択的に使用して、上記選択されたディテクティング領域で検出されるデータを処理してパノラマ映像を取得することを特徴とする歯科用複合撮影装置。
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