JP4995653B2 - 炭素繊維前駆体扁平トウの梱包装置及び梱包方法 - Google Patents

炭素繊維前駆体扁平トウの梱包装置及び梱包方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4995653B2
JP4995653B2 JP2007173895A JP2007173895A JP4995653B2 JP 4995653 B2 JP4995653 B2 JP 4995653B2 JP 2007173895 A JP2007173895 A JP 2007173895A JP 2007173895 A JP2007173895 A JP 2007173895A JP 4995653 B2 JP4995653 B2 JP 4995653B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
flat
packing
tow
flat tow
roll
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2007173895A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009012882A (ja
Inventor
洋二 畑中
暁 加地
篤志 川村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Chemical Corp
Mitsubishi Rayon Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Chemical Corp
Mitsubishi Rayon Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Chemical Corp, Mitsubishi Rayon Co Ltd filed Critical Mitsubishi Chemical Corp
Priority to JP2007173895A priority Critical patent/JP4995653B2/ja
Publication of JP2009012882A publication Critical patent/JP2009012882A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4995653B2 publication Critical patent/JP4995653B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Coiling Of Filamentary Materials In General (AREA)

Description

本発明は、高品質な炭素繊維前駆体トウを梱包容器内に振り込み、梱包する装置に関し、更に詳しくは、梱包装置の設置スペースを小さくすることを可能とする炭素繊維前駆体トウの梱包装置に関する。
炭素繊維の生産性を上げるため、本数が50000本以上の炭素繊維前駆体繊維を一束とする太い炭素繊維前駆体トウを採用し、かつトウの数を増やして複数の梱包ユニットで同時に梱包することが有効である。
特許文献1には、幅方向及び長手方向を水平方向として走行する扁平トウを、幅方向を変えずに長手方向を垂直方向として、引取ロールで遥動シュートに送る梱包装置が開示されている。係る装置は、遥動シュートが扁平トウの幅方向と交差する方向に遥動し、更に梱包容器が遥動シュートの遥動方向と交差する方向に往復運動するので、梱包容器内に扁平トウを均一に振り込むことができる。
しかしながら特許文献1の装置では、複数本のトウをその幅方向に所定の間隔をもって並走させて同時に梱包する場合、図8、9に示すように、梱包ユニットを扁平トウ走行方向に同一線上には設置できず、オフセットして設置する必要がある。その結果全体として必要な面積が大きくなる。
また梱包ユニットの周辺には作業スペースが必要である。作業スペースは作業者から見て、梱包容器の往復移動方向が左右方向となる位置に設けることが合理的である。しかしながら特許文献1の装置では、扁平トウ走行方向に作業スペースを設けることになるため、全体として必要な面積が更に大きくなる。
特開2006−176328号公報
本発明は、かかる従来の課題を解決することを目的としてなされたものであり、梱包容器の大型化に対応可能で、多数の梱包ユニットを有しながら設置スペースを小さくすることを可能とし、生産性に優れた炭素繊維前駆体トウの梱包装置及び梱包方法を提供することを目的としている。
すなわち本発明の第一の要旨は、複数本の炭素繊維前駆体繊維がひき揃えられた扁平トウの梱包装置であって、以下の(1)〜(8)の要件を有する梱包装置である。
(1)梱包装置は、扁平トウ走行域、扁平トウ走行域を挟んで両側に配置された2台以上の梱包ユニット、を有し、梱包ユニットは、第一ガイドロール、第二ガイドロール、引取ロール、遥動シュート、梱包容器往復コンベア、プレス装置、を有する。
(2)扁平トウ走行域は、第一ガイドロール上流に位置し、幅方向及び長手方向が水平方向となった扁平トウが走行する。
(3)第一ガイドロールは、引取ロールの上流に位置し、扁平トウの幅方向と長手方向を共に、水平方向であって且つ扁平トウ走行域での方向に対して90度の方向にする。
(4)第二ガイドロールは、第一ガイドロールと引取ロールの間に位置し、扁平トウの長手方向を垂直方向にする。
(5)引取ロールは、扁平トウを遥動シュートに送る。
(6)遥動シュートは、その先端が、扁平トウの幅方向と交差する方向に遥動しながら、扁平トウを梱包容器に振り込む。
(7)梱包容器往復コンベアは、遥動シュート先端の遥動方向と交差する方向に往復運動する。
(8)プレス装置は、梱包容器に振り込まれた扁平トウを圧縮する。
本発明の第二の要旨は、以下の(1)の要件を有する梱包装置を用いて、複数本の炭素繊維前駆体繊維がひき揃えられた扁平トウを梱包する梱包方法であって、以下の工程(2)〜(8)を有する扁平トウの梱包方法である。
(1)使用する梱包装置は、扁平トウ走行域、扁平トウ走行域を挟んで両側に配置された2台以上の梱包ユニット、を有し、梱包ユニットは、第一ガイドロール、第二ガイドロール、引取ロール、遥動シュート、梱包容器往復コンベア、プレス装置、を有する。
工程(2)複数本の炭素繊維前駆体繊維をひき揃え扁平トウとし、第一ガイドロール上流に位置する扁平トウ走行域において、扁平トウを幅方向と長手方向を共に水平方向として走行させる。
工程(3)第一ガイドロールを用いて、扁平トウの幅方向と長手方向を共に、水平方向であって且つ扁平トウ走行域での方向に対して90度の方向にする。
工程(4)第二ガイドロールを用いて、扁平トウの長手方向を垂直方向にする。
工程(5)引取ロールを用いて、扁平トウを遥動シュートに送る。
工程(6)遥動シュートを用いて、その先端を、扁平トウの幅方向と交差する方向に遥動させながら、扁平トウを梱包容器に振り込む。
工程(7)梱包容器往復コンベアを遥動シュート先端の遥動方向と交差する方向に往復運動させる。
工程(8)プレス装置を降下させ、梱包容器に振り込まれた扁平トウを圧縮する。
本発明によれば、炭素繊維前駆体トウを良好な振り込み形態で梱包容器へ収納でき、梱包容器の大型化にも対応可能で、多数の梱包ユニットを有する梱包装置を省スペースで設置することが可能となり、炭素繊維前駆体トウを生産性良く製造することができる。
以下、本発明について、実施の形態を図示に基づき詳細に説明する。本発明の梱包装置は、以下に説明する2台以上の梱包ユニットと、扁平トウ走行域とを有する。
図1は、本発明に用いる梱包ユニット10の全体概略図の一例である。梱包ユニット10は、第一ガイドロール11と、第二ガイドロール11’と、一対の引取ロール12と、遥動シュート13と、梱包容器14を往復運動させる梱包容器往復コンベア15と、一対のプレス装置16とを備えている。
炭素繊維前駆体トウは、複数本の炭素繊維前駆体繊維がひき揃えられて扁平トウ1とされている。扁平トウ1は、第一ガイドロール11上流に位置する扁平トウ走行域において、幅方向及び長手方向が水平となって走行する。炭素繊維前駆体繊維の本数は、その目的に応じて適宜決定すればよいが、本発明の梱包装置は、本数が24000〜180000本であり、総繊度が48000〜180000dTexの炭素繊維前駆体繊維を好適に梱包することができる。
第一ガイドロール11は引取ロール12の上流に配置され、扁平トウの幅方向及び長手方向を、水平方向であって、且つ扁平トウ走行域での方向に対して90度の方向にする。本発明において、幅方向とは、扁平トウにおいて複数の炭素繊維前駆体繊維が並ぶ方向(図1の矢印rが示す方向)である。また長手方向とは、炭素繊維前駆体繊維の繊維軸方向(図1の矢印fが示す方向)である。
本実施の形態においては、第一ガイドロール11の軸は水平方向で、且つ扁平トウ走行域での扁平トウ1の長手方向に対して45度傾けて設置されている。扁平トウ1の走行方向は、扁平トウ1を第一ガイドロール11の周囲に沿わせることにより、第一ガイドロール11の直径分の高さが変わった状態で、水平に90度変更される。すなわち、幅方向r及び長手方向fが、それぞれ元の方向から90度変更される。
本発明の第一ガイドロールは、本実施の形態に限られたものではなく、例えば、複数本のガイドロールを用いて段階的に走行方向を変更するものも含む。複数本のガイドロールを用いる場合、最も下流側のガイドロールを出た後の扁平トウ1の走行方向が、水平に、且つ扁平トウ走行域での方向に対して90度の方向になるようにすればよい。複数本のガイドロールを用いる場合、本発明ではこれらを纏めて第一ガイドロールと称する。
次に、第一ガイドロール11と引取ロール12の間に位置する第二ガイドロール11’を用いて、扁平トウ1の幅方向が扁平トウ走行域での長手方向と平行方向となる状態で、即ち扁平トウ1の幅方向を変えることなく、長手方向を垂直方向とする。
本発明の第二ガイドロールは、本実施の形態に限られたものではなく、例えば、複数本のガイドロールを用いて段階的に走行方向を変更するものも含む。複数本のガイドロールを用いる場合、最も下流側に配置されたガイドロールを出た後の扁平トウ1の長手方向が垂直方向になるようにすればよい。複数本のガイドロールを用いる場合、本発明ではこれらを纏めて第二ガイドロールと称する。
第一及び第二ガイドロールの材質は特に限定はされないが、耐久性およびコストを考慮すれば、ステンレス、チタン、セラミック製等が好ましい。また、扁平トウとの擦過による性能低下を軽減するために、メッキ加工を施したものが好ましい。第一及び第二ガイドロールの直径およびロール長は、操作性や設置スペースを考慮すると、それぞれ50〜100mmおよび150mm以上が好ましい。
本実施の第一及び第二ガイドロールの形状は、フラットロールを用いてもよいし、走行安定性を高めるために、その周面が扁平トウ幅の5〜10倍の曲率を有するロールを用いてもよい。
引取ロール12は、扁平トウ1の幅方向が第一ガイドロールにより走行方向を変更される前の、扁平トウ走行域における扁平トウ1の長手方向と平行に、且つ、扁平トウ1の長手方向が垂直方向となるように扁平トウ1を引き取る。
図2は、引取ロール12を拡大して示した模式図である。引取ロール12は互いに対向して配置された同一形状の2枚の円板12aを有している。円板12aの外周縁には、ギア歯12cが複数等間隔に形成されている。両側の対向するギア歯12cの頂部間はパイプまたは丸棒12bで結ばれている。パイプまたは丸棒12bは、その断面の半分を円板12aの外周縁から外周側に露呈させて円板12aに固着されている。
引取ロール12をかかる構造とすることにより、軽量化を実現できるとともに材料および製作コストの低減が可能となる。パイプまたは丸棒12bをボルトおよびナットによって円盤12aに脱着自在に取り付ければ、一部のパイプまたは丸棒12bが破損した場合にも容易に交換が可能であり、メンテナンスも容易となる。引取ロール12、円板12a、パイプまたは丸棒12b、ギア歯12cの材質は特に限定はされないが、耐久性およびコストを考慮すれば、ステンレス、チタン、セラミックが好ましい。また、パイプまたは丸棒12bについては、トウとの擦過による性能低下を軽減するために、メッキ加工を施したものが好ましい。
図3は遥動シュート13の模式図である。遥動シュート13はトウ導入口13aが、一対の引取ロール12間のトウ送り出し位置の真下に位置するように配置される。遥動シュート13は、引取ロール12により引き取られた扁平トウ1の幅方向と交差する方向、即ち図1に示すSの方向に、その先端が遥動する。遥動シュート13は、上端の扁平トウ導入口13aの近傍を中心として全体が一つの鉛直面内を遥動可能となるように、プレート17に支持されている。プレート17は、サーボモータ(図示せず)を駆動装置とするボールスクリュージャッキ18によって昇降可能である。
遥動シュート13は、遥動方向Sにおける一方の側面にブラケット13′を備えている。ブラケット13′の下半部は溶接などによって遥動シュート13に固定されている。ブラケット13′の上半部は、その中央部付近で回転軸19に結合されている。回転軸19は、カムなどの遥動機構(図示せず)を介して、駆動元(図示せず)によって回転駆動される。この結果、遥動シュート13は回転軸19の軸線を遥動中心として所定の振動幅で遥動する。図3に示す遥動シュート13の扁平トウ振出し端13bの遥動幅は、下方に配置される梱包容器14の遥動方向Sの内空寸法とほぼ一致している。
遥動機構は、カムのほか、リンク機構などの公知の機構を用いることができる。またサーボモータによって直接往復動の幅を制御してもよい。扁平トウ1は引取ロール12を通して下方に送り出され、遥動シュート13のトウ導入口13aから先端の扁平トウ振出し端13bに到る全体がブラケット13′を介して同一方向に遥動されるため、扁平トウ1は遥動シュート13の内部を円滑に走行する。
遥動シュート13はステンレス、アルミ合金、銅合金などの金属板をプレス加工し、溶接などによって製作される方形筒体を用いることができる。遥動シュート13の内面は擦過による性能低下を軽減するために、バフ研磨仕上げを施すことが好ましい。図3に示すように、遥動シュート13の扁平トウ導入口13aおよび扁平トウ払出し端13bの開口断面は矩形が好ましい。
扁平トウ払出し端13bの内空寸法は供給する扁平トウ1の幅に応じて、遥動シュート13内にてねじれや折れが発生しない最適な寸法を適宜選択すればよい。扁平トウ導入口13aの内空寸法は、更に引取ロール12から扁平トウ1が送り出されて遥動シュート13に挿入する際に、扁平トウ導入口13aから扁平トウ1が外れないようにする観点から、扁平トウ払出し端13bの内空寸法よりも大きくすることが好ましい。本実施形態では、図1に示すように、遥動シュート13内を走行する扁平トウ1に振出し方向に向かう引張り力を付与するため、遥動シュート13の扁平トウ導入口13aに、遥動シュート内部に向かう空気流をつくり出す給気部13”が設けられている。給気部13”に代えて、遥動シュート13の扁平トウ振出し端13bの近傍に、振出し方向に向けてエアカーテン状の空気流をつくり出す給気部を設けてもよい。
ボールスクリュージャッキ18はプレート17の遥動方向両端側に設けられている。プレート17の四隅はガイドシャフト(図示せず)によって支持されている。プレート17上には、ボールスクリュージャッキ18の駆動装置(例えば、サーボモータ)、遥動シュート13を保持する治具(図示せず)、および遥動シュート13の速度制御装置20が設けられている。ボールスクリューの正逆回転によりプレート17は上昇、下降し、駆動装置の制御により昇降速度の制御が可能である。
扁平トウ1の振込み開始時には、遥動シュート13は梱包容器14内の所定の位置まで挿入される。扁平トウ1の振込みが開始されると、扁平トウ1は、遥動方向Sに往復移動(遥動運動)する遥動シュート13の内部を通り、遥動シュートの扁平トウ振出し端13bから梱包容器14内に振込まれる。遥動シュート13は図4に示す扁平トウ振込面Tの上昇に従って上昇する。扁平トウ振込面Tと扁平トウ払出し端13bとの間隔aは、振込み終了時まで所定の値に保持される。間隔aが所定の値を超えるとトウ1は空気抵抗等の影響を受けやすくなり、扁平トウ1のねじれや折れの原因となり、振込み形態の悪化および解じょ性の低下をもたらす。間隔aの値は、トウの総繊度やプレス装置16の厚み、トウ幅方向におけるプレス装置16と遥動シュート13との間の距離により振込み形態が良好となる最適な値を適宜選択すればよいが、10≦a≦400が好ましく、100≦a≦200が更に好ましい。
本実施の形態は、扁平トウ1の振込面Tの上昇に伴い遥動シュート13が上昇する構成であるが、逆に遥動シュート13の高さ位置を固定し、梱包容器14が扁平トウの振込面Tの上昇に伴い下降する構成でもよい。すなわち、扁平トウ1の振込面Tの上昇に応じて、遥動シュート13が梱包容器14に対して相対的に上昇する構成であればよい。駆動方式は、扁平トウ振出し端13bと扁平トウ1の振込面Tの間隔aが一定に保持される構造であればサーボモータに限定されず、任意の機械的方法を用いることができる。
遥動シュート13の遥動速度は紡糸速度の0.75〜1.25倍とすると、トウ1が遥動シュート13の扁平トウ振出し端13bから過剰または過少に振り出されることがなく、梱包容器14の折り返し位置においても扁平トウ1は確実に折り返される。この結果、扁平トウ1を梱包容器14の遥動方向Sの端部まで確実に振込み、梱包容器14の全面に均等に収納することが可能となる。同時に、梱包容器14の内部における扁平トウ1の折返し回数を極小化することができ、結果として梱包の嵩密度を極大化させることができる。
遥動シュート13の下方の、梱包容器14の載置位置には、梱包容器往復コンベア15が設けられている。梱包容器往復コンベア15は、梱包容器14を遥動シュート13の遥動方向Sと直交する方向(図1に示すRの方向)に往復運動させる。
本実施の形態では、梱包容器往復コンベア15は、図1に示すように、複数の回転ロール15aが同一水平面上にトウ幅方向に並列したロールコンベアからなっている。複数の回転ロール15aの一つは、駆動軸(図示せず)によって往復回転させられる駆動ロールである。駆動ロールの軸端にはチェーンホイール(図示せず)が備えられている。他の回転ロール15aは同じく軸端にチェーンホイール(図示せず)が備えられた従動ロールである。駆動ロールと従動ロールは、チェーン(図示せず)およびチェーンホイールを介して連結され、同一方向に同調して回転する。
回転ロール15aを支持する支持フレーム15bには2つの光電管式検出器15c,15c’が設けられている。光電管式検出器15cは梱包容器往復コンベア15上を移動する梱包容器14が所定位置(往復運動の端部)に到達したことを検出する。検出信号は制御部(図示せず)に送られ、その信号を受けた制御部は回転ロール15aの駆動軸を反転させる。反対側の位置に設けられた光電管式検出器15c’が、梱包容器14が所定位置(往復運動の端部)に到達したことを検出すると、梱包容器14は再び折返され、以下この動きを繰り返す。尚、梱包容器往復コンベア15としては、ロールコンベアに限らず、ベルトコンベアなど公知の機構を用いることができ、梱包容器14の形状からも適宜選択できる。
制御部は、梱包容器14が所定位置に到達してから折返し開始まで、外部からの信号入力によって、梱包容器14を任意時間停止させることができる。各折返し位置における停止時間中にもトウ1を振込むことによって、その後のプレス操作と相まって、梱包容器14のトウ幅方向Rにおける端部まで隙間なくトウ1を振込むことができ、振込み状態を改善することができる。
梱包容器14の往復速度は、紡糸速度の1/100〜1/16に設定されている。この速度範囲で梱包容器14を扁平トウ幅方向に往復動させることによって、梱包容器14に振込まれた扁平トウ1が斜めに倒れ込むことが防止され、均一な収納が可能となる。
梱包容器14が往復運動する際の両側の折り返し位置の上方には、一対のプレス装置16が設けられている。プレス装置16は、図5に拡大して示すように、一段のシリンダー16aと、板材16cを有するプレス板16bと、を備えている。シリンダー16aの端部はプレス板16bの中央部に固定されている。シリンダー16aは多段シリンダーでもよい。多段シリンダーは、所要のストローク長を確保するとともにシリンダー全体の長さをコンパクト化するのに適している。
本実施形態では、プレス板16bによるプレスは、大型の梱包容器14であっても扁平トウ1を振込む初期段階から行われ、また、プレス板16bを次第に上昇する振込み面Tに追従させる必要がある。このため、シリンダー16aの伸縮ストロークは通常よりも長くされている。梱包容器14はプレス板16bによるプレスが行われている際にも扁平トウ幅方向に往復運動をしている。梱包容器14の動きにプレス板16bを追従させるため、プレス板の取り付け部は、梱包容器14の往復動と同じ方向に揺動可能なヒンジ機構を備えていることが好ましい。プレス板16bが揺動する場合、プレス板16bが上昇する際に戻りが生じ、揺動シュート12との間に接触などの干渉が生じる可能性がある。そのため、図4に示すプレス板16bの最下部側面と、これと対向する揺動シュート12の片側側面との間隔yは、扁平トウ幅方向に10mm以上離れていることが好ましい。
プレス板16bは、図1、4に示すように、梱包容器14の底部形状に相似で遥動方向Sに対し略同一の形状をもつ金属性の板材16cを備えている。板材16cの周縁部の強度と剛性を確保するため、周縁部には補強壁16b′が傾斜をもって設けられている。
また、プレス板16bはステンレス製の多孔板にて製作することが好ましい。これは、プレス板16bが下降して扁平トウ1をプレスする際に、空気の抜けを促し、風圧による糸条の乱れを防止することと、プレスする扁平トウ1のフィラメント間に存在するするエアを抜くためである。プレス板16bの開口率は20〜40%であることが好ましい。孔径は、扁平トウ1が入り込まないように5〜15mmに設定する。本実施形態では孔径10mm、ピッチ17.5mm、開孔率30%の千鳥配列を採用した。梱包容器14内の扁平トウ1をプレスする際に毛羽などが発生することを防止するため、板材16cの下面および補強壁16b’の外面はバフ研磨仕上げされている。
図4に示す補強壁16b’の高さhは、振込み時の扁平トウ1をプレスする際に、補強壁16b’の上端が振込まれた扁平トウ1の中に埋まることを避けるため、30mm以上が確保されている。補強壁16b’が低いと、補強壁16b’がプレス時に振込まれたトウ1の中に埋まり、プレス板16bが上昇する際、扁平トウ1を引掛けて振込み形態を乱し、装置トラブルを引き起こす原因となる。
扁平トウ1を梱包容器14に振込むときには、扁平トウ1の振込み開始時からプレスをおこなっており、プレスと同時に梱包容器14の他の半部にて扁平トウ1の振込みが続いている。プレス板16bは、梱包容器14が折返し位置に達したときに反対側の半部に対するプレスをおこなう。梱包容器14が折返し位置に達したことは、既述したとおり光電管式検出器15c(または15c’)にて検出される。梱包容器14の折返し位置にて一方のプレス板16bが作動するときに、他方のプレス板16bは上方の待機位置にあるが、このとき同時に待機するプレス板16bの側では引き続き扁平トウ1の振込みが行われている。すなわち、本実施形態の扁平トウの梱包方法は、梱包容器14をトウ幅方向に往復移動させ、同時に、扁平トウ1の振込み面Tの上昇に応じて、揺動シュート12を梱包容器14に対して相対的に上昇させるステップと、梱包容器14が往復移動のいずれか一方の端部に達したときに、端部とは反対側の端部の上方に位置するプレス板16bを押し下げて、梱包容器14内に振込まれた扁平トウ1を圧縮するステップを有している。
図6、図7に、本発明における梱包ユニット10を有する梱包装置21の平面図の一例を示す。本発明により、梱包ユニット10をオフセット配置する必要がない。梱包ユニット10を一直線上に配置できることにより、処理作業スペースを同じ方向に設けることができる。従って、図8、図9に示すように梱包ユニット10をオフセット配置したときに必要であった隣接する梱包容器往復コンベア15間の作業スペースが不要となり、梱包装置21の設置スペースを省スペース化することができる。
また、梱包ユニット10を、扁平トウ走行域5を挟んで両側に設置することにより、扁平トウ走行域5の下部に共通の払出コンベア22を配置できるため、スペースも有効に活用でき、梱包ユニット10を有する梱包装置21の設置スペースを省スペース化することができる。
トウ1を振り込んだ梱包容器14は、梱包容器往復コンベア15と接続して設置された払出コンベア22により倉庫へと運ばれる。この払出コンベア22を無人自動台車とするのもよく、無人自動台車により、扁平トウ1を振り込んだ梱包容器14の払出や次に扁平トウ1を振込む梱包容器14の供給を行なってもよい。
梱包容器往復コンベア15は、梱包容器ごとに設け、個別に制御・駆動することが好ましい。一直線上のコンベアを一つのコンベアとすると、故障時や梱包容器の払出/供給に時間がかかり、生産ロスに繋がる。
本発明の梱包装置は、2台以上の梱包ユニット10を有している。本発明の梱包装置は梱包ユニット10を、好ましくは4〜30台、更に好ましくは6〜26台有することでその省スペース効果が大きくなる。
本発明の梱包装置を用いて、上述したトウ1を梱包する方法により、トウ1の扁平形態を崩すことなく、良好な振込形態で梱包容器14に梱包することができ、大型化したパッケージにも対応できる。
以下、実施例および比較例により本発明について更に詳細に説明する。
<実施例1>
24台の梱包ユニットを、図6、7のように扁平トウ走行域を挟んで両側に設置した梱包装置を用いて、総繊度60000dTexのトウを幅720mm、長さ720mm、高さ1000mmの寸法のダンボール製梱包容器に振り込み、梱包した。梱包容器を往復運動させる梱包容器往復コンベアとしては、ローラーコンベアを用い、梱包容器1箱あたりの装置サイズは、幅1000mm、長さ1500mm、高さ400mmのものを用いた。ここで、幅とは遥動シュートの遥動方向、長さとは遥動シュートの遥動方向と直交する方向を指す。
表1に、梱包ユニットの設置台数、複数の梱包ユニットを有する梱包装置の配置方式、梱包容器の寸法、梱包容器往復コンベアの寸法および梱包装置を平面でみた際の必要設置スペース(面積)を示す。ここで、梱包装置の必要設置スペースとしては、図7に示す、扁平トウ走行域での扁平トウ長手方向に見た際に必要な設置長さX、および扁平トウ走行域での扁平トウの幅方向に見た際の必要な設置長さYの積により算出した。つまり、梱包容器往復コンベア、払出コンベア、扁平トウの先端と末端を処理するための作業スペースの合計面積である。作業スペースは、各梱包ユニットの梱包容器往復コンベアの横に設けた。作業スペースのY方向の寸法は800mmとした。
梱包ユニット24台を有する梱包装置の必要設置スペースは82.8mであった。また、振込み形態もねじれや折れの発生がなく、良好であった。
<実施例2>
梱包ユニットの設置台数を2台にした以外は、実施例1と同様にして、扁平トウをダンボール製梱包容器に振り込み、梱包した。表1に、梱包ユニットの設置台数、複数の梱包ユニットを有する梱包装置の配置方式、梱包容器の寸法、梱包容器往復コンベアの寸法および梱包装置を平面でみた際の必要設置スペース(面積)を示す。
<実施例3>
梱包容器および梱包容器往復コンベアの寸法を変更した以外は、実施例1と同様にして、扁平トウをダンボール製梱包容器に振り込み、梱包した。表1に、梱包ユニットの設置台数、複数の梱包ユニットを有する梱包装置の配置方式、梱包容器の寸法、梱包容器往復コンベアの寸法および梱包装置を平面でみた際の必要設置スペース(面積)を示す。
<比較例1〜3>
梱包装置を図8、図9のように設置し、第一ガイドロールで扁平トウの幅方向を変えずに長手方向を垂直方向として、引き取りロールで引き取った以外は、実施例1と同様にトウをダンボール製梱包容器に振り込み、梱包した。表1に、梱包ユニットの設置台数、複数の梱包ユニットを有する梱包装置の配置方式、梱包容器の寸法、梱包容器往復コンベアの寸法および梱包装置を平面でみた際の必要設置スペース(面積)を示す。ここで、梱包装置の必要設置スペースは、図9に示す、第一ガイドロールにより走行方向を垂直下向きに変更される前の扁平トウの長手方向に見た際に必要な設置長さX、および扁平トウの幅方向に見た際に必要な設置長さYの積により算出した。
設置長さYは、扁平トウの梱包ユニットがオフセットされて設置しているため、梱包容器往復コンベアごとに長さが変わってくるが、ここでは最も短い設置長さを採用した。扁平トウの先端と末端を処理するための作業スペースは各梱包ユニットの梱包容器往復コンベアの間に設け、X方向の寸法は800mmとした。
Figure 0004995653
本実施の形態に適用される梱包ユニットの一例を示す斜視図 図1に示す梱包装置の引取ロールの一例を示す斜視図 図1に示す梱包装置の遥動シュートの一例を示す斜視図 図1に示す梱包装置の同図中4−4線からみた概念的断面図 図1に示す梱包装置のプレス装置の一例を示す斜視図 本発明における2台以上の梱包ユニットを有する梱包装置の一例を示す平面図 本発明における梱包装置の梱包容器往復コンベアの一例を示す平面図 従来の梱包装置の一例を示す平面図 従来の梱包装置の梱包容器往復コンベアの一例を示す平面図
符号の説明
1 扁平トウ
10 梱包ユニット
11 第一ガイドロール
11′ 第二ガイドロール
12 引取ロール
12a 歯車状円板
12b パイプまたは丸棒
12c ギア歯
13 揺動シュート
13′ ブラケット
13” 給気部
13a 扁平トウ導入口
13b 扁平トウ振出し端
14 梱包容器
15 梱包容器往復コンベア
15a 回転ロール
15b 支持フレーム
15c 光電管式検出器
15c′光電管式検出器
16 プレス装置
16a シリンダー
16b プレス板
16b′補強壁
16c 板材
17 プレート
18 スクリュージャッキ
19 回転軸
20 速度制御装置
21 梱包装置
22 払出コンベア

Claims (2)

  1. 複数本の炭素繊維前駆体繊維がひき揃えられた扁平トウの梱包装置であって、以下の(1)〜(8)の要件を有する梱包装置。
    (1)梱包装置は、扁平トウ走行域、扁平トウ走行域を挟んで両側に配置された2台以上の梱包ユニット、を有し、梱包ユニットは、第一ガイドロール、第二ガイドロール、引取ロール、遥動シュート、梱包容器往復コンベア、プレス装置、を有する。
    (2)扁平トウ走行域は、第一ガイドロール上流に位置し、幅方向及び長手方向が水平方向となった扁平トウが走行する。
    (3)第一ガイドロールは、引取ロールの上流に位置し、扁平トウの幅方向と長手方向を共に、水平方向であって且つ扁平トウ走行域での方向に対して90度の方向にする。
    (4)第二ガイドロールは、第一ガイドロールと引取ロールの間に位置し、扁平トウの長手方向を垂直方向にする。
    (5)引取ロールは、扁平トウを遥動シュートに送る。
    (6)遥動シュートは、その先端が、扁平トウの幅方向と交差する方向に遥動しながら、扁平トウを梱包容器に振り込む。
    (7)梱包容器往復コンベアは、遥動シュート先端の遥動方向と交差する方向に往復運動する。
    (8)プレス装置は、梱包容器に振り込まれた扁平トウを圧縮する。
  2. 以下の(1)の要件を有する梱包装置を用いて、複数本の炭素繊維前駆体繊維がひき揃えられた扁平トウを梱包する梱包方法であって、以下の工程(2)〜(8)を有する扁平トウの梱包方法。
    (1)使用する梱包装置は、扁平トウ走行域、扁平トウ走行域を挟んで両側に配置された2台以上の梱包ユニット、を有し、梱包ユニットは、第一ガイドロール、第二ガイドロール、引取ロール、遥動シュート、梱包容器往復コンベア、プレス装置、を有する。
    工程(2)複数本の炭素繊維前駆体繊維をひき揃え扁平トウとし、第一ガイドロール上流に位置する扁平トウ走行域において、扁平トウを幅方向と長手方向を共に水平方向として走行させる。
    工程(3)第一ガイドロールを用いて、扁平トウの幅方向と長手方向を共に、水平方向であって且つ扁平トウ走行域での方向に対して90度の方向にする。
    工程(4)第二ガイドロールを用いて、扁平トウの長手方向を垂直方向にする。
    工程(5)引取ロールを用いて、扁平トウを遥動シュートに送る。
    工程(6)遥動シュートを用いて、その先端を、扁平トウの幅方向と交差する方向に遥動させながら、扁平トウを梱包容器に振り込む。
    工程(7)梱包容器往復コンベアを遥動シュート先端の遥動方向と交差する方向に往復運動させる。
    工程(8)プレス装置を降下させ、梱包容器に振り込まれた扁平トウを圧縮する。
JP2007173895A 2007-07-02 2007-07-02 炭素繊維前駆体扁平トウの梱包装置及び梱包方法 Expired - Fee Related JP4995653B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007173895A JP4995653B2 (ja) 2007-07-02 2007-07-02 炭素繊維前駆体扁平トウの梱包装置及び梱包方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007173895A JP4995653B2 (ja) 2007-07-02 2007-07-02 炭素繊維前駆体扁平トウの梱包装置及び梱包方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009012882A JP2009012882A (ja) 2009-01-22
JP4995653B2 true JP4995653B2 (ja) 2012-08-08

Family

ID=40354260

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007173895A Expired - Fee Related JP4995653B2 (ja) 2007-07-02 2007-07-02 炭素繊維前駆体扁平トウの梱包装置及び梱包方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4995653B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2465981B8 (en) 2009-08-11 2016-12-07 Mitsubishi Rayon Co., Ltd. Packaged carbon fiber precursor tow, and method and device for manufacturing same
JP5552990B2 (ja) * 2010-09-28 2014-07-16 三菱レイヨン株式会社 振込機
JP5545153B2 (ja) * 2010-09-28 2014-07-09 三菱レイヨン株式会社 振込機及び振込機を用いたトウの導入方法
CN108706398A (zh) * 2018-05-16 2018-10-26 浙江金昊特种纤维有限公司 一种落丝装置

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4844129Y1 (ja) * 1969-05-31 1973-12-19
US3735554A (en) * 1971-02-22 1973-05-29 Elastic Systems Corp Festooning machine
JPS51136931A (en) * 1975-05-23 1976-11-26 Unitika Ltd Method of containing sliver
JPH10129933A (ja) * 1996-10-29 1998-05-19 Kanebo Ltd 振り落とし装置
JP4480959B2 (ja) * 2003-06-25 2010-06-16 三菱レイヨン株式会社 炭素繊維前駆体トウの梱包方法及びその梱包装置
JP4851083B2 (ja) * 2004-12-24 2012-01-11 三菱レイヨン株式会社 炭素繊維前駆体トウ並びに耐炎繊維前駆体トウのパッケージ

Also Published As

Publication number Publication date
JP2009012882A (ja) 2009-01-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4995653B2 (ja) 炭素繊維前駆体扁平トウの梱包装置及び梱包方法
CN202400696U (zh) 落纱装置以及具备该落纱装置的绕纱机
JP5393966B2 (ja) 紡績準備機用装置及び紡績準備機
CN104788015B (zh) 新型玻璃纤维三分拉高速丝饼拉丝机
EP2420601A1 (en) Combing device
JP4856519B2 (ja) 炭素繊維前駆体トウおよび耐炎繊維前駆体トウの梱包方法
CN108040539B (zh) 一种用于种植业的种子带编织机
CN220907761U (zh) 一种梳毛机的均匀喂料装置
CN1097645C (zh) 用于喂入和压平棉絮条的装置
JPH06199474A (ja) 非円形ケンスをスライバで充填する装置
CN111674884A (zh) 一种络筒输送系统
JP5552990B2 (ja) 振込機
JP2906735B2 (ja) 粗紡機における玉揚装置
CN1205102C (zh) 用于长丝卷曲变形和卷绕的卷曲变形机
CN208843211U (zh) 一种筒管纱提升机
JP5708063B2 (ja) 炭素繊維前駆体トウの収納方法
CN114559182B (zh) 成型机储带器、药芯焊丝成型机组和药芯焊丝生产线
JP4480959B2 (ja) 炭素繊維前駆体トウの梱包方法及びその梱包装置
CN107826887A (zh) 一种基于全自动络筒机的自动接管摆管装置
CN112623389B (zh) 一种菱形胶带加工设备配套用自动接管机
CN220222556U (zh) 一种自动输送筒纱装置
RU2230646C2 (ru) Устройство для поштучной выдачи длинномерных цилиндрических изделий из пакета
CN219905895U (zh) 一种纱线包覆机的下料传送机构
CN215280441U (zh) 具有自动上料机构的割丝机
CN213447450U (zh) 一种用于细纱机的纱线喂入装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100623

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110510

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120426

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120510

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150518

Year of fee payment: 3

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 4995653

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150518

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150518

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees