JP4993541B2 - 引き落とし処理システム、引き落とし処理方法および引き落とし処理プログラム - Google Patents

引き落とし処理システム、引き落とし処理方法および引き落とし処理プログラム Download PDF

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Description

本発明は、金融機関における口座引き落とし処理をおこなう引き落とし処理システム、引き落とし方法および引き落としプログラムに関する。
通常、クレジットカードやショッピングローンの決済口座は一つの口座しか指定できないが、家族所有物や共有物購入の際にクレジットカードやショッピングローンを利用しても、そのカード契約(ローン契約)で指定した1口座から全額引き落としされることになる。
また、口座引き落とし処理に関連する先行技術として、複数の支払口座を持たせたカードに対し、決済対象の条件によって決められる一以上の支払口座を利用し、また、案件によっては決済額を複数の支払口座で指定された割合で分担させること(たとえば、特許文献1を参照。)や、利用者対応に、一つの家計口座としての実口座と、該実口座に対する、1以上の支出項目対応仮想口座とが設定管理されている場合に、各仮想口座の払出予算額の総和と実口座全体での払出総予算額との整合性が確保されつつ、各仮想口座の払出予算額と、実口座全体での払出総予算額との設定支援がおこなわれるようにすること(たとえば、特許文献2を参照。)などがある。
特開2005−004628号公報 特開2003−216806号公報
しかしながら、家族所有物や共有物は、契約者のみがその支払いをおこなう(または債務を負う)わけではなく、家族共同で出費するケースが多い。特に、夫婦共働きの場合、食費などの生活費を等分したり、収入によって割合を決めて共同出費している場合が多い。夫婦で共同口座を開設し、各人毎月の生活費を振り込み、その共同口座を決済口座とした家族カードを作成し、保有したりしており、振込の手間が煩雑となるという問題点があった。
この発明は、上述した従来技術による問題点を解消するため、金融機関における口座引き落としにおいて、容易にかつ効率的に複数人が共同で支払いをすることが可能な引き落とし処理システム、引き落とし方法および引き落としプログラムを提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、この発明にかかる引き落とし処理システムは、少なくとも、第1の支払人の口座(以下「第1口座」という)および第2の支払人の口座(以下「第2口座」という)に関連付けられた、前記第1口座および前記第2口座とは別に設けられた決済口座を用いて引き落としをおこなう引き落とし処理システムであって、前記決済口座から引き落としされる代金を、前記第1口座と前記第2口座とにおいてそれぞれの比率で引き落とすことを特徴とする。
また、この発明にかかる引き落とし処理システムは、少なくとも、第1の支払人の口座(以下「第1口座」という)および第2の支払人の口座(以下「第2口座」という)に関連付けられた、前記第1口座および前記第2口座とは別に設けられた決済口
座を用いて引き落としをおこなう引き落とし処理システムであって、前記決済口座から引き落としされる代金につき、あらかじめ定めた金額(以下「上限金額」という)までは、前記第1口座または前記第2口座のいずれか一方の口座から引き落とすとともに、前記代金が前記上限金額を超えた分の金額については他方の口座から引き落とすことを特徴とする。
また、この発明にかかる引き落とし処理システムは、上記の発明において、前記比率または前記上限金額を支払先ごとに設定することを特徴とする。
また、この発明にかかる引き落とし処理システムは、上記の発明において、前記第1の支払人または前記第2の支払人からの、前記比率または前記上限金額の変更依頼を受け付け、受け付けられた変更依頼に基づいて、前記比率または前記上限金額を変更することを特徴とする。
また、この発明にかかる引き落とし処理システムは、少なくとも、第1の支払人の口座(以下「第1口座」という)および第2の支払人の口座(以下「第2口座」という)に関連付けられた、前記第1口座および前記第2口座とは別に設けられた決済口座を用いて引き落としをおこなう引き落とし処理システムであって、少なくとも前記第1の支払人および前記第2の支払人のいずれかによって登録された支払先に関する情報を取得する取得手段と、前記取得手段によって取得された支払先に関する情報に基づいて、前記支払先に対して前記決済口座から引き落としされる代金にかかる、前記第1口座から引き落としされる金額と、前記第2口座から引き落としされる金額と、を決定する決定手段と、前記決定手段によって決定された金額を前記第1口座および前記第2口座からそれぞれ引き落とす引き落とし処理手段と、を備えたことを特徴とする。
また、この発明にかかる引き落とし処理システムは、上記の発明において、少なくとも前記第1の支払人および前記第2の支払人のいずれかの指示に基づいて、前記支払先に関する情報を変更する変更手段を備えたことを特徴とする。
また、この発明にかかる引き落とし処理システムは、上記の発明において、前記第1の支払人と前記第2の支払人とが、配偶者どうしあるいは親族関係にあることを特徴とする。
また、この発明にかかる引き落とし方法は、少なくとも、第1の支払人の口座(以下「第1口座」という)および第2の支払人の口座(以下「第2口座」という)に関連付けられた、前記第1口座および前記第2口座とは別に設けられた決済口座を用いて引き落としをおこなう引き落とし方法であって、コンピュータが、少なくとも前記第1の支払人および前記第2の支払人のいずれかによって登録された支払先に関する情報を取得する取得工程と、前記コンピュータが、前記取得工程によって取得された支払先に関する情報に基づいて、前記支払先に対して前記決済口座から引き落としされる代金にかかる、前記第1口座から引き落としされる金額と、前記第2口座から引き落としされる金額と、を決定する決定工程と、前記コンピュータが、前記決定工程によって決定された金額を前記第1口座および前記第2口座からそれぞれ引き落とす引き落とし処理工程と、を含んだことを特徴とする。
また、この発明にかかる引き落としプログラムは、少なくとも、第1の支払人の口座(以下「第1口座」という)および第2の支払人の口座(以下「第2口座」という)に関連付けられた、前記第1口座および前記第2口座とは別に設けられた決済口座を用いて引き落としをおこなう引き落としプログラムであって、少なくとも前記第1の支
払人および前記第2の支払人のいずれかによって登録された支払先に関する情報を取得する取得工程と、前記取得工程によって取得された支払先に関する情報に基づいて、前記支払先に対して前記決済口座から引き落としされる代金にかかる、前記第1口座から引き落としされる金額と、前記第2口座から引き落としされる金額と、を決定する決定工程と、前記決定工程によって決定された金額を前記第1口座および前記第2口座からそれぞれ引き落とす引き落とし処理工程と、をコンピュータに実行させることを特徴とする。
本発明によれば、口座引き落としにおいて、容易にかつ効率的に複数人が共同で支払いをすることができ、負担者に公平な決済を容易に実現することが可能な引き落とし処理システム、引き落とし方法および引き落としプログラムが得られるという効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる引き落とし処理システム、引き落とし方法および引き落としプログラムの好適な実施の形態を詳細に説明する。
(引き落とし処理システムの機能的構成)
まず、引き落とし処理システムの機能的構成について説明する。図1は、本実施の形態にかかる引き落とし処理システムの機能的構成を示すブロック図である。図1において、引き落とし処理システムは、少なくとも、実口座である第1の支払人の口座(第1口座101)および第2の支払人の口座(第2口座102)を備えている。口座は2つに限定されるものではなく、3つ以上であってもよい。ここで、第1の支払人と第2の支払人とは、配偶者どうしあるいは親族関係(親子や兄弟など)にあることが望ましい。
また、本実施の形態にかかる引き落とし処理システムは、名義人が存在しないバーチャル(仮想)の口座である決済口座100を備えている。決済口座100は、第1口座101および第2口座102に関連付けられており、第1口座101および第2口座102とは別に設けられている。支払先は、金融機関に対して、この決済口座100宛に振替依頼をおこなう。ただし、決済口座100は、上記実口座である第1口座101、第2口座102とは異なり、通常、残高を持っている必要はなく、決済のときのみ用いられる。このように、本実施の形態にかかる引き落とし処理システムは、この決済口座100を用いて引き落としをおこなうものである。
本実施の形態にかかる引き落とし処理システムは、支払先情報取得部103と、引き落とし金額決定部104と、引き落とし処理部105と、支払先情報変更部106を含む構成となっている。これらの構成部は、図示を省略するコンピュータなどの情報処理装置において、ROM、RAM、HDなどに記憶されたプログラムをCPUが実行することによりそれぞれの機能を実現する。
ここで、支払先情報取得部103は、少なくとも第1の支払人および第2の支払人のいずれか、すなわち、第1の支払人または第2の支払人、あるいは第1の支払人および第2の支払人の両方によって登録された支払先に関する情報を取得する。
支払先に関する情報とは、たとえば、第1の支払人と第2の支払人との、代金に対する比率(負担率)に関する情報や上限金額に関する情報である。具体的には、たとえば決済口座100から引き落としされる代金を、第1口座101と第2口座102とにおいてそれぞれの比率に基づいて引き落とす。その比率が負担率である。また、具体的には、たとえば決済口座100から引き落としされる代金につき、あらかじめ定めた金額までは、第1口座101または第2口座102のいずれか一方の口座から引き落とすとともに、代金があらかじめ定めた金額を超えた分については他方の口座から引き落とす。そのあらかじめ定めた金額が上限金額である。支払先に関する情報(負担率または上限金額)は支払先ごとに設定することできる。
引き落とし金額決定部104は、支払先情報取得部103によって取得された支払先に関する情報に基づいて、支払先に対して決済口座100から引き落としされる代金にかかる、第1口座101から引き落としされる金額と、第2口座102から引き落としされる金額と、を決定する。引き落とし金額の決定処理の詳細な内容については後述する(図3および図4を参照)。
引き落とし処理部105は、所定の引き落とし期日に、引き落とし金額決定部104によって決定された金額を第1口座101および第2口座102からそれぞれ引き落とす処理をおこなう。
支払先情報変更部106は、少なくとも第1の支払人および第2の支払人のいずれかの指示、すなわち、第1の支払人の指示または第2の支払人の指示、あるいは第1の支払いおよび第2の支払人の両方の指示に基づいて、支払先情報取得部103が取得する支払先に関する情報、すなわち負担率や上限金額に関する情報を変更する。変更は、支払先ごと個別におこなうことができ、また、複数の支払先に対して一括しておこなうこともできる。
(引き落とし処理システムの処理手順)
つぎに、本実施の形態にかかる引き落とし処理システムの処理の手順について説明する。図2は、本実施の形態にかかる引き落とし処理システムの処理の手順を示すフローチャートである。図2のフローチャートにおいて、まず、決済口座100において、代金の引き落としがある場合に、その代金の引き落とし期日になったか否かを判断する(ステップS201)。ここで、引き落とし期日になるのを待って、引き落とし期日になった場合(ステップS201:Yes)は、支払先情報、すなわち負担率または上限金額に関する情報を取得する(ステップS202)。
そして、代金と支払先情報に基づいて、第1口座101、第2口座102のそれぞれの引き落とし金額を決定する(ステップS203)。具体的な決定方法については後述する(図3および図4を参照)。その後、決定した第1口座101に対する引き落とし金額を第1口座101から引き落とす(ステップS204)。同様に、決定した第2口座102に対する引き落とし金額を第2口座102から引き落とす(ステップS205)。
つぎに、第1口座101および第2口座102の両方の口座から、共に引き落としができたか否かを判断する(ステップS206)。ここで、共に引き落としができた場合(ステップS206:Yes)は、一連の処理を終了する。一方、少なくともいずれか一方の口座からの引き落としができなかった、すなわち残高不足であった場合(ステップS206:No)は、残額(引き落とし金額−残高)を算出する(ステップS207)。ここで、残金について他方の口座から引き落としができるか否かを判断する(ステップS208)。
他方の口座から引き落としができない場合、具体的には、残額>他方の口座の残高である(両方の口座が残高不足である場合も含む)場合(ステップS208:No)は、引き落とし不能である旨を通知し(ステップS209)、一連の処理を終了する。これに対して、他方の口座から引き落としができる場合、具体的には、残額≦他方の口座の残高である場合(ステップS208:Yes)は、残高不足であった口座から全額を引き落とす(ステップS210)とともに、他方の口座から、他方の口座の引き落とし金額および上記残額の合計金額を引き落とす(ステップS211)。そして、残高不足が発生した旨を通知し(ステップS212)、一連の処理を終了する。
図3および図4は、引き落とし金額決定処理の具体的な手順を示すフローチャートである。図3のフローチャートにおいて、引き落とし金額決定部104は、まず、引き落としの対象となる代金に関する情報を取得する(ステップS301)。そして、ステップS301において取得した代金に対して、図2に示したステップS202においてすでに取得した第1口座101の負担率を乗算した額を、第1口座101の引き落とし金額として決定する(ステップS302)。
つぎに、代金から、ステップS302において決定した、第1口座101の引き落とし金額を減算した額を、第2口座102の引き落とし金額として決定し(ステップS303)、処理を終了する。これによって、負担率によって引き落とし金額を決定することができる。
また、図4のフローチャートにおいて、引き落とし金額決定部104は、まず、引き落としの対象となる代金に関する情報を取得する(ステップS401)。そして、ステップS401において取得した代金と、図2に示したステップS202においてすでに取得した上限金額とを比較する(ステップS402)。
ステップS402において、代金の方が上限金額よりも高い場合、すなわち代金>上限金額の場合(ステップS402:Yes)は、上限金額を上限金額設定口座の引き落とし金額として決定する(ステップS403)。そして、代金から上限金額を減算した額を、他方の口座(非上限金額設定口座)の引き落とし金額として決定し(ステップS404)、処理を終了する。
一方、ステップS402において、代金の方が上限金額よりも高くない場合、すなわち代金と上限金額が同じか低い(代金≦上限金額)場合(ステップS402:No)は、代金を上限金額設定口座の引き落とし金額として決定する(ステップS405)。そして、他方の口座(非上限金額設定口座)の引き落とし金額は0と決定し(ステップS406)、処理を終了する。これによって、上限金額によって引き落とし金額を決定することができる。
つぎに、この発明の実施の形態にかかる引き落とし処理システムのより具体的な内容を示す実施例について説明する。図5は、この発明の実施例にかかる口座の概要を示す説明図である。図5において、第1の支払人は利用者1(夫)であり、第2の支払人は利用者2(妻)である。そして、口座引き落としの対象として住宅ローンと電気代を登録している。
実口座である夫の口座(第1口座101)は「○○銀行 ○○支店 口座番号:1234567」であり、同様に実口座である妻の口座(第2口座102)は「△△銀行 △△支店 口座番号:9988777」である。これに対して、バーチャル(仮想)口座である決済口座100は「○○銀行 ○○支店 口座番号:V999999」である。ここで決済口座100と第2口座102とは異なる金融機関となっている。このように、異なる金融機関の間で決済口座を設けるようにしてもよい。これは、勤務先が異なる共働きの夫婦において、給与が振り込まれる金融機関が異なる場合にも都合がよい。
図6は、この発明の実施例にかかる支払先情報の内容の一例を示す説明図である。図6において、支払先情報として、振替先(支払先)ごとに、設定方法(負担率か負担金額か)と、それぞれの具体的な値(負担率・負担金額)が登録されている。たとえば、支払先が「ABCカード」の場合、夫の負担率が「80%」で妻の負担率が「20%」となっており、「ABCカード」を利用した場合の代金の80%が夫の口座から引き落としされ、残りの20%が妻の口座から引き落としされる。同様に「JVCカード」を利用した場合の代金は、その合計が1万円までは、妻の口座から引き落としされ、代金の合計が1万円を超過した場合は、1万円が妻の口座から引き落としされ、超過分は夫の口座から引き落としされる。住宅ローン、□□電力(電気代)の場合も同様である。
また、設定方法だけでなく、図13において後述する費目情報DB1304に基づいて、費目ごと(たとえば、食費、衣料品、公共料金、住宅ローン、趣味、その他)に負担率あるいは負担金額を設定するようにしてもよい。これによって、より家計に対応した分担を実現することができる。
図7は、この発明の実施例にかかる実際の利用状況を示す説明図である。図7において、夫は「ABCカード」で5000円の買い物をし、「JVCカード」で8000円の外食をした。一方、妻は「ABCカード」で3000円の買い物をし、「JVCカード」で2000円の買い物をした。さらに、口座引き落としとして、85000円の「住宅ローン」の返済をおこない、「□□電力」に対して電気代として6000円の支払いをおこなう。これらについて、夫の口座と妻の口座からの引き落とし金額を図8に示す。図8における金額は、図6で示した支払先情報に基づいて決定している。図8からもわかるように、代金合計109000円の内、夫の口座から66900円が引き落としされ、妻の口座から42100円が引き落としされることになる。
図9は、負担率登録画面の一例を示す説明図である。図9において、負担率登録画面900には、バーチャル口座の口座番号と、実口座である夫の口座と妻の口座のそれぞれの口座番号が表示される。振替先(支払先)は、プルダウンメニュー901によって、あらかじめ登録された項目から選択することによって指定する。負担率・負担金額については、いずれか一方のみしか登録することができない。したがって、夫の負担率欄902にすでに数値が入力されている場合には、負担金額入力欄904,905には数値の入力はできない。
夫の負担率欄902には、0〜100の整数を入力することができる。そして夫の負担率欄902に0〜100のいずれかの整数を入力した場合は、妻の負担率欄903は自動的に計算され、「100−夫の負担率欄902の数値」が表示される。したがって、夫の負担率欄902と妻の負担率欄903に入力される数値の合計が100にならないような入力はできない。その逆でもよく、妻の負担率欄903に数値を先に入力することによって、夫の負担率欄902の数値を自動的に表示することもできる。
負担金額の場合、上限金額を決定して入力するとともに夫と妻のどちらに上限金額を設定するのかを決定して入力する。上限金額を設定した方の欄に「上限○○円」と表示され、超過分を負担する方の欄に「○○円超過分」と表示される。たとえば、JVCカードの場合、夫の負担金額入力欄904に「10,000円超過分」と表示され、妻の負担金額入力欄905に「上限10,000円」と表示されているので、妻の口座に上限金額(1万円)が設定されていることがわかる。設定が完了した場合には、「登録」ボタン906を押下することによって、登録が完了し、負担率登録画面900は消去する。一方「キャンセル」ボタン907を押下することによって、登録が無効となり、負担率登録画面900は消去する。
図10は、利用明細照会画面の一例を示す説明図である。図10において、利用明細照会画面1000は、利用日、利用方法、利用金額、負担率または負担金額、引き落とし金額が表示される。そして、負担率と負担金額については、変更ができるように、入力欄となっている。夫または妻は、利用明細照会画面1000から、負担率または負担金額を変更し、各口座の引き落とし金額を変更することができる。
たとえば、ABCカードの場合、夫が「80%」、妻が「20%」となっているが、それを書き換えて、負担率を変更することができる。あるいは、負担率から負担金額を変更することもできる。この変更は、その月のみ有効としてもよく、また、その後継続して有効としてもよい。この変更は、たとえば振替日(引き落とし期日)の前日まで可能とすることができる。また、クレジットカードの支払いのみ変更可能とし、住宅ローンや電気料金などの公共料金には適用しないようにしてもよい。
このように、負担率または負担金額を変更することができるようにすることで、特にクレジットカードを使用して特別な買い物などをしたときに、その代金の支払い負担を変更することができる。負担率または負担金額の変更は、支払人(夫または妻)が単独でおこなうことができるが、その場合、変更した本人以外の支払人に対して、変更があった旨を通知するようにするとよい。
(システムの概要)
図11は、本実施例にかかる引き落とし処理システムの概要を示す説明図である。図11において、1101は利用者(利用者1(夫)1101aおよび利用者2(妻)1101b)であり、1102は加盟店であり、1103はクレジットカード会社であり、1104は金融機関である。また、1200はクレジットカード会社1103のデータベース(DB)であり、1300は金融機関1104のデータベースである。
また図12は、クレジットカード会社1103のデータベース1200の内容を示す説明図である。図12において、クレジットカード会社1103のデータベース1200は、会員情報DB1201と、決済口座情報DB1202と、加盟店情報DB1203と、カード利用明細情報DB1204と、請求明細情報DB1205とを含んでいる。
また図13は、金融機関1104のデータベース1300の内容を示す説明図である。図13において、金融機関1104のデータベース1300は、バーチャル口座情報DB1301と、実口座情報DB1302と、負担率情報DB1303と、費目情報DB1304と、利用明細情報DB1305とを含んでいる。
図11に戻って、利用者1101(利用者1(夫)1101aまたは利用者2(妻)1101bのいずれか)が加盟店1102においてクレジットカードで買い物をする(A)と、加盟店1102から商品を受け取る(B)。加盟店1102は、クレジットカード会社1103に対して、利用情報を送信する(C)とともに立替請求をおこなう(D)。これに対して、クレジットカード会社1103は、受信した利用情報をカード利用明細情報DB1204へ登録するとともに、加盟店情報DB1203に基づいて、加盟店1102へ立替払いをする(E)。
また、クレジットカード会社1103は、会員情報DB1201に基づいて、利用者1101に対して、カード利用明細情報DB1204を用いて、請求書(利用明細)を発行する(F)とともに、利用情報を金融機関1104へ送信する(G)。金融機関1104は、受信した利用情報を利用明細情報DB1305に登録し、、バーチャル口座情報DB1301、実口座情報DB1302、負担率情報DB1303、費目情報DB1304、利用明細情報DB1305に基づいて、利用者1101が利用状況を参照可能な状態にする。
利用者1101は、金融機関1104に対して、あらかじめ負担率を設定し(H)、利用状況を照会し(I)、場合によっては負担率を変更する(J)。クレジットカード会社1103は、請求処理をおこなって請求明細情報DBを更新し(K)、金融機関1104に対して、請求情報(L)を送信するとともに振替情報(M)を送信して振替依頼をおこなう。これに対して、金融機関1104は振替処理をおこない(N)、クレジットカード会社1103へ振替をする(O)。
以上説明したように、本実施の形態によれば、少なくとも、第1口座101および第2口座102に関連付けられた、第1口座101および第2口座102とは別に設けられた決済口座100を用いて引き落としをおこなうに際し、決済口座100から引き落としされる代金を、第1口座101と第2口座102とにおいてそれぞれの比率で引き落とす、あるいは、決済口座100から引き落としされる代金につき、あらかじめ定めた上限金額までは、第1口座101または第2口座102のいずれか一方の口座から引き落とすとともに、代金が上限金額を超えた分の金額については他方の口座から引き落とすので、クレジットカードやショッピングローンの1契約に対し、決済口座を複数登録でき、契約者が各決済口座に対して任意に支払率(利用者が支払う割合)を設定でき、請求金額に支払率を乗じた金額が各決済口座から引き落としされる。これによって、共同購入者が納得の上で、各自の負担額が決定されるため、共有物の物品やサービスを購入する際に公平な決済が可能となる。
このように、共働き夫婦専用のバーチャル口座を決済口座に登録しておけば、各自の給与口座から共同口座へ毎月振り込む必要がなく、シームレスに共同で買い物、支払いすることが可能になる。たとえば、公共料金については夫婦で等分、住宅ローンは夫が7割、妻が3割、食費は夫が4割、妻が6割というように設定しておき、引き落とし時に設定された割合で乗じた金額をそれぞれの口座から引き落とす。また、クレジットカード利用の場合についても、事前に設定された負担率をもとに請求金額を算出し、夫婦それぞれの口座から振替える。カード会社は金融機関に対し利用明細情報を事前に渡し、請求情報も明細ごとに渡すことができ、これによって、どの利用明細に対する請求かが判断できるようになる。
さらに、カード会社、信販会社にとっては、決済口座に振替不能な口座があったとしても振替可能口座から引き落とすことができるので従来の方式より請求回収率が上がることが予想される。
また、本実施の形態によれば、第1口座101の支払人または第2口座102の支払人からの、負担比率または負担金額(上限金額)の変更依頼を受け付け、受け付けられた変更依頼に基づいて、比率または負担金額を変更するため、支払人の負担をより適切に分担することができる。
また、本実施の形態によれば、少なくとも第1の支払人および第2の支払人のいずれかによって登録された支払先に関する情報を取得する支払先情報取得部103と、取得された支払先に関する情報に基づいて、支払先に対して決済口座100から引き落としされる代金にかかる、第1口座101から引き落としされる金額と、第2口座102から引き落としされる金額と、を決定する引き落とし金額決定部104と、決定された金額を第1口座101および第2口座102からそれぞれ引き落とす引き落とし処理部105と、を備えるため、口座引き落としにおいて、容易にかつ効率的に複数人が共同で支払いをすることができ、負担者に公平な決済を容易に実現することができる。
また、本実施の形態によれば、少なくとも第1の支払人および第2の支払人のいずれかの指示に基づいて、支払先に関する情報を変更する支払先情報変更部106を備えるため、引き落とし直前まで、負担率や負担金額を変更することができ、支払人の負担をより適切に分担することができる。
また、本実施の形態によれば、引き落とし期日に先立って、事前に各口座の引き落とし金額を算出し、利用状況をインターネットなどを利用して集計・参照できるようにする。これによって、家計の把握・管理を容易におこなうことができる。
なお、本実施の形態で説明した引き落とし方法は、あらかじめ用意されたプログラムをパーソナルコンピュータやワークステーション等のコンピュータで実行することにより実現することができる。このプログラムは、ハードディスク、フレキシブルディスク、CD−ROM、MO、DVD等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録され、コンピュータによって記録媒体から読み出されることによって実行される。またこのプログラムは、インターネット等のネットワークを介して配布することが可能な伝送媒体であってもよい。
以上のように、本発明にかかる引き落とし処理システム、引き落とし方法および引き落としプログラムは、金融機関におけるクレジットカード利用代金、公共料金、保険料金、税金などの口座の引き落とし処理に用いるのに適している。
本実施の形態にかかる引き落とし処理システムの機能的構成を示すブロック図である。 本実施の形態にかかる引き落とし処理システムの処理の手順を示すフローチャートである。 引き落とし金額決定処理の具体的な手順を示すフローチャート(その1)である。 引き落とし金額決定処理の具体的な手順を示すフローチャート(その2)である。 この発明の実施例にかかる口座の概要を示す説明図である。 この発明の実施例にかかる支払先情報の内容の一例を示す説明図である。 この発明の実施例にかかる実際の利用状況を示す説明図である。 夫の口座と妻の口座からの引き落とし金額を示す説明図である。 負担率登録画面の一例を示す説明図である。 利用明細照会画面の一例を示す説明図である。 本実施例にかかる引き落とし処理システムの概要を示す説明図である。 クレジットカード会社のデータベースの内容を示す説明図である。 金融機関のデータベースの内容を示す説明図である。
符号の説明
100 決済口座
101 第1口座
102 第2口座
103 支払先情報取得部
104 引き落とし金額決定部
105 引き落とし処理部
106 支払先情報変更部
900 負担率登録画面
1000 利用明細詳細画面
1101 利用者
1102 加盟店
1103 クレジットカード会社
1104 金融機関
1200 (クレジットカード会社の)データベース
1300 (金融機関の)データベース

Claims (7)

  1. 少なくとも、第1の支払人の口座(以下「第1口座」という)および第2の支払人の口座(以下「第2口座」という)に関連付けられた、前記第1口座および前記第2口座とは別に設けられた決済口座が設けられた金融機関におけるコンピュータによる引き落とし処理システムであって、
    前記第1口座の支払人および前記第2口座の支払人の少なくともいずれかによって登録可能な、前記決済口座に関連付けられる支払先に関する情報を登録する登録手段と、
    前記支払先からの請求代金に関する情報および決済口座情報を含む請求情報を受け付ける受付手段と、
    前記受付手段によって受け付けられた請求情報に含まれる決済口座情報に関連付けられた支払先に関する情報を前記登録手段から取得する取得手段と、
    前記取得手段によって取得された支払先に関する情報および前記受付手段によって受け付けられた請求情報に含まれる請求代金に関する情報に基づいて、前記第1口座から引き落としされる金額と、前記第2口座から引き落としされる金額と、を決定する決定手段と、
    前記決定手段によって決定された金額に関する情報を含む利用明細照会画面情報を前記第1口座の支払人および前記第2口座の支払人の少なくともいずれかに提供する提供手段と、
    前記支払先からの請求代金に対する前記決済口座からの引き落としとして、前記決定手段によって決定された金額を前記第1口座および前記第2口座からそれぞれ引き落とし処理をあらかじめ定められた所定の時期におこなう引き落とし処理手段と、
    を備え、
    前記登録手段に登録された支払先に関する情報は、支払先ごとに、前記第1の支払人と前記第2の支払人との、前記請求代金に対する負担率に関する情報が含まれるとともに、当該負担率に関する情報は、前記利用明細照会画面からの前記第1の支払人および前記第2の支払人の少なくともいずれかの指示に基づいて変更可能であり、
    前記決定手段は、前記請求代金について、変更された前記支払先に関する情報の前記負担率に基づいて、前記第1口座と前記第2口座とにおいてそれぞれの比率で引き落とすよう各口座の引き落とし金額を決定し、
    前記引き落とし処理手段は、前記第1口座および前記第2口座の少なくともいずれか一方の口座からの引き落としができなかった場合に、
    前記引き落としされる金額から当該口座の残高を減算した残額を算出し、当該残額について他方の口座から引き落としができるか否かを判断し、
    引き落としができる場合は、引き落としができなかった口座から全額引き落とすとともに、他方の口座から、他方の口座における引き落としされる金額および前記残額の合計金額を引き落とすとともに、残高不足が発生した旨を通知し
    引き落としができない場合は、前記決済口座からの引き落としが不能である旨を通知することを特徴とする引き落とし処理システム。
  2. 少なくとも、第1の支払人の口座(以下「第1口座」という)および第2の支払人の口座(以下「第2口座」という)に関連付けられた、前記第1口座および前記第2口座とは別に設けられた決済口座が設けられた金融機関におけるコンピュータによる引き落とし処理システムであって、
    前記第1口座の支払人および前記第2口座の支払人の少なくともいずれかによって登録可能な、前記決済口座に関連付けらる支払先に関する情報を登録する登録手段と、
    前記支払先からの請求代金に関する情報および決済口座情報を含む請求情報を受け付ける受付手段と、
    前記受付手段によって受け付けられた請求情報に含まれる決済口座情報に関連付けられた支払先に関する情報を前記登録手段から取得する取得手段と、
    前記取得手段によって取得された支払先に関する情報および前記受付手段によって受け付けられた請求情報に含まれる請求代金に関する情報に基づいて、前記第1口座から引き落としされる金額と、前記第2口座から引き落としされる金額と、を決定する決定手段と、
    前記決定手段によって決定された金額に関する情報を含む利用明細照会画面情報を前記第1口座の支払人および前記第2口座の支払人の少なくともいずれかに提供する提供手段と、
    前記支払先からの請求代金に対する前記決済口座からの引き落としとして、前記決定手段によって決定された金額を前記第1口座および前記第2口座からそれぞれ引き落とし処理をあらかじめ定められた所定の時期におこなう引き落とし処理手段と、
    を備え、
    前記登録手段に登録された支払先に関する情報は、支払先ごとに、前記請求代金のうち、あらかじめ定めた金額(以下「上限金額」という)までは、前記第1口座または前記第2口座のいずれか一方の口座からの引き落とし金額とするとともに、前記請求代金が前記上限金額を超えた分の金額を他方の口座から引き落とす金額とするための当該上限金額および当該上限金額が引き落とされる口座に関する情報が含まれるとともに、当該上限金額および当該上限金額が引き落とされる口座に関する情報は、前記利用明細照会画面からの前記第1の支払人および前記第2の支払人の少なくともいずれかの指示に基づいて変更可能であり、
    前記決定手段は、前記請求代金について、変更された前記支払先に関する情報の前記上限金額および当該上限金額が引き落とされる口座に関する情報に基づいて、前記第1口座と前記第2口座の引き落とし金額を決定し、
    前記引き落とし処理手段は、前記第1口座および前記第2口座の少なくともいずれか一方の口座からの引き落としができなかった場合に、
    前記引き落としされる金額から当該口座の残高を減算した残額を算出し、当該残額について他方の口座から引き落としができるか否かを判断し、
    引き落としができる場合は、引き落としができなかった口座から全額引き落とすとともに、他方の口座から、他方の口座における引き落としされる金額および前記残額の合計金額を引き落とすとともに、残高不足が発生した旨を通知し
    引き落としができない場合は、前記決済口座からの引き落としが不能である旨を通知することを特徴とする引き落とし処理システム。
  3. 前記第1の支払人と前記第2の支払人とは、配偶者どうしあるいは親族関係にあることを特徴とする請求項1または2に記載の引き落とし処理システム。
  4. 登録手段と、受付手段と、取得手段と、決定手段と、提供手段とを備えた、少なくとも、第1の支払人の口座(以下「第1口座」という)および第2の支払人の口座(以下「第2口座」という)に関連付けられた、前記第1口座および前記第2口座とは別に設けられた決済口座が設けられた金融機関におけるコンピュータによる引き落とし処理システムにもちいる引き落とし処理方法であって、
    前記登録手段が、前記第1口座の支払人および前記第2口座の支払人の少なくともいずれかによって登録可能な、前記決済口座に関連付けられる支払先に関する情報を所定の記憶領域に登録する登録工程と、
    前記受付手段が、前記支払先からの請求代金に関する情報および決済口座情報を含む請求情報を受け付ける受付工程と、
    前記取得手段が、前記受付工程によって受け付けられた請求情報に含まれる決済口座情報に関連付けられた支払先に関する情報を前記所定の記憶領域から取得する取得工程と、
    前記決定手段が、前記取得工程によって取得された支払先に関する情報および前記受付工程によって受け付けられた請求情報に含まれる請求代金に関する情報に基づいて、前記第1口座から引き落としされる金額と、前記第2口座から引き落としされる金額と、を決定する決定工程と、
    前記提供手段が、前記決定工程によって決定された金額に関する情報を含む利用明細照会画面情報を前記第1口座の支払人および前記第2口座の支払人の少なくともいずれかに提供する提供工程と、
    前記支払先からの請求代金に対する前記決済口座からの引き落としとして、前記決定工程によって決定された金額を前記第1口座および前記第2口座からそれぞれ引き落とし処理をあらかじめ定められた所定の時期におこなう引き落とし処理工程と、
    を含み、
    前記所定の記憶領域に登録された支払先に関する情報は、支払先ごとに、前記第1の支払人と前記第2の支払人との、前記請求代金に対する負担率に関する情報が含まれるとともに、当該負担率に関する情報は、前記利用明細照会画面からの前記第1の支払人および前記第2の支払人の少なくともいずれかの指示に基づいて変更可能であり、
    前記決定工程は、前記請求代金について、変更された前記支払先に関する情報の前記負担率に基づいて、前記第1口座と前記第2口座とにおいてそれぞれの比率で引き落とすよう各口座の引き落とし金額を決定し、
    前記引き落とし処理工程は、前記第1口座および前記第2口座の少なくともいずれか一方の口座からの引き落としができなかった場合に、
    前記引き落としされる金額から当該口座の残高を減算した残額を算出し、当該残額について他方の口座から引き落としができるか否かを判断し、
    引き落としができる場合は、引き落としができなかった口座から全額引き落とすとともに、他方の口座から、他方の口座における引き落としされる金額および前記残額の合計金額を引き落とすとともに、残高不足が発生した旨を通知し
    引き落としができない場合は、前記決済口座からの引き落としが不能である旨を通知することを特徴とする引き落とし処理方法。
  5. 登録手段と、受付手段と、取得手段と、決定手段と、提供手段とを備えた、少なくとも、第1の支払人の口座(以下「第1口座」という)および第2の支払人の口座(以下「第2口座」という)に関連付けられた、前記第1口座および前記第2口座とは別に設けられた決済口座が設けられた金融機関におけるコンピュータによる引き落とし処理システムにもちいる引き落とし処理方法であって、
    前記登録手段が、前記第1口座の支払人および前記第2口座の支払人の少なくともいずれかによって登録可能な、前記決済口座に関連付けられる支払先に関する情報を所定の記憶領域に登録する登録工程と、
    前記受付手段が、前記支払先からの請求代金に関する情報および決済口座情報を含む請求情報を受け付ける受付工程と、
    前記取得手段が、前記受付工程によって受け付けられた請求情報に含まれる決済口座情報に関連付けられた支払先に関する情報を前記所定の記憶領域から取得する取得工程と、
    前記決定手段が、前記取得工程によって取得された支払先に関する情報および前記受付工程によって受け付けられた請求情報に含まれる請求代金に関する情報に基づいて、前記第1口座から引き落としされる金額と、前記第2口座から引き落としされる金額と、を決定する決定工程と、
    前記提供手段が、前記決定工程によって決定された金額に関する情報を含む利用明細照会画面情報を前記第1口座の支払人および前記第2口座の支払人の少なくともいずれかに提供する提供工程と、
    前記支払先からの請求代金に対する前記決済口座からの引き落としとして、前記決定工程によって決定された金額を前記第1口座および前記第2口座からそれぞれ引き落とし処理をあらかじめ定められた所定の時期におこなう引き落とし処理工程と、
    を含み、
    前記所定の記憶領域に登録された支払先に関する情報は、支払先ごとに、前記請求代金のうち、あらかじめ定めた金額(以下「上限金額」という)までは、前記第1口座または前記第2口座のいずれか一方の口座からの引き落とし金額とするとともに、前記請求代金が前記上限金額を超えた分の金額を他方の口座から引き落とす金額とするための当該上限金額および当該上限金額が引き落とされる口座に関する情報が含まれるとともに、当該上限金額および当該上限金額が引き落とされる口座に関する情報は、前記利用明細照会画面からの前記第1の支払人および前記第2の支払人の少なくともいずれかの指示に基づいて変更可能であり、
    前記決定工程は、前記請求代金について、変更された前記支払先に関する情報の前記上限金額および当該上限金額が引き落とされる口座に関する情報に基づいて、前記第1口座と前記第2口座の引き落とし金額を決定し、
    前記引き落とし処理工程は、前記第1口座および前記第2口座の少なくともいずれか一方の口座からの引き落としができなかった場合に、
    前記引き落としされる金額から当該口座の残高を減算した残額を算出し、当該残額について他方の口座から引き落としができるか否かを判断し、
    引き落としができる場合は、引き落としができなかった口座から全額引き落とすとともに、他方の口座から、他方の口座における引き落としされる金額および前記残額の合計金額を引き落とすとともに、残高不足が発生した旨を通知し
    引き落としができない場合は、前記決済口座からの引き落としが不能である旨を通知することを特徴とする引き落とし処理方法。
  6. 登録手段と、受付手段と、取得手段と、決定手段と、提供手段とを備えた、少なくとも、第1の支払人の口座(以下「第1口座」という)および第2の支払人の口座(以下「第2口座」という)に関連付けられた、前記第1口座および前記第2口座とは別に設けられた決済口座が設けられた金融機関におけるコンピュータによる引き落とし処理システムが実行する引き落とし処理プログラムであって、
    前記登録手段が、前記第1口座の支払人および前記第2口座の支払人の少なくともいずれかによって登録可能な、前記決済口座に関連付けられる支払先に関する情報を所定の記憶領域に登録する登録工程と、
    前記受付手段が、前記支払先からの請求代金に関する情報および決済口座情報を含む請求情報を受け付ける受付工程と、
    前記取得手段が、前記受付工程によって受け付けられた請求情報に含まれる決済口座情報に関連付けられた支払先に関する情報を前記所定の記憶領域から取得する取得工程と、
    前記決定手段が、前記取得工程によって取得された支払先に関する情報および前記受付工程によって受け付けられた請求情報に含まれる請求代金に関する情報に基づいて、前記第1口座から引き落としされる金額と、前記第2口座から引き落としされる金額と、を決定する決定工程と、
    前記提供手段が、前記決定工程によって決定された金額に関する情報を含む利用明細照会画面情報を前記第1口座の支払人および前記第2口座の支払人の少なくともいずれかに提供する提供工程と、
    前記支払先からの請求代金に対する前記決済口座からの引き落としとして、前記決定工程によって決定された金額を前記第1口座および前記第2口座からそれぞれ引き落とし処理をあらかじめ定められた所定の時期におこなう引き落とし処理工程と、
    を含み、
    前記所定の記憶領域に登録された支払先に関する情報は、支払先ごとに、前記第1の支払人と前記第2の支払人との、前記請求代金に対する負担率に関する情報が含まれるとともに、当該負担率に関する情報は、前記利用明細照会画面からの前記第1の支払人および前記第2の支払人の少なくともいずれかの指示に基づいて変更可能であり、
    前記決定工程は、前記請求代金について、変更された前記支払先に関する情報の前記負担率に基づいて、前記第1口座と前記第2口座とにおいてそれぞれの比率で引き落とすよう各口座の引き落とし金額を決定し、
    前記引き落とし処理工程は、前記第1口座および前記第2口座の少なくともいずれか一方の口座からの引き落としができなかった場合に、
    前記引き落としされる金額から当該口座の残高を減算した残額を算出し、当該残額について他方の口座から引き落としができるか否かを判断し、
    引き落としができる場合は、引き落としができなかった口座から全額引き落とすとともに、他方の口座から、他方の口座における引き落としされる金額および前記残額の合計金額を引き落とすとともに、残高不足が発生した旨を通知し
    引き落としができない場合は、前記決済口座からの引き落としが不能である旨を通知することを特徴とする引き落とし処理プログラム。
  7. 登録手段と、受付手段と、取得手段と、決定手段と、提供手段とを備えた、少なくとも、第1の支払人の口座(以下「第1口座」という)および第2の支払人の口座(以下「第2口座」という)に関連付けられた、前記第1口座および前記第2口座とは別に設けられた決済口座が設けられた金融機関におけるコンピュータによる引き落とし処理システムが実行する引き落とし処理プログラムであって、
    前記登録手段が、前記第1口座の支払人および前記第2口座の支払人の少なくともいずれかによって登録可能な、前記決済口座に関連付けられる支払先に関する情報を所定の記憶領域に登録する登録工程と、
    前記受付手段が、前記支払先からの請求代金に関する情報および決済口座情報を含む請求情報を受け付ける受付工程と、
    前記取得手段が、前記受付工程によって受け付けられた請求情報に含まれる決済口座情報に関連付けられた支払先に関する情報を前記所定の記憶領域から取得する取得工程と、
    前記決定手段が、前記取得工程によって取得された支払先に関する情報および前記受付工程によって受け付けられた請求情報に含まれる請求代金に関する情報に基づいて、前記第1口座から引き落としされる金額と、前記第2口座から引き落としされる金額と、を決定する決定工程と、
    前記提供手段が、前記決定工程によって決定された金額に関する情報を含む利用明細照会画面情報を前記第1口座の支払人および前記第2口座の支払人の少なくともいずれかに提供する提供工程と、
    前記支払先からの請求代金に対する前記決済口座からの引き落としとして、前記決定工程によって決定された金額を前記第1口座および前記第2口座からそれぞれ引き落とし処理をあらかじめ定められた所定の時期におこなう引き落とし処理工程と、
    を含み、
    前記所定の記憶領域に登録された支払先に関する情報は、支払先ごとに、前記請求代金のうち、あらかじめ定めた金額(以下「上限金額」という)までは、前記第1口座または前記第2口座のいずれか一方の口座からの引き落とし金額とするとともに、前記請求代金が前記上限金額を超えた分の金額を他方の口座から引き落とす金額とするための当該上限金額および当該上限金額が引き落とされる口座に関する情報が含まれるとともに、当該上限金額および当該上限金額が引き落とされる口座に関する情報は、前記利用明細照会画面からの前記第1の支払人および前記第2の支払人の少なくともいずれかの指示に基づいて変更可能であり、
    前記決定工程は、前記請求代金について、変更された前記支払先に関する情報の前記上限金額および当該上限金額が引き落とされる口座に関する情報に基づいて、前記第1口座と前記第2口座の引き落とし金額を決定し、
    前記引き落とし処理工程は、前記第1口座および前記第2口座の少なくともいずれか一方の口座からの引き落としができなかった場合に、
    前記引き落としされる金額から当該口座の残高を減算した残額を算出し、当該残額について他方の口座から引き落としができるか否かを判断し、
    引き落としができる場合は、引き落としができなかった口座から全額引き落とすとともに、他方の口座から、他方の口座における引き落としされる金額および前記残額の合計金額を引き落とすとともに、残高不足が発生した旨を通知し
    引き落としができない場合は、前記決済口座からの引き落としが不能である旨を通知することを特徴とする引き落とし処理プログラム。
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