JP4992736B2 - 記録媒体用ハウジング、および、それに用いられる位置調節機構 - Google Patents

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Description

本発明は、記録媒体を着脱可能に収容する記録媒体用ハウジング、および、それに用いられる位置調節機構に関する。
情報通信機器において、記録媒体としてのハードディスクドライブ(HDD)または密閉型のハードディスクパック等を筐体内に内蔵するものが実用に供されている。ハードディスクパックにおける一端には、例えば、特許文献1にも示されるように、接続用プラグ(特許文献1においてハードディスク側脱着部とも呼ばれる)が設けられている。接続用プラグとしては、例えば、SATA規格に準拠し成形された接続用プラグが広く利用されている。
そのような接続用プラグは、所定の基板上に半田付け固定されるベースコネクタに接続される。そのようなベースコネクタは、例えば、特許文献2にも示されるように、接続用プラグが嵌合される嵌合口、および、接続用プラグのパッドと基板の導電層とを電気的に接続する複数個のコンタクトを備えている。各コンタクトは、一端に半田付け固定端子を有している。
特開2006−278186号公報 特開2006−228603号公報
保守または製造時、上述のようなハードディスクパック等を情報通信機器の筐体内で着脱する場合、例えば、車載情報通信機器内でハードディスクパック等を着脱する場合、比較的狭い空間内での着脱作業は容易に、かつ確実に行なわれることが要求されるので予めハードディスクパック等における接続用プラグのベースコネクタに対する相対位置調整が適切になされていることが必要とされる。
しかしながら、特許文献1にも示されるような、従来のベースコネクタと接続用プラグとは、互いの相対位置を調整する機構を備えていないものなので製造誤差に起因した相対的な位置ずれによってベースコネクタおよび接続用プラグの接続が不確実となる虞がある。また、従来のベースコネクタにおいては、ベースコネクタが固定される基板が必要とされるので製造コストも嵩むという問題点も伴う。
以上の問題点を考慮し、本発明は、記録媒体を着脱可能に収容する記録媒体用ハウジング、および、それに用いられる位置調節機構であって、ハードディスクパック等に設けられる接続プラグの接続されるべきコネクタに対する相対位置の位置調節をすることができ、しかも、製造コストを低減することができる記録媒体用ハウジング、および、それに用いられる位置調節機構を提供することを目的とする。
上述の目的を達成するために、本発明に係る記録媒体用ハウジングは、プラグ部を有する密閉型記録媒体を着脱可能に収容する記録媒体収容部と、記録媒体収容部に相対向して配され、密閉型記録媒体の着脱のとき、密閉型記録媒体を案内する一対のガイドレール部材と、記録媒体収容部における一端部に配され、一端にケーブルが接続され、他端に密閉型記録媒体のプラグ部に直接的または間接的に接続されるソケット部を有するレセプタクル部材に対向して配されるコネクタ支持部材と、一端がレセプタクル部材に連結され、他端がコネクタ支持部材の第1の開口部の周縁に係合され、レセプタクル部材をコネクタ支持部材に連結する固定具と、を備え、記録媒体収容部に配される密閉型記録媒体のプラグ部のレセプタクル部材のソケット部に対する相対位置の偏倚に応じてレセプタクル部材がコネクタ支持部材に対し移動可能とされるように固定具の他端が第1の開口部に対し隙間をもって配されることを特徴とする。
また、本発明に係る位置調節機構は、プラグ部を有する密閉型記録媒体を着脱可能に収容する記録媒体収容部における一端部に配され、一端にケーブルが接続され、他端に密閉型記録媒体のプラグ部に直接的または間接的に接続されるソケット部を有するレセプタクル部材に対向して配されるコネクタ支持部材と、一端がレセプタクル部材に連結され、他端がコネクタ支持部材の開口部の周縁に係合され、レセプタクル部材をコネクタ支持部材に連結する固定具と、を備え、記録媒体収容部に配される密閉型記録媒体のプラグ部のレセプタクル部材のソケット部に対する相対位置の偏倚に応じてレセプタクル部材がコネクタ支持部材に対し移動可能とされるように固定具の他端が開口部に対し隙間をもって配されることを特徴とする。
以上の説明から明らかなように、本発明に係る記録媒体用ハウジング、および、それに用いられる位置調節機構によれば、記録媒体収容部に配される密閉型記録媒体のプラグ部のレセプタクル部材のソケット部に対する相対位置の偏倚に応じてレセプタクル部材がコネクタ支持部材に対し移動可能とされるように固定具の他端が第1の開口部に対し隙間をもって配されるので例えば、ハードディスクパック等に設けられる接続プラグの接続されるべきコネクタに対する相対位置の位置調節をすることができ、しかも、レセプタクル部材がケーブルにより接続されるので製造コストを低減することができる。
図3は、本発明に係る記録媒体用ハウジングの一例の外観を、その内側に収容されるディスクパックとともに示す。
図3において、記録媒体用ハウジングは、例えば、車載用情報通信機器の内部に配置される。記録媒体用ハウジング12は、密閉型記録媒体としてのディスクパック10を図4に示される矢印の示す方向に沿って着脱可能に収容する記録媒体収容部12Aを有している。記録媒体収容部12Aは、その底部および側面部を形成する底板部12Bと、その側面部に固定され、その長手方向に沿って延びるガイドレール部12GLおよび12GRと、ガイドレール部12GLおよび12GRの一端に対して直交するように配され、後述するレセプタクル部材16を支持するコネクタ支持部材14とにより形成されている。
ディスクパック10は、その内部に記録媒体として所定の記憶容量を有する円盤状の磁気記録媒体、および、ドライバ等を内蔵している。ディスクパック10における一端側の端面には、後述するレセプタクル部材16のソケット部が着脱可能に係合されるプラグ部10PLが設けられている。プラグ部10PLは、例えば、SATA規格に準拠した間隔およびサイズの複数のコンタクトパッドを有している。複数のコンタクトパッドは、隔壁により、二つの群に区切られている。また、ディスクパック10の両側面部には、それぞれ、上述のガイドレール部12GLおよび12GRの内周面に従い案内されるインナーレール10Rおよび10Lが固定されている。インナーレール10Rおよび10Lにおける端部は、ガイドレール部12GLおよび12GRの一端に対向するように屈曲されている。インナーレール10Rおよび10Lのその各端部には、後述する小ねじBs1が挿入される孔10aが形成されている。
底板部12Bの両側面部には、それぞれ、互いに略平行となるように、ガイドレール部12GLおよび12GRが固定されている。これにより、ガイドレール部12GLおよび12GR相互間には、開口部が形成されることとなる。
また、ガイドレール部12GLおよび12GRの一端には、それぞれ、底板部12Bに支持されているコネクタ支持部材14の両端部が向かい合っている。
一方、ガイドレール部12GLおよび12GRの他端には、それぞれ、上述のインナーレール10Rおよび10Lの孔10aを介して小ねじBs1がねじ込まれる雌ねじ12aが形成されている。また、底板部12Bにおけるガイドレール部12GLおよび12GRの一端側には、後述する小ねじBs2がねじ込まれる雌ねじ(不図示)が形成されている。
これにより、記録媒体収容部12Aは、底板部12Bの表面とガイドレール部12GLおよび12GRの内周面との間に形成されることとなる。また、ディスクパック10は、記録媒体収容部12A内に図4の矢印の示す方向に沿って底板部12Bの表面とガイドレール部12GLおよび12GRの内周面との間を通過して挿入され記録媒体収容部12A内に配される。従って、記録媒体収容部12A内に配されたディスクパック10は、小ねじBs1および雌ねじ12aにより、ガイドレール部12GLおよび12GRに固定されることとなる。
中央に長孔14Aを有するコネクタ支持部材14は、図1および図2に拡大されて示されるように、その両端近傍に小ねじBs2が挿入される孔14aを有している。これにより、コネクタ支持部材14は、小ねじBs2が孔14aを介して底板部12Bにおける雌ねじにねじ込まれることにより、底板部12Bに固定されることとなる。その際、コネクタ支持部材14の長孔14Aの中心軸線O(図1参照)とガイドレール部12GLおよび12GR相互間における中央を通る直線Loとは略一致するように設定されている。また、コネクタ支持部材14の長孔14Aと孔14aとの間にそれぞれ、後述する固定具24のペグ部24が挿入される孔14bが形成されている。
樹脂材料で成形されるレセプタクル部材16は、図5に拡大されて示されるように、後述するケーブル18の一端をレセプタクル部材16内のコンタクト収容部(不図示)内に着脱可能に固定するスライダー部材16Kと、上述のディスクパック10のプラグ部10PL内に接続される雄型のソケット部16RHと、ソケット部16RHに隣接してコンタクト収容部の外郭部を形成するフランジ部16Fとを含んで構成されている。
ケーブル18は、例えば、フラットケーブル(FFC)、または、フレキシブル配線基板(FPC;flexible printed circuit)とされ、コンタクト(不図示)に接続されるコンタクトパッド群が一端に形成されている。
スライダー部材16Kは、コンタクト収容部に対して摺動可能に支持されており、ケーブル18の一端を着脱可能な状態とするアンロック位置と、ケーブル18の一端をコンタクトに対し電気的に接続する状態を保持するロック位置とをとるものとされる。なお、図5においては、スライダー部材16Kがロック位置とされる状態を示す。
ソケット部16RHは、図6に拡大されて示されるように、後述のフランジ部16Fの端面に対して略垂直に突出し、プラグ部10PLのコンタクトパッド群が挿入される細長いスリットを有している。そのスリット内には、コンタクト端子26ai(i=1〜n,nは正の整数)の一端が露出している。そのスリット内は、隔壁により、二つの部分に区切られている。その各部分には、コンタクト端子26aiが、プラグ部10PLのコンタクトパッド群の配列に対応した所定の間隔で配列されている。
フランジ部16Fの端面におけるソケット部16RHの周囲には、後述する板ばね28がそれぞれ、挿入される孔16dが形成されている。孔16dは、図7に示されるように、フランジ部16Fを貫通している。孔16dは、4箇所に形成されており、例えば、ソケット部16RHにおける上述の隔壁の上方および下方となる位置、ソケット部16RHの両側部に隣接した位置に形成されている。
スライダー部材16Kの端部とフランジ部16Fの端面との間における上方側の孔16dの開口端には、図10(A)に拡大されて示されるように、金属製の板ばね28の一端が露出している。板ばね28の一端の下方となる位置には、逃げとしての凹部16Dが形成されている。なお、図7に拡大されて示されるように、下方側の孔16d(不図示)においても板ばね28の一端が露出している。斯かる板ばね28の一端の下方となる位置には、凹部16Dが形成されている。また、図6において左右方向の配置される板ばね28の下方となる位置にも、逃げとしての凹部16Dが形成されている。
板ばね28は、図10(B)に示されるように、折り重ねられるように形成され孔16dに挿入される固定部と、固定部の一端に連なり張り出すように形成される可動片部とから構成されている。なお、ソケット部16RHの両側部にそれぞれ隣接した位置における2個の板ばね28の可動片部は、それぞれ、ソケット部16RHの両側部に対し離隔する方向に張り出している。
フランジ部16Fの両端におけるスライダー部材16K側には、レセプタクル部材16をコネクタ支持部材14に対し固定するための固定具20が一対設けられている。
固定具20は、フランジ部16Fの両端に一体に形成されるペグ部24と、ペグ部24内に挿入され、ペグ部の各爪部の先端をコネクタ支持部材14の孔14bの周縁に対し選択的にロック状態またはアンロック状態とするロック/アンロック部材22とから構成されている。
ペグ部24は、図19に拡大されて示されるように、4本の爪部24Nを有している。4本の爪部24Nは、フランジ部16Fの孔16Hの内側に所定の間隔をもって形成される円筒部の一端に一体に円周方向に均等分割されて形成される。各爪部24Nは、半径方向に弾性変位可能とされ、図8に示されるように、孔16Hから突出するように形成されている。その円筒部は、図21(A)に拡大されて示されるように、孔16Hの周縁と2箇所で連結されている。その連結部分には、溝16Gaおよび16Gbが斜めに形成されている。上述の円筒部内には、後述するロック/アンロック部材22の外周面に係合される突起部24P(図12参照)が形成されている。
樹脂製のロック/アンロック部材22は、図20に拡大されて示されるように、複数の環状の隆起部22R1,22R2,および、22R3を有する円柱状の軸部22Sと、軸部22Sの一端に同心円状に形成されるフランジ部22Fとから構成されている。
軸部22Sの直径は、上述のペグ部24における円筒部の内径よりも若干小に設定されている。これにより、軸部22Sは、ペグ部24における円筒部内を摺動可能に支持されることとなる。
軸部22Sの外周面における他端近傍に、隆起部22R1,22R2が所定の間隔をもって隣接して形成されている。また、隆起部22R3が、フランジ部22Fに隣接して外周面上に形成されている。さらに、軸部22Sの外周面における隆起部22R1,22R2,および、22R3を横切り、軸部22Sの軸線方向に沿って延びる一対の隆起部22Pが相対向して形成されている。隆起部22Pは、上述の溝16Gaおよび16Gbに係合される。これにより、ロック/アンロック部材22の自転および偏りが規制されるとともに、ロック/アンロック部材22の円滑な摺動が得られる。
固定具20により、レセプタクル部材16をコネクタ支持部材14に固定するにあたっては、先ず、図11および図12に示されるように、ペグ部24の爪部24Nの先端がコネクタ支持部材14の孔14bを貫通するまで爪部24Nが挿入される。
次に、ロック/アンロック部材22の軸部22Sの先端が、図8および図21(A)に示されるように、ソケット部16RH側から円筒部内の所定位置まで挿入される。これにより、軸部22Sの隆起部22R1と隆起部22R2との間の部分が、円筒部内の突起部24P(図12参照)に係止される。その結果、ロック/アンロック部材22は、所謂、仮ロック状態とされる。ロック/アンロック部材22がペグ部24内に保持されるので組み立て途中で脱落して紛失する虞がない。また、ロック/アンロック部材22がペグ部24内に保持された状態でレセプタクル部材16を個別に包装することも可能となるので物流におけるレセプタクル部材16の荷姿も簡便化される。
続いて、ロック/アンロック部材22の先端が、図16および図21(B)に拡大されて示されるように、さらに押し込まれる。これにより、爪部24Nの先端が孔14bの周縁から離脱する方向、即ち、爪部24Nの先端における互いに半径方向に沿って近接する方向の変位が規制されるので衝撃等がレセプタクル部材16に作用した場合であってもレセプタクル部材16が脱落する虞がない。また、ロック/アンロック部材22における隆起部22R3が上述の円筒部内の突起部24P(図12参照)に係止される。これにより、ロック/アンロック部材22は、所謂、ロック状態とされる。その際、図16に示されるように、爪部24Nの外周面とコネクタ支持部材14の孔14bの内周面との間に、所定の隙間CLが形成される。
斯かる構成において、ディスクパック10が記録媒体収容部12Aに装着される場合、ディスクパック10がそのプラグ部10PL側からガイドレール部12GLおよび12GRと底板部12Bとの間に挿入され、ガイドレール部12GLおよび12Gの内周面に案内されながら所定の位置まで押し込まれる。これにより、レセプタクル部材16のソケット部16RHがプラグ部10PL内に嵌合される。
その際、図15、図17および図18に示されるように、製造誤差等に起因してプラグ部10PLのレセプタクル部材16のソケット部16RHに対する相対位置が図17に示されるZ座標軸に沿って若干低い状態でソケット部16RHがプラグ部10PL内に挿入される場合、ソケット部16RHが、プラグ部10PLに追従するように固定具20を伴って下側の板ばね28の付勢力に抗して矢印の示す方向にコネクタ支持部材14に対し押し下げられる。板ばね28の先端は、図15に示されるように、凹部16D内に待避せしめられる。これにより、プラグ部10PLのレセプタクル部材16のソケット部16RHに対する相対位置が共通の中心軸線上にあるように位置調節されることとなる。
一方、プラグ部10PLのレセプタクル部材16のソケット部16RHに対する相対位置が、図17に示されるX座標軸に沿って偏倚がある場合においても、図17における左右方向の板ばね28の付勢力に抗してレセプタクル部材16のソケット部16RHがX座標軸に沿ってコネクタ支持部材14に対し移動可能とされる。これにより、プラグ部10PLのレセプタクル部材16のソケット部16RHに対する相対位置が共通の中心軸線上にあるように位置調節されることとなる。従って、位置調節機構は、レセプタクル部材16における4個の板ばね28、レセプタクル部材16における凹部16D,固定具20、ペグ部24の外周面とコネクタ支持部材14の孔14bの内周面との間の隙間CLとを含んで形成されることとなる。
図22は、本発明に係る記録媒体用ハウジングの一例に用いられるレセプタクル部材の他の一例を示す。
図5に示される例においては、固定具20を備えるものとされるが、その代わりに、図22に示される例においては、上述のような位置調節機構の一部を構成するとともに、固定具の機能を有する板ばね27を備えるものとされる。なお、図22乃至図29(A)および(B)において、図1に示される例における構成要素と同一とされる構成要素について同一の符号を付して示し、その重複説明を省略する。
樹脂材料で成形されるレセプタクル部材36は、図22に拡大されて示されるように、ケーブル18の一端をレセプタクル部材36内のコンタクト収容部(不図示)内に着脱可能に固定するスライダー部材36Kと、上述のディスクパック10のプラグ部10PL内に接続される雄型のソケット部36RHと、ソケット部36RHに隣接してコンタクト収容部の外郭部を形成するフランジ部36Fとを含んで構成されている。
スライダー部材36Kは、コンタクト収容部に対して摺動可能に支持されており、ケーブル18の一端を着脱可能な状態とするアンロック位置と、ケーブル18の一端をコンタクトに対し電気的に接続する状態を保持するロック位置とをとるものとされる。なお、図22においては、スライダー部材36Kのロック位置の状態を示す。
ソケット部36RHは、図24に拡大されて示されるように、後述のフランジ部36Fの端面に対して略垂直に突出し、プラグ部10PLのコンタクトパッド群が挿入される細長いスリットを有している。そのスリット内には、コンタクト端子26ai(i=1〜n,nは正の整数)の一端が露出している。コンタクト端子26aiは、スリット内は、二つの部分に隔壁により区切られている。その各部分には、コンタクト端子26aiが、プラグ部10PLのコンタクトパッド群の配列に対応した所定の間隔で配列されている。
フランジ部36Fの端面におけるソケット部36RHの周囲には、後述する板ばね28および板ばね27がそれぞれ、挿入される孔36dおよび36eが形成されている。孔36dは、図25に示されるように、フランジ部36Fを貫通している。孔36dは、2箇所に形成されており、例えば、ソケット部36RHにおける上述の隔壁の上方および下方となる位置に形成されている。また、孔36eは、図28に示されるように、ソケット部36RHの両側部に隣接した位置に形成されており、図29(B)に示されるように、フランジ部36Fを貫通している。
スライダー部材36Kの端部とフランジ部36Fの端面との間における上方側の孔36dの開口端には、金属製の板ばね28の一端が露出している。板ばね28の一端の下方となる位置には、逃げとしての凹部36Dが形成されている。なお、図25に示されるように、下方側の孔36dにおいても板ばね28の一端が露出している。斯かる板ばね28の一端の下方となる位置には、凹部36Dが形成されている。また、図24において左右方向の配置される板ばね27の側方となる位置にも、図23に拡大されて示されるように、逃げとしての凹部36Dがスライダー部材36Kに形成されている。
板ばね27は、図23および図27に拡大されて示されるように、折り重ねられるように形成され孔36eに挿入される固定部と、固定部の一端に連なり張り出すように形成される可動片部とから構成されている。なお、ソケット部36RHの両側部にそれぞれ隣接した位置における2個の板ばね27の可動片部は、それぞれ、図23に示されるように、スライダー部材36Kの両側部に対し離隔する方向に張り出している。また、その可動片部における固定部との境界部分の寸法は、図27および図29(B)に示されるように、可動片部がコネクタ支持部材14の長孔14Aの周縁に係合されるようにコネクタ支持部材14の板厚と略等しく設定されている。
斯かる構成において、ディスクパック10が記録媒体収容部12Aに装着される場合、ディスクパック10がそのプラグ部10PL側からガイドレール部12GLおよび12GRと底板部12Bとの間に挿入され、ガイドレール部12GLおよび12Gの内周面に案内されながら所定の位置まで押し込まれる。これにより、レセプタクル部材36のソケット部36RHがプラグ部10PL内に嵌合される。
その際、例えば、製造誤差等に起因してプラグ部10PLのレセプタクル部材36のソケット部36RHに対する相対位置が図28に示されるZ座標軸に沿って若干低い状態でソケット部36RHがプラグ部10PL内に挿入される場合、ソケット部36RHが、プラグ部10PLに追従するように下側の板ばね28の付勢力に抗してコネクタ支持部材14に対し押し下げられる。板ばね28の先端は、凹部36D内に待避せしめられる。これにより、プラグ部10PLのレセプタクル部材36のソケット部36RHに対する相対位置が共通の中心軸線上にあるように位置調節されることとなる。
一方、プラグ部10PLのレセプタクル部材36のソケット部36RHに対する相対位置が、図28に示されるX座標軸に沿って偏倚がある場合においても、図28における左右方向の板ばね27の付勢力に抗してレセプタクル部材36のソケット部36RHがX座標軸に沿ってコネクタ支持部材14に対し移動可能とされる。これにより、プラグ部10PLのレセプタクル部材36のソケット部36RHに対する相対位置が共通の中心軸線上にあるように位置調節されることとなる。従って、位置調節機構は、レセプタクル部材36における板ばね28、板ばね27、レセプタクル部材36における凹部36D,スライダー部材36Kの凹部36Dにより形成されることとなる。
図30は、本発明に係る記録媒体用ハウジングの一例に用いられるレセプタクル部材のさらなる他の一例を示す。
図5に示される例においては、ロック/アンロック部材22と、ペグ部24とから構成されている固定具20を備えるものとされるが、その代わりに、図30に示される例においては、上述の板ばね28を必要とすることなく、しかも、ロック/アンロック部材22のような部材を不要とした固定具48を備えるものとされる。なお、図30乃至図36において、図1に示される例における構成要素と同一とされる構成要素について同一の符号を付して示し、その重複説明を省略する。
図30において、樹脂材料で成形されるレセプタクル部材46は、ケーブル18の一端をレセプタクル部材46内のコンタクト収容部(不図示)内に着脱可能に固定するスライダー部材46Kと、上述のディスクパック10のプラグ部10PL内に接続される雄型のソケット部46RHと、ソケット部46RHに隣接してコンタクト収容部の外郭部を形成するフランジ部46Fとを含んで構成されている。
スライダー部材46Kは、コンタクト収容部に対して摺動可能に支持されており、ケーブル18の一端を着脱可能な状態とするアンロック位置と、ケーブル18の一端をコンタクトに対し電気的に接続する状態を保持するロック位置とをとるものとされる。なお、図30においては、スライダー部材46Kのロック位置の状態を示す。
ソケット部46RHは、図32に示されるように、後述のフランジ部46Fの端面に対して略垂直に突出し、プラグ部10PLのコンタクトパッド群が挿入される細長いスリットを有している。そのスリット内には、コンタクト端子26ai(i=1〜n,nは正の整数)の一端が露出している。コンタクト端子26aiは、スリット内は、二つの部分に隔壁により区切られている。その各部分には、コンタクト端子26aiが、プラグ部10PLのコンタクトパッド群の配列に対応した所定の間隔で配列されている。
フランジ部46Fの両端におけるスライダー部材46K側には、レセプタクル部材46をコネクタ支持部材14に対し固定するための固定具48が一対設けられている。
各固定具48は、フランジ部46Fの両端に一体に形成される3本の爪部からなるペグ部として構成されている。
3本の爪部48Nのうちの2本の爪部48Nは、フランジ部46Fの孔46Hの内側に所定の間隔をもって図30に示されるZ座標軸に沿って相対向して形成され、残りの爪部48Nは、2本の爪部48Nと共通の円周上であって2本の爪部48Nの相互間に図30に示されるX座標軸に沿って張り出すように一体に形成されている。各爪部48Nの先端部は、半径方向に弾性変位可能とされ、孔46Hから突出するように形成されている。各爪部48Nの先端部には、図32に拡大されて示されるように、レセプタクル部材46がコネクタ支持部材14に固定される場合、コネクタ支持部材14の端面における長孔14Aの周縁に係止される係止部48Kと、係止部48Kに連なりその長孔14Aの内周面に当接する隆起部48Rとが形成されている。各爪部48Nの基端部は、図32に示されるように、フランジ部46Fと一体に形成されている。
固定具48により、図33および図34に示されるように、レセプタクル部材46をコネクタ支持部材14に固定するにあたっては、図35および図36に示されるように、各爪部48Nの先端部がコネクタ支持部材14の孔14Aを貫通するまで各爪部48Nが、それ自体の弾性力に抗して互いに近接する方向に若干撓んだ状態で挿入される。これにより、爪部48Nの係止部48Kがコネクタ支持部材14の端面における長孔14Aの周縁に係止され、かつ、その復元力に基づく所定の圧力で隆起部48Rが長孔14Aの内周面に当接されるのでレセプタクル部材46がコネクタ支持部材14に固定される。その際、各爪部48Nにおける隆起部48Rから基端部までの部分と長孔14Aの内周面との間に、所定の隙間CLが形成される。
斯かる構成において、ディスクパック10が記録媒体収容部12Aに装着される場合、ディスクパック10がそのプラグ部10PL側からガイドレール部12GLおよび12GRと底板部12Bとの間に挿入され、ガイドレール部12GLおよび12Gの内周面に案内されながら所定の位置まで押し込まれる。これにより、レセプタクル部材46のソケット部46RHがプラグ部10PL内に嵌合される。
その際、例えば、製造誤差等に起因してプラグ部10PLのレセプタクル部材46のソケット部46RHに対する相対位置が図30に示されるZ座標軸に沿って若干低い状態でソケット部46RHがプラグ部10PL内に挿入される場合、ソケット部46RHが、プラグ部10PLに追従するように爪部48Nの弾性力に抗してコネクタ支持部材14に対し押し下げられる。これにより、爪部48Nは、その下側の隙間CLが減少する方向に偏倚され、プラグ部10PLのレセプタクル部材46のソケット部46RHに対する相対位置が共通の中心軸線上にあるように位置調節されることとなる。
一方、プラグ部10PLのレセプタクル部材46のソケット部46RHに対する相対位置においても、図30に示されるX座標軸に沿って偏倚がある場合においても、爪部48Nの弾性力に抗してレセプタクル部材46のソケット部46RHがX座標軸に沿ってコネクタ支持部材14に対し移動可能とされる。これにより、プラグ部10PLのレセプタクル部材46のソケット部46RHに対する相対位置が共通の中心軸線上にあるように位置調節されることとなる。従って、位置調節機構は、レセプタクル部材46における固定具48、および、上述の所定の隙間CLにより形成されることとなる。
なお、図2、図22、および、図30にそれぞれ、示される本発明に係る記録媒体用ハウジングの一例においては、レセプタクル部材16のソケット部16RHは、直接的にディスクパック10のプラグ10PLに接続されているが、斯かる例に限られることなく、例えば、図38に示されるように、ソケット部16RHとプラグ10PLとが、レセプタクル部材16のソケット部16RHとディスクパック10のプラグ10PLとの間に配されるアダプタ60を介して接続されてもよい。これにより、ディスクパック10のプラグ10PL自体の挿抜回数が低減されるのでディスクパック10のプラグ10PL自体の寿命が延びることとなる。
なお、図37および図38においては、図2に示される例における構成要素と同一とされる構成要素について同一の符号を付して示し、その重複説明を省略する。
アダプタ60は、レセプタクル部材16のソケット部16RHが接続される一方の接続端部に、図4に示されるディスクパック10のプラグ10PLと同様な構成を有するプラグ60PLを備えている。また、アダプタ60は、ディスクパック10のプラグ10PLが接続される他方の接続端部に、図38に示されるように、レセプタクル部材16のソケット部16RHと同様な構成を有するソケット部60RHを備えている。
本発明に係る記録媒体用ハウジングの一例に用いられるレセプタクル部材およびコネクタ支持部材を示す斜視図である。 図1に示される例をそのソケット部側から見た斜視図である。 本発明に係る記録媒体用ハウジングの一例の外観をディスクパックとともに示す斜視図である。 図3に示される記録媒体用ハウジングの一例におけるディスクパックの着脱状態の説明に供される斜視図である。 図1に示される例におけるレセプタクル部材を示す斜視図である。 図5に示される例におけるソケット部側から見た正面図である。 図6におけるVII−VII線に沿って示される断面図である。 図6におけるVIII−VIII線に沿って示される断面図である。 図5に示される例におけるスライダー部材側から見た正面図である。 (A)は、図5に示される例における一部を拡大して示す斜視図であり、(B)は、(A)に示される部分をさらに拡大して示す斜視図である。 図1に示される例において、ロック/アンロック部材を外した状態でソケット部側から見た正面図である。 図11におけるXII−XII線に沿って示される断面図である。 図1に示される例におけるソケット部側から見た正面図である。 図13におけるXIV−XIV線に沿って示される断面図である。 図1に示される例における動作説明に供される断面図である。 図13におけるXVI−XVI線に沿って示される断面図である。 図1に示される例における動作説明に供される正面図である。 図17におけるXVIII−XVIII線に沿って示される断面図である。 図1に示される例におけるペグ部を部分的に拡大して示す斜視図である。 図1に示される例におけるロック/アンロック部材を示す斜視図である。 (A)および(B)は、それぞれ、図1に示される例における固定具の動作説明に供される斜視図である。 本発明に係る記録媒体用ハウジングの一例に用いられるレセプタクル部材の他の例を示す斜視図である。 図22における一部を拡大して示す斜視図である。 図22に示される例においてソケット部側から見た正面図である。 図24におけるXXV−XXV線に沿って示される断面図である。 図22に示されるレセプタクル部材がコネクタ支持部材に固定された状態を示す斜視図である。 図26における一部を拡大して示す斜視図である。 図26に示される例における正面図である。 (A)は、図28におけるXXVIIIA−XXVIIIA線に沿って示される断面図であり、(B)は、図28におけるXXVIIIB−XXVIIIB線に沿って示される断面図である。 本発明に係る記録媒体用ハウジングの一例に用いられるレセプタクル部材のさらなる他の例を示す斜視図である。 図30に示される例における正面図である。 図31におけるXXXII−XXXII線に沿って示される断面図である。 図30に示されるレセプタクル部材がコネクタ支持部材に固定された状態を示す斜視図である。 図33に示される例における正面図である。 図34におけるXXXV−XXXV線に沿って示される断面図である。 図33に示される例における一部を拡大して示す斜視図である。 本発明に係る記録媒体用ハウジングの一例において用いられるアダプタをディスクパックとともに示す斜視図である。 本発明に係る記録媒体用ハウジングの一例において用いられるアダプタをレセプタクル部材のソケット部とともに示す斜視図である。
符号の説明
10 ディスクパック
10PL プラグ部
12 記録媒体用ハウジング
12GR、12GL ガイドレール
14 コネクタ支持部材
14A、14b 孔
16、36、46 レセプタクル部材
16RH,36RH,46RH ソケット部
18 ケーブル
20、48 固定具
22 ロック/アンロック部材
26ai コンタクト端子
27、28 板ばね
CL 隙間

Claims (6)

  1. プラグ部を有する密閉型記録媒体を着脱可能に収容する記録媒体収容部と、
    前記記録媒体収容部に相対向して配され、前記密閉型記録媒体の着脱のとき、該密閉型記録媒体を案内する一対のガイドレール部材と、
    前記記録媒体収容部における一端部に配され、一端にケーブルが接続され、他端に前記密閉型記録媒体のプラグ部に直接的または間接的に接続されるソケット部を有するレセプタクル部材に対向して配されるコネクタ支持部材と、
    一端が前記レセプタクル部材に連結され、他端が前記コネクタ支持部材の第1の開口部の周縁に係合され、前記レセプタクル部材を前記コネクタ支持部材に連結する固定具と、を備え、
    前記記録媒体収容部に配される前記密閉型記録媒体のプラグ部の前記レセプタクル部材のソケット部に対する相対位置の偏倚に応じて該レセプタクル部材が前記コネクタ支持部材に対し移動可能とされるように前記固定具の他端が前記第1の開口部に対し隙間をもって配されることを特徴とする記録媒体用ハウジング。
  2. 前記コネクタ支持部材に形成され、前記レセプタクル部材の一端が貫通する第2の開口部と、
    一端が前記レセプタクル部材に固定され、他端が前記第2の開口部を形成する内周面にそれぞれ係合される複数の弾性部材と、をさらに備え、
    前記レセプタクル部材が前記コネクタ支持部材に対し相対的に移動可能に支持される
    ことを特徴とする請求項1記載の記録媒体用ハウジング。
  3. 前記固定具は、前記コネクタ支持部材の第1の開口部の周縁に係合される弾性変位可能な爪部を共通の円周上に複数個有するペグ部と、該複数個のペグ部の内側に配され、該爪部を該第1の開口部の周縁に対しロック状態またはアンロック状態とするロック/アンロック部材と、から構成されることを特徴とする請求項1記載の記録媒体用ハウジング。
  4. プラグ部を有する密閉型記録媒体を着脱可能に収容する記録媒体収容部と、
    前記記録媒体収容部に相対向して配され、前記密閉型記録媒体の着脱のとき、該密閉型記録媒体を案内する一対のガイドレール部材と、
    前記記録媒体収容部における一端部に配され、一端にケーブルが接続され、他端に前記密閉型記録媒体のプラグ部に直接的または間接的に接続されるソケット部を有するレセプタクル部材に対向して配されるコネクタ支持部材と、
    前記コネクタ支持部材に形成され、前記レセプタクル部材の一端が貫通する開口部と、
    一端が前記レセプタクル部材に固定され、他端が前記開口部を形成する内周面にそれぞれ係合される一対の第1の弾性部材と、
    一端が前記レセプタクル部材に固定され、他端が前記コネクタ支持部材における開口部の周縁の端面に係合される一対の第2の弾性部材と、を備え、
    前記記録媒体収容部に配される前記密閉型記録媒体のプラグ部の前記レセプタクル部材のソケット部に対する相対位置の偏倚に応じて該レセプタクル部材が前記第1の弾性部材および第2の弾性部材を介して前記コネクタ支持部材に対し移動可能とされることを特徴とする記録媒体用ハウジング。
  5. プラグ部を有する密閉型記録媒体を着脱可能に収容する記録媒体収容部と、
    前記記録媒体収容部に相対向して配され、前記密閉型記録媒体の着脱のとき、該密閉型記録媒体を案内する一対のガイドレール部材と、
    前記記録媒体収容部における一端部に配され、一端にケーブルが接続され、他端に前記密閉型記録媒体のプラグ部に直接的または間接的に接続されるソケット部を有するレセプタクル部材に対向して配されるコネクタ支持部材と、
    前記コネクタ支持部材に形成され、前記レセプタクル部材の一端が貫通する開口部と、
    一端が前記レセプタクル部材に形成され、他端が前記コネクタ支持部材の開口部の周縁に係合される弾性変位可能な爪部を複数個有し、前記レセプタクル部材を前記コネクタ支持部材に連結する一対の固定具と、を備え、
    前記記録媒体収容部に配される前記密閉型記録媒体のプラグ部の前記レセプタクル部材のソケット部に対する相対位置の偏倚に応じて該レセプタクル部材が前記爪部を介して前記コネクタ支持部材に対し移動可能とされることを特徴とする記録媒体用ハウジング。
  6. プラグ部を有する密閉型記録媒体を着脱可能に収容する記録媒体収容部における一端部に配され、一端にケーブルが接続され、他端に該密閉型記録媒体のプラグ部に直接的または間接的に接続されるソケット部を有するレセプタクル部材に対向して配されるコネクタ支持部材と、
    一端が前記レセプタクル部材に連結され、他端が前記コネクタ支持部材の開口部の周縁に係合され、前記レセプタクル部材を前記コネクタ支持部材に連結する固定具と、を備え、
    前記記録媒体収容部に配される前記密閉型記録媒体のプラグ部の前記レセプタクル部材のソケット部に対する相対位置の偏倚に応じて該レセプタクル部材が前記コネクタ支持部材に対し移動可能とされるように前記固定具の他端が前記開口部に対し隙間をもって配されることを特徴とする位置調節機構。
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