JP4992650B2 - エレベータの負荷検出装置 - Google Patents

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本発明は、エレベータの負荷検出装置に関するものである。
従来のエレベータの負荷検出装置は、下記特許文献1に記載のように、かご枠に対するかご室の変位量に基づいてかご室内の負荷の大きさを検出するエレベータ負荷検出装置において、かご枠の下梁に対し水平方向へスライドさせて取付け可能な如く設けられた平板状のアダプターと、このアダプター上の任意な位置へ基端を固定可能に設けられた取付けブラケットと、この取付けブラケットの先端部位と前記かご室との間に介在させた変位検出用の差動トランスとを具備したものがある。
かかる負荷検出装置によれば、差動トランス本体または差動トランスコアを装着した状態の取付けブラケットの基端を、予め水平方向へスライドさせて位置調整された平板状アダプターの任意な位置に固定することができる。
このため、各エレベータ仕様により差動トランスの取付け位置に変更が生じ、この変更に伴って生じた取付けブラケットと下梁との相対的な位置ずれは、上記アダプターの存在によってカバーされる。したがって取付けブラケット自体は規定寸法に製作された単一種類のものでよく、かかる取付けブラケットを下梁に対して支障なく締結することができるため、結局差動トランスをかご床下の任意な箇所へ取付けることが可能となる。
特開平8−245109号公報
しかしながら、エレベータの負荷、かご枠の大きさ等により図4に示すように、かご内負荷に対して上記差動トランスのロッドの変位量が曲線T1〜T3のように変化するため、特に、曲線T1のようにかご内負荷の変化に対して差動トランスのロッドの変位量が小さい場合には、かご内負荷の検出精度が低下するという課題があった。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、かご内負荷に対して差動トランスのロッドの変位量が適当な値になることにより検出精度が高いエレベータの負荷検出装置を提供することを目的とする。
第1の発明に係るエレベータの負荷検出装置は、かご枠に対するかご室の変位量に基づいてかご室内の負荷の大きさを検出するエレベータの負荷検出装置において、一端部が前記かご室の底部に連結されると共に、他端部に複数の溝を有する回動自在な梃子部材と、前記溝の一つにロッドを当接すると共に、前記変位量に基づいて前記梃子部材を回動することにより前記ロッドを移動して該移動に基づいて電圧を発生する差動トランスと、を備えたことを特徴とするものである。
第2の発明に係るエレベータの負荷検出装置は、かご室と一端部が連結されると共に、他端部が梃子部材の一端部に回動自在にされた連結部材を、備えることが好ましい。
これにより、かご室の変位量を、連結部材を介して梃子部材の一端部に伝達できるので、簡易な構成で、梃子部材を介して差動トランスのロッドを移動できる。
本発明によれば、かご内負荷に対して差動トランスの変位量が適当な値になることにより検出精度が高いエレベータの負荷検出装置を得ることができる。
実施の形態1.
本発明の一実施の形態を図1から図3によって説明する。図1は本発明の一実施の形態を示すエレベータの全体図、図2は図1によるかご及び負荷検出装置を示す側面図、図3は図1によるエレベータの負荷検出装置の電気回路図である。
図1において、エレベータは、商用の三相の交流電源3からエレベータ駆動部5を介してモータ7を駆動し、モータ7が巻上機のシーブ9を回転駆動するように形成されており、シーブ9の溝には、ロープ11が掛けられており、ロープ11の一端には、釣合い錘13が固定されと共に、他端には、かご20が固定されている。
かご20には、負荷の大きさを検出して負荷検出信号を発生する負荷検出装置30を有しており、エレベータ駆動部5は、負荷検出信号が入力されたエレベータ制御部70により制御される。
図2において、かご20には、かご床24を有すると共に、人が乗るかご室22と、かご床24に一端が固定されると共に、他端がかご枠25の天部25aに固定された防振ゴム23とを有しており、かご枠25には、馬蹄形のバネ27,27を有している。
そして、かご枠25に対するかご室22の変位量に基づいてかご室22内の負荷の大きさを検出する負荷検出装置30を有している。
負荷検出装置30は、かご枠25に固定された取付け板34に固定されると共に、ロッド32aを有する円柱状の差動トランス32と、かご枠25の天部25aに固定された検出板35と、検出板35の変位量を拡大・縮小して差動トランス32のロッド32aに伝える梃子部40とを備えている。
取付け板34は、かご枠25に設けられた長孔を用いて固定することにより図2において左右方向にスライドできるように形成されている。
差動トランス32は上記変位量に基づいて上下動するロッド32aを有し、ロッド32aは、圧縮バネ32bによりロッド32aを押し出すように形成されている。
梃子部40は、検出板35に一端面が当接した連結部材41と、他端部の連結部材41と一端部とが回動自在にされた梃子部材43と、梃子部材43を凹部に遊挿し、梃子部材43を回動自在にすると共に、かご枠25に固定された凹部材47とを備え、梃子部材43には、内側から順にU形状の第1溝43a,第2溝43b,第3溝43cが設けられており、取付け板34に固定位置を調整して該溝43a〜43cのいずれか一つに差動トランス32のロッド32aに当接することにより梃子比が変化できるように形成されている。
矢印A方向のかご室22の変位量により連結部材41が下方に移動すると共に、梃子部材43も移動しながら回動して梃子部材43の他端部が矢印Aの変位量よりも拡大して矢印B方向の変位量を得るように形成されている。
なお、第1ピン45により連結部材41と梃子部材43とを回動自在に形成し、第2ピン48により梃子部材43が回動自在に形成されている。
図3において、負荷検出装置30は、差動トランス32の一次巻線32pに交流電源eを印加してロッド32aを介して二次巻線32s、三次巻線32mから発生した電圧をそれぞれ整流する第1整流回路51と、第2整流回路52とを備え、第1整流回路51と第2整流回路52との出力どうしを接続してバイアス回路55を介して増幅回路57から負荷検出信号を発生するように形成されている。
上記のように構成されたエレベータの負荷検出装置の動作を図1から図4を参照して説明する。
いま、図2に示すように、かご室22の仕様に基づき差動トランス32のロッド32aを梃子部材43の第2溝43bに当接させる。かご室22に人が乗ると、その荷重に応じて矢印A方向にかご室22が変位すると、連結部材41が矢印A方向に移動し、これに伴い、梃子部材43がピン48を中心に時計方向に回動して梃子部材43の他端部が矢印B方向に移動する。そうすると、差動トランス32のロッド32aが縮み、図3に示すように、差動トランス32の二次巻線32s、三次巻線32mから電圧が発生してこれを第1整流回路51、第2整流回路52により整流してバイアス回路55を介して増幅回路57からかご室22の変位量に応じた負荷検出信号を発生する。
これにより、図4に示すように、負荷検出装置30のかご内負荷対差動トランス32のロッド32aの変位量曲線T2を得ることができる。
上記実施形態のエレベータの負荷検出装置30は、かご枠25に対するかご室22の変位量に基づいてかご室22内の負荷の大きさを検出するエレベータの負荷検出装置30において、一端部がかご室20の底部に連結されると共に、他端部に複数の溝43a,43b,43cを有する回動自在な梃子部材43と、溝43a,43b,43cの一つにロッド32aを当接すると共に、かご室22の変位量に基づいて梃子部材43を回動することによりロッド32aを移動して該移動に基づいて電圧を発生する差動トランス32とを備えたものである。
これにより、かご室22の変位量に基づいて梃子部材43が回動して差動トランス32のロッド32aを移動して変位量に応じた負荷検出信号を発生する。これにより、かご室22の変位量と差動トランス32のロッド32aの変位量の特性を適切に選択できる。
上記実施形態のエレベータの負荷検出装置30は、かご室22と一端部が連結されると共に、他端部が梃子部材43の一端部に回動自在にされた連結部材41を備えることが好ましい。
これにより、かご室22の変位量を、連結部材41を介して梃子部材43の一端部に伝達できるので、簡易な構成で、梃子部材43を介して差動トランス32のロッド32aを移動できる。
本発明は、エレベータの負荷検出装置に適用できる。
本発明の一実施の形態を示すエレベータの全体図である。 図1によるかご及び負荷検出装置を示す側面図である。 図1によるエレベータの負荷検出装置と電気回路図である。 従来のエレベータの負荷検出装置のかご内負荷対差動トランスのロッドの変位量を示す曲線図である。
符号の説明
22 かご室、25 かご枠25、30 負荷検出装置、32 差動トランス、32a ロッド、41 連結部材、43 梃子部材、溝43a,43b,43c。

Claims (2)

  1. かご枠に対するかご室の変位量に基づいて前記かご室内の負荷の大きさを検出するエレベータの負荷検出装置において、
    一端部が前記かご室の底部に連結されると共に、他端部に複数の溝を有する回動自在な梃子部材と、
    前記溝の一つにロッドを当接すると共に、前記変位量に基づいて前記梃子部材を回動することにより前記ロッドを移動して該移動に基づいて電圧を発生する差動トランスと、
    を備えたことを特徴とするエレベータの負荷検出装置。
  2. 前記かご室と一端部が連結されると共に、他端部が前記梃子部材の前記一端部に回動自在にされた連結部材を、
    備えたことを特徴とする請求項1に記載のエレベータの負荷検出装置。
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