JP4991209B2 - 通信方法、移動通信端末装置及び通信システム - Google Patents

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Description

本発明は、通信方法及び移動通信端末装置に係り、より詳しくは、移動通信端末装置が、ネットワークを介して、ウェブサーバとの間でパケット通信を行う通信方法、及び、当該通信方法を使用する通信システム、並びに当該通信システムの構成要素である移動通信端末装置に関するものである。
従来から、コンピューターや移動通信端末装置の社会への普及が目覚しい。移動通信端末装置には、通話機能や電子メール送受信機能だけでなく、ウェブブラウザも標準的に搭載されている。さらに、移動通信端末装置からでも通常のウェブサイトを閲覧したいという利用者の要望が高まっている。よって、ウェブブラウザとしては、移動通信端末装置において使用するための専用のブラウザ(以下、「モバイルブラウザ」ともいう)機能に付け加え、通常のウェブサイトを閲覧できるブラウザ(以下、「フルブラウザ」ともいう)機能をも搭載した機種が登場してきている。以下の非特許文献1においては、フルブラウザとして代表的なブラウザの動向が報じられている。
坪山博貴、"話題のOperaはどこまで使える?"、[online]、平成16年5月27日、ITmedia、[平成18年6月2日検索]、インターネット<URL: http://plusd.itmedia.co.jp/mobile/articles/0405/27/news003.html>
一般に、モバイルブラウザ機能を使用してウェブサイトを閲覧すると、データは軽く、パケット料金も安いが、閲覧できる情報が限られてくる。一方、フルブラウザ機能を使用してウェブサイトを閲覧する場合には、データ量が多く、パケット料金もモバイルブラウザ機能を使用する場合よりかかるが、高質な画面を見ることができる。よって、利用者は、背景技術に示したような機種を利用するに当たっては、ウェブサイトの事情や閲覧したい情報等、そのときの希望によりウェブサイトの閲覧の途中において、モバイルブラウザ機能とフルブラウザ機能を切り替えて使用する場合がある。
ところで、ウェブサイトにアクセスするためには、外部ネットワークに向けた論理回線を接続する必要があるが、ネットワーク構成によっては複数の論理回線を維持できない。したがって、ブラウザを切り替えるためには、APN(Access Point Name)によって示されるネットワークへの接続先であるアクセスポイント(以下、「AP」とも記す)に対する論理回線を一旦切断し、再度接続し直す必要があったが、この処理を行うことにより多量のオーバーヘッドが発生し、動作が遅くなること等があった。
本発明は、上記の事情を鑑みてなされたものであり、移動通信端末装置において使用するブラウザ機能の迅速な切り替えが可能な通信方法及び通信システムを提供することを目的とする。
また、ブラウザ機能の迅速な切り替えが可能な移動通信端末装置を提供することを目的とする。
本発明は、第1の観点からすると、移動通信端末装置専用のブラウザ機能であるモバイルブラウザ機能、及び、汎用的なブラウザ機能であるフルブラウザ機能を搭載した移動通信端末装置が、ネットワークを介して、移動通信端末装置専用のサイトであるモバイルサイトと汎用的な通常サイトとを保持するウェブサーバとの間でパケット通信を行う通信方法であって、前記移動通信端末装置が、前記モバイルブラウザ機能及び前記フルブラウザ機能の一方のブラウザ機能を使用して、アクセスポイント名を指定した論理回線接続要求である第1接続要求をパケット交換機へ送る第1接続要求工程と;前記第1接続要求の応答として、前記パケット交換機から論理回線の接続ができた旨を受信した場合に、前記移動通信端末装置が、前記一方のブラウザ機能を使用して、前記一方のブラウザ機能が前記モバイルブラウザ機能及び前記フルブラウザ機能のいずれであるか示した前記ウェブサーバへの接続要求である第2接続要求を前記ウェブサーバへ向けて送る第2接続要求工程と;前記第2接続要求を契機としてなされた前記移動通信端末装置と前記ウェブサーバとの接続が継続している状態で、前記移動通信端末装置において、前記一方のブラウザ機能から他方のブラウザ機能への切り替え指令がなされた場合に、前記論理回線を切断することなく、前記移動通信端末装置が、前記他方のブラウザ機能を使用して、前記他方のブラウザ機能が前記モバイルブラウザ機能及び前記フルブラウザ機能のいずれであるか示した前記ウェブサーバへの接続要求である第3接続要求を前記ウェブサーバへ向けて送る第3接続要求工程と;ウェブサイト閲覧処理の終了指令がなされた場合に、前記移動通信端末装置が、その時点で動作しているブラウザ機能を使用して、論理回線切断要求を前記パケット交換機へ送信する切断要求工程と;を備える通信方法である。
ここで、本発明の通信方法が使用される移動通信端末装置は、モバイルブラウザ機能及びフルブラウザ機能の両方の機能を有することが前提であるが、この場合、モバイルブラウザ機能を有するモバイルブラウザ、及び、フルブラウザ機能を有するフルブラウザという2つのブラウザを搭載する構成であってもよいし、モバイルブラウザ機能及びフルブラウザ機能の両方の機能を有するブラウザを搭載する構成であってもよい。
モバイルブラウザ機能又はフルブラウザ機能のいずれか一方が選択されてウェブ閲覧処理を開始する際に、まず、第1接続要求工程において、移動通信端末装置が、選択された一方のブラウザ機能を使用して、外部ネットワークに対する接続先であるアクセスポイント名を指定した論理回線接続要求である第1接続要求を、無線通信ネットワーク上のパケット交換機へ送る。
この第1接続要求に対する応答として、パケット交換機から、論理回線の接続が確保できたことが通知された場合には、第2接続要求工程において、移動通信端末装置(より詳しくは、起動中のブラウザ)が、選択されているブラウザ機能(以下、「起動中のブラウザ機能」とも呼ぶ)がモバイルブラウザ機能及びフルブラウザ機能のいずれであるのかを指定した識別子と共に、接続しようとしているウェブサーバを指定した第2接続要求を送る。当該ウェブサーバの指定は、利用者によって指定されたネットワーク上の識別子、又は、初期設定等によって予め登録されていた識別子によって特定される。
また、移動通信端末装置とウェブサーバとの接続が継続している状態で、当該移動通信端末装置において、起動中のブラウザ機能からもう一方のブラウザ機能に切り替え指令がなされた場合には、第3接続要求工程において、接続中の論理回線を切断することなく、当該移動通信端末装置が、当該他方のブラウザ機能を使用して、当該他方のブラウザ機能が当該モバイルブラウザ及び当該フルブラウザのいずれであるか示した当該ウェブサーバへの接続要求である第3接続要求を当該ウェブサーバへ向けて送る。すなわち、起動中の一方のブラウザ機能の終了に際して、接続中の論理回線を切断せずに、当該接続中の論理回線を利用して、第3接続要求をウェブサーバへ向けて送る。
そして、ウェブサイト閲覧処理の終了指令がなされた場合に、切断要求工程において、移動通信端末装置が、その時点で動作しているブラウザ機能を使用して、論理回線切断要求をパケット交換機へ送信する。この結果、それまで接続されていた論理回線が切断される。
このため、本発明の通信方法では、論理回線接続中における移動通信端末装置におけるブラウザ機能を、モバイルブラウザ機能及びフルブラウザ機能の一方から他方へ切り替える際に、論理回線を一旦切断した後に再度接続することを要しない。したがって、本発明の通信方法によれば、移動通信端末装置におけるブラウザ機能の迅速な切り替えを行うことができる。
本発明の通信方法では、前記第2接続要求及び前記第3接続要求は、前記モバイルブラウザ機能を利用して前記移動通信端末装置から送信された場合には、モバイルブラウザ用のプロキシサーバを経由した後に、前記ウェブサーバにより受信されるとともに、前記フルブラウザ機能を利用して前記移動通信端末装置から送信された場合には、フルブラウザ用のプロキシサーバを経由した後に、前記ウェブサーバにより受信される、とすることができる。
この場合には、第2接続要求工程において、起動中のブラウザが、ウェブサーバに対して第2接続要求を送るにあたり、プロキシサーバを経由する。ここで、起動中のブラウザ機能がモバイルブラウザ機能である場合にはモバイルブラウザ用のプロキシサーバを経由し、起動中のブラウザ機能がフルブラウザ機能である場合にはフルブラウザ用のプロキシサーバを経由する。すなわち、移動通信端末装置から送信された第2接続要求は、まず、起動中のブラウザ機能に対応するプロキシサーバに到達する。
第2接続要求を受けたプロキシサーバは、当該第2接続要求を、接続先として指定されたウェブサーバに送る。これを受けたウェブサーバは、モバイルブラウザ機能又はフルブラウザ機能のいずれであるかを指定した識別子によって送信元であるブラウザ機能の種類を判断し、当該ブラウザ機能に合致した内容の応答を、経由したプロキシサーバに対して返す。
続いて、当該応答を受けたプロキシサーバは、当該応答の内容を、当該ウェブサーバへの接続要求の送信元である移動通信端末装置に送る。これを起動中のブラウザ機能が受けることにより、当該ウェブサーバへの接続が完了する。
第3接続要求工程において移動通信端末装置から送信された第3接続要求に関する処理も、上記の第2接続要求の場合と同様に処理される。すなわち、移動通信端末装置から送信された第3接続要求は、その時点で移動通信端末装置において起動中のブラウザ機能に対応するプロキシサーバを経由してウェブサーバに到達する。そして、ウェブサーバからの応答も、当該プロキシサーバを経由して移動通信端末装置へ返送される。
なお、上記の移動通信端末装置とウェブサーバとの間における接続を確立するための最初のやり取りだけでなく、当該接続の維持中における様々な通信データのやり取りに際しても、プロキシサーバを経由した通信が行われる。
本発明は、第2の観点からすると、移動通信端末装置専用のブラウザ機能であるモバイルブラウザ機能、及び、汎用的なブラウザ機能であるフルブラウザ機能を有するブラウザ手段と;前記モバイルブラウザ機能及び前記フルブラウザ機能のいずれの機能を使用して、移動通信端末装置専用のサイトであるモバイルサイトと汎用的な通常サイトとを保持するウェブサーバとの間でパケット通信を行うとのウェブサイト指定、及び、ウェブサイト閲覧処理の終了指令が入力される操作入力手段と;前記ウェブサイト指定がなされた場合に、前記モバイルブラウザ機能及び前記フルブラウザ機能の一方のブラウザ機能を使用する論理回線の接続要求を受けた場合に、アクセスポイント名を指定した論理回線接続要求である第1接続要求をパケット交換機へ送信し、前記第1接続要求に対する前記パケット交換機からの応答を受信して、前記ブラウザ手段へ報告するとともに、前記ウェブサイト閲覧処理の終了指令がなされた場合に、前記ブラウザ手段が発行した前記論理回線の切断要求を受けた場合に、前記論理回線に関する論理回線切断要求を前記パケット交換機へ送信する論理回線接続手段と;を備え、前記ブラウザ手段は、前記第1接続要求の応答として、前記パケット交換機から論理回線の接続ができた旨を受信した場合に、前記一方のブラウザ機能を使用して、前記一方のブラウザ機能が前記モバイルブラウザ機能及び前記フルブラウザ機能のいずれであるか示した前記ウェブサーバへの接続要求である第2接続要求を前記ウェブサーバへ向けて送るとともに、前記第2接続要求を契機としてなされた前記ウェブサーバとの接続が継続している状態で、前記操作入力手段から、前記一方のブラウザ機能から他方のブラウザ機能への切り替え指令の入力が報告された場合に、前記論理回線の切断を前記論理回線接続手段に対して要求することなく、前記他方のブラウザ機能を使用して、前記他方のブラウザ機能が前記モバイルブラウザ機能及び前記フルブラウザ機能のいずれであるか示した前記ウェブサーバへの接続要求である第3接続要求を前記ウェブサーバへ向けて送る、ことを特徴とする移動通信端末装置である。
ここで、「ブラウザ手段」は、モバイルブラウザ機能を有するモバイルブラウザ、及び、フルブラウザ機能を有するフルブラウザという2つのブラウザを備えて構成されてもよいし、モバイルブラウザ機能及びフルブラウザ機能の両方の機能を有する単独のブラウザとして構成されてもよい。
この移動通信端末装置では、操作入力手段にウェブサイト指定が入力された場合に、まず、ブラウザ手段が、論理回線接続手段に対して論理回線接続を要求する。この要求を受けた論理回線接続手段は、外部ネットワークに対する接続先であるアクセスポイント名を指定した第1接続要求をパケット交換機に送信する。
続いて、当該パケット交換機より、当該論理回線の接続が確保できたことが通知された場合には、当該移動通信端末装置が外部ネットワークに繋がる準備が整ったことになるので、論理回線接続手段は、論理回線接続が確保されたことをブラウザ手段に報告する。
なお、論理回線接続手段は、ブラウザ手段から論理回線の切断要求を受けた場合には、論理回線切断要求をパケット交換機へ送信する。
論理回線接続手段から、論理回線の接続が確保できたことが通知された場合には、ブラウザ手段は、現在起動中のブラウザ機能がモバイルブラウザ機能及びフルブラウザ機能のいずれであるのかを指定した識別子と共に、接続しようとしているウェブサーバを指定した第2接続要求を送る。当該ウェブサーバは利用者によって指定されたネットワーク上の識別子、又は初期設定等によって予め登録されていた識別子によって指定される。この際、接続が成功すれば、当該移動通信端末装置は当該論理回線接続手段を通じて当該所望するウェブサーバに接続されたことになる。
第2接続要求を契機としてなされたウェブサーバとの接続が継続している状態で、操作入力手段を用いて起動中のブラウザ機能からもう一方のブラウザ機能に切り替え指令がなされた場合には、接続中の論理回線を切断しない。そして、当該移動通信端末装置が、当該他方のブラウザ機能を使用して、当該他方のブラウザ機能がモバイルブラウザ機能及びフルブラウザ機能のいずれであるかを示した当該ウェブサーバへの接続要求である第3接続要求を当該ウェブサーバへ向けて送る。すなわち、起動中の一方のブラウザ機能の終了に際して、起動中の論理回線を切断せずに、当該接続中の論理回線を利用して、第3接続要求を当該ウェブサーバへ向けて送る。
そして、操作入力手段にウェブサイト閲覧処理の終了指令が入力された場合に、ブラウザ手段が、論理回線接続手段に対して論理回線の切断要求を発行する。この要求を受けた論理回線接続手段は、論理回線切断要求をパケット交換機へ送信する。この結果、それまで接続されていた論理回線が切断される。

このように、本発明の通信方法では、論理回線接続中における移動通信端末装置におけるブラウザ機能を、モバイルブラウザ機能及びフルブラウザ機能の一方から他方へ切り替える際に、論理回線を一旦切断し再度接続することを要しない。したがって、本発明の移動通信端末装置によれば、ブラウザ機能の迅速な切り替えを行うことができる。
本発明は、第3の観点からいって、パケット交換機を備えるネットワークと;前記ネットワークに接続され、移動通信端末装置専用のサイトであるモバイルサイト、及び、汎用的な通常サイトを保持するウェブサーバと;前記ネットワークを介して前記ウェブサーバとの間でパケット通信を行う移動通信端末装置と;を備える通信システムである。
ここで、移動通信端末装置は、モバイルブラウザ機能及びフルブラウザ機能の両方の機能を有することが前提であるが、この場合、モバイルブラウザ機能を有するモバイルブラウザ、及び、フルブラウザ機能を有するフルブラウザという2つのブラウザを搭載する構成であってもよいし、モバイルブラウザ機能及びフルブラウザ機能の両方の機能を有するブラウザを搭載する構成であってもよい。
移動通信端末装置において、モバイルブラウザ機能又はフルブラウザ機能の起動が指令されると、まず、移動通信端末装置が、当該起動されているモバイルブラウザ機能又はフルブラウザ機能のいずれか一方を示す識別子を使用して、外部ネットワークに対する接続先であるアクセスポイント名を指定した論理回線接続要求である第1接続要求を、ネットワーク上のパケット交換機へ送る。
この第1接続要求に対する応答として、パケット交換機より、論理回線の接続が確保できたことが当該移動通信端末装置に通知された場合には、起動中のブラウザ機能がモバイルブラウザ機能及びフルブラウザ機能のいずれであるのかを指定した識別子と共に、接続しようとしているウェブサーバを指定した接続要求を送る。当該ウェブサーバは利用者が移動通信端末装置において指定したネットワーク上の識別子、又は初期設定等によって予め登録されていた識別子によって特定される。
また、移動通信端末装置とウェブサーバとの接続が継続している状態で、当該移動通信端末装置において、起動中のブラウザ機能からもう一方のブラウザ機能に切り替え指令がなされた場合には、起動中のブラウザ機能の切り替えに当たり、既に接続された論理回線を切断しない。そして、アクセスポイント名を変更することなく、切り替え先のブラウザ機能であるモバイルブラウザ機能又はフルブラウザ機能を示す識別子を使用して、先に接続したウェブサーバと同じウェブサーバを指定した接続要求を行う。
このように、本発明の通信システムによれば、論理回線を接続中にブラウザ機能をモバイルブラウザ機能とフルブラウザ機能との間で切り替える際に、論理回線を一旦切断した後再度接続することを要しない。したがって、本発明の通信システムによれば、移動通信端末装置におけるブラウザ機能の迅速な切り替えを行うことができる。
本発明の通信システムでは、前記移動通信端末装置が、前記モバイルブラウザ機能を利用して前記ウェブサーバと通信を行う場合に、通信データが経由するモバイル用プロキシサーバと;前記移動通信端末装置が、前記フルブラウザ機能を利用して前記ウェブサーバと通信を行う場合に、通信データが経由する通常用プロキシサーバと;を更に備える、とすることができる。
この場合は、論理回線接続後に、サーバ接続手段がウェブサーバに対して接続要求を送るにあたり、起動中のブラウザ機能がモバイルブラウザ機能である場合にはモバイルブラウザ用のプロキシサーバを経由し、起動中のブラウザ機能がフルブラウザ機能である場合にはフルブラウザ用のプロキシサーバを経由する。
よって、移動通信端末装置は、当該起動中のブラウザ機能がモバイルブラウザ機能及びフルブラウザ機能のいずれであるのかを指定した識別子と共に、接続しようとするウェブサーバを、利用者が指定したネットワーク上の識別子、又は初期設定等によって予め登録されていた識別子によって指定して、当該起動中のブラウザ機能に対応するプロキシサーバに対し、当該ウェブサーバへの接続要求を送る。
当該接続要求を受けたプロキシサーバは、当該接続要求を、接続先として指定されたウェブサーバに対して送る。これを受けた当該ウェブサーバは、モバイルブラウザ機能及びフルブラウザ機能のいずれであるかを指定した識別子によって送信元である移動通信端末装置におけるブラウザ機能の種類を判断し、当該ブラウザ機能の種類に合致した内容の応答を、経由されたプロキシサーバに対して返す。
続いて、当該応答を受けたプロキシサーバは、当該応答の内容を、当該ウェブサーバへの接続要求の送信元である移動通信端末装置に送る。これを移動通信端末装置が受けることにより、当該ウェブサーバへの接続が完了する。
すなわち、移動通信端末装置から送信されたウェブサーバへの接続要求は、その時点で移動通信端末装置において起動中のブラウザ機能に対応するプロキシサーバを経由してウェブサーバに到達する。そして、ウェブサーバからの応答も、当該プロキシサーバを経由して移動通信端末装置へ返送される。
なお、上記の通信システムにおいて、移動通信端末装置とウェブサーバとの間における接続を確立するための最初のやり取りだけでなく、当該接続の維持中における様々な通信データのやり取りに際しても、プロキシサーバを経由した通信が行われる。
以上説明したように、本発明の通信方法及び通信システムによれば、移動通信端末装置において使用するブラウザ機能の迅速な切り替えが可能となるという効果を奏する。
また、本発明の移動通信端末装置によれば、使用するブラウザ機能の迅速な切り替えが可能となるという効果を奏する。
以下、本発明の実施形態を、図1〜図8を参照しつつ説明する。なお、これらの図においては、同一又は同等の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
[構成]
図1には、移動通信端末装置を含むシステム構成100が概略的に示されている。移動通信端末装置である携帯電話装置10は、基地局51を介してネットワーク50に接続し、パケットのサポート交換機であるSGSN(Survey GPRS Support Node)60、アクセスポイントを示すAP(Access Point)70、及びウェブサーバ90に接続できるようになっている。また、ネットワーク50には、ウェブサーバ90のプロキシサーバとして、モバイル用プロキシサーバ81及び通常用プロキシサーバ82が接続されている。なお、図1にはネットワーク50に接続する基地局として基地局51が代表的に記述されているが、実際には複数の基地局が接続されている。
図2には、移動通信端末装置である携帯電話装置10の外観構成が概略的に示されている。ここで、図1(A)には、携帯電話装置10の外観の正面図が示され、図1(B)には、携帯電話装置10の外観の背面図が示されている。
図2(A)及び図2(B)に総合的に示されるように、携帯電話装置10は、(a)携帯電話本体11と、(b)電話番号を入力するためのテンキー、及び、動作モードの切換等の各種指令を、後述する制御部21(図3参照)に入力するためのファンクションキーを有する操作部12と、(c)操作案内、動作状況、受信メッセージ等を表示する液晶表示装置を有する表示手段としての表示部13とを備えている。また、携帯電話装置10は、(d)通話時に通信相手から送られてきた音声信号を再生する通話用スピーカ14と、(e)集音時に音を入力したり、通話時に音声を入力したりするためのマイクロフォン15と、(f)着信音や案内音を発生するための案内用スピーカ16と、(g)基地局との間で無線信号を授受するためのアンテナ17とを備えている。
携帯電話本体11の内部には、図3に示されるように、(i)携帯電話装置10全体の動作を統括制御する制御部21と、(ii)アンテナ17を介して、基地局との間で無線信号の送受信を行う送受信部22と、(iii)制御部21で実行されるプログラムや各種データを格納する、読出専用メモリ(ROM)素子やランダムアクセスメモリ(RAM)素子を有する記憶部23とを備えている。ここで、制御部21においては、ブラウザ処理における基幹処理を行う基幹処理部32と、論理回線の接続及び切断を行う回線接続部33とが動作するようになっている。
記憶部23には、一時記憶領域24と、ウェブ記憶領域25とが設けられている。ここで、ウェブ記憶領域25内には、図4に示されるように、モバイル記憶領域25M及び通常記憶領域25Nが用意されている。当該領域内にはそれぞれ、モバイルブラウザ機能が使用するモバイルブラウザ用のデータと、フルブラウザ機能が使用するフルブラウザ用のデータとを保持している。当該データには、ユーザエージェント情報、キャッシュ、クッキー、認証情報等がある。
携帯電話装置10においては、図5に示されるように、上記の基幹処理部32と、ウェブ記憶領域25との組合せによりモバイルブラウザ機能及びフルブラウザ機能の双方の機能を備えるブラウザアプリケーション31が構成される。このブラウザアプリケーション31では、モバイルブラウザ機能を実行するモバイルブラウザ31Aが、基幹処理部32を備えるとともに、モバイル記憶領域25Mを仮想的に備えて構成される。また、フルブラウザ機能を実行するフルブラウザ31Bが、基幹処理部32を備えるとともに、通常記憶領域25Nを仮想的に備えて構成される。すなわち、ブラウザアプリケーション31では、モバイルブラウザ31A及びフルブラウザ31Bが、基幹処理部32を共有する構成とされている。
ブラウザアプリケーション31は、モバイルブラウザ31Aが動作するモバイルブラウザモード、又は、フルブラウザ31Bが動作するフルブラウザモードで動作する。利用者は、操作部12への操作入力により、ブラウザアプリケーション31に対して、いずれのモードで動作するかの選択、及び、選択モードの変更をできるようになっている。ブラウザアプリケーション31は、選択されたモードがモバイルブラウザ31A及びフルブラウザ31Bのいずれであるかに合わせて、データをモバイル記憶領域25M又は通常記憶領域25Nを使用する。なお、本実施形態では、ブラウザアプリケーション31の起動直後における動作モードは、モバイルブラウザ31Aの動作モードとされる。
ブラウザアプリケーション31は、図6に示されるように、基幹処理部32を備え、基幹処理部32はその中に、サーバ接続部34を備えている。基幹処理部32は、ブラウザアプリケーション31の主だった処理であるHTTPプロトコルによる送受信処理やウェブサイト上のタグの解析と表示の準備等を行う。その際、ウェブ記憶領域25内に用意された、モバイル記憶領域25M、通常記憶領域25Nを適宜使用して、ウェブサイトへのアクセス、ログイン、サイト画面の表示等を行う。基幹処理部32は、また、操作部12より行われた利用者からの動作ブラウザを指定する指令を検出し、当該指令に従って、モバイルブラウザ31A又はフルブラウザ31Bの動作モードによる動作を制御する。
回線接続部33は、送受信部22を通じ、ネットワーク上のAP70との間における論理回線の接続及び切断の制御を行う。サーバ接続部34は、回線接続部33に依頼し、送受信部22を介して、ネットワーク上のウェブサーバ90に対応したプロキシサーバと送受信を行う。
[動作]
次に、以上のように構成された携帯電話装置10について説明する。
<モバイルブラウザの起動及びモバイル用サイトへのアクセスの動作>
利用者による操作部12等の操作入力手段によって、明示的にモバイルブラウザ31Aの起動が指令された場合、あるいは、利用者が記憶領域内の受信メールやウェブサイトの画面表示を保存したファイル上などからリンク先に移動することを選択した場合等には、携帯電話装置10では、図7のステップS41において、ブラウザアプリケーション31の初期設定の機能であるモバイルブラウザ31Aの起動処理が行われる。
ここで、起動されるのがモバイルブラウザ31Aであるので、ブラウジングに使用されるデータの領域は、ウェブ記憶領域25中のモバイル領域25Mとなる。なお、利用者はモバイルブラウザ31Aの起動自体のみを指示した場合には、更に接続希望ウェブサイトのアドレスを指定する。
すると、回線接続部33は、図7に示されるように、送受信部22を介しSGSN60に対して、論理回線接続要求を行う。当該論理回線接続要求は、接続先であるAP70を指定して行われる。当該接続が成功すると、SGSN60より、携帯電話装置10においてモバイルブラウザ31Aに対して完了報告がなされる。この際、DNS(Domain Name System)サーバアドレス及び、必要な場合は、携帯電話装置10に割当てられる、外部ネットワークに接続するために必要なIPアドレス、等が返送される。
続いて、サーバ接続部34は、利用者が所望したウェブサイトに対応したモバイル用プロキシサーバ81に対し、HTTP通信を行う。この際、サーバ接続部34は、モバイル記憶領域25M中のブラウザの機能の種類を示す識別子であるユーザエージェント情報をHTTPヘッダの中に埋め込んで、HTTP接続要求を送る。こうして、接続しているブラウザの種類がモバイルブラウザであることが、モバイル用プロキシサーバ81に伝えられる。また、当該ウェブサイト用の認証情報をモバイル記憶領域25Mに保持している場合には、その認証情報も同様に送る。
すると、HTTP接続要求を受けたモバイル用プロキシサーバ81は、ウェブサーバ90に対し、当該HTTP接続要求の内容を送信する。当該HTTP接続要求を受けたウェブサーバ90においては、ユーザエージェント情報により、モバイルブラウザからデータ送信要求がなされていることが認識される。さらに、認証情報も送信されている場合には、これをもってウェブサーバ90において、当該モバイルブラウザ31Aの利用者の認証が行われる。
こうして、ウェブサーバ90は、当該HTTP接続要求に適合したHTTP応答をモバイル用プロキシサーバ81に返送する。当該HTTP応答を受けたモバイル用プロキシサーバ81は、携帯電話装置10に対して、当該HTTP応答を返送する。
当該HTTP応答は送受信部22を介して回線接続部33に送信される。当該内容は、回線接続部33により更にサーバ接続部34に送信され、当該送信内容は、基幹処理部32が処理する。基幹処理部32はHTML文書中のタグの解釈等を行い、その内容について移動通信端末装置内にある他のアプリケーション等を適宜使用して、生成されたウェブサイト画面を表示部13に出力し表示させる。これをもって、ウェブサーバ90との通信は成功する。
<モバイルブラウザからフルブラウザへの変更>
図7のステップS42において、利用者が操作部12を操作して、モバイルブラウザ機能からフルブラウザ機能に変更する指令の入力を行うと、基幹処理部32が当該指令を検出する。当該指令が検出されると、基幹処理部32は、ブラウザアプリケーション31をモバイルブラウザ機能であるモバイルブラウザ31Aからフルブラウザ機能であるフルブラウザ31Bに変更する。かかる変更に際しては、基幹処理部32は、回線接続部33を介して論理回線切断要求をSGSN60に対して行うことなく、AP70との間の論理回線を維持したまま処理を続行する。
続けて、図8のステップS43において、基幹処理部32は、基幹処理部32が使用するデータをモバイル記憶領域25Mから通常記憶領域25Nに変更する処理を行う。これをもって、モバイルブラウザ31Aからフルブラウザ31Bへの変更が完了する。
<通常サイトへのアクセスの動作>
フルブラウザ31Bは、HTTP通信により、ブラウザ機能の変更前にアクセスしていたウェブサーバ90への接続要求(HTTP接続要求)を、フルブラウザ31Bに対応した通常用プロキシサーバ82に対して行う。この際、フルブラウザ31Bは、通常記憶領域25N中のユーザエージェント情報をHTTPヘッダの中に埋め込んで送る。こうして通常用プロキシサーバ82に、接続しているブラウザの種類がフルブラウザであるということが伝えられる。また、当該ウェブサイト用の認証情報を通常記憶領域25Nに保持している場合には、その認証情報も送る。
すると、HTTP接続要求を受けた通常用プロキシサーバ82は、ウェブサーバ90に対し、当該HTTP接続要求の内容を送信する。ウェブサーバ90においては、ユーザエージェント情報により、フルブラウザからデータ送信要求がなされていることが認識される。さらに、認証情報も送信されている場合には、これをもってウェブサーバ90に対し、携帯電話装置10の利用者の認証が行われる。
こうして、ウェブサーバ90は、当該HTTP接続要求に適合したHTTP応答を通常用プロキシサーバ82に返送する。当該HTTP応答を受けた通常用プロキシサーバ82は、携帯電話装置10に対し当該HTTP応答を送信する。携帯電話装置10においては、送受信部22を介してフルブラウザ31Bに当該HTTP応答が伝えられる。
当該HTTP応答は基幹処理部32が処理する。基幹処理部32はHTMLタグの解釈等を行った結果を、表示部13に出力し表示させる。これをもって、ウェブサーバ90との接続が成功する。こうして、利用者からの見た目ではウェブサイトへのアクセスを維持しながら、モバイルブラウザ31Aをフルブラウザ31Bに変更する処理が完了する。
なお、上述の実施形態においては、フルブラウザ31Bからモバイルブラウザ31Aに変更するような場合においても、処理は同様であって、論理回線は切断されず維持される。
<ブラウザアプリケーション31の終了動作>
図8におけるステップS44において、利用者による操作部12からの入力操作等により、終了指令がなされると、ブラウザアプリケーション31は、回線接続部33に論理回線の切断を依頼する。この依頼を受けた回線接続部33は、送受信部22を介し、SGSN60に対し、AP70に対する論理回線切断要求を行う。これを受けたSGSN60は、論理回線を切断する要求をAP70に対して行い、自身も切断に必要な処理を行う。その後、SGSN60は、携帯電話装置10に対して切断完了報告を行い、これを受けたフルブラウザ31Bは、基幹処理部32が、自身を終了する処理を行う。これによって、ブラウザアプリケーション31の終了が完了する。
以上説明したように、本実施形態では、携帯電話装置10の操作部12等からの操作入力によって、携帯電話装置10において起動中のブラウザからもう一方のブラウザに切り替えが指令された場合には、既に接続された論理回線を切断せず、アクセスポイント名を変更することなく、論理回線の接続を維持する。サーバ接続部34が、切り替え後のブラウザであるモバイルブラウザ31A又はフルブラウザ31Bのユーザエージェントを指定して、既に接続したウェブサーバ90を指定した接続要求を行う。この接続要求を受けたウェブサーバ90は、当該接続要求に対して応答する。したがって、本実施形態によれば、携帯電話装置10において使用するブラウザ機能を迅速に切り替えることができる。
[実施形態の変形]
なお、上記の実施形態では、ブラウザアプリケーション31のモードの初期設定をモバイルブラウザ31Aとしたが、フルブラウザ31Bとすることもでき、又は利用者が予め設定できるようにしてもよく、あるいはブラウザアプリケーション31の使用開始時に毎回選択できるようにしてもよい。
また、上記の実施形態では、本発明を携帯電話装置に適用したが、携帯電話装置以外の移動通信端末装置に本発明を適用することができるのは勿論である。
以上説明したように、本発明の移動通信端末装置は、論理回線を維持したブラウザの切り替えが可能となるような通信方法を使用する移動通信端末装置に適用できる。
本発明の移動通信端末装置を含めたネットワーク構成を説明するための図である。 図1に表された移動通信端末装置の外観構成を概略的に示す図である。 図2の装置の内部構成を説明するためのブロック図である。 図2の装置の内部の記憶領域に存在するウェブ記憶領域の構成を示す図である。 図2の装置におけるモバイルブラウザ機能とフルブラウザ機能の概念を説明する図である。 図2の装置におけるブラウザアプリケーションの構成と入力及び出力の関係を示すブロック図である。 図2の装置におけるモバイルブラウザ起動からフルブラウザへの変更までの動作を示すシーケンス図である。 図2の装置におけるモバイルブラウザからフルブラウザへの変更後の動作を示すシーケンス図である。
符号の説明
10…携帯電話装置(移動通信端末装置)、11…携帯電話本体、12…操作部、13…表示部、14…通話用スピーカ、15…マイクロフォン、16…案内用スピーカ、17…アンテナ、21…制御部、22…送受信部、23…記憶部、24…一時記憶領域、25…ウェブ記憶領域、25M…モバイル記憶領域、25N…通常記憶領域、31…ブラウザアプリケーション、31A…モバイルブラウザ、31B…フルブラウザ、32…基幹処理部、33…回線接続部、34…サーバ接続部、50…ネットワーク、51…基地局、60…SGSN、70…AP、81…モバイル用プロキシサーバ、82…通常用プロキシサーバ、90…ウェブサーバ。

Claims (5)

  1. 移動通信端末装置専用のブラウザ機能であるモバイルブラウザ機能、及び、汎用的なブラウザ機能であるフルブラウザ機能を搭載した移動通信端末装置が、ネットワークを介して、移動通信端末装置専用のサイトであるモバイルサイトと汎用的な通常サイトとを保持するウェブサーバとの間でパケット通信を行う通信方法であって、
    前記移動通信端末装置が、前記モバイルブラウザ機能及び前記フルブラウザ機能の一方のブラウザ機能を使用して、アクセスポイント名を指定した論理回線接続要求である第1接続要求をパケット交換機へ送る第1接続要求工程と;
    前記第1接続要求の応答として、前記パケット交換機から論理回線の接続ができた旨を受信した場合に、前記移動通信端末装置が、前記一方のブラウザ機能を使用して、前記一方のブラウザ機能が前記モバイルブラウザ機能及び前記フルブラウザ機能のいずれであるか示した前記ウェブサーバへの接続要求である第2接続要求を前記ウェブサーバへ向けて送る第2接続要求工程と;
    前記第2接続要求を契機としてなされた前記移動通信端末装置と前記ウェブサーバとの接続が継続している状態で、前記移動通信端末装置において、前記一方のブラウザ機能から他方のブラウザ機能への切り替え指令がなされた場合に、前記論理回線を切断することなく、前記移動通信端末装置が、前記他方のブラウザ機能を使用して、前記他方のブラウザ機能が前記モバイルブラウザ機能及び前記フルブラウザ機能のいずれであるか示した前記ウェブサーバへの接続要求である第3接続要求を前記ウェブサーバへ向けて送る第3接続要求工程と;
    ウェブサイト閲覧処理の終了指令がなされた場合に、前記移動通信端末装置が、その時点で動作しているブラウザ機能を使用して、論理回線切断要求を前記パケット交換機へ送信する切断要求工程と;
    を備える通信方法。
  2. 前記第2接続要求及び前記第3接続要求は、前記モバイルブラウザ機能を利用して前記移動通信端末装置から送信された場合には、モバイルブラウザ用のプロキシサーバを経由した後に、前記ウェブサーバにより受信されるとともに、前記フルブラウザ機能を利用して前記移動通信端末装置から送信された場合には、フルブラウザ用のプロキシサーバを経由した後に、前記ウェブサーバにより受信される、ことを特徴とする請求項1に記載の通信方法。
  3. 移動通信端末装置専用のブラウザ機能であるモバイルブラウザ機能、及び、汎用的なブラウザ機能であるフルブラウザ機能を有するブラウザ手段と;
    前記モバイルブラウザ機能及び前記フルブラウザ機能のいずれの機能を使用して、移動通信端末装置専用のサイトであるモバイルサイトと汎用的な通常サイトとを保持するウェブサーバとの間でパケット通信を行うとのウェブサイト指定、及び、ウェブサイト閲覧処理の終了指令が入力される操作入力手段と;
    前記ウェブサイト指定がなされた場合に、前記モバイルブラウザ機能及び前記フルブラウザ機能の一方のブラウザ機能を使用する論理回線の接続要求を受けた場合に、アクセスポイント名を指定した論理回線接続要求である第1接続要求をパケット交換機へ送信し、前記第1接続要求に対する前記パケット交換機からの応答を受信して、前記ブラウザ手段へ報告するとともに、前記ウェブサイト閲覧処理の終了指令がなされた場合に、前記ブラウザ手段が発行した前記論理回線の切断要求を受けた場合に、前記論理回線に関する論理回線切断要求を前記パケット交換機へ送信する論理回線接続手段と;を備え、
    前記ブラウザ手段は、
    前記第1接続要求の応答として、前記パケット交換機から論理回線の接続ができた旨を受信した場合に、前記一方のブラウザ機能を使用して、前記一方のブラウザ機能が前記モバイルブラウザ機能及び前記フルブラウザ機能のいずれであるか示した前記ウェブサーバへの接続要求である第2接続要求を前記ウェブサーバへ向けて送るとともに、
    前記第2接続要求を契機としてなされた前記ウェブサーバとの接続が継続している状態で、前記操作入力手段から、前記一方のブラウザ機能から他方のブラウザ機能への切り替え指令の入力が報告された場合に、前記論理回線の切断を前記論理回線接続手段に対して要求することなく、前記他方のブラウザ機能を使用して、前記他方のブラウザ機能が前記モバイルブラウザ機能及び前記フルブラウザ機能のいずれであるか示した前記ウェブサーバへの接続要求である第3接続要求を前記ウェブサーバへ向けて送る、
    ことを特徴とする移動通信端末装置。
  4. パケット交換機を備えるネットワークと;
    前記ネットワークに接続され、移動通信端末装置専用のサイトであるモバイルサイト、及び、汎用的な通常サイトを保持するウェブサーバと;
    前記ネットワークを介して前記ウェブサーバとの間でパケット通信を行う請求項3に記載の移動通信端末装置と;を備える通信システム。
  5. 前記移動通信端末装置が、前記モバイルブラウザ機能を利用して前記ウェブサーバと通信を行う場合に、通信データが経由するモバイル用プロキシサーバと;
    前記移動通信端末装置が、前記フルブラウザ機能を利用して前記ウェブサーバと通信を行う場合に、通信データが経由する通常用プロキシサーバと;を更に備える、ことを特徴とする請求項4に記載の通信システム。
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