JP4991195B2 - 予約情報処理方法及び移動情報装置 - Google Patents

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Description

本発明は、予約情報処理方法及び移動情報装置に係り、より詳しくは、テレビチューナ付きの移動情報装置におけるテレビ番組予約情報を処理する予約情報処理方法、及び当該予約情報処理方法を使用する移動情報装置に関するものである。
従来から、携帯電話装置をはじめとする移動情報装置が広く普及している。こうした移動情報装置は、通話機能やメール通信機能だけでなく様々な機能を有することができるようになってきている。このような様々な機能を備える移動情報装置の中には、テレビチューナを有し、テレビ番組の視聴機能及び録画機能を備える携帯電話装置も出現してきている(非特許文献1参照)。
かかるテレビ機能付きの移動情報装置では、キー操作により視聴又は録画したい番組のチャネルの選択を行っている。また、所望の番組の視聴や録画を予め予約しておくこともできるようになっている。かかるテレビ番組予約に際しては、移動情報置に限ったことではないが、放送電波やインターネットを経由して電子番組表(EPG:Electric Program Guide)を取得して、その番組の電子情報をテレビ番組の録画機器に送信することで、視聴予約や録画予約等を行うことも一般化してきている(特許文献1参照)。
"製品情報 V601N"、[online]、Vodafone、[平成16年11月15日検索]、インターネット <URL:http://www.vodafone.jp/japanese/products /kisyu/v601n/index.html> 特開2000−278623号公報
上述した従来の技術では、移動情報装置が小型であり処理能力が一般のパーソナルコンピュータと比べて低いことから、テレビ番組の視聴や録画の処理は、JAVA(登録商標)等の中間言語で記述され、その実行環境さえ提供されれば機種を問わずに実行可能な汎用アプリケーションではなく、機械語等の機種依存のプログラム言語で記述されたネイティブアプリケーションにより行われるようになっている。こうした事情にともない、テレビ番組の視聴や録画の予約処理もネイティブアプリケーションにより行われるようになっていた。
このため、利用者が移動情報装置の機種変更を行うと、当該移動情報装置の製造者が当該機種における予約情報ファイルへのアクセスに際して一般的に便宜であると考えて実装した機能に対応した操作によりテレビ番組の視聴や録画の予約を行うことになるが、かかる操作が、機種変更前の操作とは異なる場合があった。こうした操作の変更が発生すると、利用者は、それまで慣れ親しんだ操作に代えて、新たな操作を覚えることが必要となる。かかる事態の発生は、利用者にとっては、非常に負担を感じさせる場合があった。一方、新たな機種に適合した新たな操作によるテレビ番組の視聴や録画の予約もできるようにしておく方が、利用者にとって便宜である。
本発明は、上記の事情を鑑みてなされたものであり、テレビ番組の予約情報の処理に際して利用者の利便性を向上させることができる予約情報処理方法及び移動情報装置を提供することを目的とする。
本発明は、第1の観点からすると、テレビチューナ付きの移動情報装置におけるテレビ番組予約情報を処理する予約情報処理方法であって、前記移動情報装置の内部資源の管理を行う基本処理部内のネイティブアプリケーションの1つである第1予約アプリケーションが、前記基本処理部内のファイル管理部を介して、前記テレビ番組予約情報を収納する前記移動情報装置の記憶手段内の予約情報ファイルにアクセスする第1アクセス工程と;前記基本処理部を利用して動作する汎用アプリケーションの1つである第2予約アプリケーションが、前記汎用アプリケーションに実行環境を提供する実行環境部及び前記ファイル管理部を介して、前記予約情報ファイルにアクセスする第2アクセス工程と;を備え、前記予約情報ファイルへのアクセスには、前記予約情報ファイル内に登録されているテレビ番組予約情報の削除が含まれ、前記第2予約アプリケーションは、削除しようとするテレビ番組予約情報の識別子及び全項目の内容を指定した削除要求を、前記実行環境部を介して前記ファイル管理部へ送り、前記ファイル管理部は、前記識別子により特定されるテレビ番組の予約情報の前記全項目の内容が、前記第2予約アプリケーションが指定した内容と一致する場合に、前記識別子により特定されるテレビ番組の予約情報を削除する、ことを特徴とする予約情報処理方法である。
この予約情報処理方法では、第1アクセス工程において、ネイティブアプリケーションの1つである第1予約アプリケーションが、基本処理部内のファイル管理部を介して、テレビ番組予約情報を収納する記憶手段内の予約情報ファイルにアクセスする。一方、第2アクセス工程において、汎用アプリケーションの1つである第2予約アプリケーションが、汎用アプリケーションに実行環境を提供する実行環境部及びファイル管理部を介して、予約情報ファイルにアクセスする。
すなわち、機種には依存するが、移動情報装置の製造者が当該機種における予約情報ファイルへのアクセスに際して一般的に便宜であると考えて実装した機能を有する第1予約アプリケーションを実行させることにより、予約情報ファイルにアクセスすることができる。また、機種が変更したとしても継続的に利用することができる第2予約アプリケーションを実行させることにより、機種の変更前と同様の操作で予約情報ファイルにアクセスすることができる。このため、利用者は、より便宜である予約アプリケーションを選択的に利用することにより、快適に予約情報ファイルにアクセスすることができる。したがって、本発明の予約情報処理方法によれば、テレビ番組の予約情報の処理に際して利用者の利便性を向上させることができる。
本発明の予約情報処理方法では、予約情報ファイルへのアクセスには、予約情報ファイル内に登録されているテレビ番組予約情報の削除が含まれる。
ここで、第2予約アプリケーションは、削除しようとするテレビ番組予約情報の識別子及び全項目の内容を指定した削除要求を、実行環境部を介してファイル管理部へ送り、ファイル管理部は、識別子により特定されるテレビ番組の予約情報の全項目の内容が、第2予約アプリケーションが指定した内容と一致する場合に、識別子により特定されるテレビ番組の予約情報を削除する。このため、第2予約アプリケーションの一時停止中に第1予約アプリケーションが予約情報ファイルの内容を変更したときに、再開後における第2予約アプリケーションが、一時停止前の予約情報ファイルの内容情報に基づいて特定の予約情報の削除要求を行うことによる意図しない予約情報の消失を有効に防止することができる。
本発明の予約情報処理方法では、前記テレビ番組予約情報には、録画予約情報及び視聴予約情報の少なくとも一方が含まれるようにすることができる。
また、本発明の予約情報処理方法では、前記予約情報ファイルへのアクセスには、新たなテレビ番組予約情報の登録、及び、前記予約情報ファイル内に登録されているテレビ番組予約情報の取得が更に含まれるようにすることができる。
また、本発明の予約情報処理方法では、前記ファイル管理部は、前記予約情報ファイルの内容の変更があった場合には、前記変更があった旨を前記第2予約アプリケーションに報告する変更報告工程と;前記変更が前記第2予約アプリケーションにとって意図しないものであった場合に、前記第2予約アプリケーションが、前記テレビ番組予約情報を改めて取得する再取得工程と;を更に備えるようにすることができる。この場合には、例えば、第2予約アプリケーションの一時停止中に第1予約アプリケーションが予約情報ファイルの内容を変更したときには、変更報告工程において、第2予約アプリケーションの再開後に、ファイル管理部が、前記変更があった旨を前記第2予約アプリケーションに報告する。この報告に基づいて、再取得工程において、第2予約アプリケーションが、把握していない変更が予約情報ファイルに施されたことを認識する。そして、第2予約アプリケーションは、テレビ番組予約情報を改めて取得する。このため、中断後に再開された場合等において、第2予約アプリケーションが、意図しない予約情報の削除要求や、無駄な予約情報の登録要求を行うことを未然にかつ有効に防止することができる。
また、本発明の予約情報処理方法では、前記第2予約アプリケーションが、前記予約情報ファイル内に登録可能なテレビ番組予約情報の最大数を取得する最大登録数取得工程と;前記第2予約アプリケーションが、前記予約情報ファイルに登録されているテレビ番組予約情報の数を取得する登録数取得工程と;を更に備えるようにすることができる。この場合には、第2予約アプリケーションは、機種によって異なることがある予約情報ファイルにおける予約情報の最大登録数と、現時点での予約情報ファイルにおける予約情報の登録数を知ることができる。このため、第2予約アプリケーションは、新たに登録可能な予約情報の数等を利用者に提供することができる。
本発明は、第2の観点からすると、テレビチューナと;テレビ番組予約情報を収納する予約情報ファイルが格納される記憶手段と;前記記憶手段に格納されるファイルの管理を行うファイル管理部と、ネイティブアプリケーションの1つであり、前記ファイル管理部を介して前記予約情報ファイルへのアクセスを行う第1予約アプリケーションとを備える基本処理部と;前記基本処理部を利用して動作する汎用アプリケーションに実行環境を提供する実行環境部と;前記汎用アプリケーションの1つであり、前記実行環境部及び前記ファイル管理部を介して前記予約情報ファイルへのアクセスを行う第2予約アプリケーションと;を備え、前記予約情報ファイルへのアクセスには、前記予約情報ファイル内に登録されているテレビ番組予約情報の削除が含まれ、前記第2予約アプリケーションは、削除しようとするテレビ番組予約情報の識別子及び全項目の内容を指定した削除要求を、前記実行環境部を介して前記ファイル管理部へ送り、前記ファイル管理部は、前記識別子により特定されるテレビ番組の予約情報の前記全項目の内容が、前記第2予約アプリケーションが指定した内容と一致する場合に、前記識別子により特定されるテレビ番組の予約情報を削除する、ことを特徴とする移動情報装置である。
この移動情報装置では、ネイティブアプリケーションの1つである第1予約アプリケーションが、基本処理部内のファイル管理部を介して、テレビ番組予約情報を収納する記憶手段内の予約情報ファイルにアクセスする。一方、汎用アプリケーションの1つである第2予約アプリケーションが、汎用アプリケーションに実行環境を提供する実行環境部及びファイル管理部を介して、予約情報ファイルにアクセスする。
本発明の移動情報装置では、情報ファイルへのアクセスには、予約情報ファイル内に登録されているテレビ番組予約情報の削除が含まれる。
ここで、本発明の移動情報装置では、第2予約アプリケーションは、削除しようとするテレビ番組予約情報の識別子及び全項目の内容を指定した削除要求を、実行環境部を介してファイル管理部へ送り、ファイル管理部は、当該識別子により特定されるテレビ番組の予約情報の全項目の内容が、第2予約アプリケーションが指定した内容と一致する場合に、当該識別子により特定されるテレビ番組の予約情報を削除する。このため、再開後における第2予約アプリケーションが、一時停止前の予約情報ファイルの内容情報に基づいて特定の予約情報の削除要求を行うことによる意図しない予約情報の消失を有効に防止することができる。
すなわち、本発明の移動情報装置は、上述した本発明の予約情報処理方法を使用することができる。したがって、本発明の移動情報装置によれば、視聴予約情報や録画予約情報等のテレビ番組に関する予約情報の処理に際して利用者の利便性を向上させることができる。
本発明の移動情報装置では、前記予約情報ファイルへのアクセスには、新たなテレビ番組予約情報の登録、及び、前記予約情報ファイル内に登録されているテレビ番組予約情報の取得が更に含まれるようにすることができる。
また、本発明の移動情報装置では、前記ファイル管理部が、前記予約情報ファイルの内容の変更があった場合には、前記変更があった旨を前記第2予約アプリケーションに報告するとともに、前記第2予約アプリケーションは、前記変更が意図しないものであった場合には、前記テレビ番組予約情報を改めて取得するようにすることができる。この場合には、第2予約アプリケーションの一時停止中に第1予約アプリケーションが予約情報ファイルの内容を変更したときに、再開後において、第2予約アプリケーションが、把握していない変更が予約情報ファイルに施されたことを認識することができる。このため、第2予約アプリケーションが、意図しない予約情報の削除要求や、無駄な予約情報の登録要求を行うことを未然にかつ有効に防止することができる。
また、本発明の移動情報装置では、移動通信網の基地局との間で無線通信を行う無線通信手段を更に備えるようにすることができる。すなわち、本発明の移動情報装置を、携帯電話装置等の移動通信端末装置とすることができる。
以上説明したように、本発明の予約情報処理方法及び移動情報装置によれば、テレビ番組の予約情報の処理に際して利用者の利便性を向上させることができるという効果を奏する。
以下、本発明の一実施形態を、図1〜図10を参照しつつ説明する。なお、図においては、同一又は同等の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
[構成]
図1及び図2には、一実施形態に係る移動端末装置である携帯電話装置10の構成が概略的に示されている。ここで、図1(A)には、携帯電話装置10の外観の正面図が示され、図1(B)には、携帯電話装置10の外観の裏面図が示されている。また、図2には、携帯電話装置10の機能ブロック構成が示されている。
図1(A)及び図1(B)において総合的に示されるように、携帯電話装置10は、(a)後述する制御部21(図2参照)等を収納した携帯電話本体11と、(b)電話番号等を制御部21へ入力するためのテンキー、及び、動作モードの切替等の各種指令を制御部21へ入力するためのファンクションキーを有する操作部12と、(c)制御部21による指令に応じて、操作案内、動作状況、受信メッセージ等を表示する液晶表示装置を有する表示部13とを備えている。また、携帯電話装置10は、(d)通話時に通信相手から送られてきた音声信号を再生する通話用スピーカ14と、通話時に音声を入力するためのマイクロフォン15と、(e)制御部21による指令に応じて、着信音や案内音を発生するための案内用スピーカ16と、(f)送受信部22と接続され、基地局との間で無線信号を授受するためのアンテナ17とを備えている。
携帯電話本体11は、図2に示されるように、その内部に、(i)制御部21と、(ii)基地局との間で通信を行うための送受信部22と、(iii)後述する予約情報ファイル24を含めて様々なデータを格納する記憶部23とを備えている。また、携帯電話本体11は、その内部に、(iv)テレビ用アンテナ26と、(v)テレビ用チューナを有しテレビ用アンテナ26を介して受信したテレビジョン放送信号を処理するTV受信部27と、(vi)表示部13及び通話用スピーカ14への出力信号において、制御部21からの画像信号及び音声信号を優先させるモードと、TV受信部27からの画像信号及び音声信号を優先させるモードとを、制御部21(より詳しくは、後述する基本処理部31(図3参照))からの指令で切り換える切換部28とを備えている。
上記の制御部21は、中央処理装置(CPU)、デジタル信号処理装置(DSP)等を備えており、一般的な携帯電話機能を実現するために、様々なデータ処理を行うとともに、上述した他の構成要素の動作制御を行うようになっている。この制御部21において実行されるプログラム等のソフトウエアの構成は、図3に示されるようになっている。
すなわち、制御部21におけるソフトウエアは、(i)携帯電話としての基本機能である通話機能及びメール機能等を実現するとともに、上述した各種のハードウエア資源の制御やタスク管理を行う基本処理部31と、(ii)様々なコンテンツを利用者に提供するための汎用アプリケーション部33と、(iii)基本処理部31と汎用アプリケーション部33との間に位置し、汎用アプリケーション部33に含まれる汎用アプリケーション391,392,…の実行環境を提供する実行環境部32とから構成されている。ここで、実行環境部32は、例えばJAVA(登録商標)で記述された汎用アプリケーション391,392,…と基本処理部31との間のコマンド変換、汎用アプリケーション391,392,…の実行のためのソフトウエア資源を提供する一組のプログラムである。
なお、基本処理部31及び実行環境部32は、携帯電話装置10の工場出荷時から携帯電話装置10に実装されている。一方、汎用アプリケーション391,392,…は、工場出荷時から実装されているものもあるが、多くは、操作者による操作部12の操作によって送受信部22等を介してダウンロードされることにより実装される。なお、本実施形態では、汎用アプリケーション391が、視聴予約又は録画予約を行うための汎用予約アプリケーション(以下、「汎用予約アプリ」とも呼ぶ)となっている。
基本処理部31と実行環境部32との間では、汎用アプリケーション391,392,…に関連して、要求、応答、イベント発生等の情報が適宜やり取りされるようになっている。また、実行環境部32と汎用アプリケーション391,392,…との間では、汎用アプリケーション391,392,…からの各種の要求が実行環境部32に通知されるとともに、実行環境部32から応答やイベント発生が通知されるようになっている。
基本処理部31は、管理部36と、ネイティブアプリケーション371,372,…とを備えている。ここで、管理部36は、アプリケーションの実行管理を行うアプリケーション実行管理部34と、記憶部23内における予約情報ファイル24等のファイルの管理及びファイルへのアクセス制御を行うファイル管理部35とを備えている。
アプリケーション実行管理部34は、直接的にネイティブアプリケーション371,372,…の実行管理を行うとともに、実行環境部32を介して汎用アプリケーション391,392,…の実行管理を行うようになっている。なお、本実施形態では、ネイティブアプリケーション371が、TV受信部27を制御してテレビ受信処理や、記憶部23内の予約情報ファイル24へのアクセス処理を行うテレビ受信処理アプリケーション(以下、「TVアプリ」とも呼ぶ)となっている。
ファイル管理部35は、記憶部23内の予約情報ファイル24等のファイルを管理するとともに、ネイティブアプリケーション又は汎用アプリケーションからの記憶部23内のファイルへのアクセス要求に応答して、ファイルアクセスを行う。なお、ファイル管理部35は、TVアプリ371又は汎用予約アプリ391からの予約情報ファイル24へのアクセス要求に応答して、予約情報ファイル24にアクセスする。ここで、予約情報ファイル24へのアクセスの種類としては、予約情報の読み出し、登録及び削除、並びに後述する最大登録数又は登録数の読み出しがある。
また、ファイル管理部35は、汎用予約アプリ391の実行中又は一時停止中に予約情報ファイル24の内容の変更がなされた場合には、実行環境部32を介して、その旨を実行中又は再開後の汎用予約アプリ391へ報告する。なお、汎用予約アプリ391の停止中に予約情報ファイル24の内容の変更がなされたとしても、ファイル管理部35は、実行開始後の汎用予約アプリ391へ予約情報ファイル24の内容の変更された旨の通知を行うことはしないようになっている。
記憶部23には、予約情報ファイル24等の各種ファイルや、所定のカテゴリごとにファイルを収納するホルダ等が格納されている。この予約情報ファイル24には、図4に示されるように、最大登録数41、登録数42、予約情報431,432,…が格納される。ここで、最大登録数41としては、予約情報ファイル24に登録可能な予約情報の最大数が格納される。この最大登録数41は、携帯電話装置10の機種によって定まる固定値であり、ファイル管理部35を介して、TVアプリ371及び汎用予約アプリ391が読み出すことはできるが、ファイル管理部35、TVアプリ371及び汎用予約アプリ391のいずれによっても変更することはできないようになっている。
登録数42としては、現時点で登録されている予約情報の数が格納される。この登録数は、ファイル管理部35を介して、TVアプリ371及び汎用予約アプリ391が読み出すことができる。また、登録数42は、予約情報の登録又は削除があった場合に、ファイル管理部35によって更新される。
予約情報43j(j=1,2,…)のそれぞれは、視聴予約情報及び録画予約情報のいずれかとなっている。なお、予約情報ファイル24には、視聴予約情報及び録画予約情報を混在して収納することができるようになっている。
予約情報43j(j=1,2,…)のそれぞれは、図5に示されるように、視聴予約又は録画予約されたテレビ番組の予約番号51、予約種別52、チャンネル種別53、チャンネル54、テレビ局名55、開始日時56、終了日時57及びタイトル58が含まれている。
予約番号51としては、予約情報ファイル24内に登録されている予約情報の通し番号が格納される。この予約番号51は、TVアプリ371及び汎用予約アプリ391が指定することはできず、新たな予約情報の登録時又は予約情報ファイル24内の予約情報の削除時に、ファイル管理部35が付与又は更新を行う。なお、予約番号51以外の予約情報要素52〜58は、予約情報の登録時に、TVアプリ371及び汎用予約アプリ391が指定するようになっている。
予約種別52としては、視聴予約であるか、録画予約であるかの区別情報が格納される。チャンネル種別53としては、VHF、UHF、地上デジタル放送等を区別する情報が格納される。チャンネル54としては、予約されたテレビ番組の放送が行われるチャンネル番号が格納される。
テレビ局名55としては、予約されたテレビ番組の放送を行うテレビ局の名称が格納される。開始日時56としては、予約されたテレビ番組の放送の開始日時が年月日時分秒の形式(YYYYMMDDHHMMSS形式)で格納される。終了日時57としては、予約されたテレビ番組の放送の終了日時が年月日時分秒の形式(YYYYMMDDHHMMSS形式)で格納される。タイトル58としては、予約されたテレビ番組のタイトルが格納される。
なお、本実施形態では、予約情報要素52〜58の指定に際しては、TVアプリ371及び汎用予約アプリ391は、別途に取得した電子番組(EPG:Electric Programming Guide)情報を利用できるようになっている。
[動作]
次に、上記のように構成された携帯電話装置10におけるテレビ番組に関する視聴予約及び録画予約に関する情報の処理について説明する。
<最大登録数の取得処理>
まず、予約情報ファイル24内に登録可能な予約情報の最大数である最大登録数の取得処理について説明する。
《TVアプリ371による最大登録数の取得処理》
TVアプリ371に対して、利用者により最大登録数の取得の指令が明示的になされたり、応答のために最大登録数が必要となる指令がなされ、応答処理において最大登録数の取得が必要となったときに、TVアプリ371による最大登録数の取得処理が開始する。
図6に示されるように、TVアプリ371による最大登録数の取得処理S11では、まず、TVアプリ371が、最大登録数要求をファイル管理部35へ送る。この最大登録数要求を受けたファイル管理部35は、予約情報ファイル24から最大登録数41を読み出す。そして、ファイル管理部35は、読み出された最大登録数41を、最大登録数要求を発行したTVアプリ371に送る。こうしてファイル管理部35から報告された最大登録数41を受けることにより、TVアプリ371は、最大登録数を取得する。
《汎用予約アプリ391による最大登録数の取得処理》
TVアプリ371の場合と同様に、汎用予約アプリ391に対して、利用者により最大登録数の取得の指令が明示的になされたり、応答のために最大登録数が必要となる指令がなされ、応答処理において最大登録数の取得が必要となったときに、汎用予約アプリ391による最大登録数の取得処理が開始する。
図6に示されるように、汎用予約アプリ391による最大登録数の取得処理S12では、まず、汎用予約アプリ391が、最大登録数要求を、実行環境部32を介してファイル管理部35へ送る。この最大登録数要求を受けたファイル管理部35は、予約情報ファイル24から最大登録数41を読み出す。そして、ファイル管理部35は、読み出された最大登録数41を、実行環境部32を介して、最大登録数要求を発行した汎用予約アプリ391に送る。こうしてファイル管理部35から実行環境部32を介して報告された最大登録数41を受けることにより、汎用予約アプリ391は、最大登録数を取得する。
<登録数の取得処理>
次に、予約情報ファイル24内に登録されている予約情報の数である登録数の取得処理について説明する。
《TVアプリ371による登録数の取得処理》
TVアプリ371に対して、利用者により登録数の取得の指令が明示的になされたり、応答のために登録数が必要となる指令がなされ、応答処理において登録数の取得が必要となったときに、TVアプリ371による登録数の取得処理が開始する。
図7に示されるように、TVアプリ371による登録数の取得処理S21では、まず、TVアプリ371が、登録数要求をファイル管理部35へ送る。この登録数要求を受けたファイル管理部35は、予約情報ファイル24から登録数42を読み出す。そして、ファイル管理部35は、読み出された登録数42を、登録数要求を発行したTVアプリ371に送る。こうしてファイル管理部35から報告された登録数42を受けることにより、TVアプリ371は、登録数を取得する。
《汎用予約アプリ391による登録数の取得処理》
TVアプリ371の場合と同様に、汎用予約アプリ391に対して、利用者により登録数の取得の指令が明示的になされたり、応答のために登録数が必要となる指令がなされ、応答処理において登録数の取得が必要となったときに、汎用予約アプリ391による登録数の取得処理が開始する。
図7に示されるように、汎用予約アプリ391による登録数の取得処理S22では、まず、汎用予約アプリ391が、登録数要求を、実行環境部32を介してファイル管理部35へ送る。この登録数要求を受けたファイル管理部35は、予約情報ファイル24から登録数42を読み出す。そして、ファイル管理部35は、読み出された登録数42を、実行環境部32を介して、登録数要求を発行した汎用予約アプリ391に送る。こうしてファイル管理部35から実行環境部32を介して報告された登録数42を受けることにより、汎用予約アプリ391は、登録数を取得する。
なお、以上のようにして取得される最大登録数41及び登録数42を利用することにより、TVアプリ371及び汎用予約アプリ391は、予約情報ファイル24に新たな予約情報を登録可能か否かを知ることができる。このため、利用者が新たな予約情報を登録しようとする場合のガイダンスや、予約情報ファイル24の状態の提示をする際に、上記の最大登録数の取得処理及び登録数の取得処理が実行される。
<予約情報の取得処理>
次いで、予約情報ファイル24内に登録されている予約情報の取得処理について説明する。
《TVアプリ371による予約情報の取得処理》
TVアプリ371に対して、利用者により予約情報の取得の指令がなされた場合、及び、TVアプリ371が、予約情報に従った処理を行うことが必要な時刻となったか否かを判断するために、予約情報の内容を確認する場合に、TVアプリ371による予約情報の取得処理が開始する。
図8に示されるように、TVアプリ371による予約情報の取得処理S31では、まず、TVアプリ371が、予約情報要求をファイル管理部35へ送る。ここで、TVアプリ371が、予約情報ファイル24に格納されている全ての予約情報の取得を要求する場合には、予約情報の識別子である予約番号を指定しない予約情報要求をファイル管理部35へ送る。一方、特定の予約情報の取得を要求する場合には、その特定の予約情報の予約番号を指定した予約情報要求をファイル管理部35へ送る。
予約情報要求を受けたファイル管理部35は、予約情報ファイル24から、予約情報要求により要求された予約情報を読み出す。そして、ファイル管理部35は、読み出された予約情報を、予約情報要求を発行したTVアプリ371に送る。こうしてファイル管理部35から報告された予約情報を受けることにより、TVアプリ371は、所望の予約情報を取得する。
《汎用予約アプリ391による予約情報の取得処理》
TVアプリ371の場合と同様に、汎用予約アプリ391に対して、利用者により予約情報の取得の指令がなされた場合に、汎用予約アプリ391による予約情報の取得処理が開始する。
図8に示されるように、汎用予約アプリ391による予約情報の取得処理S32では、まず、汎用予約アプリ391が、予約情報要求を、実行環境部32を介してファイル管理部35へ送る。ここで、上記のTVアプリ371による予約情報の取得処理の場合と同様に、予約情報ファイル24に格納されている全ての予約情報の取得を要求する場合には、汎用予約アプリ391は、予約情報の識別子である予約番号を指定しない予約情報要求を、実行環境部32を介してファイル管理部35へ送る。また、特定の予約情報の取得を要求する場合には、汎用予約アプリ391は、その特定の予約情報の予約番号を指定した予約情報要求を、実行環境部32を介してファイル管理部35へ送る。
予約情報要求を受けたファイル管理部35は、予約情報ファイル24から、予約情報要求により要求された予約情報を読み出す。そして、ファイル管理部35は、読み出された予約情報を、実行環境部32を介して、予約情報要求を発行した汎用予約アプリ391に送る。こうしてファイル管理部35から報告された予約情報を受けることにより、汎用予約アプリ391は、所望の予約情報を取得する。
<予約情報の登録処理>
次に、予約情報ファイル24への新たな予約情報の登録処理について説明する。
《TVアプリ371による登録処理》
TVアプリ371に対して、利用者により新たな予約情報の登録の指令がなされた場合に、TVアプリ371による登録処理が開始する。なお、登録処理の前提として、登録しようとする新たな予約情報の予約情報要素52〜58は、利用者によって既に作成されているものとする。かかる新たな登録情報の予約情報要素52〜58の作成に際しては、別途に取得した電子番組情報が適宜利用される。
図9に示されるように、TVアプリ371による登録処理S41では、まず、TVアプリ371が、新たな予約情報の予約情報要素52〜58を指定した登録要求をファイル管理部35へ送る。この登録要求を受けたファイル管理部35は、まず、その時点における登録数42を予約情報ファイル24から読み出す。
次に、ファイル管理部35は、読み出された登録数42に「1」を加えた値を新たな登録数42として算出する。また、ファイル管理部35は、その値を予約番号51とし、TVアプリ371により指定された予約情報要素52〜58と合わせることにより、新たに登録すべき予約情報を完成させる。
次いで、ファイル管理部35は、予約情報ファイル24の所定位置に、算出された新たな登録数42を格納するとともに、予約情報ファイル24の空き領域に新たな予約情報を格納する。こうして新たな予約情報の予約情報ファイル24への登録が終了すると、ファイル管理部35は、登録完了の報告をTVアプリ371へ送る。この結果、TVアプリ371による登録処理が終了する。
引き続き、ファイル管理部35は、汎用予約アプリ391が一時停止中であるか否かを判定する。この判定の結果が否定的であった場合には、ファイル管理部35は、TVアプリ371による登録処理に伴う処理を終了する。
汎用予約アプリ391が一時停止中であるか否かの判定の結果が肯定的であった場合には、汎用予約アプリ391が再開したときに、予約情報ファイル24の内容が更新された旨を、実行環境部32を介して汎用予約アプリ391に報告する。そして、ファイル管理部35は、TVアプリ371による登録処理に伴う処理を終了する。
なお、一時停止中に予約情報ファイル24の内容が更新された旨の報告を受けた汎用予約アプリ391は、自身にとって意図しない更新が行われたことを認識する。そして、汎用予約アプリ391は、改めて、上述した最大登録数の取得処理、登録数の取得処理、及び予約情報の取得処理を行う。
《汎用予約アプリ391による登録処理》
汎用予約アプリ391に対して、利用者により新たな予約情報の登録の指令がなされた場合に、汎用予約アプリ391による登録処理が開始する。なお、登録処理の前提として、登録しようとする新たな予約情報の予約情報要素52〜58は、利用者によって既に作成されているものとする。かかる新たな登録情報の予約情報要素52〜58の作成に際しては、上記のTVアプリ371による登録処理の場合と同様に、別途に取得した電子番組情報が適宜利用される。
図9に示されるように、汎用予約アプリ391による登録処理S42では、まず、汎用予約アプリ391が、新たな予約情報の予約情報要素52〜58を指定した登録要求を、実行環境部32を介してファイル管理部35へ送る。この登録要求を受けたファイル管理部35は、まず、その時点における登録数42を予約情報ファイル24から読み出す。
次に、ファイル管理部35は、読み出された登録数42に「1」を加えた値を新たな登録数42として算出する。また、ファイル管理部35は、その値を予約番号51とし、汎用予約アプリ391により指定された予約情報要素52〜58と合わせることにより、新たに登録すべき予約情報を完成させる。
次いで、ファイル管理部35は、予約情報ファイル24の所定位置に、算出された新たな登録数42を格納するとともに、予約情報ファイル24の空き領域における先頭部に新たな予約情報を格納する。こうして新たな予約情報の予約情報ファイル24への登録が終了すると、ファイル管理部35登録完了の報告を、実行環境部32を介して汎用予約アプリ391へ送る。
引き続き、ファイル管理部35は、予約情報ファイル24の内容が更新された旨を、実行環境部32を介して汎用予約アプリ391に通知する。そして、汎用予約アプリ391による登録処理が終了するとともに、ファイル管理部35が、汎用予約アプリ391による登録処理に伴う処理を終了する。
なお、汎用予約アプリ391による登録処理に伴って予約情報ファイル24の内容が更新された旨の報告を受けた汎用予約アプリ391は、自身にとって意図した更新が行われたことを認識する。この場合には、汎用予約アプリ391は、上述した最大登録数の取得処理、登録数の取得処理、及び予約情報の取得処理を改めて行なうことはしない。
<予約情報の削除処理>
次に、予約情報ファイル24への新たな予約情報の削除処理について説明する。
《TVアプリ371による削除処理》
TVアプリ371に対して、利用者により予約情報の削除の指令がなされた場合、及び、TVアプリ371が特定の予約情報に従った処理を開始したことに伴い、その特定の予約情報が使命を果たした場合に、TVアプリ371による削除処理が開始する。
図10に示されるように、TVアプリ371による登録処理S51では、まず、TVアプリ371が、削除すべき予約情報の予約番号51を指定した削除要求をファイル管理部35へ送る。この削除要求を受けたファイル管理部35は、予約情報ファイル24内における削除要求により指定された予約番号に対応する予約情報を削除する。
次に、ファイル管理部35は、削除された後に予約情報ファイル24内に残っている予約情報について、通し番号となるように予約番号をふり直す。この後、ファイル管理部35は、削除完了の報告をTVアプリ371へ送る。この結果、TVアプリ371による削除処理が終了する。
引き続き、ファイル管理部35は、汎用予約アプリ391が一時停止中であるか否かを判定する。この判定の結果が否定的であった場合には、ファイル管理部35は、TVアプリ371による削除処理に伴う処理を終了する。
汎用予約アプリ391が一時停止中であるか否かの判定の結果が肯定的であった場合には、汎用予約アプリ391が再開したときに、予約情報ファイル24の内容が更新された旨を、実行環境部32を介して汎用予約アプリ391に報告する。そして、ファイル管理部35は、TVアプリ371による削除処理に伴う処理を終了する。
なお、上述のTVアプリ371による登録処理の場合と同様に、一時停止中に予約情報ファイル24の内容が更新された旨の報告を受けた汎用予約アプリ391は、自身にとって意図しない更新が行われたことを認識する。そして、汎用予約アプリ391は、改めて、上述した最大登録数の取得処理、登録数の取得処理、及び予約情報の取得処理を行う。
《汎用予約アプリ391による削除処理》
汎用予約アプリ391に対して、利用者により予約情報の削除の指令がなされた場合に、汎用予約アプリ391による削除処理が開始する。
図10に示されるように、汎用予約アプリ391による登録処理S52では、まず、汎用予約アプリ391が、削除すべき予約情報の全ての予約情報要素51〜58を指定した削除要求を、実行環境部32を介してファイル管理部35へ送る。この削除要求を受けたファイル管理部35は、予約情報ファイル24内における削除要求により指定された予約番号に対応する予約情報を読み出す。
引き続き、ファイル管理部35は、削除要求により指定された予約情報要素52〜58と、読み出された予約情報の予約情報要素52〜58とが全て一致するか否かを判定する。この判定の結果が否定的であった場合には、ファイル管理部35は、削除要求が不正である旨を、実行環境部32を介して汎用予約アプリ391に報告する。そして、汎用予約アプリ391による削除処理が終了する。なお、削除要求が不正である旨の報告を受けた汎用予約アプリ391は、表示部13への表示等により、その旨を利用者に報告し、その後の処理内容を利用者に委ねる。
当該判定の結果が肯定的であった場合には、ファイル管理部35は、予約情報ファイル24内における削除要求により指定された予約番号に対応する予約情報を削除する。引き続き、ファイル管理部35は、削除された後に予約情報ファイル24内に残っている予約情報について、通し番号となるように予約番号をふり直す。この後、ファイル管理部35は、削除完了の報告を汎用予約アプリ391へ送る。
次に、ファイル管理部35は、予約情報ファイル24の内容が更新された旨を、実行環境部32を介して汎用予約アプリ391に報告する。そして、汎用予約アプリ391による削除処理が終了するとともに、ファイル管理部35が、汎用予約アプリ391による登録処理に伴う処理を終了する。
なお、上述の汎用予約アプリ391による登録処理の場合と同様に、汎用予約アプリ391による削除処理に伴って予約情報ファイル24の内容が更新された旨の報告を受けた汎用予約アプリ391は、自身にとって意図した更新が行われたことを認識する。この場合には、汎用予約アプリ391は、上述した最大登録数の取得処理、登録数の取得処理、及び予約情報の取得処理を改めて行なうことはしない。
以上説明したように、本実施形態では、ネイティブアプリケーションの1つであるTVアプリ371が、基本処理部31内のファイル管理部35を介して、テレビ番組予約情報を収納する記憶部23内の予約情報ファイル24にアクセスする。一方、汎用アプリケーションの1つである汎用予約アプリ391が、汎用アプリケーションに実行環境を提供する実行環境部32及びファイル管理部35を介して、予約情報ファイル24にアクセスする。
このため、機種には依存するが、携帯電話装置10の製造者が当該機種における予約情報ファイル24へのアクセスに際して一般的に便宜であると考えて実装した機能を有するTVアプリ371を用いて、予約情報ファイル24にアクセスすることができる。また、機種が変更したとしても継続的に利用することができる汎用予約アプリ391を用いて、機種の変更前と同様の操作で予約情報ファイル24にアクセスすることができる。したがって、利用者は、より便宜である予約アプリケーションを選択的に利用することにより、快適に予約情報ファイル24にアクセスすることができる。
また、本実施形態では、汎用予約アプリ391は、削除しようとする予約情報の全ての要約情報要素51〜58を指定した削除要求を、実行環境部32を介してファイル管理部35へ送る。この削除要求を受けたファイル管理部35は、削除要求において指定された予約番号51により特定されるテレビ番組の予約情報の要素52〜58が、削除要求で指定された予約情報要素52〜58と一致する場合に、削除要求された予約情報を削除する。このため、汎用予約アプリ391の一時停止中にTVアプリ371が予約情報ファイル24の内容を変更したときに、再開後における汎用予約アプリ391が、一時停止前の予約情報ファイル24の内容情報に基づいて特定の予約情報の削除要求を行うことによる意図しない予約情報の消失を有効に防止することができる。
また、本実施形態では、ファイル管理部35が、予約情報ファイル24の内容の変更があった場合には、その旨を汎用予約アプリ391に報告するようにする。このため、汎用予約アプリ391の一時停止中にTVアプリ371が予約情報ファイル24の内容を変更したときに、再開後において、汎用予約アプリ391が、把握していない変更が予約情報ファイル24に施されたことを認識することができる。この結果、汎用予約アプリ391が、意図しない予約情報の削除要求を行うことや、無駄な予約情報の登録要求を行うことを未然にかつ有効に防止することができる。
また、本実施形態では、TVアプリ371及び汎用予約アプリ391が、予約情報ファイル24内に登録可能なテレビ番組予約情報の最大数を取得できるとともに、予約情報ファイル24に登録されているテレビ番組予約情報の数を取得することができる。このため、TVアプリ371及び汎用予約アプリ391は、新たに登録可能な予約情報の数等を利用者に提供することができる。
[実施形態の変形]
なお、上記の実施形態では、TVアプリ371が削除要求を行う場合には、予約番号51のみを指定するようにしたが、汎用予約アプリ391の場合と同様に、削除しようとする予約情報の全要素51〜58を指定するようにすることもできる。
また、上記の実施形態では、本発明を携帯電話装置に適用したが、携帯電話装置以外の移動通信端末装置、更には移動通信端末装置以外の移動情報装置に本発明を適用することができるのは、勿論である。
以上説明したように、本発明の予約情報処理方法は、テレビチューナ付きの移動情報装置におけるテレビ番組の予約情報の処理に際して適用することができる。また、本発明の移動情報装置は、テレビチューナを有し、テレビ番組の予約情報の処理を行う移動情報装置に適用することができる。
一実施形態に係る携帯電話装置の外観構成を概略的に示す図である。 図1の装置の内部構成を概略的に示すブロック図である。 図2の制御部で動作するソフトウエアの構成を概略的に示す図である。 図2の予約情報ファイルの内容を説明するための図である。 図4の予約情報の内容を説明するための図である。 図1の装置による最大登録数の取得処理のシーケンス図である。 図1の装置による登録数の取得処理のシーケンス図である。 図1の装置による予約情報の取得処理のシーケンス図である。 図1の装置による予約情報の登録処理のシーケンス図である。 図1の装置による予約情報の削除処理のシーケンス図である。
符号の説明
10…携帯電話装置(移動情報装置)、11…携帯電話本体、12…操作部、13…表示部、14…通話用スピーカ、15…マイクロフォン、16…案内用スピーカ、17…アンテナ(無線通信手段の一部)、21…制御部、22…送受信部(無線通信手段の一部)、23…記憶部、31…基本処理部、32…実行環境部、33…汎用アプリケーション部、34…アプリケーション実行管理部、35…ファイル管理部、36…管理部、371…TVアプリ(第1予約アプリケーション)、391…汎用予約アプリ(第2予約アプリケーション)。

Claims (9)

  1. テレビチューナ付きの移動情報装置におけるテレビ番組予約情報を処理する予約情報処理方法であって、
    前記移動情報装置の内部資源の管理を行う基本処理部内のネイティブアプリケーションの1つである第1予約アプリケーションが、前記基本処理部内のファイル管理部を介して、前記テレビ番組予約情報を収納する前記移動情報装置の記憶手段内の予約情報ファイルにアクセスする第1アクセス工程と;
    前記基本処理部を利用して動作する汎用アプリケーションの1つである第2予約アプリケーションが、前記汎用アプリケーションに実行環境を提供する実行環境部及び前記ファイル管理部を介して、前記予約情報ファイルにアクセスする第2アクセス工程と;を備え
    前記予約情報ファイルへのアクセスには、前記予約情報ファイル内に登録されているテレビ番組予約情報の削除が含まれ、
    前記第2予約アプリケーションは、削除しようとするテレビ番組予約情報の識別子及び全項目の内容を指定した削除要求を、前記実行環境部を介して前記ファイル管理部へ送り、
    前記ファイル管理部は、前記識別子により特定されるテレビ番組の予約情報の前記全項目の内容が、前記第2予約アプリケーションが指定した内容と一致する場合に、前記識別子により特定されるテレビ番組の予約情報を削除する、
    ことを特徴とする予約情報処理方法。
  2. 前記テレビ番組予約情報には、録画予約情報及び視聴予約情報の少なくとも一方が含まれる、ことを特徴とする請求項1に記載の予約情報処理方法。
  3. 前記予約情報ファイルへのアクセスには、新たなテレビ番組予約情報の登録、及び、前記予約情報ファイル内に登録されているテレビ番組予約情報の取得が更に含まれる、ことを特徴とする請求項1又は2に記載の予約情報処理方法。
  4. 前記ファイル管理部が、前記予約情報ファイルの内容の変更があった場合に、前記変更があった旨を前記第2予約アプリケーションに報告する変更報告工程と;
    前記変更が前記第2予約アプリケーションにとって意図しないものであった場合に、前記第2予約アプリケーションが、前記テレビ番組予約情報を改めて取得する再取得工程と;を更に備えることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の予約情報処理方法。
  5. 前記第2予約アプリケーションが、前記予約情報ファイル内に登録可能なテレビ番組予約情報の最大数を取得する最大登録数取得工程と;
    前記第2予約アプリケーションが、前記予約情報ファイルに登録されているテレビ番組予約情報の数を取得する登録数取得工程と;を更に備えることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の予約情報処理方法。
  6. テレビチューナと;
    テレビ番組予約情報を収納する予約情報ファイルが格納される記憶手段と;
    前記記憶手段に格納されるファイルの管理を行うファイル管理部と、ネイティブアプリケーションの1つであり、前記ファイル管理部を介して前記予約情報ファイルへのアクセスを行う第1予約アプリケーションとを備える基本処理部と;
    前記基本処理部を利用して動作する汎用アプリケーションに実行環境を提供する実行環境部と;
    前記汎用アプリケーションの1つであり、前記実行環境部及び前記ファイル管理部を介して前記予約情報ファイルへのアクセスを行う第2予約アプリケーションと;を備え
    前記予約情報ファイルへのアクセスには、前記予約情報ファイル内に登録されているテレビ番組予約情報の削除が含まれ、
    前記第2予約アプリケーションは、削除しようとするテレビ番組予約情報の識別子及び全項目の内容を指定した削除要求を、前記実行環境部を介して前記ファイル管理部へ送り、
    前記ファイル管理部は、前記識別子により特定されるテレビ番組の予約情報の前記全項目の内容が、前記第2予約アプリケーションが指定した内容と一致する場合に、前記識別子により特定されるテレビ番組の予約情報を削除する、
    ことを特徴とする移動情報装置。
  7. 前記予約情報ファイルへのアクセスには、新たなテレビ番組予約情報の登録、及び、前記予約情報ファイル内に登録されているテレビ番組予約情報の取得が更に含まれる、ことを特徴とする請求項6に記載の移動情報装置。
  8. 前記ファイル管理部は、前記予約情報ファイルの内容の変更があった場合には、前記変更があった旨を前記第2予約アプリケーションに報告し、
    前記第2予約アプリケーションは、前記変更が意図しないものであった場合には、前記テレビ番組予約情報を改めて取得する、ことを特徴とする請求項6又は7に記載の移動情報装置。
  9. 移動通信網の基地局との間で無線通信を行う無線通信手段を更に備える、ことを特徴とする請求項6〜8のいずれか一項に記載の移動情報装置。
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