JP4989530B2 - 表面実装コネクタのプリント基板への取付構造 - Google Patents

表面実装コネクタのプリント基板への取付構造 Download PDF

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Description

本発明は、プリント基板に取り付けられる表面実装コネクタの前記プリント基板への取付構造に関するものである。
図5は、従来の他の表面実装コネクタのプリント基板への取付構造(特許文献1を参照。)を示す平面図である。
図5において、符号200は、表面実装コネクタであり、符号207は、プリント基板である。前記表面実装コネクタ200は、一端部がプリント基板207の導体パターンに接続され、他端部が相手側コネクタ(図示せず)の端子と接続される複数の端子210と、これら複数の端子210を収容した筒状のコネクタハウジング220と、このコネクタハウジング220をプリント基板207に固定するための固定金具204と、コネクタハウジング220のプリント基板207への取付強度を補強するための補強部材250と、を有している。
上記固定金具204は、上記コネクタハウジング220を構成する側壁223に取り付けられた第1取付部と、上記プリント基板207の表面に重ねられて該表面に半田付けされる第2取付部240と、で構成されている。また、プリント基板207の導体パターンと前記第2取付部240が重ねられる部分とにはクリーム半田が予め塗布されている。
上述した表面実装コネクタ200とプリント基板207とは、互いに重ねられて位置決めされた後、リフロー炉で加熱されることによりクリーム半田が溶けて、複数の端子210の一端部と導体パターンとが互いに接続され、前記第2取付部240の表面とプリント基板207の表面とが互いに固定される。
上記補強部材250は、固定金具204の第1取付部を側壁223に向かって押さえる板状の押さえ部251と、この押さえ部251の下端に連なり、プリント基板207と平行に延びた支持部252と、で構成されている。
上記押さえ部251には、固定金具204の第1取付部に係止する係止部が設けられている。この押さえ部251は、プリント基板207の外縁部に設けられたスリット272を通されて前記第1取付部に重ねられる。また、スリット272は、プリント基板207の外縁部を相手側コネクタのコネクタハウジング220への嵌合方向に沿って切り欠いたものである。
上記支持部252には、プリント基板207の下面に設けられたピン271が通される第2のスリットが設けられている。前記ピン271は、プリント基板207の下面から突出した軸部と、軸部の先端に設けられた頭部と、で構成されている。また、前記第2のスリットは、支持部252の外縁部を前記嵌合方向に沿って切り欠いたものであり、前記頭部の幅よりも小さい幅に形成されている。この支持部252は、押さえ部251がスリット272を通されてスライド移動されるのと同時に、前記第2のスリットにピン271の軸部を通す。このことにより、補強部材250がプリント基板207に取り付けられる。
このような補強部材250は、押さえ部251が固定金具204の第1取付部に係止することにより、コネクタハウジング220がプリント基板207から浮き上がることを防止する。また、補強部材250は、前記第1取付部を側壁223に向かって押さえることにより、該第1取付部が側壁223から外れることを防止する。
このような表面実装コネクタ200のプリント基板207への取付構造においては、相手側コネクタの挿抜動作によりコネクタハウジング220に強い力が加えられると、第2取付部240のプリント基板207との間に介在する半田にひび割れが生じて第2取付部240がプリント基板207から剥がれる恐れがあるところ、補強部材250がコネクタハウジング220の浮き上がり及び位置ずれを防止していることから、第2取付部240がプリント基板207から剥がれること、即ちコネクタハウジング220がプリント基板207から剥がれることを防止できる。
特開2006−48970号公報
しかし、図5に示された従来の表面実装コネクタのプリント基板への取付構造は、以下に示す問題があった。即ち、図5に示された従来の取付構造は、相手側コネクタとの嵌合時には、支持部252がピン271の軸部に押し付けられるのでコネクタハウジング220に対する保持力が十分に発揮されるが、相手側コネクタの離脱時には、支持部252の第2のスリットがピン271の軸部から離れる方向に応力が作用するので、万一コネクタ間に引っ掛かりなどが生じた場合、支持部252が補強部材250ごとプリント基板207から外れてしまう恐れがあるという問題があった。そして、このように補強部材250がプリント基板207から外れることにより、コネクタハウジング220のプリント基板207への取付強度が低下してしまうという問題があった。
なお、上述したコネクタハウジングの側壁などに、プリント基板に係止する係止部が一体形成された表面実装コネクタを製造することも可能であるが、こうした場合、該表面実装コネクタの輸送中などに前記係止部に破損が生じると、表面実装コネクタ全体を交換しなければならず、また破損した前記コネクタハウジングの再利用もできないことから、一般的に、プリント基板に実装される表面実装コネクタのコネクタハウジングは、該コネクタハウジングと別体で設けられた固定金具を介してプリント基板に取り付けられることが多かった。
そこで、本発明は、上記のような問題点に着目し、コネクタハウジングがプリント基板から外れることを確実に防止できる、表面実装コネクタのプリント基板への取付構造を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために請求項1に記載された発明は、(a)一端部がプリント基板の導体パターンに接続され、他端部が相手側コネクタの端子と接続される複数の端子と、(b)これら複数の端子を収容するコネクタハウジングと、(c)該コネクタハウジングに取り付けられる第1取付部と、前記プリント基板の表面に重ねられて該表面に半田付けされる第2取付部と、で構成される固定金具と、を有する表面実装コネクタのプリント基板への取付構造であって、(イ)前記プリント基板と前記第2取付部とをともに挟んで、該第2取付部の前記プリント基板への取付強度を増強させる補強部材が設けられ、そして、(ロ)該補強部材が、互いの間に前記プリント基板と前記第2取付部とを位置付ける一対の板部と、該一対の板部の一端同士を連結したヒンジ部と、該一対の板部の他端同士を固定する固定部と、を有し、(ハ)前記固定部が、前記一対の板部のうち一方の前記他端部から他方に突出した、前記プリント基板に設けられた貫通穴を通される係止部と、前記一対の板部のうち他方の前記他端部に設けられた、前記係止部が係止される係合部と、で構成されていることを特徴とする表面実装コネクタのプリント基板への取付構造である。
請求項2に記載された発明は、請求項1に記載された発明において、前記第1取付部を取り付ける前記コネクタハウジングの側壁が、前記第1取付部を表面上に位置付ける側壁本体と、該側壁本体から突出して設けられ、互いの間に前記第1取付部を位置付ける一対の固定金具取付壁と、で構成され、前記固定金具4が、前記第1取付部と、該第1取付部の端部から立設し、前記一対の固定金具取付壁の間に位置付けられる前記第2取付部と、で構成され、前記一対の板部のうち前記第2取付部と重ねられる一方が、一端が前記ヒンジ部に連結されかつ他端に前記係止部または前記係合部が設けられた本体部と、該本体部の前記一端と前記他端との間に位置する外縁部から突出した飛び出し部と、で構成され、そして、前記飛び出し部が、前記第2取付部と重ねられるとともに前記一対の固定金具取付壁の間に位置付けられて該一対の固定金具取付壁と当接することを特徴とするものである。
請求項1に記載された発明によれば、(イ)前記プリント基板と前記第2取付部とをともに挟んで、該第2取付部の前記プリント基板への取付強度を増強させる補強部材が設けられ、そして、(ロ)該補強部材が、互いの間に前記プリント基板と前記第2取付部とを位置付ける一対の板部と、該一対の板部の一端同士を連結したヒンジ部と、該一対の板部の他端同士を固定する固定部と、を有し、(ハ)前記固定部が、前記一対の板部のうち一方の前記他端部から他方に突出した、前記プリント基板に設けられた貫通穴を通される係止部と、前記一対の板部のうち他方の前記他端部に設けられた、前記係止部が係止される係合部と、で構成されていることから、コネクタハウジングにいかなる方向の応力が作用しても、前記一対の板部の他端同士の固定状態が解除されることがなく、この補強部材がプリント基板から外れることがないので、コネクタハウジングがプリント基板から外れることを確実に防止できる。
請求項2に記載された発明によれば、前記第1取付部を取り付ける前記コネクタハウジングの側壁が、前記第1取付部を表面上に位置付ける側壁本体と、該側壁本体から突出して設けられ、互いの間に前記第1取付部を位置付ける一対の固定金具取付壁と、で構成され、前記固定金具4が、前記第1取付部と、該第1取付部の端部から立設し、前記一対の固定金具取付壁の間に位置付けられる前記第2取付部と、で構成され、前記一対の板部のうち前記第2取付部と重ねられる一方が、一端が前記ヒンジ部に連結されかつ他端に前記係止部または前記係合部が設けられた本体部と、該本体部の前記一端と前記他端との間に位置する外縁部から突出した飛び出し部と、で構成され、そして、前記飛び出し部が、前記第2取付部と重ねられるとともに前記一対の固定金具取付壁の間に位置付けられて該一対の固定金具取付壁と当接することから、前記一対の板部同士が離間する方向の応力が作用しても、前記飛び出し部の回動軌跡が前記一対の固定金具取付壁によって規制されるので、即ち、前記飛び出し部がプリント基板から離れる方向に移動しようとする際に、該飛び出し部が前記固定金具取付壁に当たって、その移動が規制されるので、前記一対の板部の他端同士の固定状態が解除されることがなく、この補強部材がプリント基板から外れることがない。よって、コネクタハウジングがプリント基板から外れることを確実に防止できる。
以下、本発明の一実施の形態における表面実装コネクタのプリント基板への取付構造を図1ないし図4を参照しながら説明する。図1は、本発明の一実施の形態における表面実装コネクタのプリント基板への取付構造を示す斜視図である。図2は、図1に示された表面実装コネクタを構成するコネクタハウジングの側壁部分を示す斜視図である。図3は、図1に示された取付構造を構成する補強部材を示す平面図である。図4は、図1中のA−A線に沿った断面図である。
図1に示す本発明の「表面実装コネクタのプリント基板への取付構造10(以下、「取付構造10」と略す。)」は、同図に示す表面実装コネクタ1のコネクタハウジング2をプリント基板6に取り付けるための取付構造である。また、この取付構造10は、後述する一対の固定金具4と、この固定金具4の第1取付部41を取り付けるコネクタハウジング2の側壁23,24と、前記固定金具4の第2取付部42とプリント基板6とをともに挟む補強部材5と、この補強部材5をプリント基板6に固定する当該プリント基板6に設けられた貫通穴61と、で構成されている。
上記プリント基板6は、絶縁性の合成樹脂で構成された基板の表面に導体パターンが設けられた周知の構成のプリント基板に、上記貫通穴61が設けられたものである。この貫通穴61は、前記基板を貫通した平面形状が円型の穴である。また、前記導体パターンには、クリーム半田が予め塗布されている。
上記表面実装コネクタ1は、一端部32がプリント基板6の導体パターンに接続され、他端部31が相手側コネクタ(不図示)の端子と接続される複数の端子3と、これら複数の端子3を収容したコネクタハウジング2と、このコネクタハウジング2に取り付けられた一対の固定金具4と、を有している。
上記複数の端子3は、棒状の金属部材が屈曲されて設けられており、前記相手側コネクタのコネクタハウジング2への嵌合方向Eに沿って直線状に延びた部分と、プリント基板6の厚み方向に沿って直線状に延びた部分と、を有したL字型の形状をなしている。また、この端子3の一端部32は、前記クリーム半田によってプリント基板6の導体パターンと電気的に接続される。また、前記嵌合方向Eは、プリント基板6の表面と平行な方向である。そして、このような複数の端子3は、嵌合方向Eと直交する方向に沿って互いに間隔をあけて配置されている。
上記コネクタハウジング2は、絶縁性の合成樹脂で構成された複数の外壁により箱状に設けられている。この複数の外壁のうち、プリント基板6の表側の表面(図1中上側に位置する表面を言う。)に重ねられる板状の外壁を底壁22と呼ぶ。また、この底壁22と間隔をあけて平行に設けられた板状の外壁を上壁21と呼ぶ。また、これら底壁22と上壁21の端同士を連結した板状の一対の外壁を側壁23,24と呼ぶ。これら一対の側壁23,24は、それぞれプリント基板6の表面と垂直に設けられているとともに、複数の端子3の並び方向に沿って互いに間隔をあけて設けられている。
そして、コネクタハウジング2は、上壁21、底壁22、側壁23、側壁24それぞれの嵌合方向Eに沿った一端部に囲まれた開口部20から、嵌合方向Eに沿って、相手側コネクタが挿入される。また、前記開口部20は、プリント基板6の外縁部よりも外側に配置されている。
また、コネクタハウジング2は、上記外壁として、上壁21、底壁22、側壁23、側壁24それぞれの嵌合方向Eに沿った他端部同士、即ち開口部20から離れた他端部同士、を連結した奥壁をさらに有している。この奥壁は、上述した複数の端子3の屈曲された部分近傍を支持している。
さらに、上記一対の側壁23,24は、詳しくは、次のような構成となっている。即ち、一対の側壁23,24は、底壁22と上壁21の端同士を連結した板状の側壁本体7と、この側壁本体7に連なりかつ側壁本体7の外側に設けられた一対の固定金具取付壁8と、で構成されている。これら一対の固定金具取付壁8は、嵌合方向Eに沿って互いに間隔をあけて設けられているとともに、それぞれ、側壁本体7との間に固定金具4の端部41aを挟むための隙間を有して設けられている。このような一対の側壁23,24は、後述する固定金具4をコネクタハウジング2に取り付ける。また、図1では、側壁23側の側壁本体7及び固定金具取付壁8が隠れているが、この側壁23は、側壁24側と同一構成となっている。
上記一対の固定金具4は、上述した一対の側壁23,24それぞれに、1つずつ取り付けられる。この固定金具4は、金属製の板がL字型に折り曲げられて設けられており、側壁23,24に取り付けられる板状の上記第1取付部41と、プリント基板6の表側の表面に重ねられて該表側の表面に半田付けされる上記第2取付部42と、を有している。
上記第1取付部41は、略長方形状に設けられており、上記側壁本体7に重ねられるとともに、その両端部41aが上記側壁本体7と上記固定金具取付壁8との隙間に嵌め込まれることによって側壁23,24に取り付けられる。
上記第2取付部42は、図2に示すように、上記第1取付部41のプリント基板6側の下端部に連なり、第1取付部41の表面と直交する方向に延びた長方形状に設けられている。また、第2取付部42は、一対の固定金具取付壁8の間に位置する部分9に位置付けられるとともにプリント基板6の表側の表面に重ねられて、前述したクリーム半田によりプリント基板6の表側の表面に半田付けされる。
上記構成の表面実装コネクタ1は、互いに位置決めされた表面実装コネクタ1とプリント基板6とがリフロー炉で加熱されることにより、プリント基板6上に予め塗布されたクリーム半田が溶けて、複数の端子3の一端部32と導体パターンとが互いに接続され、第2取付部42の表面とプリント基板6の表側の表面とが互いに固定される。
上記補強部材5は、プリント基板6と第2取付部42とをともに挟んで、第2取付部42のプリント基板6への取付強度を増強させるためのものであり、合成樹脂等で構成されている。この補強部材5は、互いの間にプリント基板6と第2取付部42とを位置付ける一対の板部51,52と、これら一対の板部51,52の一端同士を連結したヒンジ部56と、一対の板部51,52の他端同士を固定する固定部と、を有している。即ち、補強部材5は、ヒンジ部56が弾性変形することで、一対の板部51,52の他端部同士が接離する方向に変形可能に設けられている。
上記補強部材5の固定部は、図3及び図4などに示すように、一対の板部51,52のうち一方の板部51の他端部から他方の板部52側に突出した係止部53と、他方の板部52の他端部に設けられた係合部54とで構成されている。
上記係止部53は、板部51から立設した軸部53aと、軸部53aの先端に設けられた球状の頭部53bとで構成されている。この頭部53bは、軸部53aよりも幅が大きく形成されている。このような係止部53は、プリント基板6に設けられた上記貫通穴61を通されて係合部54に圧入係止される。
上記係合部54は、板部52を貫通した穴であり、板部51側に設けられた小径部54aと、板部51から離れた側に設けられ、小径部54aから連続した大径部54bと、で構成されている。大径部54bは、頭部53bを位置付けることが可能な大きさ(径)に形成されている。また、小径部54aは、大径部54b及び頭部53bよりも小径に形成されており、軸部53aを位置付けることが可能な大きさ(径)に形成されている。
さらに、上記一対の板部51,52のうち第2取付部42と重ねられる一方の板部51は、一端がヒンジ部56に連結されかつ他端に係止部53が設けられた細長い板状の本体部57と、本体部57の前記一端と前記他端との間に位置する外縁部から突出した飛び出し部55と、で構成されている。また、本体部57は、他方の板部52と同じ形に形成されており、他方の板部52との間にプリント基板6を挟むことが可能なように設けられている。
上記飛び出し部55は、第2取付部42と重ねられるとともに一対の固定金具取付壁8の間に位置する部分9に位置付けられてこれら一対の固定金具取付壁8と当接する。
上記構成の補強部材5は、プリント基板6の開口部20が位置付けられた外縁部にヒンジ部56の内側が位置する向きで、一対の板部51,52の間にこのプリント基板6と第2取付部42とを挟持するとともに、貫通穴61を通された係止部53が係合部54に圧入係止して、このプリント基板6に固定される。この状態で、飛び出し部55が、一対の固定金具取付壁8の間に位置する部分9に位置付けられて第2取付部42をプリント基板6の表面に向かって押し付ける。
このような補強部材5は、コネクタハウジング2にいかなる方向の応力が作用しても、係止部53と係合部54との係止状態、即ち一対の板部51,52の他端同士の固定状態が解除されることがなく、プリント基板6から外れることがないので、第2取付部42がプリント基板6から剥がれることを確実に防止できる。即ち、コネクタハウジング2がプリント基板6から外れることを確実に防止できる。
さらに、補強部材5は、一対の板部51,52同士が離間する方向の応力が作用しても、飛び出し部55の回動軌跡が一対の固定金具取付壁8によって規制されるので、即ち、飛び出し部55がプリント基板6から離れる方向(図4中の矢印Fで示す方向)に移動しようとする際に、飛び出し部55が固定金具取付壁8(図4中の左側に位置する固定金具取付壁8)に当たって、その移動が規制されるので、一対の板部51,52の他端同士の固定状態が解除されることがない。そのため、この補強部材5がプリント基板6から外れることがない。よって、コネクタハウジング2がプリント基板6から外れることを確実に防止できる。
また、第2取付部42は、その表面がクリーム半田によりプリント基板6の表側の表面に半田付けされること、及び、飛び出し部55に押し付けられることによって、プリント基板6に高い取付強度で取り付けられる。即ち、補強部材5は、第2取付部42のプリント基板6への取付強度を増強する。なお、図4などでは、前記クリーム半田を省略している。
また、上述した実施形態では、一対の板部51,52の他端同士を固定する固定部が、一方の板部51に設けられた係止部53と、他方の板部52に設けられ、係止部53が圧入係止される係合部54と、で構成されていたが、本発明の「固定部」は、これに限定されるものではない。例えば、前記固定部が、板部51の他端部から板部52の他端部に向かって突出し、プリント基板6の貫通穴61を通されるロックアーム状の係止部と、板部52の他端部に設けられ、前記ロックアーム状の係止部が係止される係合部と、で構成されていても良い。即ち、本発明の「固定部」は、貫通穴61を通ることが可能で板部51,52の他端同士を固定することができる形状であれば如何なる形状であっても良い。
また、前述した実施形態は本発明の代表的な形態を示したに過ぎず、本発明は、実施形態に限定されるものではない。即ち、本発明の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
本発明の一実施の形態における表面実装コネクタのプリント基板への取付構造を示す斜視図である。 図1に示された表面実装コネクタを構成するコネクタハウジングの側壁部分を示す斜視図である。 図1に示された取付構造を構成する補強部材を示す平面図である。 図1中のA−A線に沿った断面図である。 従来の表面実装コネクタのプリント基板への取付構造を示す平面図である。
符号の説明
1 表面実装コネクタ
2 コネクタハウジング
3 端子
4 固定金具
5 補強部材
6 プリント基板
7 側壁本体
8 固定金具取付壁
10 取付構造
23,24 側壁
31 他端部
32 一端部
41 第1取付部
42 第2取付部
51,52 板部
53 係止部(固定部)
54 係合部(固定部)
55 飛び出し部
56 ヒンジ部
57 本体部
61 貫通穴

Claims (2)

  1. (a)一端部がプリント基板の導体パターンに接続され、他端部が相手側コネクタの端子と接続される複数の端子と、(b)これら複数の端子を収容するコネクタハウジングと、(c)該コネクタハウジングに取り付けられる第1取付部と、前記プリント基板の表面に重ねられて該表面に半田付けされる第2取付部と、で構成される固定金具と、を有する表面実装コネクタのプリント基板への取付構造であって、
    (イ)前記プリント基板と前記第2取付部とをともに挟んで、該第2取付部の前記プリント基板への取付強度を増強させる補強部材が設けられ、そして、
    (ロ)該補強部材が、互いの間に前記プリント基板と前記第2取付部とを位置付ける一対の板部と、該一対の板部の一端同士を連結したヒンジ部と、該一対の板部の他端同士を固定する固定部と、を有し、
    (ハ)前記固定部が、前記一対の板部のうち一方の前記他端部から他方に突出した、前記プリント基板に設けられた貫通穴を通される係止部と、前記一対の板部のうち他方の前記他端部に設けられた、前記係止部が係止される係合部と、で構成されている
    ことを特徴とする表面実装コネクタのプリント基板への取付構造。
  2. 前記第1取付部を取り付ける前記コネクタハウジングの側壁が、前記第1取付部を表面上に位置付ける側壁本体と、該側壁本体から突出して設けられ、互いの間に前記第1取付部を位置付ける一対の固定金具取付壁と、で構成され、
    前記固定金具が、前記第1取付部と、該第1取付部の端部から立設し、前記一対の固定金具取付壁の間に位置付けられる前記第2取付部と、で構成され、
    前記一対の板部のうち前記第2取付部と重ねられる一方が、一端が前記ヒンジ部に連結されかつ他端に前記係止部または前記係合部が設けられた本体部と、該本体部の前記一端と前記他端との間に位置する外縁部から突出した飛び出し部と、で構成され、そして、
    前記飛び出し部が、前記第2取付部と重ねられるとともに前記一対の固定金具取付壁の間に位置付けられて該一対の固定金具取付壁と当接する
    ことを特徴とする請求項1に記載の表面実装コネクタのプリント基板への取付構造。
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