JP4988838B2 - 創傷被覆材 - Google Patents

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Description

本発明は、創傷被覆材(Wundauflage)およびその使用に関する。
従来技術においては、傷口に異物が入りこむことを防止し、かつ血液または傷口の分泌液を吸い上げることに主として用いられる多数の創傷被覆材が公知である。
乾燥創傷治療と湿潤創傷治療とは区別される。
乾燥創傷治療は、軽傷を保護し、かつ傷口の分泌液を吸い上げることに本質的に用いられる。
湿潤創傷治療においては、乾燥することと細菌が入りこむことから傷口を保護することによって改善された創傷治癒環境を生みだし、その際、可能な限りガスおよび水蒸気の交換が保証されていることが望ましい。そのような湿潤創傷治療は、二次的創傷治癒、慢性創傷のために、かつ時には一次的創傷治癒に際しても使用される。
二次的創傷治癒の場合、縫合、クリッピング等によっては閉じることのできない創縁のし開につながる組織欠損部が存在する。傷口を覆うために、生体本来の組織の増殖を促す必要がある。
改善された創傷ドレッシング(Wundverbaende)の製造を試みようと、種々の材料が使用されている。水能動ドレッシング(hydroaktive Verbaende)とも呼ばれるそのような材料は、例えばアルギン酸塩から、ポリウレタンベースのポリマーフォームまたは繊維フィラメント、例えばカルボキシメチルセルロースから成る。一部でこれらは殺菌効果を獲得するために銀イオンでドーピングされている。吸収された水分の度合いと量、定義された銀イオンの遊離および類似のパラメータによって製品の能力が定義される。
これまで市場で入手可能な製品は全て満足のいくものではなく、一部では材料が十分に安定しておらず、つまり相応する水分吸収量に従ってそれらは自らのコンシステンシーを保持することができない。一部では銀イオンの遊離があまりに大きすぎるため、組織内に塩化銀が沈殿することになる。
それゆえ本発明の対象は、従来技術の少なくともいくつかの欠点を克服する創傷被覆材である。
本発明による創傷被覆材は、少なくとも第一のおよび第二のフィラメントを包含する機能性フリースからの吸収層を有し、その際、第一のフィラメントは、ポリエチレンテレフタレートからのコア(Kern)とポリオレフィンからのシェル(Mantel)を包含し、かつ該シェル内には銀ソースが組み込まれており、かつその際、第二のフィラメントは、ポリアクリロニトリルからのコアとポリアクリルからのシェルを包含し、その際、該吸収層は水を0.15〜1.20ml/cm吸収することができる。
有利な形態において、創傷ドレッシングは少なくとも2つの層を有し、その際、1つの層は10〜25μmの開口内径を有する疎水性材料からの傷口付近の層である。この出願の意味における疎水性材料は、90゜を上回る水との接触角を形成するような材料である。適した材料は、殊にポリオレフィン、例えばポリエチレンである。
傷口付近の層は10〜25μmの開口内径を有し、つまり該層は細孔に基づき透過性である。開口内径は−開口の正確な幾何学的形状とは無関係に−2点間の最も大きい間隔である。材料が様々の大きさの細孔を有する場合、定義された開口内径は、細孔の平均開口内径である。このオーダーにおけるそのような開口内径は、問題なく顕微鏡によって測定および評価されうる。
創傷被覆材の構成成分は、機能性フリースからの吸収層である。この機能性フリースは少なくとも2つのフィラメントを包含する。第一のフィラメントは、ポリエチレンテレフタレートからのコアとポリオレフィンからのシェルを有する。このシェル内には、銀イオンを放出することができる銀ソースが組み込まれている。
該シェルのための適したポリオレフィンは、例えばポリエチレン、ポリプロピレンである。ポリエチレンおよびポリプロピレンという用語は、変形物、例えばHDPE、MDPE、LDPE、LLPE、延伸ポリプロピレンおよび二軸延伸ポリプロピレン(OPPおよびBOPP)を包含する。
銀イオンの遊離のために、有利には第一のフィラメントは銀ゼオライトを含有し、それは外側のシェル内に溶融して導入されており、かつそのことによってしっかりと組み込まれている。銀ゼオライトの適した濃度は0.8〜5質量%、有利には1.5〜5質量%または0.8〜1.5質量%のオーダーである。
第二のフィラメントとして、ポリアクリロニトリルからのコアと高吸収性ポリアクリルからのシェルを有するフィラメントが使用される。吸収層は外側に、有利にはポリアクリル酸とポリアクリル酸アンモニウムからのコポリマーから成る高吸収性ポリアクリル材料を有する。
吸収層は、吸収層内で1cm当たり水0.15〜1.2mlを吸収することができる。ドレッシング材の吸収量の測定は、DIN EN ISO13726−1の中で記載されている。
一実施形態において、吸収層はまた複数の単一層から構成されている。個々の層は短繊維として高密度にニードルされており、かつ種々の坪量(Flaechengewichte)を有してよい。吸収層の坪量全体は、有利には約150〜350g/mであり、それは複数の層に分与されうる。
本発明の一実施形態において、吸収層の少なくとも2つのフィラメントは一緒にらせん(Helix)を形成する:これは湿潤管理にプラスに作用を及ぼす。
別の有利な一実施形態において吸収層は、水との接触において72時間にわたって創傷被覆材100cm当たり10〜100μgの銀イオンを放出することができる。試験条件は実施例の中で記載されている。これによって一方で、この濃度はこの時間にわたって有効であるほど高い。他方で、例えば塩化銀が傷口に付着するほど高くなりすぎることが防止される。
フィラメントのための適した直径は5〜10μmであり、その際、一実施形態においてコアは、有利には0.5〜2μmのオーダーにおける直径を有する。コアおよびシェルを有するフィラメントの使用によって、それぞれの材料の有利な特性が組み合わされる。
一実施形態において、傷口付近の層と吸収層とは接着剤で結合されている。
有利な一実施形態において、創傷被覆材はとりわけ素早く吸い取る。それから吸収層は10秒以内にその吸収容量の50〜70%を吸収しうる。さらに、創傷被覆材が加圧下で液体の僅かな吸収分しか放出しない場合に有利である。有利には、創傷被覆材は、3500Pa(20mmHg)の圧力の場合、吸収された水の少なくとも50%を保持する。試験は実施例の中で記載されている。
さらに、創傷被覆材が僅かな横方向の吸水性(Querfeuchtigkeit)を有することが有利である。横方向の吸水性とは、ある箇所で湿らされても、そのことで液体が材料全体に広がることはないことを意味する。これは次の利点を有する。すなわち、このことによって傷口の種々の領域間での細菌汚染が防止される。有利には、横方向の吸水性は24時間当たり15mm未満である。試験はDIN EN ISO 13726−2の中で記載されている。
さらに、第二のフィラメントにおいて、水と接触した際に繊維がそのコンシステンシーを失わないこと、つまり外側のシェルがコアから剥離しないことが有利である。これは、繊維の直径が水中で最大2倍に上昇し、かつ巨視的に層の剥離が認められえないことによって定義される。
使用されるフィラメントは、同じ比で吸収層内に含まれている必要はない。典型的に、吸収層の第一のフィラメントと第二のフィラメントの質量比は90:10〜50:50、有利には90:10〜70:30である。
さらに、本発明の対象は、創傷、殊に低下された微小循環および低下された酸素飽和係数、フリーラジカルまたは圧迫性虚血によって引き起こされるような慢性創傷を治療するための創傷被覆材の使用である。
本発明による創傷被覆材のためのとりわけ有利な用途は、例えば糖尿病性足病変による、殊にIIa/IIb度の熱傷に際しての、術後の創傷、例えば腫瘍切除後の放射線治療に際して起こる放射線創傷(放射線腫瘍)による、圧迫性潰瘍(褥瘡)、慢性動脈閉塞症に際して起こりうる動脈性潰瘍、慢性静脈不全症に際して起こりうる静脈性潰瘍である。別の用途は、細菌が原因の創傷と、化学的に引き起こされた、殊にまた生物兵器または化学兵器による創傷の治療である。
本発明による材料は湿式電極としても使用されうる。例えば創傷被覆材は電解液で水和されえ、次いで電極によって創傷面に直流が、有利には二重振幅の単相直流が流される。これによって血管上皮増殖因子(VEGF)の形成が促進されることが記載されていた。
有利には、治療時間は、毎秒100〜120パルスのパルス繰り返し数をともなう15分〜24時間の範囲内にある。有利には、200ボルトまでの電圧を有する、少ないパルス繰り返し数の直流が使用される。そのようなユニットの供給は、例えばバッテリーによっても行われうる。直流の典型的な曲線形は、100μsの固定パルス幅を有する単相の指数形直流パルスである。
創傷被覆材は、創傷を洗浄するためクリーニングクロス(Waschtuch)としても使用されうる。銀イオンの遊離は、そのことによって周囲への殺菌効果を可能にする。材料の重さは、有利には40〜100g/mの範囲内にある。
別の一実施形態において創傷被覆材は、パッドとして、例えばそれを水透過性のバッグに封入して洗濯機中に据えてよい。この際、それは銀イオンを放出し、洗濯機中で生物膜が形成されることを防止する。このために洗濯液中においてすでに10−6〜10−9モル/lの範囲の濃度で十分である。
さらに本発明の対象は、付加的にヒアルロン酸スプレー液(Hyaluronsaeurespray)を含有するキットである。本発明によるキットは、ヒアルロン酸との組み合わせにおいてとりわけ良好な効果を有する。
該ヒアルロン酸スプレー液は、以下の特性を有する:
・非架橋ヒアルロン酸1〜5mg/ml;
・次のものを調整するための緩衝物質および塩
−5.5〜6.0のpH値および
−250〜350ミリオスモル/kgのオスモル濃度;
・水。
該スプレー液は、非架橋ヒアルロン酸1〜5mg/mlを含有する。有利には、量は1〜3mg/mlである。付加的に該スプレー液は、pH値を5.5〜6.5の範囲に調整しかつオスモル濃度を250〜350ミリオスモル/kgの範囲に調整するための緩衝物質および塩を含有する。
オスモル濃度は、溶液1キログラム当たりの溶解した粒子の数である。例えば塩化ナトリウム1モルから、解離に基づく水中での溶解によって粒子2オスモルが生じる。
さらに、創傷用スプレー液は水を含有する。
適した非架橋ヒアルロン酸は、有利には400〜600kDaの範囲内の平均分子量を有する。有利な一実施形態において、ヒアルロン酸は−頻繁に従来技術において見られるように−鶏冠の抽出から分離されるのではなくバイオ発酵によって製造される。バイオ発酵されたヒアルロン酸は、頻繁に鶏冠の抽出からの生成物中に含有されているようなアレルギー性不純物を含まない。ヒアルロン酸を製造するためのとりわけ適した菌株は、スタフィロコッカス ポジェンス(staphylococcus pyogenes) H4489Aである。該ヒアルロン酸は塩としても、例えばナトリウム塩またはカリウム塩としても使用してよい。
緩衝物質として、生体親和性の非毒性成分、例えば塩化ナトリウム、塩化カリウム、塩化カルシウムが適している。pH値の調整は、例えば炭酸水素ナトリウムによる緩衝作用によって行ってよい。
とりわけ有利な組成物は公知のリンガー液に相当し、かつNaCl9g/l、KCl0.2g/l、CaCl0.2g/lおよびNaHCO0.1g/lを含有する。
本発明による創傷用スプレー液には、粘度を調整するための試剤といった別の物質が含まれていてよい。
有利な一実施形態において、該創傷用スプレー液は別の作用物質を含まない。本出願の意味における作用物質は、患者細胞のレセプターを介して効果をもたらす物質、殊に成長因子といったペプチドベースの物質である。
本発明の別の有利な一実施形態において、該スプレー液は防腐剤を含まない。ここでわかったことは、防腐剤が創傷治癒にマイナスの影響を及ぼしうることである。
本発明により、創傷の領域全体に噴霧するためにスプレー液が使用される。適した供与量を達成するために、スプレー量は少しのみであることが望ましい。0.1〜0.15mlのオーダーでの噴霧ストローク1回当たりの量がとりわけ適している。
適した粘度は1〜8.5m/sの範囲にある。該粘度によりスプレー液は、良好に噴霧されえかつ良好に分散されるのに十分なほど希溶液状であるが、他方で希溶液状でありすぎることもなく、それゆえ即座に創傷を流れる。
噴霧された量のヒアルロン酸は短時間で乾燥し、かつ別の成分によって、組織に重要な栄養素、例えば塩が供給されうる。
本発明によるスプレー液の投与により、とりわけ問題なく、患者にとって無痛で塗布される。それというのも、通常の湿布等と違って創傷に圧力がかからないからである。殊に有利なのは、使用されるヒアルロン酸が身体によって吸収されえ、すなわち、形成された創傷ドレッシングが創傷から再び引き離される必要がないことである。
意想外にも、本発明によるスプレー液によって、食作用、線維芽細胞増殖、サイトカインの遊離、細胞移動、血管形成およびコラーゲン合成が高められえたことがわかる。
創傷被覆材および殊にそのキットは、肥大組織およびコルチゾンが損傷した皮膚の治療にも適している。
繊維の走査型電子顕微鏡写真を示す図 癒合分析を示す図
本発明を以下の実施例によって詳細に説明する:
実施例1
ポリエチレンテレフタレートおよびポリエチレンを溶融し、かつ該ポリエチレンに銀ゼオライトを2.5質量%の量で添加する。2つのポリマーの同時押出しを行い、その際、ポリエチレンテレフタレートはコアを形成する。温度降下および伸張によって2.9デシテックスの繊度に調整する。
図1は繊維の走査型電子顕微鏡写真を示す。
第二のフィラメントを、ポリアクリロニトリルとポリアクリル酸/ポリアクリル酸アンモニウム−コポリマーの同時押出しによって製造する。
第一のおよび第二のフィラメントから51mmの長さの断片を作製し、質量比30:70で混合しかつ回転するゴムロールミル(Gummiwalzwerk)に超音速で巻き上げる。これによってステープル不織布が形成される。
上記材料の3つの層(25g/m、220g/mおよび25g/m)を重ねて置き、"ニードルパンチ"によって絡合させる。形成されたテキスタイル面を低アレルギー性のアクリレート接着剤により被覆し、かつポリオレフィンと熱的に結合する。次いで該製品を切断しかつ包装する。最終的な殺菌は60Coからの電離放射線により行う。
実施例2:特性の試験
実施例2a:銀の遊離の測定
銀イオンの遊離をICP−OES分析(誘導結合プラズマ発光分光分析法)によって測定した。遊離速度は60.15μg/100cmであった。
実施例2b:吸収挙動の測定
吸収挙動の測定をDIN EN 13726−1 −吸収量に従って行った;該試験法は、液体と接触した際の吸引能と水蒸気の輸送を考慮した上での創傷被覆材の吸引特性の評価を下す。77.55g/100cmの吸収力があるとわかった。
実施例2c:横方向の吸水性の測定
横方向の吸水性の測定を、DIN EN13726−2 −水蒸気の透過速度に従って行った;該試験法は、透過性のシート状複合材料の水蒸気の輸送速度の評価を下す。11mm/24hと測定された。
実施例2d:圧縮圧力下での挙動の測定
測定をDIN EN 13726.3 −防水度に従って行った;該試験法は、500mmの水柱の静水圧に300sのあいだ耐えられる能力の評価を下す。この場合、容量の約70%を保持することができた。20mmHgの圧力を用いた試験の場合、18g/100cmを保持することができた。
実施例2e:機械的特性
製品は約290g/mの全体質量および2.5mmの厚さを有していた。長手方向の引張強さ(EN29073−03)は31n/50mmであり、かつEN29073−03に従う長手方向の伸びは9%であった。
実施例3:
バイオ発酵によって獲得されたメディカルグレード(medical grade)のヒアルロン酸ナトリウム塩を品質試験にかけた。該製品は、400〜600kDaの分子量を有していた。タンパク質の含有率は≦0.3質量%、塩化物の含有率は≦0.5質量%および鉄の含有率は≦80ppmであった。
ヒアルロン酸ナトリウム塩2gを1リットルのリンガー液に溶解した。該リンガー液は、1リットル当たり塩化ナトリウム9g、塩化カリウム0.2g、塩化カルシウム0.2g、炭酸水素ナトリウム0.1gを含有していた。pH値を試験し、かつ水酸化ナトリウムもしくは塩酸により6.0の範囲に調整した。約200ミリオスモル/kgのオスモル濃度が生じた。
完成した製品を噴霧装置(Comod(R)系)に充填した。
本発明による製品は、消毒した傷口に直接噴霧することができる。傷口の大きさに依存して、およそ2回の噴霧ストロークで十分である。
実施例4:
観察的研究
4週間の管理された観察的研究を、慢性静脈不全症(CVI)を患う10人の患者で、本発明による創傷被覆材を用いて週毎に3〜4回ドレッシングを交換しながら実施した。治療は湿潤治療として行った。自己水素化が十分ではない場合はリンガー液で補った。全ての患者をドキュメンテーションシステムにより把握しかつ記録した。患者は特別には選択されていなかったが、彼らは潰瘍の治療に重点をおいて診療所を頻繁に訪れる普通の患者(クライアント)に該当していた。その際、創傷の評価、観察をFalanga T.I.M.Eと同じように行った。
Figure 0004988838
患者の一人は最初にとりわけ大きい創傷部分を示していた。この患者が結果から考慮されない場合、以下の評価が得られる。
Figure 0004988838
結果
本発明によるドレッシングは、慢性創傷の場合に60%を上回る創傷部分の退縮を4週間内に達成するのに適している。
図2は癒合分析を示す。約50%の患者において癒合期間は8週間であり、全患者の75%は12週間で癒合している。

Claims (19)

  1. 少なくとも第一のおよび第二のフィラメントを包含する機能性フリースからの吸収層を包含する創傷被覆材であって、
    その際、第一のフィラメントは、ポリエチレンテレフタレートからのコアとポリオレフィンからのシースを包含し、かつ該シース内には銀ソースが組み込まれており、かつ
    その際、第二のフィラメントは、ポリアクリロニトリルからのコアとポリアクリルからのシースを包含し、
    その際、吸収層は水を0.15〜1.20ml/cm吸収することができる
    少なくとも第一のおよび第二のフィラメントを包含する機能性フリースからの吸収層を包含する創傷被覆材。
  2. 創傷被覆材が少なくとも2つの層を包含し、かつ10〜25μmの開口内径を有する疎水性材料からの傷口付近の層を包含することを特徴とする、請求項1記載の創傷被覆材。
  3. 傷口付近の層が、ポリオレフィンから成ることを特徴とする、請求項2記載の創傷被覆材。
  4. ポリオレフィンがポリエチレンであることを特徴とする、請求項3記載の創傷被覆材。
  5. 吸収層の2つのフィラメントが一緒にらせんを形成することを特徴とする、請求項1から4までのいずれか1項記載の創傷被覆材。
  6. 吸収層が、水との接触に際して72時間にわたって創傷被覆材100cm当たり銀イオン10μg〜100μgを放出することを特徴とする、請求項1から5までのいずれか1項記載の創傷被覆材。
  7. 第一のフィラメントおよび第二のフィラメントが互いに無関係に5〜20μmの直径を有することを特徴とする、請求項1から6までのいずれか1項記載の創傷被覆材。
  8. 第一のフィラメントおよび第二のフィラメントが互いに無関係に0.5〜2μmの直径を有するコアを有することを特徴とする、請求項1から7までのいずれか1項記載の創傷被覆材。
  9. 創傷付近の層と吸収層とが接着剤で結合されていることを特徴とする、請求項2から4までのいずれか1項記載の創傷被覆材。
  10. 吸収容量の50〜70%が30秒で吸収されうることを特徴とする、請求項1から9までのいずれか1項記載の創傷被覆材。
  11. 20mmHgの圧縮圧力下で少なくとも吸量の50%を保持する能力があることを特徴とする、請求項1から10までのいずれか1項記載の創傷被覆材。
  12. 横方向の吸水性が24時間で5〜15mmであることを特徴とする、請求項1から11までのいずれか1項記載の創傷被覆材。
  13. 繊維フィラメントの外側のシースがコアから剥離しないことを特徴とする、請求項1から12までのいずれか1項記載の創傷被覆材。
  14. 第一のおよび第二のフィラメントが1:3〜3:1の質量比にあることを特徴とする、請求項1から13までのいずれか1項記載の創傷被覆材。
  15. 創傷の治療のために用いられることを特徴とする、請求項1から14までのいずれか1項記載の創傷被覆材。
  16. 慢性創傷の治療のために用いられることを特徴とする、請求項14記載の創傷被覆材。
  17. 請求項1から14までのいずれか1項記載の創傷被覆材およびヒアルロン酸含有スプレー液を含有するキット。
  18. 圧迫性潰瘍(褥瘡)、動脈性潰瘍、静脈性潰瘍、神経性潰瘍、熱傷、殊にIIa/IIb度の熱傷、術後の創傷、放射線創傷(放射線腫瘍)、細菌が原因の創傷または化学的に引き起こされた創傷の治療のために用いられることを特徴とする、請求項14記載の創傷被覆材。
  19. 湿潤電極として用いられることを特徴とする、請求項1から14までのいずれか1項記載の創傷被覆材。
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