JP4988349B2 - 物体の位置を示すための方法および装置 - Google Patents

物体の位置を示すための方法および装置 Download PDF

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Description

本発明は、相対的移動性でない物体に対する相対的移動性の物体の位置を示すための方法および装置に関する。このように示す装置は、時には“物体位置特定システム(object location system)”と呼ばれる。
例えば無線周波数(RF)信号を使用して、追跡または位置特定を必要とする物体の位置特定を補助することが知られている。
この技術分野における1つの手法は、基地局の一部を形成するプロセッサと通信可能なビーコンの配置を含む。このようなビーコンは、例えば既知のBluetoothTM技術または無線周波数識別(RFID:radio frequency identification)タグを使用して通信を行なう。
ビーコンは、慎重な配置、または少なくとも配置後の正確な位置ロギングを必要とする。
ビーコンに基づく物体位置特定装置は、検出された物体の、固定のビーコンからの範囲(距離)を提供する。これは、2次元空間において、1つの固定ビーコンを中心とした円上の、未知の点に分解される。2つのビーコンが物体を検出すると、位置は、ビーコンが交差する2つの点に分解される。3つのビーコンは、範囲測定を単一の位置に変換することを可能にする。三角測量などの技術は、このような範囲測定を、位置に変換される誤差も含めて可能にする。
信号強度の使用における問題は、受信された電力が、自由空間の条件下では、1/rで減少するが、屋内では、“マルチパス”などの影響によりさらに悪化し得る(例えば1/r)ことである。換言すれば、範囲測定は、ビーコンが遠くにある場合よりも、ビーコンの近くで行なわれた場合の方が、より正確である。上述したように、信号強度値のみを使用して物体位置を確定することは次善策であるため、最も強い受信信号を使用するために、既知のRSSIアルゴリズムが適用されてきた。これらはまた、検出されたビーコンの数に応じて、複数の異なるケースを扱うようにも適用されている。以下、説明のために、2次元測定を仮定する。
1つのビーコンによる解決策
図1に示すように、線(有限の長さ)が、最後の予想位置(x,y)からビーコンの中心(x,y)まで、軸に沿って引かれる。これは、測定範囲rで描かれた円と、2箇所で交差する。最後の予想位置にもっとも近い交点が、新たな予想位置である。
(x−x+(y−y=rを式とする円と、
線型方程式(1)、y=mx+bとは、
m=(y−y)/(x−x)、
b=(y−x(y−y))/(x−x)とすると、次の式(2)の点でぶつかる。
Figure 0004988349
上の一連のステップを、ここでは“1ビーコンRSSI決定”と呼ぶ。
2つのビーコンによる解決策
図2に示すように、各ビーコンからの測定範囲で、ビーコンの中心から円が描かれる。これらは、2点で交差する。現在の予想位置に最も近い点が、新たな予想位置である。
(x−x+(y−y=r
(x−x+(y−y=r
を式とする2つの円があるとすれば、これらの交点は、式(3)
Figure 0004988349
および
Figure 0004988349
により得られ、ここで、
Figure 0004988349
である。
この一連のステップを、ここでは“2ビーコンRSSI決定”と呼ぶ。
3つ以上のビーコンによる解決策
これは、図3に示される。最長の範囲を有する2つのビーコンを使用して、これらの交点が、式(3)を使用して見出される。これらの2点を用いて、式(1)を使用し有限長の線を形成する。線が、最も近いビーコンの中心からの測定範囲で形成された円と交差する、最後の予想位置に最も近い点が、新たな予想位置である。これは、式(2)から計算できる。これは、考察している3つのうちで、最も正確な解決策を提供する。
この一連のステップを、ここでは“3+ビーコンRSSI決定”と呼ぶ。
ビーコンに基づく物体位置特定システムの精度は、ビーコンの送信範囲によって限定され、これは典型的には、10〜30mである。したがって、大きな、または複雑な形状の空間(家など)において、物体位置を提供するには、いくつかのビーコンが必要となるであろう。このようなビーコンの位置を正確に配置および/またはログする必要性は、家庭用のビーコンに基づく装置の使用に対し、大きな阻害要因である。
ビーコンに基づく装置の正確さを、向上させるための技術がある。
1つは、信号強度検出の使用を伴う。ここで、プロセッサにて受信された信号強度値の比較に基づき、ビーコンからの“標的”物体の距離を推定することが可能である。
しかしながら、信号強度値は、この目的には理想的でない。それは、信号経路における反射、ヌルおよび妨害が、距離推定を不正確にするからである。このような信号欠陥は、典型的には、例えば、建物の壁および他の物体によって生じる。
いわゆる“フィンガープリンティング(finger printing)”を、ビーコンに基づく装置のセットアップにおけるステップとして組み込むことは、その精度をいくらか向上させる。
ビーコンからの範囲を求めることができる他の技術は、プロセッサにおいて受信された信号の飛行時間(tof:time-of-flight)の測定を含む。
このtof技術は、信号飛行の時間を、ナノ秒の精度で測定する能力を必要とする。これは、達成が難しい。
屋内環境では、マルチパス(すなわち、例えば表面からの送信信号の反射により生じる時間シフトされたエコー信号)の生成は、tofに基づく方法を使用する場合、顕著な問題となる。どのような距離推定ソフトウェアでも、マルチパスの影響を補償するためのアルゴリズムを含むことが必要である。
超広帯域(UWB:ultrawideband)方法が、開発されている。これらは、マルチパスの影響への感度が低い。
それにもかかわらず、インフラストラクチャーおよびセットアップの必要条件が、典型的な家庭ユーザを惹きつけるには複雑すぎるということは、現在知られている物体位置決定システムすべての不利な点である。すべての既知の装置は、ビーコンの確立、および各ビーコンからの、基地局として機能するプロセッサ、ディスプレイ装置または他のデバイスの距離を、装置に計算させるステップ、ならびに多くのケースにおいて、基地局に接続されるメモリ内でのビーコンのラベリング、を必要とする。
図4は、物体位置特定装置での使用に原理的に適している様々な方法の動作特性の精度および範囲を要約している。しかしながら、図4に示されるように、良好な位置精度を提示するこれらの方法は、厳しいインフラストラクチャーの必要条件に関係している。家庭用としてインフラストラクチャーの必要条件がより妥当な方法についても、キー、建物の入場許可証および携帯電話などの、紛失しやすい家庭用物品の位置特定に必要な精度を提示することができず、あるいは実用的な利益となるには短すぎる距離でしか、正確ではない。
国際特許出願第01/06401号は、tof測定が、いわゆるタグ付き物体(すなわち位置特定されるべき物体)の、いわゆる“タグリーダ”からの距離の確立に採用されている構成を開示している。しかしながら、この構成において、装置が機能するためには、タグリーダは固定位置になければならない。
国際特許出願第01/06401は、また、物体位置特定技術における信号強度決定の使用も開示している。しかしながら、国際特許出願第01/06401号は、信号強度評価を使用して、利用可能な減少された精度を認識する。
従来技術の構成の欠点に対する解決策が、RF信号の使用を含むと仮定し、従来技術において未解決のままである具体的な問題を、以下に挙げる。
1.範囲の測定
述べたように、住宅環境において、2デバイス間の距離を正確に測定することは、困難となり得る。
2.範囲のx,y,z座標への変換
通常、範囲測定メカニズムを使用して、位置特定されるべきデバイスから住宅内に配置された複数の固定ノード(基地局)への距離を測定する。これには、採用されるレンジング方法(ranging method)の詳細に応じて、3つ以上の基地局が必要である。ひとたび測定値が取られると、次に、固定ノードの位置に対する、位置特定されるべきデバイスの座標を計算するために、三角測量などの技術が必要となる。
3.x,y,z座標の論理または文脈上の位置への変換
ひとたび座標が知られると、これらを、ユーザが理解する言葉での位置定義に変換する必要がある。例えば、“昨日の夜に座っていた椅子の下”となる。これを行なうには、システムは、環境についていくらかの知識を持つ必要がある。
システムは、上の3つの動作のそれぞれを実行できる場合にのみ、有用な屋内位置決定機能を実行する。しかしながら、屋内位置特定におけるこの手法には、以下の2つのキーとなる欠点がある。
・ビーコンのセットアップ
位置特定システムのセットアップの第一段階は、住宅内に複数のビーコンを配置することである。これらは、相互に位置特定する必要はないが、位置特定解決策のジオメトリを向上させるために、住宅内の分散された位置に配置される。ひとたびビーコンが位置決定されると、それらの位置は、住宅内の固定位置に対して正確に決定されなければならない。
・住宅空間のマッピング
これは、上の3で述べたように必要とされる。配置されたビーコンにより、装置は、x,y,z座標を計算することができるが、住宅内の他の物品に対して、自動的には関連付けられない。これは、人間が物体を見つける一般的なやり方であるため、重要である。
人間によって行なわれる典型的な問い合わせと応答は、次のようなものである。
“自動車のキーはどこですか?”
“キッチンテーブルの上です”
このような手法を再現するために、物体位置特定装置は、住宅のマップを(車内GPS装置が、CDに基づく地図を使用して、経度および経度を道路/町の詳細に変換するのと同じやり方で)含まなければならない。
このような住宅空間のマップが存在したとしても、物体が住宅内を移動することから、絶え間ない更新が必要である。
本発明の目的は、(i)ユーザが、住宅内に複数のビーコンをセットアップしてそれらの位置を測定する必要がなく、(ii)住宅空間をマッピングする必要がない、屋内位置決定の問題への解決策を提供することである。
本発明の第1の態様によると、相対的移動性の物体の位置を示す方法が提供され、この方法は、
(a)第1の相対的移動性でない物体の特性である第1の信号を生成するステップと、
(b)第1の信号を、第1の相対的移動性でない物体から送信するステップと、
(c)第1の信号を、レシーバにて検出するステップと、
(d)第2の相対的移動性でない物体の特性である第2の信号を生成するステップと、
(e)第2の信号を、第2の相対的移動性でない物体から送信するステップと、
(f)第2の信号を、レシーバにて検出するステップと、
(g)相対的移動性でない物体の特性である第3の信号を生成するステップと、
(h)第3の信号を、レシーバにて検出するステップと、
(i)信号飛行時間(tof:time-of-flight)データおよび/または受信信号強度情報(RSSI:received signal strength information)を用いて、レシーバに操作可能に接続された処理デバイスを操作し、相対的移動性の物体の、第1および第2の相対的移動性でない物体それぞれからの距離を確立するステップと、
(j)相対的移動性の物体が、差し当たり、第1または第2の相対的移動性でない物体により近いかを、状況に応じて示す信号を生成するステップと、を備える。
この方法は、2つの相対的移動性でない物体の使用が、相対的移動性の物体が存在する空間を正確にマッピングする必要性を除去するので、従来技術の欠点に対する有効な解決策を提示する。対照的に、本発明の方法を使用すると、3つの物体により生成される信号を区別できることが必要なだけである。このような状況は、例えば固有にコード化された自己粘着型の中継器を、以下により詳細に述べられるやり方で使用することにより、家庭ユーザにとって実行が容易である。
したがって、本発明の方法は、必須ではないが好ましくは、ステップ(a)を実行する前に、
(k)相対的移動性の、ならびに第1および第2の相対的移動性でない物体のそれぞれに、配置先の物体の特性である1つの前記信号を生成および送信することができる各携帯型トランスミッタを配置するステップを含む。
本発明の方法においてtofと信号強度測定を組み合わせる能力は、物体の位置特定の精度をさらに向上させる。
都合のよいことに、方法は、ステップ(k)を実行した後に、
(i)入力デバイスを介して、データを、各前記携帯型トランスミッタを配置先の物体に関連付ける処理デバイスに供給するステップを含む。
データは、例えば、言葉からなる識別子またはコードを含んでもよい。本発明の方法を実行するために用いられる装置と操作可能に関連付けられた基地局または他の処理デバイスは、例えば、このようなコードをユーザが容易に認識できる、ユーザに出力する準備ができたフォーマットに変換するソフトウェアを含んでもよい。
好ましくは、ステップ(j)は、処理デバイスに供給されるデータを評価するステップを含み、これにより、相対的移動性の物体が、差し当たり、第1または第2の相対的移動性でない物体により近いかを示す信号が、
(1)相対的移動性の物体と、
(2)相対的移動性の物体がより近い/最も近い相対的移動性でない物体と、を識別するデータを含む。
この一連のステップは、有利なことに、物体の位置に関するデータの出力を可能にし、このデータは、ユーザに“直感的な”、すなわち容易に理解できるものである。
好ましくは、ステップ(i)は、第1および第2のデバイス間のタイミング情報を、
−タイミング信号を、第1のデバイスの局部クロックにおける時刻t1に、第1のデバイスから第2のデバイスに送信し、第2のデバイスの局部クロックにおける第2のデバイスにおけるこの信号の到着時刻t2を測定するステップと、
−タイミング信号を、第2のデバイスの局部クロックにおける時刻t3に、第2のデバイスから第1のデバイスに送信し、第1のデバイスの局部クロックにおける第1のデバイスにおけるこの信号の到着時刻t4を測定するステップと、
−t1、t2、t3およびt4の値を、単一のデバイスに集めるステップと、
を用いて得ることにより、信号tofデータを決定するステップを含む。
都合のよいことに、ステップ(i)は、追加的または代わりに、1ビーコン、2ビーコンまたは3+ビーコンRSSI決定を含む。
本発明の方法が、紛失しやすい家庭用の物体の位置特定に使用される場合は、この方法の使用はユーザにとって単純で理解が容易であるため、特に望ましい。
したがって、本発明の方法のステップ(j)は、メモリデバイスに記憶されたルックアップテーブルを用いて文脈変換を実行し、前記物体の位置に対応する座標を解釈し、1つまたは複数の前記物体の同一性を示す1つまたは複数のメッセージを生成するステップを含む。
本発明の特に好ましい実施形態においては、ステップ(k)は、携帯型トランスミッタを、各物体に接着剤を用いて貼り付けるステップを含む。
このサブステップは、本発明の方法を、家庭ユーザにとって実行が便利なものとすることに役立つ。
ステップ(j)は、また、好ましくは、
(m)各前記携帯型トランスミッタを非アクティブ状態からアクティブ化するステップを含む。
さらにより好ましくは、ステップ(m)は、(n)各前記携帯型トランスミッタを、格納場所から取り外すステップを含み、各携帯型トランスミッタと格納場所の間の相互作用が、各携帯型トランスミッタを非アクティブ状態に維持しており、前記取り外しが、前記アクティブ化を引き起こす。
したがって、方法は、携帯型トランスミッタの長期の保存および/または輸送を、これらをアクティブ化する必要があるまでは非アクティブの状態で、可能にする。
都合のよいことに、ステップ(i)は、処理デバイスに操作可能に接続されたキーボード、キーパッドまたは音声認識デバイスの1つまたは複数を介してデータを入力するステップを含む。
都合のよいことに、方法は、ステップ(i)の前に、
(o)クラスのセットから選択されたデータのクラスが入力を必要とすることに関して、ユーザに促すステップを含む。
クラスのセットは、例えば、少なくとも、
相対的移動性の物体と、
相対的移動性でない物体と、
基地局と、を含んでもよい。
したがって、本発明の方法は、有利なことに、ユーザが、紛失しやすい(相対的移動性の)物体および相対的移動性でない物体に、従いやすい言葉を用いて“タグを付ける”ことを可能にする。
本発明の方法は、好ましくは、ステップ(j)の前に、(p)入力デバイスを介して、処理デバイスに、1つの前記相対的移動性の物体の位置に関して問い合わせするステップを含む。さらに好ましくは、方法ステップ(p)は、処理デバイスに、レシーバに操作可能に接続されたキーボード、キーパッドまたは音声入力デバイスの1つまたは複数を介して問い合わせをするステップを含む。
上の方法のステップは、都合のよいことに、家庭環境での増加が見られるDECT(Digital Electronic Cordless Telephone)電話および/またはパーソナルコンピュータなどの装置を使用する方法の実践を可能にする。
好ましくは、ステップ(j)は、また、処理デバイスに操作可能に接続されたディスプレイ画面またはスピーチシンセサイザの1つまたは複数を介して、メッセージをユーザに対して送信または表示するステップを含む。
本発明の第2の態様によると、相対的移動性の物体の位置を示すための装置が提供され、この装置は、
それぞれが各相対的移動性でない物体の特性である信号を生成および送信可能であり、1つの前記相対的移動性でない物体に、それぞれ配置が可能な、2つ以上の第1の携帯型トランスミッタと、
それぞれが1つの前記相対的移動性の物体の特性である信号を生成および送信可能であり、1つの各前記相対的移動性の物体に配置可能な、1つまたは複数の第2の携帯型トランスミッタと、
トランスミッタにより生成された信号を受信できるレシーバと、
信号tofデータおよび/またはRSSIを用いて、1つの前記相対的移動性の物体に配置された1つの前記第2のトランスミッタの、前記相対的移動性でない物体のそれぞれに配置された2つの前記第1のトランスミッタのそれぞれからの距離を確立することができる処理デバイスと、
当該の前記第2の携帯型トランスミッタが、差し当たり、より近い/最も近い当該の前記第1のトランスミッタを示す信号を生成することが可能な信号生成器と、を備える。
このような装置は、特に、本発明の方法のステップの実行に適している。
好ましくは、装置は、各携帯型トランスミッタを配置先の物体に関連付けるデータを、処理デバイスに入力するための入力デバイスを含む。都合のよいことに、入力デバイスは、処理デバイスに操作可能に接続されたキーボード、キーパッドまたは音声入力デバイスの1つまたは複数を含む。
上の機能は、装置が、ユーザが所有している見込みがあるDECTテレフォンネットワークまたはパーソナルコンピュータなどの装置の一部を容易に形成することを、可能にする。
都合のよいことに、処理デバイスは、プログラマブルであり、第1および第2のデバイス間のタイミング情報を、
−タイミング信号を、第1のデバイスの局部クロックにおける時刻t1に、第1のデバイスから第2のデバイスに送信し、第2のデバイスの局部クロックにおける第2のデバイスにおけるこの信号の到着時刻t2を測定するステップと、
−タイミング信号を、第2のデバイスの局部クロックにおける時刻t3に、第2のデバイスから第1のデバイスに送信し、第1のデバイスの局部クロックにおける第1のデバイスにおけるこの信号の到着時刻t4を測定するステップと、
−t1、t2、t3およびt4の値を、単一のデバイスに集めるステップと、
を用いて得ることにより、1つの前記第2のトランスミッタの、前記第1のトランスミッタのそれぞれからの距離を、確立するようにプログラムされている。
一実施形態は、デバイスAがデバイスBからの飛行時間を測定することを含む。デバイスBは、既知の信号をデバイスAに送り、これが送信された時刻をマークするタイムスタンプを含む。デバイスAは、既知の信号の局部レプリカを生成し、デバイスBから受信した信号と相関させる。この相関は、デバイスAが、その局部レプリカの時刻を、デバイスBから受信した信号と、デバイスAが到着時間を知っている点で一致するまでシフトすることを通じて得られる。デバイスAは、タイムスタンプによって表された送信時刻を差し引き、飛行時間を提供する。これは、デバイスAおよびBのクロックが同期されていると仮定している。
追加的または代わりに、処理デバイスは、プログラマブルであり、1ビーコン、2ビーコンまたは3+ビーコンRSSI決定に従って、1つの前記第2のトランスミッタの、前記第1のトランスミッタのそれぞれからの距離を、確立するようにプログラムされている。
RSSI測定は、典型的には、受信され、増幅され、ADCによって整数に変換された信号の電圧である。このRSSI測定を、範囲に変換することを可能にする一実施形態は、ルックアップテーブルを使用している。代表的な条件下で、測定は、0mから、固定ビーコンから最も遠い検出の範囲まで、1m間隔の範囲に対して受信されたRSSI値で作ることができる。このサンプリングされたデータは、ルックアップテーブルにまとめることができ、RSSI測定から範囲を得ることを可能にする。
好ましくは、装置は、各前記携帯型トランスミッタを1つの各前記物体に接着するための接着剤を含む。また、好ましくは、各前記携帯型トランスミッタは、トランスミッタを1つの前記物体に固定するための接着面を提供するための、永続的に固定された接着剤を含む。これらの簡潔な手段は、有利なことに、装置の実用性を向上させる。
都合のよいことに、各前記トランスミッタは、非アクティブ(非送信)およびアクティブ(送信)状態の間で、切り替え可能である。より好ましくは、装置は、各携帯型トランスミッタを、少なくとも最初の使用の前に格納するための格納部材を含み、格納部材とトランスミッタが共同して、トランスミッタが最初の使用において格納部材から取り外されるまで、その非アクティブ状態を維持する。さらにより好ましくは、接着面は、各トランスミッタを、トランスミッタの最初の使用の少なくとも前に、格納部材に一時的に固定する。
本発明の好適な実施形態においては、格納部材は、各トランスミッタが最初の使用の前に固定される柔軟シートであるか、またはこれを含む。格納部材は、また、好ましくは、最初の使用の前に、これに格納されている各前記トランスミッタと共同して、前記トランスミッタの非アクティブ状態を維持する各部材を含む。
上の機能は、トランスミッタの早すぎるアクティブ化が起こらないことを確実にする。これは、トランスミッタおよび本発明の装置の一部を形成する携帯型エネルギー源(バッテリなど)のいずれについても、寿命を長くする。
好ましくは、装置は、処理デバイスに操作可能に接続された出力デバイスを含む。
より好ましくは、処理デバイスは、プログラマブルであり、データ入力デバイスを介した入力を必要とするデータに関するプロンプトを生成し、必要に応じて、出力デバイスを介してプロンプトを表示または送信するようにプログラムされている。
本発明の実施形態において、出力デバイスは、1つまたは複数のディスプレイ画面あるいはスピーチシンセサイザであるか、またはこれを含み、処理デバイスは、プログラマブルであり、第2のトランスミッタが、差し当たり、より近い/最も近い当該の前記第1のトランスミッタを示すデータについての文脈変換を実行するようにプログラムされている。
上の機能は、有利なことに、データの容易な入力、より具体的には、装置を介した物体位置情報の出力を可能にする。
これより、本発明の好適な実施形態を、非限定の例として、添付の図面を参照して説明する。
図5を参照すると、相対的移動性でない物体に対する相対的移動性の物体の位置を示すための装置10は、少なくとも2つの第1の携帯型トランスミッタ11を含む。各第1の携帯型トランスミッタ11は、それぞれが各相対的移動性でない物体の特性である信号を、生成し送信することができる。
第1の携帯型トランスミッタ11は、それぞれ、相対的移動性でない物体に配置可能である。図5において、2つの第1の携帯型トランスミッタ11が、家の所有者が非常にまれにしか(まったく)動かさない物体であるテーブル12およびテレビ13に、それぞれ固定されて示されている。トランスミッタ11は、家具アイテム、いわゆる“白物家電”、ファイリングキャビネット、倉庫の棚、電話、窓台および戸口などの取付具、ならびにコピー機などの事務機器など、これらに限定はされないが、多数の相対的移動性でない物体のいずれかに配置可能である。単体以上の、任意の数の第1のトランスミッタが、本発明の範囲内で理論的に可能である。
装置10は、また、少なくとも1つまたは複数の第2の携帯型トランスミッタ14を含み、第2の携帯型トランスミッタのそれぞれは、各々が相対的移動性の物体の特性である信号を、生成し送信することができ、相対的移動性の物体には、そのような第2の携帯型トランスミッタのそれぞれを配置可能(すなわち固定可能)である。
図5に示される実施形態において、第1のこのような相対的移動性の物体は、第1の自動車キーのセット16であるが、これは非常に広範囲の紛失しやすい物体、または頻繁に動かされ、よって追跡が必要である物体のいずれとすることもできる。例えば、限定はされないが、自動車以外のキー、サングラス、札入れ/サイフ、携帯電話(電源がオフだと紛失しやすい)、建物の入場許可証およびいわゆる“スワイプ”カード、パスポート、運転免許証、カメラ、携帯型のプラグインメモリ装置、MP3および類似のデジタルオーディオフォーマットプレイヤー、子供のおもちゃおよび学校の備品、ならびに例えば音声および映像機器や電動ドア/ゲート用のリモートコントローラ、が挙げられる。
図5において、また、図示の例では自動車キーの第2のセット17に固定されている、さらなる第2の携帯型トランスミッタ14も示されている。しかし、この、または各さらなる第2の携帯型トランスミッタは、上述したものと似た類似の範囲の物体に配置可能である。
説明を容易にするために、キー16は、これより、“ジャガー(Jaguar)のキー”と呼び、キー17は、“ミクラ(Micra)のキー”と呼ぶ。商標“ジャガー”および“ミクラ”の登録を、ここに認める。
装置10は、レシーバを追加的に含み、このレシーバは、図示された好適な実施形態において、トランスミッタ11,14によって生成された信号の受信が可能なトランシーバ18である。それぞれの信号は、線11’(トランスミッタ11からの信号を指す)、および14’(トランスミッタ14からの信号を表す)によって模式的に表されている。
図示された実施形態において、トランシーバ18は、基地局22を含むDECT装置21のハンドセット19に固定されるか、または別のやり方で操作可能に関連付けられている。
これは、DECT装置が、日常的に、本発明の装置の一連のサブ構成要素を含むからであり、それらは以下に説明される。
しかしながら、本発明のレシーバは、代わりに、他の装置の範囲のいずれか(例えばパーソナルコンピュータ、オーディオまたはビデオ/TV機器、ゲーム機など、または電子レンジおよび冷蔵庫などの台所用機器にさえも)に固定するか、または別のやり方で操作可能に接続してもよく、あるいは、個別のユニットまたは機能的に相互接続された一連のサブユニットとして具体化してもよい。
さらに、レシーバは、トランシーバの一部として具体化する必要はなく、代わりに個別のサブ構成要素としてもよい。
レシーバの正確な実施にかかわらず、装置10は、レシーバ18に操作可能に接続された処理デバイス(DECTハンドセット19または基地局22のハウジング内に位置するため、図5では示されない)を含む。
処理デバイスは、信号tofデータおよび/またはRSSIを使用して、相対的移動性でない物体12,13に配置された第1のトランスミッタ11の少なくとも2つのそれぞれからの、第2のトランスミッタ14のそれぞれの距離を確立することができる。
装置10は、また、信号生成器を含む。
図5においては、信号生成器は、トランシーバ18に操作可能に接続され、その近くに配置されているが、本発明の他の実施形態においては、個別のトランスミッタも可能である。
信号生成器は、好適な実施形態において、ハンドセット19のハウジング内の処理デバイスに操作可能に接続されているが、他の実施形態においては、異なる接続および配置構成も可能であり、本発明の範囲内である。
信号生成器は、選択された前記第2の携帯型トランスミッタが、差し当たり、より近い前記第1の携帯型トランスミッタの同一性を示す信号を生成することができる。
DECTハンドセット19は、実際には、2つの入力デバイス(キーパッド23およびマイクロフォン24)を含み、これらの一方、またはいくつかの実施形態においては両方によって、ユーザが、トランスミッタ11,14を固定することができる物体に関するデータを入力することができる。1つまたは複数のそのようなデバイスを用いて、ユーザは、各前記物体の同一性を示すデータを入力することができる。入力デバイスが、処理デバイスに操作可能に接続されているため、これにより、各トランスミッタ11,14を、そのような物体と一意的に関連付けることが可能である。
示された実施形態でのように、処理デバイスが、DECTハンドセットの一部である場合、そのようなデータの入力は、キーパッド23および/またはマイクロフォン24によって示されるものであり、マイクロフォン24は、例えば、スピーチ認識デバイスにおける条件付けに従って、処理デバイスにデータを提供する。
本発明の他の実施形態においては、データ入力は、例えばパーソナルコンピュータまたはTV−インターネット装置の一部を形成するキーボードを介して発生する場合がある。
入力デバイスが、実際に、どのように配置されているかにかかわらず、処理デバイスは、プログラマブルであり、信号tof方法を実行するようにプログラムされ、信号tof方法は、概ね、以下のステップを用いて第1および第2のデバイス間のタイミング情報を得るものとして定義してもよい。
−タイミング信号を、第1のデバイスの局部クロックにおける時刻t1に、第1のデバイスから第2のデバイスに送信し、第2のデバイスの局部クロックにおける第2のデバイスにおけるこの信号の到着時刻t2を測定し、
−タイミング信号を、第2のデバイスの局部クロックにおける時刻t3に、第2のデバイスから第1のデバイスに送信し、第1のデバイスの局部クロックにおける第1のデバイスにおけるこの信号の到着時刻t4を測定し、
−t1、t2、t3およびt4の値を、単一のデバイスに集める。
実際には、当然ながら、第1の“デバイス”は、トランスミッタ11,14の一方であり、第2の“デバイス”は、基地局トランシーバ/プロセッサの組み合わせ18である。
プログラマブルなデバイスは、また、ここに定義されるように1−ビーコン、2−ビーコンまたは3−ビーコンRSSI決定を実行するようにプログラムされる。
本発明の重要な特性は、家庭ユーザによる採用を容易にすることにおいて、携帯型トランスミッタが小型かつ軽量で、様々な物体に容易に適用可能としなければならないことである。
したがって、各トランスミッタは、外面に永久固定された接着剤の層を含み、これにより、トランスミッタを容易に物体に取り付けることができる。
トランスミッタは、非アクティブな状態でユーザに供給され、装置の作動が必要な際にアクティブな状態に切り替えることが可能である。
これを達成するための1つの好ましいやり方は、トランスミッタを、トランスミッタが電気的に接続されている例えば柔軟または硬質の背面シートから(トランスミッタの一時的な粘着を提供する粘着層の特性によって)はがすことができる、小さな(例えば切手サイズの)柔軟な薄片として提供することである。はがされていない状態では、背面シートのキャパシタンスおよび/または抵抗を用いて、トランスミッタスイッチ(例えば共振回路)を非送信構成に保持してもよい。
したがって、背面シートは、第1の使用の前に、トランスミッタを格納するための格納部材を構成してもよく、格納部材およびトランスミッタが共同して、トランスミッタの“オフ”状態を、ユーザがこれらをシートからはがすまで維持する。
処理デバイスは、操作可能に関連付けられた出力デバイスを有する。図示されているように、処理デバイスが、DECT装置21の一部である場合、出力デバイスは、2つの形態のいずれかまたは両方を取ってもよい。
より具体的には、出力デバイスは、例えば、ラウドスピーカ26を介して音声メッセージ、特に話されたメッセージまたは意味のあるトーンを送信する、スピーチまたはトーンシンセサイザとして具体化してもよく、あるいは、参照番号27によって例示されているような可視ディスプレイとしてもよい。
本発明のいくつかの実施形態においては、出力デバイスの組み合わせが、有用となり得る。
例えば、問い合わせ“ジャガーのキーはどこ?”(例えばキーパッド23またはスピーチ認識ソフトウェアを駆動するマイクロフォン24を介して入力することができる)への回答において、本発明の装置10は、ラウドスピーカ26を介して、返事“ジャガーのキーはテーブルの上です”を、送信することによって回答するようにプログラムすることができる。
同時に、ディスプレイ27は、単語“テーブル”を、リマインダとして表示することができる。
ユーザが、次いでハンドセット19を動かすと、ラウドスピーカは、処理デバイスの制御下で、ハンドセット19がジャガーのキーに近づいたか、またはさらに遠ざかったかを(例えば周波数および/またはタイミングの変化を通じて)有意義に示す、一連のトーンを放出することができる。
本発明の他の重要な側面は、いわゆる“文脈変換”に関係する。上述したように、これは、相対的移動性の物体のうちの1つの位置を定義する数学的なデータが、ユーザに対して意味のあるメッセージに変換される技術である。
この点で、座標を定義する数学的な出力は、ユーザには役に立たない。それは、ユーザが、座標を周囲の空間に関連付けることができないからである。
同様に、“ジャガーのキーはミクラのキーの近くです”などのメッセージも、限られた利益しかない。それは、1つの移動可能な物体の(未知の)位置を、他の移動可能な物体の(おそらくは未知の)位置に関連付けるからである。
システムが生成する最も役に立つメッセージは、選択された移動可能な物体の位置を、相対的移動可能でない物体のうちの1つの位置に関連付けるものである。
これは、処理デバイス内で具体化される文脈変換プログラムの主要な目的である。
補足的な目的は、移動が可能な物体、および相対的移動性でない物体を、経時的に識別することである。このような技術を通じて、ソフトウェアは、“ジャガーのキーは、ミクラのキーの隣にあります”などの役に立たないメッセージを与えることを避けることができる。したがって、プロセッサのプログラミングは、好ましくは、適応性の学習機能を含む。
以下は、図2に示される装置10のいくつかの可能なセットアップおよび動作ルーチンの1つを説明している。
携帯型トランスミッタのスイッチオンは、それぞれ1つが、本または他の格納媒体から取り外されたときに、接続が壊れることによって達成できる。トランスミッタは、トランスミッタにプログラムされた固有のコードを含む無線信号を、周期的に送信する。コードがDECT装置21内のレシーバ18によって受信されると、プロセッサは、コードが新しく、未知であることに気付き、ユーザに、トランスミッタが取り付けられるべき物体の名前を、インターフェース23のSMSタイプを用いてタイプするよう求める。プロセッサは、次いで、その内部データベースに、固有のIDとタイプ名を加える。この登録プロセスは、所望の数の物体に対して繰り返される。基地局および他のDECT充電器は、この意味での物体として数えてもよい。
典型的には、DECT基地局22が、例えば、ユーザの家の居間に置かれ、追加のDECTハンドセットおよび充電器が、台所および寝室に置かれる。しかしながら、正確な位置は、この説明では重要でない。
第1および第2の携帯型トランスミッタ11,14は、例えば背面シート上に保存された、または小冊子の切り取り可能なページとしての、自己粘着性のスタンプに似たものである。第1および第2のトランスミッタは、望まれれば、それぞれ同じ設計であってもよい。ユーザは、必要に応じてこれらを切り取り、位置の追跡が必要な各物品と、各相対的移動性でない物体に1つずつ貼り付ける。
DECTディスプレイ27において、メッセージ “このタグが取り付けられるものは何ですか?” が現れる。ユーザは、次いで、タグが取り付けられるデバイス、例えば“居間のテレビ”、“冷蔵庫”、“ジャガーのキー”、“ミクラのキー”等の名前を(ハンドセットの一部を形成するSMSスタイルのインターフェース23を用いて)タイプする。
ユーザは、トランスミッタを、名前を付けた物体に取り付ける。
物体の同一性が、次いでプロセッサメモリにログされ、その位置を計算することができる。前述のステップが、システムに含まれるべき各物体について繰り返される。
プロセッサのプログラミングは、方法ステップを繰り返すことによって、後の時間に物体をプロセッサメモリに加えることを可能にする。
装置は、これで使用準備が整う。物体の位置を特定するプロセスは、2つのステップを備え、これらの2番目はオプションである。物体の位置を特定するには、ユーザはハンドセットの1つを取り上げ、例えば“ジャガーのキーはどこか?”と物体の位置を尋ねる。システムは、次いで、キーがどこにあるかを(以下に述べられるプロセスを経て)調べ、合成音声を用いて“居間のテレビの側です”と応答する。サーチ支援の第2段階が必要な場合は、ユーザは、ハンドセットを持って物体のサーチを開始する。このステップの間に、ハンドセットは、一連の可聴トーン(“ビープ音”)を放出する。ユーザが物体に近づくと、ハンドセットはより早く、または他の意味のあるやり方(すなわち、ある種の“熱い/冷たい”表示)でビープする。
位置発見の第1段階の間は、レシーバ18は、データベース内のすべての物体からの信号を聞き、信号強度をログし、かつ/または基地局および充電器によって受信されたそれぞれからのRF信号(または距離を示すいくつかの他の測定されたRFパラメータ)の飛行時間を測定する。この飛行時間および/または信号強度情報は、次いで、データベース内の他の物体に関する同一の情報と比較される―以下の表1を参照されたい。このようにして、システムは、次いで、発見する物体がデータベース内の他の物体のいずれかに近いかどうかを調べることができる。これには、見つける物体が他の物体と類似した信号のセット(飛行時間、信号強度)を生成している場合が、当てはまる。システムが、“標的”物体が近いのは、どの他の物体かをひとたび調べ出すと、システムは、次いで、その位置を、“ジャガーのキーは、食卓に近いか、その上です”というセリフに沿った(話される)メッセージの形態で報告することができる。
Figure 0004988349
図1は、単一のビーコンを用いた、それ自体知られている物体の位置決定方法を、概略的に示している。 図2は、2つのビーコンを用いたそのような方法を示している。 図3は、3つ以上のビーコンを用いたそのような方法を示している。 図4は、特に家庭環境における物体の位置決定および/または追跡での従来技術方法の使用において明らかである妥協を概略的に表すプロットである。 図5は、本発明に係る装置の概略描写である。

Claims (30)

  1. 相対的移動性の物体の位置を示す方法であって、
    (a)第1の相対的移動性でない物体の特性である第1の信号を生成するステップと、
    (b)前記第1の信号を、前記第1の相対的移動性でない物体から送信するステップと、
    (c)前記第1の信号を、レシーバにて検出するステップと、
    (d)第2の相対的移動性でない物体の特性である第2の信号を生成するステップと、
    (e)前記第2の信号を、前記第2の相対的移動性でない物体から送信するステップと、
    (f)前記第2の信号を、レシーバにて検出するステップと、
    (g)前記相対的移動性の物体の特性である第3の信号を生成するステップと、
    (h)前記第3の信号を、前記相対的移動性の物体から送信するステップと、
    (i)前記第3の信号を、レシーバにて検出するステップと、
    (j)信号飛行時間(tof:time-of-flight)データおよび受信信号強度情報(RSSI:received signal strength information)を用いて、前記レシーバに操作可能に接続された処理デバイスを操作し、前記相対的移動性の物体の、前記第1および第2の相対的移動性でない物体それぞれまでの近さを確立するステップと、
    (k)前記相対的移動性の物体が、差し当たり、前記第1または第2の相対的移動性でない物体のどちらにより近いかを、状況に応じて示す信号を生成するステップと、
    を備えることを特徴とする方法。
  2. ステップ(a)を実行する前に、
    (l)前記相対的移動性の、ならびに第1および第2の相対的移動性でない物体のそれぞれに、配置先の物体の特性である1つの前記信号を生成および送信することができる各携帯型トランスミッタを配置するステップを含む、
    ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. ステップ(l)を実行した後に、
    (m)入力デバイスを介して、データを、各前記携帯型トランスミッタを配置先の物体に関連付ける前記処理デバイスに供給するステップを含む、
    ことを特徴とする請求項2に記載の方法。
  4. ステップ(k)は、
    前記処理デバイスに供給されるデータを評価するステップを含み、これにより、前記相対的移動性の物体が、差し当たり、前記第1または第2の相対的移動性でない物体により近いかを示す信号が、
    (1)前記相対的移動性の物体と、
    (2)少なくとも前記相対的移動性の物体がより近い/最も近い前記相対的移動性でない物体と、を識別するデータを含む、
    ことを特徴とする請求項3に記載の方法。
  5. ステップ(j)は、前記相対的移動性でないおよび前記相対的移動性の物体のうちの第1のデバイスと前記レシーバ間とのタイミング情報を、
    −タイミング信号を、前記第1のデバイスの局部クロックにおける時刻t1に、前記第1のデバイスから前記レシーバに送信し、前記レシーバの局部クロックにおける前記レシーバにおけるこの信号の到着時刻t2を測定するステップと、
    −タイミング信号を、前記レシーバの局部クロックにおける時刻t3に、前記レシーバから前記第1のデバイスに送信し、前記第1のデバイスの局部クロックにおける前記第1のデバイスにおけるこの信号の到着時刻t4を測定するステップと、
    −t1、t2、t3およびt4の値を、単一のデバイスに集めるステップと、
    を用いて得ることにより、前記信号tofデータを決定するステップを含む、
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の方法。
  6. ステップ(k)は、
    メモリデバイスに記憶されたルックアップテーブルを用いて文脈変換を実行し、前記物体の位置に対応する座標を解釈し、1つまたは複数の前記物体の同一性を示す1つまたは複数のメッセージを生成するステップを含む、
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項のいずれかに記載の方法。
  7. ステップ(l)は、
    携帯型トランスミッタを、各物体に接着剤を用いて貼り付けるステップを含む、
    ことを特徴とする請求項2または請求項2に従属する場合の請求項3乃至6のうちのいずれかに記載の方法。
  8. ステップ(a)の前に、
    (n)各前記携帯型トランスミッタを非アクティブ状態からアクティブ化するステップを含む、
    ことを特徴とする請求項2または請求項2に従属する場合の請求項3乃至7のうちのいずれかに記載の方法。
  9. 前記ステップ(n)は、
    (o)各前記携帯型トランスミッタを、格納場所から取り外すステップを含み、各携帯型トランスミッタと前記格納場所の間の相互作用が、各前記携帯型トランスミッタを前記非アクティブ状態に維持しており、このステップ(o)の前記取り外しが、前記アクティブ化を引き起こす、
    ことを特徴とする請求項8に記載の方法。
  10. 前記ステップ(m)は、
    前記処理デバイスに操作可能に接続されたキーボード、キーパッドまたは音声入力デバイスの1つまたは複数を介してデータを入力するステップを含む、
    ことを特徴とする請求項3または請求項3に従属する場合の請求項4乃至9のうちのいずれかに記載の方法。
  11. ステップ(m)の前に、
    (p)クラスのセットから選択されたデータのクラスが入力を必要とすることに関して、ユーザに促すステップを含む、
    ことを特徴とする請求項3または請求項3に従属する場合の請求項4乃至10のうちのいずれかに記載の方法。
  12. 前記クラスのセットは、少なくとも、
    相対的移動性の物体と、
    相対的移動性でない物体と、
    基地局と、を含む、
    ことを特徴とする請求項11に記載の方法。
  13. ステップ(k)の前に、
    (q)入力デバイスを介して、前記処理デバイスに、1つの前記相対的移動性の物体の位置に関して問い合わせするステップを含む、
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項12のいずれかに記載の方法。
  14. ステップ(q)は、
    前記処理デバイスに、前記レシーバに操作可能に接続されたキーボード、キーパッドまたは音声認識デバイスの1つまたは複数を介して問い合わせをするステップを含む、
    ことを特徴とする請求項13に記載の方法。
  15. 前記ステップ(k)は、
    前記処理デバイスに操作可能に接続されたディスプレイ画面またはスピーチシンセサイザの1つまたは複数を介して、メッセージをユーザに対して送信または表示するステップを含む、
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項14のいずれかに記載の方法。
  16. 相対的移動性の物体の位置を示すための装置であって、
    それぞれが各相対的移動性でない物体の特性である信号を生成および送信可能であり、1つの前記相対的移動性でない物体に、それぞれ配置が可能な、2つ以上の第1の携帯型トランスミッタと、
    それぞれが1つの前記相対的移動性の物体の特性である信号を生成および送信可能であり、1つの各前記相対的移動性の物体に配置可能な、1つまたは複数の第2の携帯型トランスミッタと、
    前記トランスミッタにより生成された前記信号を受信できるレシーバと、
    信号tofデータおよびRSSIを用いて、1つの前記相対的移動性の物体に配置された1つの前記第2のトランスミッタの、前記相対的移動性でない物体のそれぞれに配置された2つの前記第1のトランスミッタのそれぞれまでの近さを確立することができる処理デバイスと、
    前記第2の携帯型トランスミッタが、差し当たり、より近い/最も近い前記第1のトランスミッタを示す信号を、生成することが可能な、信号生成器と、
    を備えることを特徴とする装置。
  17. 各携帯型トランスミッタを配置先の物体に関連付けるデータを、前記処理デバイスに入力するための入力デバイスを含む、
    ことを特徴とする請求項16に記載の装置。
  18. 前記入力デバイスは、前記処理デバイスに操作可能に接続されたキーボード、キーパッドまたは音声入力デバイスの1つまたは複数を含む、
    ことを特徴とする請求項17に記載の装置。
  19. 前記処理デバイスは、プログラマブルであり、前記第1および第2のトランスミッタのうちの第1のデバイスと前記レシーバとの間のタイミング情報を、
    −タイミング信号を、前記第1のデバイスの局部クロックにおける時刻t1に、前記第1のデバイスから前記レシーバに送信し、前記レシーバの局部クロックにおける前記レシーバにおけるこの信号の到着時刻t2を測定するステップと、
    −タイミング信号を、前記レシーバの局部クロックにおける時刻t3に、前記レシーバから前記第1のデバイスに送信し、前記第1のデバイスの局部クロックにおける前記第1のデバイスにおけるこの信号の到着時刻t4を測定するステップと、
    −t1、t2、t3およびt4の値を、単一のデバイスに集めるステップと、
    を用いて得ることにより、1つの前記第2のトランスミッタの、前記第1のトランスミッタのそれぞれまでの近さを、確立するようにプログラムされている、
    ことを特徴とする請求項16乃至請求項18のいずれかに記載の装置。
  20. 各前記携帯型トランスミッタを1つの各前記物体に接着するための接着剤を含む、ことを特徴とする請求項16乃至請求項19のいずれかに記載の装置。
  21. 各前記携帯型トランスミッタは、前記トランスミッタを1つの前記物体に固定するための接着面を提供するための、永続的に固定された前記接着剤を含む、
    ことを特徴とする請求項20に記載の装置。
  22. 各前記トランスミッタは、非アクティブ(非送信)およびアクティブ(送信)状態の間で、切り替え可能である、ことを特徴とする請求項16乃至請求項20のいずれかに記載の装置。
  23. 各携帯型トランスミッタを、少なくとも最初の使用の前に格納するための格納部材を含み、前記格納部材と前記トランスミッタが共同して、前記トランスミッタが最初の使用において前記格納部材から取り外されるまで、その非アクティブ状態を維持する、ことを特徴とする請求項22に記載の装置。
  24. 各前記携帯型トランスミッタは、前記トランスミッタを1つの前記物体に固定するための接着面を提供するための、永続的に固定された前記接着材を含み、前記接着面は、各トランスミッタを、前記トランスミッタの最初の使用の少なくとも前に、前記格納部材に一時的に固定する、ことを特徴とする請求項23に記載の装置。
  25. 前記格納部材は、各トランスミッタが最初の使用の前に固定される柔軟シートであるか、またはこれを含む、ことを特徴とする請求項23または請求項24に記載の装置。
  26. 前記格納部材は、最初の使用の前に、これに格納されている各前記トランスミッタと共同して、前記トランスミッタの非アクティブ状態を維持する各部材を含む、ことを特徴とする請求項23または請求項23に従属する場合の請求項24乃至25のうちのいずれかに記載の装置。
  27. 前記処理デバイスに操作可能に接続された出力デバイスを含む、ことを特徴とする請求項16乃至請求項26のいずれかに記載の装置。
  28. 前記処理デバイスは、プログラマブルであり、
    前記データ入力デバイスを介した入力を必要とするデータに関するプロンプトを生成し、必要に応じて、前記出力デバイスを介して前記プロンプトを表示または送信するようにプログラムされている、ことを特徴とする請求項18に従属する場合の請求項27に記載の装置。
  29. 前記出力デバイスは、1つまたは複数のディスプレイ画面あるいはスピーチシンセサイザであるか、またはこれを含む、ことを特徴とする請求項27または請求項28に記載の装置。
  30. 前記処理デバイスは、プログラマブルであり、前記第2のトランスミッタが、差し当たり、より近い/最も近い当該の前記第1のトランスミッタを示すデータについての文脈変換を実行するようにプログラムされている、ことを特徴とする請求項16乃至請求項29のいずれかに記載の装置。
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