JP4986800B2 - ロボット、ロボット用伝送路に使用される基準電圧生成回路ならびに基準電圧生成回路を有するハブ装置。 - Google Patents

ロボット、ロボット用伝送路に使用される基準電圧生成回路ならびに基準電圧生成回路を有するハブ装置。 Download PDF

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Description

本願発明は、遠隔制御あるいはPC(パーソナルコンピュータ、以下パソコンという)から受信した操作コマンドに基づいて、あるいは予め設定された条件に達した時に自動的に作動するプログラムに基づいて、所定の動作を行うロボットに係わり、特に、制御信号から出力された差動信号で動作するRS485方式のサーボ装置と、TTL方式のサーボ装置を混在して使用できるロボットに関するものである。
近年、ホビー用の分野では、例えば、2足歩行可能な人型ロボットが開発され、さまざまな競技会が開催されるに至っている。この種のロボットは、人間と同様、手首、肘、肩、首、腰、膝、足首等の関節部が可動するように構成され、この関節部にアクチュエータとして回動部を有するサーボ装置が配設されている。
図12は、人型ロボットの一例を示した模式図で、1から6に示す関節部と、胴体部7より構成されている。
そして、制御装置からの制御信号に基づいて、各関節部1から6それぞれに配置された複数のサーボ装置を同期させて制御し、例えば歩行するといった一連の動作を行うものである。
また、ロボット全体は、図13に示すようにフレーム状のパーツが組み合わされて構成され、各フレームを組み合わせていくと、頭、胴体、足、腕、といった各部分が形成される。さらに内部にサーボ装置が収納される空間を有すると共に、軽量化と組み立てを容易にするために、肉抜きが施されている。
また、図13、図14に示すように、各フレーム8には、端部にサーボ装置10を取り付けるための収納部8aが設けられ、サーボ装置10の回転軸11を基準に回動する回動板12とストッパ13によって軸支され、先に示した関節部1から6を構成している。この関節部1から6には、ピッチ軸、ロール軸、ヨー軸の3軸のうち1軸又は2軸の動きにあわせて1又は2個のサーボ装置10が配設されている。
さらに、胴体部7には制御装置20や電源(二次電池)が設けられ、図15に示すように、制御装置20と各サーボ装置10とは、信号線やグランド、電源電圧を供給する電力線を有する伝送路21によって接続された構成で、受信した操作コマンドに基づいて前記制御装置20から制御信号を出力し、各サーボ装置10を制御するものである。
次に制御装置20について説明する。
図16に示すように、制御装置20は、サーボ装置10の制御信号を形成する制御回路21と、電源22と、前記電源22の電源電圧を制御回路21に合わせ例えば5Vに変換する電源電圧変換回路23(レギュレーター)から構成されている。前記電源22の電圧は使用する二次電池の種類によって異なり、また、複数セル組み合わせられて構成され、約7Vから12Vの電圧の電池が使用されている。
さらに制御回路21は、演算部24、操作コマンドに対応するプログラムや各サーボ装置10の設定値等を格納するEEPROM等書換え可能なROMや、通信データ等を一時的に記憶するRAM等を含む記憶手段26と、操作コマンドを受信機27によって受信するインターフェース25aと、サーボ装置10と送受信するためのインターフェース25bを有している。
また、操作コマンドをインターフェース25aで受信する場合には、パソコン29と有線で接続され、通信方式にはRS232C方式のシリアル通信が採用されている。一方、専用のコントローラ(送信機)28によって無線で通信を行う場合には、インターフェース25aを介して制御回路21に受信機27が接続され、コントローラ28から受信機27に操作コマンドが送信される。なお、通信方式としては、例えば、2.4GHz帯のBluetooth(登録商標)通信方式を採用したシリアル通信を採用している。
ここで操作コマンドとは、「起立する」、「歩く」、「屈む」、「足を開く」、「首を回す」など、基準となる動作に対応したものを符号化したもので、パソコン29やコントローラ28から制御回路21に送信される。これに対し、制御回路21は、「歩く」、「起立する」、といった動作を予め決められた一連の動作としてプログラムし、記憶手段26に記憶されている。
そして、ロボットを操縦する際には、コントローラ28あるいはパソコン29から操作コマンドを制御回路21に送信し、これを受けて制御回路21では操作コマンドの種類に応じて各サーボ装置10の回動角ならびに回動速度を制御して、例えば「歩く」等所望の動きを実現するものである。このほか前記ロボットは、上記プログラムを連続して実行することで、一連の動きをさせる自動実行モードを有している。
また、制御装置20には図示しないが3軸の加速度センサーを有しており、自分の姿勢を判断できるようにしている。例えば、転倒したような場合には、仰向けとうつ伏せでは起き上がり動作が異なってくる。このような場合に、制御装置は「起立する」という操作コマンドを受け取ると、自己の姿勢を判断し、各姿勢に応じた起き上がり動作を行うこともできる。
さらに、前記制御装置と前記サーボ装置間の通信には、RS485(半二重通信)方式が採用されている。先のサーボ装置は、関節部の動きを人に対しより近い動きをさせようとすると、一台のロボットにサーボ装置が20台を超える数が必要になるが、RS485方式を採用することで、40個以上の接続が可能である。
このほか、前記制御装置と前記サーボ装置間の通信には、ハイレベル(H)、ローレベル(L)からなる2値の信号が使用されるTTL方式が採用されたものもある。
一方、前記サーボ装置には、回動角の角度情報、サーボ装置に流れる電流、サーボ装置の温度等を計測するセンサーを有し、これらの情報を前記制御装置にフィードバックし、制御装置の制御に反映させている。そのため、各サーボ装置には信号を処理する制御部のほかに、制御装置20と同様に、送信・受信用のドライバーと電源電圧変換回路等も有している。
また、上記ロボットのような形態では、伝送路を分岐したほうが配線の引き回しが容易になる。そのため、図示しないが、一本の伝送路を複数個に分岐するハブ装置がロボットの随所に配設され、伝送路の引き回しを容易にしている。
特願2006−135552号 「ロボットライフ 2007年3月号」136ページから139ページ。(株)NESTAGE 発行
ところで、RS485方式の通信方式は、差動信号を用いているので、ノイズに強く、一つのケーブル(伝送路)の抵抗やサーボ装置の負荷抵抗の影響が受けにくい。そのためサーボ装置を多数組み込むことができる。また、ケーブルの引き回しが容易となる等のメリットを有している。しかしながら、RS485方式のドライバーのコスト等が高く、全体としてサーボ装置のコストが高くなるという問題があった。
これに対し、TTL方式の通信方式は、伝送路の抵抗、サーボ装置の負荷抵抗等が影響し、伝送路の終端部に行くほど、ノイズの影響を受けやすく、TTL方式はRS485方式のものに比較して一つの伝送路の長さや接続できるサーボ装置の数が少ないという問題があった。
しかしながら、従来、ロボット以外のホビー用(例えば飛行機等)にはトルクや大きさ等の異なる多数の種類のサーボ装置が使用されている。TTL方式の場合、これらのサーボ装置の流用が比較的容易にでき、また、ドライバーコストが安いので、サーボ装置のコストを抑えられ、しかも、製品バリエーションも豊富にそろえられるというメリットも有している。
本願発明は、上述した問題点を解決するために成されたものであり、ロボットの制御装置がRS485方式対応であっても、RS485方式とTTL方式のサーボ装置とを混在して使用できるようにすることを課題としている。
請求項1記載の発明は、複数の関節部を有するロボット本体と、各関節部に配設されたサーボ装置と、前記サーボ装置を差動信号によって制御する制御装置と、前記制御装置と前記サーボ装置を結び、差動信号用の信号線としての第一信号線と第二信号線、グランド線、電源電圧が印加される電力線とを有する伝送路と、前記制御装置やサーボ装置等に電力を供給する電源とを有し、制御装置からのシリアル通信方式からなる制御信号に基づいて前記サーボ装置を可動させ、所望の動きをするロボットにおいて、
前記ロボットは、前記伝送路上に配設された基準電圧生成回路を有し、前記基準電圧生成回路は、前記第二信号線の電位を電力線の電位とグランド線の電位の中間に位置する一定電位に保持し、
前記サーボ装置は、TTL方式で制御するサーボ装置とRS485方式で制御するサーボ装置が混在して設けられており、RS485方式で制御される前記サーボ装置は、前記第一信号線、前記第二信号線、前記グランド線、前記電力線と接続され、TTL方式で制御される前記サーボ装置は、前記第一信号線、前記グランド線、前記電力線と接続されていることを特徴としている。
また、前記基準電圧生成回路を、前記制御装置と同一の筐体内や、あるいは、一組の伝送路を複数組の伝送路に分岐するハブ装置に形成してもよい。
また、基準電圧生成回路の具体的な構成の一例として、グランド線と電力線との間に直列に配設された第一抵抗ならびにツェナーダイオードと、前記第一抵抗ならびに前記ツェナーダイオードから分岐して第二信号線間に接続される第二抵抗とを有し、このツェナーダイオードによって差動信号の電位を一定電位に保持することを特徴とするものである。
さらに、基準電圧生成回路の他の例として、グランド線と電力線に直列に配設された第一抵抗とダイオードならびにツェナーダイオードと、前記ダイオードと前記ツェナーダイオード間から分岐して第二信号線間に接続される第二抵抗と、前記第一抵抗と前記ダイオードから分岐して第一信号線に接続される第三抵抗を有し、前記第二信号線の電位を電力線の電位とグランド線の電位の中間に位置する一定電位に保持してもよい。
このほか、前記基準電圧生成回路は、抵抗分圧回路によって構成してもよい。
また、請求項7の発明は、ロボット用伝送路に使用されるハブ装置に関するもので、複数の関節部を有するロボット本体と、各関節部に配設されたサーボ装置と、前記サーボ装置を差動信号によって制御する制御装置とを有するロボットに適用され、前記制御装置と前記サーボ装置を結び、差動信号用の信号線としての第一信号線、第二信号線、グランド線、電源電圧が印加される電力線とを有する伝送路に使用され、前記制御装置から出力される差動信号を制御信号として複数の伝送経路に分岐するハブ装置において、
前記ハブ装置は、前記第一信号線、第二信号線、前記グランド線、前記電力線がおのおの共通に接続された複数のコネクタ部と、前記グランド線と電力線との間に直列に配設された第一抵抗ならびにツェナーダイオードと、前記第一抵抗ならびに前記ツェナーダイオードから分岐して第二信号線間に接続される第二抵抗とを有しする基準電圧生成回路が組み込まれ
前記サーボ装置は、TTL方式で制御するサーボ装置とRS485方式で制御するサーボ装置が混在して設けられており、RS485方式で制御される前記サーボ装置は、前記第一信号線、前記第二信号線、前記グランド線、前記電力線と接続され、TTL方式で制御される前記サーボ装置は、前記第一信号線、前記グランド線、前記電力線と接続されたことを特徴としている。
また、請求項8に記載の発明は、ロボット用伝送路に使用される基準電圧生成回路に関するもので、
複数の関節部を有するロボット本体と、各関節部に配設されたサーボ装置と、前記サーボ装置を差動信号によって制御する制御装置と、前記制御装置と前記サーボ装置を結び、差動信号用の信号線としての第一信号線、第二信号線と、グランド線、電源電圧が印加される電力線とを有する伝送路を有し、前記サーボ装置は、TTL方式で制御するサーボ装置とRS485方式で制御するサーボ装置が混在して設けられており、RS485方式で制御される前記サーボ装置は、前記第一信号線、前記第二信号線、前記グランド線、前記電力線と接続され、TTL方式で制御される前記サーボ装置は、前記第一信号線、前記グランド線、前記電力線と接続されたロボットに適用され、前記グランド線と電力線との間に直列に配設された第一抵抗ならびにツェナーダイオードと、前記第一抵抗ならびに前記ツェナーダイオードから分岐して第二信号線間に接続される第二抵抗とを有し、このツェナーダイオードによって差動信号の電位を電力線の電位とグランド線の電位の中間に位置する一定電位に保持することを特徴とするものである。
本願発明は、上述したように、基準電圧生成回路をロボットの制御装置とサーボ装置間の伝送路に設けたので、制御装置がRS485方式対応の装置であっても、RS485方式対応のサーボ装置のみならず、TTL方式等パルス信号のみからなる制御信号に対応するサーボ装置を混在して使用することができる。
その結果、使用できるサーボ装置の種類が格段に増え、各関節部の使用に応じて適材適所のサーボ装置を使用できる。
以下図面を用いて本願発明を詳細に説明する。
図1は、本願発明のロボットのうち、制御装置20とサーボ装置10,31間の伝送路を模式的に示した図で、制御装置20とサーボ装置10,31間の伝送路上に基準電圧生成回路を30設けた例を示している。
制御装置20内のその他の構成、制御装置20とパソコンあるいは無線機間の通信方式は従来の方式と基本的に同じであり、詳細な説明は省略する。
次に図2を用いて実際の伝送路に近い状態で、制御装置20と基準電圧生成回路30ならびにサーボ装置10、31の接続関係を示す。
前記制御装置20は、従来と同様RS485方式の制御装置で、制御装置20とサーボ装置10、31間の伝送路は、差動信号を出力する第一信号線、第二信号線としての2本の信号線A,Bと、グランド線GND、電源電圧を供給する電力線Vccの4本の線から構成されている。また、図示しないが、信号線の終端には必要に応じて終端抵抗を挿入し、送信ノード、受信ノードのインピーダンスをマッチングさせれば、反射による損失を低減することができる。実施例のロボットでは、伝送路が短く、反射の影響も少ないので、終端抵抗は挿入していない。
なお、サーボ装置10は従来と同様RS485の通信方式で動作するサーボ装置で、サーボ装置31はTTL方式のサーボ装置であり、両者を混在して使用した例である。このうちサーボ装置31は、2本ある信号線A,Bのうち、第一信号線としての信号線Aのみと接続されており、4本一組の伝送路のうち、グランド線GND、電力線Vcc、信号線Aの3本を使用している。
次に図3を用いて本願発明の基準電圧生成回路30について説明する。
基準電圧生成回路30は、電力線Vccとグランド線GND間に第一抵抗R1とツェナーダイオードD1が直列に接続され、かつツェナーダイオードD1のアノード側がグランド線GNDに接続されている。
さらに、前記2つの信号線のうち、反転信号を送信する第二信号線としての信号線Bに対し、第二抵抗R2の一端が接続され、前記第二抵抗R2の他端がツェナーダイオードD1のカソード側に接続された構成である。
本実施例では、ツェナーダイオードD1は信号線Bの電位をバイアスするように作用し、前記ツェナーダイオードD1は、制御信号が送信されないときの信号線Bの電位を、2Vに保持するように選定されている。また、制御信号が送信されているときは、信号線Bの電位は、制御信号どおりに変化する。
また、第二抵抗R2はツェナーダイオードD1に流れる電流を制御するもので数kΩ(3.3kΩ)のものが使用されている。一方、第一抵抗R1は、前記ツェナーダイオードD1のスイッチングノイズを低減することを目的とし、Lレベルの際にもツェナーダイオードD1に若干電流が流れるようにしている。そのため、第一抵抗R1がなくても、制御信号が送信されたにときの信号線Bの電位を一定電位に保持する効果に変わりはない。
次に、図4を用いて、制御装置20とサーボ装置10間の信号の形態を説明し、あわせて基準電圧生成回路30の作用について説明する。
まず、制御装置20からは、図4(a)に示す差動信号が出力される。これに対しサーボ装置10は、2つの信号線A,Bにつながっているので、図4(b)に示す差動信号を受信する。サーボ装置10はRS485方式の通信方式を採用しているので、図4(c)に示すように制御信号をH,Lの論理値として読み取ることができる。
一方、TTL方式のサーボ装置31から見ると、信号線Aとは接続されているが、信号線Bとは接続されていない。そのため、制御装置20から前記サーボ装置31に制御信号が送られる場合には、図5(a)に示すように、制御装置20から送られた差動信号は、図5(b)に示すように信号線Aの信号しか読み取らない。そのため、Hレベルは5V、Lレベルがグランド(約0V)になり、図5(c)に示すように、制御信号として問題なくH,Lの論理値として判別できる。
これに対し、サーボ装置31から制御装置20に制御信号を送る場合には、図6(a)に示すように、サーボ装置31の送信用ドライバーからは信号線Aを介して制御信号が出力され、信号線Bには何も出力されない。制御装置20の受信用ドライバーはRS485方式であるから、信号線Bには何らかの制御信号が必要となる。しかしながら、信号線Bに何も制御信号が出力されなくても、図6(b)に示すように、先の基準電圧生成回路30によって電圧が2Vにバイアスされているので、制御装置20においてもTTL方式のサーボ装置31からの受信信号は、Hレベル5V、Lレベル2Vの信号として取り扱うことができ、図6(c)に示すように、H,Lの論理値として判別でき、制御装置20とサーボ装置31の双方向通信には支障ない。
また、前述の基準電圧生成回路30は、ツェナーダイオードD1を使用しているので、使用する二次電池の種類やセル数によって使用される電源電圧が変化し、電力線Vccの電位が異なる場合でも、バイアスする電位を一定に保つことができる。
このほか、基準電圧生成回路20の配設位置は制御装置20とサーボ装置の間の伝送路上に配設した例を示したが、サーボ装置とサーボ装置の間、伝送路の終端でも同様の効果が得られる。
ただし、特に伝送路が長くなり、一経路に接続されるサーボ装置の数が多い場合には、末端のサーボ装置は、前段のサーボ装置の持つ負荷抵抗の影響が現れ、信号線Bの基準電圧生成回路で固定した電位より高くなる。これに対し、信号線Aは伝送路の抵抗による電圧降下の影響を受け、必然的にHレベル、Lレベルの電位差が小さくなる。このような場合には、ノイズ等の影響をTTL方式のサーボ装置31が特に受けやすいので、伝送路の末端に近い部分でかつTTL方式のサーボ装置31と制御装置20間に設けると、伝送路にノイズが乗ったとしても、2つの信号線A,Bには同相ノイズとなるため、差動信号として受信するため、耐ノイズ特性が向上することになる。
図7は、本願発明の基準電圧生成回路の他の実施例を示したもので、適用されるロボットの構成、制御装置、伝送路等は、先に示した実施例と同様である。
基準電圧生成回路40は、先の図3に示した実施例の構成に加えて、電力線Vccと信号線B間であって、抵抗R1と抵抗R2の間に抵抗R1側をアノードとしてダイオードD2が配設されている。さらに信号線AとダイオードD2のアノード側には抵抗R3が配設されている。なお、抵抗R3は、負荷抵抗として作用するものであるが、その抵抗値は、本例では2.2kΩとR2の抵抗値より低く設定している。
このような構成であるので、伝送路にどこからも信号が送信されないときには、信号線Aの電位は、信号線Bの電位よりダイオードD2の順バイアス分(例えば0.6V)常に高くなるように設定できる。そのためこの状態の信号を受信してLの論理値と判断することはないので、スタートビットの信号が入ったと勘違いして処理が開始され、結果的には誤り判定が成されるとしても、不必要な処理をすることがなくなるという効果がある。
前実施例では、電源電圧が7Vから12Vまで変化して対応できるようにツェナーダイオードD1を使用した例を示したが、予め電源電圧が決っている(固定されている)ものであれば、図8に示すように、抵抗4,5ならびにコンデンサC1からなる抵抗分圧回路50を使用しても、信号線Bの電位をバイアスすることができる。電力線Vccにかかる電位と、信号線Bのバイアスしたい電位に応じて、抵抗4,5の抵抗値を調整すればよい。
なお、前実施例では、基準電圧生成回路の配設位置は、伝送路上であればどの位置であっても良いと説明したが、制御装置と一体の筐体内に組み込むこともできる。また、伝送路途中に設けられ一つの信号線を複数の信号線に分岐するハブ装置内に設置してもよい。
ハブ装置は図9に示すように、制御装置20と各サーボ装置10,31とを接続する伝送路15の途中に設けられ、ハブ装置60内部で伝送路15が分岐され、ハブ装置60に複数のサーボ装置10,31が接続される構成である。
ロボットに実際に組み込まれる場合には、胴体の上部や腰の部分に配設され、一つのハブ装置で、例えば一方の足(足首、膝、股関節等)、一方の腕(肩、肘、手首等)等それぞれに対応するように複数個有している。使用するハブ装置60の個数は、ハブ装置のポートの数、使用されるサーボ装置の数や位置等によって伝送路として引き回しの良い形態に配置される。
また、ハブ装置60は、電源の近くに設けられた主ハブ装置60aと、その他の部分に配置された副ハブ装置60bから構成されている。主ハブ装置60aは、ロボットの胴体部に配設され、スイッチを介して電源が接続されている。この主ハブ装置60aから伝送路を介して制御装置20やサーボ装置10、31に電源電圧を供給している。そしてこの主ハブ装置60aに基準電圧生成回路を設けたものである。
次に図10,11を用いて主ハブ装置60aの具体的な構成について説明する。
図10は主ハブ装置60aの概略構成図で、2つの信号線A,B、グランド線GND、電力線Vccからなる伝送路に接続される基準電圧生成回路61と、前記伝送路を分岐した複数のポート62を有する構成である。そして、一方は伝送路を介して制御装置20又は他のハブ装置60aに接続され、他方はポート62を介してサーボ装置10、31に接続される構成である。
さらに、図11を用いてもう少し回路構成を具体的説明する。
基準電圧生成回路61は、電力線Vccとグランド線GND間に第一抵抗R1とツェナーダイオードD1が直列に接続され、かつツェナーダイオードD1のアノード側がグランド線GNDに接続されている。
さらに、前記2つの信号線のうち、反転信号を送信する信号線Bに対し、第二抵抗R2の一端が接続され、前記第二抵抗R2の他端がツェナーダイオードD1のカソード側に接続された構成である。
本実施例では、ツェナーダイオードD1は信号線Bの電位をバイアスするように作用し、前記ツェナーダイオードD1は、制御信号が送信されないときの信号線Bの電位を、2Vに保持するように選定されている。また、制御信号が送信されているときは、信号線Bの電位は、制御信号どおりに変化する。
また、第二抵抗R2はツェナーダイオードD1に流れる電流を制御するもので数kΩ(3.3kΩ)のものが使用されている。一方、第一抵抗R1は、前記ツェナーダイオードD1のスイッチングノイズを低減することを目的とし、Lレベルの際にもツェナーダイオードD1に若干電流が流れるようにしている。そのため、第一抵抗R1がなくても、制御信号が送信されたにときの信号線Bの電位を一定電位に保持する効果に変わりはない。
その他、基準電圧生成回路61の構成は、先に図3に示した基準電圧生成回路30と同様である。
このような構成であるので、先の実施例同様、ツェナーダイオードD1によって信号線Bの電位が一定値にクリップされ、制御装置20がRS485方式等、差動信号を用いるものであっても、制御信号に差動信号を用いるサーボ装置10とTTL方式のサーボ装置を混在して使用することができる。
このように主ハブ装置60a内に基準電圧生成回路61を設けることで、主ハブ装置60aを構成する基板等、部品を共有化でき、伝送路上に別途基準電圧生成回路を設ける場合に比較して部品点数や配設スペースが少なくなるというメリットがある。また、基準電圧生成回路は副ハブ装置60bに設けても良いが、副ハブ装置60bの形状が若干大きくなってしまうので、配設スペースを考慮したレイアウトが必要になる。
また、これらハブ装置60の基準電圧生成回路61の構成としては、先の図6、図7で示した基準電圧生成回路40、50でも同様な効果が得られる。
これまで、基準電圧生成回路の配設場所として、伝送路上に独立して設ける場合、制御回路20と同じ筐体に収まるよう形成した場合、伝送路中のハブ装置に設けた場合を示したが、伝送路上で、サーボ装置10,31と制御回路の間であればどの位置でも効果を得ることができる。
なお、電源電圧生成回路の適用されるロボットの構成としては、人型ロボットに適用した例を示したが、人型ロボットに限らず、四足で動く動物あるいは魚類を模した形状のもの、恐竜あるいは怪獣を模した形状のもの、ムカデ、蛇等を模した形状のものにも適用することができる。特に、蛇等を模した形状のもののように、伝送路が長くなり、一つの伝送路に接続されるサーボ装置の数が多い場合に効果的である。
また、前記実施例では、ノーマル状態がHレベルの負論理の回路について説明したが、ノーマル状態がLレベルで、信号が入った時にHレベルになるような構成のものにも適用することができる。さらに、反転信号を送信する信号線Bを第二信号線として説明したが、図3、図8あるいは図11に示す基準電圧生成回路30、50、61であれば、信号線Aを第二信号線としても、制御信号をH,Lの論理値として読み取ることができる。また、図7に示す基準電圧生成回路40に関しては、信号線Aを第二信号線とした場合、ノーマル状態Hレベルの論理回路にはそのまま適用できないが、ノーマル状態Lレベルの論理回路については適用することができる。
シリアル通信において、RS485方式等、差動信号を制御信号とする制御装置を有し、アクチュエーターとして差動信号を制御信号とするサーボ装置と、TTL方式等の信号を制御信号とするサーボ装置を用いるロボットには適用可能である。
本願発明のロボットのシステム構成の一例を示した図 本願発明のロボットにおける基準電圧生成装置の一例を示した図 本願発明のロボットにおける制御装置とサーボ装置間の信号状態を示した図 本願発明のロボットにおける制御装置とサーボ装置間の信号状態を示した図 本願発明のロボットにおける制御装置とサーボ装置間の信号状態を示した図 本願発明のロボットにおける基準電圧生成装置の具体的な回路構成を示した図 本願発明のロボットにおける基準電圧生成装置の具体的な回路構成の他の例を示した図 本願発明のロボットにおける基準電圧生成装置の具体的な回路構成の他の例を示した図 本願発明のロボットにおける他のシステム構成を示した図 本願発明のハブ装置を示した概略図 本願発明のハブ装置の回路構成の一例を示した図 ロボット全体を示した模式図。 ロボットのフレームの一例を示した図。 ロボットのフレームに対するサーボ装置の取り付け例を示した図。 従来の制御装置と各サーボ装置の接続状態を示した図。 従来の制御装置の全体構成を示した図
符号の説明
10、31・・・・・・・・サーボ装置
15・・・・・・・・・・・伝送路
20・・・・・・・・・・・制御装置
30,40,50,61・・基準電圧生成回路
60・・・・・・・・・・・ハブ装置

Claims (8)

  1. 複数の関節部を有するロボット本体と、各関節部に配設されたサーボ装置と、前記サーボ装置を差動信号によって制御する制御装置と、前記制御装置と前記サーボ装置を結び、差動信号用の信号線としての第一信号線と第二信号線、グランド線、電源電圧が印加される電力線とを有する伝送路と、前記制御装置やサーボ装置等に電力を供給する電源とを有し、制御装置からのシリアル通信方式からなる制御信号に基づいて前記サーボ装置を可動させ、所望の動きをするロボットにおいて、
    前記ロボットは、前記伝送路上に配設された基準電圧生成回路を有し、前記基準電圧生成回路は、前記第二信号線の電位を電力線の電位とグランド線の電位の中間に位置する一定電位に保持し、
    前記サーボ装置は、TTL方式で制御するサーボ装置とRS485方式で制御するサーボ装置が混在して設けられており、RS485方式で制御される前記サーボ装置は、前記第一信号線、前記第二信号線、前記グランド線、前記電力線と接続され、TTL方式で制御される前記サーボ装置は、前記第一信号線、前記グランド線、前記電力線と接続されていることを特徴とするロボット。
  2. 前記基準電圧生成回路は、前記制御装置と同一の筐体内に配設されたことを特徴とする請求項1記載のロボット。
  3. 前記基準電圧生成回路は、一組の伝送路を複数組の伝送路に分岐するハブ装置に形成したことを特徴とする請求項1記載のロボット。
  4. 前記基準電圧生成回路は、グランド線と電力線との間に直列に配設された第一抵抗ならびにツェナーダイオードと、前記第一抵抗ならびに前記ツェナーダイオードから分岐して第二信号線間に接続される第二抵抗とを有し、前記ツェナーダイオードによって差動信号の電位を一定電位に保持することを特徴とする請求項1、2、3記載のロボット。
  5. 前記基準電圧生成回路は、グランド線と電力線に直列に配設された第一抵抗とダイオードならびにツェナーダイオードと、前記ダイオードと前記ツェナーダイオード間から分岐して第二信号線間に接続される第二抵抗と、前記第一抵抗と前記ダイオードから分岐して第一信号線に接続される第三抵抗を有し、前記第二信号線の電位を電力線の電位とグランド線の電位の中間に位置する一定電位に保持することを特徴とする請求項1、2、3記載のロボット。
  6. 前記基準電圧生成回路は、抵抗分圧回路によって構成されたことを特徴とする請求項1、2、3記載のロボット。
  7. 複数の関節部を有するロボット本体と、各関節部に配設されたサーボ装置と、前記サーボ装置を差動信号によって制御する制御装置とを有するロボットに適用され、前記制御装置と前記サーボ装置を結び、差動信号用の信号線としての第一信号線、第二信号線、グランド線、電源電圧が印加される電力線とを有する伝送路に使用され、前記制御装置から出力される制御信号を複数の伝送経路に分岐するハブ装置において、
    前記ハブ装置は、前記第一信号線、第二信号線、前記グランド線、前記電力線がおのおの共通に接続された複数のコネクタ部と、前記グランド線と電力線との間に直列に配設された第一抵抗ならびにツェナーダイオードと、前記第一抵抗ならびに前記ツェナーダイオードから分岐して第二信号線間に接続される第二抵抗とを有しする基準電圧生成回路が組み込まれ
    前記サーボ装置は、TTL方式で制御するサーボ装置とRS485方式で制御するサーボ装置が混在して設けられており、RS485方式で制御される前記サーボ装置は、前記第一信号線、前記第二信号線、前記グランド線、前記電力線と接続され、TTL方式で制御される前記サーボ装置は、前記第一信号線、前記グランド線、前記電力線と接続されたことを特徴とするロボット用伝送路に使用されるハブ装置。
  8. 複数の関節部を有するロボット本体と、各関節部に配設されたサーボ装置と、前記サーボ装置を差動信号によって制御する制御装置と、前記制御装置と前記サーボ装置を結び、差動信号用の信号線としての第一信号線、第二信号線と、グランド線、電源電圧が印加される電力線とを有する伝送路を有し、前記サーボ装置は、TTL方式で制御するサーボ装置とRS485方式で制御するサーボ装置が混在して設けられており、RS485方式で制御される前記サーボ装置は、前記第一信号線、前記第二信号線、前記グランド線、前記電力線と接続され、TTL方式で制御される前記サーボ装置は、前記第一信号線、前記グランド線、前記電力線と接続されたロボットに適用され、前記グランド線と電力線との間に直列に配設された第一抵抗ならびにツェナーダイオードと、前記第一抵抗ならびに前記ツェナーダイオードから分岐して第二信号線間に接続される第二抵抗とを有し、このツェナーダイオードによって差動信号の電位を電力線の電位とグランド線の電位の中間に位置する一定電位に保持することを特徴とするロボット用伝送路に使用される基準電圧生成回路。
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