JP3022204B2 - 伝送回路および伝送方法 - Google Patents

伝送回路および伝送方法

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JP3022204B2
JP3022204B2 JP6255446A JP25544694A JP3022204B2 JP 3022204 B2 JP3022204 B2 JP 3022204B2 JP 6255446 A JP6255446 A JP 6255446A JP 25544694 A JP25544694 A JP 25544694A JP 3022204 B2 JP3022204 B2 JP 3022204B2
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敏夫 桑原
守彦 松原
学 田村
昌博 岡野
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新キャタピラー三菱株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、伝送回路および伝送方
法に関し、特に、油圧ショベルに搭載された各種の制御
装置間の信号の伝送に好適な伝送回路および伝送方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】油圧ショベルには、図4に示すように、
モニタ・コントローラ54,エンジン・コントローラ5
5,バルブ・コントローラ56,右レバー・コントロー
ラ52,左レバー・コントローラ51およびペダル・コ
ントローラ53などの各種の制御装置と、これらの制御
装置に電力を供給するバッテリ21とが、搭載されてい
る。ここで、前記各種の制御装置とバッテリ21との間
は、電力を供給するための2本の電線(プラス側電線3
2およびマイナス側電線33)で渡り配線されている。
また、前記各種の制御装置の間は、信号をシリアル伝送
するための2本の電線(L+ 電線30およびL- 電線3
1)で渡り配線されている。
【0003】このような構成の油圧ショベルにおいて
は、前記各種の制御装置の間で適当な情報伝送を行うこ
とにより、油圧ショベルの電子制御を行うことができる
ようになっている。たとえば、モニタ・コントローラ5
4は、コンソール13で指令された運転モードやエンジ
ン回転数などをL+ 電線30およびL- 電線31を介し
てエンジン・コントローラ55とバルブ・コントローラ
56とに伝達する。また、右レバー・コントローラ52
および左レバー・コントローラ51は、右レバー18お
よび左レバー19が操作されたときのレバー角度をL+
電線30およびL - 電線31を介してエンジン・コント
ローラ55とバルブ・コントローラ56とに伝達する。
さらに、ペダル・コントローラ53は、左右のペダル2
0が操作されたときのペダル角度をL+ 電線30および
- 電線31を介してエンジン・コントローラ55とバ
ルブ・コントローラ56とに伝達する。これにより、バ
ルブ・コントローラ56は、伝達されてきた運転モード
とレバー角度とペダル角度とに応じて、予め定められた
ロジックのもとに、各種のバルブ17の制御を行う。ま
た、エンジン・コントローラ55は、伝達されてきた運
転モードとレバー角度とペダル角度とに応じて、予め定
められたロジックのもとに、エンジン・スロットル16
の制御を行うとともに、エンジン回転数をモニタ・コン
トローラ54に伝達する。モニタ・コントローラ54
は、伝達されてきたエンジン回転数をコンソール13に
表示する。
【0004】モニタ・コントローラ54,エンジン・コ
ントローラ55,バルブ・コントローラ56,右レバー
・コントローラ52,左レバー・コントローラ51およ
びペダル・コントローラ53はそれぞれ、図5に示すよ
うに、伝送回路38とマイコン14とレギュレータ15
とを有するとともに、渡り配線されたプラス側電線32
およびマイナス側電線33を介してバッテリ21から電
力が供給される。
【0005】レギュレータ15は、バッテリ21から供
給される電力の電圧を一定電圧に安定化したのち、伝送
回路38とマイコン14とに供給する。伝送回路38
は、差動型ドライバ1と差動型レシーバ2とを有する。
差動型ドライバ1は、マイコン14から入力されるTX
E信号40がイネーブルを示すとき、出力インピーダン
スを低くして、AO信号42およびBO信号43を出力
する。ここで、AO信号42およびBO信号43は、マ
イコン14から差動型ドライバ1に入力されるTX信号
41の差動出力(互いに電圧の高低が反転した対称な出
力)である。一方、差動型ドライバ1は、TXE信号4
0がディスエーブルを示すとき、出力インピーダンスを
高くして、AO信号42およびBO信号43の出力を停
止する。AO信号42は差動型ドライバ1からL+ 電線
30上に供給され、BO信号43は差動型ドライバ1か
らL- 電線31上に供給される。
【0006】差動型レシーバ2の一方の入力信号である
AI信号46は、L+ 電線30を介して差動型レシーバ
2に入力され、また、差動型レシーバ2の他方の入力で
あるBI信号は、L- 電線31を介して差動型レシーバ
2に入力される。したがって、差動型ドライバ1がAO
信号42およびBO信号43を出力しているときには、
差動型レシーバ2に入力されるAI信号46はAO信号
42となり、また、差動型レシーバ2に入力されるBI
信号はBO信号43となるが、差動型レシーバ2は、他
の制御装置からL+ 電線30およびL- 電線31を介し
て伝達されてくるAO信号42およびBO信号43をA
I信号46およびBI信号47として差動入力しRX信
号48として出力するために用いられる。
【0007】マイコン14は、他の制御装置から信号を
受信する場合には、差動型レシーバ2からRX信号48
を入力する。マイコン14は、他の制御装置へ信号を送
信する場合には、イネーブルを示すTXE信号40を差
動型ドライバ1へ出力するとともに、TX信号41を差
動型ドライバ1へ出力する。マイコン14は、他の制御
装置への信号の送信を停止する場合には、ディスエーブ
ルを示すTXE信号40を差動型ドライバ1へ出力する
とともに、TX信号41の出力を停止する。
【0008】なお、マイコン14から出力されるTXE
信号40およびTX信号41とマイコン14へ入力され
るRX信号48とは、2値化形式の信号であり、ロジッ
クIC規格を満たす形式の信号である。差動型ドライバ
1から出力されるAO信号42およびBO信号43は、
2値化形式の信号であり、RS−485規格に準じた形
式の信号である。また、マイコン14および伝送回路3
8の動作電圧は、DC5ボルトであり、バッテリ21の
電圧はDC24ボルトである。
【0009】しかし、このような構成の制御装置では、
+ 電線30がプラス側電線32またはマイナス側電線
33と短絡した場合やL- 電線31がプラス側電線32
またはマイナス側電線33と短絡した場合には、差動型
ドライバ1の2つの出力端子および差動型レシーバ2の
2つの入力端子にプラス側電線32またはマイナス側電
線33を介してバッテリ21の電圧(DC24ボルト)
が加わり、差動型ドライバ1および差動型レシーバ2が
破壊されるという問題がある。
【0010】このような問題を解決するための短絡保護
機能を備えた伝送回路としては、たとえば、図6に示す
ような伝送回路39がある。この伝送回路39は、第1
および第2の定電流スイッチング回路22,23と第1
乃至第4の抵抗24〜27と第1および第2のツェナー
ダイオード28,29とを有する点で、図5に示した伝
送回路38と異なる。
【0011】ここで、第1の定電流スイッチング回路2
2は、差動型ドライバ1から出力されるAO信号42に
よりスイッチング制御されるものである。第1の抵抗2
4は、第1の定電流スイッチング回路22と電源端子と
の間に接続されており、第1の抵抗24と第1の定電流
スイッチング回路22との接続点が、L+ 電線30と接
続されている。第2の定電流スイッチング回路23は、
差動型ドライバ1から出力されるBO信号43によりス
イッチング制御されるものである。第2の抵抗25は、
第2の定電流スイッチング回路23と電源端子との間に
接続されており、第2の抵抗25と第2の定電流スイッ
チング回路23との接続点が、L- 電線31と接続され
ている。これにより、L+ 電線30がプラス側電線32
またはマイナス側電線33と短絡した場合やL- 電線3
1がプラス側電線32またはマイナス側電線33と短絡
した場合の差動型ドライバ1の破壊を防止している。
【0012】第3の抵抗26は、差動型レシーバ2のA
I信号46の入力端子とL+ 電線30との間に接続され
ており、第4の抵抗27は、差動型レシーバ2のBI信
号47の入力端子とL- 電線31との間に接続されてい
る。第1のツェナーダイオード28は、差動型レシーバ
2のAI信号46の入力端子に加わる電圧の値を規格内
の電圧値にクランプするためのものであり、差動型レシ
ーバ2のAI信号46の入力端子および第3の抵抗26
の接続点とアースとの間に接続されている。第2のツェ
ナーダイオード29は、差動型レシーバ2のBI信号4
7の入力端子に加わる電圧の値を規格内の電圧値にクラ
ンプするためのものであり、差動型レシーバ2のBI信
号47の入力端子および第4の抵抗27の接続点とアー
スとの間に接続されている。これにより、L+ 電線30
がプラス側電線32またはマイナス側電線33と短絡し
た場合やL- 電線31がプラス側電線32またはマイナ
ス側電線33と短絡した場合の差動型レシーバ2の破壊
を防止している。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た短絡保護機能を備えた伝送回路39においても、たと
えば、マイナス側電線33が複数の制御装置のうちの一
つの制御装置内において故障により断線すると、この断
線が発生した制御装置において、レギュレータ15,マ
イコン14,差動型ドライバ1および差動型レシーバ2
が動作しなくなる。レギュレータ15が動作しなくなる
と、プラス側電線32の電位が差動型ドライバ1および
差動型レシーバ2などにかかり、異常に高い電圧がL+
電線30およびL- 電線31に加わる結果、すべての制
御装置間の信号の伝送ができなくなり、油圧ショベルが
停止してしまうという問題がある。
【0014】本発明の目的は、上述した断線が生じて
も、この断線が生じた制御装置を除く制御装置間での信
号の伝送が行える伝送回路および伝送方法を提供するこ
とにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明の伝送回路は、第
1のドライバ出力信号が出力される第1の出力端子およ
び該第1のドライバ出力信号と極性が反転した第2のド
ライバ出力信号が出力される第2の出力端子を有する差
動型ドライバと、該差動型ドライバから出力される前記
第1および第2のドライバ出力信号をそれぞれ伝送する
ための第1および第2の電線と、該第1および第2の電
線上の信号がそれぞれ入力される第1および第2の入力
端子を有する差動型レシーバとを備えた伝送回路におい
て、前記差動型ドライバの前記第1の出力端子と前記第
1の電線との間に接続された第1のコンデンサと、前記
差動型ドライバの前記第2の出力端子と前記第2の電線
との間に接続された第2のコンデンサと、前記差動型レ
シーバの前記第1の入力端子と前記第1の電線との間に
接続された第3のコンデンサと、前記差動型レシーバの
前記第2の入力端子と前記第2の電線との間に接続され
た第4のコンデンサと、前記差動型レシーバの出力信号
の極性を反転する第1のインバータと、該第1のインバ
ータの出力信号の極性を反転するための第2のインバー
タと、該第2のインバータの出力端子と前記差動型レシ
ーバの前記第1の入力端子との間に接続された第1の抵
抗と、前記第1のインバータの出力端子と前記差動型レ
シーバの前記第2の入力端子との間に接続された第2の
抵抗とを備えたことを特徴とする。なお、前記差動型ド
ライバの前記第1の出力端子と前記第1のコンデンサと
の間に接続された第3の抵抗と、前記差動型ドライバの
前記第2の出力端子と前記第2のコンデンサとの間に接
続された第4の抵抗と、電源端子と、前記差動型ドライ
バの前記第1の出力端子および前記第3の抵抗の接続点
と前記電源端子との間に接続された第1のツェナーダイ
オードと、前記差動型ドライバの前記第2の出力端子お
よび前記第4の抵抗の接続点と前記電源端子との間に接
続された第2のツェナーダイオードと、前記差動型レシ
ーバの前記第1の入力端子と前記第3のコンデンサとの
間に接続された第5の抵抗と、前記差動型レシーバの前
記第2の入力端子と前記第4のコンデンサとの間に接続
された第6の抵抗と、前記差動型レシーバの前記第1の
入力端子および前記第5の抵抗の接続点と前記電源端子
との間に接続された第3のツェナーダイオードと、前記
差動型レシーバの前記第2の入力端子および前記第6の
抵抗の接続点と前記電源端子との間に接続された第4の
ツェナーダイオードとをさらに備えていてもよい。本発
明の伝送方法は、差動型ドライバから第1のドライバ出
力信号を第1の電線上に出力し、前記差動型ドライバか
ら前記第1のドライバ出力信号と極性が反転した第2の
ドライバ出力信号を第2の電線上に出力し、前記第1の
電線上の信号を差動型レシーバの第1の入力端子に入力
させ、前記第2の電線上の信号を前記差動型レシーバの
第2の入力端子に入力させて、前記第1および第2の電
線を介して信号の伝送を行う伝送方法において、前記差
動型ドライバから出力される前記第1のドライバ出力信
号の交流成分のみを前記第1の電線上に出力し、前記差
動型ドライバから出力される前記第2のドライバ出力信
号の交流成分のみを前記第2の電線上に出力し、前記第
1の電線上の信号の交流成分のみを前記差動型レシーバ
の前記第1の入力端子に入力させ、前記第2の電線上の
信号の交流成分のみを前記差動型レシーバの前記第2の
入力端子に入力させ、前記差動型レシーバの出力信号の
極性を反転し、該極性を反転した前記差動型レシーバの
出力信号を該差動型レシーバの前記第2の入力端子に入
力させ、前記極性を反転した前記差動型レシーバの出力
信号の極性を再度反転し、該極性を再度反転した前記差
動型レシーバの出力信号を該差動型レシーバの前記第1
の入力端子に入力させることを特徴とする。
【0016】
【作用】本発明の伝送回路では、差動型ドライバの2つ
の出力端子はそれぞれ第1および第2のコンデンサを介
して第1および第2の電線と接続されており、また、差
動型レシーバの2つの入力端子はそれぞれ第3および第
4のコンデンサを介して第1および第2の電線と接続さ
れているため、異常に高い電圧が第1および第2の電線
に加わっても、この異常に高い電圧が直流電圧である場
合には、この異常に高い電圧は第1乃至第4のコンデン
サによりカットされる。また、第1および第2の電線と
差動型レシーバとの間に第3および第4のコンデンサを
介在させて、第1および第2の電線上の信号の交流成分
のみを差動型レシーバに入力しても、第2のインバータ
の出力信号を第1の抵抗を介して差動型レシーバの第1
の入力端子に帰還するとともに、第1のインバータの出
力信号を第2の抵抗を介して差動型レシーバの第2の入
力端子に帰還することにより、差動型レシーバの正常動
作を確保することができる。
【0017】本発明の伝送方法では、差動型ドライバお
よび差動型レシーバはともに、第1および第2の電線と
交流結合されているので、異常に高い電圧が第1および
第2の電線に加わっても、この異常に高い電圧が直流電
圧である場合には、この異常に高い電圧が差動型ドライ
バおよび差動型レシーバに加わることがない。
【0018】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
【0019】図1は、本発明の伝送回路の第1の実施例
を説明するための油圧ショベルの制御装置の構成を示す
ブロック図である。図1に示した伝送回路36は、以下
に示す点で、図5に示した従来の伝送回路38と異な
る。 (a)第1のコンデンサ3が、差動型ドライバ1のAO
信号42が出力される出力端子(以下、「第1の出力端
子」と称する。)とL+ 電線30との間に接続されてい
る。 (b)第2のコンデンサ4が、差動型ドライバ1のBO
信号43が出力される出力端子(以下、「第2の出力端
子」と称する。)とL- 電線31との間に接続されてい
る。 (c)第3のコンデンサ5が、差動型レシーバ2のAI
信号46が入力される入力端子(以下、「第1の入力端
子」と称する。)とL+ 電線30との間に接続されてい
る。 (d)第4のコンデンサ6が、差動型レシーバ2のBI
信号47が入力される入力端子(以下、「第2の入力端
子」と称する。)とL- 電線31との間に接続されてい
る。
【0020】(e)差動型レシーバ2の出力信号である
RX信号48の極性を反転してRXB信号49を出力す
る第1のインバータ9が設けられている。 (f)第1のインバータ9の出力信号であるRXB信号
49の極性を反転してRX’信号50を出力する第2の
インバータ10が設けられている。 (g)第1の抵抗7が、第2のインバータ10の出力端
子と差動型レシーバ2の第1の入力端子との間に接続さ
れており、第2のインバータ10の出力信号であるR
X’信号50が差動型レシーバ2の第1の入力端子に帰
還されている。 (h)第2の抵抗8が、第1のインバータ9の出力端子
と差動型レシーバ2の第2の入力端子との間に接続され
ており、第1のインバータ9の出力信号であるRXB信
号49が差動型レシーバ2の第2の入力端子に帰還され
ている。 (i)第2のインバータ10の出力信号であるRX’信
号50がマイコン14に入力されている。ただし、この
点については、従来の伝送回路38と同様に、差動型レ
シーバ2の出力信号であるRX信号48をマイコン14
に入力してもよい。
【0021】次に、伝送回路36の動作について、図2
に示したタイミングチャートを参照して説明する。
【0022】時刻t0 において、マイコン14から差動
型ドライバ1に出力されるTXE信号40のレベルがロ
ーレベル(ディスエーブル)からハイレベル(イネーブ
ル)に変化されると、差動型ドライバ1の出力インピー
ダンスが高い状態から低い状態に変化し、差動型ドライ
バ1からAO信号42およびBO信号43が出力される
状態となる。したがって、時刻t1 以降において、マイ
コン14から差動型ドライバ1にTX信号41が出力さ
れると、TX信号41と同じ極性のAO信号42および
TX信号41と逆極性のBO信号43が差動型ドライバ
1から出力される。差動型ドライバ1から出力されたA
O信号42は、第1のコンデンサ3によりその直流成分
がカットされて、その交流成分だけがL+ 電線30上に
供給される。また、差動型ドライバ1から出力されたB
O信号43は、第2のコンデンサ4によりその直流成分
がカットされて、その交流成分だけがL- 電線31上に
供給される。その結果、図2に示すような波形を有する
+ 信号44およびL- 信号45がそれぞれ、L+ 電線
30およびL- 電線31上に生じ、L+ 電線30および
- 電線31を介して他の制御装置に伝送される。
【0023】他の制御装置から図2に示すL+ 信号44
およびL- 信号45がL+ 電線30およびL- 電線31
を介して伝送回路36に伝送されてきた場合には、L+
信号44は、第3のコンデンサ5によりその直流成分が
カットされて、その交流成分だけが差動型レシーバ2の
第1の入力端子に供給される。また、L- 信号45は、
第4のコンデンサ6によりその直流成分がカットされ
て、その交流成分だけが差動型レシーバ2の第2の入力
端子に供給される。その結果、図2に示すように、AO
信号42と同様の波形のAI信号46およびBO信号4
3と同様の波形のBI信号47がそれぞれ、差動型レシ
ーバ2に入力される。
【0024】差動型レシーバ2は、2つの差動入力(A
I信号46およびBI信号47)の差(AI信号46−
BI信号47)を示すRX信号48を出力する。したが
って、差動型レシーバ2から出力されるRX信号48
は、マイコン14から差動型ドライバ1に入力されたT
X信号41と同様の波形の信号となる。RX信号48
は、第1のインバータ9でその極性が反転される。その
結果、第1のインバータ9から出力されるRXB信号4
9は、RX信号48の極性を逆にした波形の信号とな
る。また、RXB信号49は、第2のインバータ10で
その極性が反転される。その結果、第2のインバータ1
0から出力されるRX’信号50は、RXB信号49の
極性を逆にした波形の信号(すなわち、RX信号48と
同様の波形の信号)になる。
【0025】第2のインバータ10から出力されるR
X’信号50は第1の抵抗7を介して差動型レシーバ2
の第1の入力端子に帰還されている。その結果、RX’
信号50のレベルがハイレベルからローレベルになると
AI信号46はローレベルに引かれ、一方、RX’信号
50のレベルがローレベルからハイレベルになるとAI
信号46はハイレベルに引かれる。また、第1のインバ
ータ9から出力されるRXB信号49は第2の抵抗8を
介して差動型レシーバ2の第2の入力端子に帰還されて
いる。その結果、RXB信号49のレベルがハイレベル
からローレベルになるとBI信号47はローレベルに引
かれ、一方、RXB信号49のレベルがローレベルから
ハイレベルになるとBI信号47はハイレベルに引かれ
る。
【0026】以上より、時刻t1 で、他の制御装置のマ
イコンから出力されるTX信号のレベルがハイレベルか
らローレベルに切り替えられると、第2のインバータ1
0から出力されるRX’信号50のレベルはハイレベル
からローレベルになり、第1のインバータ9から出力さ
れるRXB信号49のレベルはローレベルからハイレベ
ルになり、AI信号46はローレベルに引かれ、BI信
号47はハイレベルに引かれる。時刻t1〜t2で、他の
制御装置のマイコンから出力されるTX信号のレベルが
ローレベルである間は、AI信号46はローレベルのま
まであり、BI信号47はハイレベルのままであるた
め、第2のインバータ10から出力されるRX’信号5
0のレベルはローレベルのままとなり、第1のインバー
タ9から出力されるRXB信号49のレベルはハイレベ
ルのままとなる。時刻t2 で、他の制御装置のマイコン
から出力されるTX信号のレベルがローレベルからハイ
レベルに切り替えられると、第2のインバータ10から
出力されるRX’信号50のレベルはローレベルからハ
イレベルになり、第1のインバータ9から出力されるR
XB信号49のレベルはハイレベルからローレベルにな
り、AI信号46はハイレベルに引かれ、BI信号47
はローレベルに引かれる。時刻t2〜t3で、他の制御装
置のマイコンから出力されるTX信号のレベルがハイレ
ベルである間は、AI信号46はハイレベルのままであ
り、BI信号47はローレベルのままであるため、第2
のインバータ10から出力されるRX’信号50のレベ
ルはハイレベルのままとなり、第1のインバータ9から
出力されるRXB信号49のレベルはローレベルのまま
となる。以上により、伝送回路36は、図4に示した従
来の伝送回路38と同様の動作を行う。
【0027】この制御装置内において、バッテリ21か
らこの制御装置に電力を供給するプラス側電線32また
はマイナス側電線33が故障で断線すると、伝送回路3
6内の差動型ドライバ1,差動型レシーバ2,第1のイ
ンバータ9および第2のインバータ10はいずれも動作
しなくなるため、差動型ドライバ1から出力されるAO
信号42およびBO信号43と差動型レシーバ2に入力
されるAI信号46およびBI信号47との電圧は変化
しなくなる結果、これらの信号の交流成分が第1乃至第
4のコンデンサ3〜6を介してL+ 電線30およびL-
電線31に供給されることがなくなる。したがって、こ
の制御装置からの信号の伝送は行えなくなる。しかし、
他の制御装置においては、L+ 電線30またはL- 電線
31に異常に高い直流電圧が発生しても、この直流電圧
は第1乃至第4のコンデンサ3〜6でカットされて差動
型ドライバ1および差動型レシーバ2にかかることがな
いため、他の制御装置はすべて正常に動作する結果、他
の制御装置間の信号の伝送は正常に行える。
【0028】図3は、本発明の伝送回路の第2の実施例
を説明するための油圧ショベルの制御装置の構成を示す
ブロック図である。図3に示した伝送回路37は、以下
に示す点で、図1に示した第1の実施例の伝送回路36
と異なる。 (a)第3の抵抗11が、差動型ドライバ1の第1の出
力端子と第1のコンデンサ3との間に接続されている。 (b)第4の抵抗12が、差動型ドライバ1の第2の出
力端子と第2のコンデンサ4との間に接続されている。 (c)第1のツェナーダイオード34が、差動型ドライ
バ1の第1の出力端子および第3の抵抗11の接続点と
アースとの間に接続されている。 (d)第2のツェナーダイオード35が、差動型ドライ
バ1の第2の出力端子および第4の抵抗12の接続点と
アースとの間に接続されている。 (e)第5の抵抗26が、差動型レシーバ2の第1の入
力端子と第3のコンデンサ5との間に接続されている。 (f)第6の抵抗27が、差動型レシーバ2の第2の入
力端子と第4のコンデンサ6との間に接続されている。 (g)第3のツェナーダイオード28が、差動型レシー
バ2の第1の入力端子および第5の抵抗26の接続点と
アースとの間に接続されている。 (h)第4のツェナーダイオード29が、差動型レシー
バ2の第2の入力端子および第6の抵抗27の接続点と
アースとの間に接続されている。
【0029】すなわち、図3に示した伝送回路37は、
第3の抵抗11と第1のツェナーダイオード34とで構
成される短絡保護回路,第4の抵抗12と第2のツェナ
ーダイオード35とで構成される短絡保護回路,第5の
抵抗26と第3のツェナーダイオード28とで構成され
る短絡保護回路および第6の抵抗27と第4のツェナー
ダイオード29とで構成される短絡保護回路を有する点
で、図1に示した第1の実施例の伝送回路36と異な
る。
【0030】以上のように構成された本実施例の伝送回
路37では、複数の制御装置のうちの一つの制御装置内
において、バッテリ21からこの制御装置に電力を供給
するプラス側電線32またはマイナス側電線33が故障
で断線した場合には、図1に示した第1の実施例の伝送
回路36と同様にして、この制御装置からの信号の伝送
は行えなくなるが、他の制御装置間の信号の伝送は行え
る。また、上述した短絡保護回路を有することにより、
+ 電線30がプラス側電線32またはマイナス側電線
33と短絡した場合やL- 電線31がプラス側電線32
またはマイナス側電線33と短絡した場合には、差動型
ドライバ1および差動型レシーバ2の破壊を防止するこ
とができる。このとき、図6に示した第1および第2の
定電流スイッチング回路22,23を用いる代わりに第
1および第2のツェナーダイオード34,35を用いて
上述した短絡保護回路を構成することができるので、図
6に示した従来の伝送回路39よりも簡易に上述した短
絡保護回路を構成することができる。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の伝送回路
および伝送方法によれば、ある制御装置内で、バッテリ
からこの制御装置に電力を供給する電線が故障で断線し
た場合でも、各制御装置において、伝送回路を構成する
差動型ドライバおよび差動型レシーバに異常に高い直流
電圧がかかることを防ぐことができるので、上記故障が
発生した制御装置からの信号の伝送は行えなくなるが、
他の制御装置間の信号の伝送は行うことができる。その
結果、たとえば、本発明の伝送回路および伝送方法を油
圧ショベルに適用した場合には、上記故障が発生して
も、油圧ショベル全体の運転が不可能となることを防止
することができる。
【0032】また、信号の伝送が行われていない制御装
置と信号の伝送が行われている制御装置とを見分けるこ
とにより、上記故障の発生している制御装置を特定する
ことができるため、修理を容易に行うことができる。
【0033】さらに、ツェナーダイオードと抵抗とによ
り短絡保護回路を構成することができるので、短絡保護
回路の簡易化を図ることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の伝送回路の第1の実施例を説明するた
めの油圧ショベルの制御装置の構成を示すブロック図で
ある。
【図2】図1に示した伝送回路の動作を説明するための
タイミングチャートである。
【図3】本発明の伝送回路の第2の実施例を説明するた
めの油圧ショベルの制御装置の構成を示すブロック図で
ある。
【図4】従来の油圧ショベルにおける渡り配線の基本構
成の一例を示す図である。
【図5】図4に示した各制御装置の構成例を示すブロッ
ク図である。
【図6】図5に示した各制御装置に短絡保護機能を追加
したときの各制御装置の構成例を示すブロック図であ
る。
【符号の説明】
1 差動型ドライバ 2 差動型レシーバ 3 第1のコンデンサ 4 第2のコンデンサ 5 第3のコンデンサ 6 第4のコンデンサ 7 第1の抵抗 8 第2の抵抗 9 第1のインバータ 10 第2のインバータ 11 第3の抵抗 12 第4の抵抗 14 マイコン 15 レギュレータ 21 バッテリ 26 第5の抵抗 27 第6の抵抗 28 第3のツェナーダイオード 29 第4のツェナーダイオード 30 L+ 電線 31 L- 電線 32 プラス側電線 33 マイナス側電線 34 第1のツェナーダイオード 35 第2のツェナーダイオード 36,37 伝送回路 40 TXE信号 41 TX信号 42 AO信号 43 BO信号 44 L+ 信号 45 L- 信号 46 AI信号 47 BI信号 48 RX信号 49 RXB信号 50 RX’信号
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岡野 昌博 東京都千代田区丸の内二丁目5番1号 三菱重工業株式会社内 (56)参考文献 特開 平3−216045(JP,A) 特開 平1−261047(JP,A) 特開 平3−147444(JP,A) 実開 平2−23142(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 25/02 H04L 25/08

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1のドライバ出力信号が出力される第
    1の出力端子および該第1のドライバ出力信号と極性が
    反転した第2のドライバ出力信号が出力される第2の出
    力端子を有する差動型ドライバ(1)と、該差動型ドラ
    イバから出力される前記第1および第2のドライバ出力
    信号をそれぞれ伝送するための第1および第2の電線
    と、該第1および第2の電線上の信号がそれぞれ入力さ
    れる第1および第2の入力端子を有する差動型レシーバ
    (2)とを備えた伝送回路(36)において、 前記差動型ドライバの前記第1の出力端子と前記第1の
    電線との間に接続された第1のコンデンサ(3)と、 前記差動型ドライバの前記第2の出力端子と前記第2の
    電線との間に接続された第2のコンデンサ(4)と、 前記差動型レシーバの前記第1の入力端子と前記第1の
    電線との間に接続された第3のコンデンサ(5)と、 前記差動型レシーバの前記第2の入力端子と前記第2の
    電線との間に接続された第4のコンデンサ(6)と、 前記差動型レシーバの出力信号の極性を反転する第1の
    インバータ(9)と、 該第1のインバータの出力信号の極性を反転するための
    第2のインバータ(10)と、 該第2のインバータの出力端子と前記差動型レシーバの
    前記第1の入力端子との間に接続された第1の抵抗
    (7)と、 前記第1のインバータの出力端子と前記差動型レシーバ
    の前記第2の入力端子との間に接続された第2の抵抗
    (8)とを備えたことを特徴とする伝送回路。
  2. 【請求項2】 前記差動型ドライバ(1)の前記第1の
    出力端子と前記第1のコンデンサ(3)との間に接続さ
    れた第3の抵抗(11)と、 前記差動型ドライバ(1)の前記第2の出力端子と前記
    第2のコンデンサ(4)との間に接続された第4の抵抗
    (12)と、 電源端子と、 前記差動型ドライバの前記第1の出力端子および前記第
    3の抵抗の接続点と前記電源端子との間に接続された第
    1のツェナーダイオード(34)と、 前記差動型ドライバの前記第2の出力端子および前記第
    4の抵抗の接続点と前記電源端子との間に接続された第
    2のツェナーダイオード(35)と、 前記差動型レシーバ(2)の前記第1の入力端子と前記
    第3のコンデンサ(5)との間に接続された第5の抵抗
    (26)と、 前記差動型レシーバ(2)の前記第2の入力端子と前記
    第4のコンデンサ(6)との間に接続された第6の抵抗
    (27)と、 前記差動型レシーバの前記第1の入力端子および前記第
    5の抵抗の接続点と前記電源端子との間に接続された第
    3のツェナーダイオード(28)と、 前記差動型レシーバの前記第2の入力端子および前記第
    6の抵抗の接続点と前記電源端子との間に接続された第
    4のツェナーダイオード(29)とをさらに備えたこと
    を特徴とする請求項1記載の伝送回路。
  3. 【請求項3】 差動型ドライバから第1のドライバ出力
    信号を第1の電線上に出力し、前記差動型ドライバから
    前記第1のドライバ出力信号と極性が反転した第2のド
    ライバ出力信号を第2の電線上に出力し、前記第1の電
    線上の信号を差動型レシーバの第1の入力端子に入力さ
    せ、前記第2の電線上の信号を前記差動型レシーバの第
    2の入力端子に入力させて、前記第1および第2の電線
    を介して信号の伝送を行う伝送方法において、 前記差動型ドライバから出力される前記第1のドライバ
    出力信号の交流成分のみを前記第1の電線上に出力し、 前記差動型ドライバから出力される前記第2のドライバ
    出力信号の交流成分のみを前記第2の電線上に出力し、 前記第1の電線上の信号の交流成分のみを前記差動型レ
    シーバの前記第1の入力端子に入力させ、 前記第2の電線上の信号の交流成分のみを前記差動型レ
    シーバの前記第2の入力端子に入力させ、 前記差動型レシーバの出力信号の極性を反転し、 該極性を反転した前記差動型レシーバの出力信号を該差
    動型レシーバの前記第2の入力端子に入力させ、 前記極性を反転した前記差動型レシーバの出力信号の極
    性を再度反転し、 該極性を再度反転した前記差動型レシーバの出力信号を
    該差動型レシーバの前記第1の入力端子に入力させるこ
    とを特徴とする伝送方法。
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