JP4986542B2 - 手動式建築用シャッター装置における防犯装置 - Google Patents
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Description
請求項2の発明は、報知手段は、発音口から警報音を発音する発音装置により構成されるものとし、発音装置は、ケース体の側面に近接対向して配設され、警報音は、ケース体側面の反射音とともにケース体開口部から外部に放出するように構成されている請求項1に記載の手動式建築用シャッター装置における防犯装置である。
請求項3の発明は、報知規制手段は、マイクロスイッチにより構成されるものとし、ケース体には、マイクロスイッチのスイッチ部を出没操作するためのスイッチ操作体が、スイッチ部の外形より大きな操作面積を備えて形成されている請求項1または2に記載の手動式建築用シャッター装置における防犯装置である。
請求項4の発明は、報知手段は、状態報知灯により構成されるものとし、状態報知灯は、ケース体に設けた反射板を介して開口部上方に向けて照射するように構成されている請求項1乃至3の何れか一項に記載の手動式建築用シャッター装置における防犯装置。
請求項2の発明とすることにより、防犯装置をコンパクト化したものでありながら、警報音を大きくすることができ、侵入者に対する威嚇を効果的に発揮できる。
請求項3の発明とすることにより、防犯装置をコンパクト化したものでありながら、操作性の優れた防犯装置を提供できる。
請求項4の発明とすることにより、シャッターカーテンの開閉状態の確認が確実になるうえ、状態報知灯の上方からの視認性が優れる。
図面において、1は躯体開口部に配されるサッシ窓Sの外方を開閉する手動式シャッター装置のシャッターカーテンであって、該シャッターカーテン1は、左右方向長尺状のスラット1aの複数枚を揺動自在な状態で上下方向一連状に連結して構成されている。前記シャッターカーテン1の上端縁部は、複数の連結金具1bを介し、開口部上方の躯体に固定されるシャッターケース2に回転自在に内装される巻き取りドラム3に連結されている。そして、前記巻き取りドラム3には、シャッターカーテン1の自重にバランスする図示しないバランス弾機が弾装されており、シャッターカーテン1を手動操作することに基づいて、シャッターカーテン1の自重に基づく閉鎖作動がなされる一方、該閉鎖作動時に付勢されたバランス弾機の付勢力によりシャッターカーテン1の開放作動がなされるように構成されており、これらの基本構成は、何れも従来の手動式シャッター装置と同様の構成となっている。
因みに、本実施の形態では、防犯装置5を左側のガイドレール4の屋内側溝側片4aに設ける構成としているが、設置環境によっては、右側のガイドレールの屋内側に設けることも想定される。このため、本実施の形態の防犯装置5は、屋内外方向に貫通する固定用貫通孔8a、8bを用いてガイドレール4に固定する構成とすることにより、左右何れのガイドレール4にも固定することができるように構成されている。
前記検知センサ12はホールICにより構成されており、ケーシング8の最下端に位置し、左右方向内側(右側片9e)に近接して制御基板11に固定されており、シャッターカーテン1が全閉姿勢になって、スピーカーフィルター14を介してシャッターカーテン1下端部のストッパ部材6に配されたマグネット端面7aが近接対向することにより、全閉検知信号を出力するように設定されている。
尚、ブザー装置13は、ケーシング8下端部の第一収容部8dに設けられているが、このようにケーシング8下端部に配設することにより、後述するように、シャッターカーテン1の下端部が僅かに抉じ開けられたような場合にブザー装置13が発音したとき、前記下方に形成される僅かな隙間から侵入者がいる外部に向けてブザー音を放出することができ、侵入者に対して効果的な威嚇をすることが可能となる。さらには、本実施の形態のように、開口部の下端部に水切り板Wが設けられているような場合に、ブザー音を水切り板Wに反射させることができて、一層音量の大きい警報音とすることが可能となる。
つまり、第三収容部8fを構成する右側片9eは、上下方向略全長にわたる装着口9hが切り欠き形成されており、該装着口9hの下端縁にはケーシング8の内方向に向けて突出する段差部9iが形成されている一方、装着口9hの上端縁は、ケーシング8の内方に向けて凹溝状の凹部9jに形成されている。
このようにバッテリ16aを保持したバッテリユニット16は、ケース体ベース部17aの下端部を装着口9h下端部の段差部9iに突き当て、該突き当て部を支点として、ケース体ベース部17aの上方を装着口9h側に揺動させることにより、バッテリホルダ17b部位がケーシング8内に収容されるように設定され、ベース部17aの上端部に形成された弾性変形自在なフック部17cを、装着口9hの上方に形成された凹部9jに軽圧入することにより、フック部17cが弾性変形して凹部9j内に嵌入し、フック部17cに形成された係止爪17dが凹部9jの開口側に形成された係止受け部9kに係止するように設定されている。これによって、バッテリユニット16は、ベース部17aの外面が装着口9hの開口端面と面一状となる状態で装着口9hに内嵌され、かつ、第三収容部8fに抜け止めされる状態で保持されるように設定されている。
尚、17eは、装着口9hとベース部17aとのあいだに介装されるシール材である。
前記発光ダイオード18は、第四収容部8gの下方に位置して設けられているが、該発光ダイオード18は左側ほど高位となる傾斜状に設けられて、第四収容部8gを構成する右側片9eの下方部位を左上方から照射するよう設定されている。そして、発光ダイオード18の上方部位で、かつ、右側片9e側に偏寄して報知規制スイッチ19が配されるが、該報知規制スイッチ19は、スイッチ部19aが右側片9e側に突出する状態で設けられている。
つまり、スイッチ操作体9nは、右側片9eのスイッチ部19a対向部位を含む上下部位である矩形状の部位を、下端部については右側片9e一体化したままとし、残り三方部位を切り欠くことにより、スイッチ部19aよりも大きな外形を備えた左右方向変位自在な部材となる状態で切り欠き形成されている。さらに、スイッチ操作体9nは、スイッチ部19aを確実に操作させる変位が許容される上方部位が肉盛部9pとなって右方に膨出するように形成されており、右側片9eにおけるスイッチ操作体9nの操作部が特異形状となって、容易に識別することができるように構成されている。これによって、小型の報知規制スイッチ19のスイッチ部19aを、操作面積の大きいスイッチ操作体9nにより操作することが可能となり、スイッチ部19aの確実な切り換え操作を、円滑、かつ、操作性よく行えるように構成されている。
また、化粧シート体21の下方部位であって、反射体20の第二傾斜面20b対向部位は、光の照射を損なうことのない透明部21bに形成されている。
尚、発光ダイオード18は、防犯制御部15が防犯制御状態に切り換わったとき、報知規制スイッチ19の操作がなされたとき、バッテリ16aを交換したとき等、防犯装置5の状態をシャッターカーテン1の操作者に報知するように構成されている。
防犯装置5のケーシング8にバッテリユニット16が組み込まれると、防犯制御部15は初期設定を行い、続いて、検知センサ12からの全閉検知信号の入力があるか否かを判断する。そして、全閉検知信号の入力があると判断すると防犯制御状態となるが、このとき、防犯制御部15は、ブザー装置13を予め設定される時間(例えば二秒)のあいだ連続鳴動する等の第一ブザー音を鳴動させるとともに、発光ダイオード18を予め設定される時間(例えば二秒)のあいだ連続点灯する等の第一点灯させて、シャッターカーテン1の操作者(使用者)に、防犯制御部15が防犯制御状態になったことを報知するように設定されている。
さらに、報知規制信号の入力がなされた状態では、予め設定される第一タイマ時間(例えば10秒)に設定された第一タイマをセットし、第一タイマ時間のあいだに全閉検知信号の入力がなくなった場合では、シャッターカーテン1が正常に開放されたと判断し、防犯制御部15はブザー装置13の鳴動を規制した状態で防犯制御状態(初期状態)に復帰する(戻る)ように設定されている。これに対し、スイッチ操作体9n(化粧シート体膨出部21a)の押し操作がなされてから第一タイマ時間を経過したにもかかわらず、全閉検知信号の入力がなされたままの状態では、防犯制御部15は防犯制御状態に復帰するが、このとき、発光ダイオード18を所定時間のあいだ点滅点灯等の所定の点灯状態とするとともに、ブザー装置13を所定時間のあいだ所定のブザー音で鳴動させて、防犯制御状態の解除中にシャッターカーテン1の開放がなされなかったことを使用者に報知するように構成することも可能である。
ここで、通常使用の過程で、スイッチ操作体9nの押し操作(報知規制スイッチ19の操作)を忘れてシャッターカーテン1を開放させてしまうことが想定され、その場合では、第三ブザー音が三分間のあいだ鳴動し続けてしまい騒音となるが、これに対処するため、本実施の形態では、消音制御を行うことで三分間のあいだ鳴動する第三ブザー音をそれより前の段階で消音し、防犯制御状態に復帰することができるように構成されている。
つまり、本実施の形態では、防犯制御部15は、シャッターカーテン1が再度全閉状態に閉鎖されるとともに、スイッチ操作体9nが押し操作されて報知規制スイッチ19のスイッチ部19aが切り換えられて、全閉検知信号と報知規制信号との入力がなされることを消音指令と判断して、第三ブザー音を消音するように構成され、これによって、シャッターカーテン1の外部(屋外側)から消音制御することができないように構成されている。
図12に示す第二の実施の形態のガイドレールは、開口部の側部に立設される枠体22の屋外側半部に、屋内側の支持片22aと屋外側の溝側片22bとを形成することにより構成されており、前記枠体22の屋内側部位には、屋内側枠片22cが形成されている。一方、防犯装置5は固定用貫通孔8a、8bを用いて取り付けブラケット5aに固定されており、該取り付けブラケット5aの上下に形成された取り付け片5bを、前記枠体22の屋内側枠片22c下端部に切り欠かれた切り欠き孔の孔縁に固定することにより、防犯装置5を枠体22内に組み込むことができるように構成されている。
一方、本実施の形態のストッパ部材23は、屋内側に向けて突出する突片23aが形成され、該突片23aにマグネット23bが収容されている。
4 ガイドレール
5 防犯装置
6 ストッパ部材
7 マグネット
8 ケーシング
11 制御基板
12 検知センサ
13 ブザー装置
15 防犯制御部
16 バッテリユニット
18 発光ダイオード
19 報知規制スイッチ
Claims (4)
- 躯体開口部に設けたシャッターカーテンを、該シャッターカーテンの両端部をガイドレールで移動案内させながら手動で開閉操作する手動式の建築用シャッター装置において、シャッターカーテンの最下端部に連結される座板に検知体を設ける一方、躯体側に、電源供給手段と、前記検知体の検知に基づいてシャッターカーテンの全閉状態を検知して全閉検知信号を出力する全閉検知手段と、シャッターカーテンの開閉状態を報知する報知手段と、報知手段の報知作動を規制するべく報知規制信号を出力する報知規制手段と、報知規制信号の入力がない状態で全閉検知信号の入力がなくなることを抉じ開けと判断し、報知手段を報知作動させる防犯制御手段とにより構成された防犯装置を設けるにあたり、該防犯装置は、前記ガイドレールの下端部に設けられた開閉方向に長い薄型長尺状のケース体に収容されるものであり、該ケース体は、前記各手段を収容するための収容部の複数が仕切り片を介して上下に仕切られたものであり、前記全閉検知手段はケース体の最下位の収容部に収容され、前記報知規制手段はケース体の最上位の収容部に収容されている手動式建築用シャッター装置における防犯装置。
- 報知手段は、発音口から警報音を発音する発音装置により構成されるものとし、発音装置は、ケース体の側面に近接対向して配設され、警報音は、ケース体側面の反射音とともにケース体開口部から外部に放出するように構成されている請求項1に記載の手動式建築用シャッター装置における防犯装置。
- 報知規制手段は、マイクロスイッチにより構成されるものとし、ケース体には、マイクロスイッチのスイッチ部を出没操作するためのスイッチ操作体が、スイッチ部の外形より大きな操作面積を備えて形成されている請求項1または2に記載の手動式建築用シャッター装置における防犯装置。
- 報知手段は、状態報知灯により構成されるものとし、状態報知灯は、ケース体に設けた反射板を介して開口部上方に向けて照射するように構成されている請求項1乃至3の何れか一項に記載の手動式建築用シャッター装置における防犯装置。
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