JP4985572B2 - 圧力センサ - Google Patents

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Description

本発明は、内部に付着した汚れを取り除くように構成された圧力センサに関する。
従来より、センサチップの表面に汚染物質を堆積させないようにした圧力センサが、例えば特許文献1で提案されている。具体的に、特許文献1では、ポートと圧力検出部との間に、圧力検出部から見て圧力導入孔を遮るように遮蔽板が配置された圧力センサが提案されている。
この遮蔽板により、ポートを介して圧力センサ内に侵入した汚染物質の流れを、圧力検出部の周囲に導くと共に、圧力検出部の表面に汚染物質が堆積してしまうことを防止することができるようになっている。
特開2002−181651号公報
しかしながら、上記従来の技術では、近年普及した、排気ガスを浄化するために排気ガスをもう一度インテークマニホールド内に戻すEGRシステムにおいては、排気ガスを戻す割合が増えたことに伴ってインテークマニホールド内の環境も汚くなっており、その結果、遮蔽板を設けていたとしても圧力センサの内部にゴミや汚れ等が付着しやすくなってしまっている。これにより、ポートがゴミ等によって詰まってしまい、圧力検出部に圧力が伝達されなくなるという問題が生じる。
本発明は、上記点に鑑み、内部に付着したゴミや汚れ等を取り除くことができる圧力センサを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、圧力検出を行う圧力検出素子(30)を有するケース(10)と、一端(21)と、他端(23)と、一端(21)と他端(23)とを貫通する圧力導入孔(24)とを有し、他端(23)が被測定体に固定され、一端(21)がケース(10)に連結されることでケース(10)との間に圧力検出室(22)が構成されるポート部(20)とを備え、圧力導入孔(24)を介して圧力検出室(22)に導入された被測定体内の圧力媒体の圧力を圧力検出素子(30)によって検出する圧力センサであって、ポート部(20)は、圧力導入孔(24)の壁面(24a)とポート部(20)との外壁面(25)とを貫通した貫通孔(26)と、圧力導入孔(24)に設置されると共に、圧力媒体が圧力導入孔(24)に導入されたときに圧力導入孔(24)の壁面(24a)に押さえ付けられて圧力導入孔(24)内とポート部(20)の外部とを分離する逆止弁(27)とを備え、被測定体内が負圧のとき、逆止弁(27)が開放されることにより、ポート部(20)の外部、貫通孔(26)、圧力導入孔(24)、および被測定体を通過する経路で空気が流れるようになっていることを特徴とする。
これにより、ポート部(20)の圧力導入孔(24)に圧力媒体と共に圧力センサ内部に導入されたゴミ等を、圧力センサ外部の空気によって排出することができる。すなわち、被測定体内が負圧になるたびに、圧力センサ外部の空気によって圧力センサ内部に導入されたゴミ等を排出することができ、圧力センサ内部に付着したゴミや汚れ等を取り除くことができる。
さらに、請求項に記載の発明では、被測定体は、インテークマニホールド(50)であり、このインテークマニホールド(50)の上流側にはスロットル(51)、過給機(52)、およびサクションパイプ(53)が順に接続されており、一端側がサクションパイプ(53)に連結され、他端側がスロットル(51)と過給機(52)との間にブローオフバルブ(56)を介して連結された戻経路(55)が設けられ、ポート部(20)の他端(23)がインテークマニホールド(50)に固定されており、さらに、サクションパイプ(53)内には、過給機(52)の過給時にサクションパイプ(53)の壁面に押さえ付けられて戻経路(55)とサクションパイプ(53)の内部とを分離するドア(57)が設けられたものにおいて、ポート部(20)の貫通孔(26)と戻経路(55)とを繋ぐ通気パイプ(58)を備えており、過給機(52)の過給時には、ドア(57)がサクションパイプ(53)の壁面に押さえ付けられると共に、ブローオフバルブ(56)が閉じられており、過給機(52)の過給終了時には、インテークマニホールド(50)内が負圧となり、ドア(57)がサクションパイプ(53)の壁面から離れると共にブローオフバルブ(56)が開けられ、ポート部(20)内の逆止弁(27)が圧力導入孔(24)の壁面(24a)から離れることで、圧力媒体がブローオフバルブ(56)、戻経路(55)、通気パイプ(58)、および圧力導入孔(24)を通過する経路で流れるようになっていることを特徴とする。
このような過給機(52)が設けられたシステムにおいても、過給終了時に圧力媒体を通気パイプ(58)を介してポート部(20)の貫通孔(26)から圧力センサ内部に導入でき、圧力媒体を圧力センサ内部からインテークマニホールド(50)に排出することで、圧力センサ内部に付着したゴミや汚れ等を取り除くことができる。
なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
以下、本発明の実施形態について図に基づいて説明する。なお、以下の各実施形態相互において、互いに同一もしくは均等である部分には、図中、同一符号を付してある。
(第1実施形態)
以下、本発明の第1実施形態について図を参照して説明する。本実施形態で示される圧力センサは、例えばEGRシステムなどの排気システムに使用されるものである。
図1は、本実施形態に係る圧力センサの断面図である。この図に示されるように、圧力センサは、ケース10とポート部20とを備えて構成されている。
ケース10は、例えばPPS(ポリフェニレンサルファイド)、PBT(ポリブチレンテレフタレート)やエポキシ樹脂等の樹脂材料を、金型を用いて型成型してなるものであり、外部と接続される複数のターミナル11がインサート成型されたものである。また、ケース10の上端面12には、圧力検出素子30を設置するための凹部13が設けられている。
ターミナル11の一端部は、ケース10の側面に設けられた開口部14内に露出するように配置されている。このケース10の開口部14は、該開口部14内に位置する各ターミナル11の一端部と共に、本圧力センサにおけるコネクタ部として構成される。つまり、開口部14は、配線部材等を介して図示しない外部機器に接続可能になっている。このようなターミナル11として、例えば銅などの導電材料よりなるものが採用される。なお、ターミナル11の他端部における凹部13での露出部分には金メッキなどが施されており、ボンディングパッドとして機能するように構成されている。
上記ケース10の凹部13には、圧力検出素子30が備えられている。圧力検出素子30は、圧力を検出してその検出値に応じた電気信号を発生するものであり、ピエゾ抵抗効果を利用したものである。この圧力検出素子30はセンサチップとして構成され、圧力に応じた電気信号として電圧を検出するセンシング部を備えている。具体的に、圧力検出素子30は、歪み部としてのダイヤフラムを有し、このダイヤフラムに拡散抵抗などにより形成されたブリッジ回路などを備えたセンシング部を有している。このような圧力検出素子30は、ケース10の凹部13に固定されたガラス台座上に接着固定されている。
なお、ケース10の凹部13には図示しない回路チップも備えられている。該回路チップは、圧力検出素子30に対する駆動信号の出力や外部への検出用信号の出力、圧力検出素子30からの電気信号を入力し、演算・増幅処理して外部へ出力する等の機能を有する制御回路等を備えたものである。上記圧力検出素子30と回路チップとの間、回路チップとターミナル11のボンディングパッドとの間は金やアルミニウム等のボンディングワイヤ31で接続されている。
そして、ケース10の凹部13内には、電気絶縁性および耐薬品性に優れたフッ素ゲルやフッ素ゴム等からなる保護部材32が充填されている。この保護部材32により、圧力検出素子30、回路チップ、ターミナル11、ボンディングワイヤ31、圧力検出素子30とボンディングワイヤ31との接続部、回路チップとボンディングワイヤ31との接続部、およびターミナル11とボンディングワイヤ31との接続部が被覆され、薬品からの保護、電気的な絶縁性の確保、並びに防食などが図られている。本実施形態では、フッ素系のゴム材料等とフッ素系のゲル材料等との2層保護構造の保護部材32が採用される。
ポート部20は、圧力検出素子30に圧力媒体を導くものであり、ケース10の上端面12を覆うようにケース10に対して一端21が接着剤等によって連結されている。これに伴い、ケース10とポート部20との間に圧力検出室22が形成されている。また、ポート部20の他端23は、ケース10とは反対側の方向へ突出しており、その内部には突出先端から上記圧力検出室22に通じる圧力導入孔24が形成されている。そして、被測定体としてのインテークマニホールド内の吸気などの圧力媒体が、圧力導入孔24を介して圧力検出室22に導入され、該圧力媒体の圧力が圧力検出素子30によって検出されるようになっている。
このようなポート部20は、例えば上記ケース10と同様に、PBT、PPSなどの耐熱性を有する樹脂材料からなり、金型を用いてこれらの樹脂材料を型成型してなるものである。また、ポート部20の外周部にはOリング40が設けられ、本圧力センサは、該Oリング40を介して図示されないセンサ取付部に対して気密に取り付け可能になっている。
また、ポート部20には、圧力導入孔24の壁面24aとポート部20との外壁面25とを貫通した貫通孔26が設けられている。貫通孔26は、ポート部20の一端21側に設けられている。貫通孔26の径と圧力導入孔24の径との関係については、例えば圧力導入孔24の径が貫通孔26の径の100倍の大きさになっている。
さらに、圧力検出室22すなわち圧力導入孔24の壁面24aには逆止弁27が設けられている。この逆止弁27は、圧力媒体が圧力導入孔24に導入されたときに圧力導入孔24の壁面24aに押さえ付けられて圧力導入孔24内とポート部20の外部とを分離する役割を果たす。以上が、本実施形態に係る圧力センサの全体構成である。
次に、上記構成を有する圧力センサにおいて、圧力導入孔24の壁面24a等に汚れ等が付着した場合の作動について説明する。なお、圧力導入孔24を介して圧力検出室22に圧力媒体が導入されれば、圧力検出素子30によって圧力媒体の圧力測定が行われる。
被測定体であるインテークマニホールド内は吸気に応じて圧力が変化する。そして、インテークマニホールド内が高圧のとき、圧力媒体はインテークマニホールドの壁面や圧力導入孔24の壁面24aを押さえ付けるように作用する。これにより、圧力センサ内部の逆止弁27も圧力媒体によって押さえ付けられ、圧力導入孔24内とポート部20の外部とが分離されるため、圧力センサの内部と外部とは繋がった状態になっていない。
一方、インテークマニホールド内が負圧のとき、逆止弁27が開放される。すなわち、圧力媒体はインテークマニホールドの壁面や圧力導入孔24の壁面24aを引っ張るように作用する。これにより、圧力センサ内部の逆止弁27が圧力導入孔24の壁面24aから離され、圧力センサの内部と外部とが貫通孔26を介して繋がった状態となる。また、インテークマニホールド内は負圧になっているので、圧力センサ外部の空気が貫通孔26、圧力導入孔24、およびインテークマニホールドを通過する経路で流れる。
これにより、圧力センサの内部からインテークマニホールドへの空気の流れが生じ、圧力センサ内部において圧力導入孔24の壁面24a等に付着したゴミや汚れ等が該空気の流れと共にインテークマニホールドに排出される。こうして、圧力センサ内部の汚れが排出されるようになっている。
以上説明したように、本実施形態では、圧力センサのポート部20に貫通孔26および逆止弁27を設けたことが特徴となっている。これにより、被測定体であるインテークマニホールド内が負圧になったときに圧力媒体と共に圧力センサ内部の汚れをインテークマニホールドに排出することができる。したがって、インテークマニホールド内が負圧になるたびに、圧力センサの内部から外部への空気の流れを生じさせることができ、該空気の流れによって圧力センサ内部に導入されたゴミや汚れ等を排出することができる。このようして、圧力センサ内部に付着した汚れ等を取り除くことができる。
(第2実施形態)
本実施形態では、第1実施形態と異なる部分についてのみ説明する。本実施形態では、第1実施形態で示された圧力センサを過給機が装備された車両に搭載することが特徴となっている。
図2は、本実施形態に係る吸排気システムの概略図である。本実施形態では、被測定体はインテークマニホールド50であるが、該インテークマニホールド50の上流側にはスロットル51、過給機(コンプレッサ)52、サクションパイプ53、およびエアクリーナ54が順に接続されている。
また、過給機52とスロットル51の間とサクションパイプ53に戻経路55が繋がっている。この戻経路55の一端側はサクションパイプ53に連結され、他端側はスロットル51と過給機52との間にブローオフバルブ56を介して連結されている。さらに、サクションパイプ53内には、過給機52の過給時にサクションパイプ53の壁面に押さえ付けられて戻経路55とサクションパイプ53の内部とを分離するドア57が設けられている。
そして、ポート部20の他端23は、インテークマニホールド50に固定されている。また、圧力センサは、ポート部20の貫通孔26と戻経路55とを繋ぐ通気パイプ58を備えている。
なお、戻経路55の管径は、通気パイプ58の管径よりも太いと更に良い。通気パイプ58側の通気は、過給機52の作動後に排出されるので、本来のブローオフの機能である過給機52への逆圧低減の効果が無い。このため、通気パイプ58の径を細くして戻経路55に多くの空気を流すことで、ブローオフの効果を残したまま異物排出が可能である。さらに、通気パイプ58の径を細くした場合、通気パイプ58を通過する空気の流速が上がるので、後で説明する異物排出効果を高めるという効果もある。
一方、インテークマニホールド50を通過した気体は、図示しない燃焼室に導かれる。そして、燃焼室を出た気体は、エキゾーストマニホールド59、過給機52、および触媒60を通過して、大気に排出されるようになっている。また、一方が過給機52の上流側に連結され、他方がウェストゲート61を介して下流側に連結された戻経路62が設けられており、戻経路62と過給機52の下流側とを分離するドア63も設けられている。
このような過給機52が備えられた吸排気システムにおいて、過給機52の過給時には、サクションパイプ53内が高圧となり、ドア57がサクションパイプ53の壁面に押さえ付けられる。また、ブローオフバルブ56が閉じられている。これにより、戻経路55および通気パイプ58には気体が導入されない。そして、過給機52を通過した気体はスロットル51によって気体の通過量が制御され、インテークマニホールド50に導かれる。インテークマニホールド50内を通過する気体は、圧力センサのポート部20から圧力センサ内部に導かれ、圧力検出素子30によって圧力測定が行われる。
過給機52の過給終了時には、図3に示されるように、ブローオフバルブ56が開き、ドア57がサクションパイプ53の壁面から離され、燃焼室に入れない高圧空気がサクションパイプ53および通気パイプ58に導入される。そして、該高圧空気が通気パイプ58を通過するため、高圧空気が圧力センサのポート部20に到着するまでに若干の時間差が発生する。そのため、インテークマニホールド50内が負圧となる。また、通気パイプ58を通過した気体がポート部20内の逆止弁27を圧力導入孔24の壁面24aから離すと、気体がブローオフバルブ56、戻経路55、通気パイプ58、および圧力導入孔24を通過する経路で流れる。これにより、圧力センサ内部のゴミや汚れ等がインテークマニホールド50に排出される。
以上説明したように、過給機52が設けられた吸排気システムにおいても、圧力センサの貫通孔26と戻経路55とを繋ぐ通気パイプ58を設けることで、該通気パイプ58を介してポート部20の貫通孔26から圧力センサ内部に気体を導入でき、圧力センサ内部からインテークマニホールド50に汚れ等を排出することができる。
(第3実施形態)
本実施形態では、第1実施形態と異なる部分についてのみ説明する。図4は、本実施形態において圧力センサがサクションパイプに固定された概略断面図である。
本実施形態では、被測定体は、内部にスロットル64が配置されたサクションパイプ53である。このスロットル64はサクションパイプ53の内壁面に設けられた回動軸65を中心にサクションパイプ53の上流側および下流側に回動するようになっている。なお、スロットル64は例えば電子スロットルである。メカスロットルを採用しても良い。
また、回動軸65にはスロットル64の上流側に位置するフラップ66が支持され、スロットル64とフラップ66とが一定の角度をなしてバネ67で繋がれている。すなわち、スロットル64およびフラップ66は回動軸65が一体になっており、それぞれが一定の角度をなして共に回動軸65を中心に回動する。
そして、サクションパイプ53のうちスロットル64の下流側に、ポート部20の他端23が固定されている。また、圧力センサは、サクションパイプ53のうちスロットル64の上流側とポート部20の貫通孔26とを繋ぐ連結パイプ68を備えている。
このようなシステムにおいて、ドライバがアクセルペダルを踏み込むと、スロットル64が回動軸65を中心に回動することでフラップ66も共に回動し、フラップ66がサクションパイプ53の内壁面24aに押し付けられたとき、バネ67が縮むと共にサクションパイプ53と連結パイプ68とが分離される。
具体的には、スロットル64がサクションパイプ53の径方向に対して傾く。そして、スロットル64が該径方向に対してθ’の角度まで傾くと、フラップ66がサクションパイプ53の内壁面に押し付けられ、連結パイプ68を閉じる。さらに、ドライバがアクセルペダルを踏み込むと、図示しないアクチュエータがスロットル64をθ’以上の角度に開こうとする。これにより、バネ67が圧縮され、スロットル64はθ’以上の角度に開く。もちろん、フラップ66はサクションパイプ53の内壁面を押さえ付けた状態が維持される。
また、圧力センサのポート部20内部では、連結パイプ68からポート部20への圧力媒体の流れが生じないため、逆止弁27は圧力導入孔24の壁面24aを押さえ付けた状態になっている。
一方、図5(a)に示されるように、スロットル64がθ’よりも小さいθの角度で開いている場合、フラップ66はサクションパイプ53の内壁面から離れてサクションパイプ53の内壁面に対してθの角度で傾いている。この場合、θ> θとなる。すなわち、スロットル64がフラップ66と共に回動軸65を中心に回動することでフラップ66がサクションパイプ53の内壁面24aから離れる。これにより、サクションパイプ53内の圧力媒体が連結パイプ68を介して逆止弁27に当たり、逆止弁27が圧力導入孔24の壁面24aから離れることにより、圧力媒体が連結パイプ68および圧力導入孔24を通過する経路で流れる。
図5(b)は圧力導入孔24の壁面24aを模式的に示したものである。この図に示されるように、貫通孔26は圧力導入孔24の壁面24aに沿って設けられている。これにより、貫通孔26からポート部20内に導かれた気体は、圧力導入孔24の壁面24aに沿って螺旋状にサクションパイプ53に排出される。このとき、気体の流れによって圧力センサ内部のゴミや汚れ等がサクションパイプ53に排出される。
なお、図4および図5(a)に示されるように、圧力媒体が圧力センサ内部に導入されれば、上記の汚れ等の排出とは独立して圧力検出素子30による圧力測定が行われる。
以上説明したように、電子スロットルなどのスロットル64が用いられるシステムにおいても、連結パイプ68を介して圧力センサ内部に圧力媒体を導くと共にサクションパイプ53に排出することで、圧力センサ内部に付着した汚れを取り除くことができる。
このようなシステムでは、例えばオイルまみれのカーボンなどのゴミや汚れは、スロットル64の開度が大きいときに多く発生して、圧力センサの圧力導入孔24の他端23を塞ぐが、ゴミの発生が少ないアイドリング時に連結パイプ68を開放することで該連結パイプ68を介して気体を圧力センサ内部に導入することにより、ゴミや汚れをサクションパイプ53に排出することができる。
(第4実施形態)
本実施形態では、第1実施形態と異なる部分についてのみ説明する。図6は、本実施形態に係る圧力センサの断面図である。本実施形態では、ポート部20は、該ポート部20にインサート成型された巻線ヒータ70を備えている。この巻線ヒータ70は、ポート部20を加熱する役割を果たすものである。また、図1に示される貫通孔26および逆止弁27は、図6に示されるポート部20には設けられていない。
巻線ヒータ70に電流を流すため、ケース10にインサート成型されると共に上端面12から突出したターミナル11と巻線ヒータ70とが電気的に接続されている。また、巻線ヒータ70が加熱されるため、ポート部20の材質としてはセラミックスを採用することが好ましい。なお、ケース10は樹脂製でも構わない。
このような圧力センサにおいて、ターミナル11を介して巻線ヒータ70に電流が流れることにより、ポート部20が加熱されると、圧力センサ内部の汚れやゴミが加熱されることにより燃えたり溶けたりして除去される。このような加熱を定期的に行えば、圧力センサ内部にゴミや汚れが付着しない状態を維持できる。
以上のように、ポート部20に巻線ヒータ70を設け、該巻線ヒータ70を加熱してポート部20を加熱することにより、熱によって圧力センサ内部に付着した汚れ等を取り除くことができる。
(第5実施形態)
本実施形態では、第1実施形態と異なる部分についてのみ説明する。図7は、本実施形態に係る圧力センサの断面図である。本実施形態では、ポート部20は、該ポート部20にインサート成型された静電気発生用リード71を備えている。この静電気発生用リード71は、一端部71aがポート部20の他端23の端面23aから外部に露出し、他端部71bがポート部20の一端21から外部に露出している。
また、静電気発生用リード71の他端部71bは、ポート部20がケース10に連結されたときに、ケース10の開口部14の底部に設けられたもう一つの開口部15に露出するようになっている。そして、該開口部15に露出した静電気発生用リード71の他端部71bが、ケース10にインサート成型され該開口部15に露出するターミナル11に溶接等されて接合されている。
なお、第4実施形態と同様に、図1に示される貫通孔26および逆止弁27は、図7に示されるポート部20には設けられていない。
このような圧力センサにおいては、ターミナル11を介して静電気発生用リード71に静電気を発生させると、ポート部20の他端23の端面23aから露出した静電気発生用リード71の他端部71bに静電気によるイオンが発生する。これにより、該他端部71bにゴミや汚れを集めることができるので、圧力センサ内部へのゴミ等の侵入を防止でき、ひいては圧力センサ内部に汚れ等が付着しないようにすることができる。
(第6実施形態)
本実施形態では、第1実施形態と異なる部分についてのみ説明する。図8(a)は、本実施形態に係る圧力センサの断面図であり、図8(b)は圧力導入孔24の壁面24aの一部を拡大した断面図である。本実施形態では、ポート部20は、圧力導入孔24の壁面24aに設けられた複数の突起72を有している。この複数の突起72は、圧力導入孔24の壁面24aの全体に設けられている。突起72は例えば10μmピッチで設けられており、高さは圧力導入孔24の壁面24aから例えば20μmである。また、複数の突起72は、突起用の穴が設けられた型を用いて樹脂成型することにより形成される。
そして、複数の突起72は、先端72aがポート部20の他端23側に向けられている。すなわち、図8(b)に示される図において、紙面左側がケース10側であり、紙面右側がポート部20の他端23側である。このように、突起72はネズミ返しのようになっているため、突起72は該突起72に物が乗ったときにポート部20の他端23側に押し出すように作用する。
したがって、ポート部20の他端23から圧力導入孔24にゴミ等が侵入して突起72の上に乗ると、突起72の作用によってゴミ等をポート部20の他端23側に移動させることができる。このようにして、圧力センサ内部に付着した汚れを取り除くことができる。また、突起72が設けられていることによって、ゴミや汚れ等が圧力導入孔24の壁面24aに直接付着しにくくすることもできる。
(第7実施形態)
本実施形態では、第1実施形態と異なる部分についてのみ説明する。図9は、本実施形態に係る圧力センサの断面図である。本実施形態では、ポート部20は、外壁面25に圧力媒体に乱流を起こさせるための凹凸部73を有している。
凹凸部73は、ポート部20の外壁面25がポート部20の中心軸を中心にねじられて形成されている。したがって、図9に示されるように、外壁面25が凹んだ位置が径方向で一致せずに圧力導入孔24が延設される方向にずれている。このような形状は、ポート部**の場所によって外壁面25の径が異なっているとも言える。
そして、このような凹凸部73を有するポート部20に圧力媒体が当たると、凹凸部73が圧力媒体の乱流を発生させやすくなる。このため、該乱流によってポート部20が振動する。これにより、圧力センサ内部のゴミ等が振動を受けてポート部20の他端23から圧力センサ外部に排出される。このようにして、圧力センサ内部に付着した汚れ等を取り除くことができる。
(第8実施形態)
本実施形態では、第1実施形態と異なる部分についてのみ説明する。図10は、本実施形態に係る圧力センサの断面図である。本実施形態では、ケース10は、振動モータ74を備えている。振動モータ74は、モータが回転することにより振動を起こすものである。この振動モータ74はケース10のうち上端面12とは反対側にケース10に内蔵されている。なお、振動モータ74は本発明の振動発生手段に相当し、該振動モータ74の他に水晶やピエゾ等の振動子を採用しても良い。
このような圧力センサにおいて、振動モータ74を振動させることにより、ケース10を振動させ、該ケース10を介してポート部20を振動させる。これにより、積極的に圧力センサを振動させることができるため、該振動によって圧力センサ内部のゴミや汚れ等を圧力センサ外部に排出することができる。以上のようにして、振動モータ74による振動によって圧力センサ内部に付着した汚れ等を取り除くことができる。
(他の実施形態)
第2実施形態に示されるシステムにおいては、ブローオフバルブ56の開放時に、圧力センサが、実際のインテークマニホールド50の圧力と異なる高圧値を検出してしまう可能性がある。このため、ブローオフバルブ56の開放時には、圧力センサの出力をオフ(制御に使わない)にすると特に良い。
また、吸気側のブローオフではなく、排気側のウェストゲートの排出経路を圧力センサに連通しても良い。ガソリンターボの場合、排気側は高温であり空気が汚いのでブローオフ側で無いと実施は難しいが、水素燃料のターボであればウェストゲート側でも実施可能である。
第3実施形態では、フラップ66とスロットル64とがバネ67で連結されているが、該バネ67を無くした構成としても良い。この場合、フラップ66をアクチュエータで稼動するに際し、圧力センサが圧力導入孔24の他端23の詰まりを検出したときはフラップ66を動かして連結パイプ68に気体を導入するようにしても良い。
また、第3実施形態では、連結パイプ68によって圧力センサ内部とサクションパイプ53内とが繋がった状態となっているため、圧力センサの内部と外部とを分離するための逆止弁27が設けられていない圧力センサを用いることもできる。
第7実施形態では、ポート部20がねじられてポート部20の外壁面25に凹凸部73が形成されたものが示されているが、他の形状になっていても良い。例えば、図11に示されるように、凹凸部73は、圧力導入孔24の延設方向に一定の周期で凹凸を繰り返す形状になっていても良い。
上記各実施形態を組み合わせて実施することも可能である。例えば、図9に示される圧力センサや図10に示される圧力センサに図8に示される突起72を設けることができる。これにより、圧力センサが振動するため、突起72の上に乗ったゴミ等を移動させやすくすることができる。
本発明の第1実施形態に係る圧力センサの断面図である。 本発明の第2実施形態に係る吸排気システムの概略図である。 図2に示される吸排気システムにおいて、過給終了時の概略図である。 本発明の第3実施形態において圧力センサがサクションパイプに固定された概略断面図である。 図4に示されるシステムにおいて、汚れ等を排出する様子を示した図である。 本発明の第4実施形態に係る圧力センサの断面図である。 本発明の第5実施形態に係る圧力センサの断面図である。 (a)は本発明の第6実施形態に係る圧力センサの断面図であり、(b)は圧力導入孔の壁面の一部を拡大した断面図である。 本発明の第7実施形態に係る圧力センサの断面図である。 本発明の第8実施形態に係る圧力センサの断面図である。 他の実施形態に係る圧力センサの断面図である。
符号の説明
10 ケース
20 ポート部
21 ポート部の一端
22 圧力検出室
23 ポート部の他端
24 圧力導入孔
24a 圧力導入孔の壁面
25 外壁面
26 貫通孔
27 逆止弁
30 圧力検出素子

Claims (1)

  1. 圧力検出を行う圧力検出素子(30)を有するケース(10)と、
    一端(21)と、他端(23)と、前記一端(21)と前記他端(23)とを貫通する圧力導入孔(24)とを有し、前記他端(23)が被測定体に固定され、前記一端(21)が前記ケース(10)に連結されることで前記ケース(10)との間に圧力検出室(22)が構成されるポート部(20)とを備え、
    前記圧力導入孔(24)を介して前記圧力検出室(22)に導入された前記被測定体内の圧力媒体の圧力を前記圧力検出素子(30)によって検出する圧力センサであって、
    前記ポート部(20)は、
    前記圧力導入孔(24)の壁面(24a)と前記ポート部(20)との外壁面(25)とを貫通した貫通孔(26)と、
    前記圧力導入孔(24)に設置されると共に、前記圧力媒体が前記圧力導入孔(24)に導入されたときに前記圧力導入孔(24)の壁面(24a)に押さえ付けられて前記圧力導入孔(24)内と前記ポート部(20)の外部とを分離する逆止弁(27)とを備え、
    前記被測定体内が負圧のとき、前記逆止弁(27)が開放されることにより、前記ポート部(20)の外部、前記貫通孔(26)、前記圧力導入孔(24)、および前記被測定体を通過する経路で空気が流れるようになっており、
    前記被測定体は、インテークマニホールド(50)であり、このインテークマニホールド(50)の上流側にはスロットル(51)、過給機(52)、およびサクションパイプ(53)が順に接続されており、
    一端側が前記サクションパイプ(53)に連結され、他端側が前記スロットル(51)と前記過給機(52)との間にブローオフバルブ(56)を介して連結された戻経路(55)が設けられ、前記ポート部(20)の他端(23)が前記インテークマニホールド(50)に固定されており、さらに、前記サクションパイプ(53)内には、前記過給機(52)の過給時に前記サクションパイプ(53)の壁面に押さえ付けられて前記戻経路(55)と前記サクションパイプ(53)の内部とを分離するドア(57)が設けられたものにおいて、前記ポート部(20)の前記貫通孔(26)と前記戻経路(55)とを繋ぐ通気パイプ(58)を備えており、
    前記過給機(52)の過給時には、前記ドア(57)が前記サクションパイプ(53)の壁面に押さえ付けられると共に、前記ブローオフバルブ(56)が閉じられており、
    前記過給機(52)の過給終了時には、前記インテークマニホールド(50)内が負圧となり、前記ドア(57)が前記サクションパイプ(53)の壁面から離れると共に前記ブローオフバルブ(56)が開けられ、前記ポート部(20)内の前記逆止弁(27)が前記圧力導入孔(24)の壁面(24a)から離れることで、前記圧力媒体が前記ブローオフバルブ(56)、前記戻経路(55)、前記通気パイプ(58)、および前記圧力導入孔(24)を通過する経路で流れるようになっていることを特徴とする圧力センサ。
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