JP4985416B2 - 発光装置 - Google Patents

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Description

本発明は、発光素子が接着材により金属製のリードに搭載され、このリードの表面が反射層により被覆される発光装置に関する。
発光ダイオード(Light Emitting Diode:LED)等の発光素子をエポキシ系、シリコン系等の透光性の封止樹脂で封止した発光装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載の発光装置は、リードフレームが樹脂材料によりインサート成形された反射枠と、反射枠に形成されたキャビティと、キャビティ内に形成された、LEDチップを独立して包囲した複数のカップとを有し、カップの外壁は反射枠と同一樹脂材料によって反射枠と一体に形成され、キャビティ内は透光性樹脂が充填されているとしている。
特開2006−93435号公報
しかしながら、特許文献1に記載の発光装置では、カップの外壁を形成するにあたり、リードフレームの直上部分で樹脂材料が流れ込み難く、外壁を所期の形状に成形できないという問題点があった。
本発明は、前記事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、発光素子を包囲する壁の成形性を向上させることのできる発光装置を提供することにある。
前記目的を達成するため、本発明では、発光素子と、前記発光素子が収容される凹部を有する樹脂製のケースと、前記凹部の底面側に配置され、前記発光素子が接着材を介して搭載される金属製の第1リードと、前記凹部の底面側に前記第1リードと離隔して配置され、前記発光素子とワイヤを介して電気的に接続される金属製の第2リードと、前記第1リードにおける前記第2リード側の端部に形成された切欠と、前記凹部の底面に前記ケースと一体に成形され、前記発光素子を包囲し、前記第1リードと前記第2リードとの間隙及び前記第1リードの切欠とそれぞれ少なくとも一部が平面視にて重なる流出入防止壁と、前記凹部の底面における前記流出入防止壁の外側を被覆し、該流出入防止壁により前記発光素子側への流出が防止され、樹脂にフィラーを含有させてなる反射層と、を備えた発光装置が提供される。
上記発光装置において、前記第1リード及び前記第2リードは、所定方向へ延び、前記第1リードの前記発光素子の搭載部は、前記第2リード側へ突出するよう幅方向中央に形成され、前記第1リードと前記第2リードの前記間隙は、幅方向中央へ向かって前記第2リード側へ傾斜する幅方向中央について対称な一対の傾斜区間を有し、前記第1リードの前記切欠は、前記間隙の一方の前記傾斜区間と連続的に形成され、前記第2リードと反対側へ向かって幅方向中央側へ傾斜して延びる構成が好ましい。
上記発光装置において、前記間隙は、前記搭載部の前記第2リード側にて前記ケースの底部を前記凹部内に露出させる第1露出部と、前記搭載部における幅方向外側にて前記ケースの底部を前記凹部内に露出させる一対の第2露出部と、を有する構成が好ましい。
上記発光装置において、前記流出入防止壁と連結され、前記凹部の底面における前記流出入防止壁の外側領域を仕切る仕切壁を備えることが好ましい。
上記発光装置において、前記仕切壁は、前記流出入防止壁及び前記ケースと一体に成形されることが好ましい。
上記発光装置において、前記ワイヤは、前記流出入防止壁よりも低く形成され、前記流出入防止壁は、前記ワイヤを挿通する溝を有することが好ましい。
本発明によれば、発光素子を包囲する壁の成形性を向上させることができる。また、発光素子の接着材の第2リードへの流出を防止し、各リードを覆う反射層の発光素子側への流出を防止することができる。
図1から図4は本発明の第1の実施形態を示し、図1は発光装置の外観斜視図である。
図1に示すように、この発光装置1は、トップビュータイプであり、LEDチップ2と、LEDチップ2が収容される凹部31を有する樹脂製のケース3と、凹部31の底面側に配置されLEDチップ2が搭載される金属製の第1リード4と、凹部31の底面側に第1リード4と離隔して配置される金属製の第2リード5と、を備えている。ケース3の凹部31は、LEDチップ2の近傍を除いて反射層6により被覆されている。ケース3は、熱、光等による劣化が少ない材料が好ましく、例えば、ポリフタルアミド、エポキシ、シリコーン等の樹脂が用いられる。また、ケース3は、透明性や反射率のグレードを適宜変更することができるが、発光装置1の高光度化のために、高反射率の白色タイプを用いることが好ましい。また、第1リード4及び第2リード5に用いられる金属としては、例えば、アルミニウム(Al)、銀(Ag)、銅(Cu)等がある。
ケース3は全体として略直方体状を呈し、各リード4,5がケース3から外側に延びている。凹部31の開口32は平面視にて円形であり、凹部31の側壁はリフレクタ部33をなし開口32へ向かって拡がるよう形成されている。凹部31は、LEDチップ2を封止する封止樹脂7で満たされている。封止樹脂7は、熱、光等熱、光等による劣化が少ない材料が好ましく、例えば、エポキシ、シリコーン、エポキシ・シリコーンハイブリッド等の樹脂を用いることができる。本実施形態においては、封止樹脂7はシリコーンであり、封止樹脂7の上部が透光性のカバー部材8により覆われている。
図2は、発光装置の平面説明図である。図2においては、説明のため、反射層6、封止樹脂7及びカバー部材8の図示を省略する。
図2に示すように、LEDチップ2は、凹部31の底面中央に配置される。LEDチップ2は、第1リード4上に搭載され、側方が流出入防止壁9により包囲されている。流出入防止壁9は、平面視にてLEDチップ2を中心とした円形に形成される。LEDチップ2は、上面に一対の電極が形成されるフェイスアップ型であり、各電極はワイヤ10,11により第1リード4及び第2リード5に電気的に接続されている。本実施形態においては、LEDチップ2として、GaN系半導体からなり青色光を発するものが用いられる。
図3は、第1リード及び第2リードの配置説明図である。
図3に示すように、第1リード4及び第2リード5は、それぞれ同じ方向(図3中は上下方向)へ延び、長手方向端部で互いに離隔している。第1リード4と第2リード5との間隙20は、各リード4,5の幅方向にわたってほぼ一定の寸法となっており、幅方向について対称に形成される。間隙20は、各幅方向端部側で幅方向へ延びる一対の端部区間21と、幅方向中央側で幅方向中央へ向かって第2リード5側へ傾斜する幅方向中央について対称な一対の傾斜区間22とが連続的に形成される。尚、ここでいう幅方向中央とは、各リード4,5の幅方向についての中央ということである。尚、第2リード5における各傾斜区間22の接続部分には切欠51が形成され、この切欠51の形成部分のみ間隙20の寸法が大きくなっている。各傾斜区間22は、直線状に形成され、流出入防止壁9の一部と平面視にて重なる。
また、第1リード4の長手方向端部の幅方向中央側には、LEDチップ2を搭載する搭載部41が形成される。搭載部41の一部は第2リード5側へ突出しており、この突出部分が間隙20の各傾斜区間22に対応している。第1リード4と第2リード5の間隙20は、搭載部41の第2リード5側にてケース3の底部を凹部31内に露出させる第1露出部23と、搭載部41における幅方向外側にてケース3の底部を凹部31内に露出させる一対の第2露出部24と、を有している。
また、第1リード4には、第2リード5側の端部から第2リード5と反対側へ向かって幅方向中央側へ傾斜して延びる溝状の切欠42が形成される。本実施形態においては、切欠42は、間隙20における端部区間21と傾斜区間22の一方の接続部分から延び、他方の傾斜区間22と平行に形成され、流出入防止壁9の一部と平面視にて重なるようになっている。第1リード4の搭載部41は、各傾斜区間22及び切欠42が三辺をなし、残る一辺が基端となる四角形状を呈している。また、切欠42は、搭載部41の第2リード5側と反対側にてケース3の底部を凹部31内に露出させる露出部42aを有している。
また、第1リード4には、間隙20及び切欠42と独立して形成され、流出入防止壁9の一部と平面視にて重なる防止壁用孔部43が形成される。本実施形態においては、防止壁用孔部43は、平面視にて円形を呈し、搭載部41の基端部分に形成されている。
また、第1リード4及び第2リード5は、平面視にて、凹部31の底面外縁と重なる複数の外縁用孔部44,45,52,53が形成される。本実施形態においては、第1リード4には、幅方向中央に四角形状の第1外縁用孔部44が形成され、幅方向一方に円形状の第2外縁用孔部45が形成される。また、第2リード5には、幅方向中央に四角形状の第1外縁用孔部52が形成され、幅方向他方に円形状の第2外縁用孔部53が形成される。第1外縁用孔部44,52は、主として各リード4,5のケース3からの抜脱を防止する機能を有する。第2外縁用孔部45,53は、主として凹部31に充填される樹脂材の底面からの剥離を防止する機能を有する。
図4は、図2のA−A断面図である。
図4に示すように、LEDチップ2は、接着材としてのダイボンドペースト12を介して搭載部41に搭載される。本実施形態においては、ダイボンドペースト12は、例えばエポキシ系の樹脂からなる。また、凹部31の表面には、流出入防止壁9の外側を被覆する反射層6が形成されている。反射層6は、無機フィラーを含有する樹脂からなり、本実施形態においては、無機フィラーとして酸化チタンが用いられ、樹脂としてシリコーンが用いられる。
流出入防止壁9は、ケース3と一体に成形されており、概略円筒形状を呈し、全周にわたってLEDチップ2よりも高く形成される。各ワイヤ10,11は、流出入防止壁9を跨いでLEDチップ2の電極と各リード4,5を接続する。本実施形態においては、流出入防止壁9の内面は凹部31の底面に対して垂直であり、外面は上方へ向かって径方向内側へ傾斜するよう形成される。流出入防止壁9の外面は、ワイヤ10,11との距離がほぼ一定となるように、所定の角度で傾斜している。
以上のように構成された発光装置1は、以下の工程で製造される。まず第1リード4及び第2リード5をプレス加工等により図3に示す形状に成形する。そして、インサート成形により、第1リード4及び第2リード5を挿入した状態でケース3及び流出入防止壁9を一体的に成形する。次いで、ダイボンドペースト12を用いてLEDチップ2を搭載部41に搭載する。このとき、LEDチップ2が流出入防止壁9に包囲されているので、ダイボンドペースト12が流出入防止壁9の外側へ流出することはない。この後、ワイヤ10,11を形成し、反射層6をケース3の凹部31内面に塗布する。このとき、LEDチップ2が流出入防止壁9により包囲されていることから、反射層6の樹脂が流出入防止壁9の内側へ流入することはない。次いで、封止樹脂7をポッティング等によりケース3の凹部31内に充填し、封止樹脂7を硬化させて発光装置1が完成する。尚、封止樹脂7は、紫外線硬化タイプ、熱硬化タイプ等のものを用いることができるが、製造設備等を考慮すると、熱硬化タイプが好ましい。
このように、本実施形態の発光装置1によれば、流出入防止壁9によりLEDチップ2が包囲されるようにしたので、ダイボンドペースト12が各ワイヤ10,11と各リード4,5との接続部分まで流出することはなく、ダイボンドペースト12のブリードアウトによる各ワイヤ10,11と各リード4,5の接合不良を防止することができる。また、反射層6の樹脂がLEDチップ2の搭載箇所に流入することはなく、反射層6がLEDチップ2に接触し、LEDチップ2から発する光が反射層6により遮られてしまうことはない。
また、本実施形態の発光装置1によれば、流出入防止壁9を第1リード4と第2リード5の間隙20、第1リード4の切欠42及び防止壁用孔部43と平面視にて重なるようにしたので、ケース3の成形時に樹脂を流出入防止壁9部分に的確に流し込むことができ、流出入防止壁9の成形性が向上する。また、流出入防止壁9がケース3と一体に成形されることから、ケース3の成形工程にて流出入防止壁9を同時に成形することができ、流出入防止壁9を設けたために製造工数が増加することもない。また、流出入防止壁9がケース3と一体であることから、流出入防止壁9の強度を高くすることもでき、実用に際して極めて有利である。
また、流出入防止壁9が円形に形成されていることから、封止樹脂7の充填時に流出入防止壁9の内部に空気等の雰囲気気体が残留し難く、流出入防止壁9の内側にて封止樹脂7内に気泡が生じることはない。さらに、流出入防止壁9に応力が加わった際に、応力を分散させることができる。
尚、前記実施形態においては、LEDチップ2から発せられた光が波長変換されることなく外部へ放出されるものを示したが、例えば図5に示すように、封止樹脂7に蛍光体13を含有させて、LEDチップ2から発せられた光の一部が波長変換されるようにしてもよい。青色光を放射するLEDチップ2を用いる場合は、蛍光体13としてYAG(Yttrium Aluminum Garnet)系、ケイ酸塩系等の黄色蛍光体を用いることにより、青色光と黄色光の組合せで白色光を外部へ放出させることができる。蛍光体13は、封止樹脂7内に分散させて沈降させてもよい。図5の発光装置1では、流出入防止壁9の内側にのみ蛍光体13が充填され、外部へ放出される光の色ムラの抑制が図られている。
また、前記実施形態においては、切欠42が溝状に形成されたものを示したが、切欠42の形状は溝状に限定されず、例えば、円形状、矩形状等の形状に形成することもできる。また、第1リード4に形成される切欠の数も任意であり、例えば、端部区間21と傾斜区間22の一方(図2中左方)の接続部分から延びる切欠42の他に、他方の接続部分(図2中右方)の接続部分から延びる切欠をさらに形成してもよい。
図6及び図7は本発明の第2の実施形態を示すもので、図6は発光装置の平面図、図7は図6のB−B断面図である。第2の実施形態は、ワイヤの高さが流出入防止壁により低く、流出入防止壁にワイヤを挿通する溝を形成した点で第1の実施形態と異なっている。
図6に示すように、発光装置101の流出入防止壁9は、ワイヤ110,111を挿通する2つの溝91を有している。各溝91は、それぞれ、径方向へ延びるよう形成される。図7に示すように、ワイヤ110,111は流出入防止壁9よりも低く形成されている。尚、流出入防止壁9及びワイヤ110,111を除いては、第1の実施形態と同様であるのでここでは詳述しない。
以上のように構成された発光装置101によれば、ワイヤ110,111が溝91内に配置されているので、封止樹脂7の膨張・収縮時におけるワイヤ110,111に加わる力を低減することができ、ワイヤ110,111の信頼性を飛躍的に向上することができる。
図8から図10は本発明の第3の実施形態を示すもので、図8は発光装置の平面図である。第3の実施形態は、主として、流出入防止壁9とケース3のリフレクタ部33を連結する仕切壁92を設けた点が第2の実施形態と異なっている。
図8に示すように、発光装置201は、流出入防止壁9及びリフレクタ部33と連続的に形成される仕切壁92を有する。仕切壁92は、流出入防止壁9から径方向外側へ延び、凹部31の底面を仕切っている。本実施形態においては、計3つの仕切壁92が周方向に等間隔に設けられている。3つの仕切壁92のうちの1つは、間隙20の端部区間21と平面視にて重なっている。
図9は、第1リード及び第2リードの配置説明図である。
図9に示すように、第1リード4には、他方の傾斜区間22と平行な切欠42の端部から、一方の傾斜区間22と平行に延びる溝状の切欠46が形成される。切欠46は、流出入防止壁9の一部と平面視にて重なるようになっている。さらに、第1リード4には、切欠46と連続して、平面視にて仕切壁92の1つと重なる溝状の切欠47が形成される。切欠47の端部には円形の外縁用孔部48が連続的に形成されている。
第2リード5には、他方の傾斜区間22と連続して、平面視にて仕切壁92の1つと重なる溝状の切欠54が形成される。切欠54の端部には円形の外縁用孔部53が連続的に形成されている。
図10は、図8のC−C断面図である。
図10に示すように、仕切壁92は流出入防止壁9と同じ高さに形成される。仕切壁92は、ケース3及び流出入防止壁9と一体に成形されている。3つの仕切壁92は、間隙20の端部区間21、第1リード4の切欠47及び第2リード5の切欠53と平面視にて重なっている。
以上のように構成された発光装置201によれば、仕切壁92を形成したことにより、ケース3の凹部31内に充填される封止樹脂7の体積が減じられ、封止樹脂7の膨張・収縮時におけるLEDチップ2及びワイヤ110,111への負荷を小さくすることができる。また、各仕切壁92により凹部31の底面を仕切るようにしたので、封止樹脂7の膨張・収縮時における凹部31の底面付近の封止樹脂7の移動量を小さくすることができ、これによってもLEDチップ2及びワイヤ110,111への負荷を小さくすることができる。
尚、第3の実施形態においては、仕切壁92が3つ設けられるものを示したが、仕切壁92の数は任意である。
また、第1から第3の実施形態においては、発光装置1,101,201がトップビュータイプであるものを示したが、サイドビュータイプ、チップオンボードタイプ等であってもよいことは勿論である。
また、前記各実施形態においては、LEDチップ2として青色光を発するものを示したが、例えば緑色光や赤色光を発するものを用いてもよい。また、青色、緑色及び赤色の3つのLEDチップが別個のリード部に搭載され、白色光を発する発光装置であってもよい。また、LEDチップ2としてGaN系半導体材料からなるものを用いた発光装置を説明したが、例えばZnSe系やSiC系のように他の半導体材料からなる発光素子であってもよい。
また、第1リード4とLEDチップ2とがワイヤ10,110により電気的に接続されるものを示したが、LEDチップ2の下面を電極としてワイヤ10,110を省略した構成としてもよい。この場合、ダイボンドペースト12は導電性の接着材となる。
また、前記各実施形態においては、ケース3が樹脂からなる発光装置1を示したが、ケース3と流出入防止壁9が一体に成形されているならば、ケース3はセラミックであってもよい。
また、前記各実施形態においては、流出入防止壁9が平面視円形に形成されるものを示したが、例えば多角形状等であってもよい。また、流出入防止壁9の外面が傾斜しているものを示したが、凹部31の底面に対して垂直であってもよい。この場合、反射層6が当該外面をはい上がることを防止することができる。
また、前記各実施形態においては、発光素子としてLEDチップを用いた発光装置を説明したが、発光素子はLED素子に限定されるものではない。さらに、発光素子の他に、ツェナーダイオード等の保護素子が設けられたものであってもよく、その他、具体的な細部構造等についても適宜に変更可能であることは勿論である。
図1は、本発明の第1の実施形態を示す発光装置の外観斜視図である。 図2は、発光装置の平面説明図である。 図3は、第1リード及び第2リードの配置説明図である。 図4は、図2のA−A断面図である。 図5は、変形例を示す発光装置の縦断面図である。 図6は、本発明の第2の実施形態を示す発光装置の平面図である。 図7は、図6のB−B断面図である。 図8は、本発明の第3の実施形態を示す発光装置の平面図である。 図9は、第1リード及び第2リードの配置説明図である。 図10は、図8のC−C断面図である。
符号の説明
1 発光装置
2 LEDチップ
3 ケース
4 第1リード
5 第2リード
6 反射層
7 封止樹脂
8 カバー部材
9 流出入防止壁
10 ワイヤ
11 ワイヤ
12 ダイボンドペースト
13 蛍光体
20 間隙
21 端部区間
22 傾斜区間
31 凹部
32 開口
33 リフレクタ部
41 搭載部
42 切欠
43 防止壁用孔部
44 外縁用孔部
45 外縁用孔部
46 切欠
47 切欠
48 外縁用孔部
51 切欠
52 外縁用孔部
53 外縁用孔部
54 切欠
91 溝
92 仕切壁
101 発光装置
110 ワイヤ
111 ワイヤ
201 発光装置

Claims (6)

  1. 発光素子と、
    前記発光素子が収容される凹部を有する樹脂製のケースと、
    前記凹部の底面側に配置され、前記発光素子が接着材を介して搭載される金属製の第1リードと、
    前記凹部の底面側に前記第1リードと離隔して配置され、前記発光素子とワイヤを介して電気的に接続される金属製の第2リードと、
    前記第1リードにおける前記第2リード側の端部に形成された切欠と、
    前記凹部の底面に前記ケースと一体に成形され、前記発光素子を包囲し、前記第1リードと前記第2リードとの間隙及び前記第1リードの切欠とそれぞれ少なくとも一部が平面視にて重なる流出入防止壁と、
    前記凹部の底面における前記流出入防止壁の外側を被覆し、該流出入防止壁により前記発光素子側への流出が防止され、樹脂にフィラーを含有させてなる反射層と、を備えた発光装置。
  2. 前記第1リード及び前記第2リードは、所定方向へ延び、
    前記第1リードの前記発光素子の搭載部は、前記第2リード側へ突出するよう幅方向中央に形成され、
    前記第1リードと前記第2リードの前記間隙は、幅方向中央へ向かって前記第2リード側へ傾斜する幅方向中央について対称な一対の傾斜区間を有し、
    前記第1リードの前記切欠は、前記間隙の一方の前記傾斜区間と連続的に形成され、前記第2リードと反対側へ向かって幅方向中央側へ傾斜して延びる請求項1に記載の発光装置。
  3. 前記間隙は、
    前記搭載部の前記第2リード側にて前記ケースの底部を前記凹部内に露出させる第1露出部と、
    前記搭載部における幅方向外側にて前記ケースの底部を前記凹部内に露出させる一対の第2露出部と、を有する請求項2に記載の発光装置。
  4. 前記流出入防止壁と連結され、前記凹部の底面における前記流出入防止壁の外側領域を仕切る仕切壁を備えた請求項3に記載の発光装置。
  5. 前記仕切壁は、前記流出入防止壁及び前記ケースと一体に成形される請求項4に記載の発光装置。
  6. 前記ワイヤは、前記流出入防止壁よりも低く形成され、
    前記流出入防止壁は、前記ワイヤを挿通する溝を有することを特徴とする請求項5に記載の発光装置。
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