JP4985308B2 - 露光装置、フォトマスクおよび露光方法 - Google Patents

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Description

本発明は、カラーフィルタを製造するのに適した露光装置などに関する。
近年の液晶ディスプレイ価格の下落に伴い、その構成部品であるカラーフィルタにおいてもコストダウンの要求がますます強まっている。そのための方策として基板サイズを大型化していくことで対応することが進められており、基板サイズの大型化に伴い、マスクサイズも大型化している。しかし、大型のマスクは、たわみによる精度の低下、高い製作コストなどの問題点がある。そこで、小面積のフォトマスクを複数回露光し、大面積の露光領域を得ることが行われている(例えば、特許文献1参照)。
また、透明基板上に半透過膜と遮光膜を成膜したフォトマスクを用いて、柱状スペーサー、液晶配向機能突起を備えた液晶表示素子用カラーフィルタの製造工程の簡略化を図ることが行われている(例えば、特許文献2参照)。
特開2006−17895号公報 特開2005−84366号公報
しかしながら、カラーフィルタのコストダウンの要求がますます強まっている。また、ムラを生じない均一なカラーフィルタが求められている。
本発明は、前述した問題点に鑑みてなされたもので、ムラを生ずることのないカラーフィルタを低コストで製造できる露光装置等を提供することにある。
前述した目的を達成するために、第1の発明は、透過部と半透過部と不透過部を有する単位マスクを複数有するフォトマスクを備えた複数のヘッドと、前記ヘッドに光を供給する光源と、基板と、前記複数のヘッドを相対的に移動させる移動手段とを具備し、前記基板上に前記複数のヘッドを配置し、前記光源から光を供給し、前記移動手段は、前記ヘッドまたは基板を縦方向に移動させつつ、前記基板上に1列分露光した後、前記ヘッドまたは前記基板を1ヘッド分横方向に移動させ、前記ヘッドによりさらに1列露光することを特徴とする露光装置露光装置である。また、前記フォトマスクの周囲の単位マスクのパターン密度が、中心部のパターン密度に比べて小さいことが好ましい。
フォトマスクを小型化することで、フォトマスク製作コストを削減できる。また、フォトマスクに半透過部を備えることで、一度の露光で複数の機能層を形成可能であり、露光工程の一括化が可能になる。その結果、カラーフィルタ製造コストを削減できる。
第2の発明は、複数の単位マスクを有し、周囲の単位マスクのパターン密度が、中心部のパターン密度に比べて小さいフォトマスクを備えた複数のヘッドと、前記ヘッドに光を供給する光源と、基板と、前記複数のヘッドを相対的に移動させる移動手段と、を具備し、前記基板上に前記複数のヘッドを配置し、前記光源から光を供給し、前記移動手段は、前記ヘッドまたは基板を縦方向に移動させつつ、前記基板上に1列分露光した後、前記ヘッドまたは前記基板を1ヘッド分横方向に移動させ、前記ヘッドによりさらに1列露光することを特徴とする露光装置である。また、前記単位マスクが、半透過部を有することが好ましい。
周囲の単位マスクのパターン密度が、中心部のパターン密度に比べて小さいフォトマスクは、露光領域を重ねるのに適しており、露光領域の継ぎ目を目立たなくさせることができ、カラーフィルタのムラを生じにくくできる。
第3の発明は、複数の単位マスクを有し、周囲の単位マスクのパターン密度が、中心部の密度に比べて小さいことを特徴とするフォトマスクである。また、前記単位マスクが、半透過部を有することが好ましい。
第4の発明は、透過部と半透過部と不透過部を有する単位マスクを複数有するフォトマスクを備えた複数のヘッドと、前記ヘッドに光を供給する光源と、基板と、前記複数のヘッドを相対的に移動させる移動手段と、を具備する露光装置を用いて、前記基板上に前記複数のヘッドを配置し、前記光源から光を供給する工程(a)と、前記移動手段は、前記ヘッドまたは基板を縦方向に移動させつつ、前記基板上に1列分露光する工程(b)と、前記ヘッドまたは前記基板を1ヘッド分横方向に移動させる工程(c)と、前記ヘッドによりさらに1列露光する工程(d)と、を具備することを特徴とする露光方法である。また、前記フォトマスクの周囲の単位マスクのパターン密度が、中心部のパターン密度に比べて小さいことが好ましい。
第5の発明は、複数の単位マスクを有し、周囲の単位マスクのパターン密度が、中心部のパターン密度に比べて小さいフォトマスクを備えた複数のヘッドと、前記ヘッドに光を供給する光源と、基板と、前記複数のヘッドを相対的に移動させる移動手段と、を具備する露光装置を用いて、前記基板上に前記複数のヘッドを配置し、前記光源から光を供給する工程(a)と、前記移動手段は、前記ヘッドまたは基板を縦方向に移動させつつ、前記基板上に1列分露光する工程(b)と、前記ヘッドまたは前記基板を1ヘッド分横方向に移動させる工程(c)と、前記ヘッドによりさらに1列露光する工程(d)と、を具備することを特徴とする露光方法である。また、前記単位マスクが、半透過部を有することが好ましい。
本発明により、カラーフィルタの製造コストを削減できる。また、ムラを生じない均一なカラーフィルタを製造することができる。
以下図面に基づいて、本発明の実施形態を詳細に説明する。
図1は、第1の実施形態に係る、露光装置1を示す図である。
台23の上に、前後左右に水平移動可能なホルダ21が設けられており、その上に基板19が設けられている。ホルダ21の位置はレーザ測長器15により測定される。露光装置1には、複数のヘッド3が設けられており、ヘッド3内には、一組のシャッタ5、フォトマスク7、レンズ9が設けられている。露光装置1には、光13を発生させる光源11が設けられる。光源11はヘッド3に接続され、光13を供給する。
シャッタ5の開閉により、露光のタイミングや露光時間を調整することが可能である。また、レンズ9により、照射面積の大きさを調整可能である。1つのフォトマスク7は1回の露光により形成する照射面積が、基板19上に必要とする露光面積17よりも小さいため、複数のフォトマスク7による複数回の露光が必要である。
フォトマスク7には、光13を100%透過する材料を用いる。好ましくは石英ガラスである。
図2は、フォトマスク7を示す図である。フォトマスク7は、単位マスク27が配列したものであり、全体的に単位マスク27の密度は均一である。図2においては、単位マスク27は格子状に配置されているが、必要により単位マスク27の数や配置を変更してよい。
図3(a)は、単位マスク27の構成を示す図である。1つの単位マスク27がカラーフィルタ25の1画素分を形成する。単位マスク27は基板19にネガ型フォトレジストが塗布されている場合に用いられる。単位マスク27は、不透過部43の内部に半透過部45と、透過部47とを有している。
透過部47は、フォトマスク7の材料そのままであり、遮光膜も半透過膜も形成されていない。そのため、光13は100%透過する。
半透過部45は、フォトマスク7の基板上に半透過膜が形成されている。半透過膜は、光13を約50%透過する膜であり、酸化インジウムと酸化スズの化合物膜からなるITO膜や、チタンとタングステンを含む化合物膜、チタンとモリブデンを含む化合物膜のいずれかであることが好ましい。
不透過部43は、遮光膜が形成されている。遮光膜は、光13を透過させない膜であり、クロム膜や、クロム膜の上に酸化クロム膜を形成した膜のいずれかであることが好ましい。
また、半透過部45は、スリットを設けた遮光膜により構成されていてもよい。
図3(b)は、図3(a)に示す単位マスク27とカラーフィルタ25の関係を示す図である。カラーフィルタ25は、ブラックマトリクス29、赤色層31、緑色層33、青色層35、透明電極36、配向用突起37、スペーサー39を有し、VA(Vertical Alignment)方式を用いる際に適している。透明電極36は、液晶に電圧をかけるためのものである。
単位マスク27の透過部47は、カラーフィルタ25上には円柱状のスペーサー39に対応する。また、単位マスク27の半透過部45は、カラーフィルタ25上に、くの字型に突起が連なった配向用突起37に対応する。
配向用突起37は、VA方式の液晶を分割配向させ、液晶表示装置を広視野角化するものである。
スペーサー39は、セルギャップの保持を目的とした、柱状のスペーサーである。
次に、図1を用いて露光装置1の動作を説明する。基板19をホルダ21にセットし、基板19をヘッド3の下に移動させる。光源11から発生した光13は、ヘッド3内にてシャッタ5、フォトマスク7、レンズ9の順で通過し、基板19に照射され、基板19上に塗布された感光体(図示せず)を露光させる。1回の露光で照射される面積は、基板19の面積よりも小さいため、基板19を前後左右に移動させ、基板19全体に光を照射する必要がある。図1においては、複数のヘッド3を左右方向に並べ、基板19上を前後に往復させることで、基板19の全面に光13を照射し、露光領域17を形成する。
第1の実施形態においては、ヘッド3の位置を固定し、基板19を移動させることで露光領域17全面に光13を照射しているが、基板19の位置を固定し、ヘッド3を動かしてもよい。
光13が、パルス光である場合には、シャッタ5を常に開放状態にし、基板19の移動速度と、フォトマスク7の大きさと、光13のパルス周期を調整し、露光する。光13が、パルス光でない場合には、シャッタ5の開閉を繰り返し、露光する。
図4は、第1の実施形態に係る露光装置1によるカラーフィルタ25を製造するフローチャートを示す図であり、図5は各ステップの後の基板19に形成された構造を示す図である。図5(a)に示すように、基板19の上に、ブラックマトリクス29を形成する(ステップ101)。図5(b)に示すように、さらに赤色層31を形成する(ステップ102)。図5(c)に示すように、さらに緑色層33を形成する(ステップ103)。図5(d)に示すように、青色層35を形成する(ステップ104)。図5(e)に示すように、透明電極36を形成する(ステップ105)。図5(f)に示すように、配向用突起37とスペーサー39を形成する(ステップ106)。単位マスク27が透過部47と半透過部45の両方を有するため、ステップ106において一括して配向用突起37とスペーサー39が形成可能である。
図4に示す各ステップは、いわゆるフォトリソグラフィにより成膜を行う。特に、ステップ106では、図1に示す露光装置1を用いる。
即ち、ステップ106の露光工程においては、基板19の上に塗布された感光性樹脂は、光13により硬化する。半透過部45を透過した光13は、強度が半減しており、透過部47を透過した光13が硬化させる樹脂量に比べて、硬化させる樹脂量が半減する。そのため、フォトマスク7は半透過部45と透過部47の両方を有し、透過部47に対応するスペーサー39と、スペーサー39よりも背の低い配向用突起37を一工程で形成可能である。半透過部45の光13の透過率を大きくすると、形成される機能層は高くなり、透過率を小さくすると形成される機能層は低くなる。
また、図4に示すステップ101〜105は、図3に示す単位マスク27を用いず、通常の露光装置を用いる。
図6は、露光装置1を用いて、基板19の露光領域17の全面を、どのように露光するかを示す図である。露光装置1には複数のヘッド3が設けられており、一度に複数の照射域49を得る。照射域49a、49b、49cはひとつのフォトマスク7により照射される領域で、単位露光部51a、51b、51cを有している。単位露光部51は、単位マスク27に対応しており、液晶ディスプレイの1画素になる。ヘッド3の間隔は開いており、照射域49aと49b、49cを一度に露光する。その後、基板19上を相対的にヘッド3がA方向(縦方向)へ照射域1つ分移動し、露光する。ヘッド3がA方向(縦方向)に移動して露光領域17の端部に達するまで、A方向(縦方向)への移動と露光を繰り返す。その後ヘッド3は照射域1列分を相対的にB方向(横方向)に移動し、その後ヘッド3は相対的にC方向(縦方向)への移動と照射を繰り返す。最初の照射域に隣接する区域まで到達したら、再度ヘッド3を相対的にD方向(横方向)に移動させる。この工程を露光領域17全面に露光するまで繰り返す。図6においては1往復で照射が完了しているが、照射領域17や照射域49の大きさ、ヘッド3の数などにより露光回数は変わる。また、ヘッド3の移動は図6に示すものに限られない。
図7は、図6における照射域49aとそれに隣接する照射域49dとの接合域53を示す図である。
なお、図6の照射域49aにおける単位露光部51aの数が、図2のフォトマスク7における単位マスク27の数と異なることや、図6の接合域53における単位露光部51aの数が、図7の接合域53における単位露光部51aの数と異なることは、作図の都合である。
第1の実施形態によれば、フォトマスク7の大きさは露光領域17に比べて小さいため、フォトマスク7を製作するコストは、露光領域17と同じ大きさのフォトマスクを製作するコストに比べて小さい。また、配向用突起37とスペーサー39を一括して形成可能なため、カラーフィルタ形成工程の簡略化が可能である。
図8は、第2の実施形態に係るフォトマスク55を示す図である。単位マスク27が、全面に渡って均等に配置されているフォトマスク7と異なり、フォトマスク55は中心部に比べて周辺部において単位マスク28の密度が減少している。なお、単位マスク28は、透過部47と不透過部43を有し、半透過部45を有しないが、フォトマスク55には、半透過部45を有する単位マスク27を配置してもよい。
フォトマスク55においては、前後左右の周辺部全体において、単位マスク28の密度が減少しているが、前後のみまたは左右のみ単位マスク28の密度を減少させてもよい。
図9は、第2の実施形態に係るフォトマスク55を用いて、露光領域57を形成する図である。フォトマスク55は周辺部の単位マスク28の密度が少ないため、照射域59の周辺部において単位露光部61の密度が小さくなっている。そのため、隣接する照射域59とオーバーラップするように照射する。
図9における露光の方法は、隣接する照射域59どうしをオーバーラップさせる点以外は、図6における露光の方法と同様である。
図10は、第2の実施形態に係る照射域59a、59d、59e、59fのオーバーラップした状態を示す図である。照射域59a、59d、59e、59fの周辺部は重複し、単位露光部61a、61d、61e、61fが混じっている。露光領域57は、4回の露光により第1の実施形態に係る露光領域17と同等のパターンを形成している。
第2の実施の形態によれば、図11に示すとおり、図10の照射域59aと59eの接合域63において、単位露光部61aと61eは、混じっており、継ぎ目ははっきりとは認識できずぼやけている。そのため、照射域59aと59eの間隔や、単位露光部61aと61eの露光量に誤差を生じても、ムラを目立たなくすることが可能である。
また、第2の実施の形態によれば、フォトマスク55に、半透過部45を有する単位マスク27を用いることで、カラーフィルタ形成工程の簡略化とムラのないカラーフィルタの形成が可能である。
なお、図9の照射域59における単位露光部61の数が、図8のフォトマスク55における単位マスク28の数と異なることや、接合域63における単位露光部51aの数が、図9と図10、図11で異なることは、作図の都合である。
図12(a)は、第3の実施形態に係るカラーフィルタ65を示す図である。フォトマスク中に、光13を約100%透過する透過部と、約80%透過する半透過部と、約50%透過する半透過部とを設けることで、光13の透過率に応じた高さの機能層が形成され、透明電極36の上に、スペーサー39と、サブ柱75と、配向用突起37とが形成される。VA方式を用いる際に適したカラーフィルタである。
サブ柱75とは、スペーサー39よりも高さが低い柱である。通常はスペーサー39のみでセルギャップを確保しているが、液晶セルに荷重がかかる際に、スペーサー39が弾性変形を示す範囲内でサブ柱75もともに外部加重を受けるようになっており、液晶セルの対荷重特性を向上させることができる。
図12(b)は、第4の実施形態に係るカラーフィルタ67を示す図である。フォトマスクには、光13を約100%透過する透過部と、約80%透過する半透過部とが設けられ、透明電極36の上に、スペーサー39とサブ柱75とが形成される。TN(Twisted Nematic)方式を用いる際に適したカラーフィルタである。
図12(c)は、第5の実施形態に係るカラーフィルタ69を示すものである。フォトマスクには、光13を100%透過する透過部と、約25%透過する半透過部が設けられ、半透過部は一画素に相当する大きさである。カラーフィルタ69にはスペーサー39とオーバーコート73が形成される。IPS(In−Plane Swiching)方式を用いる際に適したカラーフィルタである。
オーバーコート73とは、液晶表示装置の広視野角化に対応するため平坦化、イオンバリアを目的とした保護層である。
図12(c)においては、オーバーコート73は、カラーフィルタ69全体において厚さが均等であるが、単位マスクの半透過部の透過度を部分的に変更することで、カラーフィルタ69内に数種類の厚みを持つオーバーコート73を設けてもよい。
図12(d)は、第6の実施形態に係るカラーフィルタ71を示すものである。フォトマスクには、光13を100%透過する透過部と、80%透過する半透過部と、25%透過する半透過部が設けられ、カラーフィルタ71にはスペーサー39と、サブ柱75と、オーバーコート73が形成される。IPS方式を用いる際に適したカラーフィルタである。
図13は、第7の実施形態に係る単位マスク77を示す図である。単位マスク77は基板19にポジ型フォトレジストが塗布されている場合に、カラーフィルタ25を形成する際に用いられる。単位マスク77と単位マスク27を比べると、不透過部43の領域と、透過部47の領域が入れ替わっている。
以上、添付図面を参照しながら、本発明に係る露光装置の好適な実施形態について説明したが、本発明は係る例に限定されない。当業者であれば、本願で開示した技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到しえることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
特に、本発明にかかる露光装置を用いて、カラーフィルタのブラックマトリクス、赤色層、緑色層、青色層を作製することは、当然に本願で開示した技術的思想の範疇内である。
第1の実施形態に係る露光装置を示す図。 第1の実施形態に係るフォトマスクを示す図。 第1の実施形態に係る単位マスクと、形成するカラーフィルタを示す図。 第1の実施形態に係る露光装置のカラーフィルタ形成の流れを示す図。 第1の実施形態に係る露光装置のカラーフィルタ形成のステップ別の構造を示す図。 第1の実施形態に係る露光装置による露光領域を形成する方法を示す図。 第1の実施形態に係る照射域の接合域を示す図。 第2の実施形態に係るフォトマスクを示す図。 第2の実施形態に係る露光装置による露光領域を形成する方法を示す図。 第2の実施形態に係る照射域のオーバーラップを示す図。 第2の実施形態に係る照射域の接合域を示す図。 (a)〜(d)第3〜第6の実施形態に係るカラーフィルタを示す図。 第7の実施の形態に係る単位マスクと、形成するカラーフィルタを示す図。
符号の説明
1………露光装置
3………ヘッド
5………シャッタ
7………フォトマスク
9………レンズ
11………光源
13………光
15………レーザ測長器
17………露光領域
19………基板
21………ホルダ
23………台
25………カラーフィルタ
27………単位マスク
28………単位マスク
29………ブラックマトリクス
31………赤色層
33………緑色層
35………青色層
36………透明電極
37………配向用突起
39………スペーサー
43………不透過部
45………半透過部
47………透過部
49………照射域
51………露光部
53………接合域
55………フォトマスク
57………露光領域
59………照射域
61………露光部
63………接合域
65………カラーフィルタ
67………カラーフィルタ
69………カラーフィルタ
71………カラーフィルタ
73………オーバーコート
75………サブ柱
77………単位マスク

Claims (10)

  1. 透過部と半透過部と不透過部を有する単位マスクを複数有するフォトマスクを備えた複数のヘッドと、
    前記ヘッドに光を供給する光源と、
    基板と、前記複数のヘッドを相対的に移動させる移動手段と、
    を具備し、
    前記基板上に前記複数のヘッドを配置し、前記光源から光を供給し、
    前記移動手段は、前記ヘッドまたは基板を縦方向に移動させつつ、前記基板上に1列分露光した後、前記ヘッドまたは前記基板を1ヘッド分横方向に移動させ、前記ヘッドによりさらに1列露光することを特徴とする露光装置。
  2. 前記フォトマスクの周囲の単位マスクのパターン密度が、中心部のパターン密度に比べて小さいことを特徴とする請求項1記載の露光装置。
  3. 複数の単位マスクを有し、周囲の単位マスクのパターン密度が、中心部のパターン密度に比べて小さいフォトマスクを備えた複数のヘッドと、
    前記ヘッドに光を供給する光源と、
    基板と、前記複数のヘッドを相対的に移動させる移動手段と、
    を具備し、
    前記基板上に前記複数のヘッドを配置し、前記光源から光を供給し、
    前記移動手段は、前記ヘッドまたは基板を縦方向に移動させつつ、前記基板上に1列分露光した後、前記ヘッドまたは前記基板を1ヘッド分横方向に移動させ、前記ヘッドによりさらに1列露光することを特徴とする露光装置。
  4. 前記単位マスクが、半透過部を有することを特徴とする請求項3記載の露光装置。
  5. 複数の単位マスクを有し、周囲の単位マスクのパターン密度が、中心部の密度に比べて小さいことを特徴とするフォトマスク。
  6. 前記単位マスクが、半透過部を有することを特徴とする請求項5記載のフォトマスク。
  7. 透過部と半透過部と不透過部を有する単位マスクを複数有するフォトマスクを備えた複数のヘッドと、
    前記ヘッドに光を供給する光源と、
    基板と、前記複数のヘッドを相対的に移動させる移動手段と、
    を具備する露光装置を用いて、
    前記基板上に前記複数のヘッドを配置し、前記光源から光を供給する工程(a)と、
    前記移動手段は、前記ヘッドまたは基板を縦方向に移動させつつ、前記基板上に1列分露光する工程(b)と、
    前記ヘッドまたは前記基板を1ヘッド分横方向に移動させる工程(c)と、
    前記ヘッドによりさらに1列露光する工程(d)と、
    を具備することを特徴とする露光方法。
  8. 前記フォトマスクの周囲の単位マスクのパターン密度が、中心部のパターン密度に比べて小さいことを特徴とする請求項7記載の露光方法。
  9. 複数の単位マスクを有し、周囲の単位マスクのパターン密度が、中心部のパターン密度に比べて小さいフォトマスクを備えた複数のヘッドと、
    前記ヘッドに光を供給する光源と、
    基板と、前記複数のヘッドを相対的に移動させる移動手段と、
    を具備する露光装置を用いて、
    前記基板上に前記複数のヘッドを配置し、前記光源から光を供給する工程(a)と、
    前記移動手段は、前記ヘッドまたは基板を縦方向に移動させつつ、前記基板上に1列分露光する工程(b)と、
    前記ヘッドまたは前記基板を1ヘッド分横方向に移動させる工程(c)と、
    前記ヘッドによりさらに1列露光する工程(d)と、
    を具備することを特徴とする露光方法。
  10. 前記単位マスクが、半透過部を有することを特徴とする請求項9記載の露光方法。
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