JP4983469B2 - 操舵装置 - Google Patents

操舵装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4983469B2
JP4983469B2 JP2007204258A JP2007204258A JP4983469B2 JP 4983469 B2 JP4983469 B2 JP 4983469B2 JP 2007204258 A JP2007204258 A JP 2007204258A JP 2007204258 A JP2007204258 A JP 2007204258A JP 4983469 B2 JP4983469 B2 JP 4983469B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
steering
shaft
connection
lock key
motor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2007204258A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009040095A (ja
Inventor
伊藤  公一
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP2007204258A priority Critical patent/JP4983469B2/ja
Publication of JP2009040095A publication Critical patent/JP2009040095A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4983469B2 publication Critical patent/JP4983469B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Steering Control In Accordance With Driving Conditions (AREA)
  • Power Steering Mechanism (AREA)

Description

本発明は、乗用車、トラック、バス等の車両に適用して好適な操舵装置に関する。
車両の操舵装置としては一般的には、操舵ハンドルに入力された運転者の操舵量をステアリングシャフトによりピニオンギアに伝達して、ピニオンギアにより車幅方向に延びるラックバーを車幅方向に動作させる形態の物が知られている。近年においては、ステアリングシャフトを省略して車両としての軽量化を図り、かつエンジンルーム内の各種車載機器のレイアウトの自由度を高める目的で、いわゆるステアバイワイヤと呼ばれる特許文献1に記載されているような操舵装置が提案されている。
このような操舵装置においては、操舵ハンドルにより運転者の入力した操舵量に基づいて転舵量を計算するステアリングECU(Electronic Control Unit)とこのステアリングECUの指令に基づいて転舵を行うモータが備えられており、このステアリングECUの電源系統がフェール(OFF故障を含む)した場合でも操舵ハンドルにより直接的に転舵を行うメカバックアップ機構が備えられている。この操舵装置においては、電気系統が正常時においてはメカバックアップ機構を操舵ハンドル側に対して解放し、電気系統がフェールした場合にはメカバックアップ機構を操舵ハンドル側に対して接続している。
特開2006−182057号公報
ところが、このような操舵装置においては、IGOFFの場合においてはメカバックアップ機構が操舵ハンドル側に接続される構成となっており、IGOFFの場合においても転舵が可能となり、盗難防止の観点からは好ましくないという問題があった。
本発明は、上記問題に鑑み、より適切に盗難防止を図ることができる操舵装置を提供することを目的とする。
上記の問題を解決するため、本発明に係る操舵装置は、
操舵量を入力する操舵量入力手段と、車輪の転舵を行う転舵手段と、前記操舵量に基づいて操舵量を演算して当該操舵量に基づいて前記転舵手段を制御する制御手段と、前記制御手段のフェール時に前記操舵量入力手段と前記転舵手段を機械的に接続する接続手段と、前記接続手段の接続を防止する接続防止手段とを有するとともに、前記接続手段が、リングギヤをロックするロックキーとバネとソレノイドを有する遊星ギヤクラッチであり、前記接続防止手段が、前記ロックキーのロック動作を阻害するシャフトと、前記シャフトを動作させるモータとギヤとを有することとし、前記制御手段は、車両のイグニッションキーがオフとされた場合に前記モータをオンとして前記シャフトを前記ロックキーのロック動作を阻害する位置に移動させた後、前記モータをオフとして前記シャフトを前記位置に保持した後、前記ソレノイドをオフとして前記接続手段による接続を解除する状態を保持することを特徴とする
なお、前記操舵量入力手段とは具体的には運転者が操舵する操舵ハンドルであり、前記制御手段とはステアリングECUであり、前記転舵手段とは例えばラックバーを車幅方向に直接的に動作させる転舵モータ及びラックアンドピニオン機構である。
さらに、前記接続手段とは、操舵ハンドル側のプーリと、ラックアンドピニオン機構側のピニオンに接続されたプーリと、操舵ハンドル側のプーリとラックアンドピニオン機構側のプーリを接続するケーブルにより構成されるメカバックアップ機構の操舵ハンドル側のプーリと、前記操舵入力手段を構成する操舵ハンドルを前記制御手段の電源系統のフェール時に接続するものである。
また以下において、IGOFF時とは車両のイグニッションキーがオフとされた場合とされた場合を指す。同様に、IGON時とは車両のイグニッションキーがオンとされた場合を指す。
ここで、前記操舵装置において
前記接続手段が、リングギヤをロックするロックキーとバネとソレノイドを有する遊星ギヤクラッチであり、前記接続防止手段が、前記ロックキーのロック動作を阻害するシャフトであることを特徴としている。
これによれば、前記接続手段をより簡易に構成することができる。この場合において、前記遊星ギヤクラッチの入力側はサンギヤ又はキャリアであり、出力側はキャリア又はサンギヤである。いずれの場合においてもリングギヤがロックキーによりロックされている場合に、入力側から出力側に前記操舵量に基づいた駆動力が伝達される。
加えて、前記接続防止手段を前記ロックキーのロック動作を阻害するシャフトとすることにより、前記接続防止手段をより簡易に構成することができる。
さらに、前記接続防止手段においては、前記シャフトを動作させるモータとギヤとを有することを特徴としている。
これによれば、前記接続防止手段をより簡易に構成することができる。いずれにおいても、車両のイグニッションキーがオフとされた場合において、前記接続手段を構成するロックキーのロック動作を、前記接続防止手段を構成するシャフトの前記モータのオンに基づく前記阻害する位置への移動と前記モータのオフに基づく前記位置への保持により阻害して、前記ロックキーにより前記接続手段を構成するリングギヤがロックされることを防止して、前記接続手段により前記操舵量入力手段を構成する操舵ハンドルと、前記転舵手段を構成するラックアンドピニオン機構とが接続されることを防止することができ、より適切に盗難防止を図ることができる。
本発明によれば、より適切に盗難防止を図ることができる操舵装置を提供することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、添付図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明に係わる操舵装置の一実施形態を示す模式図である。図2は、本発明に係わる操舵装置の一実施形態の一部を中心軸線を含む断面にて示す模式図である。図3は、本発明に係わる操舵装置の一実施形態の一部を図2のAA断面において示す模式図である。
操舵装置1は、操舵ハンドル2と、操舵回転角センサ3と、操舵反力モータ4と、ステアリングECU5と、転舵モータ6と、転舵位置センサ7と、タイヤ8と、ラックアンドピニオン機構9と、メカバックアップ機構10と、遊星ギヤクラッチ11とを備えて構成される。ステアリングECU5と、操舵回転角センサ3と、転舵モータ6と、転舵位置センサ7と、操舵反力モータ4とはCAN(Controller Area Network)の通信規格を介して接続される。
操舵ハンドル2は、車室内の運転席側に配置されて運転者が操舵量を入力する操舵量入力手段を構成するものであり、この操舵ハンドル2にはギヤを介して操舵回転角センサ3が接続される。
操舵回転角センサ3は、運転者が入力した操舵量としての操舵ハンドル2の回転角を検出し、この検出値をステアリングECU5に対して出力するものである。
操舵反力モータ4は、ステアリングECU5の制御に基づいて、操舵回転角センサ3の検出した操舵ハンドル2の回転角に応じた操舵反力を運転者に感応させるための反力を操舵ハンドル2に作用させるものである。
ステアリングECU5は、例えばCPU、ROM、RAMおよびそれらを相互に接続するデータバスから構成され、ROMに格納されたプログラムに従い、運転者が入力した操舵量としての操舵ハンドル2の回転角を検出し、この操舵量に基づいた転舵量を演算して、この転舵量に基づいて、転舵モータ6を制御してタイヤ8を転舵する制御を行う制御手段として機能するものである。
転舵モータ6は、ステアリングECU5の制御に基づいて、ここでは図示しないタイヤ8にタイロッドを介して連結される車幅方向に延びるラックバーを車幅方向に動作させる転舵手段を構成するものである。
転舵位置センサ7は、転舵手段を構成するラックアンドピニオン機構9のピニオンの回転角を検出して、この検出値をステアリングECU5に対して出力するものである。
メカバックアップ機構10は、操舵ハンドル2側のプーリ12と、ラックアンドピニオン機構9側のプーリ13と、これらのプーリ12、13にその両端をそれぞれ逆方向に巻回されて接続するケーブル14により構成されるものである。
遊星ギヤクラッチ11は、接続手段を構成するものであり、操舵ハンドル2側のプーリ12と、操舵入力手段を構成する操舵ハンドル2をステアリングECU5のフェール時に接続するものである。
遊星ギヤクラッチ11は、周知の遊星歯車機構を構成するものであり、リングギヤ15と、キャリア23と、サンギヤ24とを備えるものである。さらに、遊星ギヤクラッチ11は、図2に示すように、リングギヤ15と、リングギヤ15の外周側に揺動軸を有してリングギヤ15をロックするロックキー16と、ロックキー16の揺動軸に設けられてロックキー16を常時ロック方向に付勢するバネ17と、ロックキー16をステアリングECU5の電源系統がフェールしていない場合にアンロック方向に付勢するソレノイド18を備える。
加えて、遊星ギヤクラッチ11は、IGOFF時においてロックキー16によるリングギヤ15のロックを阻害するシャフト19と、シャフト19の中間部に形成されたギヤ部19aに螺合されてシャフト19を図2中左方向又は右方向に動作させるギヤ20と、ギヤ20に螺合されるウォームギヤ21と、ウォームギヤ21をステアリングECU5の制御のもとに動作させるモータ22を備えて構成される。
シャフト19はリングギヤ15の外周側に位置して、図2中右方向に移動させた場合に、ロックキー16の先端の嵌合部と揺動軸とのほぼ中間部分において、ロックキー16が図3中実線で示すアンロック位置から二点鎖線で示すロック位置に移動することを阻害するように、リングギヤ15の軸方向に移動可能に軸受により支持されて設けられている。
ステアリングECU5の電源系統がフェールしていない場合において、ソレノイド18のONに基づいてロックキー16によるリングギヤ15のロックが解放されると、操舵ハンドル2とメカバックアップ機構10を構成する操舵ハンドル2側のプーリ12との接続が解除されて、入力側のキャリア23から出力側のサンギヤ24に駆動力は伝達されなくなる。
また、ステアリングECU5の電源系統がフェールした場合には、ソレノイド18はOFFとされ、これにより、ロックキー16の先端の嵌合部はバネ17の付勢力に基づいてリングギヤ15の外周面に周上等間隔に設けられた凹状の被嵌合部に図2中二点鎖線で示すように嵌合して、ロックキー16はリングギヤ15を周方向にロックする。
これにより、操舵ハンドル2とメカバックアップ機構10を構成する操舵ハンドル2側のプーリ12とが接続されて、入力側のキャリア23から出力側のサンギヤ24に駆動力は伝達されて、ラックアンドピニオン機構9により図示しないラックバーが車幅方向に動作されて、フェール時においても操舵ハンドル2の操舵によるタイヤ8の転舵が可能となる。
さらに、IGOFF時においては、予めシャフト19を図2中右方向に移動させておくことにより、ステアリングECU5の制御手段がソレノイド18をOFFとしても、ロックキー16はシャフト19により、リングギヤ15をロックする方向への移動すなわちロック動作が阻害されるため、操舵ハンドル2とメカバックアップ機構10を構成する操舵ハンドル2側のプーリ12とは接続されない。つまり、IGOFF時においては操舵ハンドル2とラックアンドピニオン機構9とは機械的に接続されず、操舵ハンドル2の操舵によるタイヤ8の転舵は不能である。
以下に以上述べた操舵装置1の制御内容を、フローチャートと図を用いて説明する。図4は、本発明に係わる操舵装置1の制御内容を示すフローチャートである。
S1において、ステアリングECU5の制御手段は、IGONかどうかを判定し、肯定の場合にはS2にすすみ、否定の場合には制御を終了する。
S2において、ステアリングECU5の制御手段は、シャフト19を図2中左方向に移動させるように、モータ22を制御する。つづいて、S3においてステアリングECU5の制御手段はソレノイド18をONとして、これにより、ロックキー16はリングギヤ15のロックを解放して、操舵ハンドル2とメカバックアップ機構10を構成する操舵ハンドル2側のプーリ12との接続が解除される。
つづいて、S4において、ステアリングECU5の制御手段は、電源系統のフェールが発生しているかどうかを判定し、肯定の場合にはS5にすすみ、否定の場合にはS10にすすむ。
S5において、ステアリングECU5の制御手段はソレノイド18をOFFとし、これにより、ロックキー16の先端の嵌合部はバネ17の付勢力に基づいてリングギヤ15の外周面に設けられた被嵌合部に嵌合して、ロックキー16はリングギヤ15をロックする。これにより、操舵ハンドル2とメカバックアップ機構10を構成する操舵ハンドル2側のプーリ12とが接続される。
つづいて、S6において、ステアリングECU5の制御手段はIGOFFであるかどうかを判定し、肯定の場合はS7にすすみ、否定の場合には制御を終了する。
S7において、ステアリングECU5の制御手段は、ソレノイド18を一旦ONとした後、S8にすすみ、S8においてシャフト19を図2中右方向に移動させるように、モータ22を制御する。このように、IGOFF時においてシャフト19を図2中右方向に移動させておくことにより、S9において、ステアリングECU5の制御手段がソレノイド18をOFFとしても、ロックキー16はシャフト19により、リングギヤ15をロックする方向への移動すなわちロック動作が阻害されるため、操舵ハンドル2とメカバックアップ機構10を構成する操舵ハンドル2側のプーリ12とは接続されない。
S4において否定の場合、つまりは電源系統のフェールがない場合においては、S10にすすみ、ステアリングECU5の制御手段はIGOFFであるかどうかを判定し、肯定の場合はS11にすすみ、否定の場合には制御を終了する。
S11において、ステアリングECU5の制御手段は、シャフト19を図2中右方向に移動させるように、モータ22を制御する。このように、IGOFF時においてシャフト19を図2中右方向に移動させておくことにより、S12において、ステアリングECU5の制御手段がソレノイド18をOFFとしても、ロックキー16はシャフト19により、リングギヤ15をロックする方向への移動すなわちロック動作が阻害されるため、操舵ハンドル2とメカバックアップ機構10を構成する操舵ハンドル2側のプーリ12とは接続されない。
なお、上述したように、同じIGOFF時でも、電源系統のフェールが有った場合のS6以降と、電源系統のフェールがない場合のS10以降においては処理内容を変更する必要が生じる。
つまり、S4において電源系統のフェールが発生している場合には、S5において一旦ソレノイド18がOFFとなり、ロックキー16によりリングギヤ15のロック動作がなされてしまうので、この状態で単にシャフト19を右方向に移動させてもロック動作を阻害することができない。
そこで、S6においてIGOFFであると判定した後、一旦ソレノイド18をONとして、ロックキー16によるリングギヤ15のロックを解除して、その後S8においてシャフト19を図2中右方向に移動させて、S9においてソレノイド18をOFFとすればよい。これによってシャフト19によりロックキー16によるリングギヤ15のロック動作を阻害することができる。
これらの制御内容により実現される本実施例の操舵装置1によれば、以下のような作用効果を得ることができる。
すなわち、IGOFF時において、接続手段を構成するロックキー16のロック動作を、接続防止手段を構成するシャフト19が阻害して、ロックキー16により接続手段を構成するリングギヤ15がロックキー16によりロックされることを防止して、接続手段を構成する遊星ギヤクラッチ11により操舵量入力手段を構成する操舵ハンドル2と、転舵手段を構成するラックアンドピニオン機構9とが機械的に接続されることを防止することができる。これにより、IGOFF時において操舵ハンドル2の操舵によりタイヤ8を転舵することを不能として、より適切に盗難防止を図ることができる。
また、接続手段が、リングギヤ15をロックするロックキー16とバネ17とソレノイド18を有する遊星ギヤクラッチ11であり、接続防止手段を、IGOFF時にロックキー16のロック動作を阻害するシャフト19とすることにより、接続手段をより簡易に構成することができる。
この場合において、遊星ギヤクラッチ11の入力側はキャリア23であり、出力側はサンギヤ24である。この場合においてもリングギヤ15がロックキー16によりロックされている場合に、入力側のキャリア23から出力側のサンギヤ24に操舵量に基づいた駆動力が伝達される。
加えて、接続防止手段をロックキー16の動作を阻害するシャフト19とすることにより、接続防止手段をより簡易に構成することができる。
さらに、接続防止手段がIGOFF時においてシャフト19を動作させるモータ22とウォームギヤ20とを有することにより、接続防止手段をより簡易に構成することができる。
以上本発明の好ましい実施例について詳細に説明したが、本発明は上述した実施例に制限されることなく、本発明の範囲を逸脱することなく、上述した実施例に種々の変形および置換を加えることができる。
例えば、上述した実施例においては、シャフト19を図2中左方向及び右方向に移動させるにあたりウォームギヤ20を用いたが、ラックアンドピニオン機構を用いることも可能である。
また、シャフト19をステアリングECU5の電源系統がフェールしていない場合に、図2中左方向に付勢するソレノイドと、シャフト19を常時図2中右方向に付勢するバネを備える構成としても良い。
この場合においては、電源系統のフェールが発生した場合に、ステアリングECU5がソレノイドをOFFとするタイミングを、ロックキー16をアンロック方向に付勢しているソレノイド18をOFFとするタイミングよりも速くする必要がある。
さらに、上述した実施例においては、遊星ギヤクラッチ11の入力側をキャリア23とし、出力側をサンギヤ24としたが、これは適宜変更することができ、入力側をサンギヤ24とし、出力側をキャリア23とすることもできる。
さらに、接続手段として上述した実施例においては遊星ギヤクラッチ11を用いたが、電磁クラッチを用いることも可能であり、この場合においては、接続防止手段はIGOFF時においてステアリングECU5の制御のもとに、電磁クラッチをOFFとする構成とするなどの構成を適宜選択することが可能である。
また、上述した実施例と同様に接続手段として遊星ギヤクラッチを用いる場合において、リングギヤをロックする手段はロックキーに限られるものではなく、通常のブレーキ装置を用いることも可能である。この場合においてブレーキ装置によるリングギヤのロックを阻害する接続防止手段としては、例えばIGOFF時においてブレーキ装置の油圧を解放する手段とすることができる。
本発明は、より適切に盗難防止を図ることができる操舵装置に関するものであり、比較的軽微な変更により、所望の効果を得ることができるので、乗用車、トラック、バス等の様々な車両に適用して有益なものである。
本発明に係る操舵装置の一実施形態を示すブロック図である。 本発明に係る操舵装置の一実施形態の一部を示す模式図である。 本発明に係る操舵装置の一実施形態の一部を示す模式図である。 本発明に係る操舵装置の一実施形態の制御内容を示すフローチャートである。
符号の説明
1 操舵装置
2 操舵ハンドル
3 操舵回転角センサ
4 操舵反力モータ
5 ステアリングECU
6 転舵モータ
7 転舵位置センサ
8 タイヤ
9 ラックアンドピニオン機構
10 メカバックアップ機構
11 遊星ギヤクラッチ
12 プーリ
13 プーリ
14 ケーブル
15 リングギヤ
16 ロックキー
17 バネ
18 ソレノイド
19 シャフト
19a ギヤ部分
20 ウォームギヤ
21 ギヤ
22 モータ
23 キャリア
24 サンギヤ

Claims (1)

  1. 操舵量を入力する操舵量入力手段と、車輪の転舵を行う転舵手段と、前記操舵量に基づいて操舵量を演算して当該操舵量に基づいて前記転舵手段を制御する制御手段と、前記制御手段のフェール時に前記操舵量入力手段と前記転舵手段を機械的に接続する接続手段と、前記接続手段の接続を防止する接続防止手段とを有するとともに、前記接続手段が、リングギヤをロックするロックキーとバネとソレノイドを有する遊星ギヤクラッチであり、前記接続防止手段が、前記ロックキーのロック動作を阻害するシャフトと、前記シャフトを動作させるモータとギヤとを有することとし、前記制御手段は、車両のイグニッションキーがオフとされた場合に前記モータをオンとして前記シャフトを前記ロックキーのロック動作を阻害する位置に移動させた後、前記モータをオフとして前記シャフトを前記位置に保持した後、前記ソレノイドをオフとして前記接続手段による接続を解除する状態を保持することを特徴とする操舵装置。
JP2007204258A 2007-08-06 2007-08-06 操舵装置 Expired - Fee Related JP4983469B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007204258A JP4983469B2 (ja) 2007-08-06 2007-08-06 操舵装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007204258A JP4983469B2 (ja) 2007-08-06 2007-08-06 操舵装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009040095A JP2009040095A (ja) 2009-02-26
JP4983469B2 true JP4983469B2 (ja) 2012-07-25

Family

ID=40441351

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007204258A Expired - Fee Related JP4983469B2 (ja) 2007-08-06 2007-08-06 操舵装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4983469B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104508311B (zh) 2012-08-27 2016-12-07 丰田自动车株式会社 离合器装置以及转向操纵装置

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4147836B2 (ja) * 2002-06-21 2008-09-10 株式会社ジェイテクト 車両用操舵装置
JP2005132327A (ja) * 2003-10-10 2005-05-26 Honda Motor Co Ltd 車両用操舵装置
JP2006062527A (ja) * 2004-08-27 2006-03-09 Toyota Motor Corp 車両の操舵装置
JP4613609B2 (ja) * 2004-12-24 2011-01-19 日産自動車株式会社 車両用操舵装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2009040095A (ja) 2009-02-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4574495B2 (ja) 車両用操舵装置
US6523637B1 (en) Steering apparatus for automobile
US7974754B2 (en) Vehicle steering control system
US11364949B2 (en) Steering-angle-limiting device of steer-by-wire system
US7552795B2 (en) Steering apparatus for vehicle
US11247715B2 (en) Steer-by-wire system, motor vehicle, and method for operating a steer-by-wire system
KR20040103385A (ko) 자동차용 조향 장치 및 방법
JP2007326499A (ja) 操舵装置
US7178624B2 (en) Steering system release device for a vehicle with electric power steering
JP3531560B2 (ja) 車両の電動パワーステアリング装置
JP4983469B2 (ja) 操舵装置
JP5382435B2 (ja) 車両用操舵装置
JP6888531B2 (ja) ステアバイワイヤシステム
JP4757507B2 (ja) 車両用操舵装置
JP5050402B2 (ja) 車両用操舵制御装置
JP4709689B2 (ja) 電動ステアリングロック装着車両
JP4613609B2 (ja) 車両用操舵装置
JP4802641B2 (ja) 車両用操舵装置
CN116133929A (zh) 用于辅助驾驶员进入和离开车辆的系统
JP2014054916A (ja) 操舵装置
JP6521301B2 (ja) 車両用操舵装置
JP2007062655A (ja) 車両用操舵装置
JP2005335710A (ja) 車両用操舵装置
JP3719261B2 (ja) 車両の電動パワーステアリング装置
JP2007099183A (ja) 車両用ステアリング装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20091218

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110727

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110802

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110822

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120327

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120409

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 4983469

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150511

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees