JP4982119B2 - 回転電機 - Google Patents

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Description

本発明は、ガス冷却発電機等の回転電機に係り、特に冷却効果を高めた回転電機に関する。
図19は、密閉型の回転電機の冷却方式を模式的に示した図である。
同図において、1はタービン発電機等に代表される密閉型の回転電機であって、密閉型フレーム2内に設けられ、環状の固定子鉄心3−1およびこの固定子鉄心3−1のスロットに収納された固定子コイル3−2から成る固定子3と、界磁コイル(図示せず)を巻装するとともにエアーギャップを介して前記固定子鉄心3−2に対して同心状に配置された回転子4と、当該回転子4の軸端部に取り付けた回転子ファン5と、固定子3の背部(図示上部)に設置されたガス冷却器6とから構成されている。
密閉フレーム2内には空気または水素ガス等の冷却ガス7を封入し、回転子ファン5により矢印8および9のように循環通風し、固定子3および回転子4を冷却して温度の上昇した冷却ガス7をガス冷却器6で冷却するようにしている。
図19で示した回転電機1は、模式図のため冷却ガス7の通風路を簡略化して示しているが、実際の通風路は特許文献1の図12、図13で示すように、風導板により固定子鉄心3−1を給気セクションと排気セクションとに分けるなどして複雑に構成されている。
前述のガス冷却器6は、フィンチューブ等で構成された熱交換チューブ13を備えており、この熱交換チューブ13内に30〜40℃前後の冷却水を主冷却水系統10から供給することによって冷却ガス7を40〜50℃前後まで冷却する。11は冷却水系統の供給口、12は冷却水系統の排出口である。なお、このガス冷却器6は図19の模式図では1台のみ示しているが、通常は複数台を直列、並列または直並列に接続して構成されている。そして、冷却水としては一般的には水が使用されているが、場合によっては不凍液、河川水、海水、その他の液体冷媒を用いることもあるので、ここでは主冷却水と呼称する。
以上説明の冷却方式は、密閉フレーム2内に封入した冷却ガス7によって固定子3や回転子4を通風冷却する方式であるが、回転電機1が大容量になるとこの通風冷却方式だけでは十分な冷却を行えない場合があり、その場合には上述の通風冷却方式に加えて、固定子コイル3−2を直接冷却する方式すなわち、中空状に形成した固定子コイル38の中に冷却媒体を流すことにより当該固定子コイル38を直接冷却する方式の回転電機が採用されている(特許文献2)。この直接冷却方式による固定子コイルの冷却装置の構造を図20の模式図を用いて説明する。
この直接冷却方式を併用する回転電機の場合も、固定子コイル38以外は機内を循環する冷却ガス7により冷却を行っており、冷却ガス7の循環経路および熱移動経路、主冷却水系統10の構成は図19に示した模式図の場合と同様なので、ガス冷却器6や冷却ガス7の矢印8、9は省略している。
直接冷却方式の回転電機では、通電している固定子コイル38内に流す冷却媒体として絶縁性能に優れた純水を用いている。この純水は純水製造装置、純水貯蔵用タンクおよび循環ポンプ等から構成された純水供給装置36から供給されているようになっているが、図20では簡略化して示している。
図20において、純水供給装置36内の図示しない循環ポンプによって加圧された純水は、一方のヘッダー等の集合管を通って回転電機1内の固定子コイル38に供給され、固定子コイル38内を軸方向に流れて固定子コイル38を直接冷却する。固定子コイル38を冷却して温度上昇した純水は、他方のヘッダー等の集合管に集められて回転電機1外へ取り出され、純水冷却器37内で冷却水と熱交換して冷却され、純水供給装置36へ循環する。
回転電機の固定子コイル3−2および回転子コイルはそれらを構成する絶縁物の耐熱性能により厳しく温度上限が制限されている。
一方、ガス冷却器6で熱交換を終えた矢印9で示す低温の冷却ガス7の温度は、ガス冷却器6に供給される冷却水の温度の影響を受ける。供給される冷却水の温度は機械によって異なるため、固定子コイル3−2等が許容される温度上昇値も機器毎に異なり、その都度、回転電機の寸法や冷却ガス量を設計する必要が生じるという問題点があった。
また、同一設計の回転電機を異なる冷却水温度に適用した場合で設計冷却水温度よりも供給冷却水温度が高い場合には、温度制限のため回転電機の出力が制限され、逆に冷却水温度よりも低い場合には不必要に大型の回転電機を適用せざるを得ないという問題点があった。
また、一般的に回転電機は設計点で最高効率となるように設計されているため、設計点と異なる冷却水温度で運転する場合には効率が悪化するという問題点も生じる。
そこで本発明は、回転電機のガス冷却器に供給する冷却水の温度を可変とし、同一の回転電機本体の構造で様々な冷却水条件や幅広い容量帯に適用可能とするとともに、回転電機の運転条件に対応して効率的な運転が可能となる回転電機を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、請求項1に係る発明は、密閉型のフレーム内に固定子、回転子および回転子ファンを収納し、前記回転子ファンにより前記フレーム内を循環して前記固定子および回転子等と熱交換して温まった冷却ガスをガス冷却器によって冷却するように構成され、かつ、高温熱源側に凝縮器を配置するとともに低温熱源側に蒸発器を配置してなるヒートポンプまたは冷凍機と、前記ヒートポンプまたは冷凍機の凝縮器を第1冷媒である冷却水または周囲の雰囲気空気により冷却するようにした第1冷媒系統と、前記ヒートポンプまたは冷凍機の蒸発器により冷却された液体冷媒である第2冷媒を貯蔵するリザーバを有するとともに、前記ガス冷却器に当該第2冷媒を循環させる液体冷媒ガス冷却器循環系と、前記ヒートポンプまたは冷凍機に当該第2冷媒を循環させる液体冷媒ヒートポンプ循環系とを有し、前記ガス冷却器の熱交換部に前記第2冷媒を供給する第2冷媒循環系統と、を備え前記第2冷媒を前記ヒートポンプまたは冷凍機によって冷却し、前記第2冷媒系統により前記ガス冷却器の熱交換器に供給するようにした回転電機において、前記液体冷媒ガス冷却器循環系と、前記液体冷媒ヒートポンプ循環系のうち、リザーバから第2冷媒を引き出す供給配管若しくはリザーバに第2冷媒を戻す戻り配管のうち少なくともいずれか一方を共通配管とし、当該共通配管に循環ポンプを配置したことを特徴とする。
以下、本発明の回転電機に係る実施の形態について、図面を参照して説明する。なお、各図を通して同一の構成要素については同一符号を付けて説明は適宜省略する。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態に係る回転電機の模式図である。
(構成)
本実施形態は、前述した図19で示す従来例のように、ガス冷却器6の冷却チューブ13内に前述した主冷却水10L(以降、便宜上第1冷媒と呼称する)を流して冷却ガス7を冷却するのではなく、ガス冷却器6の冷却チューブ13内に前記第1冷媒10Lとは別に用意されている冷却水等の中間冷媒としての液体冷媒(以降便宜上、前記第1冷媒10Lと対応させて、第2冷媒15と呼称する)を循環させる第2冷媒循環系統14を接続するとともに、この第2冷媒循環系統14と第1冷媒系統10との間にヒートポンプ18を介挿して、このヒートポンプ18により第2冷媒15を冷却するように構成したものである。
ヒートポンプ18の原理は既に周知であるが簡単に説明すると、低温熱源側に蒸発器を、高温熱源側に凝縮器をそれぞれ配置し、両者間を接続するフロンやアンモニアあるいは二酸化炭素等の作動冷媒を流す配管の途中にそれぞれ膨張弁と、圧縮機(コンプレッサ)とを介挿して構成され、液体の作動冷媒を蒸発器において低温熱源と熱交換して蒸発熱を奪って気体になるときに低温熱源から熱を汲み上げる(奪う)ことによってその低温熱源を冷却し、作動冷媒は圧縮機で圧縮されて液体になり凝縮器で凝縮されて凝縮熱を高温熱源である主冷却水に放熱する仕組みになっている。
本実施形態について言えば、前述した第1冷媒としての主冷却水10Lが高温熱源19であり、第2冷媒としての中間冷媒である別の冷却水15が低温熱源20であり、ヒートポンプ18は第2冷媒15から熱を汲み上げて第1冷媒10Lへ送るようになっている。第2冷媒循環系統14を流れる第2冷媒15は、ヒートポンプ18によって熱を汲み上げられる際に冷却される。
なお、本実施形態で説明するヒートポンプ18は、作動媒体の凝縮熱を水で冷却するいわゆる水冷式ヒートポンプであるが、後述の実施形態で説明するように、主冷却水10Lを空気に替え、この空気で作動媒体を冷却するようにした空冷式ヒートポンプであっても差し支えない。また、ヒートポンプ18は冷凍機であってもよい。
ところで、前述した第2冷媒循環系統14は、第2冷媒15を貯蔵するリザーバ17と、リザーバ17と、ガス冷却器6の熱交換部である冷却チューブ13の入口間を連通する供給配管P1と、この供給配管P1の途中に設けられ第2冷媒15を循環させるための循環ポンプ16と、ヒートポンプ18の蒸発器18−20と、冷却チューブ13の出口、ヒートポンプ18の蒸発器18−20およびリザーバ17間を連通する戻り配管P2とから構成されている。
一方、第1冷媒系統10は、主冷却水10Lを供給する図示しない冷却水源と、ヒートポンプ18の凝縮器18−19と、前記冷却水源および凝縮器18−19間を連通する配管P0とから構成されている。なお、第1冷媒系統10の配管P0および第2冷媒循環系統14の配管P1、P2にはそれぞれフランジによって流量調整弁等の各種弁が接続されているが、これらは発明に直接関与しないので図1では省略し、経路のみを示している。
なお、図1の場合、循環ポンプ16をリザーバ17の直ぐ下流側に配設したが、これに限定する必要はなく、第2冷媒循環系統14のどこに配設するようにしてもよい。例えば、戻り管P2に配設するようにしてもよい。また、図1では1系統の第2冷媒循環系統14から1台のガス冷却器6に第2冷媒15を供給するようにした例を示しているが、複数台のガス冷却器を直列または並列あるいは直並列に接続し、1つの第2冷媒循環系統14から供給するように構成してもよい。
さらに、図1には示していないが、第1冷媒系統10は、冷却塔などの冷却装置を設けて循環ループを構成するようにしてもよいし、河川水や海水を用いて循環させない開放型としてもよい。その他の構成は、従来例と同様である。
(作用)
以上のように構成した本実施形態の作用について説明する。
リザーバ17に貯蔵されている第2冷媒15は、循環ポンプ16により昇圧されて供給配管P1を経てガス冷却器6の熱交換部である冷却チューブ13に供給される。回転電機1の軸端に設けた回転子ファン5により送風された冷却ガス7は固定子3、回転子4を冷却して高温となり、矢印8のようガス冷却器6の冷却チューブ13が配置されている空間部に送られ、ここで冷却された冷却ガス7は、矢印9のように循環し再び固定子3、回転子4を冷却する。
ところで、ガス冷却器6の冷却チューブ13に供給された第2冷媒15は、高温の冷却ガス7と熱交換したのち、戻り配管P2を通ってヒートポンプ18の蒸発器18−20に低温熱源20として送られる。一方、第1冷媒である冷却水は、第1冷媒系統10の配管P0端部に位置する冷却水供給口11よりヒートポンプ18の凝縮器18−19に供給される。
蒸発器18−20に低温熱源20として供給される第2冷媒15は、ヒートポンプ18の働きにより熱を奪われて低温となり、リザーバ17に吐出される。第1冷媒である冷却水は、ヒートポンプ18の働きにより第2冷媒15から奪った熱で加熱されて冷却水排出口12から吐出され、図示しない冷却塔で冷却されて再びヒートポンプ18の凝縮器18−19に循環するか、あるいは循環せずにそのまま河川等に放流される。
このように、ヒートポンプ18の働きによってガス冷却器6の冷媒である第2冷媒15を冷却するようにしたので、第1冷媒をガス冷却器6の冷媒としている従来技術に比べてガス冷却器6の冷却性能を高めることができ、この結果、回転電機1の設計および構造を変更することなく、固定子コイル3−2などの構成部材の冷却強化を図ることができる。
以下、本実施形態の具体的な効果の例を説明する。
例えば、冷却水温度が30℃、ガス冷却器6によって冷却された矢印9で示す冷却ガス7の温度が40℃、固定子コイル3−2の温度上限が110℃という条件で設計された回転電機を例に挙げて説明する。なお、回転電機では回転子コイルなど固定子コイル以外にも温度が制限されている部材はあるが、本発明による効果は同様であるため、固定子コイル温度を代表例として説明する。
仮に、冷却水温度が回転電機1の設計点の温度30℃よりも10K高い、40℃の冷却水しか取水できないものとする。従来技術では、回転電機1内の矢印9で示す低温の冷却ガス7は冷却水と熱交換するため、冷却水の温度変更分(10K)とほぼ同じ値だけ温度が上昇し、50℃となる。さらに、その50℃の冷却ガス7で固定子コイル3−2を冷却するため、やはり冷却水の温度変更分(10K)とほぼ同じ値だけ温度が上昇する。このため、固定子コイル3−2温度は120℃となってしまう。
固定子コイル3−2の温度上限は絶縁物の耐熱温度の関係で110℃よりも高くすることができないため、固定子コイル3−2温度が120℃の状態で回転電機1を運転することはできない。従って、この第1冷媒(冷却水)10Lの温度が回転電機の設計点温度である30℃よりも10K高いという条件では回転電機1の設計をやり直す必要があった。
しかしながら、本実施形態においては、第2冷媒15を冷却水と同じ材質(水)にして第2冷媒循環系統14の循環流量をガス冷却器6の設計流量とし、ヒートポンプ18の第2冷媒15の吐出温度が30℃となるように設計すれば、50℃の冷却水から30℃の第2冷媒が得られる。この得られた30℃の第2冷媒15をガス冷却器6の冷却チューブ13に供給すれば回転電機1の設計、構成は全く変更することなく回転電機1内の低温冷却ガス温度40℃、固定子コイル温度の温度上限110℃の条件で運転することが可能である。
また、ヒートポンプ18の第2冷媒15の吐出温度を30℃より低く設計すれば、固定子コイル3−2の温度をさらに低くすることができる。例えば第2冷媒15の吐出温度を10℃とすれば、概略回転電機1内の低温冷却ガス温度は20℃、固定子コイル温度90℃で運転できる。一般的に部材の劣化は運転温度が高いほど速く進むため、運転温度を低くすることによって回転電機の信頼性が向上する。
さらに、この条件で固定子コイル温度が温度上限(110℃)となるまで出力を上昇させることも可能であり、同一設計の回転電機の適用容量帯を容易に拡大することも可能である。
一方、回転子ファン5の設計を変更して密閉型フレーム2内を循環する冷却ガス7の風量を減少させれば、回転電機1内の冷却ガス7の循環風量を固定子コイルの温度上限(110℃)に対応する風量まで減らすことも可能である。この場合は冷却ガス7を循環させるために必要な動力が減るため回転電機1の効率を改善することができる。一般に冷却ガスを循環させるために必要な動力はその風量の3乗に比例して変化するため、特に空気冷却の回転電機において大きな効率改善効果が期待できる。
また、第2冷媒15の温度を30℃よりも低くした設計では、回転電機1内の低温冷却ガス温度が設計温度40℃となるように第2冷媒の循環流量を減らすことも可能であり、この場合は第2冷媒循環系統14の循環ポンプ16の動力を小さくすることができる。
(効果)
以上述べたように、本実施形態によれば、ヒートポンプ18によってガス冷却器6の冷媒である第2冷媒15を冷却するようにしたので、第1冷媒(冷却水)10Lをガス冷却器6の冷却媒体とする従来技術に比べてガス冷却器6の冷却性能を高めることができる。この結果、回転電機の適用容量帯の拡大、効率の改善、信頼性向上等を図ることができる。
さらに、上記設計例では、既存の回転電機に本発明を適用することを前提として、できるだけ回転電機の設計に変更がないように配慮した効果を述べたが、ガス冷却器6の設計など予め低い第2冷媒15を用いて冷却するように回転電機1を設計すれば、より効率的で小型な回転電機を提供することができる。
なお、本実施形態では第2冷媒15の貯蔵用にリザーバ17を備えているが、配管の総延長が十分長く、第2冷媒循環系統に十分な冷媒量を確保できるのであればリザーバ17は設けなくてもよい。
また、従来技術であれば、ガス冷却器6を設計する際には、冷却媒体の汚れ等による性能の経年劣化を考慮する必要があるが、本実施形態によれば、ガス冷却器6に供給する第2冷媒15は第1冷媒系統10から独立した、閉じた循環系を構成するため、従来技術と比較して経年劣化を少なくすることができ、ガス冷却器6自体を小型に設計することが可能となる。
さらにまた、本実施形態では、第2冷媒循環系統14が第1冷媒系統10から独立して構成しているため、第1冷媒(主冷却水)10Lとは別の液体冷媒である第2冷媒15で構成することが可能であり、また、第2冷媒15の品質を管理しやすくなるため、ガス冷却器6の性能の経年劣化を少なくすることができる。勿論、第2冷媒15を第1冷媒(主冷却水)と同一の冷却媒体としても差し支えない。
(第2の実施形態)
図2は、本発明の第2の実施形態に係る回転電機の模式図である。
(構成)
本実施形態2は、前述した第1の実施形態における第2冷媒循環系統14の一部を変更し、2つの循環系21および22に分離したことを特徴とするものである。
すなわち、第1の系統21は、リザーバ17に貯蔵されている第2冷媒15を循環ポンプ16a、供給配管P1を通してガス冷却器6の冷却チューブ13に導き、ここで高温冷却ガス8と熱交換したのち戻り配管P2により再びリザーバ17に戻すように構成したガス冷却器循環系21であり、第2の系統22は、リザーバ17に貯蔵されている第2冷媒15を供給配管P3に設けた循環ポンプ16bによりヒートポンプ18の蒸発器18−20に供給し、戻り配管P4によりリザーバ17に戻すように構成したヒートポンプ循環系22である。その他の構成は図1の場合と同様である。
ガス冷却器循環系21は、循環ポンプ16aにより供給配管P1、戻り配管P2を介してリザーバ17、ガス冷却器6間に第2冷媒15を循環するように構成し、一方、ヒートポンプ循環系22は、供給配管P1、戻り配管P2とは別に独立して設けた供給配管P3、戻り配管P4中の循環ポンプ16b(図2ではリザーバの直後に配置)によりリザーバ17とヒートポンプ18の蒸発器18−20との間に第2冷媒15を循環するように構成したものである。ガス冷却器循環系21の循環ポンプ16aと、ヒートポンプ循環系22の循環ポンプ16bとは独立して運転されるようになっている。
(作用)
以上のように構成した本実施形態の作用について説明する。
第2冷媒15はリザーバ17に貯蔵され、ガス冷却器循環系21と、ヒートポンプ系22の2つの経路でそれぞれガス冷却器6とヒートポンプ18の蒸発器18−20に第2冷媒を供給し、再びリザーバ17へと循環する。
すなわち、ガス冷却器循環系21では、第2冷媒15は循環ポンプ16aにより昇圧されて供給配管P1を経由してガス冷却器6へ供給され、ガス冷却器6において高温冷却ガス8と熱交換した第2冷媒15は、戻り配管P2によってリザーバ17に吐出される。
一方、ヒートポンプ循環系22では、第2冷媒15は循環ポンプ16bにより昇圧されて供給配管P3を経由してヒートポンプ18の蒸発器18−20に入り、ヒートポンプ18の動作により熱を奪われて低温となり、リザーバ17に吐出される。第1冷媒である冷却水は、ヒートポンプ18の働きにより第2冷媒15から奪った熱で加熱されて冷却水排出口12から吐出される。
なお、リザーバ17内の第2冷媒15の温度は、ガス冷却器循環系21とヒートポンプ系22の2つの第2冷媒循環系の流量を調整することにより調整可能である。
(効果)
前述した図1に示した実施形態1の場合では、ヒートポンプ18の蒸発器18−20の出口温度まで冷やされた第2冷媒15がリザーバ17に貯蔵され、その第2冷媒15がガス冷却器6の冷却チューブ13に供給されるため、ガス冷却器6への第2冷媒供給温度とヒートポンプ18の蒸発器18−20の出口温度とがほぼ同じになるように設計し、かつ、第2冷媒流量も同一になるように設計する必要がある。
しかしながら、本実施形態の場合は、ガス冷却器6に供給されるガス冷却器循環系21に流れる第2冷媒15の流量と、ヒートポンプ18に供給されるヒートポンプ循環系22に流れる第2冷媒15の流量とを独立して調整することが可能なため、各々の機器の設計流量を自由に設定することができる。また、リザーバ17内の第2冷媒15の温度は、2つの第2冷媒循環系21、22に流れる第2冷媒15の流量を調整することにより自由に設定可能であり、この結果、各々の機器の設計条件の選択肢が広がり、より効率的な設計を行うことができる。その他の効果は図1の場合と同様である。
(第3の実施形態)
図3は、本発明の第3の実施形態に係る回転電機の模式図である。
(構成)
本実施形態は、第3の実施形態における第2冷媒循環系統14の一部を変更したもので、第2冷媒15を貯蔵するリザーバ17からガス冷却器6に循環するガス冷却器循環系21の供給配管P1と、リザーバ17からヒートポンプ18の蒸発器18−20に循環するヒートポンプ循環系22の供給配管P3とを共通の配管Pc1に接続し、共通の循環ポンプ16で汲み出すように構成したものである。
すなわち、循環ポンプ16は、リザーバ17の出口から供給配管P1,P3の接合点Jまでの共通配管Pc1内に介挿されるように構成されている。その他は図2の場合と同じである。
なお、図3の構成例では、リザーバ17への戻り配管P2、P4はそれぞれの第2冷媒循環系で独立して配設した構成としているが、破線のように配管P2とP4とを合流させて共通の戻り配管としてもよい。また、両第2冷媒循環系統への流量配分は、どちらか一方または両方に流量調整弁などを挿入して調整する。予め所定の流量配分になるように両第2冷媒循環系統の配管径、長さ等を調整しておけば特に調整機構を設ける必要はない。
(作用)
以上のように構成した本実施形態の作用について説明する。
リザーバ17に貯蔵された第2冷媒15は、循環ポンプ16により昇圧された後、接合点J1でガス冷却器循環系21とヒートポンプ系22の2つの経路に分岐し、それぞれガス冷却器6とヒートポンプ18の蒸発器18−20に第2冷媒を供給し、戻り配管P2,P4により再びリザーバ17へと循環する。その他回転電機1の冷却作用、ヒートポンプ18の作用等は実施形態2の場合と同様なので説明を省略する。
(効果)
本実施形態によれば、1台の循環ポンプ16でガス冷却器循環系21と、ヒートポンプ循環系22とに第2冷媒を供給するようにしたので、第2冷媒循環系14のシステムを簡略化することができる。
(第4の実施形態)
図4は、本発明の第4の実施形態に係る回転電機の模式図である。
(構成)
本実施形態は、第3の実施形態における第2冷媒循環系統14の一部を変更したもので、リザーバ17から接合点J1までの間を連通させる共通配管Pc1に循環ポンプ16を配置することを止め、第2冷媒15を貯蔵するリザーバ17からヒートポンプに循環する第2冷媒ヒートポンプ循環系22のヒートポンプ18の蒸発器18−20の出口とリザーバ17とを接続する戻り配管P4とガス冷却器6からリザーバ17に循環するガス冷却器循環系21の戻り配管P2とを合流点J2で合流させて、合流点J2より下流側を両循環系共通の配管PC2とし、その共通配管部PC2に循環ポンプ16を配置したものである。その他の構成は図3と同じである。
なお、図4の構成例ではリザーバ17の出口も共通の配管Pc1としたが、供給配管P1、P3を別々にリザーバ17に接続するように構成してもよい。また、両第2冷媒循環系統21、21への流量配分は、実施形態3のように、どちらか一方または両方に流量調整弁などを挿入して調整するとか、あるいは予め所定の流量配分になるように両第2冷媒循環系統21、22の配管径、長さ等を調整しておいてもよい。その他の構成は図3の場合と同様である。
(作用)
以上のように構成した本実施形態の作用について説明する。
リザーバ17に貯蔵された第2冷媒15は、リザーバ17への共通戻り配管Pc2に設置した循環ポンプ16の作用により吸い出され、各第2冷媒循環系21、22に供給される。ガス冷却器6とヒートポンプ18の蒸発器18−20からそれぞれ排出された第2冷媒15は共通戻り配管Pc2で合流した後、循環ポンプ16を通って再びリザーバ17へと循環する。
(効果)
本実施形態4によれば、実施形態1の効果に加えて、1台の循環ポンプ16でガス冷却器循環系21とヒートポンプに循環するヒートポンプ循環系22とに第2冷媒を供給可能となり、第2冷媒循環系14のシステムを簡略化することができる。
(第5の実施形態)
図5は、本発明の第2の実施形態に係る回転電機の模式図を示す。
(構成)
本実施形態は、前述した第1の実施形態における第2冷媒循環系統14の一部を変更したもので、第2冷媒15を貯蔵するリザーバ17からガス冷却器6に循環するガス冷却器循環系21のガス冷却器6の下流側に、ヒートポンプ18に循環するヒートポンプ循環系22への分岐点J3を設け、分岐点J3よりも上流側は両循環系共通の配管とし、その共通配管部に第2冷媒循環用の循環ポンプ16を配置したことを特徴とする。
なお、図5の構成例ではリザーバ17の出口からガス冷却器6につながる供給配管P1に循環ポンプ16を設置したが、図4に示したようにリザーバへの戻り配管を合流させて共通の戻り配管として、その戻り配管に設置してもよい。両第2冷媒循環系統21、22への流量配分は、どちらか一方、または両方に流量調整弁などを挿入して調整する。予め所定の流量配分になるように両第2冷媒循環系統の配管径、長さ等を調整しておけば特に調整機構を設ける必要はない。また、その他の構成は図3、4の場合と同様である。
(作用)
以上のように構成した本実施形態の作用について説明する。
リザーバ17に貯蔵された第2冷媒15は、循環ポンプ16により昇圧されガス供給配管P1を経由して冷却器6へ供給される。ガス冷却器6で回転電機1内の冷却ガス7と熱交換した後排出された第2冷媒15は、分岐点J3でガス冷却器循環系21とヒートポンプ循環系22の2つの経路に分岐する。ヒートポンプ循環系22へ分岐した第2冷媒15は、さらにヒートポンプ18の蒸発器18−20に流れて熱を奪われて低温の第2冷媒となり、再びリザーバ17へと循環する。
(効果)
本実施形態においては、実施形態1同様に循環する第2冷媒15が全てガス冷却器6を通過するため、効率よく回転電機1内の冷却ガスと熱交換することができる。一方で、ヒートポンプ18に循環する第2冷媒の流量は必要最小限に調整することが可能であり、ヒートポンプも効率よく運転することができる。
(第6の実施形態)
図6は、本発明の第6の実施形態に係る回転電機の模式図である。
(構成)
本実施形態は、前述した第1の実施形態におけるガス冷却器6および第2冷媒循環系統14の一部を変更したものである。
すなわち、図6において、回転電機1のガス冷却器6を6aと6bとに2分割し、一方のガス冷却器6aにはリザーバ17との間で循環するガス冷却器循環系21の第2冷媒15を、また、他方のガス冷却器6bにはヒートポンプ18に循環するヒートポンプ循環系22の第2冷媒15をそれぞれ供給するように構成したものである。なお、16aおよび16bはそれぞれガス冷却器循環系21、ヒートポンプ循環系22に設けられた独立して運転制御が可能な循環ポンプである。
一般的なガス冷却器内の冷媒の経路の構成は図7に示したように、両端の水室29a、29bを冷却チューブ13で連結し、さらに水室29a、29bを仕切り30で仕切って冷媒の流路を構成する。なお、25、27は第2冷媒15の入口、26、28は第2冷媒15の出口である。
図6の構成例では、ガス冷却器を2つに分割したが、3つ以上に分割してもよい。第2冷媒ガス冷却器循環系21と第2冷媒ヒートポンプ循環系22を独立した経路として構成したが、図3あるいは図4のように、一部を共通に構成してもよい。また、図6の構成例では、ガス冷却器を複数台配設したが、図7に示したように共通の筐体内にガス冷却器の流路を2つ以上に分割して構成してもよい。その他の構成は図2〜4の場合と同様である。
(作用)
以上のように構成した本実施形態の作用について説明する。
循環ポンプ16a、16bにより第2冷媒ガス冷却器循環系21と、第2冷媒ヒートポンプ循環系22に供給された第2冷媒15は、それぞれガス冷却器6a、6bの冷却チューブ13を通過しながら回転電機1内の冷却ガス7と熱交換する。
(効果)
本実施形態においては、循環する全ての第2冷媒15がガス冷却器6を通過するため、効率よく回転電機1内の冷却ガスと熱交換することができ、また、第2冷媒ガス冷却器循環系21と第2冷媒ヒートポンプ循環系22で独立したガス冷却器を設置しているため、それぞれの第2冷媒の流量、温度条件等に合わせた設計が可能となり、効率的に回転電機内の冷却ガス7と熱交換することができる。
(第7の実施形態)
図8は、本発明の第7の実施形態に係る回転電機の模式図である。
(構成)
本実施形態は、図8において、第2冷媒15を第1冷媒10Lと同じ液体冷媒とし、ガス冷却器循環系21を、供給口11bと排出口12bとで第1冷媒系統10に連結して構成したものである。その他の構成は図2、3または5、6の場合と同様である。
なお、図8の構成ではガス冷却器循環系21に循環ポンプ16aを配置したが、第1冷媒系統10に循環ポンプが備えてあれば、循環ポンプ16aは省略可能である。
(作用)
以上のように構成した本実施形態の作用について説明する。
図8の構成においては、第1冷媒系統供給口11bから供給される第1冷媒10Lとヒートポンプ循環系22を流れる第2冷媒15とはリザーバ17で混合される。
第2冷媒ガス冷却器循環系21では、第2冷媒15は循環ポンプ16aにより昇圧されてガス冷却器6へ供給され、ガス冷却器6において高温の冷却ガス7と熱交換した後、第1冷媒系統排出口12bから第1冷媒系統10へと排出される。
一方、ヒートポンプ循環系22では、第2冷媒15は循環ポンプ16bにより昇圧されてヒートポンプ18の蒸発器18−20に入り、ヒートポンプ18の動作により熱を奪われて低温の第2冷媒となりリザーバ17に吐出される。その他の作用は図2、3または5、6の場合と同様である。
(効果)
本実施形態によれば、リザーバ17に第1冷媒系統10からの第1冷媒を供給して第2冷媒と混合するため、リザーバ内の第2冷媒15の温度をヒートポンプ18の蒸発器18−20の出口温度と第1冷媒の供給温度とのあいだで調整が可能となる。従ってガス冷却器6およびヒートポンプ18の設計条件の選択肢が広がり、より効率的な設計を行うことができる。
また、ガス冷却器6で回転電機1内の冷却ガス7と熱交換した第2冷媒15は第1冷媒系統10へと排出されるため、第2冷媒のガス冷却器6における熱交換量とヒートポンプ18での熱交換量を一致させる必要がなく、各々の機器を自由に設計することができ、効率的な運転が可能となる。
また、回転電機1の冷却ガスからの熱交換量の一部は第1冷媒系統10にて冷却されるため、ヒートポンプ18の熱交換量を小さく設計することができ、システムを小型化することができる。
回転電機の出力はその運転条件により常に変動する。一方、回転電機内の冷却ガスの風量等の冷却条件は、定格運転条件に合わせて決定され、回転電機の出力によらず一定の冷却ガスが通風されるため、回転電機の負荷が定格よりも低い場合は効率が低下する。
図8に示した構成においては、出力が低い領域ではヒートポンプを作動させずに第1冷媒系統10から供給される第1冷媒10Lのみで第2冷媒ガス冷却器循環系21に冷媒を循環させて回転電機1のガス冷却器6を冷却することが可能であり、部分負荷時の効率を改善することができる。
また、第1冷媒系統10からの供給量と、ヒートポンプ循環系22の冷媒循環量とを調節することにより、ガス冷却器6への供給冷媒温度を制御することができるため、回転電機の起動時など温度変化の大きい運転条件時には温度変化を緩やかにするように供給冷媒温度を調節することにより、熱伸び差による熱応力の発生を緩和することができ、回転電機の信頼性を向上させることができる。その他の効果は図2、3または5、6の場合の場合と同様である。
(第8の実施形態)
図9は、本発明の第8の実施形態に係る回転電機の模式図である。
(構成)
本実施形態は、前述した第1の実施形態(図1)におけるガス冷却器およびその冷媒循環系統を変更したもので、回転電機1のガス冷却器6を2つ以上に分割し、少なくとも1つのガス冷却器を第1冷媒系統10から第1冷媒を供給する第1ガス冷却器23とし、残りのガス冷却器は図1〜8に示した構成により第2冷媒循環系統より第2冷媒を供給する第2ガス冷却器24として構成したものである。その他の構成は図1と同じである。
なお、回転電機のガス冷却器6が複数台の冷却器から構成されている場合は、新にガス冷却器を分割しなくても既存のガス冷却器6を第1冷媒で冷却される第1ガス冷却器23と、第2冷媒で冷却される第2ガス冷却器24に振り分けてもよい。また、図7に示したような構成でガス冷却器6内を複数の流路に分割すれば、ガス冷却器自体を分割しなくてもよい。その他の構成は図1〜8の場合と同様である。
(作用)
以上のように構成した本実施形態の作用について説明する。
図9の構成において、回転電機1内の冷却ガス7のうち、第1ガス冷却器23を通過する高温の冷却ガス7は第1冷媒と熱交換したのち、第2ガス冷却器24と熱交換して低温の冷却ガス7となって固定子3、回転子4側に戻る。その他の作用は図1〜8に示した構成と同様である。
(効果)
本実施形態によれば、回転電機1内の冷却ガスは、第1冷媒と第2冷媒15とで冷却され、回転電機1の冷却ガスからの熱交換量の一部は第1冷媒系統10にて冷却されるため、ヒートポンプ18の熱交換量を小さく設計することができ、システムを小型化することができる。その他の効果は図1〜8の場合と同様である。
(第9の実施形態)
図10は、本発明の第9の実施形態に係る回転電機の模式図である。
(構成)
本実施形態は、前述した第8の実施形態における冷媒循環系の一部を変更したもので、回転電機1の第1冷媒系統10から第1冷媒10Lを供給する第1ガス冷却器23を、ヒートポンプ18の凝縮器18−19に連結する第1冷媒系統10と直列に接続するように構成したものであり、その他の構成は図8と同じである。
なお、図10では第1ガス冷却器23を1台のみ示したが、第1ガス冷却器23を複数台有する回転電機においては、第1ガス冷却器23同士は直列または並列に接続してもよい。また、図10の構成においては、ヒートポンプ18を第1ガス冷却器23の上流側に配置した構成としているが、下流側に配置してもよい。
(作用)
以上のように構成した本実施形態の作用について説明する。
図10の構成においては、第1冷媒は、第1液体の冷媒系統供給口11からヒートポンプ18の凝縮器18−19に供給され、蒸発器18−20に供給される第2冷媒15と熱交換した後、ヒートポンプから吐出される。さらに第1ガス冷却器23に直列に接続された配管等を通り、第1ガス冷却器23で回転電機1内の冷却ガスと熱交換した後、第1液体の冷媒排出口12から第1冷媒系統10へ排出される。その他の作用は図8の場合と同様である。
(効果)
本実施形態によれば、ヒートポンプ18の凝縮器18−19に供給される第1冷媒と第1ガス冷却器23に供給される第1冷媒とを直列に流すようにしたため、第1冷媒系統の必要流量を少なく設計することができる。また、回転電機1内の冷却ガス7は、第1冷媒10Lと第2冷媒15とにより冷却され、回転電機1の冷却ガス7からの熱交換量の一部は第1冷媒系統10にて冷却されるため、ヒートポンプ18の熱交換量を小さく設計することができ、その分システムを小型化することができる。その他の効果は図1〜8の場合と同様である。
(第10の実施形態)
図11は、本発明の第10の実施形態に係る回転電機の模式図である。
(構成)
本実施の形態は、回転電機1の冷却ガス7として空気を用いる場合に適用するものである。
空気冷却方式の回転電機においては、回転電機軸端部の開口部を十分にシールしていない場合がほとんどであり、回転子4の軸端に設置した回転子ファン5の入口が回転電機外側の外気よりも低い圧力となるため、回転電機の軸端部の開口部から機内に外気を吸い込むことは避けられない。回転電機内で機内の冷却ガスの温度が低くなる部位はガス冷却器6であり、ガス冷却器6の冷却フィンの温度が外気温より高い場合は問題となることは少ないが、外気より低くなる場合はガス冷却器6の冷却フィンで結露する可能性が生じる。
ガス冷却器の冷却フィンで結露した場合、ガス冷却器に錆が発生するだけでなく、冷却ガスによって吹き飛ばされた水滴が固定子3や回転子4等に付着し錆の発生や絶縁物の劣化を促進することがあり、回転電機の信頼性が低下する。
そこで本実施形態10は、図11で示すように、回転電機1の密閉フレーム2の外側の両軸端部に除湿装置32を配置し、機内へ吸い込まれる外気の除湿を行うように構成したものである。その他の構成は基本的に図1と同じである。
(作用)
以上のように構成した本実施形態の作用について説明する。
回転子4の軸端に設置した回転子ファン5の入口が回転電機外側の外気よりも低い圧力となり、回転電機の軸端部の開口部から外気が機内へ吸い込まれる際、除湿装置32を通過してから機内に流入するため、機内に流入する外気の水分が除去される。その他の作用は図1〜10と同様である。
(効果)
本実施形態の構成によれば、回転電機の軸端部の開口部から吸い込まれる外気は、予め除湿装置32で除湿されてから機内に流入するため、ガス冷却器6の冷却フィンで結露する可能性は低くなり、回転電機の信頼性を向上させることができる。その他の発明の効果は図1〜10の場合と同様である。
(第11の実施形態)
図12は、本発明の第11の実施形態に係る回転電機の模式図である。
(構成)
本実施形態は、前述の第10の実施形態における除湿装置に用いる熱源に係るものであり、本実施形態11では、回転子軸端部が密閉フレームを貫通する部分に筒状の熱伝導プレート33を設置し、その熱伝導プレート33に供給配管P1を巻き付けて除湿装置を構成したものである。その他の構成は図11の場合と同様である。
(作用)
以上のように構成した本実施形態の作用について説明する。
図12において、熱伝導プレート33は、供給配管P1内を流れる第2冷媒15によって冷却され、回転電機1の外気温度よりも低い温度に保たれている。外気は、回転電機1の機内に入り込む前に熱伝導プレート33と接触するので、外気に含まれる水分は熱伝導プレート上で結露する。この結果、機内に流入する水分を除去することができる。
なお、熱伝導プレート33に供給する第2冷媒は外気の露点温度よりも低い温度で供給することが望ましいが、ガス冷却器6へ供給する第2冷媒よりも低い温度の第2冷媒を熱伝導プレートに供給すれば、回転電機の機内が熱伝導プレートよりも低い温度になることはないため、ガス冷却器6で結露する可能性は低い。その他の作用は図11と同様である。
(効果)
本実施形態によれば、除湿装置32に用いる低温熱源に第2冷媒循環系統14で得られた第2冷媒15を供給するようにしたので、特別な冷却装置を必要とすることなく回転電機内へ吸い込まれる外気の除湿をすることができる。
(第12の実施形態)
図13は、本発明の第12の実施形態に係る回転電機の模式図である。
(構成)
本実施形態は、図13において除湿装置32に供給する第2冷媒15として、ヒートポンプ18の蒸発器18−20の出口を出た低温の第2冷媒を用いるように構成したものであり、その他の構成は図12の場合と同様である。
(作用)
以上のように構成した本実施形態の作用について説明する。
ヒートポンプ18の蒸発器出口の最も温度が低い第2冷媒を除湿装置32に供給する。
その他の作用は図12に示した構成と同様である。
(効果)
本実施形態12によれば、第2冷媒循環系統14のうちで最も温度が低い部位から第2冷媒15を除湿装置32に供給するため、回転電機1内へ吸い込まれる外気の除湿を最も効率的に行うことができる。その他の発明の効果は図12の場合と同様である。
(第13の実施形態)
図14は、本発明の第13の実施形態に係る回転電機の模式図である。
(構成)
本実施形態13は、中空状の固定子コイル38に純水を通水して直接冷却する方式の回転電機に関するものである。
図14において、固定子コイル38の冷却に用いる純水は、純水供給装置36で製造、貯蔵される。純水供給装置36は、従来技術で説明したように、純水貯蔵用のタンク、純水製造装置、ポンプ等から構成されるが図14では純水供給装置36として簡略化して示している。
図示しないポンプで加圧された純水は、純水供給装置36から一方のヘッダー等の集合管を通って回転電機1内の水冷固定子コイル38に供給される。純水は水冷固定子コイル38を軸方向に流れて水冷固定子コイル38を直接水冷却する。水冷固定子コイル38を冷却して温度上昇した純水は、他方のヘッダー等の集合管に集められて回転電機1外へ取り出され、純水冷却器37によって第1冷媒10Lと熱交換して冷却されて純水供給装置36へ循環する。
そして、第1冷媒系統10とは別に第2冷媒15を冷却媒体とする第2冷媒循環系統14と、前述したヒートポンプ18(または冷凍機)とを備え、得られた低温の第2冷媒15を純水冷却器37に供給することにより純水を冷却するように構成したものである。
なお、本実施形態と、上述した第1乃至第12の実施形態のようにガス冷却器に第2冷媒15を供給する冷却方式とを併用してもよい。
(作用)
以上のように構成した本実施形態の作用について説明する。
図14の構成においては、第2冷媒15はリザーバ17に貯蔵され、循環ポンプ16により昇圧されて純水冷却器37へ供給される。純水冷却器37において水冷固定子コイル38を冷却して高温となった純水と熱交換した第2冷媒15は、ヒートポンプ18の蒸発器18−20に入り、ヒートポンプ18の動作により熱を奪われ、低温の第2冷媒15となってリザーバ17に吐出される。ヒートポンプ18では、凝縮器18−19において高温となった気体の冷媒が第1冷媒供給口11より供給された第1冷媒と熱交換して高温の液体になり凝縮熱を放熱する。高温になった第1冷媒は、第1冷媒系統10へと吐出される。
(効果)
本実施形態13による回転電機の冷却装置によれば、第1冷媒系統10を凝縮器18−19側に、また、第2冷媒循環系統14を蒸発器にそれぞれ導入してヒートポンプ18を動作させることにより、従来技術で純水冷却器37の液体冷媒として用いていた第1冷媒に比べてより温度の低い第2冷媒を得ることができる。この低温の第2冷媒を純水冷却器37に供給することによって、より温度の低い純水を得ることができるため、回転電機1の本体設計、構造を変えることなく水冷固定子コイル38などの構成部材の冷却強化を図ることができる。その他の効果は図1に示した構成と同様である。
(第14の実施形態)
図15は、本発明の第14の実施形態に係る回転電機の模式図である。
(構成)
本実施形態は、前述した実施形態13の一部を変更したものである。前述した純水供給装置36内の純水製造は一般的にイオン交換樹脂を用いて純水を製造するが、このイオン交換樹脂はイオン交換する純水の温度が著しく低いとイオン交換反応速度が低下し、十分な比抵抗が得られないことがある。
そこで本実施形態では、図15で示すように純水冷却器を水冷固定子コイル38の上流側の純水冷却器37bと、下流側の純水冷却器37aとに分け、かつ、それぞれの純水冷却器37a、37bにヒートポンプ18(または冷凍機)で得られた低温の第2冷媒15を供給することにより、水冷固定子コイル38の冷却用の純水を冷却するように構成し、水冷固定子コイル38の上流側に配置した純水冷却器37bは、水冷却固定子コイル38の冷却に必要な低温の純水を得るように設計し、一方、純水冷却器37aでは純水供給装置36に必要な純水温度まで冷却するようにそれぞれの純水冷却器を最適設計するようにしたものである。
なお、図15の構成では、純水冷却器37aと37bの第2冷媒循環系統配管P1を直列に接続し、さらに水冷固定子コイル38の上流側に設置した純水冷却器37bを第2冷媒循環系統14の上流側に配置した構成としている。その他の構成は図14の場合と同様である。
(作用)
以上のように構成した本実施形態の作用について説明する。
図15の構成においては、純水製造装置36で製造された純水は、水冷固定子コイル38の上流側に配置した純水冷却器37bで第2冷媒循環系統14から供給される第2冷媒15と熱交換して低温の純水となり、水冷却固定子コイル38に供給される。水冷却固定子コイル38を冷却して高温となった純水は純水冷却器37aで再び第2冷媒循環系統14から供給される第2冷媒15と熱交換して低温となり、純水供給装置36へ循環する。その他の効果は図14に示した構成と同様である。
(効果)
本実施形態によれば、水冷固定子コイル38の上流側と下流側に純水冷却器をそれぞれ配設して純水を2段階で冷却することにより、水冷固定子コイル38の上流側に配置した純水冷却器37bは、水冷却固定子コイル38の冷却に必要な低温の純水を得るように設計し、一方、純水冷却器37aでは純水供給装置36に必要な純水温度まで冷却するようにそれぞれの純水冷却器を最適設計することができ、第2冷媒循環系統14で得られた低温の第2冷媒を効率よく利用することができる。
この2種類の純水冷却器37aと37bを直列に配列すれば、第2冷媒循環系統14に循環する第2冷媒の流量を少なく抑えることができるので、機器の小型化を図ることが可能である。
さらに、上述したように上流側に配置した純水冷却器37bに供給される第2冷媒は、純水冷却器37aに供給される第2冷媒よりも温度が低く設定する必要があるため、第2冷媒循環系統14に直列に配管された純水冷却器の上流側に純水冷却器37bを配置すれば、より効率的に第2冷媒15と純水の熱交換を行うことができる。その他の効果は図14に示した構成と同様である。
(第15の実施形態)
図16は、本発明の第15の実施形態に係る回転電機の模式図である。
(構成)
図16において、本実施形態は、水冷固定子コイル38を冷却して高温になった純水を純水冷却器37で冷却した後、さらにヒートポンプ18により冷却するように構成したものである。このため、ヒートポンプ18の高温熱源19としては前述の実施形態同様第1冷媒10Lであるが、低温熱源20については前述した実施形態とは異なり、第2冷媒15に替わって、固定子コイル冷却用の純水としている。
なお、図示していないが、ヒートポンプ18の凝縮器18−19に供給する第1冷媒系統10と、純水冷却器37に供給する第1冷媒系統10とを直列に接続して構成するようにしてもよい。
(作用)
以上のように構成した本実施形態の作用について説明する。
図16の構成においては、純水製造装置36で製造された純水をヒートポンプ18の蒸発器18−20に直接供給し、低温の純水を得る。そして得られた低温の純水をヘッダーにより水冷却固定子コイル38に供給する。水冷却固定子コイル38を冷却して高温となった純水は純水冷却器37で第1冷媒系統10から供給される第1冷媒と熱交換して低温となり、純水供給装置36へ循環する。
(効果)
本実施形態15によれば、ヒートポンプ18の蒸発器18−20に水冷固定子コイル38の冷却に用いる純水を直接供給するため、第2冷媒循環系統14を備えることなく低温の純水を得ることができ、効率的に水冷固定子コイル38を冷却することが可能となる。また、ヒートポンプ18の凝縮器18−19に供給する第1冷媒系統10と純水冷却器37に供給する第1冷媒系統10とを直列に接続する場合は、第1冷媒系統の必要流量を少なく設計することができる。
(第16の実施形態)
図17は、本発明の第16の実施形態に係る回転電機の模式図である。
(構成)
本実施形態は、前述の第15の実施形態における純水冷却器37を撤去し、ヒートポンプ18(または冷凍機)のみで水冷固定子コイルを冷却する純水を冷却するように構成したものである。
(作用)
以上のように構成した本実施形態の作用について説明する。
図17において、純水製造装置36で製造された純水をヒートポンプ18の蒸発器18−20に直接供給し、低温の純水を得る。得られた低温の純水はヘッダーにより水冷却固定子コイル38に供給される。水冷却固定子コイル38を冷却して高温となった純水は、再び純水供給装置36へ循環する。
(効果)
本実施形態によれば、純水冷却器37を必要としないため、機器構成が簡単となり、より信頼性の高い回転電機の冷却装置を提供できる。
(第17の実施形態)
図18は、本発明の第17の実施形態に係る回転電機の模式図である。
(構成)
本実施の形態は、図18で示すようにヒートポンプ31の凝縮器31−19に供給される第1冷媒として、主冷却水の代わりにヒートポンプ18の周囲の雰囲気空気10Aを用いたいわゆる空冷式ヒートポンプ31を採用したことを特徴とするものである。図中、31−19は凝縮器、31−20は蒸発器である。本実施形態では、空冷式ヒートポンプ31を採用したため、前述の実施形態で用いていた主水冷却系統10は必要としない。
(作用効果)
以上のように構成した本実施形態の作用について説明する。
第1の実施形態同様、リザーバ17に貯蔵されている第2冷媒15は、循環ポンプ16により昇圧されて供給配管P1を経てガス冷却器6の熱交換部である冷却チューブ13に供給され、冷却ガス7を冷却した後、戻り配管P2を通ってヒートポンプ31の蒸発器31−20に低温熱源20として送られる。蒸発器31−20に低温熱源20として供給される第2冷媒15は、ヒートポンプ31の働きにより熱を奪われて低温となり、リザーバ17に吐出される。一方、図示しないファン等によりヒートポンプ18に送られた空気は、凝縮器18−19の熱を奪って高温の熱風となり、図示しないダクト等に排気される。
(効果)
本実施形態によれば、空冷ヒートポンプ31を採用したため、高温熱源19として周囲の空気を用いるので主冷却水系統を必要とせず、その分機器構成が簡略となり、より信頼性の高い回転電機の冷却装置を提供できる。
本発明の第1の実施形態に係る回転電機の模式図。 本発明の第2の実施形態に係る回転電機の模式図。 本発明の第3の実施形態に係る回転電機の模式図。 本発明の第4の実施形態に係る回転電機の模式図。 本発明の第5の実施形態に係る回転電機の模式図。 本発明の第6の実施形態に係る回転電機の模式図。 ガス冷却器の構成例図。 本発明の第7の実施形態に係る回転電機の模式図。 本発明の第8の実施形態に係る回転電機の模式図。 本発明の第9の実施形態に係る回転電機の模式図。 本発明の第10の実施形態に係る回転電機の模式図。 本発明の第11の実施形態に係る回転電機の模式図。 本発明の第12の実施形態に係る回転電機の模式図。 本発明の第13の実施形態に係る回転電機の模式図。 本発明の第14の実施形態に係る回転電機の模式図。 本発明の第15の実施形態に係る回転電機の模式図。 本発明の第16の実施形態に係る回転電機の模式図。 本発明の第17の実施形態に係る回転電機の模式図。 従来の回転電機の基本構造図。 水冷却固定子コイル冷却方式の基本構造図。
符号の説明
1…回転電機、2…フレーム、3…固定子、3−1…固定子鉄心、3−2…固定子コイル、4…回転子、5…回転子ファン、6…ガス冷却器、7…冷却ガス、8…高温冷却ガス、9…低温冷却ガス、10…第1冷媒系統(主冷却水系統)、11…第1冷媒供給口、12…第1冷媒排出口、13…冷却チューブ、14…第2冷媒循環系統、15…第2冷媒、16…循環ポンプ、17…リザーバ、18…ヒートポンプ、18−19…凝縮器、18−20…蒸発器、19…高温熱源、20…低温熱源、21…第2冷媒ガス冷却器循環系、22…第2冷媒ヒートポンプ循環系、23…第1冷媒ガス冷却器、24…第2冷媒ガス冷却器、25…第1冷媒入口、26…第1冷媒出口、27…第2冷媒入口、28…第2冷媒出口、29…水室、30…仕切り、31…空冷ヒートポンプ、32…除湿装置、33…熱伝導プレート、34…機内空気の流れ、35…外気の吸い込み、36…純水供給装置、37…純水冷却器、38…水冷固定子コイル。

Claims (9)

  1. 密閉型のフレーム内に固定子、回転子および回転子ファンを収納し、前記回転子ファンにより前記フレーム内を循環して前記固定子および回転子等と熱交換して温まった冷却ガスをガス冷却器によって冷却するように構成され、かつ、
    高温熱源側に凝縮器を配置するとともに低温熱源側に蒸発器を配置してなるヒートポンプまたは冷凍機と、
    前記ヒートポンプまたは冷凍機の凝縮器を第1冷媒である冷却水または周囲の雰囲気空気により冷却するようにした第1冷媒系統と、
    前記ヒートポンプまたは冷凍機の蒸発器により冷却された液体冷媒である第2冷媒を貯蔵するリザーバを有するとともに、前記ガス冷却器に当該第2冷媒を循環させる液体冷媒ガス冷却器循環系と、前記ヒートポンプまたは冷凍機に当該第2冷媒を循環させる液体冷媒ヒートポンプ循環系とを有し、前記ガス冷却器の熱交換部に前記第2冷媒を供給する第2冷媒循環系統と、を備え前記第2冷媒を前記ヒートポンプまたは冷凍機によって冷却し、前記第2冷媒系統により前記ガス冷却器の熱交換器に供給するようにした回転電機において、
    前記液体冷媒ガス冷却器循環系と、前記液体冷媒ヒートポンプ循環系のうち、リザーバから第2冷媒を引き出す供給配管若しくはリザーバに第2冷媒を戻す戻り配管のうち少なくともいずれか一方を共通配管とし、当該共通配管に循環ポンプを配置したことを特徴とする回転電機。
  2. 前記第2冷媒循環系統は、前記ガス冷却器の後流側に前記リザーバからヒートポンプに循環する経路と、前記リザーバからガス冷却器に循環する経路に分岐する分岐部を有することを特徴とする請求項1に記載の回転電機。
  3. 密閉型のフレーム内に固定子、回転子および回転子ファンを収納し、前記回転子ファンにより前記フレーム内を循環して前記固定子および回転子等と熱交換して温まった冷却ガスをガス冷却器によって冷却するように構成され、かつ、
    高温熱源側に凝縮器を配置するとともに低温熱源側に蒸発器を配置してなるヒートポンプまたは冷凍機と、
    前記ヒートポンプまたは冷凍機の凝縮器を第1冷媒である冷却水または周囲の雰囲気空気により冷却するようにした第1冷媒系統と、
    前記ヒートポンプまたは冷凍機の蒸発器により冷却された液体冷媒である第2冷媒を貯蔵するリザーバを有するとともに、前記ガス冷却器に当該第2冷媒を循環させる液体冷媒ガス冷却器循環系と、前記ヒートポンプまたは冷凍機に当該第2冷媒を循環させる液体冷媒ヒートポンプ循環系とを有し、前記ガス冷却器の熱交換部に前記第2冷媒を供給する第2冷媒循環系統と、を備えて前記第2冷媒を前記ヒートポンプまたは冷凍機によって冷却し、前記第2冷媒系統により前記ガス冷却器の熱交換器に供給するようにした回転電機において、
    前記ガス冷却器を2つ以上に分割し、一部のガス冷却器には前記液体冷媒ガス冷却器循環系を接続してリザーバからガス冷却器に循環する第2冷媒を供給し、他のガス冷却器には前記第2冷媒ヒートポンプ循環系を接続して前記リザーバから前記ヒートポンプに循環する第2冷媒を供給するように構成したことを特徴とする回転電機。
  4. 密閉型のフレーム内に固定子、回転子および回転子ファンを収納し、前記回転子ファンにより前記フレーム内を循環して前記固定子および回転子等と熱交換して温まった冷却ガスをガス冷却器によって冷却するように構成され、かつ、
    高温熱源側に凝縮器を配置するとともに低温熱源側に蒸発器を配置してなるヒートポンプまたは冷凍機と、
    前記ヒートポンプまたは冷凍機の凝縮器を第1冷媒である冷却水または周囲の雰囲気空気により冷却するようにした第1冷媒系統と、
    前記ヒートポンプまたは冷凍機の蒸発器により冷却された液体冷媒である第2冷媒を貯蔵するリザーバを有するとともに、前記ガス冷却器に当該第2冷媒を循環させる液体冷媒ガス冷却器循環系と、前記ヒートポンプまたは冷凍機に当該第2冷媒を循環させる液体冷媒ヒートポンプ循環系とを有し、前記ガス冷却器の熱交換部に前記第2冷媒を供給する第2冷媒循環系統と、を備えて前記第2冷媒を前記ヒートポンプまたは冷凍機によって冷却し、前記第2冷媒系統により前記ガス冷却器の熱交換器に供給するようにした回転電機において、
    前記第1冷媒系統から第1冷媒を前記リザーバに供給し、当該リザーバから前記ガス冷却器に供給されて熱交換を終えた第2冷媒を前記第1冷媒系統に戻すようにしたことを特徴とする回転電機。
  5. 密閉型のフレーム内に固定子、回転子および回転子ファンを収納し、前記回転子ファンにより前記フレーム内を循環して前記固定子および回転子等と熱交換して温まった冷却ガスをガス冷却器によって冷却するように構成され、かつ、
    高温熱源側に凝縮器を配置するとともに低温熱源側に蒸発器を配置してなるヒートポンプまたは冷凍機と、
    前記ヒートポンプまたは冷凍機の凝縮器を第1冷媒である冷却水または周囲の雰囲気空気により冷却するようにした第1冷媒系統と、
    前記ヒートポンプまたは冷凍機の蒸発器により冷却された液体冷媒である第2冷媒を貯蔵するリザーバを有するとともに、前記ガス冷却器に当該第2冷媒を循環させる液体冷媒ガス冷却器循環系と、前記ヒートポンプまたは冷凍機に当該第2冷媒を循環させる液体冷媒ヒートポンプ循環系とを有し、前記ガス冷却器の熱交換部に前記第2冷媒を供給する第2冷媒循環系統と、を備えて前記第2冷媒を前記ヒートポンプまたは冷凍機によって冷却し、前記第2冷媒系統により前記ガス冷却器の熱交換器に供給するようにした回転電機において、
    前記ガス冷却器を2つ以上に分割し、一部のガス冷却器には前記リザーバからガス冷却器に循環する第2冷媒を供給し、他のガス冷却器には第1冷媒系統から第1冷媒を供給するように構成したことを特徴とする回転電機。
  6. 密閉型のフレーム内に固定子、回転子および回転子ファンを収納し、前記回転子ファンにより前記フレーム内を循環して前記固定子および回転子等と熱交換して温まった冷却ガスをガス冷却器によって冷却するように構成され、かつ、
    高温熱源側に凝縮器を配置するとともに低温熱源側に蒸発器を配置してなるヒートポンプまたは冷凍機と、
    前記ヒートポンプまたは冷凍機の凝縮器を第1冷媒である冷却水または周囲の雰囲気空気により冷却するようにした第1冷媒系統と、
    前記ヒートポンプまたは冷凍機の蒸発器により冷却された液体冷媒である第2冷媒を貯蔵するリザーバを有するとともに、前記ガス冷却器に当該第2冷媒を循環させる液体冷媒ガス冷却器循環系と、前記ヒートポンプまたは冷凍機に当該第2冷媒を循環させる液体冷媒ヒートポンプ循環系とを有し、前記ガス冷却器の熱交換部に前記第2冷媒を供給する第2冷媒循環系統と、を備えて前記第2冷媒を前記ヒートポンプまたは冷凍機によって冷却し、前記第2冷媒系統により前記ガス冷却器の熱交換器に供給するようにした回転電機において、
    前記ガス冷却器を2つ以上に分割し、一部のガス冷却器には前記ヒートポンプに高温熱源として供給される第1冷媒を供給し、他のガス冷却器には前記リザーバからガス冷却器に循環する第2冷媒を供給するように構成したことを特徴とする回転電機。
  7. 密閉型のフレーム内に固定子、回転子および回転子ファンを収納し、前記回転子ファンにより前記フレーム内を循環して前記固定子および回転子等と熱交換して温まった冷却ガスをガス冷却器によって冷却するように構成され、かつ、
    高温熱源側に凝縮器を配置するとともに低温熱源側に蒸発器を配置してなるヒートポンプまたは冷凍機と、
    前記ヒートポンプまたは冷凍機の凝縮器を第1冷媒である冷却水または周囲の雰囲気空気により冷却するようにした第1冷媒系統と、
    前記ヒートポンプまたは冷凍機の蒸発器により冷却された液体冷媒である第2冷媒を貯蔵するリザーバを有するとともに、前記ガス冷却器に当該第2冷媒を循環させる液体冷媒ガス冷却器循環系と、前記ヒートポンプまたは冷凍機に当該第2冷媒を循環させる液体冷媒ヒートポンプ循環系とを有し、前記ガス冷却器の熱交換部に前記第2冷媒を供給する第2冷媒循環系統と、を備えて前記第2冷媒を前記ヒートポンプまたは冷凍機によって冷却し、前記第2冷媒系統により前記ガス冷却器の熱交換器に供給するようにした回転電機において、
    前記回転電機内の冷却ガスとして空気を用い、前記回転子軸端部が前記密閉型のフレームを貫通する部分に除湿装置を配設したことを特徴とする回転電機。
  8. 密閉型のフレーム内に固定子、回転子および回転子ファンを収納し、前記回転子ファンにより前記フレーム内を循環して前記固定子および回転子等と熱交換して温まった冷却ガスをガス冷却器によって冷却するように構成され、かつ、
    高温熱源側に凝縮器を配置するとともに低温熱源側に蒸発器を配置してなるヒートポンプまたは冷凍機と、
    前記ヒートポンプまたは冷凍機の凝縮器を第1冷媒である冷却水または周囲の雰囲気空気により冷却するようにした第1冷媒系統と、
    前記ヒートポンプまたは冷凍機の蒸発器により冷却された液体冷媒である第2冷媒を貯蔵するリザーバを有するとともに、前記ガス冷却器に当該第2冷媒を循環させる液体冷媒ガス冷却器循環系と、前記ヒートポンプまたは冷凍機に当該第2冷媒を循環させる液体冷媒ヒートポンプ循環系とを有し、前記ガス冷却器の熱交換部に前記第2冷媒を供給する第2冷媒循環系統と、を備えて前記第2冷媒を前記ヒートポンプまたは冷凍機によって冷却し、前記第2冷媒系統により前記ガス冷却器の熱交換器に供給するようにした回転電機において、
    前記回転子が前記密閉型のフレームを貫通する部分に熱伝導プレートを設け、当該熱伝導プレートの周りに第2冷媒を流して冷却したことを特徴とする回転電機。
  9. 前記熱伝導プレートに流す第2冷媒として、前記ヒートポンプの低温熱源出口から吐出する第2冷媒を用いたことを特徴とする請求項に記載の回転電機。
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