JP4981496B2 - キスジノミハムシの幼虫を防除する方法 - Google Patents
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カルバリル(carbaryl)、プロポキスル(propoxur)、アルジカルブ(aldicarb)、カルボフラン(carbofuran)、チオジカルブ(thiodicarb)、メソミル(methomyl)、オキサミル(oxamyl)、エチオフェンカルブ(ethiofencarb)、ピリミカルブ(pirimicarb)、フェノブカルブ(fenobucarb)、カルボスルファン(carbosulfan)、ベンフラカルブ(benfuracarb)のようなカーバメート系化合物;
カルタップ(cartap)、チオシクラム(thiocyclam)、ベンスルタップ(bensultap)のようなネライストキシン誘導体;
ジコホル(dicofol)、テトラジホン(tetradifon)、エンドスルファン(endosulfan)のような有機塩素系化合物;
酸化フェンブタスズ(fenbutatin oxide)のような有機金属系化合物;
フェンバレレート(fenvalerate)、ペルメトリン(permethrin)、シペルメトリン(cypermethrin)、デルタメトリン(deltamethrin)、シハロトリン(cyhalothrin)、テフルトリン(tefluthrin)、エトフェンプロックス(ethofenprox)、フェンプロパトリン(fenpropathrin)のようなピレスロイド系化合物;
ジフルベンズロン(diflubenzuron)、クロルフルアズロン(chlorfluazuron)、テフルベンズロン(teflubenzuron)、フルフェノクスロン(flufenoxuron)、ルフェヌロン(lufenuron)、ノバルロン(novaluron)、ビストリフルロン(bistrifluron)、ノビフルムロン(noviflumuron)のようなベンゾイルウレア系化合物;
メトプレン(methoprene)、ピリプロキシフェン(pyriproxyfen)、フェノキシカルブ(fenoxycarb)のような幼若ホルモン様化合物;
ピリダベン(pyridaben)のようなピリダジノン系化合物;
フェンピロキシメート(fenpyroximate)、フィプロニル(fipronil)、テブフェンピラド(tebufenpyrad)、エチプロール(ethiprole)、トルフェンピラド(tolfenpyrad)、アセトプロール(acetoprole)、ピラフルプロール(pyrafluprole)、ピリプロール(pyriprole)のようなピラゾール系化合物;
イミダクロプリド(imidacloprid)、ニテンピラム(nitenpyram)、アセタミプリド(acetamiprid)、チアクロプリド(thiacloprid)、チアメトキサム(thiamethoxam)、クロチアニジン(clothianidin)、ジノテフラン(dinotefuran)などのネオニコチノイド;
テブフェノジド(tebufenozide)、メトキシフェノジド(methoxyfenozide)、クロマフェノジド(chromafenozide)、ハロフェノジド(halofenozide)などのヒドラジン系化合物;
ジニトロ系化合物;有機硫黄化合物;尿素系化合物;トリアジン系化合物;ヒドラゾン系化合物;また、その他の化合物として、フロニカミド(flonicamid)、ブプロフェジン(buprofezin)、ヘキシチアゾクス(hexythiazox)、アミトラズ(amitraz)、クロルジメホルム(chlordimeform)、シラフルオフェン(silafluofen)、トリアザメイト(triazamate)、ピメトロジン(pymetrozine)、ピリミジフェン(pyrimidifen)、クロルフェナピル(chlorfenapyr)、インドキサカルブ(indoxacarb)、アセキノシル(acequinocyl)、エトキサゾール(etoxazole)、シロマジン(cyromazine)、1,3−ジクロロプロペン(1,3-dichloropropene)、ジアフェンチウロン(diafenthiuron)、ベンクロチアズ(benclothiaz)、フルフェンリム(flufenerim)、ピリダリル(pyridalyl)、スピロジクロフェン(spirodiclofen)、ビフェナゼート(bifenazate)、スピロメシフェン(spiromesifen)、スピロテトラマット(spirotetramat)、プロパルギット(propargite)、クロフェンテジン(clofentezine)、フルアクリピリム(fluacrypyrim)、フルベンジアミド(flubendiamide)、クロルアントラニルプロール(chlorantraniliprole)、シフルメトフェン(cyflumetofen)、シエノピラフェン(cyenopyrafen)、ピリフルキナゾン(pyrifluquinazon)、フェナザキン(fenazaquin)、メタフルミゾン(metaflumizone)、アミドフルメット(amidoflumet)のような化合物;などが挙げられる。更に、BT剤、昆虫病原ウイルス剤、昆虫病原糸状菌剤、線虫病原糸状菌剤などのような微生物農薬;アベルメクチン(avermectin)、エマメクチンベンゾエート(emamectin-benzoate)、ミルベメクチン(milbemectin)、スピノサッド(spinosad)、イベルメクチン(ivermectin)、レピメクチン(lepimectin)のような抗生物質或いはその半合成物質;アザディラクチン(azadirachtin)、ロテノン(rotenone)のような天然物などと、混用、併用することもできる。
トリアジメホン(triadimefon)、ビテルタノール(bitertanol)、トリフルミゾール(triflumizole)、エタコナゾール(etaconazole)、プロピコナゾール(propiconazole)、ペンコナゾール(penconazole)、フルシラゾール(flusilazole)、マイクロブタニル(myclobutanil)、シプロコナゾール(cyproconazole)、ターブコナゾール(terbuconazole)、ヘキサコナゾール(hexaconazole)、ファーコナゾールシス(furconazole-cis)、プロクロラズ(prochloraz)、メトコナゾール(metconazole)、エポキシコナゾール(epoxiconazole)、テトラコナゾール(tetraconazole)、オキスポコナゾール(oxpoconazole)、シプコナゾール(sipconazole)のようなアゾール系化合物;
キノメチオネート(quinomethionate)のようなキノキサリン系化合物;
マンネブ(maneb)、ジネブ(zineb)、マンゼブ(mancozeb)、ポリカーバメート(polycarbamate)、プロピネブ(propineb)のようなジチオカーバメート系化合物;
フサライド(fthalide)、クロロタロニル(chlorothalonil)、キントゼン(quintozene)のような有機塩素系化合物;
ベノミル(benomyl)、チオファネートメチル(thiophanate-methyl)、カーベンダジム(carbendazim)、シアゾファミド(cyazofamid)のようなイミダゾール系化合物;
フルアジナム(fluazinam)のようなピリジナミン系化合物;
シモキサニル(cymoxanil)のようなシアノアセトアミド系化合物;
メタラキシル(metalaxyl)、オキサジキシル(oxadixyl)、オフレース(ofurace)、ベナラキシル(benalaxyl)、フララキシル(furalaxyl)、シプロフラム(cyprofuram)のようなフェニルアミド系化合物;
ジクロフルアニド(dichlofluanid)のようなスルフェン酸系化合物;
水酸化第二銅(cupric hydroxide)、有機銅(oxine copper)のような銅系化合物;
ヒドロキシイソキサゾール(hydroxyisoxazole)のようなイソキサゾール系化合物;
ホセチルアルミニウム(fosetyl-Al)、トルクロホスメチル(tolclofos-methyl)、S−ベンジル O,O−ジイソプロピルホスホロチオエート、O−エチル S,S−ジフェニルホスホロジチオエート、アルミニウムエチルハイドロゲンホスホネートのような有機リン系化合物;
キャプタン(captan)、キャプタホル(captafol)、フォルペット(folpet)のようなN−ハロゲノチオアルキル系化合物;
プロシミドン(procymidone)、イプロジオン(iprodione)、ビンクロゾリン(vinclozolin)のようなジカルボキシイミド系化合物;
フルトラニル(flutolanil)、メプロニル(mepronil)、ゾキサミド(zoxamide)のようなベンズアニリド系化合物;
トリホリン(triforine)のようなピペラジン系化合物;
ピリフェノックス(pyrifenox)のようなピリジン系化合物;
フェナリモル(fenarimol)、フルトリアフォル(flutriafol)のようなカルビノール系化合物;
フェンプロピジン(fenpropidine)のようなピペリジン系化合物;
フェンプロピモルフ(fenpropimorph)のようなモルフォリン系化合物;
フェンチンヒドロキシド(fentin hydroxide)、フェンチンアセテート(fentin acetate)のような有機スズ系化合物;
ペンシキュロン(pencycuron)のような尿素系化合物;
ジメトモルフ(dimethomorph)のようなシンナミック酸系化合物;
ジエトフェンカルブ(diethofencarb)のようなフェニルカーバメート系化合物;
フルジオキソニル(fludioxonil)、フェンピクロニル(fenpiclonil)のようなシアノピロール系化合物;
アゾキシストロビン(azoxystrobin)、クレソキシムメチル(kresoxim-methyl)、メトミノフェン(metominofen)、トリフロキシストロビン(trifloxystrobin)、ピコキシストロビン(picoxystrobin)、ピラクロストロビン(pyraclostrobin)のようなストロビルリン系化合物;
ファモキサドン(famoxadone)のようなオキサゾリジノン系化合物;
エタボキサム(ethaboxam)のようなチアゾールカルボキサミド系化合物;
シルチオファム(silthiopham)のようなシリルアミド系化合物;
イプロバリカルブ(iprovalicarb)のようなアミノアシッドアミドカーバメート系化合物;
フェナミドン(fenamidone)のようなイミダゾリジン系化合物;
フェンヘキサミド(fenhexamid)のようなハイドロキシアニリド系化合物;
フルスルファミド(flusulfamide)のようなベンゼンスルホンアミド系化合物;
アトラキノン系化合物;クロトン酸系化合物;抗生物質またその他の化合物として、イソプロチオラン(isoprothiolane)、トリシクラゾール(tricyclazole)、ピロキロン(pyroquilon)、ジクロメジン(diclomezine)、プロベナゾール(probenazole)、キノキシフェン(quinoxyfen)、プロパモカルブ塩酸塩(propamocarb hydrochloride)、スピロキサミン(spiroxamine)、クロロピクリン(chloropicrin)、ダゾメット(dazomet)、メタムナトリウム塩(metam-sodium);などが挙げられる。
(1)ビフェントリンの殺虫有効量を土壌中に施用することを特徴とするキスジノミハムシの幼虫の防除方法。
(2)ビフェントリンを1ヘクタールあたり、0.001〜50kg施用する(1)に記載の方法。
(3)ビフェントリンを1ヘクタールあたり、0.01〜5kg施用する(2)に記載の方法。
(4)ビフェントリンを、ビフェントリンの殺虫有効量及び農業上許容できる担体から成る組成物の構成成分として施用する(1)に記載の方法。
(5)ビフェントリンの殺虫有効量及び農業上許容できる担体から成る組成物が、乳剤、懸濁剤、水和剤、粉剤、DL粉剤、微粒剤、粒剤、粉粒剤又は微量散布剤の形態の組成物であることを特徴とする(4)に記載の方法。
(6)ビフェントリンを、粉剤、DL粉剤、微粒剤又は粒剤の形態の組成物の構成成分として施用する、(4)に記載の方法。
(7)ビフェントリンと、他の殺虫剤の殺虫有効量を土壌中に施用することを特徴とするキスジノミハムシの幼虫の防除方法。
(8)他の殺虫剤がホスチアゼート、カズサホス、イミシアホス及びクロルフルアズロンから成る群から選択される少なくとも1種の殺虫剤である(6)に記載の方法。
試験例1
1/10000aプラスチック製容器に詰めた土壌に、所定薬量になるよう希釈調整した薬液10mlを処理してポット全層の土壌と混合し、ラディシュ種子をポット当り4粒播種した。この処理を行ったポットをキスジノミハムシが放飼された温室に静置し、育苗管理した。播種40日後に根部を抜取り、キスジノミハムシ幼虫による根部の食害を被害程度別に調査し、次式により被害度指数を求めることで、効果の判定をした。結果を第1表に示した。
被害度指数={Σ(被害程度×被害程度別個数)/4×全調査個数}×100
被害程度…無:0、小:1、中:2、大:3、甚:4
試験結果から、ビフェントリンは、キスジノミハムシの有害生物の防除に関し既存のテフルトリンに比し、高い効果を有することが判明した。
所定薬量になるよう希釈調整した薬液を加圧式噴霧にて圃場の土壌表面に散布し、ロータリー耕にて十分混和した。その後、ダイコン種子を播種し、処理57日後又は64日後に根部を抜取り、キスジノミハムシ幼虫による根部の食害を被害程度別に調査し、次式により被害度指数を求めることで、効果の判定をした。処理57日後の結果を第2表に、処理64日後の結果を第3表に示した。
被害度指数={Σ(被害程度×被害程度別個数)/5×全調査個数}×100
被害程度別指数…無:0、微:1、小:2、中:3、大:4、甚:5
Claims (7)
- ビフェントリンの殺虫有効量を土壌中に施用することを特徴とするキスジノミハムシの幼虫の防除方法。
- ビフェントリンを1ヘクタールあたり、0.001〜50kg施用する請求項1に記載の方法。
- ビフェントリンを1ヘクタールあたり、0.01〜5kg施用する請求項2に記載の方法。
- ビフェントリンを、ビフェントリンの殺虫有効量及び農業上許容できる担体から成る組成物の構成成分として施用する、請求項1に記載の方法。
- ビフェントリンの殺虫有効量及び農業上許容できる担体から成る組成物が、乳剤、懸濁剤、水和剤、粉剤、DL粉剤、微粒剤、粒剤、粉粒剤又は微量散布剤の形態の組成物であることを特徴とする請求項4に記載の方法。
- ビフェントリンと、他の殺虫剤の殺虫有効量を土壌中に施用することを特徴とするキスジノミハムシの幼虫の防除方法。
- 他の殺虫剤がホスチアゼート、カズサホス、イミシアホス及びクロルフルアズロンから成る群から選択される少なくとも1種の殺虫剤である請求項6に記載の方法。
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