JP4981496B2 - キスジノミハムシの幼虫を防除する方法 - Google Patents

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本発明は、キスジノミハムシの幼虫を防除する方法に関する。
ビフェントリンは、特許文献1明細書中のEXAMPLE20に記載されている化合物であり、商品名テルスター(Talstar)として知られている。特許文献2には、ビフェントリン(bifenthrin)によって、土壌伝染無脊椎動物害虫を防除する方法が記載されている。また、非特許文献1には、ビフェントリンを土壌に処理することによって、マメコガネの幼虫を防除する方法が記載されている。しかしながら、これら文献には、ビフェントリンによって、キスジノミハムシの幼虫を防除できることの記載はない。
米国特許第4238505号 国際公開公報 WO2003/053345 JOURNAL OF ECONOMIC ENTOMOLOGY Vol.94,No.5 1151〜1161頁
キスジノミハムシは、ダイコンなどのアブラナ科の植物に寄生する甲虫である。その幼虫は、土壌中に生息し植物の根を食害するために生育が抑制され、特にダイコンなどの根菜類に対しては食害痕によって商品価値の低下を招くなどの甚大な被害を及ぼす。また、成虫は植物の葉を食害する。従来、キスジノミハムシの幼虫の防除に際しては、有機リン剤(ダイアジノン粒剤等)、カーバメート剤(ベンフラカルブ粒剤等)、合成ピレスロイ剤:ガス剤(テフルトリン粒剤)等による防除が中心になっていた。しかしながら、これらの剤による防除方法においては、効果の安定性、残効性等に課題があった。
本発明者らは、これら課題を解決すべく検討を重ねた結果、ビフェントリンをキスジノハムシの幼虫に適用することにより、安定性、残効性等が改善されるとの知見を得、本発明を完成した。
即ち、本発明は、ビフェントリンを土壌中に施用することを特徴とするキスジノミハムシの幼虫の防除方法に関する。
本発明の防除方法は、キスジノミハムの幼虫に対して殺虫効果、生育抑制効果及び忌避効果を発揮する。ただし、本発明では殺虫効果、生育抑制効果及び忌避効果を併せて防除効果というものとする。
本発明の防除方法では、有効成分であるビフェントリンを単独で使用することもできるが、通常は農薬に用いられる慣用の添加剤、即ち、担体、界面活性剤、粘度調節剤、分散剤、粘着付与剤などを配合して製剤したものを使用することが望ましい。具体的には、乳剤、懸濁剤、水和剤、粉剤、DL粉剤、微粒剤、粒剤、粉粒剤、微量散布剤などが使用できるが、粉剤、DL粉剤、微粒剤又は粒剤が望ましい。また、他の薬剤、すなわち誘引剤、殺虫剤、殺線虫剤、殺ダニ剤、殺土壌害虫剤、殺菌剤、除草剤、植物生長調節剤、肥料又は土壌改良資材等と混合して施用、あるいは混合せずに交互施用又は同時施用することもできる。
前記製剤中に含まれるビフェントリンの含有率は、鞘翅目昆虫幼虫に防除効果を示す範囲であれば特に限定されるものではないが、例えば、施用に際して水和剤、乳剤では1〜20質量%となるよう調製することが好ましく、粉剤、粒剤では0.05〜1質量%となるよう調製することが望ましい。
ビフェントリンの施用方法としては、剤型や対象作物等によって適宜選択され、例えば、地上液剤散布、地上固形散布、空中液剤散布、空中固形散布、施設内施用、土壌混和施用、播種溝施用、植溝施用又は土壌潅注施用等の方法を挙げることができる。また、種子や根に塗布あるいはこれを被覆して施用することも可能である。また、ビフェントリンの施用量は、キスジノミハムの種類、適用植物の種類及び剤型等によって異なるため一概には規定できないが、例えば土壌混和施用する場合、有効成分として1ヘクタールあたり0.001〜50kg、望ましくは0.01〜5kgとなるようにすればよい。
上記他の薬剤中の、殺虫剤、殺線虫剤、殺ダニ剤或いは殺土壌害虫剤、すなわち害虫防除剤の有効成分化合物(一般名;一部申請中を含む)としては、例えばプロフェノホス(profenofos)、ジクロルボス(dichlorvos)、フェナミホス(fenamiphos)、フェニトロチオン(fenitrothion)、EPN、ダイアジノン(diazinon)、クロルピリホスメチル(chlorpyrifos-methyl)、アセフェート(acephate)、プロチオホス(prothiofos)、ホスチアゼート(fosthiazate)、ホスホカルブ(phosphocarb)、カズサホス(cadusafos)、ジスルホトン(dislfoton)、クロルピリホス(chlorpyrifos)、デメトン-S-メチル(demeton-S-methyl)、ジメトエート(dimethoate)、メタミドホス(methamidophos)、イミシアホス(imicyafos)、パラチオン(parathion)のような有機リン酸エステル系化合物;
カルバリル(carbaryl)、プロポキスル(propoxur)、アルジカルブ(aldicarb)、カルボフラン(carbofuran)、チオジカルブ(thiodicarb)、メソミル(methomyl)、オキサミル(oxamyl)、エチオフェンカルブ(ethiofencarb)、ピリミカルブ(pirimicarb)、フェノブカルブ(fenobucarb)、カルボスルファン(carbosulfan)、ベンフラカルブ(benfuracarb)のようなカーバメート系化合物;
カルタップ(cartap)、チオシクラム(thiocyclam)、ベンスルタップ(bensultap)のようなネライストキシン誘導体;
ジコホル(dicofol)、テトラジホン(tetradifon)、エンドスルファン(endosulfan)のような有機塩素系化合物;
酸化フェンブタスズ(fenbutatin oxide)のような有機金属系化合物;
フェンバレレート(fenvalerate)、ペルメトリン(permethrin)、シペルメトリン(cypermethrin)、デルタメトリン(deltamethrin)、シハロトリン(cyhalothrin)、テフルトリン(tefluthrin)、エトフェンプロックス(ethofenprox)、フェンプロパトリン(fenpropathrin)のようなピレスロイド系化合物;
ジフルベンズロン(diflubenzuron)、クロルフルアズロン(chlorfluazuron)、テフルベンズロン(teflubenzuron)、フルフェノクスロン(flufenoxuron)、ルフェヌロン(lufenuron)、ノバルロン(novaluron)、ビストリフルロン(bistrifluron)、ノビフルムロン(noviflumuron)のようなベンゾイルウレア系化合物;
メトプレン(methoprene)、ピリプロキシフェン(pyriproxyfen)、フェノキシカルブ(fenoxycarb)のような幼若ホルモン様化合物;
ピリダベン(pyridaben)のようなピリダジノン系化合物;
フェンピロキシメート(fenpyroximate)、フィプロニル(fipronil)、テブフェンピラド(tebufenpyrad)、エチプロール(ethiprole)、トルフェンピラド(tolfenpyrad)、アセトプロール(acetoprole)、ピラフルプロール(pyrafluprole)、ピリプロール(pyriprole)のようなピラゾール系化合物;
イミダクロプリド(imidacloprid)、ニテンピラム(nitenpyram)、アセタミプリド(acetamiprid)、チアクロプリド(thiacloprid)、チアメトキサム(thiamethoxam)、クロチアニジン(clothianidin)、ジノテフラン(dinotefuran)などのネオニコチノイド;
テブフェノジド(tebufenozide)、メトキシフェノジド(methoxyfenozide)、クロマフェノジド(chromafenozide)、ハロフェノジド(halofenozide)などのヒドラジン系化合物;
ジニトロ系化合物;有機硫黄化合物;尿素系化合物;トリアジン系化合物;ヒドラゾン系化合物;また、その他の化合物として、フロニカミド(flonicamid)、ブプロフェジン(buprofezin)、ヘキシチアゾクス(hexythiazox)、アミトラズ(amitraz)、クロルジメホルム(chlordimeform)、シラフルオフェン(silafluofen)、トリアザメイト(triazamate)、ピメトロジン(pymetrozine)、ピリミジフェン(pyrimidifen)、クロルフェナピル(chlorfenapyr)、インドキサカルブ(indoxacarb)、アセキノシル(acequinocyl)、エトキサゾール(etoxazole)、シロマジン(cyromazine)、1,3−ジクロロプロペン(1,3-dichloropropene)、ジアフェンチウロン(diafenthiuron)、ベンクロチアズ(benclothiaz)、フルフェンリム(flufenerim)、ピリダリル(pyridalyl)、スピロジクロフェン(spirodiclofen)、ビフェナゼート(bifenazate)、スピロメシフェン(spiromesifen)、スピロテトラマット(spirotetramat)、プロパルギット(propargite)、クロフェンテジン(clofentezine)、フルアクリピリム(fluacrypyrim)、フルベンジアミド(flubendiamide)、クロルアントラニルプロール(chlorantraniliprole)、シフルメトフェン(cyflumetofen)、シエノピラフェン(cyenopyrafen)、ピリフルキナゾン(pyrifluquinazon)、フェナザキン(fenazaquin)、メタフルミゾン(metaflumizone)、アミドフルメット(amidoflumet)のような化合物;などが挙げられる。更に、BT剤、昆虫病原ウイルス剤、昆虫病原糸状菌剤、線虫病原糸状菌剤などのような微生物農薬;アベルメクチン(avermectin)、エマメクチンベンゾエート(emamectin-benzoate)、ミルベメクチン(milbemectin)、スピノサッド(spinosad)、イベルメクチン(ivermectin)、レピメクチン(lepimectin)のような抗生物質或いはその半合成物質;アザディラクチン(azadirachtin)、ロテノン(rotenone)のような天然物などと、混用、併用することもできる。
上記他の薬剤中の、殺菌剤の有効成分化合物(一般名;一部申請中を含む)としては、例えば、メパニピリム(mepanipyrim)、ピリメサニル(pyrimethanil)、シプロジニル(cyprodinil)のようなピリミジナミン系化合物;
トリアジメホン(triadimefon)、ビテルタノール(bitertanol)、トリフルミゾール(triflumizole)、エタコナゾール(etaconazole)、プロピコナゾール(propiconazole)、ペンコナゾール(penconazole)、フルシラゾール(flusilazole)、マイクロブタニル(myclobutanil)、シプロコナゾール(cyproconazole)、ターブコナゾール(terbuconazole)、ヘキサコナゾール(hexaconazole)、ファーコナゾールシス(furconazole-cis)、プロクロラズ(prochloraz)、メトコナゾール(metconazole)、エポキシコナゾール(epoxiconazole)、テトラコナゾール(tetraconazole)、オキスポコナゾール(oxpoconazole)、シプコナゾール(sipconazole)のようなアゾール系化合物;
キノメチオネート(quinomethionate)のようなキノキサリン系化合物;
マンネブ(maneb)、ジネブ(zineb)、マンゼブ(mancozeb)、ポリカーバメート(polycarbamate)、プロピネブ(propineb)のようなジチオカーバメート系化合物;
フサライド(fthalide)、クロロタロニル(chlorothalonil)、キントゼン(quintozene)のような有機塩素系化合物;
ベノミル(benomyl)、チオファネートメチル(thiophanate-methyl)、カーベンダジム(carbendazim)、シアゾファミド(cyazofamid)のようなイミダゾール系化合物;
フルアジナム(fluazinam)のようなピリジナミン系化合物;
シモキサニル(cymoxanil)のようなシアノアセトアミド系化合物;
メタラキシル(metalaxyl)、オキサジキシル(oxadixyl)、オフレース(ofurace)、ベナラキシル(benalaxyl)、フララキシル(furalaxyl)、シプロフラム(cyprofuram)のようなフェニルアミド系化合物;
ジクロフルアニド(dichlofluanid)のようなスルフェン酸系化合物;
水酸化第二銅(cupric hydroxide)、有機銅(oxine copper)のような銅系化合物;
ヒドロキシイソキサゾール(hydroxyisoxazole)のようなイソキサゾール系化合物;
ホセチルアルミニウム(fosetyl-Al)、トルクロホスメチル(tolclofos-methyl)、S−ベンジル O,O−ジイソプロピルホスホロチオエート、O−エチル S,S−ジフェニルホスホロジチオエート、アルミニウムエチルハイドロゲンホスホネートのような有機リン系化合物;
キャプタン(captan)、キャプタホル(captafol)、フォルペット(folpet)のようなN−ハロゲノチオアルキル系化合物;
プロシミドン(procymidone)、イプロジオン(iprodione)、ビンクロゾリン(vinclozolin)のようなジカルボキシイミド系化合物;
フルトラニル(flutolanil)、メプロニル(mepronil)、ゾキサミド(zoxamide)のようなベンズアニリド系化合物;
トリホリン(triforine)のようなピペラジン系化合物;
ピリフェノックス(pyrifenox)のようなピリジン系化合物;
フェナリモル(fenarimol)、フルトリアフォル(flutriafol)のようなカルビノール系化合物;
フェンプロピジン(fenpropidine)のようなピペリジン系化合物;
フェンプロピモルフ(fenpropimorph)のようなモルフォリン系化合物;
フェンチンヒドロキシド(fentin hydroxide)、フェンチンアセテート(fentin acetate)のような有機スズ系化合物;
ペンシキュロン(pencycuron)のような尿素系化合物;
ジメトモルフ(dimethomorph)のようなシンナミック酸系化合物;
ジエトフェンカルブ(diethofencarb)のようなフェニルカーバメート系化合物;
フルジオキソニル(fludioxonil)、フェンピクロニル(fenpiclonil)のようなシアノピロール系化合物;
アゾキシストロビン(azoxystrobin)、クレソキシムメチル(kresoxim-methyl)、メトミノフェン(metominofen)、トリフロキシストロビン(trifloxystrobin)、ピコキシストロビン(picoxystrobin)、ピラクロストロビン(pyraclostrobin)のようなストロビルリン系化合物;
ファモキサドン(famoxadone)のようなオキサゾリジノン系化合物;
エタボキサム(ethaboxam)のようなチアゾールカルボキサミド系化合物;
シルチオファム(silthiopham)のようなシリルアミド系化合物;
イプロバリカルブ(iprovalicarb)のようなアミノアシッドアミドカーバメート系化合物;
フェナミドン(fenamidone)のようなイミダゾリジン系化合物;
フェンヘキサミド(fenhexamid)のようなハイドロキシアニリド系化合物;
フルスルファミド(flusulfamide)のようなベンゼンスルホンアミド系化合物;
アトラキノン系化合物;クロトン酸系化合物;抗生物質またその他の化合物として、イソプロチオラン(isoprothiolane)、トリシクラゾール(tricyclazole)、ピロキロン(pyroquilon)、ジクロメジン(diclomezine)、プロベナゾール(probenazole)、キノキシフェン(quinoxyfen)、プロパモカルブ塩酸塩(propamocarb hydrochloride)、スピロキサミン(spiroxamine)、クロロピクリン(chloropicrin)、ダゾメット(dazomet)、メタムナトリウム塩(metam-sodium);などが挙げられる。
その他、ビフェントリンと混用或いは併用することが可能な除草剤としては、例えは、The Pesticide Manual(Fourteenth Edition)に記載されているような除草剤の有効成分化合物、特に土壌処理型のものなどがある。
本発明の防除方法は、従来のキスジノミハムシの幼虫の防除方法に比べ、安定性、残効性等が改善される。
次に本発明の望ましい態様を記載するが、本発明はこれらに限定されない。
(1)ビフェントリンの殺虫有効量を土壌中に施用することを特徴とするキスジノミハムシの幼虫の防除方法。
(2)ビフェントリンを1ヘクタールあたり、0.001〜50kg施用する(1)に記載の方法。
(3)ビフェントリンを1ヘクタールあたり、0.01〜5kg施用する(2)に記載の方法。
(4)ビフェントリンを、ビフェントリンの殺虫有効量及び農業上許容できる担体から成る組成物の構成成分として施用する(1)に記載の方法。
(5)ビフェントリンの殺虫有効量及び農業上許容できる担体から成る組成物が、乳剤、懸濁剤、水和剤、粉剤、DL粉剤、微粒剤、粒剤、粉粒剤又は微量散布剤の形態の組成物であることを特徴とする(4)に記載の方法。
(6)ビフェントリンを、粉剤、DL粉剤、微粒剤又は粒剤の形態の組成物の構成成分として施用する、(4)に記載の方法。
(7)ビフェントリンと、他の殺虫剤の殺虫有効量を土壌中に施用することを特徴とするキスジノミハムシの幼虫の防除方法。
(8)他の殺虫剤がホスチアゼート、カズサホス、イミシアホス及びクロルフルアズロンから成る群から選択される少なくとも1種の殺虫剤である(6)に記載の方法。
以下、実施例により本発明を更に具体的に説明する。
試験例1
1/10000aプラスチック製容器に詰めた土壌に、所定薬量になるよう希釈調整した薬液10mlを処理してポット全層の土壌と混合し、ラディシュ種子をポット当り4粒播種した。この処理を行ったポットをキスジノミハムシが放飼された温室に静置し、育苗管理した。播種40日後に根部を抜取り、キスジノミハムシ幼虫による根部の食害を被害程度別に調査し、次式により被害度指数を求めることで、効果の判定をした。結果を第1表に示した。
被害度指数={Σ(被害程度×被害程度別個数)/4×全調査個数}×100
被害程度…無:0、小:1、中:2、大:3、甚:4
試験結果から、ビフェントリンは、キスジノミハムシの有害生物の防除に関し既存のテフルトリンに比し、高い効果を有することが判明した。
Figure 0004981496
試験例2
所定薬量になるよう希釈調整した薬液を加圧式噴霧にて圃場の土壌表面に散布し、ロータリー耕にて十分混和した。その後、ダイコン種子を播種し、処理57日後又は64日後に根部を抜取り、キスジノミハムシ幼虫による根部の食害を被害程度別に調査し、次式により被害度指数を求めることで、効果の判定をした。処理57日後の結果を第2表に、処理64日後の結果を第3表に示した。
被害度指数={Σ(被害程度×被害程度別個数)/5×全調査個数}×100
被害程度別指数…無:0、微:1、小:2、中:3、大:4、甚:5
Figure 0004981496
Figure 0004981496

Claims (7)

  1. ビフェントリンの殺虫有効量を土壌中に施用することを特徴とするキスジノミハムシの幼虫の防除方法。
  2. ビフェントリンを1ヘクタールあたり、0.001〜50kg施用する請求項1に記載の方法。
  3. ビフェントリンを1ヘクタールあたり、0.01〜5kg施用する請求項2に記載の方法。
  4. ビフェントリンを、ビフェントリンの殺虫有効量及び農業上許容できる担体から成る組成物の構成成分として施用する、請求項1に記載の方法。
  5. ビフェントリンの殺虫有効量及び農業上許容できる担体から成る組成物が、乳剤、懸濁剤、水和剤、粉剤、DL粉剤、微粒剤、粒剤、粉粒剤又は微量散布剤の形態の組成物であることを特徴とする請求項4に記載の方法。
  6. ビフェントリンと、他の殺虫剤の殺虫有効量を土壌中に施用することを特徴とするキスジノミハムシの幼虫の防除方法。
  7. 他の殺虫剤がホスチアゼート、カズサホス、イミシアホス及びクロルフルアズロンから成る群から選択される少なくとも1種の殺虫剤である請求項6に記載の方法。
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