JP4980272B2 - バックライト装置及びそれを用いた表示装置 - Google Patents
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Description
(1)蛍光管を用いたバックライト装置の原理は、約20kV程度の高圧パルス放電により発生した紫外線が管内の蛍光体に衝突し、白色の可視光に変換される物理化学現象を利用したものであり、バックライト光源は常時点灯している。特に、黒表示においてはLCDへの光漏れがあり、コントラスト低下の一因になっている。また、コントラスト低下防止のために、画面上の領域毎に蛍光管の明るさを調整するなどの工夫もあり、これも実用化されている。
(2)LEDバックイライトの原理は、RGBのLED光を合成し白色光を生成するもので、常時点灯タイプの他に、動きの早い画像の横尾引き対策として、点灯制御するもの等が実用化されている。いずれの場合も、各LED素子の明るさを常時監視し、安定した色温度と面ムラの管理・調整とが行われているが、この管理・調整が極めて重要な課題となっていることは周知である。
(3)光出射方向を、光スイッチ機能部を用いて、入射方向に対して90度だけ曲げる方法を用いた技術として、例えば、下記の特許文献2に記載の技術がある。
前記光ガイド機構は、前記第1の基板と前記第2の基板に設けられた絶縁体膜間に配置された薄膜状電極であって、前記第1の基板と前記第2の基板とにそれぞれ設けられた前記第1及び第2の複数の電極と同じ方向に延在し、前記第1及び第2の複数の電極に印加する電圧によって前記第1の絶縁体膜面に面接触する第1の領域と、前記第2の絶縁体膜面に面接触する第2の領域と、前記第1の領域と第2の領域との間で前記基板面に対して傾斜する傾斜面を有するとともに、前記第1の基板側の面に多数の第1の回折格子を設けることにより光の反射機能を有する帯状の薄膜状電極を有し、入力映像信号に基づいて前記第1の基板に配置された前記光透過散乱型液晶パネルをオンオフさせることにより、透過画素の位置を列方向に画素領域を動かすことができる第1の電圧制御機構と、前記第1の複数の電極と前記複数の第2の電極とに電圧を印加させて前記薄膜状電極の前記傾斜部を列方向移動させることができる第2の電圧制御機構と、前記光ガイド機構である前記第1の基板と前記第2の基板とに配置された絶縁体膜間に前記列方向に進み偏光光を導入する位置に配置され第1の方向に光を導入する光源を含む光源システムと、該光源からの偏光光を、前記第1の電圧制御機構による前記光透過散乱型液晶パネルのうちの透過画素領域と、前記傾斜部を形成する領域と、が同じ位置に形成されるように前記第1の電圧制御機構と前記第2の電圧制御機構との電圧印加のタイミングを同期させる同期制御部と、を備えることを特徴とするバックライト装置が提供される。
図9は、光透過散乱型液晶の配向状態を示す図であり、その下の図は、上の図のA-A’線に沿った断面図である。適宜、図5も参照しながら説明する。入力光21sは、光透過散乱型液晶パネル部7の隔壁に配置された側面電極50間に印加された電圧により、符号60、62で示されるように配向され、回折格子部12s、14sを形成する。
図9に示すように、例えば、側面電極対50と51とを、それぞれ、スイッチ54、55で接続して電極に所定の電圧を印加すると、光透過散乱型液晶の回折格子部12sは垂直走査方向に長くなり、回折格子部14sは短くなる。そこで、入力光21sの全反射位置が、垂直方向に1画素分だけ移動する。移動した画素位置において、上記画素13sの表示と同様の原理で、この上に配置された表示用LCD画素に光が照射される。尚、「全反射位置」という用語も、光透過散乱型液晶に形成される回折格子面、薄膜状電極面に構成した回折格子面を指すものである。
側面電極50、51、52をそれぞれスイッチ54、55、56、57により接続し、側面電極に対して所定の電圧を印加すると、光透過散乱型液晶の回折格子部12sは更に垂直方向に長くなり、回折格子部14sは更に短くなる。そこで、入力光21sの全反射位置が、垂直方向にさらに1画素分だけ移動する。移動した画素位置において、上記画素13sの表示と同様の原理で、この上に配置された表示用LCD画素に光が照射される。
図10は、光透過散乱型液晶の配向状態を示す図であり、その下の図は、上の図におけるB−B’線に沿った断面図である。適宜、図4・5を参照しながら説明を行う。
図10に示す上記(1)の状態から、側面電極対70-71間に加えて、71-72間にも第2の回折格子部12pがさらに第2の回折格子部14p側に延びるように所定の電圧を印加すると、光透過散乱型液晶の回折格子部12pは垂直方向に長くなり、回折格子部14pは短くなる。入力光21pの全反射位置が垂直方向に1画素分だけ移動する。図4・図5の透過状態にある画素部が1画素分だけ図の右側に移動する。その後の動作は、画素13pの照明に基づく表示の場合と同様であるため説明は省略する。
上記(2)の状態から、側面電極70-71間、71-72間、72-73間に、第2の回折格子部12pが第2の回折格子部14p側に延びるように所定の電圧を印加すると、光透過散乱型液晶の第2の回折格子部12pは更に垂直方向に長くなり、回折格子部14pは更に短くなる。入力光21pの全反射位置が垂直方向に、さらに1画素分だけ移動する。その後の動作は、画素13pの照明に基づく表示と同様であるため説明は省略する。
これにより、バックライト装置における光の利用効率を向上させることができる。
Claims (28)
- 第1の基板と、該第1の基板とある距離だけ離されて対向配置される第2の基板と、前記第1の基板と前記第2の基板との間に形成される空間に設けられる光ガイド機構と、を有し、基板の2次元平面において行列状に設けられた画素により表示のための照射光を出射するバックライト装置であって、
前記第1の基板は、前記第2の基板とは反対側に設けられる光透過散乱型液晶パネルと、前記第2の基板側に設けられ画素列方向に並んで配置される透明な第1の複数の電極と、該電極の前記第2の基板側に設けられた第1の絶縁体膜と、を有し、
前記第2の基板は、前記第1の基板側に設けられ、画素列方向に並んで配置され前記第1の複数の電極との電極対を形成する第2の複数の電極と、前記第2の複数の電極の前記第1の基板側に設けられた第2の絶縁体膜と、を有し、
前記光ガイド機構は、前記第1の基板と前記第2の基板に設けられた絶縁体膜間に配置された薄膜状電極であって、前記第1の基板と前記第2の基板とにそれぞれ設けられた前記第1及び第2の複数の電極と同じ方向に延在し、前記第1及び第2の複数の電極に印加する電圧によって前記第1の絶縁体膜面に面接触する第1の領域と、前記第2の絶縁体膜面に面接触する第2の領域と、前記第1の領域と第2の領域との間で前記基板面に対して傾斜する傾斜面を有するとともに、前記第1の基板側の面に多数の第1の回折格子を設けることにより光の反射機能を有する帯状の薄膜状電極を有し、
入力映像信号に基づいて前記第1の基板に配置された前記光透過散乱型液晶パネルをオンオフさせることにより、透過画素の位置を列方向に画素領域を動かすことができる第1の電圧制御機構と、
前記第1の複数の電極と前記複数の第2の電極とに電圧を印加させて前記薄膜状電極の前記傾斜部を列方向移動させることができる第2の電圧制御機構と、
前記光ガイド機構である前記第1の基板と前記第2の基板とに配置された絶縁体膜間に前記列方向に進み偏光光を導入する位置に配置され第1の方向に光を導入する光源を含む光源システムと、
該光源からの偏光光を、前記第1の電圧制御機構による前記光透過散乱型液晶パネルのうちの透過画素領域と、前記傾斜部を形成する領域と、が同じ位置に形成されるように前記第1の電圧制御機構と前記第2の電圧制御機構との電圧印加のタイミングを同期させる同期制御部と
を備えることを特徴とするバックライト装置。 - 第1の基板と、該第1の基板とある距離だけ離されて対向配置される第2の基板と、前記第1の基板と前記第2の基板との間に形成される空間に設けられる光ガイド機構と、を有し、基板の2次元平面において行列状に設けられた画素により表示のための照射光を出射するバックライト装置であって、
前記第1の基板は、前記第2の基板とは反対側に設けられる光透過散乱型液晶パネルと、前記第2の基板側に設けられ画素列方向に並んで配置される透明な第1の複数の電極と、該電極の前記第2の基板側に設けられた第1の絶縁体膜と、を有し、
前記第2の基板は、前記第1の基板側に設けられ、画素列方向に並んで配置され前記第1の複数の電極との電極対を形成する第2の複数の電極と、前記第2の複数の電極の前記第1の基板側に設けられた第2の絶縁体膜と、を有し、
前記光ガイド機構は、前記第1の基板と前記第2の基板に設けられた絶縁体膜間に配置された薄膜状電極であって、前記第1の基板と前記第2の基板とにそれぞれ設けられた前記第1及び第2の複数の電極と同じ方向に延在し、前記第1及び第2の複数の電極に印加する電圧によって前記第1の絶縁体膜面に面接触する第1の領域と、前記第2の絶縁体膜面に面接触する第2の領域と、前記第1の領域と第2の領域との間で前記基板面に対して傾斜する傾斜面を有することにより光の反射機能を有する帯状の薄膜状電極とを有し、
入力映像信号に基づいて前記第1の基板に配置された前記光透過散乱型液晶パネルをオンオフさせることにより液晶の配向を位置により制御し、列方向に透過画素の位置と第2の回折格子を形成する位置とを動かすことができる第1の電圧制御機構と、
前記第1の複数の電極と前記複数の第2の電極とに電圧を印加させて前記薄膜状電極の前記傾斜部を列方向移動させることができる第2の電圧制御機構と、
前記光ガイド機構である前記第1の基板と前記第2の基板とに配置された絶縁体膜間に前記列方向に進み偏光光を導入する位置に配置され第1の方向に光を導入する光源を含む光源システムと、
該光源からの偏光光を、前記第1の電圧制御機構による前記光透過散乱型液晶パネルのうちの透過領域と、前記傾斜部を形成する領域と、が同じ位置に形成されるように前記第1の電圧制御機構と前記第2の電圧制御機構との電圧印加のタイミングを同期させる同期制御部と
を備えることを特徴とするバックライト装置。 - 第1の基板と、該第1の基板とある距離だけ離されて対向配置される第2の基板と、前記第1の基板と前記第2の基板との間に形成される空間に設けられる光ガイド機構と、を有し、基板の2次元平面において行列状に設けられた画素により表示のための照射光を出射するバックライト装置であって、
前記第1の基板は、前記第2の基板とは反対側に設けられる光透過散乱型液晶パネルと、前記第2の基板側に設けられ画素列方向に並んで配置される透明な第1の複数の電極と、該電極の前記第2の基板側に設けられた第1の絶縁体膜と、を有し、
前記第2の基板は、前記第1の基板側に設けられ、画素列方向に並んで配置され前記第1の複数の電極との電極対を形成する第2の複数の電極と、前記第2の複数の電極の前記第1の基板側に設けられた第2の絶縁体膜と、を有し、
前記光ガイド機構は、前記第1の基板と前記第2の基板に設けられた絶縁体膜間に配置された薄膜状電極であって、前記第1の基板と前記第2の基板とにそれぞれ設けられた前記第1及び第2の複数の電極と同じ方向に延在し、前記第1及び第2の複数の電極に印加する電圧によって前記第1の絶縁体膜面に面接触する第1の領域と、前記第2の絶縁体膜面に面接触する第2の領域と、前記第1の領域と第2の領域との間で前記基板面に対して傾斜する傾斜面を有するとともに、前記第1の基板側の面に多数の第1の回折格子を設けることにより光の反射機能を有する帯状の薄膜状電極を有し、
入力映像信号に基づいて前記第1の基板に配置された前記光透過散乱型液晶パネルをオンオフさせることにより液晶の配向を位置により制御し、列方向に透過画素の位置と第2の回折格子を形成する位置とを動かすことができる第1の電圧制御機構と、
前記第1の複数の電極と前記複数の第2の電極とに電圧を印加させて前記薄膜状電極の前記傾斜部を列方向移動させることができる第2の電圧制御機構と、
前記光ガイド機構である前記第1の基板と前記第2の基板とに配置された絶縁体膜間に前記列方向に進み偏光光を導入する位置に配置され第1の方向に光を導入する光源を含む光源システムと、
該光源からの偏光光を、前記第1の電圧制御機構による前記光透過散乱型液晶パネルのうちの透過領域と、前記傾斜部を形成する領域と、が同じ位置に形成されるように前記第1の電圧制御機構と前記第2の電圧制御機構との電圧印加のタイミングを同期させる同期制御部と
を備えることを特徴とするバックライト装置。 - 前記第1又は第2の回折格子は、入射光の波長に対し十分小さいピッチを有していることを特徴とする請求項1から3までのいずれか1項に記載のバックライト装置。
- 前記第1の電圧制御機構は、前記薄膜状電極と前記光透過散乱型液晶パネルとにより画定される複数のストライプ状の液晶層内のそれぞれにおける複数の電気光学特性を得るように、前記複数の電極に印加される電圧のオン/オフ制御することを特徴とする請求項1から4までのいずれか1項に記載のバックライト装置。
- 前記光源システムから前記第1の方向に導入された光の偏光方向を制御し、前記光透過散乱型液晶基板内の電極間における電圧をオン/オフにより制御される前記光透過散乱型液晶材の透過に基づいて所定の画素から前記光を出射させることを特徴とする請求項1から5までのいずれか1項に記載のバックライト装置。
- 前記第2の電圧制御機構は、前記薄膜状電極を駆動し、前記光源システムから前記第1の方向に導入された偏光光の方向を制御し、前記光透過散乱型液晶の画素に入力させることを特徴とする請求項1から6までのいずれか1項に記載のバックライト装置。
- 前記光源システムの出力光がs偏光の場合に、前記出力光の偏光軸と前記光透過散乱型液晶の偏光軸が入射面に対し垂直の位置にあり、かつ、前記出力光が前記液晶の長軸に対し平行になるように配置することにより、前記光源からの光が前記第1の基板と第2の基板との間を伝搬して行くことを特徴とする請求項1から7までのいずれか1項に記載のバックライト装置。
- 前記光源システムの出力光がp偏光の場合に、前記出力光の偏光軸と前記光透過散乱型液晶の偏光軸が入射面に対し平行の位置にあり、かつ、前記出力光が前記液晶の長軸に対して平行または所定の角度で反射するように配置することにより、前記光源からの光が前記第1の基板と第2の基板との間を伝搬して行くことを特徴とする請求項1から8までのいずれか1項に記載のバックライト装置。
- 前記薄膜状電極と前記第1の基板及び前記第2の基板に配置された前記第1の複数電極及び第2の複数電極の間のそれぞれの絶縁体膜を介してのそれぞれの印加電圧により、前記薄膜状電極を所定の角度で傾斜させ、かつ、それぞれ前記第1の複数電極及び第2の複数電極に対する電圧を印加する位置を可変することにより、前記薄膜状電極の前記傾斜部の位置を調整することを特徴とする請求項1から9までのいずれか1項に記載のバックライト装置。
- 前記光源の光束を、矩形かつ扁平に変換し、p偏光又はs偏光に片偏光化する機構を有することを特徴とする請求項1から10までのいずれか1項に記載のバックライト装置。
- 前記光源システムは入力映像信号により輝度変調可能な光源と第1集光レンズとグラスロッドと偏光変換素子を貼合した第2集光レンズまたは偏光変換素子と波長板を貼合した第2集光レンズとを有していることを特徴とする請求項1から10までのいずれか1項に記載のバックライト装置。
- 請求項12において、前記グラスロッドの入出射面を除く面をミラー処理したことを特徴とするバックライト装置。
- 第1の基板と、該第1の基板とある距離だけ離されて対向配置される第2の基板と、前記第1の基板と前記第2の基板との間に形成される空間に設けられる光ガイド機構と、を有し、基板の2次元平面において行列状に設けられた画素により表示のための照射光を出射するバックライト装置であって、
前記第1の基板は、前記第2の基板とは反対側に設けられる光透過散乱型液晶パネルと、前記第2の基板側に設けられ画素列方向に並んで配置される透明な第1の複数の電極と、該電極の前記第2の基板側に設けられた第1の絶縁体膜と、を有し、
前記第2の基板は、前記第1の基板とは反対側に設けられる光透過散乱型液晶パネルと、前記第1の基板側に設けられ、画素列方向に並んで配置され前記第1の複数の電極との電極対を形成する第2の複数の電極と、前記第2の複数の電極の前記第1の基板側に設けられた第2の絶縁体膜と、を有し、
前記光ガイド機構は、前記第1の基板と前記第2の基板に設けられた絶縁体膜間に配置された薄膜状電極であって、前記第1の基板と前記第2の基板とにそれぞれ設けられた前記第1及び第2の複数電極と同じ方向に延在し、前記第1及び第2の複数電極に印加する電圧によって前記第1の絶縁体膜面に面接触する第1の領域と、前記第2の絶縁体膜面に面接触する第2の領域と、前記第1の領域と第2の領域との間で前記基板面に対して傾斜する傾斜面を有するとともに、前記第1及び第2の基板側の両面に多数の第1の回折格子を設けることにより光の反射機能を有する帯状の薄膜状電極を有し、
入力映像信号に基づいて前記第1及び第2の基板に配置された前記光透過散乱型液晶パネルをオンオフさせることにより、透過画素の位置を列方向に画素領域を動かすことができる第1の電圧制御機構と、
前記第1の複数の電極と前記複数の第2の電極とに電圧を印加させて前記薄膜状電極の前記傾斜部を列方向移動させることができる第2の電圧制御機構と、
前記光ガイド機構である前記第1の基板と前記第2の基板とに配置された絶縁体膜間に前記列方向に進み偏光光を導入する位置に配置され第1の方向と第2の方向後とから光を導入する光源を含む光源システムと、
該光源からの偏光光を、前記第1の電圧制御機構による前記光透過散乱型液晶パネルのうちの透過領域と、前記傾斜部を形成する領域と、が同じ位置に形成されるように前記第1の電圧制御機構と前記第2の電圧制御機構との電圧印加のタイミングを同期させる同期制御部と、を備えることを特徴とする両面バックライト装置。 - 第1の基板と、該第1の基板とある距離だけ離されて対向配置される第2の基板と、前記第1の基板と前記第2の基板との間に形成される空間に設けられる光ガイド機構と、を有し、基板の2次元平面において行列状に設けられた画素により表示のための照射光を出射するバックライト装置であって、
前記第1の基板は、前記第2の基板とは反対側に設けられる光透過散乱型液晶パネルと、前記第2の基板側に設けられ画素列方向に並んで配置される透明な第1の複数の電極と、該電極の前記第2の基板側に設けられた第1の絶縁体膜と、を有し、
前記第2の基板は、前記第1の基板とは反対側に設けられる光透過散乱型液晶パネルと、前記第1の基板側に設けられ、画素列方向に並んで配置され前記第1の複数の電極との電極対を形成する第2の複数の電極と、前記第2の複数の電極の前記第1の基板側に設けられた第2の絶縁体膜と、を有し、
前記光ガイド機構は、前記第1の基板と前記第2の基板に設けられた絶縁体膜間に配置された薄膜状電極であって、前記第1の基板と前記第2の基板とにそれぞれ設けられた前記第1及び第2の複数電極と同じ方向に延在し、前記第1及び第2の複数電極に印加する電圧によって前記第1の絶縁体膜面に面接触する第1の領域と、前記第2の絶縁体膜面に面接触する第2の領域と、前記第1の領域と第2の領域との間で前記基板面に対して傾斜する傾斜面を有することにより光の反射機能を有する帯状の薄膜状電極を有し、
入力映像信号に基づいて前記第1及び第2の基板に配置された前記光透過散乱型液晶パネルをオンオフさせることにより液晶の配向を位置により制御し、列方向に透過画素の位置と第2の回折格子を形成する位置とを動かすことができる第1の電圧制御機構と、
前記第1の複数の電極と前記複数の第2の電極とに電圧を印加させて前記薄膜状電極の前記傾斜部を列方向移動させることができる第2の電圧制御機構と、
前記光ガイド機構である前記第1の基板と前記第2の基板とに配置された絶縁体膜間に前記列方向に進み偏光光を導入する位置に配置され第1の方向と第2の方向とから光を導入する光源を含む光源システムと、
該光源からの偏光光を、前記第1の電圧制御機構による前記光透過散乱型液晶パネルのうちの透過領域と、前記傾斜部を形成する領域と、が同じ位置に形成されるように前記第1の電圧制御機構と前記第2の電圧制御機構との電圧印加のタイミングを同期させる同期制御部と、を備えることを特徴とする両面バックライト装置。 - 第1の基板と、該第1の基板とある距離だけ離されて対向配置される第2の基板と、前記第1の基板と前記第2の基板との間に形成される空間に設けられる光ガイド機構と、を有し、基板の2次元平面において行列状に設けられた画素により表示のための照射光を出射するバックライト装置であって、
前記第1の基板は、前記第2の基板とは反対側に設けられる光透過散乱型液晶パネルと、前記第2の基板側に設けられ画素列方向に並んで配置される透明な第1の複数の電極と、該電極の前記第2の基板側に設けられた第1の絶縁体膜と、を有し、
前記第2の基板は、前記第1の基板とは反対側に設けられる光透過散乱型液晶パネルと、前記第1の基板側に設けられ、画素列方向に並んで配置され前記第1の複数の電極との電極対を形成する第2の複数の電極と、前記第2の複数の電極の前記第1の基板側に設けられた第2の絶縁体膜と、を有し、
前記光ガイド機構は、前記第1の基板と前記第2の基板に設けられた絶縁体膜間に配置された薄膜状電極であって、前記第1の基板と前記第2の基板とにそれぞれ設けられた前記第1及び第2の複数電極と同じ方向に延在し、前記第1及び第2の複数電極に印加する電圧によって前記第1の絶縁体膜面に面接触する第1の領域と、前記第2の絶縁体膜面に面接触する第2の領域と、前記第1の領域と第2の領域との間で前記基板面に対して傾斜する傾斜面を有するとともに、前記第1の基板側と前記第2の基板側との両面に多数の第1の回折格子を設けることにより光の反射機能を有する帯状の薄膜状電極を有し、
入力映像信号に基づいて前記第1及び第2の基板に配置された前記光透過散乱型液晶パネルをオンオフさせることにより液晶の配向を位置により制御し、列方向に透過画素の位置と第2の回折格子を形成する位置とを動かすことができる第1の電圧制御機構と、
前記第1の複数の電極と前記複数の第2の電極とに電圧を印加させて前記薄膜状電極の前記傾斜部を列方向移動させることができる第2の電圧制御機構と、
前記光ガイド機構である前記第1の基板と前記第2の基板とに配置された絶縁体膜間に前記列方向に進み偏光光を導入する位置に配置され第1の方向と第2の方向とから光を導入する光源を含む光源システムと、
該光源からの偏光光を、前記第1の電圧制御機構による前記光散乱型液晶パネルのうちの透過領域と、前記傾斜部を形成する領域と、が同じ位置に形成されるように前記第1の電圧制御機構と前記第2の電圧制御機構との電圧印加のタイミングを同期させる同期制御部と、を備えることを特徴とする両面バックライト装置。 - 前記第1又は第2の回折格子は、入射光の波長に対し十分小さいピッチを有していることを特徴とする請求項14から16までのいずれか1項に記載の両面バックライト装置。
- 前記複数の薄膜状電極と前記複数の薄膜状電極と第1の基板側及び第2の基板側に設けられたそれぞれの前記光透過散乱型液晶により画定される複数のストライプ状の液晶層内のそれぞれにおける複数の電気光学特性を得るように、前記複数の電極に印加される電圧のオン/オフ制御する第3の電圧制御機構を有することを特徴とする請求項14から17までのいずれか1項に記載の両面バックライト装置。
- 前記光源システムから前記第1の方向及び第2の方向に導入された光の偏光方向を制御し、第1の基板側及び第2の基板側に設けられたそれぞれの前記光透過散乱型液晶基板内の電極間における電圧をオン/オフにより制御される前記光透過散乱型液晶材の透過に基づいて所定の画素から前記光を出射させることを特徴とする請求項14から18までのいずれか1項に記載の両面バックライト装置。
- 前記複数の薄膜状電極を駆動し、前記光源システムから前記第1の方向及び第2の方向に導入された偏光光の方向を制御し、第1の基板側及び第2の基板側に設けられたそれぞれの前記光透過散乱型液晶基板の画素に入力させる第4の電圧制御機構を有することを特徴とする請求項14から19までのいずれか1項に記載の両面バックライト装置。
- 前記光源システムの出力光がs偏光の場合に、前記第1の基板側及び第2の基板側において、前記出力光の偏光軸と前記光透過散乱型液晶の偏光軸が入射面に対し垂直の位置にあり、かつ、前記出力光が前記液晶の長軸に対し平行になるように配置することにより、前記第1の方向と前記第2の方向から、それぞれ前記光源システムの出力光が前記第1の基板と第2の基板間を伝搬して行くことを特徴とする請求項14から20までのいずれか1項に記載の両面バックライト装置。
- 前記光源システムの出力光がp偏光の場合に、前記第1の基板側及び第2の基板側において、前記出力光の偏光軸と前記光透過散乱型液晶の偏光軸が入射面に対し平行の位置にあり、かつ、前記出力光が前記液晶の長軸に対して平行または所定の角度で反射するように配置することにより、前記第1の方向と前記第2の方向から、それぞれ前記光源システムの出力光が前記第1の基板と第2の基板間を伝搬して行くことを特徴とする請求項14から20までのいずれか1項に記載の両面バックライト装置。
- 前記第1及び第2の方向に伝搬させるそれぞれの前記光源システムからの光源の光束を矩形かつ扁平に変換し、p偏光またはs偏光に片偏光化する機構を有することを特徴とする請求項14から22までのいずれか1項に記載の両面バックライト装置。
- 前記第1の基板と前記第2の基板側のそれぞれの前記光透過散乱型液晶基板の側壁に配置された側面電極対は、互いに所定の幅だけオーバーラップした状態で隣接し、該オーバーラップした領域に絶縁体が介挿されていることを特徴とする請求項14から23までのいずれか1項に記載の両面バックライト装置。
- 前記光源システムは、それぞれ第1の方向の出力光及び第2の方向の出力光を入力映像信号により輝度変調可能な光源と第1集光レンズとグラスロッドと偏光変換素子を貼合した第2集光レンズまたは偏光変換素子と波長板を貼合した第2集光レンズとを有していることを特徴とする請求項14から23までのいずれか1項に記載の両面バックライト装置。
- 前記制御部は、前記入力映像信号に応じ、前記第1基板面と前記第2基板面とに挟まれる同じ位置にある画素から前記光源光を同時に出力制御可能な制御を行うことを特徴とする請求項25に記載の両面バックライト装置。
- 入力映像信号により輝度変調可能な光源システムと、該光源システムの出力光を前記薄膜状電極で反射させ、前記光透過散乱型液晶基板に入力し、所定の水平走査ラインを構成する画素に出力し、線順次走査で画像を表示再生させるシステムにおいて用いられ、請求項14から26までのいずれか1項の両面バックライト装置と、
前記光透過散乱型液晶を封止して形成した各R、G、B画素毎に、前記出射光の入射方向を避けた位置に直交傾斜配置された前記薄膜状電極と、
該第1の基板及び第2基板と前記薄膜電極とのそれぞれをオン/オフ制御する制御機構と、を有し、
該制御機構により前記出力偏光光の第1及び第2の方向を制御することにより得られた前記光透過散乱型液晶の透過に基づいて所望の画素から発光させることを特徴とする両面バックライト装置。 - 入力映像信号により輝度変調可能な光源システムと、該光源システムの出力光を前記薄膜状電極で反射させ、前記光透過散乱型液晶基板に入力し、所定の水平走査ラインを構成する画素に出力し、線順次走査で画像を表示再生させるシステムであって、
光透過散乱型液晶を封止して形成した各R、G、B画素毎に、前記出射光の入射方向を避けた位置に直交傾斜配置された前記薄膜状電極と、
該第1の基板及び第2基板と前記薄膜電極とのそれぞれをオン/オフ制御する制御機構と、を有し、
該制御機構により前記出力偏光光の第1及び第2の方向を制御することにより得られた前記光透過散乱型液晶の透過に基づいて所望の画素から発光させることが可能なシステムにおいて、前記光透過散乱型液晶の配向を前記出力偏光光源光の偏光軸に対して水平または垂直に切換可能な構成を特徴とする請求項14から26までのいずれか1項に記載の両面バックライト装置。
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