JP4979933B2 - 車載カメラ及びドライブレコーダ - Google Patents

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Description

本発明は、車載カメラ及びそれを用いたドライブレコーダに関する。
事故発生時の運転状況を解析・検証するために、車載用のドライブレコーダが実用化されつつある。ドライブレコーダは、車載カメラによって車両の周辺領域を撮像し、事故発生時に撮像された映像を、半導体メモリ等の記録媒体に記録するものである。車載カメラは、CCDやCMOS等の電子撮像素子を有しており、フィールド期間に含まれる所定の電荷蓄積期間内に蓄積された電荷量に基づいて、画像データを取得する。
ところで、信号機は、商用交流電源を用いて駆動されている。従って、目視では確認することができないが、例えばLEDを用いた信号機においては、信号の点灯及び消灯が微小時間で周期的に繰り返されている。そのため、あるフィールドにおいて、撮像素子の電荷蓄積期間と信号の消灯期間とが重なった場合には、そのフィールドに関しては消灯状態の信号機が撮像されることとなる。そして、このようなフィールドが偶然にも連続すると、ドライブレコーダには消灯状態の信号機が撮影された映像しか記録されないこととなり、運転状況の解析等において信号機の点灯色を確認することができない。
なお、このような問題は、ドライブレコーダに限らず、車両の周辺領域を視認するための車載カメラにおいても同様に生じ得る。
本発明はかかる問題を解決するために成されたものであり、点灯及び消灯が周期的に繰り返される発光機器が車載カメラの撮像範囲内に含まれる場合であっても、発光機器を点灯状態で撮影することが可能な、車載カメラ及びそれを用いたドライブレコーダを得ることを目的とする。
第1の発明に係る車載カメラは、シャッタ機能によって電荷蓄積期間を調整可能な撮像素子を有する撮像部と、前記シャッタ機能を制御する制御機能を有する信号処理部とを備え、前記信号処理部は、交流電源駆動に起因して点灯及び消灯が周期的に繰り返される発光機器の消灯期間よりも、前記電荷蓄積期間が長くなるように、前記シャッタ機能の制御を実行し、前記撮像部は、車両周辺視認用カメラの撮像部と、ドライブレコーダ用カメラの撮像部とを兼用しており、前記シャッタ機能は、前記撮像部の各撮像画素に対して、車両周辺視認用途の電荷蓄積期間と、ドライブレコーダ用途の電荷蓄積期間とを個別に設定可能であり、前記信号処理部は、ドライブレコーダ用途に対してのみ、前記シャッタ機能の前記制御を実行することを特徴とする。
第2の発明に係る車載カメラは、第1の発明に係る車載カメラにおいて特に、前記発光機器から発せられた光を検出する光センサをさらに備え、前記信号処理部は、前記光センサによる検出結果に基づいて前記消灯期間を求めることを特徴とする。
第3の発明に係る車載カメラは、第1の発明に係る車載カメラにおいて特に、前記信号処理部は、前記撮像部から送られてきた画像データを処理する画像処理機能をさらに有し、前記信号処理部は、前記撮像部によって連続的に撮像された複数の画像に基づいて前記消灯期間を求めることを特徴とする。
第4の発明に係る車載カメラは、第2又は第3の発明に係る車載カメラにおいて特に、前記発光機器は信号機であり、前記信号処理部は、前記信号機の消灯周期が所定値よりも短い明滅を対象として、前記消灯期間を求めることを特徴とする。
第5の発明に係る車載カメラは、シャッタ機能によって電荷蓄積期間を調整可能な撮像素子を有する撮像部と、前記シャッタ機能を制御する制御機能と、前記撮像部から送られてきた画像データを処理する画像処理機能とを有する信号処理部とを備え、前記信号処理部は、一のフィールド期間内に複数の電荷蓄積期間が規定されるように前記シャッタ機能の制御を実行し、前記複数の電荷蓄積期間において取得された複数の画像データに基づいて、前記フィールドに関する画像データを求め、前記撮像部は、車両周辺視認用カメラの撮像部と、ドライブレコーダ用カメラの撮像部とを兼用しており、前記シャッタ機能は、前記撮像部の各撮像画素に対して、車両周辺視認用途の電荷蓄積期間と、ドライブレコーダ用途の電荷蓄積期間とを個別に設定可能であり、前記信号処理部は、ドライブレコーダ用途に対してのみ、前記シャッタ機能の前記制御を実行することを特徴とする。
第6の発明に係る車載カメラは、シャッタ機能によって電荷蓄積期間を調整可能な撮像素子を有する撮像部と、前記シャッタ機能を制御する制御機能を有する信号処理部と、自車両の位置情報を取得する位置情報取得手段とを備え、前記信号処理部は、前記位置情報に基づいて、自車両が位置している地域における商用交流電源の周波数を割り出し、前記周波数に基づいて、交流電源駆動に起因して点灯及び消灯が周期的に繰り返される発光機器の点灯周期を割り出し、前記電荷蓄積期間が前記点灯周期に相当する期間に一致するように、前記シャッタ機能の制御を実行し、前記撮像部は、車両周辺視認用カメラの撮像部と、ドライブレコーダ用カメラの撮像部とを兼用しており、前記シャッタ機能は、前記撮像部の各撮像画素に対して、車両周辺視認用途の電荷蓄積期間と、ドライブレコーダ用途の電荷蓄積期間とを個別に設定可能であり、前記信号処理部は、ドライブレコーダ用途に対してのみ、前記シャッタ機能の前記制御を実行することを特徴とする。
第7の発明に係る車載カメラは、第1〜第6のいずれか一つの発明に係る車載カメラにおいて特に、前記各撮像画素は、前記撮像素子として、車両周辺視認用途の第1の撮像素子と、ドライブレコーダ用途の第2の撮像素子とを有しており、前記各撮像画素から、前記第1の撮像素子によって撮像された第1の画像データと、前記第2の撮像素子によって撮像された第2の画像データとが個別に出力されることを特徴とする。
第8の発明に係る車載カメラは、第1〜第6のいずれか一つの発明に係る車載カメラにおいて特に、前記各撮像画素は、前記撮像素子として、ワイドダイナミックレンジ対応の撮像素子を有しており、前記各撮像画素から、車両周辺視認用途の第1の画像データと、ドライブレコーダ用途の第2の画像データとが出力されることを特徴とする。
第9の発明に係る車載カメラは、シャッタ機能によって電荷蓄積期間を調整可能な撮像素子を有する撮像部と、前記シャッタ機能を制御する制御機能を有する信号処理部とを備え、前記信号処理部は、交流電源駆動に起因して点灯及び消灯が周期的に繰り返される発光機器の消灯期間よりも、前記電荷蓄積期間が長くなるように、前記シャッタ機能の制御を実行し、前記撮像部は、車両周辺視認用カメラの撮像部と、ドライブレコーダ用カメラの撮像部とを兼用しており、前記信号処理部は、前記撮像部の撮像範囲内に前記発光機器が存在することが検出された場合に、前記シャッタ機能の前記制御を実行することを特徴とする。
第10の発明に係る車載カメラは、シャッタ機能によって電荷蓄積期間を調整可能な撮像素子を有する撮像部と、前記シャッタ機能を制御する制御機能を有する信号処理部と、自車両の位置情報を取得する位置情報取得手段とを備え、前記信号処理部は、前記位置情報に基づいて、自車両が位置している地域における商用交流電源の周波数を割り出し、前記周波数に基づいて、交流電源駆動に起因して点灯及び消灯が周期的に繰り返される発光機器の点灯周期を割り出し、前記電荷蓄積期間が前記点灯周期に相当する期間に一致するように、前記シャッタ機能の制御を実行し、前記撮像部は、車両周辺視認用カメラの撮像部と、ドライブレコーダ用カメラの撮像部とを兼用しており、前記信号処理部は、前記撮像部の撮像範囲内に前記発光機器が存在することが検出された場合に、前記シャッタ機能の前記制御を実行することを特徴とする。
第11の発明に係る車載カメラは、シャッタ機能によって電荷蓄積期間を調整可能な撮像素子を有する撮像部と、前記シャッタ機能を制御する制御機能と、前記撮像部から送られてきた画像データを処理する画像処理機能とを有する信号処理部とを備え、前記信号処理部は、一のフィールド期間内に複数の電荷蓄積期間が規定されるように前記シャッタ機能の制御を実行し、前記複数の電荷蓄積期間において取得された複数の画像データに基づいて、前記フィールドに関する画像データを求め、前記撮像部は、車両周辺視認用カメラの撮像部と、ドライブレコーダ用カメラの撮像部とを兼用しており、前記信号処理部は、前記撮像部の撮像範囲内に、交流電源駆動に起因して点灯及び消灯が周期的に繰り返される発光機器が存在することが検出された場合に、前記シャッタ機能の前記制御を実行することを特徴とする。
第12の発明に係る車載カメラは、第9〜第11のいずれか一つの発明に係る車載カメラにおいて特に、前記発光機器は信号機であり、カーナビゲーション情報又はGPS情報に基づいて、自車両が前記信号機に接近していることが検出されたことにより、前記撮像範囲内における前記発光機器の存在が検出されることを特徴とする。
第13の発明に係る車載カメラは、第9〜第11のいずれか一つの発明に係る車載カメラにおいて特に、前記発光機器は信号機であり、予め準備された信号機のテンプレート画像とのマッチング結果に基づいて、前記撮像部によって撮像された画像内に信号機が検出されたことにより、前記撮像範囲内における前記発光機器の存在が検出されることを特徴とする。
第14の発明に係る車載カメラは、第1〜第13のいずれか一つの発明に係る車載カメラにおいて特に、前記シャッタ機能は、前記撮像素子の前方に配置された液晶素子を有し、前記液晶素子を透過モードに設定することによって前記電荷蓄積期間が開始され、前記液晶素子を遮断モードに設定することによって前記電荷蓄積期間が終了されることを特徴とする。
第15の発明に係る車載カメラは、第1〜第13のいずれか一つの発明に係る車載カメラにおいて特に、前記シャッタ機能は、前記撮像素子の蓄積電荷をリセットするための電子シャッタであることを特徴とする。
第16の発明に係る車載カメラは、撮像部と、前記撮像部から送られてきた画像データを処理する画像処理機能を有する信号処理部とを備え、前記撮像部は、車両周辺視認用カメラの撮像部と、ドライブレコーダ用カメラの撮像部とを兼用しており、前記撮像部が撮像を行うにあたってのフィールド期間は、商用交流電源駆動に起因して点灯及び消灯が周期的に繰り返される発光機器の点灯周期よりも短く、前記信号処理部は、車両周辺視認用途においては、前記撮像部から順次に送られてくる画像データのデータ量を削減して表示用の画像データを作成し、ドライブレコーダ用途においては、前記撮像部から順次に送られてくる画像データを記録用の画像データとすることを特徴とする。
第17の発明に係る車載カメラは、第1〜第3,第6,第9〜第11,第16のいずれか一つの発明に係る車載カメラにおいて特に、前記発光機器は、信号機、街路灯、及び屋内照明器具のうちのいずれかであることを特徴とする。
第18の発明に係るドライブレコーダは、第1〜第17のいずれか一つの発明に係る車載カメラと、前記車載カメラによって撮像された映像を記録する記録部とを備えることを特徴とする。
第1及び第9の発明に係る車載カメラによれば、信号処理部は、交流電源駆動に起因して点灯及び消灯が周期的に繰り返される発光機器の消灯期間よりも、電荷蓄積期間が長くなるように、シャッタ機能の制御を実行する。従って、例えば、電荷蓄積期間の開始タイミングと、発光機器の消灯期間の開始タイミングとが一致した場合であっても、電荷蓄積期間は発光機器の点灯期間にも跨って継続されるため、発光状態の発光機器を撮像することが可能となる。
第2の発明に係る車載カメラによれば、発光機器の消灯期間を、光センサの検出結果に基づいて簡易かつ確実に求めることができる。
第3の発明に係る車載カメラによれば、発光機器の消灯期間を、画像処理によって簡易かつ確実に求めることができる。
第4の発明に係る車載カメラによれば、点滅信号の明滅と、交流電源駆動に起因する信号の明滅とを区別することができる。
第5及び第11の発明に係る車載カメラによれば、信号処理部は、一のフィールド期間内に複数の電荷蓄積期間が規定されるようにシャッタ機能の制御を実行し、複数の電荷蓄積期間において取得された複数の画像データに基づいて、フィールドに関する画像データを求める。従って、交流電源駆動に起因して点灯及び消灯が周期的に繰り返される発光機器が撮像部の撮像範囲内に含まれている状況において、複数の電荷蓄積期間のうちの一部が発光機器の消灯期間に重なった場合であっても、他の電荷蓄積期間は発光機器の点灯期間に重なるため、発光状態の発光機器を撮像することが可能となる。
第6及び第10の発明に係る車載カメラによれば、信号処理部は、位置情報に基づいて自車両が位置している地域における商用交流電源の周波数を割り出し、周波数に基づいて、交流電源駆動に起因して点灯及び消灯が周期的に繰り返される発光機器の点灯周期を割り出し、電荷蓄積期間が点灯周期に相当する期間に一致するように、シャッタ機能の制御を実行する。従って、電荷蓄積期間は発光機器の点灯期間の少なくとも一部と必ず重なるため、発光状態の発光機器を撮像することが可能となる。
1、第5及び第6の発明に係る車載カメラによれば、車両周辺視認用途においては通常の電荷蓄積期間を用いて通常の映像表示を行いつつ、ドライブレコーダ用途においては、シャッタ機能の制御によって電荷蓄積期間を調整することにより、発光状態の発光機器を撮像することが可能となる。
の発明に係る車載カメラによれば、車両周辺視認用途の第1の撮像素子によって撮像された第1の画像データと、ドライブレコーダ用途の第2の撮像素子によって撮像された第2の画像データとが、各撮像画素から個別に出力される。従って、車両周辺視認用途の画像処理と、ドライブレコーダ用途の画像処理とを独立して実行することが可能となる。
の発明に係る車載カメラによれば、車両周辺視認用途の第1の画像データと、ドライブレコーダ用途の第2の画像データとが、各撮像画素から出力される。従って、車両周辺視認用途の画像処理と、ドライブレコーダ用途の画像処理とを独立して実行することが可能となる。
第9及び第10の発明に係る車載カメラによれば、撮像範囲内に発光機器が存在しない場合には、通常の電荷蓄積期間を用いて通常の映像表示を行い、撮像範囲内に発光機器が存在することが検出された場合には、シャッタ機能の制御によって電荷蓄積期間を調整することにより、発光状態の発光機器を撮像することが可能となる。
第11の発明に係る車載カメラによれば、撮像範囲内に発光機器が存在しない場合には、通常の電荷蓄積期間を用いて通常の映像表示を行い、撮像範囲内に発光機器が存在することが検出された場合には、シャッタ機能の制御によって電荷蓄積期間を調整することにより、発光状態の発光機器を撮像することが可能となる。
第12の発明に係る車載カメラによれば、カーナビゲーション情報又はGPS情報に基づいて、自車両に近接する信号機の存在を簡易かつ確実に検出することができる。
第13の発明に係る車載カメラによれば、テンプレートマッチングによって、撮像画像内に含まれる信号機を簡易かつ確実に検出することができる。
第14の発明に係る車載カメラによれば、液晶素子を利用したシャッタ機能によって、電荷蓄積期間の開始及び終了を確実に制御することができる。
第15の発明に係る車載カメラによれば、汎用されている電子シャッタを利用することによって、電荷蓄積期間の開始及び終了を簡易かつ確実に制御することができる。
第16の発明に係る車載カメラによれば、フィールド期間は、商用交流電源駆動に起因して点灯及び消灯が周期的に繰り返される発光機器の点灯周期よりも短い。つまり、いわゆる高速度カメラが使用されている。また、信号処理部は、車両周辺視認用途においては、撮像部から順次に送られてくる画像データのデータ量を削減して表示用の画像データを作成し、ドライブレコーダ用途においては、撮像部から順次に送られてくる画像データを記録用の画像データとする。従って、車両周辺視認用途においては、データの間引きや平均化等の削減処理によって通常の映像表示を行いつつ、ドライブレコーダ用途においては、発光状態の発光機器を撮像することが可能となる。
第17の発明に係る車載カメラによれば、いずれも商用交流電源によって駆動される信号機、街路灯、屋内照明器具を、発光状態で撮像することができる。
第18の発明に係るドライブレコーダによれば、発光状態の発光機器が含まれる映像を記録部に記録することができる。従って、例えば信号機を発光状態で記録できるため、事故発生時の運転状況の解析等において、信号機の点灯色を確実に確認することが可能となる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、異なる図面において同一の符号を付した要素は、同一又は相応する要素を示すものとする。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1に係る車載カメラの構成を示すブロック図である。図1に示すように、本実施の形態1に係る車載カメラは、CCD又はCMOS等の電子撮像素子を有する撮像部1と、撮像部1の撮像素子の電荷蓄積期間を調整するためのシャッタ2と、シャッタ2を制御する制御機能及び撮像部1から送られてきた画像データに対する画像処理機能を有する信号処理部(DSP)3と、CPU6と、CPU6に接続された光センサ7とを備えている。
撮像部1は、例えば、車両の前端部に搭載されたフロントカメラであり、車両の前方領域を撮像可能である。シャッタ2は、周知の電子シャッタ又はメカニカルシャッタ等である。電子シャッタは、撮像素子の蓄積電荷をリセットするものであり、メカニカルシャッタは、撮像素子への光の照射を選択的に遮断するものである。
信号処理部3には、LCD等の表示部4が接続されている。表示部4は、車室内において車両の運転者が視認可能な箇所に設置されている。撮像部1によって撮像された画像は表示部4に表示され、これにより、車両周辺視認装置としての用途が可能である。また、信号処理部3には、半導体メモリ、磁気ディスク、又は光ディスク等の記録部5が接続されている。撮像部1によって撮像された画像は記録部5に記録され、これにより、ドライブレコーダとしての用途が可能である。つまり、撮像部1は、車両周辺視認用カメラの撮像部と、ドライブレコーダ用カメラの撮像部とを兼用している。
図2は、撮像部1の撮像画素8の構造を模式的に示す上面図である。撮像部1はマトリクス状に配列された複数の撮像画素8を有するが、図2では、その中の1画素分の構造を抜き出して示している。撮像画素8は、CCD9とCCD10とを有している。CCD9は車両周辺視認用途の撮像素子であり、CCD10はドライブレコーダ用途の撮像素子である。図1に示したシャッタ2は、CCD9に関する電荷蓄積期間と、CCD10に関する電荷蓄積期間とを個別に制御可能である。撮像画素8からは、CCD9によって撮像された画像データD1と、CCD10によって撮像された画像データD2とが、並列して個別に出力される。
但し、撮像部1としては、1つの撮像画素8内に2つのCCD9,10が配設された撮像部を用いる代わりに、ワイドダイナミックレンジ対応の撮像素子を有する撮像部を用いることもできる。この場合であっても、車両周辺視認用途とドライブレコーダ用途とで異なる電荷蓄積期間を設定することにより、車両周辺視認用途の画像データD1と、ドライブレコーダ用途の画像データD2とを、撮像部1から個別に出力することが可能である。
図3は、シャッタ2の構造の一例を模式的に示す断面図である。シャッタ2は、上述した電子シャッタ又はメカニカルシャッタのほかに、図3に示すように液晶素子11を用いて構成することもできる。撮像素子の撮像面に対面して、液晶素子11が配置されている。印加電圧によって液晶の分子配向を制御することにより、液晶素子11を透過モード及び遮断モードに設定することができる。図3(A)に示すように、透過モードに設定されている場合には、撮像部1のレンズ系によって集光された光は、撮像素子の撮像面に照射される。一方、図3(B)に示すように、遮断モードに設定されている場合には、撮像部1のレンズ系によって集光された光は、液晶素子11によって遮断され、撮像面には照射されない。従って、液晶素子11を透過モードに設定することによって電荷蓄積期間を開始させることができ、遮断モードに設定することによって電荷蓄積期間を終了させることができる。
以下、動作について説明する。
まず、車両周辺視認用途の動作について説明する。図1,2を参照して、撮像部1は、CCD9を用いて車両の前方領域を撮像し、画像データD1を出力する。その際、CCD9の電荷蓄積期間は、シャッタ2のオートシャッタ機能によって調整される。画像データD1は信号処理部3に入力され、信号処理部3は、画像データD1に基づいて歪み補正等の所定の画像処理を施して、画像データD3を出力する。画像データD3は表示部4に入力され、表示部4は画像データD3に基づいて画像を表示する。
次に、ドライブレコーダ用途の動作について説明する。図1,2を参照して、撮像部1は、CCD10を用いて車両の前方領域を撮像し、画像データD2を出力する。ドライブレコーダ用途におけるシャッタ2の制御については、後に詳述する。画像データD2は信号処理部3に入力され、信号処理部3は、画像データD2に基づいて歪み補正等の所定の画像処理を施して、画像データD4を出力する。画像データD4は記録部5に入力され、記録部5は、逐次データを上書きしながら、画像データD4を記録する。
<ドライブレコーダ用途におけるシャッタ2の制御>
図1を参照して、本実施の形態1に係る車載カメラが搭載された車両には、カーナビゲーション情報又はGPS情報を取得するための通信手段(図示しない)が搭載されている。信号処理部3は、これらの情報に基づいて、自車両に近接する信号機(つまり、撮像部1の撮像範囲内に含まれる信号機)を探索する。
あるいは、様々な種類の信号機のテンプレート画像が予め準備されて、信号処理部3がアクセス可能な画像メモリ(図示しない)に記憶されている。信号処理部3は、画像データD1に対してテンプレート画像を用いたマッチング処理を行うことにより、そのマッチング結果に基づいて、撮像部1の撮像範囲内に含まれている信号機を探索する。
これらの探索によって信号機が発見されると、その信号機からの発光が光センサ7によって検出される。検出の精度を高めるために、光センサ7を可動式とし、画像データD1から割り出した信号機の方向に光センサ7の受光面を向ける等の制御を行ってもよい。上述のごとく、信号機は商用交流電源を用いて駆動されており、信号の点灯及び消灯が微小時間で周期的に繰り返されている。信号処理部3は、光センサ7からCPU6を介して入力された検出信号S1に基づいて、信号機の消灯期間を算出する。
図4は、信号処理部3によるシャッタ2の制御を示すタイミングチャートである。図4(A)は、商用交流電源の電圧波形を示している。商用交流電源の周波数は地域に応じて50Hz又は60Hzであり、図4(A)には50Hzの例を示している。図4(B)は、信号機の点灯期間及び消灯期間を示している。商用交流電源の電圧値が所定の電圧値V以上である場合には信号機は点灯し、電圧値V未満である場合には消灯する。図4(B)では、点灯状態(点灯期間P1a〜P1f)と消灯状態(消灯期間P2a〜P2e)とが交互かつ周期的に繰り返されている。各点灯期間P1(P1a〜P1f)は相互に等しく、各消灯期間P2(P2a〜P2e)も相互に等しい。
上記の通り、信号処理部3は、光センサ7からCPU6を介して入力された検出信号S1に基づいて、信号機の消灯期間P2を求める。そして、信号処理部3は、図2に示したCCD10の電荷蓄積期間が消灯期間P2よりも長くなるように、制御信号S2によってシャッタ2を制御する。図4(C)は、各フィールド期間(又はフレーム期間)F1〜F3内に規定された電荷蓄積期間P3(P3a〜P3c)を示している。図4(B)と図4(C)とを比較すると明らかなように、電荷蓄積期間P3は消灯期間P2よりも長く設定されている。
このように本実施の形態1に係る車載カメラによれば、ドライブレコーダ用途において、信号処理部3は、撮像部1の撮像範囲内に含まれる信号機の消灯期間P2を求め、CCD10の電荷蓄積期間P3が信号機の消灯期間P2よりも長くなるようにシャッタ2を制御する。従って、発光状態の信号機が含まれる画像を記録部5に記録することができ、事故発生時の運転状況の解析等において信号機の点灯色を確実に確認することが可能となる。具体的に、図4を参照して、例えば電荷蓄積期間P3bの開始タイミングは、消灯期間P2bの開始タイミングと一致している。この場合であっても、電荷蓄積期間P3bは、消灯期間P2bに続く点灯期間P1cにも跨って継続されるため、消灯期間P2bに重なる分だけ輝度は低下するが、発光状態の信号機を撮像することが可能となる。
なお、以上の説明では信号機を対象として述べたが、信号機に限らず、交流電源駆動に起因して点灯及び消灯が周期的に繰り返される任意の発光機器(街路灯や、宅内又はビル内の照明器具等)を対象として、本発明を適用することが可能である。後述の実施の形態2〜4についても同様である。
また、以上の説明では、ドライブレコーダ用途に限定して電荷蓄積期間P3を制御する例について述べたが、車両周辺視認用カメラであっても信号機の明滅に起因する上記の問題は生じ得るため、車両周辺視認用途においても同様に電荷蓄積期間P3の制御を行ってもよい。但し、記録画像の検証が前提となるドライブレコーダ用途とは異なり、車両周辺視認用途では、リアルタイムでの映像表示が前提となる。従って、信号処理部3における処理の負荷を軽減するために、車両周辺視認用途では電荷蓄積期間P3の制御は行わない方が望ましい。後述の実施の形態2〜4についても同様である。
さらに、以上の説明では、1つの撮像画素8内に2つのCCD9,10が配設された撮像部1や、ワイドダイナミックレンジ対応の撮像素子を有する撮像部1を用いることにより、車両周辺視認用途の画像データD1とドライブレコーダ用途の画像データD2とを、撮像部1から個別に出力する例について述べた。しかし、このような特殊な撮像素子を用いる代わりに、汎用されている通常の撮像素子(つまり、1つの撮像画素内に1つのCCDが配設され、ワイドダイナミックレンジ対応ではない撮像素子)を用いることもできる。この場合は、撮像部1の撮像範囲内に信号機が検出されない場合には、オートシャッタ機能による電荷蓄積期間の調整を行い、一方、撮像部1の撮像範囲内に存在する信号機が検出された場合には、本発明に係るシャッタ制御(本実施の形態1では、消灯期間P2よりも電荷蓄積期間P3を長くするシャッタ制御)を実行すればよい。後述の実施の形態2,3についても同様である。なお、撮像範囲内に信号機が含まれるか否かは、上記と同様に、カーナビゲーション情報やGPS情報を用いて、あるいは、テンプレート画像を用いたマッチング処理によって、判定することができる。
図5は、本実施の形態1に係る車載カメラの構成の変形例を示すブロック図である。図5に示した車載カメラでは、光センサ7を用いて消灯期間P2を求めるのではなく、信号処理部3の画像処理によって消灯期間P2が求められる。具体的に、信号処理部3は、撮像部1から連続的に入力される複数の画像データD1に基づいて、消灯期間P2を求める。つまり、時間的に連続する複数のフレームの各々から、テンプレート画像を用いたマッチング処理によって信号機を抽出し、各フレームにおける信号機の明滅と、各フレームの撮像時刻とに基づいて、消灯期間P2を求めることが可能である。
このとき、信号機の点滅信号の明滅と、交流電源駆動に起因する信号の明滅とを区別すべく、信号機の消灯周期に関して所定のしきい値(例えば0.1秒)が設定されており、信号処理部3は、信号機の消灯周期が上記しきい値よりも短い明滅のみを対象として、消灯期間P2の割り出しを実行する。
実施の形態2.
図6は、本発明の実施の形態2に係る車載カメラの構成を示すブロック図である。本実施の形態2に係る車載カメラは、撮像部1、シャッタ2、信号処理部3、及びCPU6を備えている。信号処理部3には、表示部4及び記録部5が接続されている。
以下、上記実施の形態1との相違点を中心として、動作について説明する。車両周辺視認用途の動作は上記実施の形態1と同様であるためここでの詳細な説明は省略し、ドライブレコーダ用途の動作について説明する。
<ドライブレコーダ用途におけるシャッタ2の制御>
図7は、信号処理部3によるシャッタ2の制御を示すタイミングチャートである。図7(A)は、図4(A)と同様に、商用交流電源の電圧波形を示している。図7(B)は、図4(B)と同様に、信号機の点灯期間P1及び消灯期間P2を示している。
信号処理部3は、各フィールド期間内に複数の電荷蓄積期間が間欠的に規定されるように、シャッタ2を制御する。図7(C)を参照して、フィールド期間F1には3つの電荷蓄積期間P3a(P3a1〜P3a3)が規定されており、フィールド期間F2にも3つの電荷蓄積期間P3b(P3b1〜P3b3)が規定されており、フィールド期間F3にも3つの電荷蓄積期間P3c(P3c1〜P3c3)が規定されている。各電荷蓄積期間P3a〜P3cは、消灯期間P2よりも長い必要はなく、消灯期間P2以下であってもよい。なお、各フィールド期間F1〜F3内に規定される電荷蓄積期間P3a〜P3cの個数は、3つである必要はなく、複数であればよい。
例えばフィールド期間F1に関して、信号処理部3は、3つの電荷蓄積期間P3a1〜P3a3においてそれぞれ取得された、合計3つの画像データD2に基づいて、フィールド期間F1に関する画像データを求める。例えば、3つの画像データD2のうちの最大値、3つの画像データD2の平均値、又は3つの画像データD2のうち上位2つの画像データD2の平均値等を、フィールド期間F1に関する画像データとする。他のフィールド期間F2,F3についても同様である。
このように本実施の形態2に係る車載カメラによれば、ドライブレコーダ用途において、信号処理部3は、各フィールド期間F1,F2,F3内に複数の電荷蓄積期間P3a1〜P3a3,P3b1〜P3b3,P3c1〜P3c3がそれぞれ規定されるように、シャッタ2を制御する。従って、発光状態の信号機が含まれる画像を記録部5に記録することができ、事故発生時の運転状況の解析等において信号機の点灯色を確実に確認することが可能となる。具体的に、図7を参照して、例えばフィールド期間F1に着目すると、電荷蓄積期間P3a3は消灯期間P2aに重なっているが、他の電荷蓄積期間P3a1,P3a2は点灯期間P1aに重なっている。そのため、電荷蓄積期間P3a1,P3a2において撮像された画像データD2に基づいて、発光状態の発光機器を撮像することが可能となる。
しかも、各フィールド期間F1〜F3内に複数の電荷蓄積期間P3a〜P3cがそれぞれ間欠的に規定されている。そのため、CCD10の電荷蓄積量が多大となって画像データD2が飽和する事態を、抑制することができる。
実施の形態3.
図8は、本発明の実施の形態3に係る車載カメラの構成を示すブロック図である。本実施の形態3に係る車載カメラは、撮像部1、シャッタ2、信号処理部3、CPU6、及び位置情報取得部20を備えている。信号処理部3には、表示部4及び記録部5が接続されている。位置情報取得部20は、自車両の現在の位置情報を取得するものであり、カーナビゲーション情報、GPS情報、VICS情報、光ビーコン信号、FM放送電波、又はETC信号等を受信する通信部として構成可能である。
以下、上記実施の形態1との相違点を中心として、動作について説明する。車両周辺視認用途の動作は上記実施の形態1と同様であるためここでの詳細な説明は省略し、ドライブレコーダ用途の動作について説明する。
<ドライブレコーダ用途におけるシャッタ2の制御>
位置情報取得部20は、自車両の位置情報を取得し、その位置情報に関する信号S4を出力する。信号S4はCPU6を介して信号処理部3に入力され、信号処理部3は、信号S4に基づいて、自車両が位置している地域における商用交流電源の周波数を割り出す。かかる処理は、例えば、地域ごとの商用交流電源の周波数を記述したデータテーブルを予め準備しておき、信号処理部3がこのデータテーブルを参照することによって実現可能である。次に、信号処理部3は、割り出した商用交流電源の周波数に基づいて、信号機の点灯周期(つまり、信号機が点灯してから、一旦消灯された後に次に点灯するまでの期間)を割り出す。信号機の点灯周期は、周波数が50Hzの地域では100Hzに相当する周期となり、周波数が60Hzの地域では120Hzに相当する周期となる。次に、信号処理部3は、制御信号S5によってシャッタ2を以下のように制御する。
図9は、信号処理部3によるシャッタ2の制御を示すタイミングチャートである。図9(A)は、図4(A)と同様に、商用交流電源の電圧波形を示している。図9(B)は、図4(B)と同様に、信号機の点灯期間P1及び消灯期間P2を示している。また、図9(B)には、信号機の点灯周期P4が示されている。
信号処理部3は、電荷蓄積期間が点灯周期P4に相当する期間に一致するように、シャッタ2を制御する。図9(C)を参照して、各フィールド期間F1,F2,F3には、電荷蓄積期間P5a,P5b,P5cがそれぞれ規定されている。
このように本実施の形態3に係る車載カメラによれば、ドライブレコーダ用途において、信号処理部3は、信号S4に基づいて自車両が位置している地域における商用交流電源の周波数を割り出し、周波数に基づいて信号機の点灯周期P4を割り出し、電荷蓄積期間が点灯周期P4に相当する期間に一致するようにシャッタ2を制御する。従って、電荷蓄積期間は信号機の点灯期間P1の少なくとも一部と必ず重なるため、発光状態の信号機が含まれる画像を記録部5に記録することができる。疎の結果、事故発生時の運転状況の解析等において、信号機の点灯色を確実に確認することが可能となる。具体的に、図9を参照して、例えばフィールド期間F1に着目すると、電荷蓄積期間P5aは、一部において消灯期間P2aに重なっているが、他の大部分において点灯期間P1a,P1bに重なっている。そのため、発光状態の発光機器を撮像することが可能となる。
但し、本実施の形態3に係る車載カメラでは、各電荷蓄積期間P5a〜P5cが長期間となるため、CCD10の電荷蓄積量が多大となって画像データD2が飽和する可能性がある。従って、夜間等の光量が少ない時間帯に限って、本実施の形態3に係る処理を実行するようにしてもよい。
図10は、信号処理部3によるシャッタ2の制御の変形例を示すタイミングチャートである。図9に示した例では、長期間の電荷蓄積期間P5a〜P5cが設定されるため、フィールド期間内で電荷蓄積期間が占める割合が大きくなり、他の処理に支障をきたす可能性がある。そこで、図10(C)に示すように、ドライブレコーダ用途においてはフィールド期間を伸張(例えば2倍に伸張)することにより、フィールド期間内で電荷蓄積期間が占める割合を小さくすることができる。この場合、結果としてフレーム数が半分に減少してしまう。しかし、ドライブレコーダ用途では、事故発生時の運転状況が検証できさえすればよく、滑らかな動画表示は必ずしも要求されないため、実用上は特に問題はない。なお、フィールド期間を伸張することによって電荷蓄積期間を伸張する許容度を広げるという考え方は、上記実施の形態1に係る車載カメラにも適用可能である。
実施の形態4.
図11は、本発明の実施の形態4に係る車載カメラの構成を示すブロック図である。本実施の形態4に係る車載カメラは、高速度カメラ(「ハイスピードカメラ」とも称されている)30、信号処理部3、及びCPU6を備えている。一般的に、高速度カメラは、1秒間に100フレーム以上の画像を撮像可能であり、上記実施の形態1〜3における撮像部1(フィールド周期は例えば1/30秒)と比較すると、フィールド周期が極端に短い。高速度カメラ30は、例えば、車両の前端部に搭載されたフロントカメラとして利用され、車両の前方領域を撮像可能である。信号処理部3には、表示部4及び記録部5が接続されており、高速度カメラ30は、車両周辺視認用カメラの撮像部と、ドライブレコーダ用カメラの撮像部とを兼用している。
以下、動作について説明する。
まず、車両周辺視認用途の動作について説明する。図11を参照して、高速度カメラ30は車両の前方領域を撮像し、複数の画像データ(フィールドデータ)D5を連続して出力する。複数の画像データD5は信号処理部3に入力され、信号処理部3は、高速度カメラ30から送られてくる複数の画像データD5のデータ量を削減して、表示用の画像データD6を作成する。例えば、画像データD5の一部を間引いたり、所定数の画像データD5の平均値を算出する等の処理を行うことによって、画像データD6を作成する。画像データD6は、歪み補正等の所定の画像処理が施された後、表示部4に入力される。表示部4は、画像データD6に基づいて画像を表示する。
高速度カメラ30は単位時間あたりのフレーム数が膨大であるため、高速度カメラ30から出力された画像データD5を、データ量を削減せずに表示部4で表示しようとすると、いわゆるスローモーションの映像が表示されることとなる。しかし、本実施の形態4において、表示部4は、画像データD5のデータ量が削減された画像データD6に基づいて表示を行う。そのため、滑らかな動画像を表示することができ、車両周辺視認用途の目的を達成することができる。
次に、ドライブレコーダ用途の動作について説明する。上記と同様に、高速度カメラ30から連続的に出力された複数の画像データD5は、信号処理部3に入力される。そして、信号処理部3は、高速度カメラ30から順次に送られてきた複数の画像データD5に、歪み補正等の所定の画像処理を施すことにより、画像データD7を作成する。この際、信号処理部3は、データ量の削減処理を行わない。作成された画像データD7は記録部5に入力され、記録部5は、逐次データを上書きしながら、画像データD7を記録する。
図12は、高速度カメラ30から画像データD5が出力される様子を示すタイミングチャートである。図12(A)は、図9(A)と同様に、商用交流電源の電圧波形を示している。図12(B)は、図9(B)と同様に、信号機の点灯期間P1及び消灯期間P2、並びに信号機の点灯周期P4を示している。
図12(C)を参照して、各フィールド期間F1〜F8には、電荷蓄積期間P6(P6a〜P6h)がそれぞれ規定されている。高速度カメラ30が使用されているため、上記実施の形態1〜3と比較して、各フィールド期間F1〜F8は短い。具体的に、各フィールド期間F1〜F8は、点灯周期P4よりも短くなっている。
電荷蓄積期間P6b,P6fは、消灯期間P2a,P2dにそれぞれ重なっている。従って、フィールド期間F2,F6においては、点灯状態の信号機を撮像することはできない。しかし、他のフィールド期間F1,F3〜F5,F7,F8においては、電荷蓄積期間P6が点灯期間P1に重なっているため、点灯状態の信号機が撮像される。ドライブレコーダ用途では、事故発生時の運転状況が検証できさえすればよく、必ずしも全てのフィールド期間F1〜F8で点灯状態の信号機が撮像される必要はない。従って、図12(C)で示した例のように、一部のフィールド期間F2,F6で点灯状態の信号機を撮像できなくても、実用上は問題はない。また、記録部5に記録された画像データD7を再生すると、スローモーションの再生となるが、スローモーション再生であっても事故発生時の運転状況の検証は可能であるため、特に問題はない。
このように本実施の形態4に係る車載カメラによれば、高速度カメラ30が使用されているため、フィールド期間F1〜F8は信号機の点灯周期P4よりも短い。また、信号処理部3は、車両周辺視認用途においては、高速度カメラ30から順次に送られてくる画像データD5のデータ量を削減して、表示用の画像データD6を作成する。一方、ドライブレコーダ用途においては、高速度カメラ30から順次に送られてくる画像データD5を、データ量の削減処理を行わずに、記録用の画像データD7とする。従って、車両周辺視認用途においては、データ量の削減処理によって通常の映像表示を行いつつ、ドライブレコーダ用途においては、発光状態の信号機を撮像することが可能となる。
本発明の実施の形態1に係る車載カメラの構成を示すブロック図である。 撮像部1の撮像画素8の構造を模式的に示す上面図である。 シャッタ2の構造の一例を模式的に示す断面図である。 信号処理部3によるシャッタ2の制御を示すタイミングチャートである。 本発明の実施の形態1に係る車載カメラの構成の変形例を示すブロック図である。 本発明の実施の形態2に係る車載カメラの構成を示すブロック図である。 信号処理部3によるシャッタ2の制御を示すタイミングチャートである。 本発明の実施の形態3に係る車載カメラの構成を示すブロック図である。 信号処理部3によるシャッタ2の制御を示すタイミングチャートである。 信号処理部3によるシャッタ2の制御の変形例を示すタイミングチャートである。 本発明の実施の形態4に係る車載カメラの構成を示すブロック図である。 高速度カメラ30から画像データD5が出力される様子を示すタイミングチャートである。
符号の説明
1 撮像部
2 シャッタ
3 信号処理部
4 表示部
5 記録部
6 CPU
7 光センサ
8 撮像画素
9,10 CCD
11 液晶素子
20 位置情報取得部
30 高速度カメラ

Claims (18)

  1. シャッタ機能によって電荷蓄積期間を調整可能な撮像素子を有する撮像部と、
    前記シャッタ機能を制御する制御機能を有する信号処理部と
    を備え、
    前記信号処理部は、交流電源駆動に起因して点灯及び消灯が周期的に繰り返される発光機器の消灯期間よりも、前記電荷蓄積期間が長くなるように、前記シャッタ機能の制御を実行し、
    前記撮像部は、車両周辺視認用カメラの撮像部と、ドライブレコーダ用カメラの撮像部とを兼用しており、
    前記シャッタ機能は、前記撮像部の各撮像画素に対して、車両周辺視認用途の電荷蓄積期間と、ドライブレコーダ用途の電荷蓄積期間とを個別に設定可能であり、
    前記信号処理部は、ドライブレコーダ用途に対してのみ、前記シャッタ機能の前記制御を実行する、車載カメラ。
  2. 前記発光機器から発せられた光を検出する光センサをさらに備え、
    前記信号処理部は、前記光センサによる検出結果に基づいて前記消灯期間を求める、請求項1に記載の車載カメラ。
  3. 前記信号処理部は、前記撮像部から送られてきた画像データを処理する画像処理機能をさらに有し、
    前記信号処理部は、前記撮像部によって連続的に撮像された複数の画像に基づいて前記消灯期間を求める、請求項1に記載の車載カメラ。
  4. 前記発光機器は信号機であり、
    前記信号処理部は、前記信号機の消灯周期が所定値よりも短い明滅を対象として、前記消灯期間を求める、請求項2又は3に記載の車載カメラ。
  5. シャッタ機能によって電荷蓄積期間を調整可能な撮像素子を有する撮像部と、
    前記シャッタ機能を制御する制御機能と、前記撮像部から送られてきた画像データを処理する画像処理機能とを有する信号処理部と
    を備え、
    前記信号処理部は、一のフィールド期間内に複数の電荷蓄積期間が規定されるように前記シャッタ機能の制御を実行し、前記複数の電荷蓄積期間において取得された複数の画像データに基づいて、前記フィールドに関する画像データを求め、
    前記撮像部は、車両周辺視認用カメラの撮像部と、ドライブレコーダ用カメラの撮像部とを兼用しており、
    前記シャッタ機能は、前記撮像部の各撮像画素に対して、車両周辺視認用途の電荷蓄積期間と、ドライブレコーダ用途の電荷蓄積期間とを個別に設定可能であり、
    前記信号処理部は、ドライブレコーダ用途に対してのみ、前記シャッタ機能の前記制御を実行する、車載カメラ。
  6. シャッタ機能によって電荷蓄積期間を調整可能な撮像素子を有する撮像部と、
    前記シャッタ機能を制御する制御機能を有する信号処理部と、
    自車両の位置情報を取得する位置情報取得手段と
    を備え、
    前記信号処理部は、前記位置情報に基づいて、自車両が位置している地域における商用交流電源の周波数を割り出し、前記周波数に基づいて、交流電源駆動に起因して点灯及び消灯が周期的に繰り返される発光機器の点灯周期を割り出し、前記電荷蓄積期間が前記点灯周期に相当する期間に一致するように、前記シャッタ機能の制御を実行し、
    前記撮像部は、車両周辺視認用カメラの撮像部と、ドライブレコーダ用カメラの撮像部とを兼用しており、
    前記シャッタ機能は、前記撮像部の各撮像画素に対して、車両周辺視認用途の電荷蓄積期間と、ドライブレコーダ用途の電荷蓄積期間とを個別に設定可能であり、
    前記信号処理部は、ドライブレコーダ用途に対してのみ、前記シャッタ機能の前記制御を実行する、車載カメラ。
  7. 前記各撮像画素は、前記撮像素子として、車両周辺視認用途の第1の撮像素子と、ドライブレコーダ用途の第2の撮像素子とを有しており、
    前記各撮像画素から、前記第1の撮像素子によって撮像された第1の画像データと、前記第2の撮像素子によって撮像された第2の画像データとが個別に出力される、請求項1〜6のいずれか一つに記載の車載カメラ。
  8. 前記各撮像画素は、前記撮像素子として、ワイドダイナミックレンジ対応の撮像素子を有しており、
    前記各撮像画素から、車両周辺視認用途の第1の画像データと、ドライブレコーダ用途の第2の画像データとが出力される、請求項1〜6のいずれか一つに記載の車載カメラ。
  9. シャッタ機能によって電荷蓄積期間を調整可能な撮像素子を有する撮像部と、
    前記シャッタ機能を制御する制御機能を有する信号処理部と
    を備え、
    前記信号処理部は、交流電源駆動に起因して点灯及び消灯が周期的に繰り返される発光機器の消灯期間よりも、前記電荷蓄積期間が長くなるように、前記シャッタ機能の制御を実行し、
    前記撮像部は、車両周辺視認用カメラの撮像部と、ドライブレコーダ用カメラの撮像部とを兼用しており、
    前記信号処理部は、前記撮像部の撮像範囲内に前記発光機器が存在することが検出された場合に、前記シャッタ機能の前記制御を実行する、車載カメラ。
  10. シャッタ機能によって電荷蓄積期間を調整可能な撮像素子を有する撮像部と、
    前記シャッタ機能を制御する制御機能を有する信号処理部と、
    自車両の位置情報を取得する位置情報取得手段と
    を備え、
    前記信号処理部は、前記位置情報に基づいて、自車両が位置している地域における商用交流電源の周波数を割り出し、前記周波数に基づいて、交流電源駆動に起因して点灯及び消灯が周期的に繰り返される発光機器の点灯周期を割り出し、前記電荷蓄積期間が前記点灯周期に相当する期間に一致するように、前記シャッタ機能の制御を実行し、
    前記撮像部は、車両周辺視認用カメラの撮像部と、ドライブレコーダ用カメラの撮像部とを兼用しており、
    前記信号処理部は、前記撮像部の撮像範囲内に前記発光機器が存在することが検出された場合に、前記シャッタ機能の前記制御を実行する、車載カメラ。
  11. シャッタ機能によって電荷蓄積期間を調整可能な撮像素子を有する撮像部と、
    前記シャッタ機能を制御する制御機能と、前記撮像部から送られてきた画像データを処理する画像処理機能とを有する信号処理部と
    を備え、
    前記信号処理部は、一のフィールド期間内に複数の電荷蓄積期間が規定されるように前記シャッタ機能の制御を実行し、前記複数の電荷蓄積期間において取得された複数の画像データに基づいて、前記フィールドに関する画像データを求め、
    前記撮像部は、車両周辺視認用カメラの撮像部と、ドライブレコーダ用カメラの撮像部とを兼用しており、
    前記信号処理部は、前記撮像部の撮像範囲内に、交流電源駆動に起因して点灯及び消灯が周期的に繰り返される発光機器が存在することが検出された場合に、前記シャッタ機能の前記制御を実行する、車載カメラ。
  12. 前記発光機器は信号機であり、
    カーナビゲーション情報又はGPS情報に基づいて、自車両が前記信号機に接近していることが検出されたことにより、前記撮像範囲内における前記発光機器の存在が検出される、請求項9〜11のいずれか一つに記載の車載カメラ。
  13. 前記発光機器は信号機であり、
    予め準備された信号機のテンプレート画像とのマッチング結果に基づいて、前記撮像部によって撮像された画像内に信号機が検出されたことにより、前記撮像範囲内における前記発光機器の存在が検出される、請求項9〜11のいずれか一つに記載の車載カメラ。
  14. 前記シャッタ機能は、前記撮像素子の前方に配置された液晶素子を有し、
    前記液晶素子を透過モードに設定することによって前記電荷蓄積期間が開始され、前記液晶素子を遮断モードに設定することによって前記電荷蓄積期間が終了される、請求項1〜13のいずれか一つに記載の車載カメラ。
  15. 前記シャッタ機能は、前記撮像素子の蓄積電荷をリセットするための電子シャッタである、請求項1〜13のいずれか一つに記載の車載カメラ。
  16. 撮像部と、
    前記撮像部から送られてきた画像データを処理する画像処理機能を有する信号処理部と
    を備え、
    前記撮像部は、車両周辺視認用カメラの撮像部と、ドライブレコーダ用カメラの撮像部とを兼用しており、
    前記撮像部が撮像を行うにあたってのフィールド期間は、商用交流電源駆動に起因して点灯及び消灯が周期的に繰り返される発光機器の点灯周期よりも短く、
    前記信号処理部は、車両周辺視認用途においては、前記撮像部から順次に送られてくる画像データのデータ量を削減して表示用の画像データを作成し、ドライブレコーダ用途においては、前記撮像部から順次に送られてくる画像データを記録用の画像データとする、車載カメラ。
  17. 前記発光機器は、信号機、街路灯、及び屋内照明器具のうちのいずれかである、請求項1〜3,6,9〜11,16のいずれか一つに記載の車載カメラ。
  18. 請求項1〜17のいずれか一つに記載の車載カメラと、
    前記車載カメラによって撮像された映像を記録する記録部と
    を備える、ドライブレコーダ。
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