JP4977563B2 - 三相乾式変圧器 - Google Patents

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Description

本発明は、イオン注入用電源等の対地電位から高電位に位置する機器に電力を供給するために使用する三相乾式変圧器に関するものである。
三相乾式変圧器が使用されているイオン注入装置を図9に示す。イオン注入装置のシールドケースは、対地から約100kVの電位に保って使用されている。このような装置に使用される高耐圧で高絶縁の三相乾式変圧器は、一般的に1次〜2次間の耐絶縁電圧が50〜200kVDCで、容量が5〜50kVA、1次電圧が200〜400V、2次電圧が100〜400Vのものが用いられる。このような高耐圧および高絶縁を満足させるため、従来は、樹脂モールドされた2次巻線と、その2次巻線の外側に絶縁された1次巻線とを同心円状に配置して形成された3台の単相乾式絶縁変圧器を直列配置し、これら各単相乾式絶縁変圧器の2次巻線の引出部をそれぞれ樹脂で被覆、固定させた構成にされている(特許文献1)。
特開2002−359124号公報
上記従来の構成であれば、負荷として接続される高電位点の先端(例えば図9のU、V、W、N相の各出力端子)と被接地物との間で火花放電が起こり、負荷短絡により巻線が温度上昇した場合であっても、乾式の変圧器では絶縁油が含まれていないので着火し難いものとすることができるが、設置場所や設備費用の観点から、従来の着火し難いという長所を維持しながら、小形化および安価であることが望まれていた。
本発明は、上記技術的課題に鑑み、高耐圧で、小形化および安価に構成することができる三相乾式変圧器の提供を目的とする。
本発明は上記の課題を解決するものであり、第1の樹脂でモールドされた2次巻線と、該2次巻線の外側に絶縁された1次巻線とを同心円状に配置して形成された3台の単相乾式絶縁変圧器を三角配置した三相乾式変圧器であって、前記3台の単相乾式絶縁変圧器は、各単相乾式絶縁変圧器の前記1次および2次巻線の巻軸方向が互いに平行となる状態で三角配置されており、前記3台の単相乾式絶縁変圧器の2次巻線の引出部が、前記三角配置した領域内に集約され、集約された前記引出部の周囲を囲むように前記巻軸方向に延設された絶縁ブッシングと、前記絶縁ブッシングを囲むように配置された樹脂ケースとを備え、前記樹脂ケース内に充填された第2樹脂によって前記引出部が固定されている。


上記の構成によれば、3台の単相乾式絶縁変圧器を三角配置することによって、2台の単相乾式絶縁変圧器間に、残りの単相乾式絶縁変圧器の一部が接するように配置することができる。これにより、従来のように3台の単相乾式絶縁変圧器を直列配置していた場合よりも、隣接する単相乾式絶縁変圧器間の距離を減少させることができることから、三相乾式変圧器を小形化することができる。
さらに、各単相乾式絶縁変圧器の2次巻線の引出部を三角配置した領域内に集約し、集約された引出部を樹脂で被覆、固定することによって、従来のように直列配置された単相乾式絶縁変圧器の引出部を個々に樹脂で被覆していた場合と比較して、樹脂の量を削減できると共に、引出部を樹脂で被覆する際の作業量を減少させることができる。この結果、三相乾式変圧器を低コストで小形化したものにすることができる。
本発明における第1および第2の樹脂は、熱硬化性樹脂であってもよい。この構成によれば、耐吸水性や耐トラッキング性等の樹脂固有の特性および電気特性について優れたものにすることができる。
また、本発明は、前記2次巻線の引出部から該引出部に接続された高圧端子部までが樹脂で一体化されていてもよい。この構成によれば、2次巻線の引出部から該高圧端子部までが樹脂にて一体化されることにより高耐圧を実現することができる。
以上に示す本発明によれば、三相乾式変圧器は、3台の単相変圧器を三角配置し、各々2次巻線の引出部を三角配置した領域内に集約して樹脂で被覆することによって、高耐圧の三相乾式変圧器を実現でき、また小形化および低コスト化を実現することができる。
本発明の三相乾式変圧器は、上記のように、第1の樹脂でモールドされた2次巻線と、その2次巻線の外側に窒素ガス等の絶縁ガスや空気等で絶縁された1次巻線とを同心円状に配置して形成された3台の単相乾式絶縁変圧器を三角配置し、これら各単相乾式絶縁変圧器の2次巻線の引出部を三角配置した領域内に集約して第2の樹脂で被覆されている。そして、上記の第1および第2の樹脂が熱硬化性樹脂であり、2次巻線の引出部から高圧端子部までが樹脂にて一体化されている。以下に実施例を示す。
[実施例]
(三相乾式変圧器1の構成)
本実施例に係る三相乾式変圧器1の全体斜視図を図1に示す。図2は三相乾式変圧器1を正面視した概略構成図であり、図3は図2のA−A'線の断面図である。三相乾式変圧器1は、図1〜図3に示すように、3台の単相乾式絶縁変圧器2と、各単相乾式絶縁変圧器2において変圧された2次側電圧を出力する出力部3と、各単相乾式絶縁変圧器2に対して一次側電圧を入力する入力部4と、単相乾式絶縁変圧器2等を収納する外装ケース5とを有している。
単相乾式絶縁変圧器2は、樹脂モールドされた2次巻線6と、2次巻線6の外側に空気層で絶縁されたシールド板9および1次巻線7とを同心円状に配置した状態で備えている。2次巻線6は、平角銅線を円筒形状に巻回することにより形成されている。2次巻線6は、第1樹脂層8により全体を包囲されている。
第1樹脂層8は、熱可塑性樹脂および熱硬化性樹脂の何れで形成されていてもよいが、耐吸水性や耐トラッキング性等を充分に考慮した樹脂を選択した。これらの樹脂固有の特性と電気特性を比較検討した結果、熱硬化性樹脂が第1樹脂層8の材質として適している。
ここで、熱硬化性樹脂としては、加熱すると三次元の網目状を形成する熱硬化性樹脂を使用することができる。熱硬化性樹脂としては、とくに限定されるものではないが、たとえば、エポキシ樹脂、フェノール樹脂、メラミン樹脂、尿素樹脂、フラン樹脂、シリコーン樹脂、アリル樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、熱硬化性ポリウレタン樹脂、ゴムなどをあげることができる。熱硬化性樹脂は、単一の樹脂、混合物、または、アロイのような複合材料を使用することができる。
熱可塑性樹脂としては、汎用プラスチックのみならずエンジニアリングプラスチックも使用することができる。熱可塑性樹脂としては、とくに限定されるものではないが、たとえば、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ−4−メチルペンテン−1、アイオノマー、ポリスチレン、AS樹脂、ABS樹脂、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、メタクリル樹脂、ポリビニルアルコール、EVA、ポリカーボネート、各種ナイロン、各種芳香族または脂肪族ポリエステル、熱可塑性ポリウレタン、セルロース系プラスチック、熱可塑性エラストマー、ポリアリレート樹脂、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリイミド、ポリアミドイミド、ポリエーテルイミド、ポリスルホン、ポリエーテルスルホン、ポリフェニレンサルファイド、ポリフェニルエーテル、ポリベンズイミダゾール、アラミド、ポリパラフェニレンベンゾビスオキサゾールなどをあげることができる。熱可塑性樹脂は、単一の樹脂、混合物、または、アロイのような複合材料を使用することができる。
2次巻線6の周囲には、1次巻線7が配置されている。1次巻線7は、2次巻線6と同様に、平角銅線を円筒状に巻上げることにより形成されている。1次巻線7と2次巻線6との間には、上述の第1樹脂層8と外部にノイズ、電磁波を出さないためのシールド板9とが介装され、さらに空気層が設けられている。よって、1次巻線7および第1樹脂層8の一部は、空気層10に囲まれている。空気層10は、空気の温度差による自然対流により1次巻線7および2次巻線6を冷却するようになっている。
上記の2次巻線6の内周側には、鉄心11が挿通されている。鉄心11は、環状に形成されており、2次巻線6の内周から1次巻線7の外周を囲むように配置されている。鉄心11は、巻鉄心のC形コアを2個使用した2分割型であり、帯状の鉄心締め金具13を鉄心11の周囲に巻回して鉄心締め付けボルト12で締め付けることにより一体化されている。
上記のように構成された単相乾式絶縁変圧器2は、3台の位置関係が三角配置された状態にされている。2台の単相乾式絶縁変圧器2・2間には、残りの単相乾式絶縁変圧器2の一部が接するように配置されている。また、単相乾式絶縁変圧器2の鉄心11は、三角配置された領域から放射状に外部に配置されることによって、3台の鉄心11の組み合わせにより3脚を構成している。
ここで、三角配置とは、円筒形状の単相乾式絶縁変圧器2における円筒軸方向の一方側から見たときに、3台の各単相乾式絶縁変圧器2の中心点を結ぶ線分が三角形状になる配置状態である。尚、三角配置は、単相乾式絶縁変圧器2が120度の角度で等分配置されていてもよいし、配置角度がずれていてもよい。これにより、隣接する単相乾式絶縁変圧器2・2間の距離が減少されることによって、三相乾式変圧器1の小形化が実現されている。
3台の単相乾式絶縁変圧器2で囲まれた内周側には、各単相乾式絶縁変圧器2において変圧された2次側電圧を出力する出力部3が配置されている。出力部3は、各単相乾式絶縁変圧器2の2次巻線6のリード線33が集約され、U、V、Wの結線が施された2次高圧点21と、単相乾式絶縁変圧器2の内周側から円筒軸方向の一方側の外部に配置され、2次高圧点21にリード線33を介して結線された高圧端子22と、高圧端子22に結線された出力端子ボックス24とを有している。出力端子23は、出力端子ボックス24に一部を露出した状態で収納されている。
さらに、出力部3は、リード線33の周囲を囲むように配置された絶縁ブッシング25と、絶縁ブッシング25を囲むように配置されていると共に、端子ボックス24から2次巻線6およびリード線33を包囲するように形成された樹脂ケース26と、樹脂ケース26内に充填された第2樹脂層27とを有している。第2樹脂層27は、第1樹脂層8と同一の材質からなっている。
これにより、出力部3は、各単相乾式絶縁変圧器の2次巻線6の引出部を三角配置した領域内に集約し、集約された引出部を第2樹脂層27の樹脂で被覆、固定することによって、従来のように直列配置された単相乾式絶縁変圧器の引出部を個々に樹脂で被覆していた場合と比較して、樹脂の量を削減できると共に、引出部を樹脂で被覆する際の作業量を減少させることが可能になっている。
一方、単相乾式絶縁変圧器2における出力部3の配置位置に対する他方側には、1次巻線7の引出部41が配線されている。1次巻線7の引出部41は、入力部4の一部を構成している。入力部4は、1次巻線7の引出部41に接続され、単相乾式絶縁変圧器2と外装ケース5との隙間を通過して配線されたリード線30と、リード線30に接続された入力端子29とを有している。入力端子29は、外装ケース5に設けられた入力端子ボックス28に一部を露出した状態で収納されている。
(三相乾式変圧器1の製造方法および動作)
上記の構成において、三相乾式変圧器1の作製方法を説明する。
図4に示すように、先ず、平角銅線を円筒形に巻き上げて、次にその外周を絶縁された銅箔からなるシールド板9で覆い、そしてその周囲を耐電圧に応じた樹脂厚みを確保した金型34を製作する。この金型34内に樹脂を真空注入した後、加熱硬化を行うことによって、第1樹脂層8で全体を被覆された2次巻線6およびシールド板9を形成する。
この後、図5に示すように、第1樹脂層8で全体を被覆された2次巻線6を3台三角配置する。次に、図6に示すように、各2次巻線6のリード線33を引出部42内の2次高圧点21に集約し、2次高圧点21でU、V、W、Nの結線を行う。そして、U、V、W、Nの配線について、高圧端子22まで延ばす。2次側のリード線33の外側に絶縁ブッシング25を設置する。さらに、絶縁ブッシング25の外側に樹脂ケース26を配置し、樹脂ケース26内に樹脂を注入して固定させる。この後、2次側のリード線33を負荷側に供給する高圧端子22と結線し、U、V、W、Nの出力端子23とする。
次に、2次巻線に1次巻線を取付けて変圧器を作製する。図7に示すように、2分割された一方の鉄心11を3方向に120度で等分配置することにより三角配置することによって、U字形状の鉄心11の組み合わせにより3脚を構成する。各々の脚(鉄心11)に上記の巻線を含んで被覆させた円筒状の巻線筒を鉄心11内に挿入して固定する。この後、第1樹脂層8の外周に、シールド板9で包囲する。
また、別に、平角銅線で円筒状に巻き上げて製作した1次巻線7をシールド板9の外側に挿入する。そして、図3に示すように、2分割された他方の鉄心11を一方の鉄心4に当接させ、環状の鉄心11を形成した後、鉄心締め付けボルト12を使用して鉄心締め金具13で締め付ける。この後、図8に示すように、1次巻線7をΔ結線して入力端子R、S、Tとする。
上記のようにして三相乾式変圧器1が製造されると、図3に示すように、外装ケース5の入力端子ボックス28が上端となるように立設される。そして、設置場所に固定された載置台34に載置される。この後、入力端子ボックス28の入力端子29が図示しない電源に接続されると共に、出力端子ボックス24の出力端子23が各種の設備機器に接続されることによって、運転可能(電力供給が可能)な状態にされる。
三相乾式変圧器1が運転されると、例えば200Vの2次電圧が出力端子23から出力される。この際、出力端子23に接続された高圧端子22から2次巻線6の引出部までの2次高圧点21は、第2樹脂層27により樹脂で密閉状態にされ、一体的に樹脂化されることによって、高耐圧が実現されている。また、運転により2次巻線6および1次巻線7が温度上昇することになるが、空気層10における空気の自然対流による冷却により2次巻線6および1次巻線7の過熱が防止される。さらに、負荷として接続される高電位点の先端(図6のU、V、W、N相の出力端子)と被接地物間で火花放電が起こることによって、負荷短絡により2次巻線6やリード線33が温度上昇した場合であっても、第1樹脂層8および第2樹脂層27の難燃材である熱硬化性樹脂により発火が防止される。本実施例では熱硬化性樹脂としてエポキシ樹脂を使用した。
(三相乾式変圧器1の概要)
以上のように、本実施例の三相乾式変圧器1は、図2および図3に示すように、樹脂モールドされた2次巻線6と、その2次巻線6の外側に絶縁された1次巻線7とを同心円状に配置して形成された3台の単相乾式絶縁変圧器2を三角配置し、これら各単相乾式絶縁変圧器2の2次巻線6の引出部を三角配置した領域内に集約して樹脂で固定した構成にされている。
上記の構成によれば、3台の単相乾式絶縁変圧器2を三角配置することによって、2台の単相乾式絶縁変圧器2・2間に、残りの単相乾式絶縁変圧器2の一部が接するように配置することができる。これにより、従来のように3台の単相乾式絶縁変圧器を直列配置していた場合よりも、隣接する単相乾式絶縁変圧器2・2間の距離を減少させることができることから、三相乾式変圧器1を小形化することができる。さらに、各単相乾式絶縁変圧器2の2次巻線6の引出部を三角配置した領域内に集約し、集約された引出部を樹脂で被覆、固定することによって、従来のようにして直列配置された単相乾式絶縁変圧器の引出部を個々に樹脂で被覆していた場合と比較して、樹脂の量を減少させることができると共に、引出部を樹脂で被覆する際の作業量を減少させることができる。この結果、三相乾式変圧器1を低コストで小形化したものにすることができる。
また、上記の三相乾式変圧器1における第1および第2の樹脂は、熱硬化性樹脂である。これにより、耐吸水性や耐トラッキング性等の樹脂固有の特性および電気特性について優れた三相乾式変圧器1を得ることが可能になっている。
また、三相乾式変圧器1は、2次巻線6の引出部42から高圧端子22までの高圧端子部43までが一体的に樹脂化されている。これにより、2次巻線6の引出部から2次側の高圧端子22までが一体的に樹脂化されることにより高耐圧を実現することが可能になっている。
尚、三相乾式変圧器1は、装置の形状や軽量化を目指す要求に応じて、外装ケース5による外形状が種々異なったものにされていてもよい。即ち、外装ケース5の外形状が立方体であってもよいし、ムダな空間を無くすために部分的に段落ちした形状や絞り込み形状としてもよい。
また、本実施例においては、樹脂ケース26に樹脂を充填することにより第2樹脂層27を形成したが、必ずしもこれに限定されるものではない。例えば、第2樹脂層27は、樹脂ケース26を用いることなく金型を使って注型モールド化により形成されていてもよい。
以上、本発明の実施例を説明したが、具体例を例示したに過ぎず、特に本発明を限定するものではなく、各手段等の具体的構成は、適宜設計変更可能である。また、本発明の実施例に記載された効果は、本発明から生じる最も好適な効果を列挙したに過ぎず、本発明による効果は、本発明の実施例に記載されたものに限定されるものではない。
三相乾式変圧器の全体斜視図 三相乾式変圧器を正面視した概略構成図 図2のA−A'線の断面図 2次巻線第1の樹脂注形図 樹脂注系後の2次巻線の三角配置図 第2の樹脂注形図 三相乾式変圧器の分解説明図 結線状態の説明図 三相乾式変圧器を使用したイオン注入装置
符号の説明
1 三相乾式変圧器
2 単相乾式絶縁変圧器
3 出力部
4 入力部
5 外装ケース
6 2次巻線
7 1次巻線
8 第1樹脂層
9 シールド板
10 空気層
11 鉄心
12 締め付けボルト
13 鉄心締め金具
21 2次高圧点
22 高圧端子
23 出力端子(高電位点)
24 出力端子ボックス
25 絶縁ブッシング
26 樹脂ケース
27 第2樹脂層
28 入力端子ボックス
29 入力端子
30 リード線
33 リード線
34 金型
41 1次巻線引出部
42 2次巻線引出部
43 高圧端子部

Claims (3)

  1. 第1の樹脂でモールドされた2次巻線と、該2次巻線の外側に絶縁された1次巻線とを同心円状に配置して形成された3台の単相乾式絶縁変圧器を三角配置した三相乾式変圧器であって、
    前記3台の単相乾式絶縁変圧器は、各単相乾式絶縁変圧器の前記1次および2次巻線の巻軸方向が互いに平行となる状態で三角配置されており、
    前記3台の単相乾式絶縁変圧器の2次巻線の引出部が、前記三角配置した領域内に集約され、
    集約された前記引出部の周囲を囲むように前記巻軸方向に延設された絶縁ブッシングと、
    前記絶縁ブッシングを囲むように配置された樹脂ケースとを備え、
    前記樹脂ケース内に充填された第2樹脂によって前記引出部が固定されていることを特徴とする三相乾式変圧器。
  2. 前記第1および第2の樹脂は、熱硬化性樹脂であることを特徴とする請求項1に記載の三相乾式変圧器。
  3. 前記2次巻線の引出部から該引出部に接続された高圧端子部までが樹脂にて一体化されていることを特徴とする請求項1または2に記載の三相乾式変圧器。
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