JP4972663B2 - 園芸用タグ - Google Patents

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Description

本発明は、例えば園芸や農業の分野において、栽培しようとする栽培植物に関する情報を表示する園芸用タグに関するものである。
一般的に、トマトやキュウリなどの野菜は、家庭菜園などで楽しめるようにガーデニングショップ、種苗店、またはホームセンターなどで苗が販売されている。これらの野菜の苗は、野菜の種類が異なっていても一見すると非常に似通っているものがあり、園芸に習熟していない一般購買者等には苗の判別ができないことが多い。そこで、これらの苗には、野菜の種類がわかりやすいように、野菜の名称が記載された園芸用タグが設けられることが多い。
また、このような園芸用タグは、ガーデニング用の草木や観葉植物などの栽培ポットにも、一般購買者等に植物の種類が判りやすいように取り付けられている。
このような園芸用タグとしては、例えば特許文献1に示すように、栽培植物が植え付けられた土壌に挿し込めるように下端が尖った形状に形成されたものが知られている。この園芸用タグでは、土壌に挿し込まれない上部表面に絵柄や栽培植物の名称等を記載できるようになっている。
特開2006−340704号公報
ところで、例えば上述の野菜の場合であれば、野菜を健全に生育させるために野菜の種類毎に肥料、水やり、日当たりなどの生育方法や病害虫を予防するために留意すべき点がそれぞれある。また、これらの生育方法や生育上の留意点などの情報は、植え付け時期などに応じて変化するため多岐に亘るものであり、園芸用タグに表示し切れるほど小さな情報量ではない。
そこで、ガーデニングショップなどによっては、苗から離れた販売スペースやレジ横に上述の情報をプリントしたメモシート(メモ用紙)を置き、このメモシートを購買者が自由に持って帰れるようにしているところもある。しかし、このようなメモシートの存在に購買者が気がつかない可能性があり、苗とメモシートとを離して置く方法は情報を購買者に伝える手段としては十分なものではない。
一方、購買者が気が付きやすいようにメモシートを苗と一緒に置いたり貼り付けたりする手段も考えられるが、水やりでかかった水でメモシートの印字が滲んだり、メモシートが濡れてぼろぼろになったりする虞があり、必ずしも好ましい手段であるとは言えない。
本発明は、上述の問題に鑑みてなされたものであり、生育方法や生育上の留意点などの情報が表示されたメモシートを水に濡れないように園芸用タグに保持させることができ、栽培植物の購入に合わせてメモシートに表示された情報を購買者に確実に伝えることができる園芸用タグを提供することを目的とする。
前記目的を達成するため、本発明は次の技術的手段を講じている。
即ち、本発明の園芸用タグは、板状に形成されたタグ本体の下部を栽培植物が植えられた土壌に挿し込み、当該土壌の上に顔を出している前記タグ本体の上部で前記栽培植物に関する情報の表示が可能とされている園芸用タグであって、
前記タグ本体の上部には、平面展開可能に折り畳まれると共に前記情報が記載されたメモシートと、撥水性のフィルムから構成されると共に当該フィルムの内側に前記メモシートを折り畳み状態で収納可能とする収容体とが、設けられていることを特徴とするものである。
上述した生育方法や生育上の留意点などのように情報量が大きな情報であっても、このようにメモシートを平面展開可能に折り畳んで収容する方式であれば、園芸用タグのような小さなものにも保持させることができ、栽培植物の購入に合わせてメモシートに表示された情報を購買者に確実に伝えることができる。また、メモシートが撥水性のフィルムから構成された収容体の内側に収容されているため、栽培植物の水やりの際にメモシートが濡れる心配がなく、栽培植物の販売者にとっても利便性が高い。
なお、前記収容体は前記フィルムの一端を他端に重ねるように折り返して貼り付けることで筒状に形成されているのが好ましく、前記メモシートは筒状に形成された前記収容体の内側に挟み込まれているのが好ましい。
このようにフィルムを筒状にして収容体を形成した上で、その内側にメモシートを挟み込むようにすれば、撥水性のフィルムでメモシートの周りを覆うことができ、撥水性のフィルムから成る収容体でメモシートを水濡れから保護することができる。また、フィルムを筒状に形成した収容体では、例えばフィルムを袋状に形成するのに比べて収容体の成形コストを安くすることができ、園芸用タグの製造コストを下げることも可能となる。
なお、前記収容体は、当該フィルムの一端を粘着剤を用いて他端に粘着して形成されているのが好ましい。
このように粘着剤を用いてフィルムの一端を他端に貼り付けておけば、フィルムの一端を何度でも繰り返して他端に貼り付けたり剥がしたりすることが可能となる。その結果、必要に応じてフィルム同士が粘着している部分を剥がしてメモシートを広げて見たり、また折り畳んで収容することが可能となり、メモシートの利便性が向上する。
前記メモシートは、前記情報が記載された表示ページを縦方向及び/又は横方向に並んで複数備えており、互いに隣接し合う前記表示ページの境界線を境に折り畳まれているのが好ましい。
このようにすれば、複数の表示ページを備えた大面積のメモシートであっても、コンパクトに折り畳んで収容体の内側に収容することができる。
前記複数の表示ページのうち最もタグ本体側に近い表示ページが前記収容体に着脱自在に貼り付けられているのが好ましい。
このようにすれば、メモシートが不意に抜け落ちることがなくなり、メモシートを確実に収容することが可能となる。
本発明の園芸用タグによれば、生育方法や生育上の留意点などの情報が表示されたメモシートを水に濡れないように園芸用タグに保持させることができ、栽培植物の購入に合わせてメモシートに表示された情報を購買者に確実に伝えることができる。
第1実施形態の園芸用タグの使用例を示す図である。 第1実施形態の園芸用タグの裏面を正面から見た図である。 図2のA−A線断面図である。 メモシートを平面状に展開した場合の正面図である。 メモシートを平面状に展開する際の動作を示す図である。 第2実施形態の園芸用タグの裏面を正面から見た図である。 第2実施形態の園芸用タグのメモシートを平面状に展開する際の動作を示す図である。
以下、本発明の園芸用タグ1の実施形態を、図面に基づき詳しく説明する。
図1に示されるように、本発明の園芸用タグ1は、ガーデニングショップ、ホームセンター、または種苗店などで取り扱われる栽培植物Pに対して用いられるものである。このような栽培植物Pは、植木鉢やポットなどの栽培容器2に植え付けられた状態で生育、販売がされており、園芸用タグ1はこのような生育や販売に際して栽培植物Pの名称、価格、販売者、生産者などの名称等の情報を表示するために用いられる。
このように栽培容器2に植え付けられる栽培植物Pとしては、農地、家庭用菜園、又はプランターなどで栽培されるトマト、ミニトマト、フルーツトマト、キュウリ、ナス、レタス、大根、カブ、ピーマンなどの野菜類、イチゴやブルーベリーなどの果樹類、ガーデニングなどで用いられるパンジー、アジサイ、カスミソウ、ダリヤなどの花類、ハーブなどの香草類、サツキ、松など低木類の苗が挙げられる。なお、図1に示す第1実施形態の園芸用タグ1は、栽培植物Pとしてフルーツトマトの苗が植え付けられた植木鉢(栽培容器2)に挿し込まれている例である。
なお、以降の説明において、図1の上下を園芸用タグ1を説明する際の上側及び下側、図1の左右を園芸用タグ1を説明する際の左側及び右側とする。
図1及び図2に示されるように、園芸用タグ1は板状に形成されたタグ本体3を備えている。このタグ本体3は、紙、木、あるいは合成樹脂のシートから板状に形成されている。なお、本実施形態ではタグ本体3がボール紙で形成されたものを例示している。タグ本体3の下部は、上部に比べて左右方向の幅が狭く且つ下方に向かって尖った形状に形成されており、栽培容器2内の土壌Gに挿し込んで固定しやすいようになっている。
タグ本体3の上部は下部より広幅な略円形状に形成されており、タグ本体3の下部を栽培容器2内の土壌Gに挿し込んでも上部は土壌Gの上側に突き出るようになっている。この土壌Gの上側に突き出た(顔を出している)タグ本体3の上部には、栽培植物Pの名称等や宣伝広告などの情報が印刷又は記入できるようになっており、苗の生育時や販売時に種類の判別を容易にしたり、販売後に購入者に宣伝等を行うことができるようになっている。
タグ本体3の上部に記載される情報としては、栽培植物Pの名称等や宣伝広告が挙げられる。栽培植物Pの名称等は、栽培容器2に植え付けられた栽培植物Pの種類に関する情報であり、栽培植物Pの苗を生育する生産者、苗を販売する販売者、苗を購入する購入者が参考に用いるものである。このような栽培植物Pの名称等には、栽培植物Pの名称、種類、品種名、生産者、生産番号、生産日、販売者、販売番号、価格、ディスカウント情報などの情報が挙げられる。なお、本実施形態の場合では、栽培植物Pの名称である「フルーツトマト」、生産者の名称である「生産者:×××」、苗の価格である「価格:○○円」、販売者の名称である「販売者:△△」などが記載されている。
また、宣伝広告の情報は、購入時に購入者の購買意欲を喚起したり、購入後に営業上の宣伝などを行うものであり、例えば「糖度が高い(甘い)」、「病害虫に強い」、「TVでおなじみ」、「名人推薦」、「ガーデニングに最適」などの情報である。なお、本実施形態ではこれらの宣伝広告の図示は省略する。
ところで、近年になって栽培が盛んに行われるようになったフルーツトマトなどの栽培植物Pは、その栽培方法が一般にあまり知られていないことがある。また、従来から栽培されてきた栽培植物Pであっても、栽培方法が複雑であったり、一般にはあまり知られていないこともある。このような栽培植物Pの栽培に関する情報(以下、栽培情報Nという)は、書籍やインターネットなどのメディアを通じて得ることもできるが、栽培植物Pを購入して生育する人に購入時に知らせておく方が好ましい。
ところが、このような栽培情報Nは、情報量が非常に大きい。例えばフルーツトマトの栽培情報Nを例に挙げれば、植え付け前には肥料の種類、肥料の量、肥料のやり方、水やりの量、水やりの頻度、植え付けのタイミング、また植え付け時には植え付け時の深さ、その後の水やり、表土の扱い、さらに植え付け後は、苗の生長に合わせてわき芽の剪定、水やりの量及び頻度、肥料のやり方などの情報が挙げられる。当然、このように多岐に亘る多大な情報を、上述の名称等や宣伝広告に加えて、タグ本体3に全て表示することは不可能である。
そこで、ガーデニングショップなどによっては、栽培情報Nをプリントしたメモシート4を栽培植物Pと分けて置き、このメモシート4を購買者が自由に持って帰れるようにしているところもある。しかし、このようなメモシート4の存在に購買者が気がつかずに購買してしまう可能性があり、栽培植物Pとメモシート4とを分けて置く方法は上述の栽培情報Nを購買者に伝える手段としては十分なものではない。
そこで、本発明の園芸用タグ1では、これらの栽培情報Nを印刷又は記入したメモシート4を用意し、タグ本体3の上部にこのようなメモシート4を収納できるようにしている。ただ、このようなメモシート4はタグ本体3に比べてサイズが大きく嵩張りやすいため、メモシート4をそのまま小サイズの園芸用タグ1に保持させることはできない。そこで、本発明の園芸用タグ1では、メモシート4を平面展開可能に折り畳んだ上で、タグ本体3の上部にメモシート4を折り畳み状態で収納しているのである。
また、タグ本体3の上部にメモシート4を収納すると、園芸用タグ1が栽培植物Pの近くに配置されるため、栽培植物Pに水をやる場合にメモシート4も濡れてしまう可能性が高く、水やりでかかった水でメモ用紙の印字が滲んだり、メモシート4が濡れてぼろぼろになったりする虞がある。そこで、本発明の園芸用タグ1では、撥水性のフィルムから構成された収容体5の内側にメモシート4を収納するようにしているのである。
次に、図3を用いて、収容体5及びメモシート4について詳しく説明する。
図3に示されるように、収容体5は帯状に裁断された長尺状のフィルムを筒状に丸めたものである。
収容体5を構成するフィルムは、PE、PPなどのポリオレフィン系樹脂、PET、PBTなどのポリエステル系樹脂、ナイロンなどのポリアミド系樹脂、セロハン、又はポリカーボネート系樹脂などで形成された合成樹脂のフィルム、あるいはこれらの合成樹脂で表面加工された金属箔や紙のラミネート体である。フィルムは、透明又は半透明に形成されているのが好ましいが、必要に応じて着色したり印刷したりすることもできる。
収容体5は、帯状に形成されたフィルムの長手方向の一端と他端とに粘着剤6を予め塗布しておき、一端を他端に重ねるようにフィルムを長手方向の中途で折り返し、粘着剤6を介して一端を他端に粘着することで筒状に形成されている。また、タグ本体3に面するフィルムの表面にも、収容体5をタグ本体3に貼り付ける粘着剤6が塗布されている。
粘着剤6は、一度粘着しても再び人の手で剥がすことができる程度の粘着力を発揮できるような接着剤であり、人の手で剥がせない程度に強固に接着できる接着剤に対して疑似接着剤と呼ばれるものである。このような粘着剤6は、収容体5(フィルム)やタグ本体3の材質に合わせて好ましい成分や配合が変化するため一概にその種類を規定することはできないが、アクリル系粘着剤、ゴム系粘着剤、シリコン系粘着剤、ポリビニルエーテル系粘着剤、ポリ酢酸ビニル系粘着剤などを適宜用いることができる。
図4に示すように、メモシート4は、上述した栽培情報Nが印刷又は記入可能なシートであり、クラフト紙などの紙、ポリオレフィン系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリエステル系樹脂、又はポリスチレン系樹脂などの合成樹脂のシート、ポリエチレンなどの合成樹脂がラミネートされたラミネート紙、アルミなどの金属箔に合成樹脂をラミネートしたシート、布などを用いることができる。メモシート4には、撥水性を備えた合成樹脂のシートやラミネート紙を用いるのが好ましいが、これらより安価な紙を用いても良い。なお、本実施形態では、撥水性を備えたポリスチレンシートを用いている。
メモシート4は、収容体5に収容可能な大きさの表示ページ7を複数備えている。これらの表示ページ7にはそれぞれ上述の栽培情報N(図示略)が記載できるようになっている。これらの表示ページ7はメモシート4の縦方向(上下方向)及び/又は横方向(左右方向)に並んで配置されており、互いに隣接し合う表示ページ7の境界線8を境に折り畳むことで収容体5に収容可能な大きさに折り畳むことができるようになっている。
本実施形態のメモシート4は、横方向の長さが互いに等しい表示ページ7をメモシート4の縦方向に7頁備えており、各頁の間には隣り合う表示ページ7同士を分ける境界線8が上下方向に等間隔をあけて設けられている。そして、タグ本体3に最も近い表示ページ7のページ数を1ページ目の表示ページ7aとしたときに、1ページ目の表示ページ7aと2ページ目の表示ページ7bとの間の境界線8を谷折り、2ページ目の表示ページ7bと3ページ目の表示ページ7cとの間の境界線8を山折りというように、1ページ目の表示ページ7aから7ページ目の表示ページ7gまでの各境界線8に対して交互に谷折りと山折りとを繰り返すことで、メモシート4は全ての表示ページ7a〜7gを1箇所に積み重ねるように(蛇腹状に)折り畳むことができるようになっている。
また、メモシート4は、1ページ目の表示ページ7aが他のページより上下方に長く形成されており、他のページより上縁が上方に向かって突出するように形成されている。この1ページ目の表示ページ7aの突出した部分は、収容体5のフィルムの両端に塗布された粘着剤6の間に挟み込まれており、収容体5から剥がれないように固定されている。
さらに、タグ本体3側に面する収容体5の表面には、収容体5をタグ本体3に粘着固定する粘着剤6が設けられており、メモシート4は収容体5を介してタグ本体3に固定されている。
次に、図5を用いて、本発明の園芸用タグ1の使用方法を説明する。
図5(a)に示されるように、メモシート4は、蛇腹状に折り畳まれた状態で、収容体5に収容されている。そして、タグ本体3の表面には、収容体5(フィルムの一端側)、メモシート4、収容体5(フィルムの他端側)が積層されており、それぞれの間には粘着剤6が設けられている。
図5(b)に示されるように、メモシート4を平面に展開する際には、収容体5を一端を摘んで矢印の方向に向かって引っ張る。そうすると、収容体5の他端に粘着剤6を介して粘着されていた一端が剥がれ、収容体5からメモシート4が展開可能となり、メモシート4を広げて視認することが可能となる。
次に、図5(c)に示されるように、メモシート4の粘着剤6で粘着されていない側を摘んで、タグ本体3から離れる方向に引っ張る。そうすると、上述のように蛇腹状に収容されていたメモシート4が広がり、各表示ページ7に記載されている栽培情報Nを視認することが可能となる。
メモシート4を収容するときは、上述の手順と逆の手順でメモシート4を折り畳み、収容体5の内側にメモシート4を収容することができる。
第1実施形態の園芸用タグ1では、栽培情報Nなどのように情報量が大きな情報であっても、これらの情報をタグ本体3の上部より大面積のメモシート4に記載できるので、栽培植物Pの購入に合わせてメモシート4に表示された情報を購買者に確実に伝えることができる。
また、メモシート4は平面展開可能に折り畳んで収容されているので嵩張ることがなく、園芸用タグ1のような小さなものにもすっきりと納めることができる。
さらに、メモシート4が撥水性のフィルムで筒状に形成された収容体5の内側に挟み込まれているため、栽培植物Pの水やりの際にメモシート4が濡れる心配がなく、販売者にとっても取り扱いが楽となり、園芸用タグ1の利便性が高い。また、収容体5を筒状とすることで、例えばフィルムを袋状に形成するのに比べて収容体5の成形コストを安くすることができ、園芸用タグ1の製造コストを下げることも可能となる。
また、収容体5、メモシート4、及びタグ本体3はそれぞれ粘着剤6を用いて粘着されているので、例えば必要なときにフィルムの一端を他端から剥がしたり粘着させたりすることができ、何度でもメモシート4を広げて見たり収容したりすることができる。また、メモシート4が粘着剤6を介してタグ本体3に粘着されているので、メモシート4が不意に抜け落ちて紛失したりする心配もない。
「第2実施形態」
次に、第2実施形態の園芸用タグ1について説明する。
図6に示されるように、第2実施形態の園芸用タグ1が第1実施形態と異なっている点は、複数の表示ページ7が蛇腹状に折り畳まれているのではなく、1ページ目の表示ページ7aに向かって隣り合う表示ページ7を内側に向かって折り返すようにして(内折り状に)折り畳まれている点である。
第2実施形態のメモシート4は、第1実施形態より表示ページ7のページ数が2頁多い9頁の表示ページ7からなっている。これらの表示ページ7は、1ページ目の表示ページ7aから3ページ目の表示ページ7cまでが上下方向に並んでおり、その左右にそれぞれ隣り合うように4ページ目の表示ページ7dから6ページ目の表示ページ7fまでと7ページ目の表示ページ7gから9ページ目の表示ページ7iまでとが並んで配置されている。
そして、メモシート4を折り畳む際には、図7に示されるように、1ページ目から3ページ目までの表示ページ7a〜7cに向かってまず4ページ目から6ページ目までの表示ページ7d〜7fを内折りにし、次に7ページ目から9ページ目までの表示ページ7g〜7iを内折りにする。そして、4頁目以降の表示ページ7d〜7iが折り重ねられた1ページ目から3ページ目までの表示ページ7a〜7cを、第1実施形態の場合と同様に蛇腹状に折り重ねる。
このようにすれば、第1実施形態の場合と同様に大面積のメモシート4を収容体5に収容可能なサイズにまでサイズダウンして収容することができる。
本発明は上記各実施形態に限定されるものではなく、発明の本質を変更しない範囲で各部材の形状、構造、材質、組み合わせなどを適宜変更可能である。
上記実施形態では、タグ本体3の上部が下部より幅広な略円形状に形成された園芸用タグ1を例示したが、園芸用タグ1の形状はこのような形状に限定されるわけではない。例えば、くさび状や棒状のような形状に形成されていても良い。
上記実施形態では、栽培植物Pとしてフルーツトマトが植え付けられた植木鉢を例示したが、本発明の園芸用タグ1はフルーツトマト以外の栽培植物Pが植え付けられた栽培容器2、例えばハーブの鉢植え、キュウリなどの苗ポット、観葉植物が植えられた植木鉢などにも用いることができる。
上記実施形態では、帯状のフィルムを丸めて筒状に形成した収容体5に、合成樹脂のシートで形成されたメモシート4が収容されたものを例に挙げて、本発明の園芸用タグ1を説明した。しかし、例えば、収容体5としてはフィルムが箱状や袋状に形成されたものを用いても良いし、メモシート4には紙や金属箔を用いることもできる。
上記実施形態では、メモシート4の折り畳み方として蛇腹のように折り畳む方法や内折りする方法を例に挙げた。しかし、メモシート4の折り畳み方は収容体5の内側に収容可能なサイズにまでサイズダウンできるものであれば他の折り畳み方法を採用することもできる。
1 園芸用タグ
2 栽培容器
3 タグ本体
4 メモシート
5 収容体
6 粘着剤
7 表示ページ
8 境界線
N 栽培情報
P 栽培植物
G 土壌

Claims (5)

  1. 板状に形成されたタグ本体の下部を栽培植物が植えられた土壌に挿し込み、当該土壌の上に顔を出している前記タグ本体の上部で前記栽培植物に関する情報の表示が可能とされている園芸用タグであって、
    前記タグ本体の上部には、平面展開可能に折り畳まれると共に前記情報が記載されたメモシートと、撥水性のフィルムから構成されると共に当該フィルムの内側に前記メモシートを折り畳み状態で収納可能とする収容体とが、設けられていることを特徴とする園芸用タグ。
  2. 前記収容体は、前記フィルムの一端を他端に重ねるように折り返して貼り付けることで筒状に形成されており、
    前記メモシートは、筒状に形成された前記収容体の内側に挟み込まれていることを特徴とする請求項1に記載の園芸用タグ。
  3. 前記収容体は、当該フィルムの一端を粘着剤を用いて他端に粘着して形成されていることを特徴とする請求項1に記載の園芸用タグ。
  4. 前記メモシートは、前記情報が記載された表示ページを縦方向及び/又は横方向に並んで複数備えており、互いに隣接し合う前記表示ページの境界線を境に折り畳まれていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の園芸用タグ。
  5. 前記複数の表示ページのうち最もタグ本体側に近い表示ページが前記収容体に着脱自在に貼り付けられていることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の園芸用タグ。
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