JP2003131573A - 園芸用ラベル - Google Patents
園芸用ラベルInfo
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- Japan
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- label
- folding
- gardening
- horticultural
- synthetic paper
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- Cultivation Receptacles Or Flower-Pots, Or Pots For Seedlings (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ラベル下部の差し込み部分の強度を上げて，
植木鉢等に差し込むときに折れ曲がりにくい園芸用ラベ
ルを提供する。 【解決手段】 植物の名前等を記入して利用される園芸
用ラベル１において，ラベル上部２とラベル下部３との
境に切れ込み部（左４ａ，右４ｂ）を設け，その切れ込
み部４の内側の端からラベル下部の先端へ向けて折り畳
み用加工部（左５ａ，右５ｂ）を設ける。切れ込み部４
と折り畳み用加工部５に囲まれた折り畳み部（左６ａ，
右６ｂ）を，裏面の方へ折り畳み，重ねることによっ
て，ラベル下部３の厚さを増し，それによって，ラベル
下部３の差し込み部分の強度を上げることができる。
植木鉢等に差し込むときに折れ曲がりにくい園芸用ラベ
ルを提供する。 【解決手段】 植物の名前等を記入して利用される園芸
用ラベル１において，ラベル上部２とラベル下部３との
境に切れ込み部（左４ａ，右４ｂ）を設け，その切れ込
み部４の内側の端からラベル下部の先端へ向けて折り畳
み用加工部（左５ａ，右５ｂ）を設ける。切れ込み部４
と折り畳み用加工部５に囲まれた折り畳み部（左６ａ，
右６ｂ）を，裏面の方へ折り畳み，重ねることによっ
て，ラベル下部３の厚さを増し，それによって，ラベル
下部３の差し込み部分の強度を上げることができる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は，植物の名前等を記
入して植木鉢などに差し込む園芸用ラベルに関し，特に
鉢に差し込むときに，ラベルの下部を縦方向に折り曲げ
て重ねることによって，ラベル下部の強度を高めること
ができるようにした園芸用ラベルに関するものである。
入して植木鉢などに差し込む園芸用ラベルに関し，特に
鉢に差し込むときに，ラベルの下部を縦方向に折り曲げ
て重ねることによって，ラベル下部の強度を高めること
ができるようにした園芸用ラベルに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】図３は，従来の園芸用ラベルの例を示す
図である。園芸用ラベル１０１は，図３（ａ）のよう
に，表面に植物の名前や，写真，デザインされたイラス
ト，販売店名やその店のマーク等の文字や図柄が記載さ
れて用いられる。また，図３（ｂ）のように，裏面に付
加的説明事項が記載されて用いられることもある。付加
的説明事項とは，例えば植物特許がある場合にその旨を
示す注意書きや特許番号等のようなものである。
図である。園芸用ラベル１０１は，図３（ａ）のよう
に，表面に植物の名前や，写真，デザインされたイラス
ト，販売店名やその店のマーク等の文字や図柄が記載さ
れて用いられる。また，図３（ｂ）のように，裏面に付
加的説明事項が記載されて用いられることもある。付加
的説明事項とは，例えば植物特許がある場合にその旨を
示す注意書きや特許番号等のようなものである。
【０００３】図４は，園芸用ラベルの使用例を示す図で
ある。図中，（ａ）は斜視図であり，（ｂ）は（ａ）の
園芸用ラベル１０１の中心を縦に割った断面の一部分を
示す図である。園芸用ラベル１０１は，直接土１０３に
差し込んだり，（ｂ）に示すように鉢１０２と土１０３
の間に差し込んだりして使用される。このとき，園芸用
ラベル１０１の縦方向の強度が充分でないと途中で折れ
曲がってしまい，容易に差し込むことができない。
ある。図中，（ａ）は斜視図であり，（ｂ）は（ａ）の
園芸用ラベル１０１の中心を縦に割った断面の一部分を
示す図である。園芸用ラベル１０１は，直接土１０３に
差し込んだり，（ｂ）に示すように鉢１０２と土１０３
の間に差し込んだりして使用される。このとき，園芸用
ラベル１０１の縦方向の強度が充分でないと途中で折れ
曲がってしまい，容易に差し込むことができない。
【０００４】一般に，園芸用ラベルの材料としては，塩
化ビニル等の合成樹脂や，ポリエチレン系，ポリプロピ
レン系等の合成紙などが使用されている。従来は，特
に，合成紙よりも強度がある塩化ビニル等の合成樹脂製
の園芸用ラベルが好まれ，多用されてきた。
化ビニル等の合成樹脂や，ポリエチレン系，ポリプロピ
レン系等の合成紙などが使用されている。従来は，特
に，合成紙よりも強度がある塩化ビニル等の合成樹脂製
の園芸用ラベルが好まれ，多用されてきた。
【０００５】しかし，近年の環境問題に対する配慮か
ら，焼却時にダイオキシン等の有害物を発生する塩化ビ
ニル等の合成樹脂製の園芸用ラベルに代わって，焼却す
るときにダイオキシンの発生しない合成紙製の園芸用ラ
ベルの需要が高くなってきている。また，合成紙製の園
芸用ラベルは，合成樹脂製の園芸用ラベルよりも手書き
による文字の記入や印刷などが容易であるという点で好
まれている。
ら，焼却時にダイオキシン等の有害物を発生する塩化ビ
ニル等の合成樹脂製の園芸用ラベルに代わって，焼却す
るときにダイオキシンの発生しない合成紙製の園芸用ラ
ベルの需要が高くなってきている。また，合成紙製の園
芸用ラベルは，合成樹脂製の園芸用ラベルよりも手書き
による文字の記入や印刷などが容易であるという点で好
まれている。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】しかし，合成紙製の園
芸用ラベルは合成樹脂製の園芸用ラベルに比べて強度が
低いため，園芸用ラベルの下部を鉢に差し込むときに折
れ曲がりやすく，鉢に差し込みにくいという問題があ
る。実際に，０．４ｍｍ（４００番）の合成紙製の園芸
用ラベルと０．３８ｍｍの塩化ビニル製の園芸用ラベル
等を比較しても，厚みはほとんど変らないが，強度は塩
化ビニル製の方が充分高い。
芸用ラベルは合成樹脂製の園芸用ラベルに比べて強度が
低いため，園芸用ラベルの下部を鉢に差し込むときに折
れ曲がりやすく，鉢に差し込みにくいという問題があ
る。実際に，０．４ｍｍ（４００番）の合成紙製の園芸
用ラベルと０．３８ｍｍの塩化ビニル製の園芸用ラベル
等を比較しても，厚みはほとんど変らないが，強度は塩
化ビニル製の方が充分高い。
【０００７】合成紙製の園芸用ラベルの合成紙の厚さに
も，様々な厚さのものがある。当然，厚さの薄いものよ
り厚いものの方が強度が高いので，厚い合成紙で園芸用
ラベルを作成すれば，充分な強度の園芸用ラベルを作成
することができる。しかし，合成紙の厚さが厚いと，ま
た別の問題が発生してくる。
も，様々な厚さのものがある。当然，厚さの薄いものよ
り厚いものの方が強度が高いので，厚い合成紙で園芸用
ラベルを作成すれば，充分な強度の園芸用ラベルを作成
することができる。しかし，合成紙の厚さが厚いと，ま
た別の問題が発生してくる。
【０００８】園芸用ラベルは，全く無地のものに油性ペ
ン等で文字を記入して用いることもあるが，鉢植えの植
物を販売するときのように，あらかじめ何らかの印刷が
必要な場合がある。例えば，植物の名前や，写真，デザ
インされたイラスト，生産者名，販売店名やその店のマ
ーク，注意事項，植物特許がある場合にはその旨を示す
注意書きや特許番号等の印刷である。このとき，合成紙
の厚みが厚いと，印刷を施すためのコストが高くなって
しまう。
ン等で文字を記入して用いることもあるが，鉢植えの植
物を販売するときのように，あらかじめ何らかの印刷が
必要な場合がある。例えば，植物の名前や，写真，デザ
インされたイラスト，生産者名，販売店名やその店のマ
ーク，注意事項，植物特許がある場合にはその旨を示す
注意書きや特許番号等の印刷である。このとき，合成紙
の厚みが厚いと，印刷を施すためのコストが高くなって
しまう。
【０００９】実際に，現状は，０．３ｍｍ（以下，３０
０番）程度の厚さまでしか印刷できない印刷機がほとん
どであり，０．４ｍｍ（以下，４００番）の厚さに印刷
できる印刷機は少なく，０．５ｍｍ（以下，５００番）
以上になると印刷可能な印刷機は稀である。そこで，厚
みのある合成紙に印刷できる印刷機の確保は，たいへん
困難である。また，それに伴いどんどん印刷コストが高
くなっていくため，商業的にも割に合わなくなってしま
う。
０番）程度の厚さまでしか印刷できない印刷機がほとん
どであり，０．４ｍｍ（以下，４００番）の厚さに印刷
できる印刷機は少なく，０．５ｍｍ（以下，５００番）
以上になると印刷可能な印刷機は稀である。そこで，厚
みのある合成紙に印刷できる印刷機の確保は，たいへん
困難である。また，それに伴いどんどん印刷コストが高
くなっていくため，商業的にも割に合わなくなってしま
う。
【００１０】本発明は，上記問題点の解決を図り，低コ
ストでの印刷が可能である厚さの合成紙等で作成された
園芸用ラベルの下部を鉢に差し込むときに，強度を高め
て折れ曲がりにくくすることを目的とする。
ストでの印刷が可能である厚さの合成紙等で作成された
園芸用ラベルの下部を鉢に差し込むときに，強度を高め
て折れ曲がりにくくすることを目的とする。
【００１１】
【課題を解決するための手段】本発明は，上記課題を解
決するため，園芸用ラベルの下部に縦方向に折り畳んで
重ね合わせることができる部分を設けて，鉢に差し込む
ときにはその部分を折り畳んで重ね合わせることによ
り，比較的薄い合成紙製の園芸用ラベルであっても園芸
用ラベル下部の差込部分の強度を高めることを特徴とす
る。
決するため，園芸用ラベルの下部に縦方向に折り畳んで
重ね合わせることができる部分を設けて，鉢に差し込む
ときにはその部分を折り畳んで重ね合わせることによ
り，比較的薄い合成紙製の園芸用ラベルであっても園芸
用ラベル下部の差込部分の強度を高めることを特徴とす
る。
【００１２】また，ラベル下部においてラベル幅の中央
付近の位置に縦方向の折り曲げ用加工部を設けることに
より，ラベル下部を湾曲させやすくして鉢の縁などに沿
って差し込みやすくすることを特徴とする。
付近の位置に縦方向の折り曲げ用加工部を設けることに
より，ラベル下部を湾曲させやすくして鉢の縁などに沿
って差し込みやすくすることを特徴とする。
【００１３】
【発明の実施の形態】以下，図面に従って本発明の実施
の形態を説明する。
の形態を説明する。
【００１４】〔第１の実施の形態〕図１は，本発明にお
ける第１の実施の形態の園芸用ラベルの例を示す図であ
る。園芸用ラベル１は，文字や図柄を記入するラベル上
部２と，鉢に差し込むためのラベル下部３とに分けられ
る。文字や図柄等は，主に，ラベル上部２の表面に記入
される。ラベル上部２とラベル下部３との境目に左右か
ら切り込みを入れて，切れ込み部左４ａ，切れ込み部右
４ｂを設ける。
ける第１の実施の形態の園芸用ラベルの例を示す図であ
る。園芸用ラベル１は，文字や図柄を記入するラベル上
部２と，鉢に差し込むためのラベル下部３とに分けられ
る。文字や図柄等は，主に，ラベル上部２の表面に記入
される。ラベル上部２とラベル下部３との境目に左右か
ら切り込みを入れて，切れ込み部左４ａ，切れ込み部右
４ｂを設ける。
【００１５】ラベル下部３には，それぞれ左右の切れ込
み部（左４ａ，右４ｂ）の内側の端から縦方向にラベル
下部３の先端に向けて，折り畳み用加工部左５ａ，折り
畳み用加工部右５ｂを設ける。折り畳み用加工部（左５
ａ，右５ｂ）は，半打抜きやミシン目状の切り込み，ま
たは圧力をかけて素材を薄くするなどの様々な方法によ
り作成することができる。それぞれの折り畳み用加工部
（左５ａ，右５ｂ）から外側を折り畳み部（折り畳み部
左６ａ，折り畳み部右６ｂ）とする。
み部（左４ａ，右４ｂ）の内側の端から縦方向にラベル
下部３の先端に向けて，折り畳み用加工部左５ａ，折り
畳み用加工部右５ｂを設ける。折り畳み用加工部（左５
ａ，右５ｂ）は，半打抜きやミシン目状の切り込み，ま
たは圧力をかけて素材を薄くするなどの様々な方法によ
り作成することができる。それぞれの折り畳み用加工部
（左５ａ，右５ｂ）から外側を折り畳み部（折り畳み部
左６ａ，折り畳み部右６ｂ）とする。
【００１６】また，ラベル下部３の中央縦方向に，折り
曲げ用加工部７を設ける。折り曲げ用加工部７は，半打
抜きやミシン目状の切り込み，または圧力をかけて素材
を薄くするなどの様々な方法により作成される。園芸用
ラベル１を鉢植え等に差し込むとき，折り曲げ用加工部
７で園芸用ラベル１を軽く折り曲げて湾曲させることに
より，鉢面に沿って差し込みやすくなる。
曲げ用加工部７を設ける。折り曲げ用加工部７は，半打
抜きやミシン目状の切り込み，または圧力をかけて素材
を薄くするなどの様々な方法により作成される。園芸用
ラベル１を鉢植え等に差し込むとき，折り曲げ用加工部
７で園芸用ラベル１を軽く折り曲げて湾曲させることに
より，鉢面に沿って差し込みやすくなる。
【００１７】図１（ａ）は，第１の実施の形態の園芸用
ラベルの折り畳み部（左６ａ，右６ｂ）を折り畳む前の
表面を示している。ラベル上部２には，文字や図柄等が
記入される。また，この例では，ラベル下部３の折り畳
み部（左６ａ，右６ｂ）には，植物特許がある旨を示す
注意書きや特許番号等の付加的説明事項が記入されてい
る。図１（ｂ）は，第１の実施の形態の園芸用ラベルの
折り畳み部（左６ａ，右６ｂ）を折り畳む前の右側面を
示す。図の例では，３００番の合成紙を使用している。
図１（ｃ）は，第１の実施の形態の園芸用ラベルの折り
畳み前の裏面を示す。この例では特に裏面には何も記入
していない。
ラベルの折り畳み部（左６ａ，右６ｂ）を折り畳む前の
表面を示している。ラベル上部２には，文字や図柄等が
記入される。また，この例では，ラベル下部３の折り畳
み部（左６ａ，右６ｂ）には，植物特許がある旨を示す
注意書きや特許番号等の付加的説明事項が記入されてい
る。図１（ｂ）は，第１の実施の形態の園芸用ラベルの
折り畳み部（左６ａ，右６ｂ）を折り畳む前の右側面を
示す。図の例では，３００番の合成紙を使用している。
図１（ｃ）は，第１の実施の形態の園芸用ラベルの折り
畳み前の裏面を示す。この例では特に裏面には何も記入
していない。
【００１８】図１（ｄ）は，第１の実施の形態の園芸用
ラベルの折り畳み部（左６ａ，右６ｂ）を折り畳んだ後
の表面を示している。表面から見る分には通常の園芸用
ラベルと何ら変わるところはない。図１（ｅ）は，第１
の実施の形態の園芸用ラベルの折り畳み部（左６ａ，右
６ｂ）を折り畳んだ後の右側面を示す図である。折り畳
み部（左６ａ，右６ｂ）のないラベル上部２は，厚さが
０．３ｍｍであるが，折り畳み部（左６ａ，右６ｂ）の
あるラベル下部３は，０．６ｍｍの厚さになる。これに
より，園芸用ラベル１のラベル下部３を補強することが
できる。
ラベルの折り畳み部（左６ａ，右６ｂ）を折り畳んだ後
の表面を示している。表面から見る分には通常の園芸用
ラベルと何ら変わるところはない。図１（ｅ）は，第１
の実施の形態の園芸用ラベルの折り畳み部（左６ａ，右
６ｂ）を折り畳んだ後の右側面を示す図である。折り畳
み部（左６ａ，右６ｂ）のないラベル上部２は，厚さが
０．３ｍｍであるが，折り畳み部（左６ａ，右６ｂ）の
あるラベル下部３は，０．６ｍｍの厚さになる。これに
より，園芸用ラベル１のラベル下部３を補強することが
できる。
【００１９】図１（ｆ）は，第１の実施の形態の園芸用
ラベルの折り畳み部（左６ａ，右６ｂ）を折り畳んだ後
の裏面を示す図である。植物特許がある旨を示す注意書
きや特許番号等の付加的説明事項が記入されている折り
畳み部（左６ａ，右６ｂ）が裏面に回る。このため，あ
えて裏面に印刷をしなくても，付加的説明事項を裏面に
見せることができる。
ラベルの折り畳み部（左６ａ，右６ｂ）を折り畳んだ後
の裏面を示す図である。植物特許がある旨を示す注意書
きや特許番号等の付加的説明事項が記入されている折り
畳み部（左６ａ，右６ｂ）が裏面に回る。このため，あ
えて裏面に印刷をしなくても，付加的説明事項を裏面に
見せることができる。
【００２０】第１の実施の形態では，３００番の合成紙
を例としたが，３００番以外の厚さのものを使用しても
よい。例えば２００番や４００番の合成紙でもラベル下
部の厚さは，それぞれ０．４ｍｍ，０．８ｍｍとなる。
を例としたが，３００番以外の厚さのものを使用しても
よい。例えば２００番や４００番の合成紙でもラベル下
部の厚さは，それぞれ０．４ｍｍ，０．８ｍｍとなる。
【００２１】また，第１の実施の形態では，切れ込み部
４，折り畳み用加工部５，折り畳み部６をそれぞれ左右
に有するが，左右のどちらか一方にしかなくてもよい。
４，折り畳み用加工部５，折り畳み部６をそれぞれ左右
に有するが，左右のどちらか一方にしかなくてもよい。
【００２２】〔第２の実施の形態〕図２は，本発明にお
ける第２の実施の形態の園芸用ラベルの例を示す図であ
る。園芸用ラベル１１は，文字や図柄を記入するラベル
上部１２と，鉢に差し込むためのラベル下部１３とに分
けられる。文字や図柄等は，主に，ラベル上部１２の表
面に記入される。ラベル上部１２とラベル下部１３との
境目に左右から切り込みを入れて，切れ込み部左１４
ａ，切れ込み部右１４ｂを設ける。
ける第２の実施の形態の園芸用ラベルの例を示す図であ
る。園芸用ラベル１１は，文字や図柄を記入するラベル
上部１２と，鉢に差し込むためのラベル下部１３とに分
けられる。文字や図柄等は，主に，ラベル上部１２の表
面に記入される。ラベル上部１２とラベル下部１３との
境目に左右から切り込みを入れて，切れ込み部左１４
ａ，切れ込み部右１４ｂを設ける。
【００２３】ラベル下部１３には，それぞれ左右の切れ
込み部（１４ａ，１４ｂ）の内側の端から縦方向にラベ
ル下部１３の先端に向けて，折り畳み用加工部左１５
ａ，折り畳み用加工部右１５ｂを設ける。折り畳み用加
工部（左１５ａ，右１５ｂ）は，半打抜きやミシン目状
の切り込み，または圧力をかけて素材を薄くするなどの
様々な方法により作成することができる。それぞれの折
り畳み用加工部（左１５ａ，右１５ｂ）から外側を折り
畳み部（折り畳み部左１６ａ，折り畳み部右１６ｂ）と
する。
込み部（１４ａ，１４ｂ）の内側の端から縦方向にラベ
ル下部１３の先端に向けて，折り畳み用加工部左１５
ａ，折り畳み用加工部右１５ｂを設ける。折り畳み用加
工部（左１５ａ，右１５ｂ）は，半打抜きやミシン目状
の切り込み，または圧力をかけて素材を薄くするなどの
様々な方法により作成することができる。それぞれの折
り畳み用加工部（左１５ａ，右１５ｂ）から外側を折り
畳み部（折り畳み部左１６ａ，折り畳み部右１６ｂ）と
する。
【００２４】図２（ａ）は，第２の実施の形態の園芸用
ラベルの折り畳み部（左１６ａ，右１６ｂ）を折り畳む
前の表面を示している。ラベル上部１２には，文字や図
柄等が記入される。また，この例では，ラベル下部１３
の折り畳み部左１６ａには，植物特許がある旨を示す注
意書きや特許番号等の付加的説明事項が記入されてい
る。図２（ｂ）は，第２の実施の形態の園芸用ラベルの
折り畳み前の右側面を示す。図の例では，３００番の合
成紙を使用している。図２（ｃ）は，第２の実施の形態
の園芸用ラベルの折り畳み前の裏面を示す。この例では
特に裏面には何も記入していない。
ラベルの折り畳み部（左１６ａ，右１６ｂ）を折り畳む
前の表面を示している。ラベル上部１２には，文字や図
柄等が記入される。また，この例では，ラベル下部１３
の折り畳み部左１６ａには，植物特許がある旨を示す注
意書きや特許番号等の付加的説明事項が記入されてい
る。図２（ｂ）は，第２の実施の形態の園芸用ラベルの
折り畳み前の右側面を示す。図の例では，３００番の合
成紙を使用している。図２（ｃ）は，第２の実施の形態
の園芸用ラベルの折り畳み前の裏面を示す。この例では
特に裏面には何も記入していない。
【００２５】図２（ｄ）は，第２の実施の形態の園芸用
ラベルの折り畳み部右１６ｂだけを折り畳んだ状態の裏
面を示している。この状態で，すでにラベル下部１３
は，２重になっている。
ラベルの折り畳み部右１６ｂだけを折り畳んだ状態の裏
面を示している。この状態で，すでにラベル下部１３
は，２重になっている。
【００２６】図２（ｅ）は，第２の実施の形態の園芸用
ラベルの折り畳み部（左１６ａ，右１６ｂ）を折り畳ん
だ後の表面を示す。表面から見る分には通常の園芸用ラ
ベルと何ら変わるところはない。図２（ｆ）は，第２の
実施の形態の園芸用ラベルの折り畳み部（左１６ａ，右
１６ｂ）を折り畳んだ後の右側面を示す図である。図の
例では，３００番の合成紙を使用している。折り畳み部
（左１６ａ，右１６ｂ）のないラベル上部１２は，厚さ
が０．３ｍｍであるが，折り畳み部（左１６ａ，右１６
ｂ）のあるラベル下部１３は，０．９ｍｍの厚さにな
る。これにより，園芸用ラベル１１のラベル下部１３を
補強することができる。
ラベルの折り畳み部（左１６ａ，右１６ｂ）を折り畳ん
だ後の表面を示す。表面から見る分には通常の園芸用ラ
ベルと何ら変わるところはない。図２（ｆ）は，第２の
実施の形態の園芸用ラベルの折り畳み部（左１６ａ，右
１６ｂ）を折り畳んだ後の右側面を示す図である。図の
例では，３００番の合成紙を使用している。折り畳み部
（左１６ａ，右１６ｂ）のないラベル上部１２は，厚さ
が０．３ｍｍであるが，折り畳み部（左１６ａ，右１６
ｂ）のあるラベル下部１３は，０．９ｍｍの厚さにな
る。これにより，園芸用ラベル１１のラベル下部１３を
補強することができる。
【００２７】図２（ｇ）は，第２の実施の形態の園芸用
ラベルの折り畳み部（左１６ａ，右１６ｂ）を折り畳ん
だ後の裏面を示す。植物特許がある旨を示す注意書きや
特許番号等の付加的説明事項が記入されている折り畳み
部左１６ａが裏面に回る。このため，あえて裏面の印刷
をしなくても，付加的説明事項を裏面に見せることがで
きる。
ラベルの折り畳み部（左１６ａ，右１６ｂ）を折り畳ん
だ後の裏面を示す。植物特許がある旨を示す注意書きや
特許番号等の付加的説明事項が記入されている折り畳み
部左１６ａが裏面に回る。このため，あえて裏面の印刷
をしなくても，付加的説明事項を裏面に見せることがで
きる。
【００２８】第２の実施の形態では，３００番の合成紙
を例としたが，３００番以外の厚さのものを使用しても
よい。例えば２００番や４００番の合成紙でもラベル下
部の厚さは，それぞれ０．６ｍｍ，１．２ｍｍとなる。
を例としたが，３００番以外の厚さのものを使用しても
よい。例えば２００番や４００番の合成紙でもラベル下
部の厚さは，それぞれ０．６ｍｍ，１．２ｍｍとなる。
【００２９】
【発明の効果】以上説明したように，園芸用ラベルの下
部（鉢に差し込む部分）に，縦方向へ折り曲げて重ね合
わせる部分を設けることにより，多少強度の低い３００
番等の合成紙製の園芸用ラベルでも，下部の差込部分の
強度を上げて土に差し込みやすくすることができる。ま
た，本発明の園芸用ラベルでは，裏に折り畳む部分が発
生するため，従来，裏面に記載したほうが望ましい付加
的説明事項を印刷する場合に両面印刷が必要であったの
に対し，表面の折り畳む部分に印刷して裏に折り畳むこ
とによって，表面印刷だけで済ませることができるよう
になり，両面印刷をする必要がなくなる。
部（鉢に差し込む部分）に，縦方向へ折り曲げて重ね合
わせる部分を設けることにより，多少強度の低い３００
番等の合成紙製の園芸用ラベルでも，下部の差込部分の
強度を上げて土に差し込みやすくすることができる。ま
た，本発明の園芸用ラベルでは，裏に折り畳む部分が発
生するため，従来，裏面に記載したほうが望ましい付加
的説明事項を印刷する場合に両面印刷が必要であったの
に対し，表面の折り畳む部分に印刷して裏に折り畳むこ
とによって，表面印刷だけで済ませることができるよう
になり，両面印刷をする必要がなくなる。
【図１】本発明における第１の実施の形態の園芸用ラベ
ルの例を示す図である。
ルの例を示す図である。
【図２】本発明における第２の実施の形態の園芸用ラベ
ルの例を示す図である。
ルの例を示す図である。
【図３】従来の園芸用ラベルの例を示す図である。
【図４】園芸用ラベルの使用例を示す図である。
１ 園芸用ラベル
２ ラベル上部
３ ラベル下部
４ａ 切れ込み部左
４ｂ 切れ込み部右
５ａ 折り畳み用加工部左
５ｂ 折り畳み用加工部右
６ａ 折り畳み部左
６ｂ 折り畳み部右
７ 折り曲げ用加工部
１１ 園芸用ラベル
１２ ラベル上部
１３ ラベル下部
１４ａ 切れ込み部左
１４ｂ 切れ込み部右
１５ａ 折り畳み用加工部左
１５ｂ 折り畳み用加工部右
１６ａ 折り畳み部左
１６ｂ 折り畳み部右
Claims (2)
- 【請求項１】 ラベル上部にラベルの目的とする情報が
記入され，ラベル下部の一部が土に差し込まれて使用さ
れる園芸用ラベルにおいて，前記ラベル上部と前記ラベ
ル下部とを分ける位置に，ラベル左右外側のどちらか一
方または両方からラベル内側へ向けて切り込まれた切れ
込み部と，前記切れ込み部のラベル内側の端と前記ラベ
ル下部の下方先端部分とを結ぶ線上に，前記ラベル下部
の一部を折り曲げるための折り畳み用加工部とを有する
ことを特徴とする園芸用ラベル。 - 【請求項２】 請求項１記載の園芸用ラベルにおいて，
前記ラベル下部においてラベル幅の中央付近の位置に縦
方向の折り曲げ用加工部を有することを特徴とする園芸
用ラベル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001328717A JP2003131573A (ja) | 2001-10-26 | 2001-10-26 | 園芸用ラベル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001328717A JP2003131573A (ja) | 2001-10-26 | 2001-10-26 | 園芸用ラベル |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003131573A true JP2003131573A (ja) | 2003-05-09 |
Family
ID=19144738
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001328717A Pending JP2003131573A (ja) | 2001-10-26 | 2001-10-26 | 園芸用ラベル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003131573A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010213586A (ja) * | 2009-03-13 | 2010-09-30 | Midori No Market:Kk | 園芸用タグ |
| US8240073B1 (en) * | 2011-06-08 | 2012-08-14 | Multi Packaging Solutions, Inc. | Labeling device |
| WO2013176554A3 (en) * | 2012-05-24 | 2014-01-16 | Stemland Kenneth | Apparatus for watering plants |
| US8881903B2 (en) | 2012-08-15 | 2014-11-11 | Multi Packaging Solutions, Inc. | Container with labeling device |
-
2001
- 2001-10-26 JP JP2001328717A patent/JP2003131573A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010213586A (ja) * | 2009-03-13 | 2010-09-30 | Midori No Market:Kk | 園芸用タグ |
| US8240073B1 (en) * | 2011-06-08 | 2012-08-14 | Multi Packaging Solutions, Inc. | Labeling device |
| US8429842B2 (en) | 2011-06-08 | 2013-04-30 | Multi Packaging Solutions, Inc. | Labeling device |
| WO2013176554A3 (en) * | 2012-05-24 | 2014-01-16 | Stemland Kenneth | Apparatus for watering plants |
| US8881903B2 (en) | 2012-08-15 | 2014-11-11 | Multi Packaging Solutions, Inc. | Container with labeling device |
| US9873537B2 (en) | 2012-08-15 | 2018-01-23 | Multi Packaging Solutions, Inc. | Method of making a container with labeling device |
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