JP4972634B2 - 半導体装置 - Google Patents

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Description

本発明は、半導体装置に係り、特に、低電力プロセッサ用回路技術に関する。
MOSトランジスタで構成されたインバータ回路やNAND回路などでプロセッサは構成されるが、これらインバータ回路やNAND回路などの速度は、このMOSトランジスタのしきい値電圧によって変化する。このMOSトランジスタのしきい値電圧を制御する手段としては、1996年、IEEE, Journal of Solid-State Circuits, VOL.31, No.11、1770頁〜1779(非特許文献1)の"A 0.9-V, 150-MHz, 10-mW, 4 mm2, 2-D Discrete Cosine Transform Core Processor with Variable Threshold-Voltage (VT) Scheme"に記載のように、CMOSトランジスタの基板(ウエル)に電圧を印加(この非特許文献1のFig.2を参照)することが知られている。また、2005 年、IEEE International Electron Device Meeting Technical Digest Papers pp. 631-634(非特許文献2)や、特開2007-042730号公報(特許文献1)に開示されるように完全空乏(FD)型のSOI構造におけるCMOSトランジスタにおいて、その埋め込み酸化膜(BOX)層が30nm以下と薄いことを特徴としたトランジスタを用い、これにより、このBOX層をゲート絶縁膜と見立てたバックゲートを駆動してしきい値電圧を制御する手段が知られている。
また、通常は命令の処理において、前の命令のサイクルが完全に終わらないと、次の命令を処理し始めることはできない。しかしながら、プロセッサ内での1つの命令を処理は複数の段、ステージに分けて処理をするいわゆるパイプライン処理が行われている。すなわち、特開2000-236325号公報(特許文献2)に記載のように、処理能力を向上させるために各段階の処理機構を独立して動作させることにより、流れ作業的に、前の命令のサイクルが終わる前に次の命令を処理し始めるのである。この時、一般にはすべてのパイプが同時に動作する理想状態は実現せず、この特開2000-236325に記載のように、動作を行う必要のない部分が出てくる状態が存在し、このような部分を検出して動作を止めたり、しきい値電圧を絶対値で高くしてリーク電流を減らしたり、遅いクロックを与えて低電力で動かしたりしている。この時、通常の動作においては、各段階の処理機構が独立して動作でき、それらが同じ一定の時間内で処理が終了できることが基本性能として重要である。
特開2007-042730号公報 特開2000-236325号公報。
1996年 "IEEE, Journal of Solid-State Circuits", VOL.31, No.11、pp.1770〜1779 2005年、"IEEE International Electron Device Meeting Technical Digest Papers"、pp. 473-476
前述のように、各段の処理機構が独立して動作でき、それらが同じ一定の時間内で処理が終了できることを目指してプロセッサの設計、製造を行う。しかしながら、設計時の回路ブロックの物理的な配置やプロセスのばらつきによって、必ずしも同じ一定の時間内で処理が終了できることは保障できない。例えば、あるプロセッサで問題の無い回路ブロックであっても、他のプロセッサでこの回路を用いる場合、一般に現在の設計では回路レベルの記述まで見ることはせず、高位の論理記述で行うため、チップ上の配置や金属配線の配置のしかたによって、速度が設計毎にばらついてしまうことがある。このため、製造後にこれらの不具合を修正することが望まれていた。
そこで、本発明の目的は、各段の処理機構が独立して動作でき、それらが同じ一定の時間内で処理が終了できるプロセッサの設計および製造を行うできる装置を提供することである。
上記課題は、プロセッサにおけるパイプライン処理において各段が独立に動作することが求められている各段及びステージ毎に、独立に各段及びステージを構成しているMOSトランジスタのしきい値電圧を製造後に変化させることで解決できる。このしきい値電圧の変化は、トランジスタの基板(ウエル)与える電圧を変えるか、又は、完全空乏(FD)型のSOI構造においてはバックゲートに与える電圧を制御して行う。
プロセッサにおけるパイプライン処理において各段が独立に動作することが求められている各段、及びステージ毎において、独立にこの段、及びステージを構成しているMOSトランジスタのしきい値電圧を製造後に変化させることができるため、この段、及びステージの速度を製造後に各々独立に変えることが可能となる。これによって、各段、及びステージが独立して動作でき、それらが同じ一定の時間内で処理が完了することを実現できる。
本発明の第1の実施例を、図1を用いて説明する。この実施例の主要な内容は、複数のアクセラレータ(演算器)からなるプロセッサにおいて、各アクセラレータはパイプライン動作を行うが、そのパイプライン各段の回路を構成するMOSトランジスタのしきい値電圧を、各段ごとに独立に制御するしかけを持っていることである。具体的には、図1の複数のアクセラレータ1〜アクセラレータnにおいて、ひとつのアクセラレータ1を例に取ると、それは図1の下部のようになる。すなわち、アクセラレータ1においては、状態を保持するフリップフロップであるFFとFFの間に論理ブロックが配置され、これが段の単位であり、この図では、論理ブロック1、論理ブロック2から論理ブロックmが示されている。この各段の論理ブロックに対応して、この論理ブロックを構成するMOSトランジスタのしきい値電圧を制御する回路はCBG1、CBG2からCBGmまでが配置されている。これらの回路によって、各論理ブロックを構成するMOSトランジスタのしきい値電圧を、この各論理ブロックへ供給する電圧BG1N/BG1P、BG2N/BG2P、からBGmN/BGmPを変化させることで制御する。これらは、MOSトランジスタの基板電圧又はバックゲート電圧として使用される。これによって、各段である各論理ブロックの速度を製造後に変えることができるという特徴がある。これによって、各段において、同じ一定の時間内で処理を終了させることが可能となるのである。このような構成を持ったアクセラレータはひとつの場合もあるが、本発明では更にこれらが複数個集積化されてプロセッサシステムを構成する。この複数個のアクセラレータの各々が、パイプライン動作を行う演算器であり、その各々のアクセラレータ内において、このパイプラインの各段の速度を製造後に変えることができるのである。なお、後述するが、このプロセッサは複数が組み合わさって並列処理を行う構成と使い方をする。
更にネットワークを通じて数万個以上のプロセッサが接続されて計算器システムを形作るのである。このひとつのプロセッサは、前述のように製造後に各段の速度を調整できるパイプラインを備えた複数のアクセラレータ1〜アクセラレータnと、このプロセッサの全体を統括する場合もあると、その他の演算回路ONとキャッシュメモリと外付けのメモリを制御するメモリコントローラと、プロセッサ全体への基板電圧、バックゲート電圧の発生と制御を行うバックバイアス制御とバックバイアス電圧発生回路とからなり、また複数のクロックを発生しこれを適宜使用するための、PLLとクロック発生及び制御からなる。アクセラレータ1で例として説明した回路ブロックCBG1などでは、その回路のすべてが各アクセラレータに置かれる場合もあれば、できるだけ共通な部分は図1上のバックバイアス制御とバックバイアス電圧発生回路の部分に置かれる場合もある。MOSトランジスタのしきい値電圧の制御を行うには、バルクMOSでは基板電圧を制御し、FD−SOIではバックゲートと呼ばれる埋め込み酸化膜の更にMOSの下部の電圧を制御する。これらは後述する。
図2は、本発明のパイプライン動作としきい電圧制御の動作例を示した図である。ひとつの命令が5つのステージで行われる例であり、各ステージが、LB1、LB2、LB3、LB4、LB5である。これらにて命令が、S1、S2、S3、S4と次々に実行される。例えば、最初LB1でS1命令のこのステージ分が実行されるが、次のステップでは、S1命令はLB2に進んでいる。この時、このS1命令はLB2ステージ実行と平行して、S2命令はLB1ステージ実行が可能となるのである。以下同様にして、各ステージが各命令を受け取りながら進んで行く。このようにすると、命令実行のスループットとしては、5つのステージを抜けるのに必要な時間ではなく、各ステップの実行時間で結果が次々と得られることになり高性能動作となる。本発明の特徴は以下である。各ステージを構成するMOSトランジスタの基板電圧又はバックゲート電圧を独立に設定することができ、かつこれが各ステージの動作速度が一定となるように設定する。
すなわち、LB1、LB2、LB3、LB4、LB5に対応する回路を構成するMOSトランジスタの基板電圧又はバックゲート電圧の制御信号をBG1N、BG2N、BG3N、BG4N、BG5Nとすると、これはすべて異なる値とすることができ、基板電圧又はバックゲート電圧値を表すと、それぞれVBG1N、VBG2N、VBG3N、VBG4N、VBG5Nとなる。実際はこの図には表していないが、pMOSとnMOSの2種類のMOSトランジスタを用いて論理回路を構成するので、各ステージに2つの基板電圧又はバックゲート電圧値が印加され、それらは各ステージ毎に異なる。なお、実行される命令について、各ステージの例としては、LB1:命令フェッチ,LB2:デコード,LB3:演算,LB4:メモリアクセス,LB5:格納などが例として挙げられる。このように、各ステージ毎にVBG1N、VBG2N、VBG3N、VBG4N、VBG5Nを、各ステージの動作速度が所望の周波数を満たすように調整するのが本発明の特徴である。所望の周波数とは、最低周波数を決めてこれより高くする場合もあれば、各ステージを同じ周波数で動作するように調整する場合もある。
図3は、各ステージ毎に印加する基板電圧又はバックゲート電圧をVBGとして横軸に取り、縦軸の各ステージの動作周波数fを取ったグラフ例である。ステージの例としてL1とL2の2つを示している。L1とL2では特性が異なり図のような特性となった場合である。これは、前述のように、チップ上の配置や金属配線の配置のしかたによって速度が設計毎にばらついてしまったり、プロセス上のトランジスタ性能のばらつきで速度にばらつきが生じるためなどで起こる。この時、例えば周波数f1が、図2の例の各ステップを動かす周波数とすると、各ステージはこれよりも高速で動作しなければならない。よって、L1には、VBG1という値よりも高い電圧(横軸でより右側)とする必要があるが、L2でこれとは異なる電圧であるVBG3よりも高い電圧(横軸でより右側)とする必要がある。このような目的で、各ステージを構成するMOSトランジスタの基板電圧又はバックゲート電圧値を変えるのが、本発明の特徴である。
図4は、本発明のパイプライン動作としきい電圧制御の動作の他の例を示した図である。図2との異なる点のみを説明すると、各ステージに印加するMOSトランジスタの基板電圧又はバックゲート電圧を、実際の処理の始まりに合わせて印加する所である。これが本実施例の特徴である。例えば、LB1は最初のステップより処理がはじまる。よって、この時点より、BG1NをVBG1Nに切り替える。この電圧は、図3で説明したように各ステージの動作速度を所望の値にするための電圧である。この時、LB2はまだ動作させる必要がない。よって、次のステップとなり、S1のためにこのLB2が動作し、同時にS2のためにLB1が動作することに合わせて、BG2NをVBG2Nに切り替える。以下同様である。なお、この図では示していながら、処理が終わると、各ステージに印加するMOSトランジスタの基板電圧又はバックゲート電圧値も元の値に戻す。
図5は、各ステージを構成する回路の構成例を示したものである。この回路は大きく3つのブロックに分けることが出来る。まず、DCLは、論理回路ブロックであり、BACはこのDCLのバックゲートを制御する回路であり、PFCは一般に負荷の大きな出力端子BO1を駆動する回路である。DCLでは、ここでは論理回路の例としてNAND回路C2及びNOR回路C3とインバータ回路2段とを含む場合を例にしている。インバータ回路2段の部分をまず説明する。ここでは、入力がC3O1であり、出力がCO1である。電源電圧がVCCであり、接地電圧がVSCである。C41とC42がインバータ回路である。これを構成するCMOSトランジスタは、そのバックゲートを外部(この論理回路ブロック以外から)から制御できるようになっているものを含むという特徴を持つ。
この図では、C41とC42において、そのpMOSトランジスタのバックゲートは纏められてBGPとなっており、また、nMOSトランジスタのバックゲートは纏められてBGNとなっている。これによって、後述するが、この論理回路ブロックの動作モード、動作状態に応じて、バックゲートの電圧を変化させることができる。バックゲート電圧を変化させることによって、nMOS及びpMOSではそのしきい値電圧を変化させることができる。このためBGPとBGNに発生する信号電圧を変化させることによって、バックゲート電圧を変化させて、これにより後述するがしきい値電圧を変化させて動作周波数を変えることができる。BACはこのBGPとBGNへ電圧を供給する回路であり、ここでは、ゲートとバックゲートを直接接続したインバータ2段で構成したC1としている。電源電圧がVCAであり、接地電圧がVSAである。BA1が入力信号であり、この信号により、BGP及びBGNが切り替わり、これによってDCLに含まれるnMOS及びpMOSのしきい値電圧の状態を変えることができる。このBA1は図1のCBG1より供給される。PFCは、論理回路ブロックDCLの出力CO1を受けて、長い配線など負荷の重い端子であるBO1を駆動するための回路である。この図では、ゲートとバックゲートを直接接続したインバータ1段で構成したC3としているが、BO1の負荷の大きさに応じて段数は変わる。この部分の配置が、実際の自動配線では設計毎に異なる場合もあり、これによってステージの動作周波数の違いが生じる場合がある。電源電圧がVCOであり、接地電圧がVSOである。
この3つの部品おいて、電源電圧VCA、VCC、VCOの電位は、同じでも良いし異なっていても良い。同じ電位の場合でも、実際のLSIチップのレイアウトでは、外部電源と接続されたパッドから、VCA、VCC、VCOについて独立に電源配線を準備する場合もある。VCA、VCC、VCOは、例えば1Vである。また、VSCとVSAとVSOは接地電圧としたが、各々これとは異なる電圧でも良い。負電圧も取りえる。NAND回路C2及びNOR回路C3も同様である。共にpMOSのバックゲートをまとめてBGPとし、nMOSのバックゲートを纏めてBGNとしている。入力はDCLの外からはBI1のみとしたが、他の入力がある場合もある。また、C2N1やC3N1は図には示していないが、DCL内部の他の回路の出力と接続されており、この出力信号が入力している。本実施例によれば、ステージ構成する論理回路において、DCLの中のnMOS及びpMOSのしきい値電圧の状態を変えることができるため、DCLの動作速度を調整することができる。これにより所望の動作周波数を達成することができる。
次にこのような動作を行うためのMOSトランジスタの構造例を示す。
図6は、pMOSの構造例を示す図である。(a)に回路図を、(b)に断面図例を示し、端子の名前を対応させてある。(b)において、p−subは基板でありその端子がSB、STIは溝堀型絶縁領域(トレンチアイソレーション領域)、UTBは埋め込み酸化膜である。UTBの厚さは、例えば10〜20nmである。このUTBの上に、MOSが形成されており、Sはソース端子、Gはゲート端子、Dはドレイン端子であり、これらは、シリサイドSCを介して、p+領域(ソース)、n領域(チャネル形成領域)、p+領域(ドレイン)に接続されている。この厚みは、例えば20nm程である。ゲートのSCとn領域の間には酸化膜OXがあり、いわゆるMOS構造となっている。この酸化膜は、酸化ハフニウムのようないわゆるHigh−k膜の場合もある。なお、ゲートはシリサイドで構成しているが、これは例えばNiSiである。他の金属材料も考えられる。UTB下にはn領域があり、これは端子BGと接続されている。
よって、回路図(a)に示したように、BGはUTBを絶縁膜として、(b)のn領域とキャパシタを介した形で接続されている。これは、このUTBを第2のゲート酸化膜と見立てると、MOS構造の背面に第2のゲートが存在する構造となっている。よって、このゲートをバックゲート呼ぶことにする。この構造を用いた回路の構成例が図1となる。BGが接続するn領域と、p領域であるSBが接続するp−subとの電圧差が順方向にならないよう、p−subの電位を与えておけば、この範囲内でBGに電圧を印加することができ、UTBの上部のMOSのしきい値を変えることができる。このような構造において、チャネル形成領域が上記例の20nm程厚さであると、ソースとドレインにはさまれたゲート下の半導体領域(チャネル領域)は、完全に空乏化している。このような、絶縁膜UTBの上に完全空乏化したチャネル領域を有する構造は、UTBの厚さを限定しない時、一般にはFD−SOI構造と呼ばれる。
図7はnMOSの構造例を示す図である。図6のpMOSの構造例においてp型とn型を入れ替えた場合と共通部分が多いためこの部分の説明は省略するが、UTBの上にMOSを構成し、シリサイドで構成したゲートと、n+とシリサイドで構成したソース及びドレインとからなる。この図7の例では、BGが接続されたp領域と、濃度は一般的により薄いが同じくp領域であるp−sub(端子はSB)との間に、n領域を設けて端子TWで制御できるようにしている。これは、BGが接続されたp領域と、同じp領域であるp−subとを電気的に分離するためである。BGが接続される端子BGの電位は変化させるため、これらの電位がBGに印加されても、p−sub(SB)との電気的な分離がPN接合の逆電位で実現されるような電位をTWから与えることができる。なお、図6のpMOSと図7のnMOSと2つを分けて図示したが、実際は同じp−subの中に、nMOSとpMOSとを形成する。
図8にバックゲート(BG)に電圧を印加する場合の例を示す。図8において、(a)は回路図であり、(b)はバックゲートBGの電圧VBGSを変えた時のドレイン電流IDSのゲート・ソース間電圧VGS依存性である。この(b)から例えばゲート・ソース間電圧VGSが0Vの点の電流、すなわちオフ状態でのリーク電流の値を見ると、BGの電圧VBGSが0Vの時は、ゲート幅1ミクロンメートル当り10のマイナス10乗アンペアであるのに対して、VBGSが1Vの時は、3桁以上大きな電流が流れることが分かる。また、この図は縦軸が対数であるのでわかりにくいが、VGSが1Vの点、すなわちオン電流においても20%程、VBGSが1Vの方が、VBGSが0Vの場合と比較して大きい。このように、同じゲート・ソース間電圧VGSにおいて、バックゲートの電圧VBGを変えることで異なる電流を取ることができる。これによって、論理回路においてそのトランジスタ性能を変えることができ、動作周波数を変えることができる。
図9に本発明のMOSトランジスタ例において、FD−SOI型で用いるゲート電極の材料と、ゲート酸化膜材料を示す。例として(a)にnMOSの構造例を示した。pMOSも同様であるが、極性の差に合わせた材料の選択となる。(b)に示すように。ゲート電極SCの材料の例としては、(a)に示したようなサリサイド構造に限定する必要はなく、金属ゲート材料を選ぶことができる。この材料は、目標とするしきい値電圧の値によって決まってくる。このゲート材料で決まるしきい値を中心に、バックゲートで制御することになる。
一方、ゲート酸化膜の方は、主にHigh−k膜と呼ばれる材料を示した。一般に、ゲート電極にこの図で示したような材料を用いるとしきい値電圧はこちらで決まり、High−k膜を持ち込んでしきい値電圧の変化は小さいと言われており、High−k膜の良さを引き出すことができる。nMOSとpMOSは、一般にSCとTOXの材料は同一とするが、異なっていたり、ベースは同じでも細かな修正を加える場合もある。
図10〜図12は、本発明を用いたプロセッサで構成される大型計算機の構成例を示す図である。
図10において、各プロセッサは、図1で示したプロセッサである。この図10の例では、これが4つあり、この4つのプロセッサ0〜プロセッサ3がひとつのノードを形成し、このノードM個(ノード1〜ノードM−1)がネットワークで形成されている。このプロセッサ0〜プロセッサ3は、同種のプロセッサが4つでも、或いは異なるプロセッサの組み合わせでも良い。このような構成の大型計算機は並列計算に向いており、各ノードに分配された必要な計算が、4つのプロセッサで同時に処理される。この時、例えば、プロセッサ0が、全体の計算のスケジューリングや他のノードとの通信処理を受け持つ。
図11は、図10で示したプロセッサの動作例を示した図である。ネットワークの中のひとつのノード0に着目し、これに含まれるプロセッサP1、P2、P3、P4の動作状態例を示している。これら4つのプロセッサでは役割に差があり、この4つのプロセッサで並列処理を行うが、P1のみはそれと共に、この並列処理のスケジューリングや、他のノードとの通信を行う。図11の下部において、縦軸が時間を示し矢印の方向に進んでいる。まず、各プロセッサにおいて、白地は非動作状態、梨地(ハッチング部分)は動作状態を示す。最初は4つとも動作していたとしよう。この計算が終わり、P2、P3、P4は非動作状態となる。しかしながら、P1は各プロセッサの計算結果を用いた後処理、他のノードとの通信、次の並列処理の準備を行う。これらの動作は図1で示したようなパイプライン処理でこのプロセッサP1の中では行われ、各パイプが高性能で全体として良く動作するように基板電圧、バックゲート電圧の制御が行われる。
また、P1の中でも、そのすべてのアクセラレータが使われず、例えばCPUのみが動いているような状態もある。なお、この時、P2、P3、P4は非動作状態となっているので、後述のようにこれらを構成するMOSトランジスタのしきい値電圧を高くしてリーク電流を減らすこともできる。やがて、再びP1、P2、P3、P4の4つのプロセッサによる並列処理が行われる。ここでは、その各々のプロセッサにおいて、これを構成するアクセレレータなどの演算器において、パイプライン処理で高いスループットの処理が行われるが、その際、各ステージにおいてこれを構成する回路の基板電圧、又はバックゲート電圧を変えて、動作周波数を揃える、又は一定の周波数以上とすることができる。BG制御とここでは記した。なお、この並列動作において、P1、P2、P3、P4の各動作は一斉に終わる場合もあるが、異なる場合もある。その場合、早く終わったプロセッサではしきい値電圧が高くなるような基板電圧、又はバックゲート電圧を与えることできる。これらは各プロセッサ毎に自立的に行うことができるため、BG制御自己終了とこの図では示した。
図12に、図1のプロセッサを用いて、図10の計算機を構成したときの全体像を示す。各プロセッサは図1と同じものである。この図では、メモリコントローラに接続される主記憶であるメモリが示されている。この実施例では、各プロセッサは4つごとにネットワークI/Fでひとつのノードとなり、これがM個接続されている。また、本実施例では他の特徴として、例えば、プロセッサ0が、他のプロセッサ1〜3の状態を制御することができる。例えば、他のノードとの通信のような時は、プロセッサ0のみが動作すれば良く、この時他のプロセッサのバックゲートや周波数に指令を与えることができる。
図13は、本発明におけるCMOS構造の例を示す図である。nMOSとpMOSとは、p−sub上で下記に説明する構造をつけた形で形成され、両者は溝堀型絶縁領域であるSSTIで分離される。pMOSについてまず述べると、埋め込み酸化膜UTB上に形成されている。UTBの厚さは、例えば10〜20nmである。Sはソース端子、Gはゲート端子、Dはドレイン端子であり、これらは、シリサイドSCを介して、p+領域(ソース)、n領域(チャネル形成領域)、p+領域(ドレイン)に接続されている。この厚みは、例えば20nm程である。ゲートのSCとn領域の間には酸化膜があり、いわゆるMOS構造となっている。この酸化膜は、酸化ハフニウムのようないわゆるHigh−k膜の場合もある。なお、ゲートはシリサイドで構成しているが、これは例えばNiSiである。他の金属材料も考えられる。UTB下にはn領域があり、これは端子BGと接続されている。よって、断面図の上に示した回路図に示したように、BGはUTBを絶縁膜として、n領域とキャパシタを介した形で接続されている。これは、このUTBを第2のゲート酸化膜と見立てると、MOS構造の背面に第2のゲート(バックゲート)が存在する構造となっている。
よって、このゲートをバックゲートBG呼ぶことにする。このBGの電圧を変えることによって、UTBの上部のMOSのしきい値を変えることができる。このような構造において、チャネル形成領域が上記例の20nm程厚さであると、ソースとドレインにはさまれたゲート下の半導体領域(チャネル領域)は、完全に空乏化している。このような、絶縁膜UTBの上に完全空乏化したチャネル領域を有する構造は、UTBの厚さを限定しない時、一般にはFD−SOI構造と呼ばれる。nMOSにおいても、同様であり、埋め込み酸化膜UTB上にn+領域(ソース)、p領域(チャネル形成領域)、n+領域(ドレイン)が形成され、UTB下にはp領域があり、これは端子BGと接続されている。nMOSにおいては、dnでバックゲート部分をすべて覆う。このようにすれば、UTBより下の領域では、nMOSのdnとpMOSのn領域とは、p領域であるp−subによって分離することができる。dnに逆バイアスを与えるために電圧が、VDNより印加される。これによって、回路の動作状態に応じてしきい値電圧を変えることができ、高速かつ低電力・低リーク電流である半導体装置を実現できる。
図14は、本発明におけるCMOS構造の他の例を示す図である。これは、TBという埋め込み酸化膜でバックゲート部分とp−subとを分離した構造となっている。このため、nMOSではUTBの下にp領域のバックゲートを、pMOSではUTBの下にn領域のバックゲートを作り、それぞれ、nMOSのp領域バックゲートはp+領域で、pMOSのn領域バックゲートはn+領域で半導体表面に取り出す。nMOSのp領域バックゲートとp−subとをn領域を設けて分離する必要はない。本実施例によれば、nMOSとpMOSとをより接近させて配置することが可能となり、面積の小さな半導体装置を実現できる。
図15と図16には、プロセッサと同一チップ上に形成されるメモリセルの例を示す。
図15は、4つのトランジスタTr1,Tr2,Dr1,Dr2で構成したSRAMの例であり、Tr1とTr2のバックゲートを、メモリセルの内部ノードであるN1とN2で制御している。B1とB2は信号を読み出すビット線であり、W1がワード線である。この構成によれば、Tr1とTr2の内、必要な片方のMOSのしきい値電圧を高く、他方を低く設定することができ、このメモリセルの電力を下げることができる。
図16には、6つのトランジスタTr1、Tr2、Ld1、Ld2、Dr1、Dr2で構成したSRAMの例であり、Ld1とDr1のバックゲートがそのゲートと接続され、同様にLd2とDr2のバックゲートがそのゲートと接続された構成を取る。この構成によれば、このメモリセルの安定度を高めることができる。
ここで、基板電圧(又はバックゲート電圧)を変える回路ブロック図を図17に示す。回路CKTは、図5のDCLで示した本発明を構成するCMOS回路であり、その電源電圧はVdとVsであり、基板電圧(又はバックゲート電圧)の端子及びその電圧はVP及びVNである。ここでは、プロセス変動などに応じた電圧を発生するVthp及びVthnを備えている。それぞれ電源VddとVssで動作し(これはVdとVsと同一の場合もあれば、異なる場合もある)、VthpではpMOSと抵抗とで電圧が発生させられ、VthnではnMOSと抵抗とで電圧を発生する。これらの電圧は、使用したpMOS及びnMOSがプロセス条件を反映することによって、プロセス条件に応じた電圧を発生する。これらの電圧は、一旦OPアンプで安定化される。このときにはプロセスによらない基準電圧Vref.を使う。これは良く知られたバンドギャップジェネレータなどで発生できる。この出力電圧が、それぞれVPL及びVNLであり、本発明では回路CKTの高速動作に適したしきい値となる基板電圧(又はバックゲート電圧)であり、前述のようにプロセス変動や設計ばらつきを補償することもできる。これらの電圧より一定電圧シフトした電圧をVoltage Shifterで作成する。これらは、電源電圧又は内部で発生した電圧とVPL及びVNLとでダイオードを用いたり、抵抗を用いたり、或いはチャージポンプを用いて発生することができる。この出力がVPH及びVNHであり、本発明では、図4で示したように動作させないような状態がある場合、回路CKTのしきい値電圧を高くしてリーク電流を削減することも調整できることもできる。これらの発生電圧をMUXで切り替えて、VP又はVNの電圧として使用すれば良い。この切り替えは、コントローラMCよりの信号MSBによって、B Registorと示したレジスタの内容を書き換えることで行う。このレジスタが切り替わると、それに応じてMUXが切り替えられて、VP及びVNへの出力を、VPH/VPL及びVNH/VNLから選択することができるのである。なお、MUXでは切り替えと共に、OPアンプを用いて出力電圧の安定性を高めることも行われる場合がある。以上、仕組みを用いることによって、本発明に必要な基板電圧(又はバックゲート電圧)を変える機能を実現することができる。
図18〜図20に、バックゲート制御の例を示す。
図18は本発明で用いる構造を模式的に示したものである。ソースS、ドレインD、ゲートG1、及びゲート酸化膜OXを有するMOSが、埋め込み酸化膜UTBの上に載り、SOI構造を作っており、このUTBの下の基板の半導体部分をバックゲートG2とするものである。ここで、ゲート酸化膜OXの厚さがTOXであり、ソースSやドレインDの厚さがTSOI、埋め込み酸化膜UTBの厚さがTBOXであるが、TOXはHigh−k膜を用いる場合は異なるが2nm以下、TSOIは20nm程度、TBOXは10〜20nm程度である。
図19は他の構造を示す。この構造では、バックゲートG2を、ゲートG1と同様な導電性の材料で構成するものである。この構造では、バックゲートG2とゲートG1の位置が上下でずれないようにする必要があるが、バックゲートG2を高精度に作成することができる。
図20はPD−SOIと呼ばれるTSOIが厚い構造での例である。部分空乏型と呼ばれ、この場合、図に示すようにゲート下の領域に電位を与える端子がG2となる。ソースSと、ゲート下の領域との間のPN接合がオンしないという条件でG2に電位を与える。
本発明によれば、半導体装置に係わり、設計時の物理配置やプロセスばらつきによらずにパイプライン処理を高速に行うことができる。
本発明の第1の実施例を示す図。 図1の回路例の主要な部分の動作例を示す図。 基板電圧と動作周波数の図。 図1の回路例の主要な部分の他の動作例を示す図。 回路構成例を示す図。 pMOSの断面図例を示す図。 nMOSの断面図例を示す図。 nMOSの特性例を示す図。 ゲート電極材料とゲート絶縁膜材料を示す図。 本発明を用いた大型計算機の構成例を示す図。 図10の動作例を示す図。 本発明を用いた大型計算機の他の構成例を示す図。 CMOSの断面図例を示す図。 CMOSの他の断面図例を示す図。 4つのトランジスタで構成するSRAM回路例を示す図。 6つのトランジスタで構成するSRAM回路例を示す図。 基板電圧(又はバックゲート電圧)回路例を示す図。 バックゲートを持つ構造例を示す図。 バックゲートを持つ構造例を示す図。 PD-SOIの構造例を示す図。
符号の説明
FF…フリップフロップ、LB1〜LB5…段、またはステージ、BG1N/BG1P〜BGmN/BGmP…基板電圧、またはバックゲート電圧制御信号、DCL…論理回路ブロック、BAC…バックゲート制御信号発生回路ブロック、PFC…出力バッファ回路ブロック、UTB…埋め込み酸化膜、OX…ゲート酸化膜、STI…溝堀型絶縁領域、SSTI…溝堀型絶縁領域(STIよりも浅い)、TB…埋め込み酸化膜(UTBの下層にある)。

Claims (4)

  1. CPUと複数のアクセラレータを備えた半導体装置において、
    前記アクセラレータの各々は複数のパイプ段を備え、
    前記パイプ段の少なくとも一つのパイプ段は、MOSトランジスタで構成された回路を
    含むと共に、該MOSトランジスタのしきい値電圧を制御できる端子を有し、
    前記端子の各々は、それぞれ独立に前記MOSトランジスタのしきい値電圧を制御でき
    る回路に接続され、前記パイプ段の各々はその端子が、このパイプ段を構成するMOSトランジスタのしきい値電圧をパイプ段ごとに独立に制御され、前記パイプ段の各々の動作周波数が所定の周波数以上になるように制御されることを特徴とする半導体装置。
  2. 請求項1に記載の半導体装置において、
    前記端子は、前記MOSトランジスタがバルクMOSの場合は、基板電圧端子であり、
    前記MOSトランジスタが、FD−SOI構造を有する場合は、バックゲート端子である
    ことを特徴とする半導体装置。
  3. 請求項に記載の半導体装置において、
    前記パイプ段が演算処理を行っている時と行っていない時とでは、前記端子を用いて前
    記MOSトランジスタのしきい値電圧が異なるように制御されることを特徴とする半導体
    装置。
  4. 請求項1に記載の半導体装置において、
    前記端子には、前記パイプ段における演算処理の開始に同期して電圧が印加され、該演算処理が終了すると前記端子に印加されている電圧を信号の流れに従って元の電圧値に戻すことを特徴とする半導体装置。
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