JP4971817B2 - 画像符号化装置 - Google Patents
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以下に図1〜図4を参照しながら、本発明にかかる画像符号化装置の好適な第1の実施形態について詳細に説明する。
図1は、本実施形態に係る画像符号化装置の構成例を説明するブロック図である。図1に示すように、本実施形態に係る画像符号化装置はフレームメモリ101、フィルタ後参照フレームメモリ102を備えている。
フレームメモリ101には入力画像が表示順に保存され、符号化対象ブロックを動き予測部103、イントラ予測部105、減算器112に対して符号化順に並べ替えて順次送信する。
動き予測部103は、フレームメモリ101から送信される符号化対象ブロック及びフィルタ後参照フレームメモリ102から送信されるフィルタ後参照画像データを用いて符号化対象ブロックのフィルタ後参照画像データでの動き量を表す動きベクトルを検出する。そして、検出した動きベクトルを、フィルタ後参照フレーム画像データ番号とともに動き補償部104に送信する。
まず、イントラ16×16予測で選択可能な予測モードによる予測画像の生成方法を説明する。ここで、符号化対象ブロックに属する画素データをP(x、y)とする。なお、x、yはブロックを構成するマトリクス状の画素データの行方向及び列方向の位置を示し、0〜15の整数である。
予測モード0は、vertical(垂直)予測であり、P(x、-1)が「利用可能」である場合に適用される。この場合に、vertical(垂直)予測では、予測画像データPIの画素データPred(x、y)を数1のように生成する。
予測モード1は、horizontal(水平)予測であり、P(-1、y)が「利用可能」である場合に適用される。この場合に、horizontal(水平)予測では、予測画像データPIの画素データPred(x、y)を数2のように生成する。
予測モード2は、DC予測であり、イントラ16×16予測では、予測画像データPIの画素データPred(x、y)を式3のように生成する。先ず、P(x、-1)及びP(-1、y)の全てが「利用可能」である場合に、イントラ16×16予測では、予測画像データPIの画素データPred(x、y)を数3のように生成する。
予測モード3は、plane予測であり、P(x、-1)、P(-1、y)の全てが前記「利用可能」である場合に適用される。この場合に、plane予測では、予測画像データPIの画素データPred(x、y)を数6のように生成する。
図4は、イントラ4×4予測の符号化処理対象となる4×4のブロックに属する画素データa〜pと、当該ブロックデータの周囲に属する画素データA〜Mとの位置関係を説明するための図である。画素データa〜pの予測値によって、予測画像データPIが生成される。なお、画素データA〜Mは、前記処理対象のブロックと異なるピクチャあるいは異なるスライスに属する場合などに、「利用可能でない(unavailable) 」であると判断される。
予測モード0は、vertical(垂直)予測であり、図4に示す画素データA、B、C、Dの全てが前記「利用可能」である場合に適用される。この場合、vertical予測は、符号化対象ブロックの画素データa〜pの予測値を、画素データA、B、C、Dを用いて数7のように生成する。
予測モード1は、horizontal(水平)予測であり、図4に示す画素データI、J、K、Lの全てが前記「利用可能」である場合に適用される。この場合、horizontal予測は、符号化対象ブロック画素データa〜pの予測値を、画素データI、J、K、Lを用いて数8のように生成する。
予測モード2は、DC予測であり、図4に示す画素データA、B、C、D、I、J、K、Lの全てが前記「利用可能」である場合には、符号化対象ブロック画素データa〜pの予測値を、画素データA、B、C、D、I、J、K、Lを用いて数9のように生成する。
予測モード3は、D、Iagonal_Down_Left予測であり、図4に示す画素データA、B、C、D、I、J、K、L、Mの全てが前記「利用可能」である場合に適用される。この場合、D、Iagonal_Down_Left予測は、符号化対象ブロック画素データa〜pの予測値を、画素データA、B、C、D、I、J、K、L、Mを用いて数12のように生成する。
予測モード4は、D、Iagonal_Down_Right予測であり、図4に示す画素データA、B、C、D、I、J、K、L、Mの全てが前記「利用可能」である場合に適用される。
この場合に、符号化対象ブロック画素データa〜pの予測値を、画素データA、B、C、D、I、J、K、L、Mを用いて数13のように生成する。
予測モード5は、D、Iagonal_Vertical_Right予測であり、図4に示す画素データA、B、C、D、I、J、K、L、Mの全てが前記「利用可能」である場合に適用される。
この場合に、符号化対象ブロック画素データa〜pの予測値を、画素データA、B、C、D、I、J、K、L、Mを用いて数14のように生成する。
予測モード6は、Horizontal_Down予測であり、図4に示す画素データA、B、C、D、I、J、K、L、Mの全てが前記「利用可能」である場合に適用される。この場合に、符号化対象ブロック画素データa〜pの予測値を、画素データA、B、C、D、I、J、K、L、Mを用いて数15のように生成する。
予測モード7は、Vertical_Left予測であり、図4に示す画素データA、B、C、D、I、J、K、L、Mの全てが前記「利用可能」である場合に適用される。この場合に、符号化対象ブロック画素データa〜pの予測値を、画素データA、B、C、D、I、J、K、L、Mを用いて数16のように生成する。
予測モード8は、Horizontal_Up予測であり、図4に示す画素データA、B、C、D、I、J、K、L、Mの全てが前記「利用可能」である場合に適用される。この場合に、符号化対象ブロック画素データa〜pの予測値を、画素データA、B、C、D、I、J、K、L、Mを用いて数17のように生成する。
最初に、イントラ予測部105外にあるイントラ予測モード保存部116に保存してある予測モードをイントラ16×16ブロックサイズ、イントラ4×4ブロックサイズ別にイントラ予測モード決定部203に送信する。なお、イントラ予測モード保存部116から送信する予測モードは、符号化して復号化済みの時間的に最も近いピクチャの同位置にあるブロックで用いられた予測モードである(図3のステップS301)。
次に、図5のブロック図、図6のフローチャート、図7の特性図を参照しながら、本発明にかかる画像符号化装置のもう一つの実施形態について詳細に説明する。ただし、図5に示す第2の実施形態に係る画像符号化装置は第1の実施形態とほぼ同じ構造を有するが、グローバルベクトル演算部501を有する点が異なる。
前述した本発明の実施形態における画像符号化装置を構成する予測モード選択手段及び予測モード決定手段は、コンピュータのRAMやROMなどに記憶されたプログラムが動作することによって実現できる。また、画像符号化方法の予測モード選択工程及び予測モード決定工程も、コンピュータのRAMやROMなどに記憶されたプログラムが動作することによって実現できる。このプログラム及び前記プログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体は本発明に含まれる。
102 フィルタ後参照フレームメモリ
103 動き予測部
104 動き補償部
105 イントラ予測部
106 直交変換部
107 量子化部
108 エントロピー符号化部
109 逆量子化部
110 逆直交変換部
111 スイッチ
112 減算器
113 加算器
114 フィルタ前参照フレームメモリ
115 ループフィルタ
116 イントラ予測モード保存部
201 イントラ16×16予測部
202 イントラ4×4予測部
203 イントラ予測モード決定部
204 イントラ16×16モード別コスト保存部
205 イントラ4×4モード別コスト保存部
206 イントラ16×16ベストモード決定部
207 イントラ4×4ベストモード決定部
208 イントラベストモード決定部
501 グローバルベクトル演算部
Claims (5)
- 符号化が行われていない第1の画像を符号化するために、前記第1の画像に含まれる第1のブロックに対してイントラ予測処理を行う制御手段と、
前記第1の画像から最も近い時間で符号化が行われた第2の画像に含まれる第2のブロックの位置を、前記第2の画像に対する前記第1の画像の位置の差を示すグローバルベクトルに応じて移動させた位置にある第3のブロックを検出する第1の検出手段と、
前記第3のブロックで用いられたイントラ予測処理を検出する第2の検出手段とを有し、
前記制御手段は、前記第3のブロックで用いられたイントラ予測処理を前記第1のブロックに行い、
前記第2のブロックは、前記第2の画像において、前記第1のブロックの位置と同一の位置にあることを特徴とする画像符号化装置。 - 前記第3のブロックで用いられたイントラ予測処理が第1の処理である場合、前記制御手段は、前記第1の処理による前記第1のブロックの予測誤差と、前記第1の処理と異なる第2の処理による前記第1のブロックの予測誤差との比較に応じて、前記第1の処理及び前記第2の処理のいずれか一つを前記第1のブロックに行うことを特徴とする請求項1に記載の画像符号化装置。
- 前記第3のブロックに行われたイントラ予測処理が前記第1の処理である場合、前記第1の処理による前記第1のブロックの予測誤差が、前記第2の処理による前記第1のブロックの予測誤差よりも小さいとき、前記制御手段は、前記第1の処理を前記第1のブロックに行うことを特徴とする請求項2に記載の画像符号化装置。
- 前記第3のブロックに行われたイントラ予測処理が前記第1の処理である場合、前記第1の処理による前記第1のブロックの予測誤差が、前記第2の処理による前記第1のブロックの予測誤差よりも小さくないとき、前記制御手段は、前記第2の処理を前記第1のブロックに行うことを特徴とする請求項2または3に記載の画像符号化装置。
- 前記第1のブロックは、所定の画素を含むことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の画像符号化装置。
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