JP2010183162A - 動画像符号化装置 - Google Patents

動画像符号化装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2010183162A
JP2010183162A JP2009022679A JP2009022679A JP2010183162A JP 2010183162 A JP2010183162 A JP 2010183162A JP 2009022679 A JP2009022679 A JP 2009022679A JP 2009022679 A JP2009022679 A JP 2009022679A JP 2010183162 A JP2010183162 A JP 2010183162A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
original image
control unit
intra prediction
encoded
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2009022679A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuaki Motoyama
信明 本山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2009022679A priority Critical patent/JP2010183162A/ja
Publication of JP2010183162A publication Critical patent/JP2010183162A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】原画像から擬似的な局部復号画像を生成して局部復号画像との差異をできるだけ少なくすることによって、少ない演算量で最適な予測モードの選択を実現する。
【解決手段】イントラ予測符号化制御部11の指示に従い、符号化画像メモリ制御部14が原画像メモリ12からイントラ予測対象の符号化画像を読み出すと共に、参照原画像メモリ制御部13が符号化画像に隣接する領域を参照原画像として読み出す。続いて参照画像フィルタ部15が参照原画像に対してフィルタ処理を行って参照画像を生成し、予測画像生成部16が参照画像に対してH.264の所定の演算処理を行って予測画像を生成する。そして、イントラ予測モード判定部17が符号化画像と予測画像を用いて判定用評価値を求めて最適なイントラ予測モードを決定する。
【選択図】図1

Description

この発明は、イントラ予測を行ってデジタル動画像を符号化する動画像符号化装置に関するものである。
デジタル動画像の情報圧縮を目的とする動画像符号化は、膨大なデジタル動画像データを狭帯域の通信回線で伝送する必要性から発展を始めて、現在ではMPEG等、種々の動画像の符号化方式が提案されるに至った。動画像の符号化は、動画像信号について予測・変換処理を行った後、量子レベルの縮退等を行って信号に含まれる時間的・空間的な冗長度を除去し、生成された符号化情報の長さをできるだけ短くするためにエントロピ符号化を行って圧縮する。
一般に、動画像信号には空間方向および時間方向共、近傍画素間に高い相関がある。よって、動画像符号化において予測処理を行う際、画素間で予測を行って予測画像を生成し、予測画像との差分のみを符号化することにより、符号化すべき情報量を削減することができる。このような予測処理には、符号化済の画像を用いて時間方向の予測を行うインタ予測と、同一画像上の近傍画素を用いて予測を行うイントラ予測とがある。
動画像の符号化方式の一規格であるH.264におけるイントラ予測では、16×16画素で構成されるマクロブロック(以下、MB)に対して、MBと同じ16×16画素ブロックを予測対象とする16×16予測が4モード、MBを4分割した8×8画素ブロックを予測対象とする8×8予測が9モード、MBを16分割した4×4画素ブロックを予測対象とする4×4予測が9モード、更に、色差信号に対して4モードの予測モードが定義されている。動画像符号化装置は、効率的な符号化を行うために、これらのイントラ予測モードのうちから最適と判定したモードで符号化を行うことになる。
また、H.264では、イントラ予測に使う予測画像は、既に符号化を行った自MBまたは自ブロック周辺の局部復号画像を使用することになっている。局部復号画像を得るには、予測画像との差分演算、離散コサイン変換(以下、DCT)、量子化、逆量子化、逆DCT、および予測画像との加算演算からなる一連の演算処理が必要である。
このように、イントラ予測実行時の演算処理はもとより、イントラ予測の前段階で行う予測モード判定時に上記複数の予測モードから最適モードを選択するために、複数回のイントラ予測を行って判定用評価値を算出する演算処理もあり、演算量が膨大であった。
従来、これら予測モード判定およびイントラ予測という2つのフェーズに対して演算処理の削減が課題となっていた。共通的な解決策として、予測画像に局部復号画像を使用するのではなく原画像を使用する方法が提案されている。この方法であれば局部復号画像を使用しないので、局部復号画像生成のための一連の演算処理が削減できた。その上で、例えば特許文献1には、イントラ予測のフェーズの演算処理を並列に行って演算時間を削減する方法が提案されている。また、特許文献2,3では、予測モード判定のフェーズにおいて予測モードを限定することによって演算量を削減する方法が提案されている。
特開2007−150913号公報 特開2007−166617号公報 特開2006−270437号公報
従来の動画像符号化装置は以上のように構成されているので、イントラ予測およびその前段階で行う予測モード判定で用いる予測画像として原画像を用いることにより、演算量の削減を図ることができる一方で、予測画像として原画像を用いるがための弊害が発生してしまう課題があった。例えば、イントラ予測処理に原画像を用いることはH.264の規格から外れているため、符号化画像と復号装置による再構成画像とに差異が生じてしまった。このようなイントラ予測時の弊害に関しては、H.264に準拠するために予測画像として局部復号画像を用いるしか解はない。
また、例えば、予測モード判定時に原画像を用いると、局部復号画像と原画像との差異によって判定に誤差が生じ、適していない予測モードが選択されてしまうという課題があった。その結果、非効率な符号化が行われたり、復号画像が乱れたりする問題が生じてしまった。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、予測モード判定時の演算量を削減するために予測画像に原画像を用いるが、そのまま予測画像として使用するのではなく、原画像から擬似的な局部復号画像を生成して局部復号画像との差異をできるだけ少なくすることによって、少ない演算量で最適な予測モードの選択を実現することを目的とする。
この発明に係る動画像符号化装置は、原画像からイントラ予測対象の符号化画像を読み出す符号化画像メモリ制御部と、原画像から符号化画像に隣接する領域を参照原画像として読み出す参照原画像メモリ制御部と、参照原画像メモリ制御部で読み出した参照原画像に対してフィルタ処理を行って参照画像を生成する参照画像フィルタ部と、参照画像フィルタ部で生成した参照画像に対して演算処理を行ってイントラ予測に用いる予測画像を生成する予測画像生成部と、符号化画像メモリ制御部で読み出した符号化画像および予測画像生成部で生成した予測画像を用いてイントラ予測モードを決定するイントラ予測モード判定部とを備えるようにしたものである。
この発明に係る動画像符号化装置は、原画像からイントラ予測対象の符号化画像を読み出す符号化画像メモリ制御部と、原画像から符号化画像に隣接する領域を参照原画像として読み出す参照原画像メモリ制御部と、参照原画像メモリ制御部で読み出した参照原画像に対して演算処理を行ってイントラ予測のための予測原画像を生成する予測画像生成部と、予測画像生成部で生成した予測原画像に対してフィルタ処理を行って予測画像を生成する予測画像フィルタ部と、符号化画像メモリ制御部で読み出した符号化画像および予測画像フィルタ部で生成した予測画像を用いてイントラ予測モードを決定するイントラ予測モード判定部とを備えるようにしたものである。
この発明に係る動画像符号化装置は、原画像からイントラ予測対象の符号化画像を読み出す符号化画像メモリ制御部と、原画像から符号化画像に隣接する領域を参照原画像として読み出す参照原画像メモリ制御部と、参照原画像メモリ制御部で読み出した参照原画像に対して擬似離散コサイン変換・量子化変換処理を行って参照画像を生成する参照画像変換部と、参照画像変換部で生成した参照画像に対して演算処理を行ってイントラ予測に用いる予測画像を生成する予測画像生成部と、符号化画像メモリ制御部で読み出した符号化画像および予測画像生成部で生成した予測画像を用いてイントラ予測モードを決定するイントラ予測モード判定部とを備えるようにしたものである。
この発明に係る動画像符号化装置は、原画像からイントラ予測対象の符号化画像を読み出す符号化画像メモリ制御部と、原画像から符号化画像に隣接する領域を参照原画像として読み出す参照原画像メモリ制御部と、参照原画像メモリ制御部で読み出した参照原画像に対して演算処理を行ってイントラ予測のための予測原画像を生成する予測画像生成部と、予測画像生成部で生成した予測原画像に対して擬似離散コサイン変換・量子化変換処理を行って予測画像を生成する予測画像変換部と、符号化画像メモリ制御部で読み出した符号化画像および予測画像変換部で生成した予測画像を用いてイントラ予測モードを決定するイントラ予測モード判定部とを備えるようにしたものである。
この発明によれば、原画像をフィルタ処理した予測画像を用いてイントラ予測モードを決定するようにしたので、イントラ予測モード判定に本来用いられる局部復号画像との差異をできるだけ少なくすることによって、少ない演算量で最適な予測モードの選択を実現することができる。
この発明によれば、原画像を擬似離散コサイン変換・量子化変換処理した予測画像を用いてイントラ予測モードを決定するようにしたので、イントラ予測モード判定に本来用いられる局部復号画像との差異をできるだけ少なくすることによって、少ない演算量で最適な予測モードの選択を実現することができる。
この発明の実施の形態1に係る動画像符号化装置の構成を示すブロック図である。 この発明の実施の形態1に係る動画像符号化装置の原画像に対する予測画像と符号化画像の位置関係を示す説明図である。 この発明の実施の形態1に係る動画像符号化装置の動作を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態2に係る動画像符号化装置の構成を示すブロック図である。 この発明の実施の形態2に係る動画像符号化装置の動作を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態3に係る動画像符号化装置のフィルタ処理対象ブロックの位置関係を示す説明図であり、図6(a)は符号化画像が4×4画素の場合、図6(b)は8×8画素の場合、図6(c)は16×16画素の場合を示す。 この発明の実施の形態4に係る動画像符号化装置の構成を示すブロック図である。 この発明の実施の形態5に係る動画像符号化装置の構成を示すブロック図である。 この発明の実施の形態6に係る動画像符号化装置の構成を示すブロック図である。 この発明の実施の形態7に係る動画像符号化装置の構成を示すブロック図である。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1に係る動画像符号化装置の構成を示すブロック図である。動画像符号化装置において、イントラ予測符号化制御部11は、参照原画像メモリ制御部13へ参照原画像読み出し指示を、符号化画像メモリ制御部14へ符号化画像読み出し指示を、参照画像フィルタ部15へ参照画像生成指示を、予測画像生成部16へ予測画像生成指示を、イントラ予測モード判定部17へイントラ予測モード判定指示を出力する。
原画像メモリ12は、動画像符号化装置の処理対象である原画像を保持し、参照原画像メモリ制御部13または符号化画像メモリ制御部14の指示に従って画像データ、即ち参照原画像または符号化画像を出力する。参照原画像メモリ制御部13は、イントラ予測符号化制御部11から参照原画像読み出し指示を受けると、原画像メモリ12から符号化画像の上横1ラインおよび左縦1ラインを読み出して参照原画像として参照画像フィルタ部15へ出力する。符号化画像メモリ制御部14は、イントラ予測符号化制御部11から符号化画像読み取り指示を受けると、原画像メモリ12から符号化画像を読み出してイントラ予測モード判定部17へ出力する。
参照画像フィルタ部15は、イントラ予測符号化制御部11から参照画像生成指示を受けると、参照原画像メモリ制御部13から受け取った参照原画像に対してフィルタ処理を行って参照画像を生成し、予測画像生成部16へ出力する。なお、参照画像フィルタ部15がフィルタ処理に用いるフィルタ係数は、イントラ予測符号化制御部11がピクチャタイプおよび符号化画像位置に基づいて決定し参照画像生成指示に含めておくか、または参照画像フィルタ部15に予め設定しておく等すればよい。以下では、フィルタ係数が参照画像生成指示に含まれているものとして説明する。
予測画像生成部16は、イントラ予測符号化制御部11から予測画像生成指示を受け、また参照画像フィルタ部15から参照画像を受けるとイントラ予測のための予測画像を生成してイントラ予測モード判定部17へ出力する。イントラ予測モード判定部17は、イントラ予測符号化制御部11からイントラ予測モード判定指示を受け、符号化画像メモリ制御部14から符号化画像を受け、予測画像生成部16から予測画像を受けると最適なイントラ予測モードを判定して出力する。
図2は、原画像に対する予測画像と符号化画像の位置関係を示す説明図である。図2において、原画像100の中の16×16画素ブロック単位(以下、単にブロックとも言う)のMB101がイントラ予測の符号化画像である。MB101は、イントラ予測をする単位で16×16ブロック1個に、8×8ブロック4個に、または4×4ブロック16個に分割される。イントラ予測対象となるMB101の16×16ブロック、8×8ブロックまたは4×4ブロックが、MB101の隣にあるMBと隣接している場合は、隣接している画素102が予測画像となる。画素102は、MB101に隣接する上横1ラインおよび左縦1ラインの画素からなる。
イントラ予測対象となる符号化画像が4×4ブロックであって自MB101の隣のMBと隣接していない場合、例えばブロック103の場合には、自MB101内のブロック103に隣接している画素104が予測画像となる。画素103は、MB101内のブロック103に隣接する上横1ラインおよび左縦1ラインの画素からなる。
次に、動画像符号化装置の動作を説明する。図3は、実施の形態1に係る動画像符号化装置の動作を示すフローチャートである。先ず、イントラ予測符号化制御部11が、符号化画像読み出し指示を符号化画像メモリ制御部14へ出力する。符号化画像メモリ制御部14は符号化画像読み出し指示がある毎に、原画像メモリ12からMB単位またはイントラ予測のブロック単位の符号化画像を読み出して、イントラ予測モード判定部17へ出力する(ステップST1)。
続いて、イントラ予測符号化制御部11は、参照原画像読み出し指示を参照原画像メモリ制御部13へ出力する。参照原画像メモリ制御部13は参照原画像読み出し指示がある毎に、原画像メモリ12から図2に示す上側1ラインおよび左側1ラインの画素102または画素104を読み出して、参照原画像として参照画像フィルタ部15へ出力する(ステップST2)。
続いて、イントラ予測符号化制御部11は、参照画像生成指示を参照画像フィルタ部15へ出力する。参照画像フィルタ部15は参照画像生成指示がある毎に、参照原画像メモリ制御部13から受け取った参照原画像に対して参照画像生成指示で指示されたフィルタ係数を用いてフィルタ処理を行い、参照画像を生成して予測画像生成部16へ出力する(ステップST3)。
続いて、イントラ予測符号化制御部11は、予測画像生成指示を予測画像生成部16へ出力する。予測画像生成部16は予測画像生成指示がある毎に、参照画像フィルタ部15から受け取った参照画像に対して予測画像生成指示で指示されたブロックサイズおよび予測モードに応じたH.264規格で規定された演算を行い、予測画像を生成してイントラ予測モード判定部17へ出力する(ステップST4)。
続いて、イントラ予測符号化制御部11は、イントラ予測モード判定指示をイントラ予測モード判定部17へ出力する。イントラ予測モード判定部17はイントラ予測モード判定指示がある毎に、符号化画像メモリ制御部14から受け取った符号化画像と予測画像生成部16から受け取った予測画像とを用いて、イントラ予測モード判定指示で指示されたブロックサイズおよび予測モード毎の判定用評価値を算出し、その中から最適なブロックサイズおよび予測モードを選択してイントラ予測モードとして出力する(ステップST5)。判定用評価値は、例えば符号化画像と予測画像の差分絶対値和および差分2乗和等であり、MB単位で各ブロックおよび各モードを総和したうちで一番評価値の小さいものを最適とする。従って、イントラ予測モード判定部17は、16×16ブロックでは4種の評価値、8×8ブロックでは9種のモードそれぞれに対して4ブロック分の評価値の総和、4×4ブロックでは9種のモードそれぞれに対して16ブロック分の評価値の総和の計22個の評価値の中から選択する。
以上のように、実施の形態1によれば、動画像符号化装置を、符号化画像に隣接する上横1ラインおよび左縦1ラインを読み出してなる参照原画像に対してフィルタ処理を行って参照画像を生成し、参照画像に対して演算処理を行って予測画像を生成してイントラ予測モードを判定するように構成した。そのため、H.264の予測画像として局部復号画像に代えて原画像を使用する場合に、従来のようにそのまま原画像を使用するのではなく、フィルタ処理した原画像を使用することによって、本来の局部復号画像を使用した場合との差異を小さくすることができ、最適なイントラ予測モードを選択することができる。また、原画像から予測画像を生成して擬似的な局部復号画像として使用するため、局部復号画像を生成する場合に比べて演算量を削減することができる。
実施の形態2.
上記実施の形態1では、参照画像フィルタ部15で原画像をフィルタ処理した後に予測画像生成部16でH.264規格の演算処理を行って予測画像を生成する構成を示したが、本実施の形態では、H.264規格の演算処理を行って予測原画像を生成した後にフィルタ処理を行って予測画像を生成する構成を説明する。
図4は、この発明の本実施の形態2に係る動画像符号化装置の構成を示すブロック図である。図4において図1と同一または相当の部分については同一の符号を付し説明を省略する。図4に示す動画像符号化装置において、イントラ予測符号化制御部21は、参照原画像メモリ制御部13へ参照原画像読み出し指示を、符号化画像メモリ制御部14へ符号化画像読み出し指示を、予測画像生成部22へ予測原画像生成指示を、予測画像フィルタ部23へ予測画像変換指示を、イントラ予測モード判定部17へイントラ予測モード判定指示を出力する。なお、予測画像変換指示には、イントラ予測符号化制御部21が上記実施の形態1のイントラ予測符号化制御部11と同様の方法によって決定したフィルタ係数が含まれているものとする。
予測画像生成部22は、イントラ予測符号化制御部21から予測原画像生成指示を受け、また参照原画像メモリ制御部13から参照原画像を受けるとイントラ予測のための予測原画像を生成して予測画像フィルタ部23へ出力する。予測画像フィルタ部23は、イントラ予測符号化制御部21から予測画像変換指示を受けると、予測画像生成部22から受け取った予測原画像に対してフィルタ処理を行って予測画像を生成し、イントラ予測モード判定部17へ出力する。
次に、動画像符号化装置の動作を説明する。図5は、実施の形態2に係る動画像符号化装置の動作を示すフローチャートである。図5に示すステップST11およびステップST12は図3に示すステップST1およびステップST2と同一の処理である。
イントラ予測符号化制御部21は、予測原画像生成指示を予測画像生成部22へ出力する。予測画像生成部22は予測原画像生成指示がある毎に、参照原画像メモリ制御部13から受け取った参照原画像に対して予測原画像生成指示で指示されたブロックサイズおよび予測モードに応じたH.264規格で規定された演算を行い、予測原画像を生成して予測画像フィルタ部23へ出力する(ステップST13)。
続いて、イントラ予測符号化制御部21は、予測画像変換指示を予測画像フィルタ部23へ出力する。予測画像フィルタ部23は予測画像変換指示がある毎に、予測画像生成部22から受け取った予測原画像に対して指示されたフィルタ係数を用いてフィルタ処理を行い、予測画像を生成してイントラ予測モード判定部17へ出力する(ステップST14)。続くステップST15では、図3に示すステップST5と同様にイントラ予測モード判定部17が判定用評価値を求めて最適な予測モードを選択する。
以上のように、実施の形態2によれば、動画像符号化装置を、符号化画像に隣接する上横1ラインおよび左縦1ライン読み出してなる参照原画像に対して演算処理を行って予測原画像を生成し、予測原画像に対してフィルタ処理を行って予測画像を生成してイントラ予測モードを判定するように構成した。そのため、H.264の予測画像として局部復号画像に代えて原画像を使用する場合に、従来のようにそのまま原画像を使用するのではなく、フィルタ処理した原画像を使用することによって、本来の局部復号画像を使用した場合との差異を小さくすることができ、最適なイントラ予測モードを選択することができる。また、原画像から予測画像を生成して擬似的な局部復号画像として使用するため、局部復号画像を生成する場合に比べて演算量を削減することができる。
実施の形態3.
上記実施の形態1では、参照画像フィルタ部15でMB単位またはイントラ予測のブロック単位の符号化画像に隣接する上横1ラインまたは左縦1ラインを用いてフィルタ処理する構成を示したが、本実施の形態では、隣接するブロックを用いてフィルタ処理する構成を説明する。本実施の形態の動画像符号化装置は、図1に示す動画像符号化装置と同様の構成であるため、以下では図1を援用して説明する。
図6は、実施の形態3に係る動画像符号化装置のフィルタ処理対象ブロックの位置関係を示す説明図であり、図6(a)は符号化画像が4×4画素の場合、図6(b)は8×8画素の場合、図6(c)は16×16画素の場合を示す。図6(a)において、MB101を4×4画素ブロック単位で16個に分割してイントラ予測する場合、4×4画素符号化画像110に対して、4×4画素ブロック単位で隣接している上ブロック111、右上ブロック112、左上ブロック113、および左ブロック114の4ブロックがそれぞれ参照画像フィルタ部15のフィルタ処理対象となる。また、イントラ予測画像となる符号化画像が自MB101の隣のMBと隣接していない場合、例えば4×4画素符号化画像110aの場合には、自MB101内の4×4画素符号化画像110aに隣接する4ブロック111a〜114aがフィルタ処理対象となる。
図6(b)において、MB101を8×8画素ブロック単位で4個に分割してイントラ予測する場合、8×8画素符号化画像120に対して、8×8画素ブロック単位で隣接している上ブロック121、右上ブロック122、左上ブロック123、および左ブロック124の4ブロックがそれぞれフィルタ処理対象となる。
図6(c)において、MB101を符号化画像に用いてイントラ予測する場合、16×16画素符号化130に対して、4×4画素ブロック単位で隣接している上ブロック131〜134、右上ブロック135、左上ブロック136、および左ブロック137〜140の10ブロックがそれぞれフィルタ処理対象となる。
次に、図1および図3を援用して実施の形態3に係る動画像符号化装置の動作を説明する。ステップST2において、参照原画像読み出し指示を受け取った参照原画像メモリ制御部13が、原画像メモリ12から符号化画像に隣接する上、右上、左上、および左の各ブロックを読み出して、参照原画像として参照画像フィルタ部15へ出力する。
ステップST3において、参照画像生成指示を受け取った参照画像フィルタ部15が、参照原画像メモリ制御部13から受け取った参照原画像の各ブロックに対して参照画像生成指示で指示されたフィルタ係数でフィルタ処理を行い、参照画像を生成する。参照画像フィルタ部15は、生成した参照画像のうち、符号化画像に隣接する上横1ラインおよび左縦1ラインのみを予測画像生成部16へ出力する。
以上のように、実施の形態3によれば、動画像符号化装置を、符号化画像に隣接する上ブロック、右上ブロック、左上ブロックおよび左ブロックを読み出してなる参照原画像に対してフィルタ処理を行って参照画像を生成し、参照画像に対して演算処理を行って予測画像を生成してイントラ予測モードを判定するように構成した。そのため、H.264の予測画像として局部復号画像に代えて原画像を使用する場合に、従来のようにそのまま原画像を使用するのではなく、ブロック単位でフィルタ処理した原画像を使用することによって、本来の局部復号画像を使用した場合との差異を小さくすることができ、最適なイントラ予測モードを選択することができる。また、原画像から予測画像を生成して擬似的な局部復号画像として使用するため、局部復号画像を生成する場合に比べて演算量を削減することができる。
実施の形態4.
上記実施の形態1または3では、参照画像フィルタ部15で参照原画像をフィルタ処理する構成を示したが、本実施の形態では、フィルタ処理に代えて擬似DCT量子化変換処理(擬似離散コサイン変換・量子化変換処理)を行う構成を説明する。
図7は、この発明の実施の形態4に係る動画像符号化装置の構成を示すブロック図である。図7において図1と同一または相当の部分については同一の符号を付し説明を省略する。図7に示す動画像符号化装置において、参照画像変換部31は、イントラ予測符号化制御部11から参照画像生成指示を受けると、参照原画像メモリ制御部13から受け取った参照原画像に対して例えばDCTより演算が容易なアダマール変換等を用いて擬似DCTを行い、参照画像生成指示で指示された量子化係数で量子化を行った後、逆量子化および逆擬似DCTを行って参照画像を生成し、予測画像生成部16へ出力する。なお、参照画像変換部31が用いる量子化係数は、イントラ予測符号化制御部11がピクチャタイプおよび符号化画像位置に基づいて決定し、参照画像生成指示に含めておくか、または参照画像変換部31に予め設定しておく等すればよい。以下では、量子化係数が参照画像生成指示に含まれているものとして説明する。
実施の形態4の動画像符号化装置の動作は、図3に示すフローチャートのステップST3における処理のみが異なる。即ち本実施の形態ではステップST3において参照画像変換部31が上述した一連の擬似DCT量子化変換処理を行って参照画像を生成する。
以上のように、実施の形態4によれば、動画像符号化装置を、符号化画像に隣接する上横1ラインおよび左縦1ラインを読み出してなる参照原画像に対して擬似DCT量子化変換処理を行って参照画像を生成し、参照画像に対して演算処理を行って予測画像を生成してイントラ予測モードを判定するように構成した。そのため、H.264の予測画像として局部復号画像に代えて原画像を使用する場合に、従来のようにそのまま原画像を使用するのではなく、擬似DCT量子化変換処理した原画像を使用することによって、本体の局部復号画像を使用した場合との差異を少なくすることができ、最適なイントラ予測モードを選択することができる。また、原画像から予測画像を生成して擬似的な局部復号画像として使用するため、局部復号画像を生成する場合に比べて演算量を削減することができる。
なお、上記実施の形態3の構成を実施の形態4の動画像符号化装置に適用することが可能である。即ち、参照原画像メモリ制御部13が原画像メモリ12から上、右上、左上、および左の各ブロックを読み出して参照原画像として参照画像変換部31へ出力し、参照画像変換部31が参照原画像から参照画像を生成して、符号化画像に隣接する上横1ラインおよび左縦1ラインのみを予測画像生成部16へ出力する。
実施の形態5.
上記実施の形態2では、予測画像生成部22で予測原画像をフィルタ処理する構成を示したが、本実施の形態では、フィルタ処理に代えて擬似DCT量子化変換処理を行う構成を説明する。
図8は、この発明の実施の形態5に係る動画像符号化装置の構成を示すブロック図である。図8において図4と同一または相当の部分については同一の符号を付し説明を省略する。図8に示す動画像符号化装置において、予測画像変換部41は、イントラ予測符号化制御部21から予測画像変換指示を受けると、予測画像生成部22から受け取った予測原画像に対して例えばDCTより演算が容易なアダマール変換等を用いて擬似DCTを行い、予測画像変換指示で指示された量子化係数で量子化を行った後、逆量子化および逆擬似DCTを行って予測画像を生成し、イントラ予測モード判定部17へ出力する。なお、予測画像変換指示には、イントラ予測符号化制御部21が上記実施の形態4のイントラ予測符号化制御部11と同様の方法によって決定した量子化係数が含まれているものとする。
実施の形態5の動画像符号化装置の動作は、図5に示すフローチャートのステップST14における処理のみが異なる。即ち本実施の形態ではステップST14において予測画像変換部41が上述した一連の擬似DCT量子化変換処理を行って予測画像を生成する。
以上のように、実施の形態5によれば、動画像符号化装置を、符号化画像に隣接する上横1ラインおよび左縦1ライン読み出してなる参照原画像に対して演算処理を行って予測原画像を生成し、予測原画像に対して擬似DCT量子化変換処理を行って予測画像を生成してイントラ予測モードを判定するように構成した。そのため、H.264の予測画像として局部復号画像に代えて原画像を使用する場合に、従来のようにそのまま原画像を使用するのではなく、擬似DCT量子化変換処理した原画像を使用することによって、本体の局部復号画像を使用した場合との差異を少なくすることができ、最適なイントラ予測モードを選択することができる。
実施の形態6.
図9は、この発明の実施の形態6に係る動画像符号化装置の構成を示すブロック図である。本実施の形態の動画像符号化装置は、上記実施の形態1または3に示す動画像符号化装置に周辺画像情報保持部51を追加した構成である。周辺画像情報保持部51は、イントラ予測対象となる符号化画像の周辺画像情報を保持する。周辺画像情報は、符号化済み画像の量子化係数、画素平均値等の符号化画像の特徴量、または符号化済み画像と局部復号画像との差分値等である。周辺画像情報保持部51は、このような周辺画像情報を1フレーム分またはこれから符号化する画像用の分、保持する。そして、周辺画像情報保持部51は、保持した情報の中からこれから符号化する符号化画像に関する情報を抽出し、周辺画像情報としてイントラ予測符号化制御部11へ出力する。
イントラ予測符号化制御部11は、周辺画像情報保持部51から受け取った周辺画像情報に基づいてフィルタ係数を決定し、このフィルタ係数を参照画像生成指示に含めて参照画像フィルタ部15へ出力する。イントラ予測符号化制御部11は、例えば符号化画像周辺の符号化済みの量子化係数が大きければ高周波成分が少ない絵になることが予想されるため強めのフィルタ係数を選択し、逆に量子化係数が小さければ弱めのフィルタ係数を選択する。また、符号化済み画像と局部復号画像の差分値が大きければ強めのフィルタ係数を選択し、小さければ弱めのフィルタ係数を選択する等して、フィルタ係数を決定する。
なお、周辺画像情報保持部51を、上記実施の形態2に示す動画像符号化装置に適用してもよい。この構成の場合には、イントラ予測符号化制御部21が上述のようにフィルタ係数を決定し、このフィルタ係数を予測画像変換指示に含めて予測画像フィルタ部23へ出力する。
以上のように、実施の形態6によれば、動画像符号化装置を、符号化済み画像の量子化係数、符号化画像の特徴量または符号化済み画像と局部復号画像の差分値を含んだ周辺画像情報に基づいて決定したフィルタ係数を用いてフィルタ処理を行うように構成した。そのため、周辺画像情報をもとに最適なフィルタ係数を決定することによって本来の局部復号画像を使用した場合との差異を小さくすることができ、最適なイントラ予測モードを選択することができる。
実施の形態7.
図10は、この発明の実施の形態7に係る動画像符号化装置の構成を示すブロック図である。本実施の形態の動画像符号化装置は、上記実施の形態4に示す動画像符号化装置に周辺画像情報保持部51を追加した構成であり、この周辺画像情報保持部51は上記実施の形態6と同じである。
イントラ予測符号化制御部11は、周辺画像情報保持部51から受け取った周辺画像情報に基づいて量子化係数を決定し、この量子化係数を参照画像生成指示に含めて参照画像フィルタ部15へ出力する。イントラ予測符号化制御部11は、例えば符号化画像周辺の符号化済みの量子化係数が大きければ高周波成分が少ない絵になることが予想されるため大きい量子化係数を選択し、逆に周辺の量子化係数が小さければ小さい量子化係数を選択する。また、符号化済み画像と局部復号画像の差分値が大きければ大きい量子化係数を選択し、小さければ小さい量子化係数を選択する等して、フィルタ係数を決定する。このとき、イントラ予測符号化制御部11は、画像の特徴として周辺画像よりこれから符号化する画像が複雑である場合には周辺の量子化係数が大きくても小さい量子化係数を選択する等してもよい。
なお、周辺画像情報保持部51を、上記実施の形態5に示す動画像符号化装置に適用してもよい。この構成の場合には、イントラ予測符号化制御部21が上述のように量子化係数を決定し、この量子化係数を予測画像変換指示に含めて予測画像変換部41へ出力する。
以上のように、実施の形態7によれば、動画像符号化装置を、符号化済み画像の量子化係数、符号化画像の特徴量または符号化済み画像と局部復号画像の差分値を含んだ周辺画像情報に基づいて決定した量子化係数を用いて擬似DCT量子化変換処理を行うように構成した。そのため、周辺画像情報をもとに最適な量子化係数を決定することによって本来の局部復号画像を使用した場合との差異を小さくすることができ、最適なイントラ予測モードを選択することができる。
11,21 イントラ予測符号化制御部、12 原画像メモリ、13 参照原画像メモリ制御部、14 符号化画像メモリ制御部、15 参照画像フィルタ部、16,22 予測画像生成部、17 イントラ予測モード判定部、23 予測画像フィルタ部、31 参照画像変換部、41 予測画像変換部、51 周辺画像情報保持部。

Claims (8)

  1. 原画像からイントラ予測対象の符号化画像を読み出す符号化画像メモリ制御部と、
    前記原画像から前記符号化画像に隣接する領域を参照原画像として読み出す参照原画像メモリ制御部と、
    前記参照原画像メモリ制御部で読み出した前記参照原画像に対してフィルタ処理を行って参照画像を生成する参照画像フィルタ部と、
    前記参照画像フィルタ部で生成した前記参照画像に対して演算処理を行ってイントラ予測に用いる予測画像を生成する予測画像生成部と、
    前記符号化画像メモリ制御部で読み出した前記符号化画像および前記予測画像生成部で生成した前記予測画像を用いてイントラ予測モードを決定するイントラ予測モード判定部とを備える動画像符号化装置。
  2. 原画像からイントラ予測対象の符号化画像を読み出す符号化画像メモリ制御部と、
    前記原画像から前記符号化画像に隣接する領域を参照原画像として読み出す参照原画像メモリ制御部と、
    前記参照原画像メモリ制御部で読み出した前記参照原画像に対して演算処理を行ってイントラ予測のための予測原画像を生成する予測画像生成部と、
    前記予測画像生成部で生成した前記予測原画像に対してフィルタ処理を行って予測画像を生成する予測画像フィルタ部と、
    前記符号化画像メモリ制御部で読み出した前記符号化画像および前記予測画像フィルタ部で生成した前記予測画像を用いてイントラ予測モードを決定するイントラ予測モード判定部とを備える動画像符号化装置。
  3. 原画像からイントラ予測対象の符号化画像を読み出す符号化画像メモリ制御部と、
    前記原画像から前記符号化画像に隣接する領域を参照原画像として読み出す参照原画像メモリ制御部と、
    前記参照原画像メモリ制御部で読み出した前記参照原画像に対して擬似離散コサイン変換・量子化変換処理を行って参照画像を生成する参照画像変換部と、
    前記参照画像変換部で生成した前記参照画像に対して演算処理を行ってイントラ予測に用いる予測画像を生成する予測画像生成部と、
    前記符号化画像メモリ制御部で読み出した前記符号化画像および前記予測画像生成部で生成した前記予測画像を用いてイントラ予測モードを決定するイントラ予測モード判定部とを備える動画像符号化装置。
  4. 原画像からイントラ予測対象の符号化画像を読み出す符号化画像メモリ制御部と、
    前記原画像から前記符号化画像に隣接する領域を参照原画像として読み出す参照原画像メモリ制御部と、
    前記参照原画像メモリ制御部で読み出した前記参照原画像に対して演算処理を行ってイントラ予測のための予測原画像を生成する予測画像生成部と、
    前記予測画像生成部で生成した前記予測原画像に対して擬似離散コサイン変換・量子化変換処理を行って予測画像を生成する予測画像変換部と、
    前記符号化画像メモリ制御部で読み出した前記符号化画像および前記予測画像変換部で生成した前記予測画像を用いてイントラ予測モードを決定するイントラ予測モード判定部とを備える動画像符号化装置。
  5. 参照原画像メモリ制御部は、原画像から符号化画像に隣接する上横1ラインおよび左縦1ラインを参照原画像として読み出すことを特徴とする請求項1から請求項4のうちのいずれか1記載の動画像符号化装置。
  6. 参照原画像メモリ制御部は、原画像から符号化画像に隣接する上ブロック、右上ブロック、左上ブロックおよび左ブロックを参照原画像として読み出すことを特徴とする請求項1または請求項3記載の動画像符号化装置。
  7. 符号化済み画像の量子化係数、符号化画像の特徴量または前記符号化済み画像と局部復号画像の差分値を保持し、周辺画像情報として出力する周辺画像情報保持部と、
    前記周辺画像情報に基づいてフィルタ係数を決定するイントラ予測符号化制御部とを備え、
    参照画像フィルタ部または予測画像フィルタ部は、前記イントラ予測符号化制御部で決定した前記フィルタ係数を用いてフィルタ処理を行うことを特徴とする請求項1または請求項2記載の動画像符号化装置。
  8. 符号化済み画像の量子化係数、符号化画像の特徴量または前記符号化済み画像と局部復号画像の差分値を保持し、周辺画像情報として出力する周辺画像情報保持部と、
    前記周辺画像情報に基づいて量子化係数を決定するイントラ予測符号化制御部とを備え、
    参照画像変換部または予測画像変換部は、前記イントラ予測符号化制御部で決定した前記量子化係数を用いて擬似離散コサイン変換・量子化変換処理を行うことを特徴とする請求項3または請求項4記載の動画像符号化装置。
JP2009022679A 2009-02-03 2009-02-03 動画像符号化装置 Pending JP2010183162A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009022679A JP2010183162A (ja) 2009-02-03 2009-02-03 動画像符号化装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009022679A JP2010183162A (ja) 2009-02-03 2009-02-03 動画像符号化装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2010183162A true JP2010183162A (ja) 2010-08-19

Family

ID=42764393

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009022679A Pending JP2010183162A (ja) 2009-02-03 2009-02-03 動画像符号化装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2010183162A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011096534A1 (ja) 2010-02-04 2011-08-11 東レ株式会社 癌の治療及び/又は予防用医薬組成物
WO2012042720A1 (ja) * 2010-09-30 2012-04-05 三菱電機株式会社 動画像符号化装置、動画像復号装置、動画像符号化方法及び動画像復号方法
KR20130004214A (ko) * 2010-11-08 2013-01-09 성균관대학교산학협력단 다단계 예측을 이용한 영상 부/복호화 방법 및 이러한 방법을 사용하는 부/복호화 장치
WO2012177053A3 (ko) * 2011-06-20 2013-04-04 한국전자통신연구원 영상 부호화/복호화 방법 및 그 장치
JP2013090253A (ja) * 2011-10-20 2013-05-13 Nippon Hoso Kyokai <Nhk> 画像処理装置及びプログラム
US9319688B2 (en) 2013-01-29 2016-04-19 Fujitsu Limited Moving image encoding apparatus

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006025077A (ja) * 2004-07-07 2006-01-26 Sony Corp 符号化装置、符号化方法、符号化方法のプログラム及び符号化方法のプログラムを記録した記録媒体
JP2006304102A (ja) * 2005-04-22 2006-11-02 Renesas Technology Corp 画像符号化ユニットと画像符号化方法
JP2008193464A (ja) * 2007-02-06 2008-08-21 Nikon Corp 画像処理装置および撮像装置
JP2008283303A (ja) * 2007-05-08 2008-11-20 Canon Inc 画像符号化装置及び画像符号化方法

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006025077A (ja) * 2004-07-07 2006-01-26 Sony Corp 符号化装置、符号化方法、符号化方法のプログラム及び符号化方法のプログラムを記録した記録媒体
JP2006304102A (ja) * 2005-04-22 2006-11-02 Renesas Technology Corp 画像符号化ユニットと画像符号化方法
JP2008193464A (ja) * 2007-02-06 2008-08-21 Nikon Corp 画像処理装置および撮像装置
JP2008283303A (ja) * 2007-05-08 2008-11-20 Canon Inc 画像符号化装置及び画像符号化方法

Non-Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
JPN6010020973; Tu-Chih Wang(外3名): 'PERFORMANCE ANALYSIS OF HARDWARE ORIENTED ALGORITHM MODIFICATIONS IN H.264' IEEE International Conference on Acoustics, Speech, and Signal Processing (ICASSP 2003) Vol.2, 20030406, p.493-496, IEEE *

Cited By (51)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011096534A1 (ja) 2010-02-04 2011-08-11 東レ株式会社 癌の治療及び/又は予防用医薬組成物
CN105516723B (zh) * 2010-09-30 2018-07-27 三菱电机株式会社 运动图像编码装置及方法、运动图像解码装置及方法
US10291939B2 (en) 2010-09-30 2019-05-14 Mitsubishi Electric Corporation Moving image encoding device, moving image decoding device, moving image coding method, and moving image decoding method
KR101578318B1 (ko) * 2010-09-30 2015-12-16 미쓰비시덴키 가부시키가이샤 화상 복호 장치, 화상 복호 방법, 화상 부호화 장치 및 화상 부호화 방법
US10244264B2 (en) 2010-09-30 2019-03-26 Mitsubishi Electric Corporation Moving image encoding device, moving image decoding device, moving image coding method, and moving image decoding method
KR20130101070A (ko) * 2010-09-30 2013-09-12 미쓰비시덴키 가부시키가이샤 동화상 부호화 장치, 동화상 복호 장치, 동화상 부호화 방법 및 동화상 복호 방법
US10244233B2 (en) 2010-09-30 2019-03-26 Mitsubishi Electric Corporation Moving image encoding device, moving image decoding device, moving image coding method, and moving image decoding method
US10237550B2 (en) 2010-09-30 2019-03-19 Mitsubishi Electric Corporation Moving image encoding device, moving image decoding device, moving image coding method, and moving image decoding method
KR20140106742A (ko) * 2010-09-30 2014-09-03 미쓰비시덴키 가부시키가이샤 화상 복호 장치, 화상 복호 방법, 화상 부호화 장치 및 화상 부호화 방법
KR101563835B1 (ko) * 2010-09-30 2015-10-27 미쓰비시덴키 가부시키가이샤 화상 복호 장치, 화상 복호 방법, 화상 부호화 장치 및 화상 부호화 방법
WO2012042720A1 (ja) * 2010-09-30 2012-04-05 三菱電機株式会社 動画像符号化装置、動画像復号装置、動画像符号化方法及び動画像復号方法
KR101580021B1 (ko) * 2010-09-30 2015-12-23 미쓰비시덴키 가부시키가이샤 화상 복호 장치, 화상 부호화 장치, 화상 부호화 방법 및 화상 복호 방법
KR101563833B1 (ko) * 2010-09-30 2015-10-27 미쓰비시덴키 가부시키가이샤 화상 복호 장치, 화상 복호 방법, 화상 부호화 장치 및 화상 부호화 방법
US10237551B2 (en) 2010-09-30 2019-03-19 Mitsubishi Electric Corporation Moving image encoding device, moving image decoding device, moving image coding method, and moving image decoding method
KR101669388B1 (ko) * 2010-09-30 2016-10-25 미쓰비시덴키 가부시키가이샤 부호화 데이터가 기록된 기록 매체
KR101563834B1 (ko) * 2010-09-30 2015-10-27 미쓰비시덴키 가부시키가이샤 화상 복호 장치, 화상 복호 방법, 화상 부호화 장치 및 화상 부호화 방법
CN105516723A (zh) * 2010-09-30 2016-04-20 三菱电机株式会社 运动图像编码装置及方法、运动图像解码装置及方法
KR20150093633A (ko) * 2010-11-08 2015-08-18 성균관대학교산학협력단 다단계 예측을 이용한 영상 부/복호화 방법 및 이러한 방법을 사용하는 부/복호화 장치
KR101645544B1 (ko) 2010-11-08 2016-08-05 성균관대학교산학협력단 다단계 예측을 이용한 영상 부/복호화 방법 및 이러한 방법을 사용하는 부/복호화 장치
KR20130004214A (ko) * 2010-11-08 2013-01-09 성균관대학교산학협력단 다단계 예측을 이용한 영상 부/복호화 방법 및 이러한 방법을 사용하는 부/복호화 장치
KR101707194B1 (ko) 2010-11-08 2017-02-15 성균관대학교산학협력단 다단계 예측을 이용한 영상 부/복호화 방법 및 이러한 방법을 사용하는 부/복호화 장치
KR101789759B1 (ko) 2010-11-08 2017-10-25 성균관대학교산학협력단 다단계 예측을 이용한 영상 부/복호화 방법 및 이러한 방법을 사용하는 부/복호화 장치
KR101818997B1 (ko) 2010-11-08 2018-01-17 성균관대학교산학협력단 다단계 예측을 이용한 영상 부/복호화 방법 및 이러한 방법을 사용하는 부/복호화 장치
US9225981B2 (en) 2011-06-20 2015-12-29 Electronics And Telecommunications Research Institute Image encoding/decoding method and apparatus for same
KR101451922B1 (ko) * 2011-06-20 2014-10-23 한국전자통신연구원 영상 부호화/복호화 방법 및 그 장치
US9154781B2 (en) 2011-06-20 2015-10-06 Electronics And Telecommunications Research Institute Image encoding/decoding method and apparatus for same
US9332262B2 (en) 2011-06-20 2016-05-03 Electronics And Telecommunications Research Institute Image encoding/decoding method and apparatus for same
KR101451921B1 (ko) 2011-06-20 2014-10-23 한국전자통신연구원 영상 부호화/복호화 방법 및 그 장치
KR101451924B1 (ko) * 2011-06-20 2014-10-23 한국전자통신연구원 영상 부호화/복호화 방법 및 그 장치
KR101451918B1 (ko) * 2011-06-20 2014-10-23 한국전자통신연구원 영상 부호화/복호화 방법 및 그 장치
US9591327B2 (en) 2011-06-20 2017-03-07 Electronics And Telecommunications Research Institute Image encoding/decoding method and apparatus for same
KR101451919B1 (ko) 2011-06-20 2014-10-23 한국전자통신연구원 영상 부호화/복호화 방법 및 그 장치
KR101451920B1 (ko) * 2011-06-20 2014-10-23 한국전자통신연구원 영상 부호화/복호화 방법 및 그 장치
US9900618B2 (en) 2011-06-20 2018-02-20 Electronics And Telecommunications Research Institute Method for generating reconstructed blocks using a filter for an intra prediction mode
US10003820B2 (en) 2011-06-20 2018-06-19 Electronics And Telecommunications Research Institute Image encoding/decoding method and apparatus for same
US10021416B2 (en) 2011-06-20 2018-07-10 Electronics And Telecommunications Research Institute Method, apparatus, and bitstream for generating reconstructed blocks using filter for intra prediction mode
US11711541B2 (en) 2011-06-20 2023-07-25 Electronics And Telecommunications Research Institute Image encoding/decoding method using prediction block and apparatus for same
US10205964B2 (en) 2011-06-20 2019-02-12 Electronics And Telecommunications Research Institute Image encoding/decoding method using prediction block and apparatus for same
KR101451923B1 (ko) * 2011-06-20 2014-10-23 한국전자통신연구원 영상 부호화/복호화 방법 및 그 장치
KR101357640B1 (ko) 2011-06-20 2014-02-05 한국전자통신연구원 영상 부호화/복호화 방법 및 그 장치
KR101357641B1 (ko) 2011-06-20 2014-02-05 한국전자통신연구원 영상 부호화/복호화 방법 및 그 장치
US11689742B2 (en) 2011-06-20 2023-06-27 Electronics And Telecommunications Research Institute Image encoding/decoding method using prediction block and apparatus for same
WO2012177053A3 (ko) * 2011-06-20 2013-04-04 한국전자통신연구원 영상 부호화/복호화 방법 및 그 장치
US10516897B2 (en) 2011-06-20 2019-12-24 Electronics And Telecommunications Research Institute Image encoding/decoding method using prediction block and apparatus for same
US10536717B2 (en) 2011-06-20 2020-01-14 Electronics And Telecommunications Research Institute Image encoding/decoding method using prediction block and apparatus for same
US10904569B2 (en) 2011-06-20 2021-01-26 Electronics And Telecommunications Research Institute Image encoding/decoding method using prediction block and apparatus for same
US10979735B2 (en) 2011-06-20 2021-04-13 Electronics And Telecommunications Research Institute Image encoding/decoding method using prediction block and apparatus for same
US10979734B2 (en) 2011-06-20 2021-04-13 Electronics And Telecommunications Research Institute Image encoding/decoding method using prediction block and apparatus for same
US10986368B2 (en) 2011-06-20 2021-04-20 Electronics And Telecommunications Research Institute Image encoding/decoding method using prediction block and apparatus for same
JP2013090253A (ja) * 2011-10-20 2013-05-13 Nippon Hoso Kyokai <Nhk> 画像処理装置及びプログラム
US9319688B2 (en) 2013-01-29 2016-04-19 Fujitsu Limited Moving image encoding apparatus

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20170208329A1 (en) Video encoder and video encoding method
JP5111127B2 (ja) 動画像符号化装置及びその制御方法、並びに、コンピュータプログラム
RU2649775C1 (ru) Устройство кодирования изображений, устройство декодирования изображений, способ кодирования изображений и способ декодирования изображений
JP2005318497A (ja) 画像符号化装置、画像符号化方法、画像符号化プログラム、画像復号装置、画像復号方法、及び画像復号プログラム。
WO2011013253A1 (ja) 幾何変換動き補償予測を用いる予測信号生成装置、動画像符号化装置及び動画像復号化装置
KR20090095317A (ko) 영상 부호화 및 복호화 방법 및 장치
JP2005510150A (ja) より大きな画素グリッド動き補償を利用した複雑さが減少されたビデオ復号化
US9094687B2 (en) Video encoder and video decoder
WO2011099428A1 (ja) 動きベクトル予測符号化方法、動きベクトル予測復号方法、動画像符号化装置、動画像復号装置およびそれらのプログラム
TW201134223A (en) Perceptual video encoding system and circuit thereof
JP2006128770A (ja) 画像符号化装置及び方法、画像符号化装置のコンピュータ・プログラム、並びに携帯端末
JP2010183162A (ja) 動画像符号化装置
JP2007013298A (ja) 画像符号化装置
WO2014156648A1 (ja) 複数の入力画像をエンコーディングする方法、プログラムを格納する記憶媒体および装置
JP2008252346A (ja) 画像符号化装置及び画像符号化方法
JP2007110568A (ja) 画像符号化装置
JP6077811B2 (ja) 画像符号化装置、画像符号化方法およびプログラム
JP5938424B2 (ja) 画像ブロックを再構成および符号化する方法
JP2010050911A (ja) 符号化装置
JP2008166916A (ja) イントラ予測符号化装置およびイントラ予測符号化方法
JP4971817B2 (ja) 画像符号化装置
JP2007266679A (ja) 動画像符号化装置
JP7332385B2 (ja) イントラ予測装置、画像符号化装置、画像復号装置、及びプログラム
JP2013121044A (ja) 画像符号化装置及び画像符号化方法
JP2006237765A (ja) 画像符号化装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110927

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120613

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120626

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120725

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130319

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130517

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20131022