JP4969378B2 - レンズ鏡筒及びデジタルカメラ - Google Patents

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Description

本発明は、レンズ鏡筒及びデジタルカメラに関し、更に詳しくは、光軸方向に個別に移動されるズームレンズ及びフォーカスレンズを有するレンズ鏡筒と、このレンズ鏡筒を用いるデジタルカメラに関する。
デジタルカメラや銀塩カメラ等に用いられるレンズ鏡筒は、焦点距離を変化させるズームレンズと、焦点調節を行なうフォーカスレンズと、これらのレンズを個別に光軸方向に移動させるレンズ駆動機構と、絞りを切り替える絞り機構とを備えている。従来のレンズ鏡筒は、ズームレンズを移動させるズーム動作と、フォーカスレンズを移動させるフォーカス動作と、絞り切り替えとを個別に行なうため、それぞれに専用のモータ等のアクチュエータを用いている。
カメラ本体の小型軽量化、ローコスト化のため、ズームレンズとフォーカスレンズの移動を1個のモータで行なうことが望まれている。例えば、特許文献1には、単一のモータと遊星ギヤ等を用いたギヤ機構によって、ズーム動作とフォーカス動作とを行なうレンズ鏡筒が記載されている。
また、デジタルカメラに用いられるレンズ鏡筒として、撮影光路中にプリズム等の反射光学素子を組み込み、例えば上下方向に沿うように撮影光路を屈曲させ、ズームレンズとフォーカスレンズとをカメラ本体内で上下方向に移動させる屈曲光学系のレンズ鏡筒が発明されている(例えば、特許文献2参照)。このレンズ鏡筒は、屈曲された光路の側方にズーム用とフォーカス用のリードスクリューを光軸に沿って配置し、これらのリードスクリューを個別のモータで回転させることで、各リードスクリューに噛合されたナットを上下動させ、各ナットに連係されたズームレンズとフォーカスレンズとを移動させている。
また、特許文献3記載のレンズ鏡筒では、ズーム用とフォーカス用の2本のリードスクリューを1つのモータで回転させ、各リードスクリューに噛合されるラックギヤを所定のタイミングでリードスクリューから離して噛合を解除することで、ズーム動作とフォーカス動作とを行なっている。
特開2000−047089号公報 特開2004−133053号公報 特開2002−162555号公報
しかし、特許文献1記載の発明では、複雑な遊星ギヤを用いているため、コストダウンの効果が小さいという問題がある。同様に、特許文献3記載の発明は、レンズ駆動用のモータは1個で済むものの、高精度で高価なリードスクリューを2本使用しているため、コストダウン、小型化の効果は少ないという問題がある。
本発明は、リードスクリューを使用するレンズ鏡筒の小型化及びローコスト化を図ることを目的とする。
上記課題を解決するために本発明のレンズ鏡筒は、撮影光軸に沿って移動自在な第1レンズ枠及び第2レンズ枠と、撮影光軸に沿って配置されたリードスクリューと、リードスクリューに噛合して撮影光軸方向に移動されるラックギヤを有し、リードスクリューにラックギヤを噛合する噛合位置と、リードスクリューからラックギヤを離す退避位置との間で移動自在となるように、第1レンズ枠及び第2レンズ枠に設けられた第1キャリッジ及び第2キャリッジとを備えている。また、第1キャリッジ及び第2キャリッジを噛合位置に向けて付勢する第1付勢手段及び第2付勢手段と、リードスクリューの外周に配置され、第1キャリッジを押圧して退避位置に移動させる第1回動位置と、第2キャリッジを押圧して退避位置に移動させる第2回動位置との間で回動自在にされた切替部材と、切替部材を第1回動位置と第2回動位置の間で回動させるキャリッジ切替手段とを備えている。
キャリッジ切替手段として、切替部材を回動させるアクチュエータを用いたものである。
また、別のキャリッジ切替手段として、切替部材を第1回動位置に向けて付勢する第3付勢手段と、撮影光軸上に配置されて撮影開口を開閉するシャッタ機構に連動し、切替部材を第2回動位置に向けて押圧する切替レバーとから構成したものである。
シャッタ機構は、シャッタ羽根を移動させて撮影開口を開閉する通常ストローク範囲と、シャッタ羽根を撮影開口から退避させて開放状態を維持するオーバーストローク範囲との間で回動されるシャッタレバーを有し、切替レバーはシャッタレバーのオーバーストローク範囲での回動に連動して、切替部材を押圧及び押圧解除するようにしたものである。
通常ストローク範囲は、シャッタ羽根により撮影開口を閉じさせる第1シャッタ位置と、シャッタ羽根を撮影開口から退避させる第2シャッタ位置との間の回動範囲とし、オーバーストローク範囲は、第2シャッタ位置と、シャッタ羽根の撮影開口からの退避を継続させる第3シャッタ位置との間の回動範囲としたものである。
また、シャッタ羽根は、撮影光軸方向で互いに重なり合うように配置され、撮影光軸方向で移動自在とされた第1シャッタ羽根及び第2シャッタ羽根と、第1シャッタ羽根及び第2シャッタ羽根に設けられ、撮影光軸方向で重なり合って撮影開口に対面する位置に露光開口を形成する第1開口及び第2開口と、第1シャッタ羽根及び第2シャッタ羽根に設けられ、シャッタレバーに係合して、その回動により第1シャッタ羽根及び第2シャッタ羽根を移動させる第1カム及び第2カムとから構成している。そして、第1カム及び第2カムは、シャッタレバーが第1シャッタ位置から第2シャッタ位置に回動する際に、露光開口が閉じ状態から開放状態に徐々に変化するように第1シャッタ羽根及び第2シャッタ羽根を移動させるように構成している。また、シャッタレバーが第2シャッタ位置から第3シャッタ位置に回動する際に、露光開口が開放状態で維持されるように第1シャッタ羽根及び第2シャッタ羽根を移動させるように構成している。
また、オーバーストローク範囲に、第3シャッタ位置に連なる第4シャッタ位置を設けている。この場合、第1カム及び第2カムは、シャッタレバーが第3シャッタ位置から第4シャッタ位置に回動する際に、露光開口が開放状体から閉じ状態に徐々に変化するように第1シャッタ羽根及び第2シャッタ羽根を移動させるように構成している。
更に、切替部材は、第1キャリッジ及び第2キャリッジの間に配置されてラックギヤを押圧する切替板から構成されている。この切替板のラックギヤを押圧する側辺には、ラックギヤと噛合する歯列を設けている。
また、切替部材を第1回動位置と第2回動位置との間で1回以上往復回動させ、リードスクリューに対するラックギヤの噛み込みを解消させるエマージェンシー動作をキャリッジ切替手段に行わせる切替制御手段を設けたものである。
更に、切替制御手段は、前記第1レンズ枠及び第2レンズ枠のホームポジションへの移動時に、第1レンズ枠及び第2レンズ枠が第1検出手段及び第2検出手段によって検出されないときに、キャリッジ切替手段を制御してエマージェンシー動作を行わせる。
また、第1レンズ枠によりズームレンズを保持し、第2レンズ枠によりフォーカスレンズを保持するようにしたものである。
また、本発明のデジタルカメラは、請求項1〜11いずれか記載のレンズ鏡筒と、レンズ鏡筒によって結像された被写体像を撮像する撮像手段とを備えたものである。
本発明のレンズ鏡筒及びデジタルカメラによれば、1本のリードスクリューで2つのレンズ枠を撮影光軸方向に移動させることができるので、小形軽量化、及びローコスト化を図ることができる。また、第1キャリッジ及び第2キャリッジの移動には、アクチュエータ、または第3付勢手段と、リードスクリューの外周に配置された切替部材を用いるので、レンズ鏡筒を小型化することができる。
また、切替部材の回動をシャッタ機構に設けられた切替レバーで行なうことにより、レンズ鏡筒に必要なアクチュエータの数を少なくすることができる。
また、シャッタレバーのオーバーストローク範囲での回動に連動して切替部材を回動させるので、シャッタ機構としての機能に影響はない。
更に、第1シャッタ位置から第2シャッタ位置へのシャッタレバーの回動で、露光開口が徐々に開放されるようにしたので、絞り兼用のシャッタ機構を構成することができる。また、オーバーストローク範囲に第4シャッタ位置を設け、シャッタレバーの第3シャッタ位置から第4シャッタ位置への回動で露光開口が徐々に閉じられるようにしたので、第1レンズ枠の移動中にも絞りを調節することができる。
また、切替部材として用いる切替板の側辺にラックギヤが噛合する歯列を設けたので、振動や衝撃によるレンズ枠の移動を防止することができる。
また、切替部材を1回以上往復回動させるエマージェンシー動作を行わせることができるので、リードスクリューとラックギヤの噛み込みを解消することができる。更に、第1レンズ枠及び第2レンズ枠がホームポジションに移動しないときにエマージェンシー動作を自動的に行うようにしたので、リードスクリューとラックギヤの噛み込みによる動作不良を自動的に解消することができる。
また、本発明のレンズ鏡筒をデジタルカメラに用いることにより、小型でローコスト、かつ動作信頼性の高い光学系を備えたデジタルカメラを得ることができる。
図1(A),(B)に示すデジタルカメラ2は、屈曲光学系のレンズユニット3がカメラ本体4内に組み込まれている。デジタルカメラ2の前面上部には、レンズユニット3に被写体光を入射させる対物レンズ5が配置されている。レンズユニット3は、対物レンズ5から入射された被写体光を下方に向けて反射して撮影光路を屈曲させるプリズム6と、ズームレンズ及びフォーカスレンズ、シャッタユニット等を有するレンズ鏡筒8から構成されている。カメラ本体4の底面近傍には、レンズ鏡筒8により結像された被写体像を撮像するCCD9が配置されている。
対物レンズ5の側方には、フラッシュ発光部12が配置されている。また、デジタルカメラ2の上面には、電源ボタン13とレリーズボタン14とを配している。レリーズボタン14を押圧操作することにより、1フレーム分の静止画の撮影が行われる。この撮影で得られる画像は、デジタルカメラ2のカードスロット16にセットされたメモリカード15に記録される。
デジタルカメラ2の背面には、LCD(液晶ディスプレイ)18と、ズームタイプのレンズ鏡筒8を望遠側及び広角側にズーミング(変倍)させるズームボタン19と、各種設定操作に用いられる設定ボタン群20等を配している。LCD18に表示されるメニューを見ながら設定ボタン群20を操作することで、撮影モードと再生モードの切り替え、ストロボ発光のオン/オフなどの各種設定を行うことができる。
LCD18は、撮影モード下では、被写体像を動画のスルー画として表示する。ユーザーは、このスルー画を観察して撮影範囲を確定する。また、再生モード下では、メモリカード15に記録されている画像を表示する。
図2に示すように、デジタルカメラ2は、切替制御手段を構成するCPU25を備えている。CPU25は、電源ボタン13、レリーズボタン14,ズームボタン19,設定ボタン群20等の操作信号に基づいて、デジタルカメラ2の各部を制御している。
CPU25は、画像データに基づいて被写体輝度の検出とコントラストの検出とを行ない、その検出結果に基づいてシャッタ速度,絞りとピント調節とを制御する。モータ駆動回路26は、CPU25によるシャッタ速度、絞り、ピント制御に基づいて、レンズ鏡筒8に組み込まれている複数のモータを駆動する。本発明の切替制御手段は、CPU25及びモータ駆動回路26により構成される。
CCDドライバ27は、CPU25の制御に基づいてCCD9を駆動する。CCD9は、受光面にレンズ鏡筒8を透過した被写体光が入射し、その被写体像をアナログの撮影信号に変換して出力する。なお、本実施形態ではCCDを用いているが、例えばCMOS型のイメージセンサを用いてもよい。
アナログ信号処理回路30は、CCD9から入力されたアナログ信号に対してノイズ除去、ゲイン調整等の信号処理を施してA/Dコンバータ31に入力する。A/Dコンバータ31は、入力されたアナログの撮像信号をデジタルの画像データに変換し、データバス32を介してデジタル信号処理回路33に入力する。デジタル信号処理回路33は、入力された画像データにホワイトバランス調整、γ補正等を行う。
スルー画表示時には、CCD9から画素を間引いた撮像信号が読み出される。この撮像信号は、アナログ信号処理回路30、A/D31、デジタル信号処理回路33を経て画像データに変換され、順次にLCDドライバ36に入力される。これにより、撮影中の被写体像がスルー画としてLCD18に表示される。また、静止画撮影モード下でレリーズボタン14が押圧操作されると、CCD9から全ての画素の撮像信号が読み出され、スルー画表示と同様に画像データに変換される。この画像データは、圧縮伸長処理回路37で圧縮され、メディアコントローラ38を介してメモリカード15に記録される。
また、再生モード下では、メディアコントローラ38によってメモリカード15から画像データが読み出され、圧縮伸長処理回路37で伸長されてLCDドライバ36に入力される。これにより、メモリカード15に記録されている画像がLCD18に表示される。
図3に示すように、レンズ鏡筒8は、垂直方向に設定された撮影光軸Sに沿って上下に配置された板状の前群枠45及び後群枠46と、この前群枠45と後群枠46との間に撮影光軸Sに沿って配設される2本のリード軸47、及びリードスクリュー48とを備えている。また、リードスクリュー48の外周には、切替板49が回動自在に設けられている。なお、図面の煩雑化を防ぐため図示していないが、レンズ鏡筒8は、不要な外光が撮影光路内に侵入しないように、遮光性を有する鏡筒によって覆われている。
前群枠45と後群枠46との間には、リード軸47に取り付けられたシャッタユニット50が配置されている。また、前群枠45とシャッタユニット50、シャッタユニット50と後群枠46の間には、それぞれズームレンズ枠51及びフォーカスレンズ枠52が配置されている。
また、前群枠45及び後群枠46には、リードスクリュー48と切替板49の駆動に用いられるスクリューモータ53と切替モータ54が取り付けられている。シャッタユニット50には、その駆動に用いられるシャッタモータ55が取り付けられている。
前群枠45及び後群枠46は、例えば金属製の板材により形成されており、撮影光軸S上に開口58,59が形成されている。開口58内には、撮影光学系を構成するレンズ60が嵌合されている。
2本のリード軸47は、金属またはプラスチックによって形成された丸棒であり、両端が前群枠45及び後群枠46に係止されている。シャッタユニット50は、リード軸47に固定され、ズームレンズ枠51及びフォーカスレンズ枠52は、上下方向で移動自在となるようにリード軸47に取り付けられている。
リードスクリュー48は、外周にリードネジが形成された丸棒状の軸からなり、スクリューモータ53によって両方向に回動される。リードスクリュー48の外周に配置される切替板49は、金属またはプラスチックによって板状に形成されており、切替モータ54によって回動される、切替板49の幅方向の両端の第1側辺49a,第2側辺49bには、ラックギヤ状の歯列49c、49dが設けられている。
ズームレンズ枠51は、ズームレンズ63を保持するレンズ保持部51aと、リード軸47に摺動自在に挿入される一対のスライド軸受け部51b,51cとから構成されている。このズームレンズ枠51は、本発明の第1レンズ枠を構成する。
一方のスライド軸受け部51bには、第1キャリッジである板状のズームキャリッジ64が、リード軸47の回りで回動自在となるように組み込まれている。このズームキャリッジ64のリードスクリュー48に対する面には、リードネジに噛合するラックギヤ65が形成されている。ズームキャリッジ64は、ラックギヤ65がリードスクリュー48に噛合する噛合位置と、リードスクリュー48から離れる退避位置の間で回動自在とされている。また、ズームキャリッジ64は、第1付勢手段であるズームバネ66により噛合位置に付勢されている。
第2レンズ枠であるフォーカスレンズ枠52は、ズームレンズ枠51と同様に、フォーカスレンズ70を保持するレンズ保持部52aと、一対のスライド軸受け部52b,52cとから構成されている。また、一方のスライド軸受け部52bには、ズームキャリッジ64と同様に、リードスクリュー48に対して噛合及び退避されるフォーカスキャリッジ71と、ラックギヤ72と、フォーカスバネ73(図4参照)が設けられている。このフォーカスキャリッジ71は、リードスクリュー48を挟んでズームキャリッジ64の反対側から、リードスクリュー48に噛合される。
ズームレンズ枠51及びフォーカスレンズ枠52のスライド軸受け部51c及び52cの外周には、板状の検出片51d及び52dが設けられている。この検出片51d及び52dは、ズームレンズ枠51及びフォーカスレンズ枠52が各々のズームホームポジション及びフォーカスホームポジション(以下、ズームHP及びフォーカスHPと呼ぶ)に移動したときに、第1ポジションセンサ67及び第2ポジションセンサ68により検出される。この第1ポジションセンサ67及び第2ポジションセンサ68は、例えば反射型の光電センサであり、本発明の第1検出手段及び第2検出手段を構成する。
シャッタユニット50は、撮影光軸Sに対面する上下面に撮影開口75が形成された箱状のケース76と、このケース76内に組み込まれて撮影開口75に対面する露光開口の面積を変化させる絞り兼用のシャッタ羽根から構成されている。このシャッタ羽根は、シャッタモータ55によって駆動される。
切替板49は、図4に示すフォーカス駆動位置、図5に示すズーム駆動位置との間で回動される。なお、フォーカス駆動位置及びズーム駆動位置は、本発明の第1駆動位置及び第2駆動位置に相当する。
図4(A)に示すように、切替板49がフォーカス駆動位置に回動されると、ズームバネ66の付勢に抗してズームキャリッジ64を第1側辺49aの歯列49cで押圧し、ラックギヤ65がリードスクリュー48に噛合しない退避位置に回動させる。また、同図(B)に示すように、フォーカス駆動位置にあるときの第2側辺49bの歯列49dは、ラックギヤ72に当接しないので、フォーカスキャリッジ71はフォーカスバネ73の付勢によって噛合位置に回動し、ラックギヤ72をリードスクリュー48に噛合させる。これにより、リードスクリュー48が回転すると、フォーカスレンズ枠52が光軸方向で移動する。
また、図5(B)に示すように、切替板49がズーム駆動位置に回動されると、フォーカスバネ73の付勢に抗してフォーカスキャリッジ71が歯列49dで押圧され、ラックギヤ72がリードスクリュー48に噛合しない退避位置に回動される。また、同図(A)に示すように、ズーム駆動位置にあるときの歯列49cは、ラックギヤ65に当接しないので、ズームキャリッジ64はズームバネ66の付勢によって噛合位置に回動し、ラックギヤ65をリードスクリュー48に噛合させる。これにより、リードスクリュー48が回転すると、ズームレンズ枠51が光軸方向で移動する。
なお、上記レンズ鏡筒8では、ズームレンズ枠51またはフォーカスレンズ枠52が移動ストロークの端部まで移動したときに、リードスクリュー48とラックギヤ65またはラックギヤ72とが噛み込んでしまい、リードスクリュー48の回転でズームレンズ枠51またはフォーカスレンズ枠52が移動しなくなることが考えられる。この噛み込みによる動作不良を防止するため、本発明では、予め設定された所定のタイミングで切替板49を少なくとも1回以上往復回動させ、リードスクリュー48とラックギヤ65またはラックギヤ72との噛み込みを解消するエマージェンシー動作を行なうようになっている。
次に、上記実施形態の作用について説明する。電源オフ時のデジタルカメラ2は、ズームレンズ枠51及びフォーカスレンズ枠52が所定の待機位置で停止されており、切替板49はフォーカス駆動位置に回動されている。これにより、ズームキャリッジ64は歯列49cに噛合し、フォーカスキャリッジ71はリードスクリュー48に噛合しているので、デジタルカメラ2に対する振動や衝撃によってズームレンズ枠51及びフォーカスレンズ枠52が移動することはない。
図6に示すように、デジタルカメラ2の電源がオンされると、CPU25によって現在の動作モードが判定される。この動作モードは、デジタルカメラ2の電源オフ時に設定されていた動作モードが記憶され、電源オン時に再び同じ動作モードが設定される。例えば撮影モードに設定される場合、CPU25は、ズームレンズ枠51及びフォーカスレンズ枠52を各々のズームHP及びフォーカスHPに移動させる撮影準備動作が実行される。
図7に示すように、撮影準備動作を制御するCPU25は、切替モータ54を駆動して切替板49を図5に示すズーム駆動位置に回動させ、ズームキャリッジ64をリードスクリュー48に噛合させる。次に、スクリューモータ53を駆動させてリードスクリュー48を回転させ、ズームレンズ枠51をズームHPに移動させる。スクリューモータ53の駆動は、第1ポジションセンサ67が検出片51dを検出したときに停止される。
ズームレンズ枠51のズームHPへの移動後、切替板49がフォーカス駆動位置に回動され、同様の手順でフォーカスレンズ枠52がフォーカスHPに移動される。
CPU25は、ズームレンズ枠51及びフォーカスレンズ枠52を各々ホームポジションに移動させるためのスクリューモータ53の駆動開始とともに、タイマ77で時間を計測している。そして、予め設定されている基準時間の経過後に第1ポジションセンサ67または第2ポジションセンサ68で検出片51dまたは52dが検出されないときに、ズームエラーまたはフォーカスエラーと判定する。
ズームエラー及びフォーカスエラーは、リードスクリュー48にラックギヤ65またはラックギヤ72が噛み込んでしまい、ズームレンズ枠51またはフォーカスレンズ枠52が動かなくなっている状態である。CPU25は、ズームエラー及びフォーカスエラーの判定後、エマージェンシー動作を実行させる。
図8に示すように、エマージェンシー動作制御時のCPU25は、切替板49を現在の回動位置から反対側の回動位置に回動させ、再び元の回動位置に回動させる。すなわち、ズームエラーのときには、切替板49をズーム駆動位置からフォーカス駆動位置に回動し、再びズーム駆動位置に回動する。また、フォーカスエラーのときには、切替板49をフォーカス駆動位置からズーム駆動位置、再びフォーカス駆動位置に回動させる。これにより、リードスクリュー48とラックギヤ65またはラックギヤ72との噛み込みが解消される。
なお、エマージェンシー動作での切替板49の往復回動は、予め設定されたn回行われる。この往復回動の回数は、1回以上であればよく、リードスクリュー48とラックギヤ65またはラックギヤ72の噛み込みが確実に解消される回数が好ましい。また、エマージェンシー動作の終了をユーザーが待たなければならないことも考慮して、その回数を決定する必要がある。
撮影準備動作の終了後にCCD9が駆動され、LCD18にスルー画が表示される。このスルー画表示時に、スルー画の画像データに基づいてフォーカス動作が実行される。図9に示すように、フォーカス動作では、切替モータ54により切替板49がフォーカス駆動位置に回動される。なお、切替板49がすでにフォーカス駆動位置にある場合には、このステップは省略される。
切替板49のフォーカス駆動位置への回動により、フォーカスキャリッジ71がリードスクリュー48に噛合し、ズームキャリッジ64がリードスクリュー48から退避する。次いで、スクリューモータ53が回転されることにより、フォーカスレンズ枠52のみが撮影光軸S方向で移動する。
また、ズーム操作が行なわれると、図10に示すように、切替板49がズーム駆動位置に回動され、ズームキャリッジ64がリードスクリュー48に噛合し、フォーカスキャリッジ71がリードスクリュー48から退避する。次いで、スクリューモータ53が回転されることにより、ズームレンズ枠51のみが撮影光軸S方向で移動する。
スルー画出力中にレリーズ操作されると、前述のフォーカス動作とともに、CCD9及びシャッタユニット50による撮影動作が行なわれる。そして、生成された画像は、メモリカード15に記録される。
このように、1本のリードスクリュー48と1個のスクリューモータ53で2個のレンズ枠51、52を移動させることができるので、レンズ鏡筒8のコストダウン、及び小形軽量化が可能となる。
なお、上記実施形態では、切替モータ54によって切替板49を回動させたが、例えば、シャッタユニット50を利用して切替板49を回動させてもよい。
図11に示すレンズ鏡筒8は、切替モータ54を省略し、切替板49を第3付勢手段である切替バネ80によってフォーカス駆動位置に付勢している。また、シャッタユニット50を構成するシャッタレバー81(図12参照)に切替レバー82を一体に形成し、この切替レバー82をシャッタユニット50のケース76から突出させて、切替板49を押圧させている。なお、上記実施形態と同じ部品については、同じ符号を用いて詳しい説明は省略する。
図12に示すように、シャッタユニット50内には、遮光性を有するプラスチック、または金属によって薄板状に形成された第1シャッタ羽根85及び第2シャッタ羽根86と、シャッタレバー81とが組み込まれている。
第1シャッタ羽根85には、ケース76に設けられた撮影開口75に対面する第1開口89と、リード軸47が挿通される長穴90と、リードスクリュー48との干渉を避ける切欠き91と、シャッタレバー81の係合ピン93が係合される第1カム溝92が設けられている。第2シャッタ羽根86には、同様に、第2開口95、長穴96、切欠き97、第2カム溝98が設けられている。
第1シャッタ羽根85及び第2シャッタ羽根86は、ケース76内に矢印X方向でスライド自在となるように組み込まれており、シャッタレバー81がシャッタモータ55によって回動されることで、互いに反対方向にスライドする。このときに、第1開口89と第2開口95とで形成される露光開口の面積が変化して露光量が調節される。
シャッタレバー81の動作チャートを表す図13に示すように、シャッタレバー81は、露光開口を閉じ状態とする第1シャッタ位置と、露光開口を開放状態とする第2シャッタ位置と、同じく開放状態で維持する第3シャッタ位置の間で回動される。第1シャッタ位置と第2シャッタ位置の間が、第1シャッタ羽根85及び第2シャッタ羽根86を開閉駆動する通常ストローク範囲であり、第2シャッタ位置と第3シャッタ位置の間が、切替板49を切替駆動するオーバーストローク範囲となる。
図14(A)に示すように、シャッタレバー81が第1シャッタ位置にあるときには、第1開口89と第2開口95とが重なり合わないため、撮影開口75は閉じ状態となる。また、このときには、切替レバー82は切替板49から離れた位置に回動されているため、切替板49は切替バネ80の付勢によってフォーカス駆動位置に回動される。これにより、リードスクリュー48とフォーカスキャリッジ71とが噛合されるので、スクリューモータ53の回転によりフォーカスレンズ枠52のみが移動される。
図14(B)に示すように、シャッタレバー81が第2シャッタ位置に回動されると、第1開口89及び第2開口95が重なり合って露光開口が形成され、撮影開口75は開放状態となる。このときにも切替レバー82は切替板49に当接しないので、切替板49はフォーカス駆動位置で保持される。
図14(C)に示すように、シャッタレバー81が第3シャッタ位置に回動されると、切替レバー82は切替板49を切替バネ80の付勢に抗して押圧し、ズーム駆動位置に回動させる。これにより、フォーカスキャリッジ71が退避位置に回動し、ズームキャリッジ64が噛合位置に回動するので、スクリューモータ53の回転によりズームレンズ枠51のみが移動される。なお、撮影開口75は開放状態が維持されるので、スルー画表示時にも問題はない。
なお、上記実施形態では、ズーム動作時に絞りの切り替えを行なうことができないが、シャッタレバー81のオーバーストローク範囲内で絞りの切り替えを行なえるようにしてもよい。例えば、図15に示すように、シャッタレバー81の回動位置として、第1〜第3シャッタ位置の後に第4シャッタ位置を設け、シャッタレバー81が第3シャッタ位置から第4シャッタ位置に移動する際に、露光開口を開放状態から閉じ状態に切り替えることが好ましい。
図16(A)〜(C)は、シャッタレバー81が第1〜第3シャッタ位置にあるときの第1シャッタ羽根85及び第2シャッタ羽根86の状態を示し、同図(D)は、第4シャッタ位置にあるときの状態を示している。第1カム溝100及び第2カム溝101は、シャッタレバー81の第4シャッタ位置への移動に対応して、上述の実施形態の第1カム溝92及び第2カム溝98よりも延長されている。
第1開口89及び第2開口95で形成される露光開口は、シャッタレバー81が第3シャッタ位置から第4シャッタ位置に回動することにより、第1カム溝100及び第2カム溝101によって開放状態から閉じ状態に移行する。これにより、ズーム動作時にも絞りを切り替えることができる。
なお、上記実施形態は、デジタルカメラを例に説明したが、本発明のレンズ鏡筒は、銀塩カメラ、ビデオカメラ、カメラ付き携帯電話機、各種撮像装置等にも利用することができる。
本発明のデジタルカメラの構成を示す外観斜視図である。 デジタルカメラの構成を示すブロック図である。 レンズユニットの構成を示す外観斜視図である。 切替板が第1回動位置にあるときのズームキャリッジ及びフォーカスキャリッジの状態を示す断面図である。 切替板が第2回動位置にあるときのズームキャリッジ及びフォーカスキャリッジの状態を示す断面図である。 デジタルカメラの撮影モード時の動作手順を示すフローチャートである。 撮影準備動作の手順を示すフローチャートである。 エマージェンシー動作の手順を示すフローチャートである。 フォーカス動作の手順を示すフローチャートである。 ズーム動作の手順を示すフローチャートである。 別の実施形態のレンズユニットの構成を示す外観斜視図である。 シャッタユニットの構成を示す斜視図である。 シャッタレバーの第1〜第3シャッタ位置の動作を示すチャート図である。 切替レバーの押圧による切替板の回動状態を示す説明図である。 シャッタレバーの第1〜第4シャッタ位置の動作を示すチャート図である。 シャッタレバーが第1〜第4シャッタ位置にあるときのシャッタ羽根の状態を示す説明図である。
符号の説明
2 デジタルカメラ
3 レンズユニット
8 レンズ鏡筒
9 CCD
25 CPU
26 モータ駆動回路
47 リード軸
48 リードスクリュー
49 切替板
49c,49d 歯列
50 シャッタユニット
51 ズームレンズ枠
52 フォーカスレンズ枠
53 スクリューモータ
54 切替モータ
55 シャッタモータ
63 ズームレンズ
64 ズームキャリッジ
65,72 ラックギヤ
66 ズームバネ
67 第1ポジションセンサ
68 第2ポジションセンサ
70 フォーカスレンズ
71 フォーカスキャリッジ
73 フォーカスバネ
80 切替バネ
81 シャッタレバー
82 切替レバー
85 第1シャッタ羽根
86 第2シャッタ羽根
89 第1開口
92,100 第1カム溝
95 第2開口
98,101 第2カム溝

Claims (10)

  1. 撮影光軸に沿って移動自在な第1レンズ枠及び第2レンズ枠と、
    前記撮影光軸に沿って配置されたリードスクリューと、
    前記リードスクリューの回転により前記撮影光軸方向に移動されるラックギヤを有し、前記リードスクリューに前記ラックギヤを噛合させる噛合位置と、前記リードスクリューから前記ラックギヤを退避させる退避位置との間で移動自在となるように、前記第1レンズ枠及び第2レンズ枠に設けられた第1キャリッジ及び第2キャリッジと、
    前記第1キャリッジ及び第2キャリッジを前記噛合位置に向けて付勢する第1付勢手段及び第2付勢手段と、
    前記リードスクリューの外周に配置され、前記第1キャリッジを押圧して前記退避位置に移動させる第1回動位置と、前記第2キャリッジを押圧して前記退避位置に移動させる第2回動位置との間で回動自在にされた切替部材と、
    前記切替部材を前記第1回動位置に向けて付勢する第3付勢手段と、前記撮影光軸上に配置された撮影開口を開閉するシャッタ機構に連動して前記切替部材を前記第2回動位置に向けて押圧する切替レバーとを有するキャリッジ切替手段とを備えたことを特徴とするレンズ鏡筒。
  2. 前記シャッタ機構は、シャッタ羽根を移動させて前記撮影開口を開閉する通常ストローク範囲と、前記シャッタ羽根を前記撮影開口から退避させて開放状態を維持するオーバーストローク範囲との間で回動されるシャッタレバーを有し、前記切替レバーは、前記シャッタレバーの前記オーバーストローク範囲での回動に連動して、前記切替部材の押圧及び押圧解除をすることを特徴とする請求項記載のレンズ鏡筒。
  3. 前記通常ストローク範囲は、前記シャッタ羽根により前記撮影開口を閉じさせる第1シャッタ位置と、前記シャッタ羽根を前記撮影開口から退避させる第2シャッタ位置との間の回動範囲であり、前記オーバーストローク範囲は、前記第2シャッタ位置と、前記シャッタ羽根の前記撮影開口からの退避を継続させる第3シャッタ位置との間の回動範囲であることを特徴とする請求項記載のレンズ鏡筒。
  4. 前記シャッタ羽根は、前記撮影光軸方向で互いに重なり合うように配置され、前記撮影光軸方向で移動自在とされた第1シャッタ羽根及び第2シャッタ羽根と、前記第1シャッタ羽根及び第2シャッタ羽根に設けられ、前記撮影光軸方向で重なり合って前記撮影開口に対面する位置に露光開口を形成する第1開口及び第2開口と、前記第1シャッタ羽根及び第2シャッタ羽根に設けられ、前記シャッタレバーに係合して、その回動により前記第1シャッタ羽根及び第2シャッタ羽根を移動させる第1カム及び第2カムとを有し、前記第1カム及び第2カムは、前記シャッタレバーが前記第1シャッタ位置から前記第2シャッタ位置に回動する際に前記露光開口が閉じ状態から開放状態に徐々に変化するように前記第1シャッタ羽根及び第2シャッタ羽根を移動させ、前記シャッタレバーが前記第2シャッタ位置から前記第3シャッタ位置に回動する際に前記露光開口が開放状態で維持されるように前記第1シャッタ羽根及び第2シャッタ羽根を移動させることを特徴とする請求項記載のレンズ鏡筒。
  5. 前記オーバーストローク範囲に、前記第3シャッタ位置に連なる第4シャッタ位置を設け、前記第1カム及び第2カムは、前記シャッタレバーが前記第3シャッタ位置から前記第4シャッタ位置に回動する際に、前記露光開口が開放状体から閉じ状態に徐々に変化するように前記第1シャッタ羽根及び第2シャッタ羽根を移動させることを特徴とする請求項記載のレンズ鏡筒。
  6. 前記切替部材は、前記第1キャリッジ及び第2キャリッジの間に配置されて前記ラックギヤを押圧する切替板であり、前記ラックギヤを押圧する側辺に、前記ラックギヤと噛合する歯列を設けたことを特徴とする請求項1〜いずれか記載のレンズ鏡筒。
  7. 前記切替部材を前記第1回動位置と前記第2回動位置との間で1回以上往復回動させ、前記リードスクリューに対する前記ラックギヤの噛み込みを解消させるエマージェンシー動作を前記キャリッジ切替手段に行わせる切替制御手段を設けたことを特徴とする請求項1〜いずれか記載のレンズ鏡筒。
  8. 前記第1レンズ枠及び第2レンズ枠がホームポジションにあることを検出する第1検出手段及び第2検出手段を設け、前記切替制御手段は、前記第1レンズ枠及び第2レンズ枠のホームポジションへの移動時に、前記第1検出手段及び第2検出手段によって前記第1レンズ枠及び第2レンズ枠が検出されないときに、前記キャリッジ切替手段を制御して前記エマージェンシー動作を行わせることを特徴とする請求項記載のレンズ鏡筒。
  9. 前記第1レンズ枠は、ズームレンズを保持し、前記第2レンズ枠は、フォーカスレンズを保持することを特徴とする請求項1〜いずれか記載のレンズ鏡筒。
  10. 請求項1〜いずれか記載のレンズ鏡筒と、
    前記レンズ鏡筒によって結像された被写体像を撮像する撮像手段とを備えたことを特徴とするデジタルカメラ。
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