JP4968370B2 - スライド式携帯電話機 - Google Patents

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Description

本出願はスライド式携帯電話機に関し、特に、使い勝手の良い構造を備えたスライド式携帯電話機に関する。
近年、携帯電話は一般に広く普及している。初期の頃の携帯電話機は縦に長い板状のものが主流であったが、長さを縮めて携帯性を向上させるため、最近は携帯電話機の筐体を上筐体と下筐体に分けて重ね合わせ、その一辺に設けた回転軸を中心にして開閉する折り畳み式の携帯電話機が主流となっている。
折り畳み式の携帯電話機は、持ち歩く時には折り畳んだ状態とし、電話をかける時は長くして、耳と口に送受話器を近づけ音響特性を得ることが主の目的である。ところが近年、携帯電話が多機能化し、文字や写真を相手の携帯電話機に送るメール機能に加えて、インターネット接続機能、デジタルカメラ機能(特許文献1参照)やテレビ機能等が付いた携帯電話機が普及し始めている。また、指紋認証機能(特許文献1参照)が付いた携帯電話機も出現している。このため、携帯電話機では、折り畳まれた筐体を開いて使う機能に加えて、閉じた状態でも使える機能が増えつつある。
また、携帯電話機の長さを低減させる方式としては、前述の折り畳み式以外にも、上筐体と下筐体に分けて重ね合わせた携帯電話機の筐体の、重ね合わせ面に垂直に回転軸を設け、この回転軸を中心にして上筐体を下筐体に対して180度回転させて伸張させる回転式がある。また、上筐体と下筐体に分けて重ね合わせた携帯電話機の筐体の、重ね合わせ面にスライドレールを設けたり、トンネル構造にして、下筐体に対して上筐体をスライドさせるスライド式などの方式がある(特許文献2,3参照)。
このようなスライド式の携帯電話機のうち、上筐体と下筐体とをスライドレールで接続した構造のものは、スライドレールと上下筐体が上下に離れない様に保持する構造と、レール移動方向から上筐体が抜けないようにする構造を備えている(特許文献2参照)。このスライド構造は、携帯電話機をある時は短く、ある時は長くして使う事により、長さに応じた機能を効率良く使用する場合に便利な構造である。
特開2003−179678(図2の符号104,105)
特開2003−179678(図3,4とその説明部分)
特開2003−32335(図1、2とその説明部分)
しかしながら、従来のスライド式携帯電話機には、以下のような問題点があった。
(1)上筐体と下筐体が合わさった収縮状態でのカメラ撮影の場合、レンズは下筐体の裏面側にあるので、自分を撮影使用とする場合に自分の姿を見ることができなかった。
(2)指紋センサを備えた従来のスライド式携帯電話機は、指紋センサが伸縮操作と関係ない上筐体の裏面側に設けられており、伸縮動作と指紋認証を個別に行う必要があった。即ち、上筐体を下筐体から引き出した延伸状態でしか指紋センサを使用することができなかった。
(3)従来のスライド式携帯電話機には、スライド面に防滴構造がなく、延伸状態のスライド式携帯電話機は、液体の浸入に弱いという問題点があった。特に、上筐体と下筐体とを接続するためのフレキシブルケーブルを通じて液体が筐体内部に伝わってコネクタに付着すると電気的障害の原因となるという問題点があった。
そこで本出願は、スライド式携帯電話機において、内蔵したカメラによる自分撮りが簡単であり、指紋センサを内蔵するスライド式携帯電話機を延伸状態にしないでも指紋認証を行うことが可能であるスライド式携帯電話機を提供することを目的としている。
前記目的を達成する本出願のスライド式携帯電話機は、上筐体と下筐体とがスライド可能に構成されたスライド式携帯電話機において、上筐体は、指紋センサと、指紋センサを有する凹部とを備え、上筐体が下筐体に対してスライドするときに、指紋センサにより指紋を検出することを特徴としている。
指紋センサは、押し当てられた指の指紋を検出するものである。
本出願のスライド式携帯電話機によれば、スライド式携帯電話機において、内蔵したカメラによる自分撮りが簡単であり、指紋センサを内蔵するスライド式携帯電話機を延伸状態にしないでも指紋認証を行うことが可能であるスライド式携帯電話機を提供することが出来る。
図1Aは本出願の第1の実施例のスライド式携帯電話機の閉じた状態の表側を示す斜視図、図1Bは図1Aのスライド式携帯電話機をスライドさせた状態を示す斜視図、図1Cは図1Bの裏側を示す斜視図である。 図2Aは本出願の第2の実施例のスライド式携帯電話機の閉じた状態の表側を示す正面図、図2Bは図2Aのスライド式携帯電話機を半開させた状態を示す正面図、図2Cは図2Aのスライド式携帯電話機を全開させた状態を示す正面図、図2Dは図2Aに示した状態の側面図、図2Eは図2Bに示した状態の側面図、図2Fは図2Cに示した状態の側面図である。 図3Aは本出願のスライド式携帯電話機に内蔵されるスライド機構とフレキシブル回路基板の位置を示す平面図、図3Bは本出願のスライド式携帯電話機に内蔵されるスライドレールの位置を示す図3AのB−B線における断面図、図3Cは本出願のスライド式携帯電話機に内蔵されるフレキシブル回路基板の位置を示す図3AのC−C線における断面図、図3Dは本出願のスライド式携帯電話機に内蔵されるスライドレールとフレキシブル回路基板の位置を示す図3AのD−D線における断面図である。 図4Aは本出願の第1の実施例に使用されるスライドレールの構成を示す組み立て斜視図、図4Bは図4Aに示したスライドレールの組み立て後の平面図、図4Cは図4Bに示した状態の側面図である。 図5Aは本出願の第2の実施例に使用されるスライドレールの構成を示す組み立て斜視図、図5Bは図5Aに示したスライド板が下カバーの端部にロックされている状態を示す説明図、図5Cは図5Aに示したスライド板がスライド方向の向きを逆にして下カバーに挿入され、その端部にロックされている状態を示す説明図である。 図6Aは図5Bに示した状態からスライド板が下カバーに対して相対的に移動したがロックはされない状態を示す説明図、図6Bは図6Aに示した状態からスライド板が下カバーに対して相対的に更に移動して、下レールの中間部でロックはされた状態を示す説明図、図6Cは図6Bに示した状態を側面から見たものであり、スライドレールを内蔵する上カバ−と下カバーの関係を合わせて示す説明図である。 図7Aは指紋センサを備える本出願の第3の実施例のスライド式携帯電話機の閉じた状態の表側を示す斜視図、図7Bは図7Aのスライド式携帯電話機の指紋センサ部分に親指を当ててスライド式携帯電話機をスライドさせる状態を示す説明図、図7Cは図7Bに示したスライド式携帯電話機を全開させた状態を示す説明図である。 図8Aは指紋センサを備える本出願の第3の実施例の変形例のスライド式携帯電話機の閉じた状態の表側を示す平面図、図8Bは図8AのB−B線における断面図、図8Cは図8Bの破線Cで示す部分の拡大図、図8Dは図8B,8Cに示した強化部材の下筐体への設置位置の一例を示す斜視図である。 図9Aは指紋センサを備える本出願の第4の実施例のスライド式携帯電話機を開く状態を示す側面図、図9Bは図9Aに示した第4の実施例のスライド式携帯電話機を全開させた状態の平面図である。 図10Aは本出願の第4の実施例を示すスライド式携帯電話機の上筐体と下筐体のみの断面図、図10Bは図10Aの一点鎖線Bで示す部分の拡大図、図10Cは図10Aの一点鎖線Cで示す部分の拡大図、図10Dは図10Aから図10Cに示したフレキシブル回路基板挿通用の孔の位置を示すスライド式携帯電話機の幅方向の要部断面図である。 図11Aは本出願の第4の実施例を示すスライド式携帯電話機の上筐体と下筐体とを接続するフレキシブル回路基板とそのシール部材を示す、閉じた状態のスライド式携帯電話機の長手方向の断面図、図11Bは図11Aに示したスライド式携帯電話機の全開状態を示す断面図、図11Cは図11Bに示したスライド式携帯電話機の平面透視図である。 図12Aは本出願の第5の実施例のスライド式携帯電話機の閉じた状態の概略斜視図、図12Bは図12Aに示したスライド式携帯電話機の全開状態の概略斜視図、図12Cは図12Aに示したスライド式携帯電話機の延長部の構成の一例を示す概略断面図、図12Dは図12Aに示したスライド式携帯電話機の延長部の構成の別の例を示す概略断面図である。 図13Aは本出願の第6の実施例のスライド式携帯電話機の閉じた状態の概略斜視図、図13Bは図13Aに示したスライド式携帯電話機の全開状態の概略斜視図、図13Cは図13Aに示したスライド式携帯電話機の延長部の構成の一例を示す概略断面図、図13Dは図13Aに示したスライド式携帯電話機の延長部の構成の別の例を示す概略断面図である。
以下、添付図面を用いて本出願の実施の形態を、具体的な実施例に基づいて詳細に説明する。なお、同じ構成部品については同じ符号を付して説明する。
図1Aは、本出願の第1の実施例のスライド式携帯電話機1の閉じた状態の表側を示すものである。この実施例のスライド式携帯電話機1は、上筐体2と下筐体3とを備えており、上筐体2が下筐体3に対してスライドするようになっている。上筐体2の表側の面には、第1の表示器であるメインディスプレイ4と、色々な機能を実行させるためのマルチファンクションキー6、および受話口(レシーバー)8が設けられている。
図1Bは、図1Aのスライド式携帯電話機1を、上筐体2をスライドさせて開いた状態を示すものである。上筐体2が下筐体3に対してスライドすることによって現れる下筐体3の表側の面には、ダイアルキー等の操作キー7と送話口(マイクロフォン)9が設けられている。
図1Cは、図1Bに示したスライド式携帯電話機1の裏側を示すものである。上筐体2の裏側には、開いた時に現れる部分に第2の表示器であるサブディスプレイ5が設けられている。また、下筐体3の裏側には、下筐体3に内蔵されるカメラのレンズ10と、アンテナ11が設けられている。符号3Bは、下筐体3に内蔵されるバッテリの交換用の蓋を示しており、符号20は上筐体2を下筐体3に対してスライドさせる時のスライドレール(詳細は後述)を示している。
以上のように構成された実施例のスライド式携帯電話機1では、カメラのレンズ10が下筐体3の裏面に設けられているので、図1Aに示した状態で、メインディスプレイ4がカメラの表示器となり、スライド式携帯電話機1をカメラとして使用することができる。また、開いた状態の上筐体2の裏面側にはサブディスプレイ5があるので、レンズ10で捉えた画像をサブディスプレイ5に表示させれば、スライド式携帯電話機1を持つ自分の姿をサブディスプレイ5で確認しながら撮影することができる。
携帯電話機は多機能化し、個人データや金銭の出し入れ等を扱えるようになって今後ますます重要な役割を持つため、携帯電話機を他人が勝手に使用できないようにするセキュリティーが重要な役目を果たす。このセキュリティ機能の1つとして、携帯電話に指紋センサ部を設け、使用者本人を認証することが行われている。この指紋センサは携帯電話機の操作キーの有る面に設けられたり、電話機の筐体の側面に設けられたりしている。そして、スライド式携帯電話機にこの指紋センサが設けられている場合は、指紋センサを使用するためのスペース確保のための上筐体の下筐体に対するスライド量が、クリック感(軽くロックされた感覚)でわかる構造があることが望ましい。また、指紋センサを有効に活用するために、スライド式携帯電話機の伸縮時にチエックが行える構造があれば便利である。本出願では、スライド式携帯電話機に指紋センサを取り付ける場合に、この指紋センサを携帯電話機の操作キーの有る面に設ける場合と、電話機の筐体の側面に設ける場合について、その好ましい実施例を以下に説明する。
まず、指紋センサを携帯電話機の操作キーの有る面に設ける場合について説明する。図2Aは本出願の第2の実施例のスライド式携帯電話機1の閉じた状態の表側を示すものである。第1の実施例のスライド式携帯電話機1と同様に、2は上筐体、4はメインディスプレイ、6はマルチファンクションキー、8はレシーバーを示している。また、図2Aに示したスライド式携帯電話機1を側面から見た概略図を図2Dに示す。この実施例のスライド式携帯電話機1には、閉じた状態で上筐体2に隠れる下筐体3の部分に、指紋センサ12が設けられている。
図2Bは図2Aのスライド式携帯電話機1を半開させた状態(実際に半分開いた状態ではなく、全閉と全開の中間の状態で、長さSだけ開けた状態)を示すものであり、図2Eは図2Bに示したスライド式携帯電話機1を側面から見た概略図である。また、図2Cは図2Bに示したスライド式携帯電話機1を全開させた状態(全開状態の長さをLとする)を示すものであり、図2Fは図2Cに示したスライド式携帯電話機1を側面から見た概略図である。指紋センサ12は下筐体3の下端部に設けられており、このためマイク9がセンタからオフセットされた位置に設けられている。指紋センサ12は、指紋センサ12の上で指先をスライドさせると指紋が検出されるようになっている。
この実施例では、上筐体2が下筐体3に対して長さSだけ移動した状態で軽く係止されて止まるようになっている。言い換えれば、上筐体2はその移動の途中で簡易的にロックされるようになっている。このため、上筐体2を全開の長さLだけ移動させることなく指紋センサ12が現れた時点で上筐体2の移動を止めることができる。上筐体2がロックされるまでのスライド量は、指紋センサ12と指の寸法関係で決まり、およそ指の第一関節までの長さである25mm程度が好ましい。ちなみに、図2Cに示すような操作キー(テンキー)7が全て露出するまでに必要な上筐体2のスライド量は40〜50mm程度である。なお、指紋センサ12が現れた状態で止める上筐体2のスライド量は、携帯電話の形状や部品の大きさ、或いは携帯電話の操作方法で変るため、限定されるものではない。
図3Aは、本出願のスライド式携帯電話機1に内蔵されるスライド機構であるスライドレール20とフレキシブル回路基板17の位置を示すものである。スライドレール20はレール部27とこのレール部27を移動するスライダ23とから構成されており、スライドモジュールとも呼ばれる。スライドレール20は1つのスライド式携帯電話機に、通常2組使用され、2組のスライドレール20は平行に配置される。図3Bと図3Dに示すように、スライドレール20はそのレール部27が上筐体2に取り付けられ、スライダ23のスライド板28がシャフト24とねじ26で下筐体3に取り付けられている。
また、本出願のスライド式携帯電話機1は、下筐体3に対して上筐体2が移動するので、上筐体2に内蔵される回路基板と下筐体3に内蔵される回路基板とを接続するフレキシブル回路基板17が必要であり、このフレキシブル回路基板17は、図3A,図3Cに示すように、両端部がそれぞれコネクタ14,16に接続されており、その中間部が上筐体2の移動によって変形するように構成されている。このフレキシブル回路基板17の上筐体2と下筐体3への接続については後に詳しく説明する。
図4Aは、図1Aから図1Cに示した本出願の第1の実施例に使用されるスライドレール20とスライダ23の構成を分解して示すものであり、図4Bと図4Cは組み立て後の状態を示すものである。スライドレール20はレール部27とスライダ23とから構成されている。レール部27は細長い形状の上カバー21と下カバー22が重ね合わされて形成される。また、スライダ23は、スライド板28、2つのシャフト24、板ばね25、およびねじ26を備えて構成される。
スライドレール20の上カバー21には、対向する長辺と一方の側の短辺が下カバー22側に折り曲げられて壁部が形成されており、天井板の部分にはスライダ23の走行ガイドとなるスリット21Aが設けられている。また、天井板の一方の端部には取付突起が形成されている。一方、下カバー22にも、対向する長辺と一方の側の短辺が上カバー21側に折り曲げられて壁部が形成されている。上カバー21と下カバー22が重ね合わされた時に、この壁部によって確保される空間が前述のスライダ23の走行路となる。下カバー22の底面は平坦であるが、その両端部にロック突起22Aが形成されている。このロック突起22Aは対向する側がテーパ面となっている。また、下カバー22の一方の端部には取付孔22Cが形成されている。上カバー21の取付突起21Cと下カバーの取付孔22Cとは反対側にある。
スライダ23は、レール部27内を走行するスライド板23、スライド板23の上に突設された2つのシャフト24、貫通孔25Aがシャフト24に挿通されてスライド板23の上に載置される板ばね25、およびシャフト24のねじ穴24Aに螺着されるねじ26とを備えて構成される。また、スライド板23のスライド方向の前後端には下カバー22に形成されたロック突起22Aに係合するロック部28Aが設けられている。スライダ23は、上カバー21と下カバー22が重ね合わされる前に下カバー22の上に載置され、シャフト24がスリット21Aに挿通された後に、上カバー21と下カバー22が重ね合わされて結合され、図4B、図4Cに示す状態となる。上カバー21と下カバー22の間に形成される空間に挿入されたスライド板28は、板ばね25の付勢力によって下カバー22に付勢されているので、外力が加わらなければレール部27内を移動しない。
本出願のスライド式携帯電話機1では、スライドレール20が上筐体2に固着され、スライダ23がねじ26によって下筐体3に固着される。図1Cに示したスライドレール20は、実際には下レール22の底面が示されている。従って、本出願のスライド式携帯電話機1では、固定されたスライダ23に対して、スライドレール20がスライドする。
図5Aは、図2Aから図2Fに示した本出願の第2の実施例に使用されるスライドレール20とスライダ23の構成を分解して示すものである。第2の実施例に使用されるスライドレール20が、第1の実施例に使用されるスライドレール20と異なる点は、下カバー22の形状とスライド板28の形状のみである。よって、同じ構成部材には同じ符号を付してその説明を省略し、異なる部分のみを説明する。
スライドレール20の下カバー22には、平坦な底面の両端部にロック突起22Aが形成されている他に、下カバー22の中間部に中間ロック突起22Bが形成されている。この中間ロック突起22Bは、下カバー22の両端部近傍のみに設けられており、その間の部分は平坦なままである。即ち、下カバー22の中間部の両側にある中間ロック突起22Bは、それぞれ2つの幅の狭い楔状の部材が僅かなギャップを隔てて対向して配置されたものである。
一方、スライダ23のスライド板23には、そのスライド方向の前後端の一方には図4Aで説明したロック部28Aが設けられているが、他方にはロック部28Aの両側が削り取られて幅の狭くなった幅狭ロック部28Bが設けられている。この幅狭ロック部28Bの幅は、下カバー22の両側に設けられた中間ロック突起22Bの間の距離よりも狭く、幅狭ロック部28Bはスライダ23のスライド時に中間ロック突起22Bには係合しないようになっている。幅狭ロック部28Bは下カバー22に形成されたロック突起22Aには係合する。なお、ロック部28Aおよび幅狭ロック部28Bの形状は、テーパ面を有する楔状でなくても良く、図5B、図5Cに示すように、湾曲面を有する突起でも良い。また、この中間ロック位置は、中間ロック突起22Bの間のギャップの位置となるが、この位置では、スライド板28のロック部28Aの突起寸法の大小でロック時の遊び有無を調整することができる。更に、下カバー22の中間部には突起の代わりに凹部を設けることも可能である。
前述のスライダ23は、図5Bに示すように、ロック部28Aが取付孔22C側になるように下カバー22に取り付けられても良く、また、図5Cに示すように、幅狭ロック部28Bが取付孔22C側になるように下カバー22に取り付けられても良い。下カバー22がスライド式携帯電話機1の上筐体2に固定される場合は、ロック部28Aが取付孔22C側になるように下カバー22に取り付けられると、上筐体2をスライドさせた時の中間ロックまでのスライド長さが長くなる。また、幅狭ロック部28Bが取付孔22C側になるように下カバー22に取り付けられると、上筐体2をスライドさせた時の中間ロックまでのスライド長さが短くなる。これを図6Aから図6Cを用いて説明する。
下カバー22がスライド式携帯電話機1の上筐体2に固定される場合、図5Aに示したようにロック部28Aが取付孔22C側になるように下カバー22に取り付けられる。この場合は、図6Aに白抜き矢印で示すように、上筐体が下筐体に対して伸張されると、幅狭ロック部28Bは中間ロック突起22Bには係合しないようになっているので、上筐体は下筐体に対してロックされない。更に上筐体が下筐体に対して伸張されると、図6B、図6Cに示すようにロック部28Aが中間ロック突起22Bに係合し、上筐体2のスライドが軽くロックされる。このとき、クリック感とクリック音が発生するので、この状態で上筐体2のスライドをやめれば、上筐体2は下筐体3に対して半開きの状態で止まる。
一方、下カバー22がスライド式携帯電話機1の上筐体2に固定する場合、図5Bに示すようにロック部28Aが取付孔22C側になるように下カバー22に取り付けられる。この場合は、図6Aの状態でロック部28Aが中間ロック突起22Bに係合し、上筐体2のスライドが軽くロックされるので、この状態で上筐体2のスライドをやめれば、上筐体2は下筐体3に対してより短い長さスライドさせた状態で半開きの状態で止まる。
以上説明したように、図5Aから図6Cで説明したスライドレール20の構造では、スライド式携帯電話機1の上筐体2が下筐体3に対して、最小収縮状態、最大伸張状態、および中間状態の3箇所でロックがかかるようになっている。中間状態の上筐体2の下筐体3に対するスライド量は、図2Bや図2Cに示した指紋センサ12と指の寸法関係で決まるが、およそ指の第1間接までの長さである約25mmにしておけば良い。なお、この中間状態における上筐体2の下筐体3に対するスライド量は、製品の仕様によって異なるものであり、25mmに限定されるものではない。
次に、指紋センサを携帯電話機の筐体の側面に設ける場合について説明する。図7Aは指紋センサ12を備える本出願の第3の実施例のスライド式携帯電話機1の構成を示すものである。第2の実施例のスライド式携帯電話機1では、指紋センサ12が下筐体3の下端部に設けられていたが、第3の実施例のスライド式携帯電話機1では、指紋センサ12が上筐体2のメインディスプレイ4の下端部近傍の側面に設けられている点が異なる。第3の実施例の指紋センサ12は、第2の実施例の指紋センサ12のように、指紋センサ12の上で指先をスライドさせると指紋が検出されるタイプではなく、指紋センサ12の上に指を押し当てると指紋を検出するタイプである。
第3の実施例のスライド式携帯電話機1では、上筐体2を下筐体3に対してスライドさせて電話機を開く場合に、指紋センサ12の部分に図7Bに示すように親指が当てられ、この状態で親指で上筐体2が押される。すると、上筐体2は、指紋センサ12で親指の指紋を検出しながら下筐体3に対してスライドし、図7Cに示すように親指の操作だけで上筐体2を全開状態までスライドさせることができる。
第3の実施例では、指紋センサ12の部分を指掛け部としてここに指を置き、スライド式携帯電話機1の上筐体2を下筐体3に対してスライドさせることにより、操作するたびにスライド式携帯電話機1の操作者の指紋の認証を行うことができるので、悪意のある第3者にスライド式携帯電話1を悪用される虞がなくなる。
図8Aは指紋センサ12を備える本出願の第3の実施例の変形例のスライド式携帯電話機1の閉じた状態の表側を示すものである。この変形例に示すように、指紋センサ12は、上筐体2の側面に、図7Aに示したような斜めではなく、マルチファンクションキー6がある面に対して直角の方向に設けることができる。なお、第3の実施例、或いはその変形例のように、指紋センサ12が上筐体2の側面に設けられていて、この指紋センサ12に指を掛けて上筐体2を開く場合は、図8Aに示すように、指紋センサ12に対して指で斜め方向の力Fが加えられることになる。この斜め方向の力Fは、上筐体2をスライドさせる方向の力F1と、スライド式携帯電話機1の横方向に加わる力F2に分解される。
このように、上筐体2を下筐体3に対してスライドさせてスライド式携帯電話機1を開ける構造のスライド式携帯電話1では、携帯電話機1の横方向のスラスト力が上筐体2に印加される。この横方向のスラスト力により、スライド式携帯電話機1のスライドレール20には側面からの負荷が印加され、スライドレール20が捩れる場合がある。そこで、本出願では、図8Bおよびその拡大図である図8Cに示すように、符号F2で示す横方向の負荷に対して、摩擦係数の低いスライドアシスト部材33が設けられる。スライドアシスト部材33には、例えば、ポリアセタール材(POM材)を使用することができる。
このスライドアシスト部材33は断面がL字状であり、上筐体2と下筐体3の接合面の端部にある側壁31とこれに対向する上筐体2の部位に設けることができる。このスライドアシスト部材33は、負荷F2を受けてもこれを支え、スライドレール20の動作をスムーズにする。このスライドアシスト部材33は、図8Dに示すように、下筐体3の側壁31に4箇所程度設けることができる。なお、前述の負荷F2を受けない側の側壁31に設けるスライドアシスト部材33には、凹部30に平行な部分のみを設けるだけで良く、凹部30に垂直な部分を省略することができる。
図9Aと図9Bは指紋センサ12を備える本出願の第4の実施例のスライド式携帯電話機1を示すものである。図9Aはスライド式携帯電話機1を開く状態を示すものであり、図9Bは図9Aに示したスライド式携帯電話機1を全開させた状態を示している。この実施例では、上筐体2のメインディスプレイ4とマルチファンクションキー6の間の領域に凹部18が設けられ、この凹部18の底部に指紋センサ12が設置されている。
この構成にすれば、図9Aに示すように、凹部18に指を置いて上筐体2を押して開ける時に、凹部18の底面に設けた指紋センサ12で操作者の指紋の認証を行うことができる。指紋センサ12による指紋の認証は、操作者が凹部18に指を置いて上筐体2を図9Bに示す全開状態にするまでの間に行うことができる。
図10Aは本出願の第4の実施例を示すスライド式携帯電話機1の上筐体2と下筐体3のみの断面を示すものである。前述のように、これまでのスライド式携帯電話機1は、上下筐体のスライド面、特に上下筐体を接続するフレキシブル回路基板の防滴構造はなかった。そこで、この実施例では上筐体2に、スライド面から窪んだフレキシブル回路基板格納部42が設けられ、このフレキシブル回路基板格納部42のスライドする方向にある面にフレキシブル回路基板を挿通するスリット44が設けられる。同様に、下筐体3にはスライド面から窪んだフレキシブル回路基板格納部43が設けられ、このフレキシブル回路基板格納部43のスライドする方向にある面にフレキシブル回路基板を挿通するスリット46が設けられる。
図10Bと図10Cは、スリット44、46の部分を拡大し、この部分に嵌め込まれるシール部材34、36の形状を示すものである。また、図10Dはフレキシブル回路基板格納部42、43の幅、およびスリット44、46の形状を、上筐体2と下筐体3に内蔵される回路基板13、15と共に示すものである。スリット44、46にはシール部材(ガスケット)34、36を嵌め込むための凹部45、47が設けられている。シール部材34、36は、スリット44、46の両側に設けられた凹部45、47に嵌め込まれる構造になっているので、シール部材34、36の位置決めや取り付けが容易であるとともに、防適性が良い。
スリット44、46の大きさは、フレキシブル回路基板の幅と厚さにより決めることができる。また、スリット44、46に嵌め込まれるシール部材34、36の幅はフレキシブル回路基板17の幅よりも大きく、シール部材34、36にはフレキシブル回路基板17を挿通するための貫通孔34A、36Aが設けられている。貫通孔34A、36Aはフレキシブル回路基板17を水密の状態で挿通することができる程度の大きさを備えており、フレキシブル回路基板17はシール部材34、36に挿通されると、フレキシブル回路基板17の周囲がシール部材34、36で覆われるようになっている。但し、フレキシブル回路基板17を伝わる水を遮断する場合は、フレキシブル回路基板17の幅と同じシール部材でフレキシブル回路基板17の上下を挟む構造でも良く、また挟む部分にラビリンス構造を採用することもできる。本出願に使用するシール部材の構造は、この実施例に限定されるものではない。
図11A、11Bは本出願の第4の実施例を示すスライド式携帯電話機1を示すものである。上筐体2と下筐体3には回路基板13、15が内蔵されており、回路基板13、15に設けられたコネクタ14、16がフレキシブル回路基板17で接続される。フレキシブル回路基板17は、図10Aに示したスリット44、46に挿通され、スリット44、46は上下筐体2、3内に液体が侵入しないようにシール部材34、36でシールされる。図11Aが上筐体2と下筐体3が閉じた状態であり、図11Bが上筐体2と下筐体3が全開した状態を示すものである。また、図11Cは全開状態の携帯電話機1を上から見たものである。
上筐体2と下筐体3が閉じた状態では、フレキシブル回路基板17はシール部材34の外でU字状に折り返され、フレキシブル回路基板格納部43を通ってシール部材36に至る。図11Aの状態から上筐体2が下筐体3に対してスライドすると、フレキシブル回路基板17のフレキシブル回路基板格納部43の中にある部分が次第にフレキシブル回路基板格納部42に移ってゆく。コネクタ14とシール部材34の間のフレキシブル回路基板17と、コネクタ16とシール部材36の間のフレキシブル回路基板17は、上筐体2が下筐体3に対してスライドしても変化しない。
このように、本出願のスライド式携帯電話機1では、上筐体2と下筐体3のスライド面に設けられたフレキシブル回路基板格納部42、43の端部にあるスリット44、46の部分のみで上筐体2と下筐体3の部分に通じている。スリット44、46の部分は防滴シール部材34、36でシールされているので、水滴が上筐体2と下筐体3の内部に侵入しない。
なお、以上説明した実施例では、スライドレール20が携帯電話機1の上筐体2と下筐体3の合わせ面に設けられていた。しかし、スライドレール20は、図12Aと図12Bに示したように、上筐体2の側面を下筐体3側に延長して設けた延長部2Eにスライドレール20のスライダ23を内蔵させ、スライドレール20のレール部27を下筐体3の側面に内蔵させることができる。この場合の延長部2Eの構造は図12Cや図12Dに示すように形成することができる。
更に、スライドレール20は、図13Aと図13Bに示すように、下筐体3の側面を上筐体2側に延長して設けた延長部3Eにスライドレール20のスライダ23を内蔵させ、スライドレール20のレール部27を上筐体2の側面に内蔵させることができる。この場合の延長部3Eの構造は図13Cや図13Dに示すように形成することができる。
以上、本出願を特にその好ましい実施の形態を参照して詳細に説明した。本出願の容易な理解のために、本出願の具体的な形態を以下に付記する。
(付記1) 上筐体と下筐体とがスライドレールを介して重ね合わされ、前記上筐体と下筐体とをスライドさせると重ね合わせ面が次第に露出する構造のスライド式携帯電話機において、
前記上筐体と下筐体との重ね合わせ面に、前記上筐体にはその中央部からスライド方向の反対側に所定長さだけ、前記下筐体にはその中央部から前記上筐体がスライドする方向に所定長さだけ、前記上筐体と下筐体とを接続するフレキシブルケーブルを収納するための凹部が設けられており、
前記凹部の前記上筐体のスライド方向の前端部には、前記フレキシブルケーブルを挿通するための貫通孔が設けられており、
前記貫通孔は、前記上筐体と下筐体の内部で、前記フレキシブルケーブルが挿通された状態で、それぞれシール部材によって水密にシールされていることを特徴とするスライド式携帯電話機。
(付記2) 付記1に記載のスライド式携帯電話機であって、
前記下筐体のスライド時に露出する面には、キーを備えた操作部が設けられており、
前記上筐体の常時露出している面には第1の表示部が、スライド時に露出する面には、第2の表示部が設けられていることを特徴とするスライド式携帯電話機。
(付記3) 上筐体と下筐体とがスライドレールを介して重ね合わされ、前記上筐体と下筐体とをスライドさせると重ね合わせ面が次第に露出する構造のスライド式携帯電話機において、
前記上筐体と下筐体の重ね合わせ面のスライド方向の両側に、前記スライド方向に延伸された側壁とこの側壁に対応する溝部とが設けられており、
前記側壁または溝部の何れか一方の要部に、前記スライド方向に直交する方向の力を受けると共に、前記スライド方向の摩擦による磨耗を削減するための低摩擦材からなる強化部材が設けられていることを特徴とするスライド式携帯電話機。
(付記4) 付記3に記載のスライド式携帯電話機であって、
前記下筐体のスライド時に露出する面には、キーを備えた操作部が設けられており、
前記上筐体の常時露出している面には第1の表示部が、スライド時に露出する面には、第2の表示部が設けられていることを特徴とするスライド式携帯電話機。
(付記5) 上筐体と下筐体とがスライドレールを介して重ね合わされ、前記上筐体と下筐体とをスライドさせると重ね合わせ面が次第に露出する構造のスライド式携帯電話機において、
前記スライドレールの両端部とその中間部にロック機構が設けられており、
前記上筐体がスライドして前記中間部でロックされた時に、前記下筐体の露出する部分に、指紋センサが設けられていることを特徴とするスライド式携帯電話機。
(付記6) 付記5に記載のスライド式携帯電話機であって、
前記下筐体のスライド時に露出する面には、キーを備えた操作部が設けられており、
前記上筐体の常時露出している面には第1の表示部が、スライド時に露出する面には、第2の表示部が設けられていることを特徴とするスライド式携帯電話機。
(付記7) 付記5に記載のスライド式携帯電話機であって、
前記上筐体と下筐体とが、スライドレール、このスライドレールに沿って移動するスライド部材、および前記スライド部材を前記スライドレールに付勢するスライドばねとを備えたスライドモジュールによって結合されており、
前記ロック機構が、前記スライドレールの中央部近傍設けられた中間ロック突起と、前記スライドばねの一部設けられて前記中間ロック突起に係合する係合部とを備え、
前記上筐体が前記下筐体に対して最大限スライドするまでの間に、前記中間ロック突起は、前記スライドばねの一部と一度だけ係合するように構成されていることを特徴とするスライド式携帯電話機。
(付記8) 付記7に記載のスライド式携帯電話機であって、
前記スライドレールには更に、前記上筐体と下筐体とが最大限スライドしたオープン状態を保持するオープンロック突起と、前記上筐体と下筐体とが閉じた状態を保持するクローズロック突起とが設けられており、
前記中間ロック突起は前記スライドレールの幅方向の両側部に、その間にロック溝が形成されるように2個ずつ並んで設けられており、
前記スライドばねのスライド方向の前端部には前記ロック溝と前記オープンロック突起に係合する幅の第1の係合部が設けられ、
前記スライドばねのスライド方向の後端部には、前記クローズロック突起のみに係合する幅の第2の係合部が設けられていることを特徴とするスライド式携帯電話機。
(付記9) 上筐体と下筐体とがスライドレールを介して重ね合わされ、前記上筐体と下筐体とをスライドさせると重ね合わせ面が次第に露出する構造のスライド式携帯電話機において、
前記上筐体のスライド方向の下端部に、親指を置いて前記上筐体をスライド方向に押すための凹部が設けられており、
前記凹部の底面に指紋センサが設けられていることを特徴とするスライド式携帯電話機。
(付記10) 付記9に記載のスライド式携帯電話機であって、
前記下筐体のスライド時に露出する面には、キーを備えた操作部が設けられており、
前記上筐体の常時露出している面には第1の表示部が、スライド時に露出する面には、第2の表示部が設けられていることを特徴とするスライド式携帯電話機。
(付記11) 付記9に記載のスライド式携帯電話機であって、
前記上筐体が前記下筐体に対して最大限にスライドする前に、前記指紋センサにより指紋認証が行われることを特徴とするスライド式携帯電話機。
1 スライド式携帯電話
2 上筐体
3 下筐体
4 第1の表示器
5 第2の表示器
6 マルチファンクションキー
7 操作キー
8 レシーバ
9 マイク
10 カメラレンズ
18 凹部
20 スライドレール
21 上カバー
22 下カバー
23 スライダ
24 シャフト
25 板ばね
27 レール部
28 スライド板

Claims (2)

  1. 上筐体と下筐体とがスライド可能に構成されたスライド式携帯電話機において、
    前記上筐体は、指紋センサと、前記指紋センサを有する凹部とを備え、
    前記上筐体が前記下筐体に対してスライドするときに、前記指紋センサにより指紋を検出することを特徴とするスライド式携帯電話機。
  2. 前記指紋センサは、押し当てられた指の指紋を検出するものであることを特徴とする請求項1に記載のスライド式携帯電話機。
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