JP4967813B2 - 固体撮像装置 - Google Patents

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Description

本発明は固体撮像装置に関する。詳しくは、OA機器等の読取装置として使用する密着型リニアセンサに係るものである。
従来、リニアセンサの読み取り方式には、主に縮小型読み取り方式と密着型読み取り方式の2方式が存在し、縮小型読み取り方式を採用するリニアセンサは、被写体からの情報をレンズ系を介して縮小し、リニアセンサの固体撮像素子で読み取る構造である。
一方、密着型読み取り方式を採用するリニアセンサ(以下、「密着型リニアセンサ」と称する。)は、レンズ系を介さず、被写体の情報を1対1で読み取る構造である(例えば、特許文献1参照。)。
ここで、密着型リニアセンサは、上記した様に、被写体の情報を1対1で読み取るため、少なくとも被写体の幅以上の長さの固体撮像素子が必要となる。この様な1本の細長状の固体撮像素子を形成するには、この長さより大径のウェハが必要ということになるが、この様な大径のウェハを得るのは非常に困難である。
そのため、複数の固体撮像素子を並べて、各固体撮像素子を同時に動作させ、また、各固体撮像素子からの電気信号については単一配線から出力することとし、各固体撮像素子を順次択一的に選択し、選択された固体撮像素子から電気信号を出力する様に構成された密着型リニアセンサが提案されている。
以下、図面を参照して従来の密着型リニアセンサについて説明を行なう。なお、以下では8つの固体撮像素子を有する密着型リニアセンサを例に挙げて説明を行なう。
従来の密着型リニアセンサでは、図3で示す様に、8つの固体撮像素子(1st Chip〜8th Chip)が一列に並べられて構成され、それぞれの固体撮像素子からの出力配線は1つにまとめられており、それぞれの固体撮像素子の動作制御を行うことによって、連続的に固体撮像素子からの出力信号を密着型リニアセンサの信号として出力できる様に構成されている。
ここで、各固体撮像素子は、タイミングジェネレータ(TG)から選択信号(VOSEL)が供給される様に構成されており、図4中符合VOSEL_1で示す第1の固体撮像素子(1st Chip)に対しての選択信号がハイレベル(以下、「Hレベル」と称する。)となるタイミングで第1の固体撮像素子(1st Chip)が電気信号を出力し、図4中符合VOSEL_2で示す第2の固体撮像素子(2nd Chip)に対しての選択信号がHレベルとなるタイミングで第2の固体撮像素子(2nd Chip)が電気信号を出力し、図4中符合VOSEL_3で示す第3の固体撮像素子(3rd Chip)に対しての選択信号がHレベルとなるタイミングで第3の固体撮像素子(3rd Chip)が電気信号を出力し、図4中符合VOSEL_4で示す第4の固体撮像素子(4th Chip)に対しての選択信号がHレベルとなるタイミングで第4の固体撮像素子(4th Chip)が電気信号を出力し、図4中符合VOSEL_5で示す第5の固体撮像素子(5th Chip)に対しての選択信号がHレベルとなるタイミンで第5の固体撮像素子(5th Chip)が電気信号を出力し、図4中符合VOSEL_6で示す第6の固体撮像素子(6th Chip)に対しての選択信号がHレベルとなるタイミングで第6の固体撮像素子(6th Chip)が電気信号を出力し、図4中符合VOSEL_7で示す第7の固体撮像素子(7th Chip)に対しての選択信号がHレベルとなるタイミングで第7の固体撮像素子(7th Chip)が電気信号を出力し、図4中符合VOSEL_8で示す第8の固体撮像素子(8th Chip)に対しての選択信号がHレベルとなるタイミングで第8の固体撮像素子(8th Chip)が電気信号を出力する様に構成されている。
更に、具体的に説明を行なうと、密着型リニアセンサを構成する各固体撮像素子は、図5で示す様に、フォトダイオードから成る光電変換部(画素)が直線的に多数配列されてなるセンサ列101、センサ列の一方側に配置されてセンサ列の各光電変換部で光電変換された信号電荷を読み出す読み出しゲート102、読み出しゲートのセンサ列とは反対側に配置されて読み出しゲートにより読み出された信号電荷を保持する電荷保持部103(103a、103b)、電荷保持部の読み出しゲートとは反対側に配置されて電荷保持部から転送された信号電荷を出力部側に転送する水平転送レジスタ104、水平転送レジスタによって水平転送された信号電荷を信号電圧に変換する電荷電圧変換部105、電荷電圧変換部によって変換された信号電圧を出力する出力回路部106を有している。
ここで、電荷保持部には選択信号(VRSEL)が印加されると共に出力回路部には選択信号(VOSEL)が印加されており、選択信号(VRSEL)がHレベルの際に電荷保持部に信号電荷を保持することができ、選択信号(VOSEL)がHレベルの際に出力回路部から信号電圧を出力する様に構成されている。また、電荷保持部は第1の電荷保持部103aと第2の電荷保持部103bとから構成されており、選択信号(VRSEL)が印加されていない状態においては、第1の電荷保持部のポテンシャルは読み出しゲートのポテンシャルよりも高く設定されている。
なお、選択信号(VOSEL)のタイミングチャートは図4に示す通りであり、選択信号(VRSEL)のタイミングチャートは図6で示す通りである。
以下、上記の様に構成された密着型リニアセンサの動作について、図面を参照して説明を行なう。なお、以下では説明の便宜上、密着型リニアセンサ内の第1の固体撮像素子及び第2の固体撮像素子の2つの固体撮像素子の出力動作について説明を行なう。また、図8中符合φROGは読み出しゲートに印加される読み出し電圧を示しており、図8中符号φV1及びφV2は第1の電荷保持部に印加される電圧値を示しており、図8中符合φV3は第2の電荷保持部に印加される電圧値を示している。
従来の密着型リニアセンサでは、入射した光量に応じてセンサ列で信号電荷が蓄積され(図7(a)参照。)、蓄積された信号電荷は、図8中符合t1で示すタイミングでφROGがHレベルとされることで読み出しゲートに読み出される(図7(b)参照。)。
次に、図8中符合t2で示すタイミングでφVRSEL_1がHレベル、φROGがLレベル、φV1がHレベル、φV2がHレベルとされることで読み出しゲートに読み出された信号電荷が第1の電荷保持部に転送される。なお、第2の固体撮像素子についてはφVRSEL_2がLレベルであるものの、読み出しゲートと第1の電荷保持部とのポテンシャル差に起因して信号電荷の転送がなされることとなる。
続いて、図8中符合t3で示すタイミングでφV1がLレベル、φV2がLレベル、φV3がHレベルとされることで第1の固体撮像素子の第1の電荷保持部に蓄積された信号電荷が第2の電荷保持部に転送される(図7(d)参照。)。なお、第2の固体撮像素子についてはφVRSEL_2がLレベルであるために、第1の電荷保持部に信号電荷が蓄積された状態のままである。
次に、図8中符合t4で示すタイミングで、φV3をLレベルとすることで第1の固体撮像素子の第2の電荷保持部に蓄積された信号電荷が水平転送レジスタに転送される(図7(e)参照。)。
その後、図8中符合t5で示すタイミングで、φVOSEL_1をHレベルとして、第1の固体撮像素子の水平転送レジスタにより転送される信号電荷の出力を行なう(図7(f)参照。)。
次に、図8中符合t6で示すタイミングで、φVRSEL_2がHレベル、φV1がLレベル、φV2がLレベル、φV3がHレベルとされることで第2の固体撮像素子の第1の電荷保持部に蓄積された信号電荷が第2の電荷保持部に転送される(図7(g)参照。)。
続いて、図8中符合t7で示すタイミングで、φV3をLレベルとすることで第2の固体撮像素子の第2の電荷保持部に蓄積された信号電荷が水平転送レジスタに転送される(図7(h)参照。)。
その後、図8中符合t8で示すタイミングで、φVOSEL_2をHレベルとして、第2の固体撮像素子の水平転送レジスタにより転送される信号電荷の出力を行なう(図7(i)参照。)。
上記の様にして、第1の固体撮像素子、第2の固体撮像素子の順に出力を行なうこととなる。
特開平4−256279号公報
ところで、密着型リニアセンサは複数の固体撮像素子を有しているために、密着型リニアセンサで読み取りを行っている際には全ての固体撮像素子が動作することとなり、密着型リニアセンサ全体が消費する電力量は各固体撮像素子が消費する電力量の総和ということとなる。なお、従来の密着型リニアセンサでは、水平転送レジスタは常に動作を行なっている。
一方、密着型リニアセンサからの出力は、複数の固体撮像素子の中から順次択一的に選択された固体撮像素子の出力信号を密着型リニアセンサの出力信号として出力するものであるために、選択されていない固体撮像素子については待機状態が存在することとなる。
本発明は以上の点に鑑みて創案されたものであって、密着型読み取り方式を採用する固体撮像装置の消費電力の低減を実現することを目的とするものである。
上記の目的を達成するために、本発明に係る固体撮像装置は、入射した光量に応じて信号電荷を蓄積する受光部と、第1の選択信号が印加されることによって前記受光部から読み出された信号電荷を保持する電荷保持部と、該電荷保持部から転送された信号電荷を出力部方向に転送する電荷転送部と、第2の選択信号が印加されることによって前記電荷転送部により転送された信号電荷を出力する出力回路部とを有する固体撮像素子をN個(N:3以上の整数)備え、第1番目の固体撮像素子から第N番目の固体撮像素子まで順次択一的に選択され、選択された固体撮像素子から電気信号を出力する固体撮像装置において、第(n+1)番目(n:N以下の自然数)の固体撮像素子が有する前記電荷転送部は、第n番目の固体撮像素子に前記第1の選択信号が印加されている期間、第n番目の固体撮像素子に前記第2の選択信号が印加されている期間及び第(n+1)番目の固体撮像素子に前記第2の選択信号が印加されている期間のみ動作する。
ここで、第(n+1)番目の固体撮像素子が有する電荷転送部は、第n番目の固体撮像素子に第1の選択信号が印加されている期間、第n番目の固体撮像素子に第2の選択信号が印加されている期間及び第(n+1)番目の固体撮像素子に第2の選択信号が印加されている期間のみ動作することによって、N個の電荷転送部の中で動作している電荷転送部は2個のみということとなる。
なお、第(n+1)番目の固体撮像素子が有する電荷転送部が、第n番目の固体撮像素子に第1の選択信号が印加されている期間及び第n番目の固体撮像素子に第2の選択信号が印加されている期間に動作するのは、電荷転送部の空送り動作を行なうことによって、待機状態で電荷転送部に蓄積した信号電荷の掃き捨てを行なうためである。一方、第(n+1)番目の固体撮像素子が有する電荷転送部が、第(n+1)番目の固体撮像素子に第2の選択信号が印加されている期間に動作するのは信号電荷を出力部側に転送するためである。
本発明を適用した固体撮像装置では、N個の電荷転送部の中で2個の電荷転送部のみが動作することとなり、(N−2)個の電荷転送部は動作していないために、消費電力の低減が実現することとなる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明し、本発明の理解に供する。
本発明を適用した固体撮像装置の一例である密着型リニアセンサでは、上記した従来の密着型リニアセンサと同様に、8つの固体撮像素子(1st Chip〜8th Chip)が一列に並べられて構成され、それぞれの固体撮像素子からの出力配線は1つにまとめられており、それぞれの固体撮像素子の動作制御を行うことによって、連続的に固体撮像素子からの出力信号を密着型リニアセンサの信号として出力できる様に構成されている(図3参照。)。
尚、VOSEL_O1はVOSEL_INをCT1とを第1の固体撮像素子に設けたフリップフロップ回路等でタイミング調整し、VOSEL_IN信号の立ち上がりをCT1信号の立上りまでずらして生成している。同様にVOSEL_O2はVOSEL_01をCT1とで第2の固体撮像素子に設けたフリップフロップ回路等でタイミング調整する。以下VOSEL_O3以降も順次同様な手法で生成している。
ここで、各固体撮像素子は、タイミングジェネレータ(TG)から選択信号(VOSEL)が供給される様に構成されており、図4中符合VOSEL_1で示す第1の固体撮像素子(1st Chip)に対しての選択信号がハイレベル(以下、「Hレベル」と称する。)となるタイミングで第1の固体撮像素子(1st Chip)が電気信号を出力し、図4中符合VOSEL_2で示す第2の固体撮像素子(2nd Chip)に対しての選択信号がHレベルとなるタイミングで第2の固体撮像素子(2nd Chip)が電気信号を出力し、図4中符合VOSEL_3で示す第3の固体撮像素子(3rd Chip)に対しての選択信号がHレベルとなるタイミングで第3の固体撮像素子(3rd Chip)が電気信号を出力し、図4中符合VOSEL_4で示す第4の固体撮像素子(4th Chip)に対しての選択信号がHレベルとなるタイミングで第4の固体撮像素子(4th Chip)が電気信号を出力し、図4中符合VOSEL_5で示す第5の固体撮像素子(5th Chip)に対しての選択信号がHレベルとなるタイミンで第5の固体撮像素子(5th Chip)が電気信号を出力し、図4中符合VOSEL_6で示す第6の固体撮像素子(6th Chip)に対しての選択信号がHレベルとなるタイミングで第6の固体撮像素子(6th Chip)が電気信号を出力し、図4中符合VOSEL_7で示す第7の固体撮像素子(7th Chip)に対しての選択信号がHレベルとなるタイミングで第7の固体撮像素子(7th Chip)が電気信号を出力し、図4中符合VOSEL_8で示す第8の固体撮像素子(8th Chip)に対しての選択信号がHレベルとなるタイミングで第8の固体撮像素子(8th Chip)が電気信号を出力する様に構成されている。
更に、具体的に説明を行なうと、密着型リニアセンサを構成する各固体撮像素子は、上記した従来の密着型リニアセンサを構成する各固体撮像素子と同様に、フォトダイオードから成る光電変換部(画素)が直線的に多数配列されてなるセンサ列、センサ列の一方側に配置されてセンサ列の各光電変換部で光電変換された信号電荷を読み出す読み出しゲート、読み出しゲートのセンサ列とは反対側に配置されて読み出しゲートにより読み出された信号電荷を保持する電荷保持部、電荷保持部の読み出しゲートとは反対側に配置されて電荷保持部から転送された信号電荷を出力部側に転送する水平転送レジスタ、水平転送レジスタによって水平転送された信号電荷を信号電圧に変換する電荷電圧変換部、電荷電圧変換部によって変換された信号電圧を出力する出力回路部を有している(図5参照。)。
ここで、電荷転送部には選択信号(VRSEL)が印加されると共に出力回路部には選択信号(VOSEL)が印加されており、選択信号(VRSEL)がHレベルの際に電荷保持部に信号電荷を保持することができ、選択信号(VOSEL)がHレベルの際に出力回路部から信号電圧を出力する様に構成されている。また、電荷保持部は上記した従来の密着型リニアセンサと同様に第1の電荷保持部と第2の電荷保持部とから構成されており、選択信号(VRSEL)が印加されていない状態においては、第1の電荷保持部のポテンシャルは読み出しゲートのポテンシャルよりも高く設定されている。
なお、選択信号(VOSEL)のタイミングチャートは図4に示す通りであり、選択信号(VRSEL)のタイミングチャートは図6で示す通りである。
また、本発明を適用した密着型リニアセンサを構成する第(n+1)番目(n:自然数)の固体撮像素子では、図1で示す様に、水平転送レジスタを駆動するための水平転送パルスの供給源であるφH(PAD)と水平転送レジスタとの間にMOSトランジスタ1を形成し、MOSトランジスタがオン状態の際にのみφH(PAD)から水平転送レジスタに水平転送パルスが印加される構成とし、MOSトランジスタがオフ状態の際には電源電圧(VDD)が水平転送レジスタに印加される構成としている。
また、MOSトランジスタのゲート電極には、ORゲート2の出力信号が印加される様に構成され、ORゲートには第n番目の固体撮像素子に印加される選択信号(VRSEL_n)、第n番目の固体撮像素子に印加される選択信号(VOSEL_n)及び第(n+1)番目の固体撮像素子に印加される選択信号(VOSEL_(n+1))が入力される様に構成されている。
以下、上記の様に構成された密着型リニアセンサの動作について、図面を参照して説明を行なう。なお、以下では説明の便宜上、密着型リニアセンサ内の第1の固体撮像素子及び第2の固体撮像素子の2つの固体撮像素子の出力動作について説明を行なう。また、図2中符合φROGは読み出しゲートに印加される読み出し電圧を示しており、図2(a)中符号φV1及びφV2は第1の電荷保持部に印加される電圧値を示しており、図2(a)中符合φV3は第2の電荷保持部に印加される電圧値を示している。
また、第2の固体撮像素子の水平レジスタに印加される水平転送パルス(VHSEL_2)については、図2(b)で示す様に、第1の固体撮像素子に印加される選択信号(VRSEL_1)と選択信号(VOSEL_1)及び第2の固体撮像素子に印加される選択信号(VOSEL_1)がHレベルの期間のみクロック動作を行い、それ以外の期間はHレベルとなっている。
本発明を適用した密着型リニアセンサでは、入射した光量に応じてセンサ列で信号電荷が蓄積され(図7(a)参照。)、蓄積された信号電荷は、図2(a)中符合t1で示すタイミングでφROGがHレベルとされることで読み出しゲートに読み出される(図7(b)参照。)。
次に、図2(a)中符合t2で示すタイミングでφVRSEL_1がHレベル、φROGがLレベル、φV1がHレベル、φV2がHレベルとされることで読み出しゲートに読み出された信号電荷が第1の電荷保持部に転送される。なお、第2の固体撮像素子についてはφVRSEL_2がLレベルであるものの、読み出しゲートと第1の電荷保持部とのポテンシャル差に起因して信号電荷の転送がなされることとなる。
続いて、図2(a)中符合t3で示すタイミングでφV1がLレベル、φV2がLレベル、φV3がHレベルとされることで第1の固体撮像素子の第1の電荷保持部に蓄積された信号電荷が第2の電荷保持部に転送される(図7(d)参照。)。なお、第2の固体撮像素子についてはφVRSEL_2がLレベルであるために、第1の電荷保持部に信号電荷が蓄積された状態のままである。
次に、図2(a)中符合t4で示すタイミングで、φV3をLレベルとすることで第1の固体撮像素子の第2の電荷保持部に蓄積された信号電荷が水平転送レジスタに転送される(図7(e)参照。)。
その後、図2(a)中符合t5で示すタイミングで、φVOSEL_1をHレベルとして、第1の固体撮像素子の水平転送レジスタにより転送される信号電荷の出力を行なう(図7(f)参照。)。
次に、図2(a)中符合t6で示すタイミングで、φVRSEL_2がHレベル、φV1がLレベル、φV2がLレベル、φV3がHレベルとされることで第2の固体撮像素子の第1の電荷保持部に蓄積された信号電荷が第2の電荷保持部に転送される(図7(g)参照。)。
続いて、図2(a)中符合t7で示すタイミングで、φV3をLレベルとすることで第2の固体撮像素子の第2の電荷保持部に蓄積された信号電荷が水平転送レジスタに転送される(図7(h)参照。)。
その後、図2(a)中符合t8で示すタイミングで、φVOSEL_2をHレベルとして、第2の固体撮像素子の水平転送レジスタにより転送される信号電荷の出力を行なう(図7(i)参照。)。
上記の様にして、第1の固体撮像素子、第2の固体撮像素子の順に出力を行なうこととなる。
上記した本発明を適用した密着型リニアセンサでは、8個の水平転送レジスタの中で駆動している水平転送レジスタが2個のみとなり、負荷容量が1/4に低減でき、消費電力の低減、不要輻射低減効果を期待することができる。
本発明を適用した密着型リニアセンサを説明するための模式図である。 各パルスのタイミングチャートを示す図(1)である。 各パルスのタイミングチャートを示す図(2)である。 従来の密着型リニアセンサを説明するための模式図である。 選択信号(VOSEL)のタイミングを説明するための図である。 従来の固体撮像素子を説明するための模式図である。 選択信号(VRSEL)のタイミングを説明するための図である、 密着型リニアセンサの動作を説明するための模式図(1)である。 密着型リニアセンサの動作を説明するための模式図(2)である。 密着型リニアセンサの動作を説明するための模式図(3)である。 密着型リニアセンサの動作を説明するための模式図(4)である。 密着型リニアセンサの動作を説明するための模式図(5)である。 密着型リニアセンサの動作を説明するための模式図(6)である。 密着型リニアセンサの動作を説明するための模式図(7)である。 密着型リニアセンサの動作を説明するための模式図(8)である。 密着型リニアセンサの動作を説明するための模式図(9)である。 従来の各パルスのタイミングチャートを示す図である。
符号の説明
1 MOSトランジスタ
2 ORゲート

Claims (1)

  1. 入射した光量に応じて信号電荷を蓄積する受光部と、第1の選択信号が印加されることによって前記受光部から読み出された信号電荷を保持する電荷保持部と、該電荷保持部から転送された信号電荷を出力部方向に転送する電荷転送部と、第2の選択信号が印加されることによって前記電荷転送部により転送された信号電荷を出力する出力回路部とを有する固体撮像素子をN個(N:3以上の整数)備え、第1番目の固体撮像素子から第N番目の固体撮像素子まで順次択一的に選択され、選択された固体撮像素子から電気信号を出力する固体撮像装置において、
    第(n+1)番目(n:N以下の自然数)の固体撮像素子が有する前記電荷転送部は、第n番目の固体撮像素子に前記第1の選択信号が印加されている期間、第n番目の固体撮像素子に前記第2の選択信号が印加されている期間及び第(n+1)番目の固体撮像素子に前記第2の選択信号が印加されている期間のみ動作する
    ことを特徴とする固体撮像装置。
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