JP4966567B2 - 吊下器具および吊下型表示装置 - Google Patents

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Description

この発明は、吊下器具および吊下型表示装置に関し、詳しくは、いたずら等によって何者かが表示装置にぶら下がった際に表示装置の破壊や落下を効果的に防止し得る吊下器具と吊下型表示装置に関する。
この発明に関連する従来技術としては、次のようなものが知られている。
(1)天井から吊り下げられた表示装置から延びるケーブル類をカバーで覆うことにより、天井から吊り下げられた表示装置の背面側の意匠性を改善した表示装置の取付装置(例えば、特許文献1参照)。
(2)天井に設けられたレールに沿ってスライダを備えた吊下部材を滑走させることにより、表示装置のスムーズな移動を可能とした表示装置の吊下装置(例えば、特許文献2参照)。
(3)天井に取付けられる吊下部材に表示装置の傾斜角を調整するチルト部を設けることにより、天井への取付けと角度調整の容易化を図った表示装置の据付装置(例えば、特許文献3参照)。
(4)表示装置固定部および表示装置の総体の重心と、天井から吊るされた吊り支点とを結ぶ直線を鉛直線と一致させることにより、天井への負荷の軽減を図った表示装置用取付装置(例えば、特許文献4参照)。
(5)表示装置を天井から吊るすワイヤの表示装置に対する固定位置を可変とすることにより、天井への取付けと角度調整の容易化を図った表示装置の取付装置(例えば、特許文献5参照)。
特開平10−293543号公報 特開2002−32033号公報 特開2001−147646号公報 特開2004−240017号公報 特開2002−6771号公報
近年、液晶ディスプレイやプラズマディスプレイ等の表示装置は、駅や空港などの公共交通機関、各種娯楽施設などで天井から吊り下げて使用される機会が増えている。
しかし、このような公共の場での使用は、表示装置に対するいたずらが発生する可能性もある。
具体的には、表示装置に対して何者かがぶら下がり、過剰な荷重が表示装置に加わることにより、表示装置が破壊されたり、最悪の場合には表示装置が天井から落下するなどの状況が考えられる。
もちろん、最も好ましいのは誰も吊り下げられた表示装置にぶら下がろうなどとしないことであるが、何者かが吊り下げられた表示装置にぶら下がる可能性が皆無であるとは言えない。
この発明は以上のような事情を考慮してなされたものであり、何者かが表示装置にぶら下がっても表示装置が破壊されたり、落下したりすることを防止できる吊下器具と吊下型表示装置を提供するものである。
この発明は、板状の表示装置を天井から吊下げて固定するための吊下器具であって、吊下器具は天井に装着されるポールと、ポールに装着され表示装置を固定するためのブラケットと、ポールおよびブラケットのいずれか一方に固定され表示装置の上縁を防護する庇部材とからなり、庇部材は重力方向の荷重を受けた際に表示装置の上縁に当接することを防止し得るような間隙を空けて表示装置の上縁を覆うことを特徴とする吊下器具を提供するものである。
また、この発明は別の観点からみると、板状の表示装置と、表示装置を天井から吊下げて固定する吊下部材とを備え、吊下部材は表示装置の上縁を防護する庇部材を有し、庇部材は重力方向の荷重を受けた際に表示装置の上縁に当接することを防止し得るような間隙を空けて表示装置の上縁を覆うことを特徴とする第1の吊下型表示装置を提供するものでもある。
また、この発明は更に別の観点からみると、板状の表示装置と、表示装置を天井から吊下げて固定する吊下部材とを備え、吊下部材は表示装置の下縁近傍を下縁に沿った方向に軸支し、所定値以上の重力方向の荷重を表示装置の上縁側から受けた際に表示装置が前記軸支箇所を支点に軸回転することを許容することを特徴とする第2の吊下型表示装置を提供するものでもある。
この発明の吊下器具によれば、ポールおよびブラケットのいずれか一方に固定された庇部材が、重力方向の荷重を受けた際に板状の表示装置の上縁に当接することを防止し得るような間隙を空けて表示装置の上縁を覆うので、何者かが表示装置にぶら下がろうとしても、表示装置に直接ぶら下がることは不可能になる。
そして、仮に何者かが庇部材にぶら下がったとしても、ぶら下がった者の体重は庇部材に加わり、表示装置には加わらないので、表示装置の破壊を防止できる。
この発明の第1の吊下型表示装置によれば、吊下部材に設けられた庇部材が、重力方向の荷重を受けた際に板状の表示装置の上縁に当接することを防止し得るような間隙を空けて表示装置の上縁を覆うので、何者かが表示装置にぶら下がろうとしても、表示装置に直接ぶら下がることは不可能になる。
そして、仮に何者かが庇部材にぶら下がったとしても、ぶら下がった者の体重は庇部材に加わり、表示装置には加わらないので、表示装置の破壊を防止できる。
この発明の第2の吊下型表示装置によれば、吊下部材が板状の表示装置の下縁近傍を下縁に沿った方向に軸支するので、表示装置は所定値以上の重力方向の荷重を表示装置の上縁側から受けた際に、てこの原理により軸支箇所を支点に容易に軸回転する。
このため、何者かが表示装置にぶら下がった場合には、表示装置が軸支箇所を支点に軸回転することにより、ぶら下がった者の体重を逃がすことができ、表示装置の破壊のみならず、表示装置の落下を防止できる。
この発明による吊下器具は、板状の表示装置を天井から吊下げて固定するための吊下器具であって、吊下器具は天井に装着されるポールと、ポールに装着され表示装置を固定するためのブラケットと、ポールおよびブラケットのいずれか一方に固定され表示装置の上縁を防護する庇部材とからなり、庇部材は重力方向の荷重を受けた際に表示装置の上縁に当接することを防止し得るような間隙を空けて表示装置の上縁を覆うことを特徴とする。
この発明による第1の吊下型表示装置は、板状の表示装置と、表示装置を天井から吊下げて固定する吊下部材とを備え、吊下部材は表示装置の上縁を防護する庇部材を有し、庇部材は重力方向の荷重を受けた際に表示装置の上縁に当接することを防止し得るような間隙を空けて表示装置の上縁を覆うことを特徴とする。
この発明による第2の吊下型表示装置は、板状の表示装置と、表示装置を天井から吊下げて固定する吊下部材とを備え、吊下部材は表示装置の下縁近傍を下縁に沿った方向に軸支し、所定値以上の重力方向の荷重を表示装置の上縁側から受けた際に表示装置が前記軸支箇所を支点に軸回転することを許容することを特徴とする。
この発明による上記の吊下器具、並びに、第1および第2の吊下型表示装置において、表示装置とは、映像や画像を表示するものを意味し、例えば、液晶ディスプレイやプラズマディスプレイなどを挙げることができる。
また、天井とは、吊下器具又は吊下部材が取付けられる吊下げ先を意味する。したがって、必ずしも密閉型構造物の天井のみを意味するものではなく、空港、駅、バス停などの屋外における開放型構造物の天井も含まれる。また、天井は必ずしも平面状のものでなくてもよく、ポールなどの湾曲したものであってもよい。
この発明による上記の吊下器具において、庇部材はブラケットに固定され、ブラケットは表示装置の下縁に沿った方向でポールに軸支され、ブラケットの前記軸支箇所は前記表示装置の下縁近傍に位置していてもよい。
このような構成によれば、表示装置を固定し表示装置の上縁を覆う庇部材を有するブラケットが、表示装置の下縁近傍で表示装置の下縁に沿った方向でポールに軸支されるので、庇部材に所定値以上の重力方向の荷重が加わると、ブラケットはてこの原理によりブラケットの軸支箇所を支点に容易に軸回転する。
このため、何者かが庇部材にぶら下がった場合には、ブラケットが軸支箇所を支点に軸回転することにより、ぶら下がった者の体重を逃がすことができ、表示装置の破壊のみならず、表示装置の落下を防止できる。
この発明による上記の吊下器具において、庇部材は円筒をその長手方向に沿って分割した半円筒状の形状を有することが好ましい。
というのは、庇部材が半円筒状であれば、何者かが庇部材につかまろうとしても、手と庇部材との間で摩擦力が発生し難く、ぶら下がること自体が困難になるからである。
また、この発明による上記の第1および第2の吊下型表示装置において、表示装置は、表示パネルと、表示パネルの表示面側の周縁、側縁および裏面を覆う筐体とを備え、筐体は表示パネルの裏面の少なくとも一部を覆い電磁波が外部へ伝搬することを抑える金属製のシールド板と、シールド板に対して分離可能に設けられ表示パネルの裏面の一部、側縁および表示面側の周縁の少なくとも一部を覆う一体成形された分割片とから構成されてもよい。
このような構成によれば、筐体がシールド板と、一体成形された分割片とから構成されるため、筐体全体を一体成形していた従来のものよりも金型等に係るコストを抑えることができるだけでなく、表示装置の表示面側のデザイン変更も少ないコストで行い易くなる。
また、筐体の一部が金属製のシールド板で構成されるので、表示装置の放熱性が良好なものとなる。
さらに、分割片がシールド板から分離可能に設けられるので、分割片をシールド板から取り外すことにより表示パネルの一部を露出させることができ、表示装置を吊り下げたままでメンテナンス等を行い易くなる。
この発明は、別の観点からみると、表示パネルと、表示パネルの表示面側の周縁、側縁および裏面を覆う筐体とを備え、筐体は表示パネルの裏面の少なくとも一部を覆い電磁波が外部へ伝搬することを抑える金属製のシールド板と、シールド板に対して分離可能に設けられ表示パネルの裏面の一部、側縁および表示面側の周縁の少なくとも一部を覆う一体成形された分割片とから構成されることを特徴とする表示装置を提供するものでもある。
以下、図面に示す実施例に基づいてこの発明を詳細に説明する。
実施例1
図1〜6に基づいて、この発明の実施例1による吊下型表示装置について説明する。図1は実施例1による吊下型表示装置を表示面側からみた斜視図、図2は図1に示される吊下型表示装置を背面側からみた斜視図、図3は図1および図2に示される吊下型表示装置の分解構成図、図4は天吊ブラケットが軸支箇所を支点に軸回転した状態を示す斜視図、図5は表示装置の分解構成図、図6は表示装置から分割パネルが取り外された状態を示す斜視図である。
図1および図2に示されるように、この発明の実施例1による吊下型表示装置100は、上縁1a、下縁1bおよび背面1cを有する板状の表示装置(液晶ディスプレイ)1と、表示装置1の背面1c側に固定され表示装置1の上縁1aを天井に向けて吊下げ固定する吊下部材(吊下器具)2とを備え、吊下部材2は表示装置1を防護するための庇部材3を有し、庇部材3は重力方向の荷重を受けた際に表示装置1の上縁1aに当接することを防止し得るような間隙を空けて表示装置1の上縁1aを覆っている。
また、吊下部材2は表示装置1の背面1c側の下縁1b近傍を下縁1bに沿った方向に軸支し、所定値以上の重力方向の荷重を表示装置1の上縁1a側から受けた際に表示装置1が前記軸支箇所を支点に軸回転することを許容するように構成されている。
以下、より詳細に吊下型表示装置100の構造について説明する。
図2および図3に示されるように、吊下部材2は、上端に天井に装着されるフランジ部4aが設けられた円筒状のポール4と、ポール4の下端に壁掛け対応ブラケット5と共に軸支される天吊ブラケット6とから主に構成されている。
図3に示されるように、ポール4の下端と天吊ブラケット6の下方には軸支孔4b,6aがそれぞれ形成され、これら軸支孔4b,6aにボルト7およびカラー8が挿通されナット9で固定されることにより、天吊ブラケット6はポール4に対して軸支孔6aを支点に軸回転できるように装着される。
ポール4と天吊ブラケット6の軸支孔4b,6aの上方には天吊ブラケット6の傾斜角を決定するための位置決め孔4cと弧状に切り欠かれた角度調整孔6bがそれぞれ形成され、角度調整孔6bおよび位置決め孔4cを介してボルト7およびカラー8が挿通されナット9で固定されることにより天吊ブラケット6はポール4に対して任意の角度で固定される。
また、天吊ブラケット6には表示装置1を固定するためのフランジ部6cが左右対称に形成され、このフランジ部6cは表示装置1の背面1c側に配された金属製のシールド板13にねじ止めにより固定される。
図2に示されるように、表示装置1が天吊ブラケット6に取付けられた状態で、ポール4と天吊ブラケット6の軸支箇所は、表示装置1の下縁1b近傍に位置する。
このため、ポール4に対して任意の角度で固定された天吊ブラケット6は、表示装置1の上縁1a側から重力方向に荷重が加わると、てこの原理により比較的容易に軸回転し、前記荷重を逃がすことができる。
また、図3に示されるように、天吊ブラケット6の左右のフランジ部6cの間にはポール4側に向かって突き出し表示装置1の背面1cとは接触しない突状部6dが形成され、この突状部6dの上端に半円筒状の庇部材3がねじ止めにより固定されている。
図2に示されるように、庇部材3が天吊ブラケット6の突状部6d(図3参照)の上端に取付けられた状態で、半円筒状の庇部材3は、重力方向の荷重を受けた際に該荷重を吸収し得るような間隙を空けて表示装置1の上縁1aを覆っている。
このため、仮に何者かが吊下型表示装置100にぶら下がろうとしても、直接表示装置1にぶら下がることはできず、庇部材3にぶら下がることとなる。
また、庇部材3は上述のとおり半円筒状であるため、何者かがぶら下がろうとしても手と庇部材3との間で摩擦力が生じ難く、つかまること自体が困難である。
それでも何者かが庇部材3にぶら下がった場合、その者の体重は庇部材3および天吊ブラケット6を介して天井に装着されたポール4に作用するが、庇部材3と表示装置1の上縁1aとの間に介在する間隙により表示装置1には作用しない。
また、上述のとおり、ポール4と天吊ブラケット6の軸支箇所が表示装置1の下縁1b近傍に位置するため、天吊ブラケット6は、表示装置1の上縁1a側から重力方向に向かって荷重が加わった際にポール4に対して軸回転し易い。
このため、図4に示されるように、何者かが庇部材3にぶら下がった場合には天吊ブラケット6が軸支箇所を支点に軸回転し、ぶら下がった者の体重がポール4に直接作用することを防止する。
すなわち、天吊ブラケット6がその可動範囲で軸回転する間、ぶら下がった者の体重を逃がすことができるのである。
一方、図5に示されるように、表示装置1は、表示面10aおよび裏面10bを有する液晶パネル(表示パネル)10、各種の基板12を搭載し液晶パネル10の裏面10bに取付けられるフレーム11、フレーム11を覆い基板12に搭載された電子部品(図示せず)から発生する電磁波が外部へ伝搬することを防止する金属製のシールド板13、シールド板13に対して左右方向に分離可能に設けられ液晶パネル10の裏面10bの一部、側縁および表示面10a側の一部を覆う一体成形された樹脂製の分割パネル(分割片)14,15、液晶パネル10の上縁および下縁をそれぞれ覆う上部パネル16および下部パネル17とから主に構成されている。
つまり、表示装置1の筐体は、シールド板13、分割パネル14,15、上部パネル16および下部パネル17とから構成されている。
このため、筐体全体を一体成形していた従来のものよりも、金型等に係るコストが抑えられ、さらには表示装置1の表示面10a側のデザイン変更にも少ない投資で対応できる。
また、金属製のシールド板13が直接外気に触れることとなり、放熱性の向上も図られている。
さらに、シールド板13に対して左右方向に分離可能な分割パネル14,15には多数の通気孔18が形成され、分割パネル14,15の内部には小型の吸気ファン(図示せず)と通気孔14a,15aを覆う着脱式のフィルター(図示せず)が設けられている。
このため、表示装置1は外気を塵芥を取り除きつつ内部に能動的に取り込むことができ、さらなる放熱性の向上が図られている。
実施例1の吊下型表示装置100が上述のように、積極的な放熱性の向上と防塵を図っているのは、吊下型表示装置100が駅、バス停、人の移動が多い屋内空間など塵芥の舞い易い公共の場で長時間にわたって使用されることを考慮しているためある。
そして、図6に示されるように、分割パネル14,15はシールド板13から容易に分離できるため、表示装置1を吊下げた状態のまま、分割パネル14,15を外してフィルターに溜まった塵芥の清掃を行うことができる。
また、分割パネル14,15をシールド板13から取り外すことにより液晶パネル10の裏面10bに配されたカラー・輝度・コントラストなどの調整スイッチ、調整ボリューム(図示せず)を露出させることができ、表示装置1を吊り下げたままでこれらの調整を行うこともできる。
なお、通常の表示装置において、カラー・輝度・コントラストなどの調整スイッチ、調整ボリュームなどは、表示装置の表示面側に露出して配されているが、実施例1による吊下型表示装置100に採用される表示装置1は、公共の場での使用を想定しているため、いたずら等により勝手に上記の調整スイッチ、調整ボリュームが操作されることのないよう、敢えて調整スイッチ、調整ボリュームが分割パネル14,15により覆われた液晶パネル10の裏面10b側に配されている。
このような配慮により、実施例1の吊下型表示装置100は、塵芥の舞い易いなかで長時間使用されるような苛酷な使用環境でも長期間にわたって性能を維持することができ、さらには上述のとおり、何者かにぶら下がるようないたずらを受けても表示装置1の破壊や落下を防止でき、ぶら下がった者が怪我することも防止できる。
実施例2
この発明の実施例2による吊下型表示装置について図7に基づいて説明する。図7は実施例2による吊下型表示装置を背面側からみた斜視図である。
図7に示されるように、実施例2による吊下型表示装置200は、ポール24に庇部材23が溶接により一体に装着されている。
このため、実施例1による吊下型表示装置100よりも構造の簡略化が図られており、吊下部材22の製造に係るコストが抑えられている。
その他の構成は、実施例1による吊下型表示装置100と同様であるが、庇部材23がポール24に装着されているため、何者かが庇部材23にぶら下がっても表示装置1が天吊ブラケット6の軸支箇所を支点に軸回転する効果は得られない。
この発明の実施例1による吊下型表示装置を表示面側からみた斜視図である。 図1に示される吊下型表示装置を背面側からみた斜視図である。 図1および図2に示される吊下型表示装置の分解構成図である。 天吊ブラケットが軸支箇所を支点に軸回転した状態を示す斜視図である。 表示装置の分解構成図である。 表示装置から分割パネルが取り外された状態を示す斜視図である。 この発明の実施例2による吊下型表示装置を背面側からみた斜視図である。
符号の説明
1・・・表示装置
1a・・・上縁
1b・・・下縁
1c・・・背面
2,22・・・吊下部材(吊下器具)
3,23・・・庇部材
4,24・・・ポール
4a,6c・・・フランジ部
4b,6a・・・軸支孔
4c・・・位置決め孔
5・・・壁掛け対応ブラケット
6・・・天吊ブラケット
6b・・・角度調整孔
7・・・ボルト
8・・・カラー
9・・・ナット
10・・・液晶パネル
10a・・・表示面
10b・・・裏面
11・・・フレーム
12・・・基板
13・・・シールド板
14,15・・・分割パネル
16・・・上部パネル
17・・・下部パネル
18・・・通気孔
100,200・・・吊下型表示装置

Claims (5)

  1. 板状の表示装置を天井から吊下げて固定するための吊下器具であって、吊下器具は天井に装着されるポールと、ポールに装着され表示装置を固定するためのブラケットと、ポールおよびブラケットのいずれか一方に固定され表示装置の上縁を防護する庇部材とからなり、庇部材は重力方向の荷重を受けた際に表示装置の上縁に当接することを防止し得るような間隙を空けて表示装置の上縁を覆うことを特徴とする吊下器具。
  2. 庇部材はブラケットに固定され、ブラケットは表示装置の下縁に沿った方向でポールに軸支され、ブラケットの前記軸支箇所は前記表示装置の下縁近傍に位置することを特徴とする請求項1に記載の吊下器具。
  3. 庇部材は円筒をその長手方向に沿って分割した半円筒状の形状を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の吊下器具。
  4. 板状の表示装置と、表示装置を天井から吊下げて固定する吊下部材とを備え、吊下部材は表示装置の上縁を防護する庇部材を有し、庇部材は重力方向の荷重を受けた際に表示装置の上縁に当接することを防止し得るような間隙を空けて表示装置の上縁を覆うことを特徴とする吊下型表示装置。
  5. 表示装置は、表示パネルと、表示パネルの表示面側の周縁、側縁および裏面を覆う筐体とを備え、筐体は表示パネルの裏面の少なくとも一部を覆い電磁波が外部へ伝搬することを抑える金属製のシールド板と、シールド板に対して分離可能に設けられ表示パネルの裏面の一部、側縁および表示面側の周縁の少なくとも一部を覆う一体成形された分割片とから構成されることを特徴とする請求項4に記載の吊下型表示装置。
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