JP4965988B2 - 医用画像診断装置 - Google Patents
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Description
しかし、色温度を調整してモノクロ画像の視認性を高めたときに、カラー画像の視認性が低下してしまうことがある問題点があった。
そこで、本発明の目的は、モノクロ画像の色温度をカラー画像の色温度と独立に調整可能な医用画像診断装置を提供することにある。
上記第1の観点による医用画像診断装置では、色温度調整部により、カラー画像用色温度と独立にモノクロ画像用色温度を操作者が調整可能である。これにより、カラー画像の視認性に影響を与えずに、モノクロ画像の視認性を高めることが出来る。
上記第2の観点による医用画像診断装置では、モノクロ画像用色温度設定部により、モノクロ画像用色温度を操作者が直接的に設定できる。
上記第3の観点による医用画像診断装置では、カラー画像用色温度設定部により、カラー画像用色温度を操作者が直接的に設定できる。
上記第4の観点による医用画像診断装置では、モニタ部色温度設定部により、モニタ部の色温度を操作者が直接的に設定できる。
上記第5の観点による医用画像診断装置では、モノクロ画像の色温度が適当になるようにモニタ部色温度設定部によりモニタ部の色温度を操作者が設定し、次にカラー画像の色温度が適当になるようにカラー画像用色温度設定部によりカラー画像の色温度を操作者が設定すれば、結果的に、カラー画像用色温度と独立にモノクロ画像用色温度を操作者が調整可能になる。
上記第6の観点による医用画像診断装置では、超音波診断装置におけるモノクロ画像であるBモード画像、Mモード画像、Dモード画像の色温度を操作者が調整可能になる。これにより、カラー画像の視認性に影響を与えずに、Bモード画像、Mモード画像、Dモード画像の視認性を高めることが出来る。
上記第7の観点による医用画像診断装置では、超音波診断装置におけるモノクロ画像であるBモード画像用色温度、Mモード画像用色温度、Dモード画像用色温度をそれぞれ独立に操作者が調整可能になる。これにより、Bモード画像、Mモード画像、Dモード画像のそれぞれの視認性を独立に高めることが出来る。
上記第8の観点による医用画像診断装置では、超音波診断装置におけるカラー画像であるCFM画像の視認性に影響を与えずに、Bモード画像、Mモード画像、Dモード画像の視認性を高めることが出来る。
この超音波診断装置101は、超音波探触子1と、超音波診断装置本体10Aと、モニタ部30とから構成されている。
また、操作者は、操作部20のカラー画像用色温度表示値23を見ながら、カラー画像用色温度設定ボタン24を操作して、所望のカラー画像用色温度を設定できる。このカラー画像用色温度の設定に応じてCFM用色温度調整LUT17の内容が変更される。
さらに、操作者は、操作部20のモニタ部色温度表示値25を見ながら、モニタ部色温度設定ボタン26を操作して、所望のモニタ部色温度を設定できる。このモニタ部色温度の設定に応じて色温度調整LUT32の内容が変更される。
図3の(b)に示すように、例えばカラードプラ画像は、カラー画像用色温度に応じてデータ変換されたカラードプラ画像データに基づく表示となる。
図3の(c)に示すように、Bモード画像とカラードプラ画像とを重ねて表示する場合でも、Bモード画像はモノクロ画像用色温度に応じてデータ変換されたBモード画像データに基づく表示となり、カラードプラ画像はカラー画像用色温度に応じてデータ変換されたカラードプラ画像データに基づく表示となる。
(1)モノクロ画像用色温度設定ボタン22およびB/M用色温度調整LUT14により、カラー画像用色温度と独立にモノクロ画像用色温度を操作者が調整可能である。これにより、カラー画像の視認性に影響を与えずに、モノクロ画像の視認性を高めることが出来る。
(2)カラー画像用色温度設定ボタン24およびCFM用色温度調整LUT17により、モノクロ画像用色温度と独立にカラー画像用色温度を操作者が調整可能である。これにより、モノクロ画像の視認性に影響を与えずに、カラー画像の視認性を高めることが出来る。
(3)モニタ部色温度設定ボタン26および色温度調整LUT32により、モニタ部30の色温度を操作者が調整可能である。これにより、モノクロ画像とカラー画像の視認性を同時に調整することが出来る。
この超音波診断装置102は、実施例1に係る超音波診断装置101からCFM用色温度調整LUT17を省略したものである。
この超音波診断装置103は、実施例1に係る超音波診断装置101からB/M用色温度調整LUT14を省略したものである。
この超音波診断装置104は、実施例1に係る超音波診断装置101から色温度調整LUT32を省略したものである。
10A〜10C 超音波診断装置本体
11 送受信部
12 B/M処理部
13 B/M用ガンマカーブLUT
14 B/M用色温度調整LUT
15 CFM処理部
16 CFM用ガンマカーブLUT
17 CFM用色温度調整LUT
18 インタフェース
19 制御部
20 操作部
21 モノクロ画像用色温度表示値
22 モノクロ画像用色温度設定ボタン
23 カラー画像用色温度表示値
24 カラー画像用色温度設定ボタン
25 モニタ部色温度表示値
26 モニタ部色温度設定ボタン
101〜104 超音波診断装置
Claims (6)
- 超音波診断装置である医用画像診断装置であって、
操作者がモノクロ画像用色温度を設定するモノクロ画像用色温度設定部と、
操作者がカラー画像用色温度を設定するカラー画像用色温度設定部と、
被検体を撮影して得られた撮影データから、Bモード画像データ、Mモード画像データ又はDモード画像データであるモノクロ画像データであって前記モノクロ画像用色温度設定部で設定されたモノクロ画像用色温度に合わせたモノクロ画像データを作成するモノクロ画像データ作成部と、
前記撮影データから、CFM画像データであるカラー画像データであって前記カラー画像用色温度設定部で設定されたカラー画像用色温度に合わせたカラー画像データを作成するカラー画像データ作成部と、
前記モノクロ画像データと前記カラー画像データとを合成して表示用データを作成する合成部と、
操作者がモニタ部で表示する表示画像用色温度を設定するためのモニタ部色温度設定部と、
前記表示用データから前記モニタ部色温度設定部で設定された表示画像用色温度に合わせた表示用画像データを作成する表示用画像データ作成部と、
前記表示用画像データを画像として表示するモニタ部とを具備したことを特徴とする医用画像診断装置。 - 請求項1に記載の医用画像診断装置において、
前記モノクロ画像用色温度設定部は、Bモード画像データ、Mモード画像データ又はDモード画像データであるモノクロ画像データに対して共通のモノクロ画像用色温度を設定することを特徴とする医用画像診断装置。 - 請求項1に記載の医用画像診断装置において、
前記モノクロ画像用色温度設定部は、Bモード画像データ、Mモード画像データ又はDモード画像データであるモノクロ画像データに対して各々独立したモノクロ画像用色温度を設定することを特徴とする医用画像診断装置。 - 請求項1から請求項3のいずれかに記載の医用画像診断装置において、
前記モノクロ画像データ作成部は、モノクロ画像データ用ガンマ特性に基づいて変換されたデータから前記モノクロ画像用色温度に合わせたモノクロ画像データを作成することを特徴とする医用画像診断装置。 - 請求項1から請求項3のいずれかに記載の医用画像診断装置において、
前記カラー画像データ作成部は、カラー画像データ用ガンマ特性に基づいて変換されたデータから前記カラー画像用色温度に合わせたカラー画像データを作成することを特徴とする医用画像診断装置。 - 請求項1から請求項5のいずれかに記載の医用画像診断装置において、
前記表示用画像データ作成部は、モニタ表示用ガンマ特性に基づいて変換されたデータから前記表示画像用色温度に合わせた表示用画像データを作成することを特徴とする医用画像診断装置。
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