JP4965329B2 - 測位システム、受信端末機及び測位方法 - Google Patents

測位システム、受信端末機及び測位方法 Download PDF

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Description

本発明は、GNSS(全地球的航法衛星システム(Global Navigation Satellite System))を利用した測位システムおよびそれに用いられる受信端末機に関する。
従来から、GNSSのうちの1つとしてのGPS(全地球的測位システム(Global Positioning System))を利用して測位することが知られており、その測位の方法として、測位する地点(測位対象点)と、基準となる地点(基準点)とに、GPS衛星の電波信号を受信可能なGPS受信機を固定的に設置して測位を行うスタティック法が知られている。
スタティック法では、各GPS受信機が受信した電波信号に基づいて抽出した測位のためのデータ(以下、各GPS受信機から取得した測位データとする。)を解析することにより、測位対象点を正確に測位することができるが、当該解析には高い演算能力が必要とされることから、各測位データを解析するための演算処理機が大掛かりなものとなるので、当該演算処理機を測位現場に持ち込むことは困難である。このため、スタティック法では、取得した各測位データを測位現場から持ち帰り、演算処理機で解析することにより、測位対象点の測位を行っている。
ところが、上記した方法では、取得した測位データを演算処理機に解析させたその解析結果から、当該測位データが測位対象点を正確に測位するのに足りるものであったか否かが判明するので、当該測位データが測位対象点を正確に測位するのに足りるものでなかった場合(測位対象点が正確に測位できなかった場合)、作業者は、再び測位現場に戻り各GPS受信機を用いて最初から測位データを取得し直さなければならない。
そこで、各GPS受信機で取得した測位データを持ち帰ることに代えて、当該測位データを通信手段にて演算処理機に送信する構成とし、これを受ける演算処理機を、測位データを解析するとともに当該測位データから測位対象点を正確に測位できたか否かを判断するとともに、測位対象点が正確に測位できなかった場合にGPS受信機に警告信号を送信する構成とし、GPS受信機を、当該警告信号を受けると警告を発する構成とした測位システムが考えられている(例えば、特許文献1参照)。
この測位システムでは、作業者は、各GPS受信機を用いて測位データを取得した後、その測位現場に居るままで当該測位データが測位対象点を正確に測位するのに足りるものであったか否かを知ることができる。このことから、作業者は、測位現場と演算処理機の設置個所との間の行き来に伴う時間の浪費を抑制することができるとともに、正確に測位できなかった場合には再び同じ測位対象点で各GPS受信機を用いて測位データを取得し、正確に測位できた場合には他の測位対象点で各GPS受信機を用いて測位データを取得することで、全体としての測位作業を迅速に行うことが可能となる。
特開平10−267656号公報
しかしながら、上記した従来の測位システムでは、各GPS受信機で取得した測位データから測位対象点を正確に測位できなかった場合、再び同じ測位対象点で各GPS受信機を用いて最初から測位データを取得し直す必要があることから、当該測位対象点での測位データの取得作業が重複してしまい、全体としての測位作業の効率が低下してしまう。
本発明は、上記の事情に鑑みて為されたもので、測位作業の効率を高めることができる測位システムを提供することにある。
上記した課題を解決するために、請求項1に記載の測位システムは、衛星から取得した所定時間分の測位データを保存可能な記憶部を有する受信端末機と、衛星から取得された測位データを解析可能な演算処理機と、該演算処理機と前記受信端末機との間での通信を可能とする通信手段とを備え、前記受信端末機を測位対象点に固定的に設置することにより該測位対象点の測位が可能な測位システムであって、前記演算処理機は、前記受信端末機から受信した前記測位データを解析用データとして格納可能な格納部と、該格納部に格納されている前記解析用データを解析可能な解析部とを有し、前記受信端末機から前記測位データを受信すると、当該受信前に前記格納部に格納されている前記解析用データに受信した前記測位データを累積して新たな解析用データとして格納し直し、該新たな解析用データを前記解析部で解析し、この解析結果を前記受信端末機に送信する構成とされ、前記受信端末機は、前記演算処理機から受信した解析結果の良否を判断する良否判断部を有し、取得開始時点から前記記憶部に保存した前記測位データが前記所定時間分となると、当該測位データを前記演算処理機に送信するとともに継続して前記測位データを取得し、前記解析用データの解析結果を前記演算処理機から受信すると、受信した解析結果を前記良否判断部で判断し、否と判断した場合、前記測位データを最後に送信した時点から前記記憶部に保存した前記測位データが前記所定時間分となると、当該測位データを前記演算処理機に送信するとともに継続して前記測位データを取得し、良と判断した場合、前記測位対象点の測位を終了する構成とされていることを特徴とする。
請求項2の測位システムは、請求項1に記載の測位システムであって、前記演算処理機は、一定の時間内に前記受信端末機から前記測位データを受信しなかった場合、その後に前記受信端末機から前記測位データを受信すると、当該受信前に前記格納部に格納されている前記解析用データに変えて前記測位データを新たな解析用データとして格納し、該新たな解析用データを前記解析部で解析し、この解析結果を前記受信端末機に送信することを特徴とする。
請求項3の測位システムは、請求項1または請求項2に記載の測位システムであって、前記受信端末機は、自らの存在位置が移動したことを検知可能な移動検知部を有し、該移動検知部により自らの移動が検知されると、前記良否判断部の判断に拘わらず前記測位対象点の測位を中止する構成とされていることを特徴とする。
請求項4の測位システムは、請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の測位システムであって、前記受信端末機は、前記測位対象点の測位を開始した時点から、一定の時間が経過したときは、前記良否判断部の判断に拘わらず前記測位対象点の測位を中止する構成とされていることを特徴とする。
請求項5の受信端末機は、衛星からの測位データに基づいて測位対象点の測位を行う測位システムにおいて前記測位対象点に固定的に設置されて用いられる受信端末機であって、衛星から取得された測位データを解析可能であるとともにその解析結果を送信可能な外部演算処理機との間での通信を可能とする通信手段と、衛星から取得した所定時間分の測位データを保存可能な記憶部と、前記外部演算処理機から受信した解析結果の良否を判断する良否判断部と、を備え、取得開始時点から前記記憶部に保存した前記測位データが前記所定時間分となると、当該測位データを前記外部演算処理機に送信するとともに継続して前記測位データを取得し、送信した前記測位データに基づく解析結果を前記外部演算処理機から受信すると、受信した解析結果を前記良否判断部で判断し、否と判断した場合、前記測位データを最後に送信した時点から前記記憶部に保存した前記測位データが前記所定時間分となると、当該測位データを前記外部演算処理機に送信するとともに継続して前記測位データを取得し、良と判断した場合、前記測位対象点の測位を終了することを特徴とする。
請求項6の受信端末機は、請求項5に記載の受信端末機であって、さらに、自らの存在位置が移動したことを検知可能な移動検知部を備え、該移動検知部により自らの移動が検知されると、前記良否判断部の判断に拘わらず前記測位対象点の測位を中止することを特徴とする。
請求項7の受信端末機は、請求項5または請求項6に記載の受信端末機であって、前記測位対象点の測位を開始した時点から、一定の時間が経過したときは、前記良否判断部の判断に拘わらず前記測位対象点の測位を中止することを特徴とする。
請求項8の測位方法は、衛星から取得した所定時間分の測位データを保存可能な受信手段と、衛星から取得された測位データを解析可能な演算処理手段と、該演算処理手段と前記受信手段との間での通信を可能とする通信手段とを備え、測位対象点において前記受信手段で一定時間継続して前記測位データを取得することにより該測位対象点の測位が可能な測位方法であって、前記演算処理手段は、前記受信手段から受信した前記測位データを解析用データとして格納可能でありかつ格納している前記解析用データを解析可能であり、前記受信手段から前記測位データを受信すると、当該受信前に格納している前記解析用データに受信した前記測位データを累積して新たな解析用データとして格納し直し、該新たな解析用データを解析し、この解析結果を前記受信手段に送信し、前記受信手段は、前記演算処理手段から受信した解析結果の良否を判断可能であり、取得開始時点から保存した前記測位データが前記所定時間分となると、当該測位データを前記演算処理手段に送信するとともに継続して前記測位データを取得し、前記解析用データの解析結果を前記演算処理手段から受信すると、受信した解析結果の良否を判断し、否と判断した場合、前記測位データを最後に送信した時点から保存した前記測位データが前記所定時間分となると、当該測位データを前記演算処理手段に送信するとともに継続して前記測位データを取得し、良と判断した場合、前記測位対象点の測位を終了することを特徴とする。
本発明の測位システムによれば、例えば、前回受信端末機において受信した測位データでは、測位対象点を正確に測位できなかった場合であっても、この前回の測位データに、それに連続する今回の測位データが累積された新たな解析用データを解析して測位対象点を測位することとなるので、測位対象点での測位データの取得作業の重複を防止することができ、測位作業の効率を高めることができる。
また、前回の測位データを送信するとともに測位データの取得を継続し、この継続により所定時間分となった測位データが今回の送信する測位データとなることから、受信端末機と演算処理機との間での通信時間および演算処理機での解析時間を利用して、測位対象点を正確に測位できなかった場合の累積分の測位データを取得することができ、測位作業の効率を高めることができる。
さらに、既に送信した測位データで測位対象点を正確に測位できた場合、受信端末機を利用している作業者は、演算処理機から送信された解析結果を確認することにより、測位対象点を正確に測位できたことを認知することができ、測位作業の効率を高めることができる。
上記した構成に加えて、演算処理機は、一定の時間内に受信端末機から測位データを受信しなかった場合、その後に受信端末機から測位データを受信すると、当該受信前に格納部に格納されている解析用データに変えて測位データを新たな解析用データとして格納し、該新たな解析用データを解析部で解析し、この解析結果を受信端末機に送信することとすると、例えば、測位対象点を正確に測位できたことから新たな測位対象点を測位しようと考えた場合であっても、受信端末機側から何ら信号を送信することなく、当該新たな測位対象点に受信端末機を設置し直すだけで、新たな測位対象点の測位を始めることができる。これは、測位対象点を変更する場合、新たな測位対象点に受信端末機を設置し直すことに伴って時間が生じることとなるが、当該時間に対し測位を継続している場合に受信端末機からの測位データを新たに受信するまでの時間の方が短くなることから、この時間の差異を利用することにより、測位対象点が変更されたと判断できることによる。
上記した構成に加えて、受信端末機は、自らの存在位置が移動したことを検知可能な移動検知部を有し、その移動検知部により自らの移動が検知されると、良否判断部の判断に拘わらず測位対象点の測位を中止する構成とされていることとすると、測位対象点を、より効率良く、より正確に測位することができる。これは、スタティック法では、解析する測位データが、固定された測位対象点で取得されたものである必要があるが、当該取得位置が移動したことに気付かぬまま測位が継続された場合、異なる複数の点で取得した測位データに基づいて単一の測位対象点を解析してしまうことから、良好な解析結果を得るまでの時間が増加するとともに、解析結果が不正確なものとなってしまうことによる。
上記した構成に加えて、測位対象点の測位を開始した時点から、一定の時間が経過したときは、良否判断部の判断に拘わらず測位対象点の測位を中止する構成とされていることとすると、測位対象点を正確に測位するまでに要する十分な時間を一定の時間に設定すれば、測位作業の効率を高めることができる。これは、測位を開始した時点から当該一定の時間が経過した場合、何らかの障害(衛星から取得した測位データが良好でない場合、通信手段による通信が順調でない場合等)が生じていることが考えられることから、当該障害を除去しない限り正確に測位をすることができない虞があるので、この測位作業を中止した方が結果的に早く測位対象点を正確に測位することができる可能性が高いことによる。
上記した構成の測位システムを構成可能な受信端末機を用いれば、作業者は、所望の測位対象点に固定的に設置するだけで、この測位対象点を効率良く測位することができる。
以下に、図面を参照しつつ本発明の実施例を説明する。
図1は、本発明に係る測位システム10を説明するための構成図であり、図2は、測位システム10の受信端末機11の構成を示す構成図である。
測位システム10は、GNSSを利用してスタティック法により測位対象点Sを測位するものであり、本実施例では、図1に示すように、GNSSのうちの1つとしてのGPSを利用すべく4つのGPS衛星12を利用している。なお、利用する衛星は、GNSS用周回衛星であれば、例えば、GLONASS衛星等であってもよく、本実施例に限定されるものではない。また、利用する衛星の数は、単一のシステム(例えばGPSのみ)で4つ以上であればよく、4つに限定されるものではない。
測位システム10では、測位対象点Sに受信端末機11を固定的に設置して測位対象点Sの測位を行うものであり、4つのGPS衛星12の他に、基準局13と、解析サーバ14と、通信手段15とを利用する。
通信手段15は、解析サーバ14と受信端末機11との間、および解析サーバ14と基準局13との間での通信を可能とするものである。この例として、通信アンテナを利用した送受信、IP通信網を利用した送受信等が考えられる。本実施例では、通信手段15は、後述する解析サーバ14の通信アンテナ25、受信端末機11の通信モジュール部19および図示は略すが基準局13の基準局通信モジュール部を有する。この通信手段15により、解析サーバ14と受信端末機11との間、および解析サーバ14と基準局13との間では、データの遣り取りが可能とされている。
各GPS衛星12は、測位に必要なデータをのせた電波を発信している。この電波(データ)を取得するために、受信端末機11が用いられる。
受信端末機11は、本実施例では、持ち運びが可能とされた携帯型の受信機であり、図2に示すように、表示入力部16と、電波受信部17と、記憶部18と、通信モジュール部19と、モーションセンサ20と、端末制御部21とを有する。
表示入力部16は、画像を表示する表示画面が接触に応じて入力操作が可能とされた構成の所謂タッチパネル(図1参照)であり、受信端末機11の各種機能の選択、測位の際の各種設定値(後述する所定時間ti、最大測位時間tmax等)の設定等を行うことができる。
電波受信部17は、GNSS用周回衛星(本実施例では各GPS衛星12)からの電波を受信することにより、そこにのせられた測位に必要なデータ(測位データ)を抽出することが可能とされている。この抽出した測位データは、記憶部18に送られる。記憶部18は、電波受信部17から受けた測位データを適宜記憶するものである。この記憶された測位データを解析サーバ14に送信するために通信モジュール部19が設けられている。通信モジュール部19は、通信手段15の一部を構成するものであり、受信端末機11と解析サーバ14との間での通信を可能とするものである。なお、通信モジュール部19を介した解析サーバ14との通信には、互いを認識するためのアカウント情報を併せて遣り取りする構成とされている。
モーションセンサ20は、受信端末機11が固定状態であるか移動状態であるかを判断するためのものである。これは、スタティック法では、解析する測位データが、固定された測位対象点で取得されたものである必要があることによる。本実施例では、モーションセンサ20として、傾きを検知することができるチルトセンサが用いられており、所定の時間の経過に伴う傾きの変化の有無を端末制御部21で判断することにより、受信端末機11が固定状態であるか移動状態であるかを判断する構成とされている。なお、モーションセンサ20としては、撮像素子により取得した画像を解析する構成としたり、加速度センサ、ジャイロセンサ等を用いたりすることができる。上記した各部の動作を統括的に制御するのが端末制御部21である。
また、端末制御部21は、解析結果Arの判断、測位時間tsのカウント、最大測位時間tmaxの設定、データ取得時間tgのカウントおよび所定時間tiの設定を行う。
解析結果Arとは、後述するように測位対象点Sの測位のための測位データを解析サーバ14が解析した結果であり、電波の波長数が整数となっていないfloat解と、整数で求められたfix解とがある。この解析結果Arの判断とは、float解であるかfix解であるかの判別を行うとともに、fix解の場合、そこに含まれる統計的指標(標準偏差、データ棄却率、バイアス棄却率等)を総合的に判断して品質の良否を判断することをいい、良好な品質のfix解の場合に解析結果Arが良であると判断する。このため、本実施例では、端末制御部21が良否判断部としても機能している。なお、受信端末機11では、端末制御部21により解析結果Arが良であると判断されると、解析結果Arが良であることを作業者に認識させる状態となって測位工程を終了する構成とされている。この作業者に認識させる状態とは、報知音を鳴らせること、表示入力部16に解析結果Arが良である旨を表示すること等が、あげられる。
測位時間tsとは、任意の測位対象点の測位を開始してから経過した時間、すなわち測位対象点に固定的に設置された受信端末機11において測位データを取得し始めてから経過した時間であり、測位対象点の測位時間を管理するために用いられる。この測位時間tsは、最大測位時間tmaxと比較される。この最大測位時間tmaxは、任意の測位対象点を測位するための制限時間を規定するものであり、表示入力部16への操作により任意に設定可能とされている。最大測位時間tmaxを、測位対象点を正確に測位するのに一般的に十分と考えられる時間に設定すれば、測位作業の効率を高めることができる。これは、測位対象点を正確に測位するのに一般的に十分と考えられる時間が経過した場合、何らかの支障(衛星から良好な測位データを取得できていない場合、通信手段による通信が順調でない場合等)が生じていることが考えられることから、当該障害を除去しない限り正確に測位をすることができない虞があるので、この測位作業を中止した方が結果的に早く測位対象点を正確に測位することができる可能性が高いことによる。
データ取得時間tgとは、測位対象点に固定的に設置された受信端末機11において測位データを取得し始めてから経過した時間であり、取得した測位データ量の管理のために用いられるものである。このデータ取得時間tgは、所定時間tiと比較される。この所定時間tiは、解析サーバ14に解析させる測位データの最小量を取得の際の継続時間で規定するものであり、表示入力部16への操作により任意に設定可能とされている。このデータ取得時間tgが所定時間tiに到達すると、受信端末機11において取得された測位データ(記憶部18に保存された測位データ)が所定時間ti分となったこととなり、この所定時間ti分の測位データを端末測位データDtとする。受信端末機11は、端末測位データDtを解析要求するとともに解析サーバ14に送信することとなる。
この受信端末機11において取得された測位データをスタティック法で解析するためには、既知である地点において取得された測位データが必要となる。この既知点における測位データの取得のために、本実施例では基準局13を利用している。
基準局13は、図1に示すように、GNSS用周回衛星(本実施例では各GPS衛星12)からの電波を受信することにより、そこにのせられた測位に必要なデータ(測位データ)を抽出することが可能であり、受信可能な位置にある総てのGNSS用周回衛星から測位データを随時取得して保存している。基準局13は、図示は略すが受信端末機11と同様の通信モジュール部を有し、外部からの要求(測位システム10では解析サーバ14のサーバ制御部24からの要求)に応じて、既に取得して保存している測位データの中から要求された測位データを返信する構成とされている。この基準局13は、不特定多数の者が利用することが可能とされていることから、受信端末機11との通信の際当該受信端末機11のアカウント情報を確認することにより、他の受信端末機との遣り取りと区別が可能とされている。この既知点B(基準局13)の測位データと、測位対象点S(受信端末機11)の測位データとを解析するために、演算処理機(受信端末機11に対する外部演算処理機)としての解析サーバ14が利用される。
解析サーバ14は、格納部22と、解析部23と、サーバ制御部24と、通信手段15の一部を構成する通信アンテナ25とを有し、サーバ制御部24が、通信アンテナ25を介して、受信端末機11または基準局13との間で通信が可能とされている。
格納部22は、後述する解析用データDaを適宜格納するものである。この格納部22に格納された測位データの解析のために解析部23が設けられている。解析部23は、格納部22に格納されている解析用データを解析し、この解析結果Arをサーバ制御部24に送る。サーバ制御部24は、解析サーバ14における動作を統括的に制御するものである。また、サーバ制御部24は、解析用データDaを生成する。これについて、以下で説明する。
サーバ制御部24は、通信アンテナ25を介して受信端末機11から解析要求とともに端末測位データDtを受信すると、この端末測位データDtを既に格納部22に格納されている端末解析用データDatに累積させて、新たな端末解析用データDatを生成し、この新たな端末解析用データDatを格納部22に格納する。
この後、サーバ制御部24は、受信した端末測位データDtに対応する基準測位データDbを基準局13に要求する。ここで、端末測位データDtに対応する基準測位データDbとは、端末測位データDtが受信端末機11により取得された時刻と等しい時刻に、端末測位データDtにおいて対象とされた4つのGPS衛星12から、基準局13が取得した測位データのことをいう。サーバ制御部24は、通信アンテナ25を介して、要求した基準測位データDbを基準局13から受信すると、この基準測位データDbを既に格納部22に格納されている基準解析用データDabに累積させて、新たな基準解析用データDabを生成し、この新たな基準解析用データDabを格納部22に格納する。
その後、サーバ制御部24は、格納部22に格納されている端末解析用データDatおよび基準解析用データDabを解析用データDaとして、この解析用データDaを解析部23に解析させる。また、サーバ制御部24は、測位工程が終了したと判断すると、格納部22に格納されている解析用データDa(端末解析用データDatおよび基準解析用データDab)を零(初期状態)とする。なお、この解析用データDaを零とするのは、解析工程上、累積させる元となる解析用データDaのデータ量を零とするのであり、既に受信した各端末測位データDtおよび各基準測位データDbを消去することを意味するものではない。本実施例では、測位工程の終了の判断のために受信間隔Trが用いられる。
受信間隔Trとは、解析サーバ14が解析結果Arを送信してから経過した時間であり、受信端末機11が測位工程を終了したか否かの判断に用いられるものである。この受信間隔Trは、本実施例では、所定時間tiと比較される。本実施例では、受信間隔Trが所定時間tiを超えた場合、受信端末機11が、先に送信した解析結果Arが良好な品質のfix解であると判断したことにより測位が終了したことから、所定時間tiを超えても新たな端末測位データDtが送信されてこないもの、と判断し、格納部22に格納されている解析用データDaを零とする。なお、測位工程の終了の判断は、基準はどの時点であっても、一定の時間を経過しても新たな端末測位データDtが送信されてこないことで判断するものであればよく、他にも受信端末機11から終了信号を受信することにより判断するものであってもよい。
この解析サーバ14における解析用データDaの生成の工程を図3に示す例に沿って説明する。図3は、解析用データDaが生成される様子を説明するための説明図であり、時間の経過とともに解析用データDaが生成されていく様子を説明するために解析サーバ14内に上段から下方へ向けて4つの格納部22を並べて示している。ここで、最上段の解析部23では解析用データDaとして格納されているデータ量が零であったとする。
サーバ制御部24は、最初に受信端末機11から端末測位データDt(以下、端末測位データDt1とする。)を受信すると、既に格納部22に格納されている端末解析用データDatが零であることから、この端末測位データDt1を新たな端末解析用データDat1とし、この端末解析用データDat1を格納部22に格納する(矢印A1参照)。
次に、サーバ制御部24は、基準局13から端末測位データDt1に対応する基準測位データDb1を取得し、既に格納部22に格納されている基準解析用データDabが零であることから、この基準測位データDb1を新たな基準解析用データDab1とし、この基準解析用データDab1を格納部22に格納する(矢印A2参照)。
サーバ制御部24は、端末解析用データDat1および基準解析用データDab1を解析用データDa1として、解析サーバ14に解析させる。
この後、新たに、受信端末機11から端末測位データDt(以下、端末測位データDt2とする。)を受信すると、既に格納部22に格納されている端末解析用データDat1に端末測位データDt2を累積して新たな端末解析用データDat2を生成し、この端末解析用データDat2を格納部22に格納する(矢印A3参照)。
サーバ制御部24は、基準局13から端末測位データDt2に対応する基準測位データDb2を取得し、既に格納部22に格納されている基準解析用データDab1に基準測位データDb2を累積して新たな基準解析用データDab2を生成し、この基準測位データDb2を格納部22に格納する(矢印A4参照)。
サーバ制御部24は、端末解析用データDat2および基準解析用データDab2を解析用データDa2として、解析サーバ14に解析させる。
さらに、新たに、受信端末機11から端末測位データDt(以下、端末測位データDt3とする。)を受信すると、既に格納部22に格納されている端末解析用データDat2に端末測位データDt3を累積して新たな端末解析用データDat3を生成して格納部22に格納する(矢印A5参照)。
サーバ制御部24は、基準局13から端末測位データDt3に対応する基準測位データDb2を取得し、既に格納部22に格納されている基準解析用データDab2に基準測位データDb3を累積して新たな基準解析用データDab3を生成して格納部22に格納する(矢印A6参照)。
サーバ制御部24は、端末解析用データDat3および基準解析用データDab3を解析用データDa3として、解析サーバ14に解析させる。
この後、サーバ制御部24は、受信端末機11において測位工程が終了したと判断したものとする。この場合、サーバ制御部24は、既に格納部22に格納されている解析用データDa3(端末解析用データDat3および基準解析用データDab3)を、データ量が零の解析用データDaとする。
この測位システム10の受信端末機11および解析サーバ14におけるスタティック法による測位の際の工程を、図4および図5に示すフローチャートに沿って説明する。ここで、図4は、受信端末機11における測位工程を示すフローチャートであり、図5は、解析サーバ14における解析工程を示すフローチャートである。
先ず、作業者は、図1に示すように、任意の測位対象点Sを測位するために、その測位対象点Sに固定的に受信端末機11を設置するとともに、その表示入力部16を操作して測位を実行させる。この受信端末機11は、本実施例では、携帯可能な小型の端末機であることから作業者が持っていてもよいが、測位が終了するまでの間、一定点に固定する必要があることから、図示は略すが三脚等に固定して設置することが望ましい。ここで、測位対象点Sの測位のために、4つのGPS衛星12から測位データを取得することとなる。このように設定された受信端末機11での測位工程を図4のフローチャートに沿って説明する。
端末制御部21は、モーションセンサ20からの検知信号に基づき、受信端末機11が静止しているか否かを判断する(ステップS1)。静止している場合はステップS2へ進み、静止していない場合は静止するまでステップS1を繰り返す。
端末制御部21は、受信端末機11が静止していることから、現在時刻を測位開始時刻t0(図6参照)とし、各GPS衛星12から測位データの取得を開始する(ステップS2)。
端末制御部21は、測位開始時刻t0から、測位時間tsおよびデータ取得時間tgのカウントを開始する(ステップS3)。
端末制御部21は、モーションセンサ20からの検知信号に基づき、受信端末機11の静止状態が維持されているか否かを判断する(ステップS4)。維持されている場合はステップS5へ進み、維持されていない場合はステップS1に戻るすなわち測位を最初からやり直す。
端末制御部21は、測位時間tsが最大測位時間tmax未満であるか否かを判断する(ステップS5)。最大測位時間tmax未満である場合はステップS6に進み、最大測位時間tmax未満でない場合は測位対象点Sの測位を中止する。この中止の際、表示入力部16に測位時間tsが最大測位時間tmaxを超えた旨を表示する構成とすることが望ましい。
端末制御部21は、データ取得時間tgが所定時間ti未満であるか否かを判断する(ステップS6)。所定時間ti未満である場合はステップS4に戻り、所定時間ti未満でない場合すなわち所定時間tiに到達した場合はステップS7に進む。
端末制御部21は、データ取得時間tgが所定時間tiに到達した、すなわち受信端末機11の記憶部18に保存されている測位データが所定時間ti分となったことから、この所定時間ti分の測位データである端末測位データDtを、通信モジュール部19を経て解析サーバ14へ送信するとともに、各GPS衛星12からの測位データの取得を継続する(ステップS7)。
端末制御部21は、端末測位データDtを解析サーバ14へ送信した時点から、新たにデータ取得時間tgのカウントを開始する(ステップS8)。
端末制御部21は、通信モジュール部19が、解析サーバ14から解析結果Arを受信したか否かを判断する(ステップS9)。解析結果Arを受信していない場合はステップS10へ進み、解析結果Arを受信した場合はステップS11へ進む。
解析結果Arを受信していない場合、端末制御部21は、データ取得時間tgが所定時間ti未満であるか否かを判断する(ステップS10)。所定時間ti未満である場合はステップS9に戻り、所定時間ti未満でない場合は測位対象点Sの測位を中止する。これは、所定時間tiを超えても解析結果Arを受信していないということは、通信手段15におけるデータの遣り取り、または解析サーバ14における処理等に何らかの支障が生じたことが考えられることから、当該支障を回復しない限り正確に測位をすることができない虞があるので、この測位作業を中止した方が結果的に早く測位対象点を正確に測位することができる可能性が高いことによる。
解析結果Arを受信した場合、端末制御部21は、解析結果Arがfix解であるか否かを判断する(ステップS11)。fix解である場合はステップS12に進み、fix解でない場合はステップS4へ戻り、測位工程を継続する。このとき、解析結果Arを表示入力部16に表示させる構成としてもよい。
解析結果Arがfix解である場合、端末制御部21は、fix解である解析結果Arの品質が良好であるか否かを判断する(ステップS12)。品質が良好でない場合はステップS4へ戻り測位工程を継続し、品質が良好である場合は測位対象点Sが正確に測位できたこととなるので、測位工程を終了する。
以上の測位工程を受信端末機11は行うこととなるが、ステップS7において送信した端末測位データDtに基づいた解析結果ArをステップS9で受信しなければ測位対象点Sの測位を行うことができない。この端末測位データDtに基づいた解析結果Arを送信する解析サーバ14での解析工程を図5のフローチャートに沿って説明する。
サーバ制御部24は、受信端末機11から送信された端末測位データDtを受信すると、以下の解析工程を開始する(ステップSa1)。ここで、測位を開始してから初めて送信された端末測位データDtには測位開始を示す信号を含ませる構成とするとともに、測位開始を示す信号を含む端末測位データDtを受信した場合には、格納部22の解析用データDaを零とする構成としてもよい。このような構成とすると、今回開始された解析工程とは関係の無い測位データを解析用データDaに累積してしまう、という誤った処理を確実に防止することができる。
サーバ制御部24は、受信した端末測位データDtを、既に格納部22に格納されている端末解析用データDatに累積して新たな端末解析用データDatを生成し、この新たな端末解析用データDatを格納部22に格納する(ステップSa2)。
サーバ制御部24は、受信した端末測位データDtに対応する基準測位データDbを基準局13に要求(図6に示す符号rq参照)し、当該基準測位データDbを基準局13から取得する(ステップSa3)。
サーバ制御部24は、受信した基準測位データDbを、既に格納部22に格納されている基準解析用データDabに累積して新たな基準解析用データDabを生成し、この新たな基準解析用データDabを格納部22に格納する(ステップSa4)。
サーバ制御部24は、解析部23に、格納部22に格納されている解析用データDa(端末解析用データDatおよび基準解析用データDab)を解析させる(ステップSa5)。
サーバ制御部24は、通信モジュール部19を介して、解析用データDaを解析して得られた解析結果Arを受信端末機11へ送信する(ステップSa6)。
サーバ制御部24は、解析結果Arを送信した時点から受信間隔Trのカウントを開始する(ステップSa7)。
サーバ制御部24は、受信間隔Trが所定時間ti未満であるか否かを判断する(ステップSa8)。所定時間ti未満である場合はステップS9へ進み、所定時間ti未満でない場合はステップS11へ進む。
所定時間ti未満である場合、サーバ制御部24は、解析結果Arを送信した後、新たに端末測位データDtを受信したか否かを判断する(ステップSa9)。受信した場合はステップSa10へ進み、受信していない場合はステップSa8に戻る。
サーバ制御部24は、新たな測位データを累積させた解析用データの解析を行うべく、受信間隔Trのカウントを終了してステップSa2に戻る(ステップSa10)。
また、サーバ制御部24は、ステップSa8において所定時間ti未満でないと判断した場合は、所定時間tiを超えても新たな端末測位データDtを受信していない状態であることから、受信端末機11が測位工程を終了したものと判断し、格納部22に格納された解析用データDaを零にして、解析の工程を終了する(ステップSa11)。
この測位システム10におけるスタティック法による測位工程の一例を、図6を用いて説明する。図6は、受信端末機11、解析サーバ14および基準局13での動作およびそれらの間でのデータの遣り取りを説明するための説明図であり、下部に示した時間軸に対応させて各部における動作およびデータの遣り取りを模式的に示している。なお、図6では、理解を容易とするためにデータの通信に要する時間等を含む記載としてはないことから、実際の動作と完全に一致するものではない。
この例では、測位対象点Sに設置された受信端末機11(図1参照)は、測位が終了するまでの間、受信端末機11が静止しており、かつその表示入力部16に測位を終了させる操作が為されないものとする。また、この例では、所定時間tiは2分に設定されており、最大測位時間tmaxが10分に設定されているものとする。
測位開始時刻t0から所定時間ti(2分)が経過して時刻t1となると、受信端末機11から端末測位データDt1が送信される(矢印A11参照)。この端末測位データDt1は、測位開始時刻t0から時刻t1までの間に受信端末機11において取得され、その記憶部18に保存されている測位データである。
端末測位データDt1を受信した解析サーバ14では、この端末測位データDt1を解析用データDa1(端末解析用データDat1(図3参照))として格納部22に格納する(矢印A12参照)とともに、端末測位データDt1に対応する基準測位データDb1を基準局13に要求する(矢印A13参照)。
基準局13は、要求に応じて、基準測位データDb1を解析サーバ14に送信する(矢印A14参照)。
基準測位データDb1を受信した解析サーバ14では、この基準測位データDb1を解析用データDa1(基準解析用データDab1(図3参照))として格納部22に格納(矢印A15参照)し、格納部22に格納されている解析用データDa1を解析部23で解析する。解析サーバ14は、この解析結果Arを受信端末機11に送信する(矢印A16参照)。
受信端末機11は、解析結果Arを受信すると、この解析結果Arの良否を判断する。ここで、今回の解析結果Arがfloat解であるものとする。受信端末機11は、解析結果Arが否であると判断し、時刻t1から所定時間ti(2分)が経過した時刻t2となると、端末測位データDt2を解析サーバ14に送信する(矢印A17参照)。
端末測位データDt2を受信した解析サーバ14では、この端末測位データDt2を解析用データDa2(端末解析用データDat2(図3参照))として格納部22に格納する(矢印A18参照)とともに、端末測位データDt2に対応する基準測位データDb2を基準局13に要求する(矢印A19参照)。
基準局13は、要求に応じて、基準測位データDb2を解析サーバ14に送信する(矢印A20参照)。
基準測位データDb2を受信した解析サーバ14では、この基準測位データDb2を解析用データDa2(基準解析用データDab2(図3参照))として格納部22に格納(矢印A21参照)し、格納部22に格納されている解析用データDa2を解析部23で解析する。解析サーバ14は、この解析結果Arを受信端末機11に送信する(矢印A22参照)。
受信端末機11は、解析結果Arを受信すると、この解析結果Arの良否を判断する。ここで、今回の解析結果Arが、fix解であるが品質が否であるものとする。受信端末機11は、解析結果Arが否であると判断し、時刻t2から所定時間ti(2分)が経過した時刻t3となると、端末測位データDt3を解析サーバ14に送信する(矢印A23参照)。
端末測位データDt3を受信した解析サーバ14では、この端末測位データDt3を解析用データDa3(端末解析用データDat3(図3参照))として格納部22に格納する(矢印A24参照)とともに、端末測位データDt3に対応する基準測位データDb3を基準局13に要求する(矢印A25参照)。
基準局13は、要求に応じて、基準測位データDb3を解析サーバ14に送信する(矢印A26参照)。
基準測位データDb3を受信した解析サーバ14では、この基準測位データDb3を解析用データDa3(基準解析用データDab3(図3参照))として格納部22に格納(矢印A27参照)し、格納部22に格納されている解析用データDa3を解析部23で解析する。解析サーバ14は、この解析結果Arを受信端末機11に送信する(矢印A28参照)。
受信端末機11は、解析結果Arを受信すると、この解析結果Arの良否を判断する。ここで、今回の解析結果Arが、fix解でありかつ品質が良であるものとする。受信端末機11は、解析結果Arが良であると判断し、測位工程を終了する(時刻t3から取得していた測位データは破棄される。)。これにより、受信端末機11側(それを扱う作業者)では、測位対象点S(図1参照)の正確な測位結果を得ることができる。
その後、解析サーバ14は、解析結果Arを受信端末機11に送信した時刻t3´から所定時間ti(2分)が経過した時刻t4に至っても、受信端末機11から新たな端末測位データDtが送信されてこないことから、受信端末機11が測位工程を終了したものと判断し、解析サーバ14に格納されている解析用データDa3を零のデータ量の解析用データDaとして解析工程を終了する。
なお、上記した測位では、測位開始時刻t0からカウントして、最大測位時間tmaxである10分以内に測位が終了していることから、測位作業の途中で強制的に中止されることはない。
本発明に係る測位システム10では、任意に設定可能な所定時間tiの経過の度に、測位開始時刻t0からその時点までに取得した測位データをその都度解析し、良好な解析結果Arが得られた時点で測位工程を終了するものであることから、従来のスタティック法で測位を行う測位システムに比較して、正確な測位を効率良く行うことができる。これは、以下のことによる。スタティック法で測位を行う場合、良好な測位に必要な測位データの量は、継続して取得する時間で見ると、測位データを取得する際のGNSS用周回衛星の状況、測位データを取得する際の測位対象点の環境等により、例えば、数分で十分な場合から1時間超必要となる場合までのバラツキがある。そこで、従来の測位システムでは、必要な時間のバラツキを考慮して、例えば、60分間継続して取得した測位データを解析していた。ところが、このような方法では、必要な時間の長短によっては、必要以上に測位データを取得する場面が生じてしまうことによる。換言すると、必要以上に測位データを取得する時間の最大値を所定時間ti以下とすることができることから、正確な測位を効率良く行うことができる。
また、測位システム10では、例えば図6の場面を例にあげると、解析用データDa2では良好な解析結果Arが得られなかった場合(測位対象点Sを正確に測位できなかった場合)であっても、次の所定時間tiの経過後に解析する解析用データDa3は、時刻t2から時刻t3の間の端末測位データDt3と基準測位データDb3とをそれぞれ解析用データDa2に累積させて生成することから、測位対象点Sでの測位データの取得作業の重複(時刻t0から時刻t2に至る間の取得作業)を防止することができ、測位作業の効率を高めることができる。
さらに、測位システム10では、受信端末機11が端末測位データDtを送信した時点から、受信端末機11における測位データの取得作業と、解析サーバ14における端末測位データDtに基づく解析結果Arを生成する作業および解析サーバ14から解析結果Arを受信端末機11に送信する作業と、を同時に並列して行っているので、測位作業の効率を高めることができる。
測位システム10では、既に送信した端末測位データDtで測位対象点Sを正確に測位できた場合、受信端末機11を利用している作業者は、良好な品質のfix解が得られたことを直ちに認識することができるので、測位作業の効率を高めることができる。
測位システム10では、解析サーバ14が、自ら受信端末機11が測位工程を終了したことを判断して解析工程を適宜終了することから、受信端末機11から何ら信号を送信することなく、新たな測位対象点の測位を始めることができる。
測位システム10では、受信端末機11が自ら静止状態であるか否かを判断して、静止状態であるときのみ測位工程を行うものであることから、例えば、表示入力部16への操作の際に誤って受信端末機11を動かしてしまうことにより不正確な状態で測位データを取得してしまう等の、誤測位を防止することができ、効率良く正確に測位対象点Sを測位することができる。
測位システム10では、測位時間が最大測位時間tmaxを超えると測位を中止するので、最大測位時間tmaxを、測位対象点を正確に測位するのに一般的に十分と考えられる時間に設定すれば、測位作業の効率を高めることができる。
測位システム10では、受信端末機11において取得する測位データが重複しなくてすむ構成であることから、受信端末機11から解析サーバ14に送信する測位データのデータ量を抑制することができる。
測位システム10を構成可能な受信端末機11を用いれば、作業者は、表示入力部16を操作して所望の測位対象点Sに固定的に設置するだけで、この測位対象点Sを効率良く測位することができる。
したがって、本発明に係る測位システム10では、測位作業の効率を高めることができる。
なお、解析サーバ14は、受信端末機11から測位データDtを受信すると、当該受信前に格納部22に格納されている解析用データDaに受信した測位データDtを累積して新たな解析用データDaとして格納し直し、該新たな解析用データDaを解析部23で解析し、この解析結果Arを受信端末機11に送信する構成であればよく、上記した実施例に限定されるものではない。
また、受信端末機11は、取得開始時点t0から記憶部18に保存した測位データが所定時間ti分となると、当該測位データを解析サーバ14に送信するとともに継続して測位データを取得し、解析サーバ14から解析用データDaの解析結果Arを受信すると、解析結果Arの良否を良否判断部(上記した実施例では端末制御部21)で判断し、否と判断した場合、測位データを最後に送信した時点から記憶部18に保存した測位データが所定時間ti分となると、当該測位データを解析サーバ14に送信するとともに継続して測位データを取得し、良と判断した場合、測位対象点Sの測位を終了する構成であればよく、上記した実施例に限定されるものではない。
さらに、上記した実施例では、既知点の測位データを得るために基準局13を利用していたが、例えば既知点に他の受信端末機を固定的に設置してもよく、上記した実施例に限定されるものではない。
本発明に係る測位システムを説明するための構成図である。 測位システムの受信端末機の構成を示す構成図である。 解析用データが生成される様子を説明するための説明図である。 受信端末機での測位工程を示すフローチャートである。 解析サーバでの解析工程を示すフローチャートである。 端末受信機、解析サーバおよび基準局での動作およびそれらの間でのデータの遣り取りを説明するための説明図である。
符号の説明
10 測位システム
11 受信端末機
12 GPS衛星
14 (演算処理機としての)解析サーバ
15 通信手段
18 記憶部
20 (移動検知部としての)モーションセンサ
21 (良否判断部としての)端末制御部
22 格納部
23 解析部
ti 所定時間
Dt (受信端末機で取得される測位データとしての)端末測位データ
S 測位対象点
Da 解析用データ

Claims (8)

  1. 衛星から取得した所定時間分の測位データを保存可能な記憶部を有する受信端末機と、衛星から取得された測位データを解析可能な演算処理機と、該演算処理機と前記受信端末機との間での通信を可能とする通信手段とを備え、前記受信端末機を測位対象点に固定的に設置することにより該測位対象点の測位が可能な測位システムであって、
    前記演算処理機は、前記受信端末機から受信した前記測位データを解析用データとして格納可能な格納部と、該格納部に格納されている前記解析用データを解析可能な解析部とを有し、前記受信端末機から前記測位データを受信すると、当該受信前に前記格納部に格納されている前記解析用データに受信した前記測位データを累積して新たな解析用データとして格納し直し、該新たな解析用データを前記解析部で解析し、この解析結果を前記受信端末機に送信する構成とされ、
    前記受信端末機は、前記演算処理機から受信した解析結果の良否を判断する良否判断部を有し、取得開始時点から前記記憶部に保存した前記測位データが前記所定時間分となると、当該測位データを前記演算処理機に送信するとともに継続して前記測位データを取得し、前記解析用データの解析結果を前記演算処理機から受信すると、受信した解析結果を前記良否判断部で判断し、否と判断した場合、前記測位データを最後に送信した時点から前記記憶部に保存した前記測位データが前記所定時間分となると、当該測位データを前記演算処理機に送信するとともに継続して前記測位データを取得し、良と判断した場合、前記測位対象点の測位を終了する構成とされていることを特徴とする測位システム。
  2. 前記演算処理機は、一定の時間内に前記受信端末機から前記測位データを受信しなかった場合、その後に前記受信端末機から前記測位データを受信すると、当該受信前に前記格納部に格納されている前記解析用データに変えて前記測位データを新たな解析用データとして格納し、該新たな解析用データを前記解析部で解析し、この解析結果を前記受信端末機に送信することを特徴とする請求項1に記載の測位システム。
  3. 前記受信端末機は、自らの存在位置が移動したことを検知可能な移動検知部を有し、該移動検知部により自らの移動が検知されると、前記良否判断部の判断に拘わらず前記測位対象点の測位を中止する構成とされていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の測位システム。
  4. 前記受信端末機は、前記測位対象点の測位を開始した時点から、一定の時間が経過したときは、前記良否判断部の判断に拘わらず前記測位対象点の測位を中止する構成とされていることを特徴とする請求項1ないし請求項3に記載の測位システム。
  5. 衛星からの測位データに基づいて測位対象点の測位を行う測位システムにおいて前記測位対象点に固定的に設置されて用いられる受信端末機であって、
    衛星から取得された測位データを解析可能であるとともにその解析結果を送信可能な外部演算処理機との間での通信を可能とする通信手段と、
    衛星から取得した所定時間分の測位データを保存可能な記憶部と、
    前記外部演算処理機から受信した解析結果の良否を判断する良否判断部と、を備え、
    取得開始時点から前記記憶部に保存した前記測位データが前記所定時間分となると、当該測位データを前記外部演算処理機に送信するとともに継続して前記測位データを取得し、送信した前記測位データに基づく解析結果を前記外部演算処理機から受信すると、受信した解析結果を前記良否判断部で判断し、否と判断した場合、前記測位データを最後に送信した時点から前記記憶部に保存した前記測位データが前記所定時間分となると、当該測位データを前記外部演算処理機に送信するとともに継続して前記測位データを取得し、良と判断した場合、前記測位対象点の測位を終了することを特徴とする受信端末機。
  6. 請求項5に記載の受信端末機であって、
    さらに、自らの存在位置が移動したことを検知可能な移動検知部を備え、
    該移動検知部により自らの移動が検知されると、前記良否判断部の判断に拘わらず前記測位対象点の測位を中止することを特徴とする受信端末機。
  7. 前記測位対象点の測位を開始した時点から、一定の時間が経過したときは、前記良否判断部の判断に拘わらず前記測位対象点の測位を中止することを特徴とする請求項5または請求項6に記載の受信端末機。
  8. 衛星から取得した所定時間分の測位データを保存可能な受信手段と、衛星から取得された測位データを解析可能な演算処理手段と、該演算処理手段と前記受信手段との間での通信を可能とする通信手段とを備え、測位対象点において前記受信手段で一定時間継続して前記測位データを取得することにより該測位対象点の測位が可能な測位方法であって、
    前記演算処理手段は、前記受信手段から受信した前記測位データを解析用データとして格納可能でありかつ格納している前記解析用データを解析可能であり、前記受信手段から前記測位データを受信すると、当該受信前に格納している前記解析用データに受信した前記測位データを累積して新たな解析用データとして格納し直し、該新たな解析用データを解析し、この解析結果を前記受信手段に送信し、
    前記受信手段は、前記演算処理手段から受信した解析結果の良否を判断可能であり、取得開始時点から保存した前記測位データが前記所定時間分となると、当該測位データを前記演算処理手段に送信するとともに継続して前記測位データを取得し、前記解析用データの解析結果を前記演算処理手段から受信すると、受信した解析結果の良否を判断し、否と判断した場合、前記測位データを最後に送信した時点から保存した前記測位データが前記所定時間分となると、当該測位データを前記演算処理手段に送信するとともに継続して前記測位データを取得し、良と判断した場合、前記測位対象点の測位を終了することを特徴とする測位方法。
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