JP4964459B2 - 情報処理装置、テレビ、プログラム及び情報処理方法 - Google Patents

情報処理装置、テレビ、プログラム及び情報処理方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4964459B2
JP4964459B2 JP2005353356A JP2005353356A JP4964459B2 JP 4964459 B2 JP4964459 B2 JP 4964459B2 JP 2005353356 A JP2005353356 A JP 2005353356A JP 2005353356 A JP2005353356 A JP 2005353356A JP 4964459 B2 JP4964459 B2 JP 4964459B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
display
correspondence
output
image
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2005353356A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007156961A (ja
Inventor
宏高 上田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP2005353356A priority Critical patent/JP4964459B2/ja
Publication of JP2007156961A publication Critical patent/JP2007156961A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4964459B2 publication Critical patent/JP4964459B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • User Interface Of Digital Computer (AREA)
  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)

Description

本発明は、情報処理装置、テレビ、プログラム及び情報処理方法、特にユーザが試聴する画像などの情報を出力する情報処理装置、テレビ、プログラム及び情報処理方法に関する。
近年、携帯型音楽プレイヤや携帯電話機に代表されるモバイル機器が、動画や静止画、音楽などのさまざまなメディアを扱えるようになってきた。しかしながら、多くの場合、モバイル機器が有するディスプレイやスピーカなどの情報出力手段は、テレビなどの固定機器が有する情報出力手段に比べて機能が劣ることが多い。
そこで、モバイル機器に内蔵されている記憶装置に記憶されている情報を、より高品位な情報出力手段を有するテレビなどの外部機器において出力したいという要求がある。例えば、ユーザが普段持ち歩く携帯電話機には、携帯電話機に付属しているカメラで撮影した画像が記憶される。ユーザは携帯電話機の情報出力手段であるディスプレイでその画像を見ることができるが、携帯電話機のディスプレイは小さく、仮に画像がより高解像度で記憶されていたとしても、縮小された画像しか見ることができない。もしテレビなどの大画面の情報出力手段を備える外部機器が利用可能であるならば、その外部機器に画像を転送して表示させることで、大画面で画像を閲覧することができる。
図22(a)〜(e)は、従来の情報処理システムを説明するための図である。この情報処理システムは、外部機器である携帯電話機201(図22(a))と、情報処理装置であるテレビ206(図22(b))を備えている。この情報処理システムでは、携帯電話機201のディスプレイ203で表示されている画像の情報を、例えば赤外線通信を利用してテレビ206の赤外線受発光部208に向けて送信し、ディスプレイ207に表示させる。
ここでは、ディスプレイ203とディスプレイ207における画面サイズ、画面解像度、色数などの制約に従い、双方の機器で出力様態が調整されることを除いては、双方の機器で同一の画像等のコンテンツが表示されることにより出力される。図22(c)は携帯電話機201で表示されている画像と同一の画像g1をテレビ206のディスプレイ207で表示した際のイメージを示している。図22(c)に示すように、画像g1は大画面のディスプレイ207で見るには解像度が足りず、ぼやけたものになっている。
仮に、画像g1(図22(c))より高解像度の画像g2(図22(d))が利用可能であれば、画像g2を利用する方が、テレビ206の高解像度のディスプレイ207を有効に利用することができる。また仮に、画像g1(図22(d))より広範囲について表現した画像g3(図22(e))が利用可能であれば、画像g3を利用する方がテレビ206のディスプレイ207を有効に利用することができる。
このようにモバイル機器である携帯電話201に記憶されている画像等の情報を、出力特性の異なる外部機器であるテレビ206で出力する際には、テレビ206の出力特性により適合した情報が利用可能であるならば、そちらを利用することが望ましい。
特許文献1には、携帯電話機で表示される比較的低解像度の地図をプリンタに出力する際に、地図に関連付けられたURL(Uniform Resource Locators)から高解像度の地図をダウンロードにより取得して出力する技術が開示されている。また、非特許文献1には、W3C(World Wide Web Consortium)で規格化されているCC/PP(Composite Capability / Preference Profiles)など、コンテンツの属性を記述するコンテンツプロファイルと出力機器の能力を記述する端末プロファイルとをマッチングさせることで、出力機器に最適なメディアを選択あるいは生成して出力させる技術が開示されている。
特開2002−36638号公報 Composite Capability/Preference Profiles (CC/PP): Structure and Vocabularies 1.0, W3C Recommendation
しかしながら、モバイル機器である携帯電話機202(図22(a))と外部機器であるテレビ206(図22(b))の双方がディスプレイ203、207などの情報出力手段を有しており、ユーザが双方のディスプレイから出力される画像等の情報を視聴する場合、それらの画像等の間の対応関係が把握できず、ユーザが混乱する可能性があった。
例えば、ユーザが比較的低解像度・少情報量の地図を携帯電話機201のディスプレイ203により閲覧後に、その地図を大画面のテレビ206のディスプレイ207に表示させると、ディスプレイ203で表示した地図と、ディスプレイ207で表示した地図との見た目が異なるため、ユーザはそれぞれの地図の対応関係を把握しにくいという問題があった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、携帯電話機などの外部端末で出力される情報をテレビなどの情報処理装置で出力する場合であっても、ユーザがそれらの対応関係を把握できずに混乱することを防ぐことができる情報処理装置、テレビ、プログラム及び情報処理方法を提供することにある。
本発明は、上記課題を解決するためになされたもので、請求項1に記載の情報処理装置は、外部端末の第1の情報出力手段に出力される第1の情報を識別する情報識別手段と、識別された前記第1の情報と関連付けられている第2の情報を取得する情報取得手段と、前記第2の情報を出力する際に、前記第1の情報及び前記第2の情報の時間的又は空間的の少なくとも1以上の対応関係を併せて出力する第2の情報出力手段とを有する。
また、請求項2に記載の情報処理装置は、前記第2の情報は、前記第1の情報と精細度が異なる。
また、請求項3に記載の情報処理装置は、前記第1の情報は、所定の範囲について表現した情報であり、前記第2の情報は、前記第1の情報より広範囲又は狭範囲について表現した情報を含む。
また、請求項4に記載の情報処理装置は、前記情報取得手段は前記第1の情報を取得し、前記第2の情報出力手段は前記第1の情報の一部又は全部を出力後、前記第2の情報を出力することによって前記対応関係を出力する。
また、請求項5に記載の情報処理装置は、前記第2の情報出力手段は、前記第1の情報の一部又は全部を出力後、前記第2の情報を出力する際に、第1の情報と第2の情報を時間的又は空間的の少なくとも1以上で同期させて出力する。
また、請求項6に記載の情報処理装置は、前記第2の情報出力手段は、前記第1の情報の一部又は全部を出力後、前記第2の情報を出力する際に、前記第1の情報又は前記第2の情報の少なくとも1以上から動的に生成される、少なくとも1以上の中間段階を経て段階的に行う。
また、請求項7に記載の情報処理装置は、前記情報取得手段は、前記第1の情報出力手段における前記第1の情報の出力様態に関する情報を取得し、前記第2の情報出力手段は、前記第1の情報又は前記第2の情報の出力時に、前記第1の情報の出力様態に関する情報を出力する。
また、請求項8に記載のテレビは、携帯機器のディスプレイに出力される第1の情報を識別する情報識別手段と、識別された前記第1の情報と関連付けられている第2の情報を取得する情報取得手段と、前記第2の情報を出力する際に、前記第1の情報及び前記第2の情報の時間的又は空間的の少なくとも1以上の対応関係を併せて出力する。
また、請求項9に記載のプログラムは、情報処理装置のコンピュータに、外部端末の第1の情報出力手段に出力される第1の情報を識別する第1のステップと、識別された前記第1の情報と関連付けられている第2の情報を取得する第2のステップと、前記第2の情報を出力する際に、前記第1の情報及び前記第2の情報の時間的又は空間的の少なくとも1以上の対応関係を併せて出力する第3のステップとを実行させる。
また、請求項10に記載の情報処理方法は、外部端末の第1の情報出力手段に出力される第1の情報を情報識別手段により識別し、識別された前記第1の情報と関連付けられている第2の情報を情報取得手段により取得し、前記第2の情報を出力する際に、前記第1の情報及び前記第2の情報の時間的又は空間的の少なくとも1以上の対応関係を併せて第2の情報出力手段により出力する。
本発明では、外部端末の第1の情報出力手段に出力される第1の情報を情報識別手段により識別し、その識別された第1の情報と関連付けられている第2の情報を情報取得手段により取得し、第2の情報を出力する際に、第2の情報と第1の情報及び第2の情報の時間的又は空間的の少なくとも1以上の対応関係を併せて第2の情報出力手段により出力するようにした。
これにより、第2の情報出力手段により第2の情報を出力する際に、第1の情報と第2の情報の対応関係も併せて出力することができるので、第1の情報と第2の情報との関係をユーザに対して容易に把握させることができる。
以下、図面を参照し、本発明の実施形態について説明する。
図1(a)〜(c)は、本発明の実施形態による情報処理システムの構成を示す概略図である。この情報処理システムは、外部端末であるクラムシェル型の携帯電話機101と、大画面を有する情報処理装置であるテレビ106とを備えている。クラムシェル型とは、上部筐体115の下端と下部筐体116の上端とがヒンジ117により接合されており、ヒンジ117が備えるA−A’に平行な軸を回転軸として、上部筐体115と下部筐体116との位置関係を、開いた状態(図1(a))と閉じた状態(図1(b))との間で任意に変形可能な構造をいう。
なお、本実施形態では、外部端末である携帯機器が携帯電話機101であるが、外部端末である携帯機器としてPDA(Personal Digital Assistance)、PHS(Personal Handyphone System)、PC(Personal Computer)、テレビ106のリモコンなどその他の機器を用いることもできる。また、本実施形態では、情報処理装置がテレビであるが、情報処理装置としてプロジェクタやPCなどその他の機器を使用することもできる。
携帯電話機101はメインディスプレイ103(図1(a))とサブディスプレイ110(図1(b))を有しており、折り畳み状態により、利用されるディスプレイが変化する。また、携帯電話機101は、ユーザが指示を入力するボタン104(図1(a))及び111(図1(b))、情報処理装置であるテレビ106と通信するための赤外線発光部102(図1(a))及び112(図1(b))を有し、折り畳み状態により、一方が利用され、一方は機能停止される。また、携帯電話機101はスピーカ105を有しており、音声を出力することも可能である。
携帯電話機101からテレビ106のディスプレイ107に画像等の情報を送る方法としては、携帯電話機101の赤外線発光部102又は112と、テレビ106の赤外線受光部108の間で行われる赤外線通信を利用したり、可搬型記憶媒体114を利用したりすることができる。なお、携帯電話機101とテレビ106とは、有線接続することにより画像等の情報を送受信してもよいし、赤外線に限らない通信方法(Bluetooth(登録商標)など)によって無線接続することにより情報を送受信してもよい。このような構成にすることにより、ユーザは大画面のディスプレイ107により画像等を楽しむことができる。
携帯電話機101と赤外線受光部108を介して情報の受け渡しを行うテレビ106(図1(c))は、携帯電話機101が有するメインディスプレイ103とサブディスプレイ110とは大きさ、形状が異なるディスプレイ107を有する。テレビ106は更にスピーカ109を有し、音声を出力することができる。
ここで、携帯電話機101のメインディスプレイ103は、240×320ドット、2.2インチのQVGA(Quarter Video Graphics Array)の解像度と大きさを有する。また、サブディスプレイ110は、120×90ドット、1.1インチの解像度と大きさを有する。また、テレビ106のディスプレイ107(図1(c))は、1920×1080ドット、45インチの解像度と大きさを有するFull−HD(Full High Definition)のディスプレイを用いている。
図2(a)〜(d)は、ディスプレイ107、サブディスプレイ110、メインディスプレイ103のアスペクト比を説明するための図である。図2(a)に示すように、テレビ106のディスプレイ107のアスペクト比は9:16である。また、図2(b)に示すように、携帯電話機101のサブディスプレイ110のアスペクト比は、3:4である。また、図2(c)に示すように、携帯電話機101のメインディスプレイ103のアスペクト比は4:3である。
図2(d)は、図2(a)〜(c)を重ねたものであり、ディスプレイの表示領域がそれぞれ異なることを示している。
本実施形態では、図1に示すように、携帯電話機101のメインディスプレイ103又はサブディスプレイ110に表示されている画像の情報を、赤外線通信により、テレビ106に送信し、ディスプレイ107に表示する。なお、ここでは、通信はIrDA(Infrared Data Association)やIrSimple(登録商標)などのプロトコルに準拠した赤外線通信を使用しているが、他の通信手段を使用してもよい。また、2つの機器間で転送される情報も画像の情報である必要はなく、音声等の他の情報であってもよいが、少なくとも双方の機器がその情報に対応したディスプレイやスピーカなどの情報出力手段を有することが必要である。情報の内容が静止画や動画である場合にはディスプレイが必要となるし、情報の内容が音声である場合にはスピーカが必要になる。
図3は、本実施形態による携帯電話機101(外部端末)の構成の一例を、本発明によって付加された構成を中心に特に取り出して示すブロック図である。携帯電話機101において、ユーザ操作部701を介して入力されるユーザ操作はユーザ操作制御部706において取得、制御され、情報制御部707に情報制御命令が伝えられる。ユーザ操作部701は、ボタン104(図1(a))やボタン111(図1(b))により構成される。情報制御部707は情報記憶部702に記憶されている情報を表示制御部710に出力して、表示部709において表示させる。表示部709は、メインディスプレイ103(図1(a))やサブディスプレイ110(図1(b))により構成される。情報記憶部702に存在しない情報に関しては、ユーザ操作に従い、ネットワークインタフェース部704を介して情報取得部708がネットワーク705から取得し、情報記憶部702に記憶させた上、上述した処理を経て表示部709に表示される。ネットワークインタフェース部704は、赤外線発光部102(図1(a))や赤外線発光部112(図1(b))により構成される。ユーザ操作制御部706は表示制御部710に対し、現在、表示部709に表示されている情報の閲覧様態(ズーム、パン、回転等)を変更したり、情報制御部707に別の情報を表示したりするように制御する。表示制御部710は情報制御部707から指定される情報をユーザ操作制御部706に指定された様態で表示部709において表示する。
ここで、ユーザ操作部701を操作することによりユーザが現在、表示部709に表示させている画像等の情報を情報処理装置であるテレビ106に送信する操作を行った場合、ユーザ操作制御部706は情報制御部707に対し、現在、メインディスプレイ103やサブディスプレイ110などの表示部709に表示中の画像等の情報をテレビ106に送信するように制御する。情報制御部707は情報記憶部702に記憶されている情報をコマンド・情報送信部703、ネットワークインタフェース部704を介してテレビ106に送信する。このような処理を行うことで、携帯電話機101のメインディスプレイ103に表示されている画像等の情報をテレビ106に送信することができる。
例えば、現在、メインディスプレイ103又はサブディスプレイ110に表示されている画像等の情報(第1の情報)よりも情報処理装置であるテレビ106のディスプレイ107での表示に適した他の画像等の情報(第2の情報)が情報記憶部702に記憶されていれば、他の画像等の情報をコマンド・情報送信部703を介してテレビ106に送信してもよいし、情報取得部708を介してネットワーク705から取得した上で、テレビ106に送信してもよい。
例えば、携帯電話機101で表示している画像に対し、高解像度の画像や広範囲・高解像度の画像がローカル、あるいはネットワーク上で利用可能であるならば、携帯電話機101でそれらの画像の情報を取得してテレビ106に送信してもよい。
図3の対応関係取得部711は情報制御部707と表示制御部710から、現在メインディスプレイ103又はサブディスプレイ110で表示している画像等の情報と、テレビ106に送信されディスプレイ107で表示される画像等の情報の対応関係を示す情報を取得し、コマンド・情報送信部703を介してテレビ106に送信する。
図4は、本実施形態による携帯電話機101の処理の一例を示すフローチャートである。始めに、ユーザ操作部701は、ユーザの操作に基づいて表示部709に表示する第1の情報を選択する(ステップS101)。ここでは、第1の情報が画像の情報である場合について説明する。
表示部709は、選択された第1の情報をメインディスプレイ103又はサブディスプレイ110に表示する(ステップS102)。ここで、ユーザが第1の情報を、情報処理装置であるテレビ106に送信する指示を行った場合(ステップS103:Yes)、コマンド・情報送信部703は第1の情報をテレビ106(図1)に送信する処理を行う(ステップS104)。
図5は、本実施形態による携帯電話機101の処理の一例を示すフローチャートであり、図4のフローチャートのステップS104の処理の詳細を示している。つまり、図5は、コマンド・情報送信部703が赤外線通信を利用して第1の情報をテレビ106に送信する処理を示している。送信先のテレビ106は、携帯電話機101の赤外線発光部102又は112を、テレビ106の赤外線受光部108に向けることにより指定される。コマンド・情報送信部703は情報記憶部702から送信対象となる第1の情報を取得し(ステップS201)、赤外線通信を行う対象である通信局(テレビ106など)を検出する処理に移る(ステップS202)。赤外線通信を行う対象である通信局が検出されれば、既定のプロトコルに従い通信局との間でコネクションを確立し(ステップS203)、第1の情報をネットワークインタフェース部704から通信局であるテレビ106に送信する(ステップS204)。第1の情報をテレビ106に送信し終わった時点で、テレビ106とのコネクションを切断し、赤外線通信の処理を終える(ステップS205)。
なお、図5は、第1の情報である画像の情報を携帯電話機101からテレビ106に送信する処理を示しているが、画像の情報以外の情報を送信する場合も基本的な処理は同じである。
図4に戻り、携帯電話機101がテレビ106に第1の情報を送信した後、第1の情報よりも高解像度である第2の情報が取得可能である場合には(ステップS105:Yes)、情報制御部707は情報取得部708を介して第2の情報を取得する(ステップS106)。ここでは、第2の情報が、第1の情報よりも高解像度の画像の情報である場合について説明する。
図6は、本実施形態による携帯電話機101の処理の一例を示すフローチャートであり、図4のフローチャートのステップS105の処理の詳細を示している。つまり、図6は、高解像度の画像の情報である第2の情報を取得する処理を示している。情報制御部707は情報記憶部702に記憶されている第1の情報の属性情報を取得する(ステップS301)。
図7は、属性情報の一例を示した図である。図に示すように、属性情報には、ファイル名(map.pngなど)、ファイルID(A9888417002Cなど)、ファイルパス(C:/map/map.jpgなど)、情報タイプ(image/pngなど)、色数(1677万色など)、解像度(240×320など)、ファイルサイズ(123KBなど)、作成日時(2005年8月10日14:55など)、更新日時(2005年8月13日20:12など)、アクセス日時(2005年8月14日11:08など)、第2の情報取得URL(http://www.map−service.net/get?id=A9888417002Cなど)等が含まれている。第2の情報取得URLは、低解像度の画像等の情報である第1の情報に関連付けられている高解像度の画像等の情報である第2の情報が記憶されているネットワーク上のアドレスである。
図6に戻り、情報制御部707は、属性情報(図7)に基づいて、第2の情報取得URLを取得する(ステップS302)。そして、情報取得部708は、第2の情報取得URLにアクセスすることにより(ステップS303)、第2の情報を取得する(ステップS304)。情報取得部708が第2の情報の取得に成功した場合には、情報制御部707により第2の情報は情報記憶部702に記憶される(ステップS305)。
図4に戻り、ステップS106で第2の情報を取得した後、第2の情報をテレビ106に送信する(ステップS107)。なお、ステップS107の送信処理は、前述したステップS104(図5)と同様であるため、その説明を省略する。そして、第1の情報と第2の情報との対応関係を示す対応関係情報を取得し(ステップS108)、その対応関係情報をテレビ106に送信する(ステップS109)。対応関係情報の詳細については後述する。
なお、本実施形態では、ステップS107において携帯電話機101からテレビ106に第1の情報を送信しているが、この処理を省略してもよい。つまり、テレビ106が第1の情報の表示様態に関する情報だけでも携帯電話機101から取得できれば、その表示態様に関する情報をテレビ106のディスプレイ107に表示することにより、ユーザが混乱することを防ぐこともできる。
図8(a)〜(c)は、メインディスプレイ103、サブディスプレイ110、ディスプレイ107で表示される画像の一例を示す図である。図8(a)は携帯電話機101のメインディスプレイ103(図1(a))に第1の情報として、地図情報である画像g4が表示されている場合を示している。また、図8(b)は携帯電話機101のサブディスプレイ110(図1(b))に第1の情報として、地図情報である画像g5が表示されている場合を示している。図8(a)及び図8(b)の画像g4及びg5は、ともにA駅を中心とした地図であるが、サブディスプレイ110に表示される画像g5の方が、メインディスプレイ103に表示される画像g4よりも表示範囲が狭い。一方、図8(c)はテレビ106のディスプレイ107に第2の情報として、広範囲の地図情報である画像g6が表示されている場合を示している。画像g6は、画像g4や画像g5と同じように、A駅を中心とした地図である。
このように、画像g6(第2の情報)は、画像g4又は画像g5(第1の情報)とは精細度が異なる。ここで、精細度が異なる場合としては、例えば、画像の解像度が異なる場合、音声や動画のビットレートが異なる場合、地図や説明文の詳細度が異なる場合などがある。
図8(a)、(b)の画像g4、g5と、図8(c)の画像g6とでは、精細度が異なる。つまり、第2の情報である画像g6では表示範囲が広範囲であるのに対して、第1の情報である画像g4及び画像g5では表示範囲が狭範囲となっている。また、第2の情報では主要な施設名(A駅、T大学など)の他に詳細な施設名(B店、C区役所、E幼稚園など)が表示されているのに対して、第1の情報では主要な施設名(A駅、T大学など)のみが表示され詳細な施設名は表示されていない。
なお、図8(a)〜(c)の説明では、第1の情報である画像g4及びg5がA駅周辺(所定の範囲)について表現した情報であり、第2の情報である画像g6が第1の情報より広範囲について表現した情報である場合について説明したが、このような構成に限定されるものではない。例えば、第2の情報が第1の情報より狭範囲について表現した情報であってもよい。
第2の情報が第1の情報より広範囲又は狭範囲である場合としては、例えば、地図の表示範囲が広い又は狭い場合や、画像の色数が多い又は少ない場合などがある。また、第1の情報及び第2の情報が音声の場合には、それらの音声の音域が広い又は狭い場合などがある。また、第1の情報及び第2の情報が動画の場合には、それらの動画の時間が長い又は短い場合や、動画の再生範囲が異なる場合などがある。
第2の情報を第1の情報より広範囲又は狭範囲として、再生範囲の異なる情報が出力されたときにその対応関係を示すことにより、情報の範囲は異なるが実質的に同一な情報であることをユーザは容易に知ることができる。
図9は、メインディスプレイ103、サブディスプレイ110、ディスプレイ107に表示される地図情報を、空間的に同期させて重ね合わせて示した図である。つまり、図9は、携帯電話機101のメインディスプレイ103に表示される画像g4(図8(a))と、携帯電話機101のサブディスプレイ110に表示される画像g5(図8(b))と、テレビ106のディスプレイ107に表示される画像g6(図8(c))とを、A駅を中心として重ね合わせた場合を示している。メインディスプレイ103、サブディスプレイ110、ディスプレイ107では、表示画面の大きさや解像度が異なるため、表示可能な情報量がそれぞれ異なっている。
図10は、本実施形態によるテレビ106(情報処理装置)の構成の一例を示すブロック図である。ネットワーク805からネットワークインタフェース部804を介して受信したコマンド、情報、対応関係情報は、それぞれコマンド取得部803、情報取得部808、対応関係取得部811で処理される。ネットワークインタフェース部804は、赤外線受光部108(図1(c))により構成される。コマンド取得部803が取得するコマンドは、第1の情報である画像等の情報に対する操作についての情報であり、ズームやパンなどの第1の情報の表示様態を異ならせるものである。コマンド取得部803は、与えられた操作の情報を情報制御部807に出力する。情報制御部807は、表示制御部810に対し第1の情報の表示の様態を変更する命令を出力する。表示制御部810は表示部809に第1の情報を表示する。表示部809は、ディスプレイ107(図1(c))により構成される。
第1の情報の表示様態はユーザ操作部801(例えばテレビ106のリモコン(図示省略))によるユーザ操作によっても変更することができる。ユーザ操作はユーザ操作制御部806により処理され、同様に表示制御部810を介して第1の情報を表示する際に反映される。情報取得部808により取得された第1の情報は情報記憶部802に記憶されると共に情報制御部807に出力される。情報制御部807は表示制御部810を介し、第1の情報を表示部809に表示する。
図11は、本実施形態によるテレビ106の処理の一例を示すフローチャートである。始めに、情報取得部808(情報識別手段)は、携帯電話機101(外部端末)の表示部709(第1の情報出力手段)に出力される画像等の情報(第1の情報)を取得(識別)する(ステップS401)。そして、受信された画像等の情報(第1の情報)と関連付けられている高解像度の画像等の情報(第2の情報)を情報取得部808(情報取得手段)により携帯電話機101から取得できたか否かについて判定する(ステップS402)。
第2の情報を取得できなかった場合には、第1の情報を表示部809に表示する(ステップS410)。一方、第2の情報を取得できた場合には、第1の情報と第2の情報の対応関係を示した対応関係情報が携帯電話機101から取得可能であるか否かについて判定する(ステップS403)。対応関係情報を対応関係取得手段811により取得した場合には、第2の情報を表示する際に、第1の情報及び第2の情報の時間的な対応関係を併せて表示部809に表示する(ステップS404)。
このように表示部809に第1の情報と第2の情報との対応関係を表示することにより、精細度が異なる情報の対応関係をユーザが容易に知ることができる。精細度が異なる場合には、同一の情報が一見全く異なった感じに表示される場合が起こりうるが、第1の情報と第2の情報との対応関係を示すことで、精細度が異なる場合にもユーザの混乱を防止することができる。
ステップS404の処理から一定時間経過した後(ステップS405)、第1の情報の表示と同期するように第2の情報を表示部809に表示する(ステップS406)。ここで、表示部809であるディスプレイ107での第1の情報の表示は、携帯電話機101における表示と同様であるが、一定時間経過すると、ディスプレイ107の大画面を活かした高精細な情報表示へと移行する。
一方、ステップS403で、対応関係情報が取得できない場合には、第1の情報と第2の情報との対応関係を表示しないようにする。例えば、第1の情報を表示部809に表示し(ステップS407)、一定時間経過後(ステップS408)、第2の情報を表示部809に表示する(ステップS409)。
なお、第1の情報と第2の情報とが、同範囲の画像であって解像度のみが異なる場合、例えば、第1及び第2の情報がともに同じ領域の地図の画像であって、その地図の解像度が異なるような場合には、ステップS403で対応関係情報を取得できない場合であっても、第1の情報と第2の情報との対応関係を表示することができる。
本実施形態において、携帯電話機101に出力される第1の情報と、テレビ106に出力される第2の情報は、含まれる情報量は異なるものの同じ対象を扱う情報である。例えば、第1の情報が画像である場合には、第2の情報は解像度や色数などが異なる画像である。また、第1の情報が地図である場合には、第2の情報は同一の領域の地図であって解像度や記載される文字やアイコンなどの情報量が異なる地図などである。なお、この場合、同一の領域を含むが一方の地図が他方の地図より広い領域の情報を含む地図であってもよい。
また、第1及び第2の情報が動画である場合には、画像サイズやエンコードビットレートが異なる同一の動画であってもよいし、一方の動画が他方の動画よりも長時間の動画であってもよい。つまり、第1の情報と第2の情報との間には、何らかの対応関係が存在すればよい。
ここで、第1の情報と関連付けられている第2の情報は、第1の情報と異なるファイルであることが多いが、第1の情報と第2の情報とが単一のファイルであってもよい。例えば、画面の解像度に応じて表示する情報量を調整するような地図ファイルを用いることができる。これは、低解像度の画像を表示するときには、主な施設名等しか地図上に表示しないが、高解像度の画像を表示するときには、より詳細な情報を表示する。このようなファイルでは、第1の情報及び第2の情報が単一のファイルとして扱われる。このような、複数の表示様態に対応する情報を多重化して単一のファイルとして蓄積するファイル形式としては、解像度多重、色深度多重、多重レイヤ、ビットレート多重など多重化の対象とするものが幅広く知られている。例えば、複数の解像度の情報を蓄積することができる解像度多重ファイルフォーマットであり、JPEG(Joint Photographic Experts Group)によって規格化されたJPEG2000などである。
なお、図11のステップS404の説明では、第2の情報を表示する際に、第1の情報及び第2の情報の時間的な対応関係を併せて表示部809に表示する場合について説明したが、このような構成に限定されるものではない。例えば、第2の情報を表示(出力)する際に、第1の情報及び第2の情報の時間的な又は空間的の少なくとも1以上の対応関係を併せて表示部809(第2の情報出力手段)に表示するようにしてもよい。
ここで、時間的な対応関係を表示するとは、第1及び第2の情報が動画などの時間的に変動する情報である場合に、同じ場面を同じ時刻に表示する場合などをいう。つまり、音声や動画などの時間推移を含むメディアにおける、第1の情報の再生ポイントと、第2の情報の再生ポイントの対応関係を併せて表示することをいう。
例えば、第1の情報、第2の情報とも5分間の動画情報で、エンコードレートと画像の大きさが異なる場合には、第1の情報を2分12秒の再生ポイントで一時停止した状態で、外部端末であるテレビ106に表示を切り替えた際に、第2の情報を冒頭から再生すると、今まで見ていた動画(第1の情報)のシーンと異なるシーンが再生されるので、ユーザは混乱してしまう。
そこで、例えば同じ2分12秒の再生ポイントから再生することにより、時間的な対応関係をユーザに示すことで、ユーザは第1及び第2の情報が実質的に同一であることを容易に認識することができる。また、第2の情報の再生自体は先頭から開始するが、第1の情報は2分12秒の時点まで再生しているという表示を出したり、2分12秒の時点まで移動する処理を行ったりするなどにより、第1の情報と第2の情報の時間的な対応関係を表示することができる。
また、空間的な対応関係を表示するとは、第1及び第2の情報が画像などの時間的に変動しない情報である場合に、同じ地点を重ね合わせるように表示する場合などをいう。つまり、画像などの大きさを有するメディアにおける、第1の情報の再生エリアと、第2の情報の再生エリアの対応関係を併せて表示することをいう。
例えば、第1及び第2の情報がともにA駅を中心とする地図の画像情報で、一方の画像情報は2km四方の領域を示す地図であり、もう一方の画像は4km四方の領域を示す地図である場合に、第1の情報を表示している状況で、別の機器に表示を切り替えた際に、第2の情報がそのまま表示されると、今まで見ていた地図と異なる範囲の地図が表示されるので、ユーザは混乱してしまう。
そこで、例えば第1の情報の表示部分をユーザにわかるように線で区切って表示することで、ユーザは今まで見ていた情報が、外部端末による表示において、どの部分に該当するのかを知り、双方の情報が実質的に同一であることを容易に認識することができる。
図12(a)、(b)は、本実施形態によるテレビ106(図1(c))のディスプレイ107に表示される画像の一例を示す図である。始めに、図12(a)に示すように第1の情報として、携帯電話機101のメインディスプレイ103に表示されていた画像g4(図8(a))がディスプレイ107に表示される。一定時間が経過すると、図12(b)に示すように第2の情報として、第1の情報よりも広範囲かつ詳細な店舗名等が記載された地図である画像g6(図8(c))がディスプレイ107に表示される。ここで第1の情報の表示の様態は、携帯電話機101のメインディスプレイ103の表示と適合しており、かつ、第1の情報と第2の情報は空間的に同期して表示される。ここでは、駅や道路の位置関係は第1の情報と第2の情報の表示においてディスプレイ107の同じ位置に表示される。ここでは、瞬時に第1の情報から第2の情報へ表示が移行する様子を示しているが、同一のディスプレイに表示される第1の情報を徐々に薄くするとともに第2の情報を徐々に濃くしていく映像技術であるディゾルブを用いたり、第1の情報に第2の情報が割り込ませるようにして画像を切り替える映像技術であるワイプを用いたり、第1の情報と第2の情報との間の中間段階の画像を動的に生成する技術であるモーフィングなどを用いたりすることによって、第1の情報から第2の情報へ滑らかに表示が変化するようにしてもよい。
つまり、表示部809(第2の情報出力手段)により、第1の情報の一部又は全部を出力後、第2の情報を出力する際に、第1の情報又は第2の情報の少なくとも1以上から動的に生成される、少なくとも1以上の中間段階を経て段階的に表示するようにしてもよい。
第1の情報から第2の情報に急に変化すると、ユーザがそれらの情報の違いに戸惑う可能性がある。そこで、第1の情報及び第2の情報からその中間段階の情報を生成し、段階的に情報の変化を表示することで、ユーザは急激な変化に戸惑うことなく、より容易に第1及び第2の情報の対応関係を把握することができる。
図13(a)、(b)は、本実施形態によるテレビ106(図1(c))のディスプレイ107に表示される画像の他の一例を示す図である。始めに、図13(a)に示すように第1の情報として、携帯電話機101のサブディスプレイ110に表示されていた画像g5(図8(b))がディスプレイ107に表示される。一定時間が経過すると、図13(b)に示すように第2の情報として、第1の情報よりも広範囲かつ詳細な店舗名等が記載された地図である画像g6(図8(c))がディスプレイ107に表示される。
ここでは、第2の情報と第1の情報を空間的に同期させて表示するため、つまり、第1の情報と第2の情報とで駅や道路の位置関係が変化しないように表示するため、図13(a)に示すように、第1の情報を回転させた状態でディスプレイ107に表示している。
図14(a)、(b)は、本実施形態によるテレビ106(図1(c))のディスプレイ107に表示される画像の更に他の一例を示す図である。図14(a)、(b)は、それぞれ図13(a)、(b)とほぼ同じであるが、図13(a)では、サブディスプレイ110に表示される画像g4の向きを基準として施設名の表示方向を決めていたが、図14(a)では、ディスプレイ107に表示される画像g6の向きを基準として施設名の表示方向を決めている。このような処理を行うことにより、施設名は常にディスプレイ107の表示方向を基準に決められるため、ユーザは混乱することなく、ディスプレイ107に表示される施設名を読み取ることができる。
なお、図13(a)、図14(a)では、サブディスプレイ110に表示される画像g5(図8(b))をディスプレイ107に傾いた状態で表示させているが、これに限定されるものではない。例えば、画像g5をディスプレイ107に傾きのない状態で表示後、徐々に画像g5を回転させて図13(a)、図14(a)のように表示し、その後に、第2の情報をディスプレイ107に表示するようにしてもよい。
図15(a)、(b)は、第1及び第2の情報が動画である場合について説明するための図である。図15(a)は、第1及び第2の情報である動画像を時間的・空間的に同期させる場合を示している。時間t0から時間t1までは第1の情報として低解像度情報である画像g11〜g13が再生され、時間t1から時間t2までは第2の情報として高解像度情報である画像g14〜g16が再生されることにより、ユーザに対して第1の情報と第2の情報間の対応関係を示している。ここでは、画像の大きさが変わらないので、空間的に第1及び第2の情報は同期している。また、時間t1を境に画像g13と画像g14とが途切れることなく再生されるため、時間的にも同期している。すなわち時空間的に同期している。時間t1以降、音声、画像とも高解像度の情報に切り替わるが、ユーザは2つの情報が同一の情報であることを直感的に把握することができる。
図15(b)は、第1の情報および第2の情報において再生範囲が異なる場合を示している。最初に第1の情報として低解像度情報である画像g21がディスプレイ107に表示された後、第2の情報として高解像度情報である画像g22がディスプレイ107に表示される。第2の情報は第1の情報に対して解像度が高く、広範囲の領域についての情報である。第1及び第2の情報は、時空間的に同期しているため、ゴルファの位置は情報の移行時にずれることはなく、ユーザは一連のティーショットの過程に画像が急に鮮明になり、また広い範囲まで見えるように感じる。ここでは、第1の情報から第2の情報への移行時に、音声も高音質なものに変化させる。このように、時間的・空間的に同期させて2つの情報を連続的にユーザに対して出力することにより、ユーザは直感的に2つの情報の対応関係を把握することが可能となる。
なお、ここでは、第2の情報を携帯電話機101が取得し、テレビ106に送信する場合について説明しているが、テレビ106が第2の情報を取得するようにしてもよい。また、前述のように第1の情報と第2の情報を同一のファイルに記憶するようにしてもよい。テレビ106は、携帯端末機101における第1の情報の表示様態に関する情報を携帯電話機101から取得する。
図16(a)〜(c)は、テレビ106のディスプレイ107に第1の情報と第2の情報との対応関係を表示する方法の一例を示す図である。図16(a)は、第2の情報に含まれる第1の情報の範囲を枠線w1で囲むことにより、第1の情報と第2の情報との対応関係を表示する場合を示している。図16(b)は、第2の情報に含まれる第1の情報の範囲の明度を上げるように表示し、それ以外の範囲の明度を下げることにより、第1の情報と第2の情報との対応関係を表示する場合を示している。図16(c)は、第2の情報に含まれる第1の情報の範囲以外の領域をぼかすことにより、第1の情報と第2の情報との対応関係を表示する場合を示している。
図16(a)〜(c)に表示される対応関係は、一定時間が経過すると消え、図8(c)のような通常の画面が表示される。これは、いったんユーザが第1の情報と第2の情報との対応関係を把握できれば、それ以後、対応関係を表示する必要がなくなるからである。なお、ユーザの指示等によって、対応関係の表示の有無を切り替えるようにしてもよい。
図17(a)〜(e)は、テレビ106のディスプレイ107に第1の情報と第2の情報との対応関係を表示する方法の他の一例を示す図である。これらの図は、テレビ106のディスプレイ107に表示される第2の情報のどの領域が、携帯電話機101のメインディスプレイ103又はサブディスプレイ110に表示される第1の情報に対応しているかを示している。図17(a)は、第1の情報である画像j11が、第2の情報である画像j2上に所定の角度だけ回転した状態で表示されている場合を示している。
図17(b)は、第1の情報の表示履歴の画像j12〜j16を、第2の画像j2上に表示した場合を示している。この図では、第1の情報の領域を示す枠線が点線から実線、細線から太線になるほど表示履歴が新しい第1の情報であることを示している。ここでは、画像j12に対して、ズームの処理を行った場合(画像j13)、回転の処理を行った場合(画像j14、j15)、平行移動の処理を行った場合(画像j16)を示している。
図17(c)は、ユーザが携帯電話機101のメインディスプレイ103又はサブディスプレイ110に表示させた画像j17、j18の領域の明度を上げ、それ以外の領域については明度を下げた場合を示している。図17(d)、(e)は、第2の情報である画像j2上に、複数の第1の情報である画像j19、j10を表示する場合を示している。画像j19、j10は、例えば、携帯電話機101のメインディスプレイ103及びサブディスプレイ110に表示される画像や、複数の機器のディスプレイに表示される画像などである。図17(d)では、テレビ106のディスプレイ107における画像j2の表示方向を基準として、画像j19、j10に含まれる文字(A、Bなど)を表示している。また、図17(e)では、携帯電話機101のメインディスプレイ103及びサブディスプレイ110の表示方向を基準として、第1の情報j19、j10に含まれる文字(A、Bなど)の表示方向を決定している。
図17(d)、(e)のように第1の情報を第2の情報中に出力することにより、ユーザは自分の携帯電話機101のメインディスプレイ103及びサブディスプレイ110に表示している画像が、テレビ106のディスプレイ107のどの領域に該当するのかを容易に理解することが可能になる。
ここでは、一人のユーザが保有する携帯電話機101のメインディスプレイ103又はサブディスプレイ110に表示される画像を、テレビ106のディスプレイ107に表示する例を説明しているが、複数人のユーザがそれぞれの携帯電話機に蓄積されている画像をテレビ106に表示させる場合も考えられる。その際には、個々のユーザが使用する携帯電話機を識別する情報(例えばユーザ名など)を、個々の携帯電話機に表示されている第1の情報と併せてディスプレイ107上に常時、表示することが望ましい。
なお、上述した説明では、テレビ106のディスプレイ107上に、第1の情報として画像j11〜j19を表示するようにしたが、これに限定されるものではなく、画像j11〜j19の外枠の範囲のみを示す(図16(a)参照)ことにより、第1の情報と第2の情報との対応関係を示すようにしてもよい。
図18(a)〜(d)は、テレビ106のディスプレイ107に第1の情報と第2の情報との対応関係を表示する方法の更に他の一例を示す図である。図18(a)は、第1の情報である画像j31を、第2の情報である画像j2の中心に表示するようにした場合を示している。また、図18(b)は、第2の情報である画像j2の端に、第1の情報である画像j32を表示した場合を示している。
図18(c)は、第1の情報の過去3回分の画像j33〜j35を、第2の情報である画像j2上に表示した場合を示している。
図18(d)は、第2の情報である画像j2が予め何らかの手順に従い分割されており、その中からひとつを選択する場合の表示例を示したもので、第1及び第2の情報は地図の画像などである。携帯電話機101における第1の情報は自由に回転・移動することができるが、テレビ106のディスプレイ107に表示される第2の情報は予め定められた区画に従い分割された情報となっている。この場合、第2の情報は第1の情報との重複がなるべく大きくなるように選択される。
図19、図20、図21は、第1の情報である画像と第2の情報である画像とを同期させる方法について説明するための図である。ここでは、表示範囲、拡大率、回転角がそれぞれ異なる第1の情報と第2の情報とを同期させて表示する方法について説明する。図19に示すように、画像A001は、グローバル座標系におけるメインディスプレイ103に表示される第1の情報の表示領域を示している。画像A002は、グローバル座標系におけるディスプレイ107に表示される第2の情報の表示領域を示している。グローバル座標系は、第1の情報及び第2の情報を切り出す元情報が有する座標系のことを指す。グローバル座標系は、元情報に固有のものであるが、情報が広域地図のようなものであれば、緯度、経度、距離などのより普遍的な座標との対応情報も利用できる。
画像A001と画像A002は、それぞれの表示領域の中心点P(x,y)を共有するようにディスプレイ107に表示される(図18(a)参照)。
図20(a)に示すように、第1の情報の表示の様態に関する情報としては、中心点Pの座標(x,y)、幅w1、高さh1、回転角r1が与えられる。また、図20(b)に示すように、第2の情報の表示の様態に関する情報としては、中心点Pの座標(x,y)、高さh2、幅w2、回転角r2が与えられる。これらの値はすべてグローバル座標系に基づくものである。なお、第1の情報に固有の座標系と、第2の情報に固有の座標系とは通常異なる。
図21は、第1の情報と第2の情報を空間的に同期させてテレビ106のディスプレイ107に表示した場合を示している。グローバル座標系からディスプレイ107のローカル座標系に変換するための拡大率αが高さ、幅に乗じられる。第1の情報および第2の情報の中心点Pはディスプレイ107の中心座標P’(X,Y)に重なるように表示される。ディスプレイ107においては、第2の情報が正立するように表示されるので、第1の情報は中心点P(x,y)を中心に角度r1−r2だけ回転される。
すなわち、第1の情報を第2の情報と同期させて表示するためには、第1の情報は次の座標変換を経て表示される。数学的にはすべての変換は3×3の変換行列で表すことができ、ディスプレイ107におけるローカル座標系(xl,yl)からグローバル座標系(xg,yg)への座標と長さの写像は以下の式(1)により表わすことができる。
Figure 0004964459
式(1)により以下のような処理が行われる。始めに、第1の情報の中心点Pが原点に重なるようにx方向に−w1/2、y方向に−h1/2だけ平行移動される。次に、原点を中心にr1−r2だけ回転される。次に、ローカル座標系に合わせるため拡大率αで拡大される。次に、第1の情報の中心点Pがディスプレイ107の中心点P’に重なるようにx方向にX、y方向にYだけ平行移動される。
このような座標変換を施した上で、第1の情報をディスプレイ107上で表示することにより、第2の情報と空間的に同期させることができる。
仮に、第1の情報の中心点P1(x1,y1)と第2の情報の中心点P2(x2,y2)とが異なる場合には、グローバル座標系において(x1−x2,y1−y2)だけ平行移動してからローカル座標系に変換すればよく、写像は以下の式(2)のように表わされる。
Figure 0004964459
式(2)により以下のような処理が行われる。始めに、第1の情報の中心点Pが原点に重なるようにx方向に−w1/2、y方向に−h1/2だけ平行移動される。次に、原点を中心にr1−r2だけ回転される。次に、第1の情報の中心点P1と第2の情報の中心点P2との差異(x1−x2,y1−y2)だけ平行移動される。次に、ローカル座標系に合わせるため拡大率αで拡大される。次に、ローカル座標系に合わせるためx方向にX、y方向にYだけ平行移動される。
このような変換を施した第1の情報をディスプレイ107上に表示し、その後、第2の情報を表示すれば、第1の情報と第2の情報を空間的に同期させることができる。第1の情報を表示させず、第1の情報の表示領域のみを枠線などで表示する場合にも、第1の情報の表示領域を示す矩形を上記と同様に変換することで、第2の情報表示における第1の情報の表示領域を算出し、表示することが可能である。
上述した本実施形態によるテレビ106では、第1の情報を情報取得部808(情報取得手段)により取得し、第1の情報の一部又は全部を出力後、第2の情報を出力することによって対応関係を表示部809(第2の情報出力手段)により出力する。これにより、第1の情報に続けて第2の情報が出力されることで、ユーザはその2つの情報が互いに関連する情報であることを直感的に理解することができる。
また、本実施形態によるテレビ21では、第1の情報の一部又は全部を出力後、第2の情報を出力する際に、第1の情報と第2の情報を時間的又は空間的の少なくとも1以上で同期させて表示部809(第2の情報出力手段)により出力する。
ここで、時間的又は空間的の少なくとも1以上で同期とは、時間的に同期、空間的に同期、その双方を同期させる時空間的に同期のすべての様態を含む。
このように、時間的・空間的に同期させて2つの情報を連続的にユーザに提示することにより、ユーザは直感的に2つの情報の対応関係を把握することが可能となる。
また、本実施形態によるテレビ21では、表示部709(第1の情報出力手段)における第1の情報の出力様態に関する情報を情報取得部808(情報取得手段)により取得し、第1の情報又は第2の情報の出力時に、第1の情報の出力様態に関する情報を表示部809(第2の情報出力手段)により出力する。
ここで第1の情報の表示部709における出力様態とは、第1の情報のどの部分が、どのような形で出力されているかという情報を示す。情報が地図などの静止画である場合には、その出力様態とはその静止画のどの部分がどのような方向でどのような倍率で、表示部709において出力されていたかということを示す。例えば、表示部809の方が広範囲の情報を表示できる場合には、表示部709において表示されている領域を枠で区切って表示することで、第1の情報の出力様態に関する情報を出力することができる。また、第1の情報及び第2の情報が動画である場合の出力様態とは、例えば、第1の情報が第2の情報におけるどの時間帯の動画であるかを示す情報である。
この出力様態に関する情報を出力することで、ユーザは表示部709において出力されている部分が、表示部809のどの部分に該当するのかということを容易に知ることができる。該当部分を枠線で区切るだけでもよいし、該当部分に関しては表示部709で出力されている様態(解像度・色数)でいったん出力し、ユーザに対応関係を直感的に認識させてもよい。ユーザが認識した後は、ユーザの指示か時間経過などの条件により、この対応関係の表示は消去される。
なお、以上説明した実施形態において、図10におけるユーザ操作部801、情報記憶部802、コマンド取得部803、ネットワークインタフェース部804、ユーザ操作制御部806、情報制御部807、情報取得部808、表示部809、表示制御部810、対応関係取得部811の機能又はこれらの機能の一部を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムを情報制御部807で代表されるコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより情報処理装置の制御を行ってもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OS、CPU、周辺機器等のハードウェアを含むものとする。
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時刻の間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時刻プログラムを保持しているものも含むものとする。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良く、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであっても良い。
以上、この発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
本発明の実施形態による情報処理システムの構成を示す概略図である。 ディスプレイ107、サブディスプレイ110、メインディスプレイ103のアスペクト比を説明するための図である。 本実施形態による携帯電話機101の構成の一例を、本発明によって付加された構成を中心に特に取り出して示すブロック図である。 本実施形態による携帯電話機101の処理の一例を示すフローチャートである。 本実施形態による携帯電話機101の処理の一例を示すフローチャートである。 本実施形態による携帯電話機101の処理の一例を示すフローチャートである。 属性情報の一例を示した図である。 メインディスプレイ103、サブディスプレイ110、ディスプレイ107で表示される画像の一例を示す図である。 メインディスプレイ103、サブディスプレイ110、ディスプレイ107に表示される地図情報を、空間的に同期させて重ね合わせて示した図である。 本実施形態によるテレビ106の構成の一例を示すブロック図である。 本実施形態によるテレビ106の処理の一例を示すフローチャートである。 本実施形態によるテレビ106のディスプレイ107に表示される画像の一例を示す図である。 本実施形態によるテレビ106のディスプレイ107に表示される画像の他の一例を示す図である。 本実施形態によるテレビ106のディスプレイ107に表示される画像の更に他の一例を示す図である。 第1及び第2の情報が動画である場合について説明するための図である。 テレビ106のディスプレイ107に第1の情報と第2の情報との対応関係を表示する方法の一例を示す図である。 テレビ106のディスプレイ107に第1の情報と第2の情報との対応関係を表示する方法の他の一例を示す図である。 テレビ106のディスプレイ107に第1の情報と第2の情報との対応関係を表示する方法の更に他の一例を示す図である。 第1の情報である画像と第2の情報である画像とを同期させる方法について説明するための図である。 第1の情報である画像と第2の情報である画像とを同期させる方法について説明するための図である。 第1の情報である画像と第2の情報である画像とを同期させる方法について説明するための図である。 従来の情報処理システムを説明するための図である。
符号の説明
101・・・携帯電話機、102・・・赤外線発光部、103・・・メインディスプレイ、106・・・テレビ、107・・・ディスプレイ、108・・・赤外線受光部、109・・・スピーカ、110・・・サブディスプレイ、112・・・赤外線発光部、114・・・可搬型記憶媒体、115・・・上部筐体、116・・・下部筐体、117・・・ヒンジ、201・・・携帯電話機、202・・・赤外線発光部、203・・・ディスプレイ、206・・・テレビ、207・・・ディスプレイ、208・・・赤外線受光部、701・・・ユーザ操作部、706・・・ユーザ操作制御部、701・・・ユーザ操作部、702・・・情報記憶部、703・・・コマンド・情報送信部、704・・・ネットワークインタフェース部、705・・・ネットワーク、706・・・ユーザ操作制御部、707・・・情報制御部、708・・・情報取得部、709・・・表示部、710・・・表示制御部、711・・・対応関係取得部、801・・・ユーザ操作部、802・・・情報記憶部、803・・・コマンド取得部、804・・・ネットワークインタフェース部、805・・・ネットワーク、806・・・ユーザ操作制御部、807・・・情報制御部、808・・・情報取得部、809・・・表示部、810・・・表示制御部、811・・・対応関係取得部

Claims (10)

  1. 外部端末の第1の情報出力手段に出力される第1の情報を取得する第1の情報取得手段と、
    前記第1の情報とは異なる情報であって、前記第1の情報が示す対象と同じ対象の情報を、前記第1の情報と同じ形状で含む第2の情報を取得する第2の情報取得手段と、
    前記第1の情報を、前記第2の情報の対応する位置に、空間的に重ねて出力するための空間的な対応関係情報を取得できるか否かについて判定する判定手段と、
    前記判定手段が前記空間的な対応関係情報を取得できると判定した場合に、前記空間的な対応関係情報を取得する対応関係情報取得手段と、
    前記対応関係情報取得手段が取得した前記空間的な対応関係情報に基づいて、前記第1の情報を、前記第2の情報の対応する位置に、空間的に重ねて出力する第2の情報出力手段と、
    を有することを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記第2の情報は、前記第1の情報と精細度が異なることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記第1の情報は、所定の範囲について表現した情報であり、
    前記第2の情報は、前記第1の情報より広範囲について表現した情報を含むことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  4. 前記第2の情報出力手段は前記第1の情報の一部又は全部を出力後、前記第2の情報を出力することによって前記対応関係を出力することを特徴とする請求項1から3までのいずれかの項に記載の情報処理装置。
  5. 前記判定手段は、前記第2の情報を、前記第1の情報の対応する場面から、時間的に連続して出力するための時間的な対応関係情報を取得できるか否かについて判定し、
    前記対応関係情報取得手段は、前記判定手段が前記時間的な対応関係情報を取得できると判定した場合に、前記時間的な対応関係情報を取得し、
    前記第2の情報出力手段は、前記対応関係情報取得手段が取得した前記時間的な対応関係情報に基づいて、前記第2の情報を、前記第1の情報の対応する場面から、時間的に連続して出力することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  6. 前記第2の情報出力手段は、
    前記第1の情報の一部又は全部を出力後、前記第2の情報を出力する際に、前記第1の情報又は前記第2の情報の少なくとも1以上から動的に生成される、少なくとも1以上の中間段階を経て段階的に行うことを特徴とする請求項4に記載の情報処理装置。
  7. 前記対応関係情報取得手段は、前記第1の情報出力手段における前記第1の情報の出力様態に関する情報を取得し、
    前記第2の情報出力手段は、前記第1の情報又は前記第2の情報の出力時に、前記第1の情報の出力様態に関する情報を出力することを特徴とする請求項1から6までのいずれかの項に記載の情報処理装置。
  8. 携帯機器のディスプレイに出力される第1の情報を取得する第1の情報取得手段と、
    前記第1の情報とは異なる情報であって、前記第1の情報が示す対象と同じ対象の情報を、前記第1の情報と同じ形状で含む第2の情報を取得する第2の情報取得手段と、
    前記第1の情報を、前記第2の情報の対応する位置に、空間的に重ねて出力するための空間的な対応関係情報を取得できるか否かについて判定する判定手段と、
    前記判定手段が前記空間的な対応関係情報を取得できると判定した場合に、前記空間的な対応関係情報を取得する対応関係情報取得手段と、
    前記対応関係情報取得手段が取得した前記空間的な対応関係情報に基づいて、前記第1の情報を、前記第2の情報の対応する位置に、空間的に重ねて出力するディスプレイと、
    を有することを特徴とするテレビ。
  9. 情報処理装置のコンピュータに、
    外部端末の第1の情報出力手段に出力される第1の情報を取得する第1のステップと、
    前記第1の情報とは異なる情報であって、前記第1の情報が示す対象と同じ対象の情報を、前記第1の情報と同じ形状で含む第2の情報を取得する第2のステップと、
    前記第1の情報を、前記第2の情報の対応する位置に、空間的に重ねて出力するための空間的な対応関係情報を取得できるか否かについて判定する第3のステップと、
    前記第3のステップで、前記空間的な対応関係情報を取得できると判定した場合に、前記空間的な対応関係情報を取得する第4のステップと、
    前記第4のステップで取得した前記空間的な対応関係情報に基づいて、前記第1の情報を、前記第2の情報の対応する位置に、空間的に重ねて出力する第5のステップと、
    を実行させることを特徴とするプログラム。
  10. 外部端末の第1の情報出力手段に出力される第1の情報を取得し、
    前記第1の情報とは異なる情報であって、前記第1の情報が示す対象と同じ対象の情報を、前記第1の情報と同じ形状で含む第2の情報を取得し、
    前記第1の情報を、前記第2の情報の対応する位置に、空間的に重ねて出力するための空間的な対応関係情報を取得できるか否かについて判定し、
    前記空間的な対応関係情報を取得できると判定した場合に、前記空間的な対応関係情報を取得し、
    取得した前記空間的な対応関係情報に基づいて、前記第1の情報を、前記第2の情報の対応する位置に、空間的に重ねて出力することを特徴とする情報処理方法。
JP2005353356A 2005-12-07 2005-12-07 情報処理装置、テレビ、プログラム及び情報処理方法 Expired - Fee Related JP4964459B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005353356A JP4964459B2 (ja) 2005-12-07 2005-12-07 情報処理装置、テレビ、プログラム及び情報処理方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005353356A JP4964459B2 (ja) 2005-12-07 2005-12-07 情報処理装置、テレビ、プログラム及び情報処理方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007156961A JP2007156961A (ja) 2007-06-21
JP4964459B2 true JP4964459B2 (ja) 2012-06-27

Family

ID=38241227

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005353356A Expired - Fee Related JP4964459B2 (ja) 2005-12-07 2005-12-07 情報処理装置、テレビ、プログラム及び情報処理方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4964459B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010009368A (ja) * 2008-06-27 2010-01-14 Nec Corp 情報処理装置、プログラム及び画面切替方法
US8948247B2 (en) 2009-04-14 2015-02-03 Futurewei Technologies, Inc. System and method for processing video files
JP2012195915A (ja) * 2011-03-18 2012-10-11 Kddi Corp メディア転送制御システム、メディア転送方法およびプログラム

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4239811B2 (ja) * 2003-12-18 2009-03-18 日本ビクター株式会社 撮像装置
JP2005269104A (ja) * 2004-03-17 2005-09-29 Fuji Photo Film Co Ltd 画像処理方法および装置
JP4596236B2 (ja) * 2004-04-07 2010-12-08 ソニー株式会社 制御システム、制御装置および方法、プログラム、並びに記録媒体

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007156961A (ja) 2007-06-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11558431B2 (en) Communication terminal, communication system, communication method, and display method
JP6805861B2 (ja) 画像処理装置、画像処理システム、画像処理方法及びプログラム
US10764513B2 (en) Communication terminal, image data communication system, and communication method
US11310459B2 (en) Image capturing device, image capturing system, image processing method, and recording medium
US10073542B2 (en) Information processing apparatus and transmission system for reducing screen failure when display data is transmitted to a destination
JP2019047167A (ja) 撮像装置、画像表示システム、操作方法、プログラム
JP5623111B2 (ja) 携帯情報処理装置
JPWO2004039068A1 (ja) 画像合成携帯端末およびそれに用いられる画像合成方法
JP6953692B2 (ja) 表示装置、及び、表示装置の制御方法
JP2005316403A (ja) 画像表示方法及びプログラム
KR20110052898A (ko) 배경 화면 설정 방법 및 이를 이용한 휴대 단말기
JP2009100470A (ja) データ再生装置およびデータ再生方法
JP4964459B2 (ja) 情報処理装置、テレビ、プログラム及び情報処理方法
CN108008870A (zh) 一种图像呈现方法、装置、电子设备
JP2008070705A (ja) 画像提供システムおよび画像提供サーバ装置
KR101759935B1 (ko) 영상통화 단말기의 전환 방법 및 그에 따른 영상통화 단말기
JP2008098828A (ja) 携帯端末装置
JP2007281552A (ja) 通信装置
JP2017138983A (ja) コンテンツ提供方法を実行するために記憶媒体に記憶されるコンピュータプログラム、その方法及びその装置
JP2005077936A (ja) 電子機器
JP2007104273A (ja) メッセージングシステム、サーバ装置およびプログラム
JP2017118442A (ja) 共有端末、通信システム、通信方法、及びプログラム
KR101108542B1 (ko) 위치기반 증강현실을 이용하는 이동통신 단말기 및 이의 제어방법
KR101800010B1 (ko) 컨텐츠 공유 제어 방법, 그를 이용한 휴대용 단말기 및 컨텐츠 공유 시스템
KR101282411B1 (ko) 웹 브라우징 공유 시스템 및 웹 브라우징 공유 방법

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080220

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100204

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100316

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100514

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110419

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110609

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120321

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120328

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150406

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees