JP4964348B2 - 蒸気回収装置、加熱調理器、および水位検知装置 - Google Patents
蒸気回収装置、加熱調理器、および水位検知装置 Download PDFInfo
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Description
発生する蒸気を案内する蒸気案内路と、
前記蒸気案内路により案内された蒸気を回収し復水して貯える水タンクと、
水位検知用発光部から発せられた光が前記水タンクを介して水位検知用受光部に到達する光量と予め定められた水位判定閾値とを対比して、前記水タンクの水位を検知する水位検知部と、
発光部から発せられた光が前記水タンクを介して受光部に到達する光量と予め定められた基準値とを対比して、前記水タンクに貯えられた水の汚れ度合いを検知する水汚れ検知部とを備え、
前記水汚れ検知部が検知した前記水タンクの水の汚れ度合いに基づいて、前記水位検知部が水位検知に用いる前記水位検知用受光部の受光量または前記水位判定閾値を補正する
ことを特徴とするものである。
図1は、本発明の実施の形態1に係る水位検知装置および蒸気回収装置を備えた加熱調理器の主要部を示す断面模式図であり、本実施の形態1では、加熱調理器が炊飯器である場合の例について説明する。
したがって、上記のように水タンク7の傷つき度合いに応じて水位判定手段13の水位判定閾値の補正を行うことで、水タンク7に傷つきが生じた場合でもより正確に水タンク7の水位を検出することができる。
上限水位11に達していると判定した場合には、炊飯動作を行わず、回収水10の排水を促すメッセージを液晶表示部に表示する。併せて、ブザー音やスピーカによる音声等でユーザに報知してもよい。
上限水位11に達していないと判定した場合には、制御部12の動作制御手段は、加熱体5への通電を開始し、炊飯釜2を介して米や水に熱を伝える。この加熱により炊飯釜2内に発生した蒸気は、蒸気パイプ6と蒸気導入パイプ7bを通って水タンク7に導かれる。導かれた蒸気は水タンク7内に貯えられている水に接触して温度が下がり、復水して水となり、回収水10として貯留される。炊飯量にもよるが、1回の炊飯によって回収される水量は約50〜100mLである。例えば、水タンク7の底部が20cm×5cmの長方形でその面積が100cm2の場合には、回収水10の水位は1回の炊飯で0.5〜1cm程度上昇する。
前記実施の形態1では、水タンク7の傷つき度合いを検出する場合の例について説明したが、本実施の形態2では、水タンク7に貯えられた水に含まれる食物成分濃度を検出する場合の実施例について説明する。
したがって、上記のように回収水10の食物成分濃度に応じて水位判定手段13の水位判定閾値の補正を行うことで、回収水10の食物成分濃度が高い場合でも、より正確に水タンク7の水位を検出することができる。
上限水位11に達していると判定した場合には、炊飯動作を行わず、回収水10の排水を促すメッセージを液晶表示部に表示する。併せて、ブザー音やスピーカによる音声等でユーザに報知してもよい。
上限水位11に達していないと判定した場合には、制御部12の動作制御手段は、加熱体5への通電を開始し、炊飯釜2を介して米や水に熱を伝える。この加熱により炊飯釜2内に発生した蒸気は、蒸気パイプ6と蒸気導入パイプ7bを通って水タンク7に導かれる。導かれた蒸気は水タンク7内に貯えられている水に接触して温度が下がり、復水して水となり、回収水10として貯留される。炊飯量にもよるが、1回の炊飯によって回収される水量は約50〜100mLである。例えば、水タンク7の底部が20cm×5cmの長方形でその面積が100cm2の場合には、回収水10の水位は1回の炊飯で0.5〜1cm程度上昇する。
前記実施の形態1では、水タンク7の傷つき度合いに応じて水位判定閾値を補正しており、また、前記実施の形態2では、水タンク7内の回収水10に含まれる食物成分濃度に応じて水位判定閾値を補正していた。本実施の形態3では、傷つき検知部9、水汚れ検知部21、または上限水位検知部8を構成する素子の劣化状態を検知し、この劣化状態に応じて判定閾値を補正する場合の例について説明する。
Claims (16)
- 発生する蒸気を案内する蒸気案内路と、
前記蒸気案内路により案内された蒸気を回収し復水して貯える水タンクと、
水位検知用発光部から発せられた光が前記水タンクを介して水位検知用受光部に到達する光量と予め定められた水位判定閾値とを対比して、前記水タンクの水位を検知する水位検知部と、
発光部から発せられた光が前記水タンクを介して受光部に到達する光量と予め定められた基準値とを対比して、前記水タンクに貯えられた水の汚れ度合いを検知する水汚れ検知部とを備え、
前記水汚れ検知部が検知した前記水タンクの水の汚れ度合いに基づいて、前記水位検知部が水位検知に用いる前記水位検知用受光部の受光量または前記水位判定閾値を補正する
ことを特徴とする蒸気回収装置。 - 発生する蒸気を案内する蒸気案内路と、
前記蒸気案内路により案内された蒸気を回収し復水して貯える水タンクと、
水位検知用発光部から発せられた光が前記水タンクを介して水位検知用受光部に到達する光量と予め定められた水位判定閾値とを対比して、前記水タンクの水位を検知する水位検知部と、
発信部から発せられた超音波が前記水タンクを介して受信部に到達する超音波量と、予め定められた基準値とを対比して、前記水タンクに貯えられた水の汚れ度合いを検知する水汚れ検知部とを備え、
前記水汚れ検知部が検知した前記水タンクの水の汚れ度合いに基づいて、前記水位検知部が水位検知に用いる前記水位検知用受光部の受光量または前記水位判定閾値を補正する
ことを特徴とする蒸気回収装置。 - 前記水タンクに貯えられた水の汚れ度合いに応じて前記水タンクに貯えられた水の交換時期を判定する制御部と、
前記水タンクに貯えられた水の交換時期を報知する第一の報知手段とを備えた
ことを特徴とする請求項1または請求項2記載の蒸気回収装置。 - 前記蒸気は加熱調理によって発生する蒸気であり、
前記水の汚れ度合いは、前記水タンクに貯えられた水に含まれる食物成分濃度である
ことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載の蒸気回収装置。 - 前記食物成分濃度と食物の調理状態の相関データを参照して前記食物成分濃度に対応する食物の調理状態を判定する制御部と、
前記食物の調理状態を報知する第二の報知手段とを備えた
ことを特徴とする請求項4記載の蒸気回収装置。 - 前記食物成分は澱粉である
ことを特徴とする請求項4または請求項5記載の蒸気回収装置。 - 前記水汚れ検知部の前記発光部は、前記水位検知部の前記水位検知用発光部を兼ねており、
前記水汚れ検知部の前記受光部は、前記水位検知部の前記水位検知用受光部を兼ねている
ことを特徴とする請求項1、及び請求項1に従属する請求項3〜請求項6のいずれか一項に記載の蒸気回収装置。 - 前記発光部の経年劣化情報を保持しており、
前記発光部の経年劣化情報に基づいて、前記水汚れ検知部が検知する前記水タンクの水の汚れ度合いを補正する
ことを特徴とする請求項1、請求項1に従属する請求項3〜請求項6、及び請求項7のいずれか一項に記載の蒸気回収装置。 - 前記発信部の経年劣化情報を保持しており、
前記発信部の経年劣化情報に基づいて、前記水汚れ検知部が検知する前記水タンクの水の汚れ度合いを補正する
ことを特徴とする請求項2、及び請求項2に従属する請求項3〜請求項6のいずれか一項に記載の蒸気回収装置。 - 前記水位検知部の経年劣化情報を保持しており、
前記水位検知部の経年劣化情報に基づいて、前記水汚れ検知部が検知する前記水タンクの水の汚れ度合いを補正する
ことを特徴とする請求項7または請求項7に従属する請求項8に記載の蒸気回収装置。 - 前記水位検知部の経年劣化情報を保持しており、
前記水位検知部の経年劣化情報に基づいて、前記水位検知部が水位検知に用いる前記水位検知用受光部の受光量または前記水位判定閾値を補正する
ことを特徴とする請求項1〜請求項10のいずれか一項に記載の蒸気回収装置。 - 請求項1〜請求項11のいずれか一項に記載の蒸気回収装置を備えたことを特徴とする加熱調理器。
- 水位検知用発光部から発せられた光が前記水タンクを介して水位検知用受光部に到達する光量と予め定められた水位判定閾値とを対比して、前記水タンクの水位を検知する水位検知部と、
発光部から発せられた光が前記水タンクを介して受光部に到達する光量と予め定められた基準値とを対比して、前記水タンクに貯えられた水の汚れ度合いを検知する水汚れ検知部とを備え、
前記水汚れ検知部が検知した前記水タンクの水の汚れ度合いに基づいて、前記水位検知部が水位検知に用いる前記水位検知用受光部の受光量または前記水位判定閾値を補正する
ことを特徴とする水位検知装置。 - 水位検知用発光部から発せられた光が前記水タンクを介して水位検知用受光部に到達する光量と予め定められた水位判定閾値とを対比して、前記水タンクの水位を検知する水位検知部と、
発信部から発せられた超音波が前記水タンクを介して受信部に到達する超音波量と、予め定められた基準値とを対比して、前記水タンクに貯えられた水の汚れ度合いを検知する水汚れ検知部とを備え、
前記水汚れ検知部が検知した前記水タンクの水の汚れ度合いに基づいて、前記水位検知部が水位検知に用いる前記水位検知用受光部の受光量または前記水位判定閾値を補正する
ことを特徴とする水位検知装置。 - 前記水汚れ検知部の前記発光部は、前記水位検知部の前記水位検知用発光部を兼ねており、
前記水汚れ検知部の前記受光部は、前記水位検知部の前記水位検知用受光部を兼ねている
ことを特徴とする請求項13記載の水位検知装置。 - 前記水位検知部の経年劣化情報を保持しており、
前記水位検知部の経年劣化情報に基づいて、前記水位検知部が水位検知に用いる前記水位検知用受光部の受光量または前記水位判定閾値を補正する
ことを特徴とする請求項13〜請求項15のいずれか一項に記載の水位検知装置。
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