JP4963833B2 - 閉塞位置で成形されるヒンジ付き閉塞体 - Google Patents

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Description

発明の分野
本発明は、閉塞位置(閉塞状態)で成形されるヒンジ付き閉塞体、及び、独立請求項の前置き部分に係るヒンジ付き閉塞体と共に使用するのに適した容器に関する。
発明の背景
従来技術において、例えばポリエチレン(PET)によって形成された飲用ボトルやガラスで形成されたボトルのネジキャップ(ねじ蓋)は周知である。これらの閉塞体の1つの欠点は、閉塞体を開放・閉塞するために多大な物理的力を必要とするという点である。これ以外に、周知のネジキャップ閉塞体は、一般に、離型時にしばしば問題を引き起こす内側のネジに起因して、成形することが難しい。更なる欠点は、ネジキャップを片手で動かすことができず、開放後にキャップを別にして保持しなければならないという点である。
閉塞位置で成形されるヒンジを有するヒンジ付き閉塞体は、欧州特許第1 147 054号から周知である。この閉塞体は、ヒンジの配置構成に起因して、従来技術において周知の閉塞体よりも優れた著しい向上を示しているが、開口から蓋を完全に外側に離間して移動させることができない。蓋を開口から完全に離間移動させることは、ボトルから直接に飲む場合に望ましいことである。そのような閉塞体のヒンジは、閉塞体の主軸に対して所定の角度で配置され、そのため、薄いプラスチックフィルムから形成されるヒンジが型内で上下から接近し易い。
欧州特許第0532471号は、閉塞位置で成形されるヒンジ付き閉塞体を示している。この閉塞体に組み込まれる従来型のヒンジは、下側部分すなわち本体と上側部分すなわち蓋とを直接に接続するプラスチックから成る1つのバンドを有している。特に、主ヒンジ接続部に起因して、蓋を開口から外側に離間して移動させることができず、そのため、ボトルから飲むことができない。したがって、この種の閉塞体を飲用ボトルに使用することができなかった。唯一の周知の用途は、フランスの食用油のためのボトルにおける隙間商品である。
閉塞状態で製造できる下側部分(本体)及び上側部分(蓋)を有するプラスチック閉塞体は欧州特許第0309369号から周知である。上側部分は、上側部分が円形の経路に沿って下側部分に対して移動するように、主フィルムヒンジ接続部により下側部分に対して接続されている。上側部分は、その内側に、容器の出口とともにシール接続部を形成する突出シール部材を持つ延在部を有している。また、上側部分は、スプリング部材により下側部分と回動可能に接続されている。スプリング部材は、フィルムヒンジにより上側部分と接続されるとともに、フィルムヒンジにより下側部分と接続されている。開放するために、上側部分と下側部分とを接続するフィルムヒンジが曲げられる。開放角度が小さいため、また、閉塞体部品間の主ヒンジ接続部の欠点により、この閉塞体概念は、例えば飲料容器に適さない。
閉塞位置で成形される更なる閉塞体はフランス特許第2715381号から周知である。この閉塞体は、閉塞体の開放中又は閉塞中にねじられる2つのプラスチックバンドに基づくスナップ作用のないデッドヒンジを有している。閉塞体の大きな直径に起因して、型利用率(ユーティライゼーション係数)は比較的低い。更なる欠点は小さい開放角度である。
飲用ボトルのための閉塞体は、過度な価格圧力下にある製品である。価格は、主に、閉塞体毎に使用される材料、製造のサイクル時間、主に閉塞体が型内で要する空間により決定される型利用率によって決定される。一般に、ヒンジ付き閉塞体は開放位置(開放状態)で製造され、したがって、閉塞位置(閉塞状態)で射出成形される閉塞体よりも多くの空間を必要とする。閉塞成形される閉塞体の型利用率は、主に、ベース面積及び直径のそれぞれによって決定される。したがって、垂直に配置された側壁を有する閉塞体は、傾斜した側壁を有する閉塞体よりも良好な型利用率を有する。最良の型利用率は、円筒状の側壁を有する閉塞体を用いて得られる。
発明の概要
本発明の目的は、大きな開放角度及び最適な型利用率を有する、閉塞位置で成形されるヒンジ付き閉塞体を提供することである。
本発明の更なる目的は、静水飲料及び/又は炭酸飲料用のボトルにおける従来のネジキャップ型閉塞体に取って代わるのに適したヒンジ付き閉塞体を提供することである。
閉塞位置で成形されるヒンジ付き閉塞体は、一般に、リング状の下側部品(本体)と、下側部品に対してヒンジにより接続されるキャップ状の上側部品(蓋)とを備えている。キャップ状の上側部品は、一般に、作り付けのシール装置及び/又は別個のシール手段を組み込んでいる。リング状の下側部品は、一般に、閉塞体をボトルの対応する首部に固定するのに適した保持手段を備えている。閉塞体の上側部品と下側部品は、ヒンジ構造によって接続されているとともに、ロック手段等の更なる手段又は不正開封又は初期開放を知らせる手段によって直接的又は間接的に接続されていてもよい。ヒンジ構造は、スナップ作用をもって存在し続けてもよく、あるいは、スナップ作用を持つことなく用済みとされてもよい。適切な場合、閉塞体の部品には、パッケージの初期開放を示すべく除去され或いは破壊される不正開封手段、例えば引き剥がしバンドや薄い材料のブリッジが更に設けられる。
型利用率を最適化するためには、円筒状又は真っ直ぐな側壁を有する閉塞体が好ましい。この態様は、型設計において考慮されなければならない。なぜなら、円筒状の側壁を有する閉塞体は、しばしば、離型が難しいアンダーカットを有しているからである。閉塞体のための型のキャビティは、一般に、閉塞体の内側形状を画定するコアと、閉塞体の外側形状を形成する少なくとも2つの型半体とを備えている。閉塞体を離型させ或いは閉塞体をコアから除去するために、型抜きリング等の他の要素が必要となる場合がある。
開放位置で蓋を開口から十分に離間させる大きな開放角度は、本体と蓋とを直接に接続する主ヒンジ接続部を有する従来のタイプのヒンジによっては得ることができない。これは、これらの従来のヒンジの開放角度が130°の範囲までしかないからである。本発明に係る閉塞体のヒンジは、閉塞体部品間に主ヒンジ接続部を有しておらず、そのため、開放角度αを200°〜240°の範囲にすることができる。角度についての定義は、欧州特許第0836576号に記載されている。これにより、この出願は、角度α,ω,φの定義(以下を参照)に関してこの説明の中に組み入れられる。
前述した問題を解決するためには、閉塞体の設計において、幾つかの成形関連の態様を考慮しなければならない。技術的及び経済的な理由から予見されるように、ヒンジ付き閉塞体は、コアから抜き取り可能であることが好ましい。閉塞体の内側を形成する型のコアの表面に沿って移動される型抜きリングにより良好な結果が得られる。型抜きリングとヒンジとの間の衝突を防止するため、特に、ヒンジが閉塞体の内側のコアの主半径(直径)を超えて突出しないように形成されていることが重要である。従来のタイプのヒンジは、大きな開放角度を与えず、また、衝突を生じさせないように形成することもできないため、本発明は、全ての必要性を満たすことができるように形成される特定のタイプのヒンジを備えている。
閉塞体のヒンジは、閉塞体の開放中及び閉塞中に閉塞体部品の互いに適した運動学的動作を与える協調ダブルヒンジ機構を形成する2つの台形部材を備えている。ダブルヒンジ機構の運動学的概念は、閉塞体部品が互いに対して円形の経路上を移動しないようにするものであり、これは、適切な機能性を確保するために一般に必要である。閉塞体の蓋と本体との間の主ヒンジ接続部の拘束を受ける従来のヒンジ概念は、前述した問題を解決するのに適していない。従来のヒンジの更なる欠点は、130°という範囲の制限された開放角度であり、また、ヒンジの故障を引き起こす材料中の大きな応力(ストレス)である。
台形部材は、閉塞体のベース面に対して略垂直(閉塞体の側壁と平行)に配置されていることが好ましい。各台形部材は、閉塞体の本体及び蓋に対してフィルムヒンジ(明確なヒンジ作用を規定する、プラスチックから成る薄いウェブ)により接続されている。第1及び第2の台形部材に隣接する2つのフィルムヒンジは、第1及び第2の面内に配置される。第1及び第2の面のフィルムヒンジは、互いに所定の角度φを成して交わっている。第1及び第2の面は、互いに所定の角度ωを成して交わっている。第1及び第2の面は、閉塞体/コアの軸に対して、また、剥ぎ取り方向に対してそれぞれ平行に配置されることが好ましい。閉塞体の蓋又は本体に対してフィルムヒンジにより接続されていない各台形部材の2つの自由端は、一般に、それらが閉塞体の開放中又は閉塞中に閉塞体部品の動きを妨げないような解放状態にある。台形部材の台形の形状に起因して、2つの自由端のうちの一方は他方よりも長い。一般に、長い自由端は常に解放状態にあり、特定の実施形態において、台形部材の短い自由端は、少なくとも1つのフィルムヒンジ及び/又は中間部品により互いに対して直接的に或いは間接的に接続されてもよい。
台形部材は、閉塞体の開放中又は閉塞中に生じるねじれ負荷/モーメントによってその長手方向に沿ってねじれないように、特定のねじれ剛性をもって形成されることが好ましい。ねじれ剛性の最適な値は、閉塞体及びヒンジのサイズによって決まる。一般に、ねじれ剛性は、閉塞体の開放中及び閉塞中に閉塞体部品が互いに協調し得るように十分に高くなければならない。台形部材は、その長手軸方向に作用する圧力負荷によって潰れないように十分な剛性をもって形成されることが好ましい。
容器の開口をシールするための幾つかのシール概念は、適用分野に応じて適用することができる。これとは異なり、従来技術において周知の従来のヒンジは、その運動力学に起因して範囲を制限している。好ましいシール手段は、一般に、開口の首部の上縁を取り囲んでおり、及び/又は、少なくとも一部が開口内に達して、内側からプラグとして働いている。これらのシール概念は、一般に、閉塞体の開口中及び閉塞中にシール手段が少なくとも開口の略長手方向に移動することを要求しているため、蓋と本体との間に主ヒンジ接続部を有するヒンジ概念を適用するのが難しい。本体と蓋との間に主ヒンジ接続部を有するヒンジは、主ヒンジ接続部の周りで蓋が円形の経路に沿って移動する主ヒンジ接続部に起因して、適用できない。主ヒンジを有するそのようなヒンジ概念を適用しなければならない場合には、開口の上縁の高さに主ヒンジ接続部を配置する必要がある。なぜなら、そうしなければ、シールを開口に対して適切に配置することができないからである。したがって、言うまでも無く、適用されるヒンジは、シール手段の機能性を制限せず、あるいは、シール手段に採用できる。
従来のヒンジとは異なり、ここで予見されるヒンジ機構は、欧州特許第0746512号、欧州特許第0836576号、及び欧州特許第1075432号に記載され且つ閉塞部品間に主ヒンジ接続部を有さない改良されたマルチヒンジ機構であることが好ましい。従来技術から周知のヒンジに固有の制約は適用されない。
現在、ヒンジ付き閉塞体は、高い内圧に晒される炭酸飲料用の飲用ボトルに利用できない。本明細書に開示された発明の特定の実施形態は、高い圧力でシールされ且つ閉塞体を圧密に繰り返しロックする機会を与えるラッチ機構を持つ閉塞体を提供する機会を与える。ラッチ機構には、パッケージの予期しない初期開放を防止し且つパッケージの初期開放を知らせる不正開封手段が設けられていることが好ましい。好ましい不正開封手段は、蓋と本体とを直接的に或いは間接的に接続する少なくとも1つの薄い成形ブリッジである。このブリッジは、最初の開放中に破壊されるように形成される。
本明細書に記載された発明は、添付の請求項に記載された本発明に対する限定と見なされるべきではない以下の詳細な説明及び添付図面により更に十分に理解できる。
好ましい実施形態の詳細な説明
本明細書に記載された本発明の好ましい実施形態を添付図面との関連で説明する以下の詳細な説明により、本発明を更によく理解することができる。様々な図面の対応する部材が全体的に対応する参照符号で示されていることは言うまでもない。
図1は、閉塞位置で成形された本発明に係るヒンジ付き閉塞体を後側から見た斜視図で示している。閉塞体1は、スナップヒンジ4によって互いに接続されたリング状の下側部品2(本体)及びキャップ状の上側部品3(蓋)を備えている。従来技術により知られる殆どのヒンジとは異なり、スナップヒンジ4は、本体2と蓋3との間に主ヒンジ接続部を有していない。スナップヒンジ4は第1及び第2の台形部材5を備えており、各台形部材は、第1及び第2のフィルムヒンジ部材6.1,6.2;6.3,6.4のそれぞれにより本体2及び蓋3に対して接続されている。ヒンジ部材6.1,6.2,6.3,6.4(略称6)は、射出成形に起因して位置合わせされる材料の薄いウェブにより規定される明確なヒンジ作用を有するフィルムヒンジとして具現化されている。フィルムヒンジの好ましい厚さは、閉塞体のサイズに応じて、0.2〜0.6mmの範囲である。各台形部材5は短い自由端及び長い自由端7,8を有しており、これらの自由端は、第1の短いギャップ(段差)45及び第2の長いギャップ(段差)46により本体2及び蓋3に対して画定されている。本実施形態において、上記第1及び第2のギャップは、これらを容易に離型できるように、X方向で略垂直に配置されている。これらの台形部材5は、切り欠き9により間隙をもって離間されている。特定の実施形態において、中間部材5は、少なくとも1つの更なるフィルムヒンジ(この実施形態では図示されていない)により、それらの短い自由端7に沿って互いに直接的又は間接的に接続されていてもよい。そのような接続により、ヒンジが弱くなり及び/又は開口角度が画定されてしまう場合がある。
各台形部材5のフィルムヒンジ6は、互いに所定の角度ωで交わっている第1及び第2の面48,49を規定している。角度の定義は欧州特許第0 836 576号に記載されている。これにより、この出願は、角度α,ω,φの定義に関してこの説明の中に組み入れられる。
本体2及び蓋3は、周方向ギャップ10によって分離されている。ギャップ10内には、プラスチック材料から成る薄いブリッジ11が配置されていてもよい。これらのブリッジは、離型中に取り外す力により閉塞体が潰れることを防止するように形成される。同時に、ブリッジ11は、閉塞体の最初の開放を示す初期開放中に破壊される不正開封部材としての機能を果たす。ブリッジがピラミッド形状を成している場合には良好な結果が得られる。
ブリッジ11に加えて或いはブリッジ11の代わりに、初期開放前に除去される引き剥がしバンド(図示せず)を設けてもよい。
閉塞体1は、一部しか図示されていないボトル12の首部上に配置される。ボトル12の開口は、蓋3の中に配置されており(図示せず)、閉塞位置でシール手段により密封される。本体2は、一般的には押圧により、ボトル12の首部上に固定される。閉塞体1を確実に固定できるように、本体2は、ボトル12の首部の対応する部材と係合するのに適した保持手段(図示せず)をその内側に有している。閉塞体1の軸Aは、大域座標系のz軸と平行に配置されている。角度φは、台形部材5に隣接するフィルムヒンジ6同士の間の角度である。各台形部材5のフィルムヒンジ6(6.1,6.2;6.3,6.4)は、機能性を欠くため、平行に配置されなくてもよい。
図2は、閉塞位置で成形された閉塞体1の実施形態を正面斜視図で示している。閉塞体1のヒンジ4は、閉塞体1の後側に配置されているため、見えない。閉塞体1の前部においては、フィンガ凹部20が蓋3の上縁に配置されているのが見える。閉塞体1の蓋3は、その内側に、周方向ギャップ10に隣接して、径方向内側に突出する第1の部材(図示せず)を備えている。これらの第1の部材は、閉塞体の閉塞位置において、ボトル12の首部の対応する第2の部材(図示せず)と係合する。第1及び第2の部材は、予期しない閉塞体の開放を防止している。図示の閉塞体1は、主に、内圧がない静水/飲物(炭酸でない水/飲物)用に形成されている
台形部材5、切り欠き9、周方向ギャップ10の領域においてしばしば必要とされるアンダーカットに起因して、閉塞体1を形成するために使用される型(図示せず)は、一般に、外側に2つの部品を備えていることが好ましく、これにより、線13で示される型の離型面は、閉塞体の軸Aと平行に且つスナップヒンジ4に対して垂直に配置される(図示の座標系のyz面)。閉塞体1の内側は1つのコアにより形成されていることが好ましい。
図3は、ボトル12の首部上の閉塞体1の更なる実施形態を、正面から見た斜視図で示している。ヒンジ4は、閉塞体1の後側にあるため、克明に見ることができない。スナップヒンジ4の反対側には、閉塞体1の予期しない開放を防止するラッチ機構15が設けられている。ラッチ機構15は、本体2の一部であるラッチ16を備えている。閉塞体の閉塞位置において、ラッチ16は対応する切り欠き17と係合する。蓋3の外側壁に径方向に移動可能に配置されたラッチ16は、首部18と、首部18よりも幅が広い頭部19とを備えており、閉塞位置で切り欠き17と共に接線方向のアンダーカットを形成し、閉塞体の予期しない開放を防止する。周方向ギャップ10は、ラッチ16及び切り欠き17を取り囲んでいる。閉塞体を開放するため、ラッチ16の頭部19が切り欠き17を解放して蓋3を開放できるまで、ラッチ16がボトル12の首部に対して矢印F1の方向で内側に押圧される。ラッチ16は、蓋3を閉じる間に蓋3及び切り欠き17が通過できるようにラッチ16が自動的に外側又は内側に離れて移動されるべく形成されていることが好ましい。衝突を防止するため、ラッチ16の上端は、丸みを帯びて形成され或いは傾斜して形成されていることが好ましい。周方向ギャップ10には、初期開放を示すようにブリッジ11等の不正開封機構が設けられてもよい。図示の閉塞体1は、主に、ボトル内の内圧の増大を引き起こす炭酸水/飲物用に形成されている。
図4は、図2に係る閉塞体1を開放位置において側面図で示している。スナップヒンジ4は、開放角度α(閉塞位置と開放位置との間の角度)が220°の範囲内となるように形成されている。これにより、ボトル12の開口21から飲むことが蓋3によって妨げられない。図示のように、台形部材5は、開放角度αの略半分に対応する位置で反対向きに配置されている。閉塞体1は、閉塞位置及び開放位置で閉塞体1の部品及び部材にストレスがかからないように形成されている。開放位置と閉塞位置との中間で、スナップヒンジ4は、スナップヒンジ4の一部及び閉塞体1及び/又はボトル12の他の部分の変形を引き起こす。この変形は、閉塞体のデザインに応じて、本体2に対する蓋3のスナップ作用を引き起こす蓋3及び/又は本体2及び/又は台形部材5及び/又はフィルムヒンジ6の特定の領域における弾性エネルギとして蓄えられる。蓋3は、閉塞体1を開放し或いは閉塞する間、弾性力に抗して移動しなければならず、また、死点位置(不安定)を通過した後は、最寄りの開放位置又は閉塞位置へと自動的に移動する。台形部材5のフィルムヒンジ6間の角度φは、閉塞体1のスナップ効果に影響を及ぼす1つのパラメータである。スナップヒンジ4の異なる角度間の関係が図5に示されている。開放位置においては、本体2と蓋3とが距離sだけ離間する。このため、180°を越える開放角度ωを得ることができる。閉塞体のサイズに応じて、距離sは、一般に、台形部材5の短い自由端7の50%〜90%である。
図5は、閉じられた閉塞体1を平面図で示している。スナップヒンジ4が図面の左側に配置されており、フィンガ凹部20が右側に配置されている。閉塞体1の円筒状の側壁22と平行に配置される台形部材5が平面図で示されている。ヒンジ部材(フィルムヒンジ)6の軸が鎖線で示されている。フィルムヒンジ6の軸の地面への投影(xy面)に対する垂線同士の間の角度ωは、ヒンジのスナップ作用及び開放角度を計算するための重要なファクタである。閉塞体1の開放角度αと、角度ωと、各台形部材5の2つのフィルムヒンジ6間の角度φとの間の関係は、以下の通りである。すなわち、
Figure 0004963833
B−B線に沿う横断面が図6に示されている。
図6は、図5のB−B線に沿う横断面を示している。蓋3の内側にはシール部材23が配置されている。シール部材23は、閉塞体の閉塞位置において、ボトル12の首部24と係合する。シール部材23は、蓋3の水平(xy面)ベース26の内側から突設された突出リム25を有している。突出リム25は、図示の実施形態では、蓋3の基体26から僅かに円錐状に分岐している。リム25の最も大きい直径部位は、開口37の内面36との接触領域38にある。リム25は、閉塞体1の閉塞位置において、特定の径方向圧縮に晒される首部24と係合してボトル12の開口37をシールするように形成されている。ボトル12の首部18は、その外側の蓋3の高さに、径方向に突出する周方向保持リム39を有している。蓋3の閉塞位置において、保持リム39は、蓋3の内側に突設された径方向内側に突出する保持部29と係合して、閉塞体1の意図しない開放を回避する。
ボトル12の首部18は、図示の実施形態では径方向に突出する固定リム40として形成された固定手段を備えている。閉塞体1は、ボトル12の固定リム40と協働して閉塞体1の内側で保持手段としての機能を果たす、3つの対応する径方向フランジ42同士の間に配置された周方向凹部41を備えている。ボトル12の首部18上に閉塞体1を確実に固定するための他の手段も適用できる。閉塞体1の固定手段は、それを力によって離型できるように形成されていることが好ましい。離型力(周方向)を減少させるため、径方向フランジ42が分割されていてもよい。
図7は、閉塞体1の平面図を示している。線DDは、図8に示される切断線を示している。線DDは、スナップヒンジ4の台形部材5及び隣接するフィルムヒンジ6の中央を貫いて配置されている。台形部材5、フィルムヒンジ6、切り欠き9、周方向ギャップ10、例えばブリッジ11、垂直な第1及び第2のギャップ45,46は、型(図示せず)の外側部分を+x方向及び−x方向に開放することにより離型できるように形成されている。したがって、台形部材5、フィルムヒンジ6、ブリッジ11は、重なり合いの妨げがx方向で存在しないように閉塞体1の内壁28に沿って配置されることが好ましい。周方向ギャップ10及び垂直な第1及び第2のギャップ45,46は、必要に応じて、円錐等の非平行な側壁によって画定されてもよい。
図8は、図7に係る線DDに沿う断面を示している。この断面は、台形部材5及び2つの隣接するヒンジ部材6、シール部材23、周方向ギャップ10の近傍に配置された径方向内側に突出する保持部29を貫いて延びている。周方向ギャップ10には、初期開放中に破壊される不正開封手段として機能しているブリッジ11が見える。
フィルムヒンジ6及び台形部材5.1,5.2(略称5)は、閉塞体1から型のコアを取り去ることによりこれらをz方向で容易に離型できるように(いずれも図示せず)閉塞体1の内側に形成されている。この実施形態において明らかなように、フィルムヒンジ6は、最適なヒンジ性能を得ることができるように真っ直ぐに形成されている。この閉塞体1の内周面は、ここでは、閉塞体1の主内径R1よりも小さい半径R2で設けられる平坦面31として形成されている。この図において、一方の台形部材の1つの平坦面5.1は、図が描かれている面に対して垂直であり、したがって、1つの線としてしか見えない。反対側の台形部材5.2の平坦面31.2は全体的に見ることができる。
閉塞体1の内側の全ての要素は、主内径R1よりも小さい半径で配置されている。これは、内径がR1と一致する型抜きリングによって閉塞体1を離型することが難しいからである。スナップヒンジ4は、力によって離型させなくてはならないアンダーカットを何ら形成しないように作られていることが好ましい。フィルムヒンジ6の内周面は、閉塞体1の主内径R1と等しい半径R1を有する円に合わせた割線(secant)として配置されている。
図9は、図8の細部Pの拡大図を示している。
図9は、図8の細部Pの拡大図を示している。フィルムヒンジ6は、その全長にわたって真っ直ぐとなるように形成されていることが好ましい。フィルムヒンジ6の外周は、閉塞体1の外側で、2つの真っ直ぐ(平坦)な境界面35と、半径R3を有し且つ2つの境界面35同士を接線方向で接続する円筒状の境界面33とにより形成されている。2つの境界面35は、互いに角度kを成して配置されている。開放中に、フィルムヒンジ6はヒンジ軸34を中心に回動する。閉塞体の開放中、2つの境界面35は、閉塞体1の完全開放段階でこれらが最も接近した位置に達するまで一緒に移動される。角度kは、2つの境界面35が衝突することなく閉塞体1を妨げなく開放できるように設定されている。最良の性能が得られるように、ヒンジは、フィルムヒンジ6の(理論上の)ヒンジ軸34が円筒状の境界面33に対して接線方向に位置合わせされるように形成されている。フィルムヒンジ6の厚さTは、閉塞体のサイズに応じて、0.2mm〜0.6mmの範囲内であることが好ましい。フィルムヒンジ6は、移動のブロッキングの衝突なく閉塞体を完全に開放できるように形成されている。異なる断面を有する他の実施形態のフィルムヒンジが設けられてもよい。
図10は、閉塞位置にある図3に係る閉塞体1を正面図で示している。周方向ギャップ10内にはブリッジ11が見えている。切り欠き17内には、蓋3の意図しない開放を防止するラッチ16が配置されている。不正開封手段として機能するブリッジ11が本体2と蓋3とを接続したままであることから、閉塞体1は開放されていないことは言うまでもない。閉塞体1の背面に設けられたスナップヒンジ4を詳細に見ることはできない。線FFは、図11に示される切れ目を表わしている。
図11は、図10の閉塞体1の線EEに沿う断面を示している。閉塞体1は、ボトル12の首部24上に配置されている。閉塞体1の本体は、閉塞体1の周方向凹部41と係合するボトル12の径方向固定リム40により保持される。ヒンジ4は一部しか見えない。ボトル12の首部24の背後には、台形部材5の内面が見える。蓋3の内側には、首部24の開口37に対して内側に向けられた円錐リム形状を成すシール装置43が見える。シール装置43は、ボトル12の首部24に対して閉塞体1の軸Aに中心付けられている。シール装置は、蓋3に対して接続固定されるとともに、閉塞位置で開口37のリム44上に載置される。本明細書に図示された実施形態のシール装置43は、閉塞体1及びボトル12の首部24の材料よりも弾性が高い様々な材料によって形成されている。特定の実施形態においては、同じ材料を使用することができる。シール装置43は、その内側がボトル12の内圧Pに晒されるチャンバ45を有している。シール装置43は、チャンバ45が内圧Pに晒されるときにシール装置45が変形されるように形成される。内圧Pに起因する変形は開口37のリム44によって規制され、その結果、シール装置のシール効果が高まる。シール装置43の機能性の原理の詳細な説明は、国際公開公報第0 232 775号から読み取ることができる。この実施形態に示されたシール装置43は、ラッチ16に対して外面に配置されるニップル46を有している。この場合、ラッチ16は、おおよそ、ニップル46の幅を有している。細部Fが図12に示されている。
図12は、図11の細部Fを示している。ニップル46は、力F1(図12参照)によってラッチ16を径方向内側に押圧(矢印s1によって示される変形)する際にラッチ16がニップル46と接触してシール装置43が局所的に変形されるように形成されている。この変形により、シール装置43が開口37の上側リム44から局所的に外れ(矢印s2で示される)、それにより、内圧Pの解放が制御される。圧力Pが解放されると、ラッチ16は、それが切り欠き17から外れて蓋3を開放できるまで径方向内側に更に押圧される。ブリッジ11は、閉塞体1の初期開放を示すべく、ラッチ16が径方向内側に押圧される際に破壊されるように形成されている。
ヒンジ付き閉塞体を背面斜視図で示している。 ヒンジ付き閉塞体を正面斜視図で示している。 ラッチ機構を有するヒンジ付き閉塞体の第2の実施形態を正面斜視図で示している。 図3に係るヒンジ付き閉塞体を側面図で示している。 ヒンジ付き閉塞体及びボトルを平面図で示している。 平面図で示された図5に係る閉塞体及びボトルを貫く断面を示している。 ヒンジ付き閉塞体を平面図で示している。 図7に係る閉塞体を線D−Dに沿う断面で示している。 図8の細部Pを示している。 図3の閉塞体を側面図で示している。 図10に係る閉塞体を線E−Eに沿う断面で示している。 図11の細部Fを示している。

Claims (10)

  1. 閉塞位置で成型される閉塞体(1)であって、当該閉塞体(1)をボトル(12)の首部(18)に固定するための固定手段(42)を備えるリング状の本体(2)と、ボトル(12)の開口(21)をシールするためのシール手段(23)を備える蓋(3)とを有し、本体(2)及び蓋(3)が周方向ギャップ(10)及びスナップヒンジ(4)により互いに分離され、スナップヒンジ(4)が、第1及び第2の台形部材(5.1,5.2)と、第1及び第2のフィルムヒンジ対(6.1,6.2;6.3,6.4)とを備え、各フィルムヒンジ対が第1及び第2の面(48,49)を規定し、第1及び第2のフィルムヒンジ対(6.1,6.2;6.3,6.4)が、第1及び第2の台形部材(5.1,5.2)を蓋(3)及び本体(2)に対して接続し、これにより、第1及び第2の面(48,49)が当該閉塞体(1)の軸Aに対して略平行に配置され、
    第1及び第2のフィルムヒンジ対(6.1,6.2;6.3,6.4)の内周面は、閉塞体(1)の軸(A)の方向であるZ方向から見たときに、閉塞体(1)の主内径R1の円周上における任意の二点を結んだ直線である割線として配置されることにより、閉塞体(1)から型のコアを取り去る際に、前記Z方向で容易に離型できるように閉塞体(1)の内周面を形成していることを特徴とする、閉塞体。
  2. 第1及び第2台形部材(5.1,5.2)、及び、第1及び第2のフィルムヒンジ対(6.1,6.2;6.3,6.4)は、前記Z方向と垂直な方向で、且つ、第1及び第2の台形部材(5.1,5.2)が互いに離間している方向と垂直な方向であるX方向において、外側の2つの型半体の一方を一方側に開放すると共に当該2つの型半体の他方を他方側に開放することによ成形時の離型を可能とすべく、前記X方向から見たときに、互いに重なり合いが存在しないように閉塞体(1)の外周面を形成していることを特徴とする請求項1に記載の閉塞体。
  3. 第1及び第2のフィルムヒンジ対(6.1,6.2;6.3,6.4)が互いに角度φを成して配置され、第1及び第2のフィルムヒンジ対(6.1,6.2;6.3,6.4)によって規定される第1及び第2の面(48,49)が角度ωを成して配置され、これにより、角度ωと、角度φと、当該閉塞体(1)の開放角度αとの間の関係が、
    Figure 0004963833
    となることを特徴とする、請求項1に記載の閉塞体。
  4. 前記開放角度αが180°〜240°の範囲内にあることを特徴とする、請求項3に記載の閉塞体。
  5. 前記フィルムヒンジ(6)及び当該閉塞体(1)の内周面が、当該閉塞体(1)の主内径(R1)を超えて外側に突出しないように形成されていることを特徴とする、請求項1〜4のいずれか一項に記載の閉塞体。
  6. 前記フィルムヒンジ(6)が、当該閉塞体(1)の内側の面(31.1,31.2)によって規定され、前記フィルムヒンジ(6)の外面が、互いに角度kを成して配置された2つの平坦な境界面(35)と、所定の半径(R3)を有する円筒状の境界面(33)とによって規定されていることを特徴とする、請求項1〜5のいずれか一項に記載の閉塞体。
  7. 前記台形部材(5)が、切り欠き(9)により間隙をもって離間されていることを特徴とする、請求項1〜6のいずれか一項に記載の閉塞体。
  8. 前記台形部材が、短い縁部(7)に沿ってフィルムヒンジにより接続されていることを特徴とする、請求項1〜6のいずれか一項に記載の閉塞体。
  9. 開放位置において、前記本体(2)と前記蓋(3)とが距離sだけ離間し、前記距離sが前記台形部材(5)の前記短い縁部(7)の50%〜90%に等しいことを特徴とする、請求項1〜8のいずれか一項に記載の閉塞体。
  10. 円筒状の外壁部によって特徴付けられる、請求項1〜9のいずれか一項に記載の閉塞体。
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