JP4962397B2 - 内燃機関の排気浄化装置 - Google Patents
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また、冷却制御手段は、冷却装置の温度が所定温度未満である場合には、冷却装置を作動させる制御を行わない。つまり、冷却する必要のないときは、冷却装置の作動を停止する。これにより、燃費を向上させることができると共に、過冷却によるシステムの凍結を防止することができる。
図1は、本実施形態に係る内燃機関の排気浄化装置が適用されたシステムの構成を示す概略図である。なお、図1では、実線矢印がガスの流れを示し、破線矢印が信号の入出力を示している。
以下で、ECU50が行う制御の実施例について説明する。
第1実施例に係る制御方法について説明する。第1実施例では、ECU50は、排気ガスが効率的に冷却されるように、冷却装置11に対する制御を行う。具体的には、ECU50は、エンジン5が始動してから触媒が暖機(具体的には第1触媒7の暖機)されるまでの間に、冷却装置11によって排気ガスの冷却が実施されるように、冷却装置11に対する制御を行う。つまり、ECU50は、捕集装置9による凝縮期間を限定する。これにより、貯蔵タンク10のサイズを小さく構成することができると共に、高濃度の有機成分を適切に捕集することができ、燃費を向上させることができる。
次に、第2実施例に係る制御方法について説明する。第2実施例では、ECU50は、燃料中の有機成分濃度が所定値未満である場合、又は排気ガス中の有機成分濃度が所定値未満である場合に、冷却装置11を作動しない点で、第1実施例と異なる。つまり、第2実施例では、ECU50は、高有機成分濃度の時のみ、冷却装置11を作動する。これにより、燃費を向上させることが可能となる。
次に、第3実施例に係る制御方法について説明する。前述した第1及び第2実施例では、冷却装置11によって排気ガスを冷却する制御を示したが、第3実施例では、ECU50は、捕集装置9に捕集された未燃成分を再循環させる制御を行う。つまり、第3実施例では、凝縮液が効率的に再循環されるように、バルブ15に対する制御を行う点で、第1及び第2実施例と異なる。具体的には、第3実施例では、ECU50は、エンジン5が高負荷である場合に、吸気系に再循環させる凝縮液の量を増やす制御を行う。これにより、燃焼温度を効果的に低下させることができ、NOx発生を抑制することが可能となると共に、第1触媒7及び第2触媒8への熱負荷を低減することが可能となる。
次に、第4実施例に係る制御方法について説明する。第4実施例でも、前述した第3実施例と同様に、凝縮液が効率的に再循環されるようにバルブ15に対する制御を行う。しかしながら、第3実施例では、エンジン5が高負荷である場合に、再循環させる凝縮液の量を増やす制御を行っていたが、第4実施例では、エンジン5が燃料カット(F/C)中である場合に、再循環させる凝縮液の量を増やす制御を行う。このような第4実施例によれば、燃焼に影響を与えずに、凝縮液を再循環させることができる。また、再循環により燃焼室温度を効果的に低下させることができ、NOx発生を抑制することが可能となると共に、第1触媒7及び第2触媒8への酸化負荷及び熱負荷を低減することが可能となる。
次に、第5実施例に係る制御方法について説明する。第5実施例でも、前述した第3及び第4実施例と同様に、凝縮液が効率的に再循環されるようにバルブ15に対する制御を行う。しかしながら、第5実施例では、エンジン5の吸気系の負圧(ピストンの負圧)が高い場合に、再循環させる凝縮液の量を増やす制御を行う点で、第3及び第4実施例と異なる。このような第5実施例によれば、吸気系の負圧を効果的に低下させることができ、燃料を向上させることが可能となる。
5 エンジン
6 排気通路
7 第1触媒
8 第2触媒
9 捕集装置
10 貯蔵タンク
11 冷却装置
14 再循環通路
15 バルブ
21、25 温度センサ
22、24 濃度センサ
23 凝縮液量センサ
50 ECU
Claims (7)
- 排気ガス中の燃料の未燃成分を凝縮させることにより、凝縮液として貯蔵タンクに捕集する捕集装置と、
前記排気ガスを冷却する冷却装置と、
エンジンが始動してから触媒が暖機されるまでの間に、前記冷却装置による前記排気ガスの冷却が実行されるように、前記冷却装置を作動させる制御を行う冷却制御手段と、を備え、
前記冷却制御手段は、前記冷却装置の温度が所定温度未満である場合には、前記冷却装置を作動させる制御を行わないことを特徴とする内燃機関の排気浄化装置。 - 前記冷却制御手段は、前記貯蔵タンクの凝縮液量が所定値以上である場合には、前記冷却装置を作動させる制御を行わない請求項1に記載の内燃機関の排気浄化装置。
- 前記冷却制御手段は、前記燃料中の有機成分濃度が所定値未満である場合、又は前記排気ガス中の有機成分濃度が所定値未満である場合には、前記冷却装置を作動させる制御を行わない請求項1又は2に記載の内燃機関の排気浄化装置。
- 前記捕集装置に捕集された未燃成分を、吸気系に再循環させる制御を行う再循環制御手段を更に備える請求項1乃至3のいずれか一項に記載の内燃機関の排気浄化装置。
- 前記再循環制御手段は、前記エンジンが高負荷である場合に、前記吸気系に再循環させる量を増やす制御を行う請求項4に記載の内燃機関の排気浄化装置。
- 前記再循環制御手段は、前記エンジンが燃料カット中である場合に、前記吸気系に再循環させる量を増やす制御を行う請求項4又は5に記載の内燃機関の排気浄化装置。
- 前記再循環制御手段は、前記吸気系の負圧が所定値以上である場合に、前記吸気系に再循環させる量を増やす制御を行う請求項4乃至6のいずれか一項に記載の内燃機関の排気浄化装置。
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