JP4961969B2 - ショットキバリアダイオードおよびショットキ接合を有する半導体デバイスを作製する方法 - Google Patents

ショットキバリアダイオードおよびショットキ接合を有する半導体デバイスを作製する方法 Download PDF

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Description

本発明は、ショットキバリアダイオードおよびショットキ接合を有する半導体デバイスを作製する方法に関する。
特許文献1には、窒化物半導体発光ダイオードが記載されている。窒化物半導体発光ダイオードは、ELOG成長基板のように低転位密度領域と高転位密度領域が交互に設けられている。この窒化物半導体基板を用いて、両方の領域が各々複数含まれるような大面積にLEDチップを形成し、そのp電極下に設けた電流障壁層により低転位密度領域に電流を集中させる。電流障壁層は、p電極とショットキ接合するAlGaN等によって形成される。窒化物半導体発光ダイオードによれば、十分な発光面積が提供され、かつ量子効率やリニアリティが優れる。
特許文献2には、発光特性などの特性が良好で信頼性も高く長寿命の半導体発光素子や特性が良好で信頼性も高く長寿命の半導体素子が記載されている。半導体発光素子あるいは半導体素子を製造する際に、窒化物系III−V族化合物半導体基板上に発光素子構造あるいは素子構造を形成する窒化物系III−V族化合物半導体層を成長させる。窒化物系III−V族化合物半導体基板では、第1の平均転位密度を有する結晶からなる第1の領域中に第1の平均転位密度より高い第2の平均転位密度を有する複数の第2の領域が規則的に配列されている。半導体発光素子あるいは半導体素子の素子領域は、第2の領域が実質的に含まれないように窒化物系III−V族化合物半導体基板上に規定する。或いは、半導体発光素子あるいは半導体素子の発光領域あるいは活性領域は、第2の領域上に実質的に位置していない。
特許文献3には、窒化物半導体レーザ素子が記載されている。この窒化物半導体レーザ素子では、レーザ光導波領域は、GaN基板を貫通する転位集中領域から外れた位置に設けられる。レーザ光導波領域のための積層構造の上面およびGaN基板の下面の電極も、それぞれ転位集中領域に接触しないように設けられる。例えば、転位集中領域を覆う誘電体層上に電極を設ける。
特許文献4には、窒化物系半導体レーザ素子が記載されている。この窒化物系半導体レーザ素子では、リッジストライプ部が高密度欠陥領域間に形成されている。p側電極は、リッジストライプ部に沿って延在している。n側電極は、GaN基板の裏面に現れる高密度欠陥領域に接触しないように形成されている。
特許文献5には、GaN系半導体レーザ素子が記載されている。このGaN系半導体レーザ素子は、GaN基板の高密度欠陥領域のコア部に直径50マイクロメートルの貫通孔を有し、SiO層又はSiNで埋め込まれている。
特許文献6には、GaN系半導体レーザ素子が記載されている。このGaN系半導体レーザ素子は、GaN単結晶基板上に形成されたGaN系化合物半導体層の積層構造を有する。GaN単結晶基板は、帯状のコア部を有する。レーザストライプは、GaN単結晶基板のコア部以外の領域上の積層構造に設けられる。
特許文献7には、窒化物系半導体レーザ素子が記載されている。この窒化物系半導体レーザ素子は、n型GaN基板の転位集中領域上に形成された絶縁膜と、転位集中領域以外のn型GaN基板の裏面の領域に接触するn側電極とを含む。
特開2002−33512号公報 特開2003−124572号公報 特開2003−273470号公報 特開2003−229638号公報 特開2003−229623号公報 特開2004−23050号公報 特開2004−260152号公報
特許文献1〜6には、半導体発光素子に係る技術が記載されている。特許文献2では、半導体発光素子に加えて、特性が良好で信頼性も高く長寿命の半導体素子に言及されている。
先行技術文献においても、結晶欠陥密度を制御することにより低欠陥密度領域および高欠陥密度領域を有するGaN基板を用いている。このGaN基板の低欠陥密度領域上に半導体積層構造を成長することにより、半導体素子は、高欠陥密度領域上の半導体積層構造を用いない。このため、高欠陥密度領域の貫通転位を介したリーク電流などが発生しない。
しかしながら、GaN基板は、周期的に配置された複数の高欠陥密度領域を含むので、低欠陥密度領域は高欠陥密度領域によって分離される。これ故に、大きな有効素子エリアの窒化物系半導体素子を単一の低欠陥密度領域に作製することはできない。また、高欠陥密度領域を避けるために、半導体素子のレイアウト設計に制約がある。つまり、高耐圧および低損失であり高出力電力用の縦型電子走行素子を作製することは容易ではない。
この縦型電子走行素子のオフの際に、大きな逆バイアスが半導体素子に印加される。高欠陥密度領域に関連する絶縁破壊だけでなく、高い印加電圧に起因する様々な絶縁破壊モードがある。
本発明は、このような事情を鑑みて為されたものであり、絶縁耐圧を向上可能な構造を有するショットキバリアダイオードを提供することを目的とし、また絶縁耐圧を向上可能な構造を含みショットキ接合を有する半導体デバイスを作製する方法を提供することを目的とする。
本発明の一側面に係るショットキバリアダイオードは、(a)第1の平均転位密度より大きい平均転位密度を有する第1の領域、前記第1の平均転位密度より小さい平均転位密度を有する第2の領域、および前記第1の平均転位密度より大きい平均転位密度を有する第3の領域を含む導電性のIII族窒化物支持基体を備え、前記III族窒化物支持基体の前記第2の領域は、前記III族窒化物支持基体の前記第1の領域と前記III族窒化物支持基体の前記第3の領域との間に設けられており、(b)前記III族窒化物支持基体の前記第1の領域上に位置する第1の領域、前記III族窒化物支持基体の前記第2の領域上に位置する第2の領域、および前記III族窒化物支持基体の前記第3の領域上に位置する第3の領域を含み前記III族窒化物支持基体の主面上に設けられたn型窒化ガリウム系半導体部を備え、前記n型窒化ガリウム系半導体部の前記第2の領域は、前記III族窒化物支持基体上に設けられた第1および第2の部分と、前記第2の部分上に設けられた第3の部分とを有しており、前記第2の部分は前記第1の部分に囲まれており、(c)前記n型窒化ガリウム系半導体部の前記第1の部分上に設けられた絶縁体を備え、(d)前記n型窒化ガリウム系半導体部の前記第3の部分にショットキ接合を成す第1の導電部と、前記n型窒化ガリウム系半導体部の前記第1の部分および前記絶縁体上に位置する第2の導電部とを含む電極を備える。
このショットキバリアダイオードによれば、n型窒化ガリウム系半導体部の第2の領域の第3の部分は、n型窒化ガリウム系半導体部の第2の領域の第1の部分上の絶縁体に囲まれていると共に、第1の電極の第1の導電部にショットキ接合を成す。また、第1の電極の第2の導電部が絶縁体上に設けられている。これ故に、ショットキバリアダイオードに逆バイアスが印加される場合、第1の導電部からの電界と第2の導電部からの電界との重ね合わせにより、ショットキ接合のエッジ付近の電界強度を小さくすることができる。
本発明に係るショットキバリアダイオードでは、前記第2の導電部は、前記n型窒化ガリウム系半導体部の前記第1および第3の領域の少なくともいずれか一方の領域上に設けられていることができる。
このショットキバリアダイオードによれば、第2の導電部が高転位密度の第1および第3の領域の少なくともいずれか一方の領域上に設けられるとき、ショットキ接合のエッジ付近の電界強度を低減できることに加えて、この領域と第2の導電部との間の絶縁耐圧のために絶縁体の厚さを調整できる。
本発明に係るショットキバリアダイオードでは、前記n型窒化ガリウム系半導体部はGaN及びAlGaNのいずれからなることが好ましい。GaN及びAlGaNは高耐圧のショットキバリアダイオードを提供するために好適である。
本発明に係るショットキバリアダイオードでは、前記III族窒化物支持基体はGaN及びAlGaNのいずれからなることが好ましい。GaN及びAlGaNからなる支持基体は、高耐圧のショットキバリアダイオードを提供するための結晶成長に好適である。
本発明に係るショットキバリアダイオードでは、前記第1の電極の前記第1の導電部の側面および前記n型窒化ガリウム系半導体部の前記第3の部分の側面は前記絶縁体により覆われていることができる。
このショットキバリアダイオードによれば、絶縁体を用いてフィールドプレート効果を得ると共に、絶縁体の側面が、第1の導電部の側面およびn型窒化ガリウム系半導体部の第3の部分の側面を覆うので、絶縁体上の第2の導電部からの電界が、n型窒化ガリウム系半導体部の第3の部分内に伸びる空乏層の拡がりを助ける。このため、絶縁体の端部付近における電位の変化が緩やかになる。
本発明の別の側面は、ショットキ接合を有する半導体デバイスを作製する方法である。この方法は、(a)第1の平均転位密度より大きい平均転位密度を有する複数の第1の領域と前記第1の平均転位密度より小さい平均転位密度を有する複数の第2の領域とを有する導電性のIII族窒化物基板上に、n型窒化ガリウム系半導体を堆積する工程と、(b)開口を有する絶縁体を前記n型窒化ガリウム系半導体上に形成する工程と、(c)前記開口内に窒化ガリウム系半導体を形成する工程と、(d)前記窒化ガリウム系半導体を形成した後に、前記絶縁体上および前記開口に電極を形成する工程とを備える。前記電極は前記窒化ガリウム系半導体にショットキ接合を成す。
この方法によれば、開口を有する絶縁体を形成すると共に該開口に窒化ガリウム系半導体を堆積するので、絶縁体上のショットキ電極からの電界が、開口のショットキ電極と窒化ガリウム系半導体との界面から窒化ガリウム系半導体内に伸びる空乏層の拡がりを助けるので、絶縁体の端部付近における電位の変化が緩やかになる。
本発明の別の側面に係る方法では、前記電極は、前記III族窒化物基板の前記複数の第1の領域のいずれかの領域上に位置していることができる。
このショットキバリアダイオードによれば、電極が高転位密度の第1の領域上に設けられるとき、ショットキ接合のエッジ付近における電界強度の低減に加えて、第1の領域と電極との間の絶縁耐圧のために絶縁体の厚さを調整できる。
本発明の別の側面に係る方法では、前記n型窒化ガリウム系半導体の材料はGaN及びAlGaNのいずれからなることが好ましい。GaN及びAlGaNは、高耐圧のショットキバリアダイオードを提供するために好適である。
本発明の別の側面に係る方法では、前記III族窒化物基板はGaN及びAlGaNのいずれからなることが好ましい。GaN及びAlGaNからなる基板は、高耐圧のショットキバリアダイオードを提供するための結晶成長に好適である。
本発明の別の側面に係る方法では、前記絶縁体の前記開口を規定する側面は、前記窒化ガリウム系半導体および前記第1の電極により覆われていることが好ましい。
この方法によれば、絶縁体の開口内に窒化ガリウム系半導体および電極が形成される。この構造により、絶縁体を用いてフィールドプレート効果を得ると共に、絶縁体の側面が開口内の電極の側面および窒化ガリウム系半導体の側面を覆うので、絶縁体上の電極からの電界が、窒化ガリウム系半導体に伸びる空乏層の拡がりを助ける。このため、絶縁体の端部付近における電位の変化が緩やかになる。
本発明の別の側面に係る方法では、前記III族窒化物基板の前記第1および第2の領域は所定の方向に伸びている。
本発明の上記の目的および他の目的、特徴、並びに利点は、添付図面を参照して進められる本発明の好適な実施の形態の以下の詳細な記述から、より容易に明らかになる。
以上説明したように、本発明に係る一側面によれば、絶縁耐圧を向上可能な構造を有するショットキバリアダイオードが提供される。また、本発明に係る別の側面によれば、絶縁耐圧を向上可能な構造を含みショットキ接合を有する半導体デバイスを作製する方法が提供される。
本発明の知見は、例示として示された添付図面を参照して以下の詳細な記述を考慮することによって容易に理解できる。引き続いて、添付図面を参照しながら、本発明のショットキバリアダイオードおよびショットキ接合を有する半導体デバイスを作製する方法に係る実施の形態を説明する。可能な場合には、同一の部分には同一の符号を付する。
(第1の実施の形態)
図1は、本実施の形態に係るショットキバリアダイオードを概略的に示す図面である。ショットキバリアダイオード11は、導電性のIII族窒化物からなる支持基体(以下、窒化物支持基体と記す)13と、n型窒化ガリウム系半導体部15と、絶縁体17と、第1の電極19とを備える。窒化物支持基体13は、主面13aおよび裏面13bを有する。窒化物支持基体13は、第1の領域13c、第2の領域13d、および第3の領域13eを含む。第1の領域13cは、第1の平均転位密度より大きい平均転位密度D13cを有する。第2の領域13dは、第1の平均転位密度より小さい平均転位密度D13dを有する。第3の領域13eは、第1の平均転位密度より大きい平均転位密度D13eを有する。窒化物支持基体13の第2の領域13dは、第1の領域13cと第3の領域13eとの間に設けられている。n型窒化ガリウム系半導体部15は、窒化物支持基体13の主面13a上に設けられている。n型窒化ガリウム系半導体部のキャリア濃度は、例えば1.0×1016cm−3以上であり、また1.0×1020cm−3以下である。具体的には、n型窒化ガリウム系半導体部15は、第1の領域15a、第2の領域15b、および第3の領域15cを含む。第1の領域15aは、窒化物支持基体13の第1の領域13c上に位置する。第2の領域15bは、窒化物支持基体13の第2の領域13d上に位置する。第3の領域15cは、窒化物支持基体13の第3の領域13e上に位置する。n型窒化ガリウム系半導体部15では、第1の領域15aは、第2の平均転位密度より大きい平均転位密度D15aを有する。第2の領域15bは、第2の平均転位密度より小さい平均転位密度D15bを有する。第3の領域15cは、第2の平均転位密度より大きい平均転位密度D15cを有する。n型窒化ガリウム系半導体部15の第2の領域15bは、第1の領域15aと第3の領域15cとの間に設けられている。n型窒化ガリウム系半導体部15の第2の領域15bは、第1の部分21a、第2の部分21b、および第3の部分21cを有する。第1の部分21aおよび第2の部分21bは、窒化物支持基体13の主面13a上に設けられている。第2の部分21bは第1の部分21aに囲まれている。第3の部分21cは、第2の部分21b上に設けられている。絶縁体17は、n型窒化ガリウム系半導体部15の第1の部分21a上に設けられている。第1の電極19は、第1の導電部19aおよび第2の導電部19bを含む。第1の導電部19aは、n型窒化ガリウム系半導体部15の第3の部分21cにショットキ接合23を成す。第2の導電部19bは、n型窒化ガリウム系半導体部15の第1の部分21aおよび絶縁体17上に位置する。
このショットキバリアダイオード11によれば、n型窒化ガリウム系半導体部15の第2の領域15bの第3の部分21cは、第1の部分21a上の絶縁体17に囲まれていると共に、第1の電極19の第1の導電部19aにショットキ接合23を成す。また、第1の電極19の第2の導電部19bが絶縁体17上に設けられている。これ故に、ショットキバリアダイオード11に逆バイアスが印加される場合、第1の導電部19aからの電界と第2の導電部19bからの電界との重ね合わせにより、ショットキ接合23のエッジ付近の電界強度を小さくすることができる。
ショットキバリアダイオード11は、窒化物支持基体13の裏面13b上に設けられた第2の電極25を備える。好適な実施例では、n型窒化ガリウム系半導体部15はGaN及びAlGaNのいずれからなることが好ましい。GaN及びAlGaNは、高耐圧のショットキバリアダイオードを提供するために好適である。また、好適な実施例では、窒化物支持基体13はGaN及びAlGaNのいずれからなることが好ましい。GaN及びAlGaNからなる支持基体は、高耐圧のショットキバリアダイオードを提供するための結晶成長に好適である。例えば、好適な実施例では、n型窒化ガリウム系半導体部15は窒化物支持基体13とホモ接合を形成する。
図1に示されるように、ショットキバリアダイオード11では、第1の電極19の第2の導電部19bの側面19cおよびn型窒化ガリウム系半導体部15の第3の部分21cの側面21dは絶縁体17により覆われていることができる。このショットキバリアダイオード11によれば、絶縁体17を用いてフィールドプレート効果を得ると共に、絶縁体17の側面17aが、第1の導電部19aの側面19cおよびn型窒化ガリウム系半導体部15の第3の部分21cの側面21dを覆うので、絶縁体17上の第2の導電部19bからの電界が、n型窒化ガリウム系半導体部15の第3の部分21c内に伸びる空乏層の拡がりを助ける。このため、絶縁体17の端部付近における電位の変化が緩やかになる。
ショットキバリアダイオード11では、第2の導電部19bは、窒化ガリウム系半導体支持基体13の第3の領域13e上に設けられていることができる。第2の導電部19bが高転位密度の第3の領域15e上に設けられるとき、ショットキ接合のエッジ付近の電界強度の低減に加えて、この領域15eと第2の導電部19bとの間に所望の絶縁耐圧を提供するために絶縁体17の厚さを調整できる。第3の領域13e(同様に、第1の領域13c)は、平均転位密度が第2の領域に比べて大きく、これ故に、第2の領域13dの電気抵抗に比べて小さい電気抵抗を示す。また、第3の領域15c(同様に、第1の領域15a)は、平均転位密度が第2の領域15bに比べて大きく、これ故に、第2の領域15cの電気抵抗に比べて小さい電気抵抗を示す。したがって、低い電気抵抗の領域(高転位密度領域)が、支持基体13およびn型窒化ガリウム系半導体部15を貫通して支持基体13の裏面13bから絶縁体17まで伸びている。この貫通した高転位密度領域には、大きな電流が流れ得る。
図1に示されるように、ショットキバリアダイオード11は、第1のショットキバリア素子部SBD1および第2のショットキバリア素子部SBD2を含むので、複数の高転位密度領域と複数の低転位密度領域とが交互に配置される支持基体を用いる場合でも、大面積のショットキバリアダイオードを提供できる。複数のショットキバリア素子部はそれぞれの低転位密度領域に設けられており、これらのショットキバリア素子部が高転位密度領域を跨いで並列に接続される。このため、電極が高転位密度領域上に通過するけれども、電極と窒化ガリウム系半導体部との間の絶縁体の厚さを調整することによって、高転位密度領域内の電界強度の増大により絶縁破壊に至ることを避けることができる。また、既に説明したように、ショットキ接合の付近における最大電界強度が、絶縁体の厚さを調整したことにより大きく変化することはない。
図2(A)は、窒化ガリウムショットキバリアダイオードの電位分布の数値実験結果を示す図面である。図2(B)は、図2(A)に示された数値実験のための窒化ガリウムショットキバリアダイオードのモデルM1を示す図面である。図2(B)に示されたモデルは、本実施の形態の構造の一例である。図3(A)は、窒化ガリウムショットキバリアダイオードの電位分布の数値実験結果を示す図面である。図3(B)は、図3(A)に示された数値実験のための窒化ガリウムショットキバリアダイオードのモデルM2を示す図面である。図2(B)および図3(B)に示されたモデル1、2において、絶縁膜の厚みは同じ値T1である。図2(B)および図3(B)に示された電極エッジE1、E2に対応する部分(フィールドプレート端)の電位分布を比較するために、図2(A)および図3(A)を参照する。図2(A)および図3(A)に示されるように、該当部分において、モデルM1における最大電界強度は、モデルM2における最大電界強度よりも小さい。Si絶縁体の側面にも窒化ガリウムエピタキシャル領域が設けられているので、この窒化ガリウムエピタキシャル領域にも空乏層が伸びる。この空乏層が、Si絶縁体の底面に設けられた窒化ガリウムエピタキシャル領域内の空乏層とつながる。絶縁体の下側部が窒化ガリウムエピタキシャル領域内に埋め込まれているので、フィールドプレート端におけるポテンシャルの傾斜が小さくなる。
図4(A)は、窒化ガリウムショットキバリアダイオードの電位分布の数値実験結果を示す図面である。図4(B)は、図4(A)に示された数値実験のための窒化ガリウムショットキバリアダイオードのモデルM3を示す図面である。図4(B)に示されたモデルは、本実施の形態の構造の一例である。図5(A)は、窒化ガリウムショットキバリアダイオードの電位分布の数値実験結果を示す図面である。図5(B)は、図5(A)に示された数値実験のための窒化ガリウムショットキバリアダイオードのモデルM4を示す図面である。図4(B)および図5(B)に示されたモデル3、4において、絶縁膜の厚みは同じ値T2である。図4(B)および図5(B)に示された電極エッジE3、E4に対応する部分(フィールドプレート端)の電位分布を比較するために、図4(A)および図5(A)を参照する。モデルM4のように、高転位密度領域と電極との間の絶縁耐圧を高めるために、絶縁体の厚さT2にすると、図5(A)に示されるように、電極エッジE4付近におけるポテンシャルの変化が大きくなる。しかしながら、絶縁体の開口内に窒化ガリウムエピタキシャル領域を設けると、電極エッジE3付近におけるポテンシャルが緩やかに変化するようになる。ショットキ接合を絶縁体の開口内に設けることによって、既に説明したように、ショットキ接合直下に伸びる空乏層が、Si絶縁体の底面に設けられた窒化ガリウムエピタキシャル領域内の空乏層とつながる。この結果、フィールドプレート端におけるポテンシャルの傾斜が小さくなる。
(第2の実施の形態)
図6(A)、図6(B)、図6(C)、図7(A)、図7(B)および図7(C)は、ショットキ接合を有する半導体デバイスを作製する主要な工程を示す図面である。この方法により、例えばショットキバリアダイオードが作製される。図6(A)に示されるように、導電性の窒化物基板31を準備する。窒化物基板31は、第1の平均転位密度より大きい平均転位密度D31aを有する複数の第1の領域31aと第1の転位密度より小さい平均転位密度D31bを有する複数の第2の領域31bとを有する。平均転位密度D31aは、例えば1.0×10cm−2程度であり、また平均転位密度D31bは、例えば1.0×10cm−2程度である。第1の領域31aおよび第2の領域31bは交互に配列されている。また、窒化物基板31では、第1および第2の領域31a、31bは所定の方向に伸びている。例えば、GaN及びAlGaNからなる基板は、高耐圧の窒化ガリウム系半導体デバイスを提供するための結晶成長に好適である。
図6(B)に示されるように、窒化物基板31上にn型窒化ガリウム系半導体33を堆積する。この堆積は、例えば有機金属気相成長法により行われる。n型窒化ガリウム系半導体33は、第2の平均転位密度より大きい平均転位密度D33aを有する複数の第1の領域33aと第2の転位密度より小さい平均転位密度D33bを有する複数の第2の領域33bとを有する。平均転位密度D33aは、例えば1.0×10cm−2程度であり、また平均転位密度D33bは、例えば1.0×10cm−2程度である。第1の領域33aおよび第2の領域33bは交互に配列されている。第1の領域33aおよび第2の領域33bは、それぞれ第1の領域31aおよび第2の領域31b上に成長される。n型窒化ガリウム系半導体33の材料はGaN及びAlGaNのいずれからなることが好ましい。GaN及びAlGaNは、高耐圧のショットキバリアダイオードを提供するために好適である。
図6(C)に示されるように、絶縁体35を形成する。絶縁体35としては、例えば、シリコン酸化物またはシリコン窒化物といったシリコン無機絶縁体、酸化アルミニウムおよびチタン酸化物等を用いることができる。これらの絶縁体は、例えば化学的気相成長法により成長される。
図7(A)に示されるように、フォトリソグラフィおよびエッチングを絶縁膜35に施して、絶縁体37を形成する。絶縁体37はn型窒化ガリウム系半導体33の第2の領域33bに位置する開口37aを有する。また、この絶縁体37は、n型窒化ガリウム系半導体33の第1の領域33aを覆う。
図7(B)に示されるように、開口37a内に窒化ガリウム系半導体39を堆積する。この堆積は、絶縁体37をマスクとして用い、有機金属気相成長装置を用いて選択成長により行われる。好ましくは、窒化ガリウム系半導体39の材料は、n型窒化ガリウム系半導体33の材料と同じである。また、窒化ガリウム系半導体39の導電型は、n型窒化ガリウム系半導体33の導電型と同じである。そして、窒化ガリウム系半導体39はn型窒化ガリウム系半導体33とホモ接合を成す。
図7(C)に示されるように、窒化ガリウム系半導体39を堆積した後に、絶縁体37上および開口37aに第1の電極41を形成すると共に、基板31の裏面に第2の電極43を形成する。第1の電極41は窒化ガリウム系半導体39にショットキ接合を成す。第2の電極43は窒化物基板31にオーミック接合を成す。絶縁体37の開口37aを規定する側面37bは、窒化ガリウム系半導体39および第1の電極41により覆われている。
上記のショットキ接合を有する半導体デバイスを作製する方法によりショットキバリアダイオードが作製された。
この方法によれば、開口37aを有する絶縁体37を形成すると共に該開口37aに窒化ガリウム系半導体39を堆積する。絶縁体37上のショットキ電極41からの電界が、開口37a内のショットキ電極41と窒化ガリウム系半導体39との界面から窒化ガリウム系半導体39、33内に伸びる空乏層の拡がりを助けるので、絶縁体37の端部付近における電位の変化が緩やかになる。
また、第1の電極41は、窒化物基板31の第1の領域31aのいずれかの領域上に設けられるとき、ショットキ接合のエッジ付近の電界強度の低減に加えて、第1の領域31a、33aと第1の電極41との間の絶縁耐圧のために絶縁体37の厚さを調整できる。
(実施例)
転位密度が周期的に制御された窒化ガリウム(GaN)基板を用意する(例えば、ストライプ状の高転位密度領域(コア部と呼ぶ)が400マイクロメートル間隔で配置されているストライプ基板)。この基板上に、以下のような工程を用いてショットキバリアダイオードを作製する。高転位密度領域の結晶軸は、低転位密度領域の結晶軸と逆方向に向いている。高転位密度領域の導電率は、低転位密度領域の導電率よりも大きい。
(工程1)ショットキバリアダイオードのための動作として必要な半導体積層構造を成長させる。例えば、ショットキバリアダイオードのために1.0×1017cm−3以下のキャリア濃度のn型GaN層を成長する。
(工程2)電流障壁層として使用されるSiN絶縁膜を成膜する。
(工程3)コア部分を覆うようにマスクを形成すると共に、このマスクを用いてウェットエッチングにより絶縁膜にパターン形成を行う。
(工程4)絶縁膜をマスクにして、n型GaNを選択成長する。
(工程5)選択成長したn型GaN層及び絶縁膜の一部を覆うようにショットキ電極(例えば、Ni)を形成する。
(工程6)GaN基板の裏面に、オーミック電極(Ti/Al/Ti/Au)を形成する。これにより、ショットキデバイスが作製された。
以上のようにショットキデバイスを作製すると、以下の利点が存在する。
(1)絶縁体で高転位密度領域を覆うので、リーク電流が少なくなる。
(2)高転位密度領域を電流障壁層で覆うことによって、デバイスサイズを所望のサイズまで大きくできる。
(3)絶縁膜をフィールドプレートとして用いることにより、電極端部からの電界により半導体内部におけるポテンシャルの大きな傾斜(電界の集中)が生じない。これ故に、高耐圧および高信頼のショットキデバイスが提供される。
(4)電流障壁層の一部が半導体に埋め込まれた構造になるので、絶縁膜を十分厚くして電流障壁の効果を十分に保つ共に、実質的にフィールドプレートとしての絶縁膜の膜厚を薄くして半導体層への十分な電界低減を実現できる。つまり、高転位密度領域を絶縁膜で覆うと共にその絶縁膜をマスクにして半導体層を選択成長することにより、大面積のショットキデバイスを作製できるだけでなく、電界緩和の効果によりショットキデバイスの耐圧を向上できる。
好適な実施の形態において本発明の原理を図示し説明してきたが、本発明がそのような原理から逸脱することなく配置および詳細において変更され得ることは、当業者によって認識される。本実施の形態では、例えば、ショットキバリアダイオードといったショットキデバイスを説明したけれども、本発明は、本実施の形態に開示された特定の構成に限定されるものではない。したがって、特許請求の範囲およびその精神の範囲から来る全ての修正および変更に権利を請求する。
図1は、本実施の形態に係るショットキバリアダイオードを概略的に示す図面である。 図2(A)は、窒化ガリウムショットキバリアダイオードの電位分布の数値実験結果を示す図面である。図2(B)は、図2(A)に示された数値実験のためのショットキバリアダイオードのモデルM1を示す図面である。 図3(A)は、窒化ガリウムショットキバリアダイオードの電位分布の数値実験結果を示す図面である。図3(B)は、図3(A)に示された数値実験のためのショットキバリアダイオードのモデルM2を示す図面である。 図4(A)は、窒化ガリウムショットキバリアダイオードの電位分布の数値実験結果を示す図面である。図4(B)は、図4(A)に示された数値実験のためのショットキバリアダイオードのモデルM3を示す図面である。 図5(A)は、窒化ガリウムショットキバリアダイオードの電位分布の数値実験結果を示す図面である。図5(B)は、図5(A)に示された数値実験のためのショットキバリアダイオードのモデルM4を示す図面である。 図6(A)は、基板を準備する工程を示す図面であり、図6(B)はエピタキシャル成長工程を示す図面であり、図6(C)は、フィールドプレートのための絶縁膜を形成する工程を示す図面である。 図7(A)は、絶縁膜を加工する工程を示す図面である。図7(B)は、センタ器エピタキシャル成長工程を示す図面である。図7(C)は、ショットキ接合およびオーミック接合のための電極を形成する工程を示す図面である。
符号の説明
11…ショットキバリアダイオード、13…導電性の窒化物支持基体、15…n型窒化ガリウム系半導体部、17…絶縁体、19…第1の電極、21a…n型窒化ガリウム系半導体部の第1の部分、21b…n型窒化ガリウム系半導体部の第2の部分、21c…n型窒化ガリウム系半導体部の第3の部分、19a…第1の導電部、19b…第2の導電部、31…窒化物基板、D31a…平均転位密度、D31b…平均転位密度、33…n型窒化ガリウム系半導体、D33a…平均転位密度、D33b…平均転位密度、35…絶縁体、37…絶縁体、37a…絶縁体の開口、39…窒化ガリウム系半導体、41…第1の電極

Claims (11)

  1. 第1の平均転位密度より大きい平均転位密度を有する第1の領域、前記第1の平均転位密度より小さい平均転位密度を有する第2の領域、および前記第1の平均転位密度より大きい平均転位密度を有する第3の領域を含む導電性のIII族窒化物支持基体を備え、前記III族窒化物支持基体の前記第2の領域は、前記III族窒化物支持基体の前記第1の領域と前記III族窒化物支持基体の前記第3の領域との間に設けられており、
    前記III族窒化物支持基体の前記第1の領域上に位置する第1の領域、前記III族窒化物支持基体の前記第2の領域上に位置する第2の領域、および前記III族窒化物支持基体の前記第3の領域上に位置する第3の領域を含み前記III族窒化物支持基体の主面上に設けられたn型窒化ガリウム系半導体部を備え、前記n型窒化ガリウム系半導体部の前記第2の領域は、前記III族窒化物支持基体上に設けられた第1および第2の部分と、前記第2の部分上に設けられた第3の部分とを有しており、前記第2の部分は前記第1の部分に囲まれており、
    前記n型窒化ガリウム系半導体部の前記第1の部分上に設けられた絶縁体を備え、
    前記n型窒化ガリウム系半導体部の前記第3の部分にショットキ接合を成す第1の導電部と、前記n型窒化ガリウム系半導体部の前記第1の部分および前記絶縁体上に位置する第2の導電部とを含む電極を備える、ことを特徴とするショットキバリアダイオード。
  2. 前記第2の導電部は、前記n型窒化ガリウム系半導体部の前記第1および第3の領域の少なくともいずれか一方の領域上に設けられている、ことを特徴とする請求項1に記載されたショットキバリアダイオード。
  3. 前記n型窒化ガリウム系半導体部はGaNまたはAlGaNのいずれからなる、ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載されたショットキバリアダイオード。
  4. 前記III族窒化物支持基体はGaNまたはAlGaNのいずれからなる、ことを特徴とする請求項1、請求項2又は請求項3に記載されたショットキバリアダイオード。
  5. 前記電極の前記第1の導電部の側面および前記n型窒化ガリウム系半導体部の前記第3の部分の側面は前記絶縁体により覆われている、ことを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載されたショットキバリアダイオード。
  6. ショットキ接合を有する半導体デバイスを作製する方法であって、
    第1の平均転位密度より大きい平均転位密度を有する複数の第1の領域と前記第1の平均転位密度より小さい平均転位密度を有する複数の第2の領域とを有する導電性のIII族窒化物基板上に、n型窒化ガリウム系半導体を堆積する工程と、
    前記III族窒化物基板の前記第2の領域上に位置する前記n 型窒化ガリウム系半導体の第2の領域内に開口を有する絶縁体を前記n型窒化ガリウム系半導体上に形成する工程と、
    前記開口内に窒化ガリウム系半導体を形成する工程と、
    前記窒化ガリウム系半導体を形成した後に、前記絶縁体上および前記開口に電極を形成する工程と
    を備え、
    前記電極は前記窒化ガリウム系半導体にショットキ接合を成す、ことを特徴とする方法。
  7. 前記電極は、前記III族窒化物基板の前記複数の第1の領域のいずれかの領域上に位置している、ことを特徴とする請求項6に記載された方法。
  8. 前記n型窒化ガリウム系半導体の材料はGaNまたはAlGaNのいずれからなる、ことを特徴とする請求項6または請求項7に記載された方法。
  9. 前記III族窒化物基板はGaNまたはAlGaNのいずれからなる、ことを特徴とする請求項6、請求項7又は請求項8に記載された方法。
  10. 前記絶縁体の前記開口を規定する側面は、前記窒化ガリウム系半導体および前記電極により覆われている、ことを特徴とする請求項6〜請求項9のいずれか一項に記載された方法。
  11. 前記III族窒化物基板の前記第1および第2の領域は所定の方向に伸びている、ことを特徴とする請求項6〜請求項10のいずれか一項に記載された方法。
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