JP4961561B2 - 有機ケイ素化合物とカーボンナノチューブの複合材及びその製造方法 - Google Patents

有機ケイ素化合物とカーボンナノチューブの複合材及びその製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、カーボンナノチューブを有機ケイ素化合物と複合化 (カーボンナノチューブに有機ケイ素化合物を添加)して得られた複合材に関し、複合化前のカーボンナノチューブと比較し、低い電圧で安定した電界放出効果を有する有機ケイ素化合物とカーボンナノチューブの複合材及びその製造方法に関する。
金属表面に強い電界がかかると、金属内の自由電子が量子力学的トンネル効果で、真空中に放出(電界電子放出)されるが、この電界電子放出、及びその電界放出源(フィールドエミッタ)は、電界放出型ディスプレー(FED)、バックライト、電子顕微鏡等に応用されている。
従来から提案されている電界放出源は、電子を放出させる急峻な円錐状の形状を、シリコンに特殊なエッチングを行って形成したり、金属を斜めから廻転させて堆積して形成するという特殊な方法で形成している。これらの方法では、人工的な微細加工を用いていることにより急峻な円錐状の先端のサイズを20〜30nm以下とすることは不可能であった。
電子を放出させることができる電圧は、電界放出源の先端が急峻であればあるほど低くなる。
ところで、1991年にカーボンナノチューブが発見されて以来、カーボンナノチューブの興味深い物理的電気的性質は、各方面で多くの興味を引きつけている。
低い電圧で電子を放出させるためには、電界放出源は非常に細い先端の形状が要求されるが、カーボンナノチューブ先端の曲率半径は、数nm〜10nmと非常に小さいので電界電子放出源として最適である。
このようなことから、近年、カーボンナノチューブは、その特徴的な構造と卓越した安定性から、電界放出型ディスプレーの電界放出源の構成部品として利用されている(特許文献1参照)。
また、カーボンナノチューブは、種々な物質の吸着や反応によっても、その電界放出特性が変わってくる事が知られている。例えば、酸素にナノチューブをさらすことによって、電界放出電圧が増大し、電流が減少する。また、金属を蒸着することで、低電圧で電子が放出されることが知られている(特許文献2参照)。
特開2001−236875号公報 特開2005−138204号公報
ところで、従来のカーボンナノチューブは電界放出源の構成部品として適しているが、近年、ディスプレー画面の大型化が進行している状況においては、さらに低電圧で動作する電界放出源が求められている。
前述の金属を蒸着するという先行技術においては、蒸着した金属が容易に酸化したり、また貴金属の場合は価格が高く実用化が困難であったり、毒性の高い金属の使用等の問題も含んでいる。
本発明は、従来の上記問題を解決することを目的とするものであり、安全、安価で簡単な製造工程によって得られ、しかも従来のカーボンナノチューブと比べ、著しく電界放出効率を向上させることのできるカーボンナノチューブを応用した材料及びその製造方法を実現することを課題とするものである。
本発明は上記課題を解決するために、カーボンナノチューブに有機ケイ素化合物を添加して得られる複合材であって、カーボンナノチューブに比較して低い電圧で電界放出能を有することを特徴とする有機ケイ素化合物とカーボンナノチューブの複合材を提供する。
本発明は上記課題を解決するために、カーボンナノチューブに有機ケイ素化合物を溶媒等を用いて混合し、乾燥して得られる複合材であって、カーボンナノチューブに比較して低い電圧で電界放出能を有することを特徴とする有機ケイ素化合物とカーボンナノチューブの複合材を提供する。
本発明は上記課題を解決するために、基盤上のカーボンナノチューブに有機ケイ素化合物が添加されることにより形成され、電界放出源の構成部品として利用されることを特徴とする有機ケイ素化合物とカーボンナノチューブの複合材を提供する。
前記カーボンナノチューブは、単層カーボンナノチューブとしてもよい。
前記複合材は、電界放出源の構成部品として利用される基盤の構成とすることが好ましい。
本発明は上記課題を解決するために、カーボンナノチューブに有機ケイ素化合物を溶媒等を用いて混合して乾燥し、カーボンナノチューブに比較して低い電圧で電界放出能を有する有機ケイ素化合物とカーボンナノチューブの複合材を製造する方法を提供する。
基盤上のカーボンナノチューブに有機ケイ素化合物を添加することにより、電界放出源の構成部品として利用する有機ケイ素化合物とカーボンナノチューブの複合材を製造する方法を提供する。
本発明に係る有機ケイ素化合物とカーボンナノチューブの複合材及びその製造方法によると、カーボンナノチューブに有機ケイ素化合物を添加して物理吸着させるというきわめて簡単な方法で製造可能であり、しかも複合化前のカーボンナノチューブと比較し、低い電圧で安定した電界放出効果を有する。従って、この複合材は、電界放出型ディスプレーの電界放出源の構成部分として産業上の利用価値が大である。
本発明の有機ケイ素化合物とカーボンナノチューブの複合材の電界放出電流電圧特性の測定実験の結果を示すグラフである。
本発明に係る有機ケイ素化合物とカーボンナノチューブの複合材及びその製造方法を実施するための最良の形態を、実施例に基づいて図面を参照して以下に説明する。
有機ケイ素化合物では、σ電子(共有結合の一態様であるσ結合をつくる電子)の非局在化がケイ素鎖で起こり、このために、多くの特徴的な興味深い電子的な特性を有する。本発明者らは、この点に着目し、カーボンナノチューブに有機ケイ素化合物を複合させることで、その電界放出能を向上させ、低電圧で電界放出が可能となるという知見を得た。このようにして、本発明者らは、カーボンナノチューブに有機ケイ素化合物を複合化 ( 添加 ) して成る本発明に係る複合材を想到した。
本発明は、カーボンナノチューブに有機ケイ素化合物を複合(添加し混合)するという極めて簡便な複合化により得られるものであって、電界放出閾値電圧を下げることができる複合材及びその製造方法である。本発明の有機ケイ素化合物とカーボンナノチューブの複合材は、低電圧で電界放出が可能となるので、電界放出源を利用する種々の電子応用装置の構成部品としての応用が可能である。
本発明に係る複合材として、単層カーボンナノチューブ(本明細書では、「SWNTs」という。)と有機ケイ素化合物の複合材について、以下、具体的に説明する。この実施例の複合材は、SWNTs/(t−BuPhSi)(以下、これを「SWNTs/1」という。表1の(1)を参照。)であり、次のように製造する。
Figure 0004961561
原材料であるSWNTsは、レーザー蒸発法により合成された市販品の「Tubes@Rice」(商品名)を用いた。また、有機ケイ素化合物としては、(t−BuPhSi)を用いた。
このSWNTsを2mgと有機ケイ素化合物を10mgとを、ベンゼン中で分散させ(具体的には、超音波発生装置を用いて分散させる。)、これをフィルター(具体的にはメンブランフィルターを使用する。)で濾過することで調製する。
このように調整したものを、さらに、ベンゼンで洗浄して余分な有機ケイ素化合物を除去し、その後で乾燥する。この一連の製造工程により、本発明に係るSWNTsと有機ケイ素化合物の複合材であるSWNTs/1(表1の(1)参照)を得ることができる。
この製造工程についてさらに説明を補足する。この製造工程中、SWNTsに有機ケイ素化合物を添加し、これをベンゼン中で超音波洗浄機を用いて分散させると、有機ケイ素化合物がSWNTsに物理吸着した状態となる。
そして、フィルター(具体的にはメンブランフィルターを使用する。)で濾過し精製(一定寸法以下に整える。)したものを、ベンゼン中で洗浄すると、物理吸着されていない余剰物である有機ケイ素化合物が除去される。この後で行う乾燥は、減圧下で乾燥することが好ましい。
(測定実験例)
上記工程で製造された上記実施例である有機ケイ素化合物の複合材(SWNTs/l)の電界放出能を、複合化する前のSWNTs(従来のSWNTs)と比較して確認するために、上記実施例で得られた複合材と複合化前のSWNTsについて、それぞれ「電界放出IV特性」を測定した。
この測定では、本発明の複合材を陰極とし、この陰極とファラデーカップ陽極を10mmのスペーサーでセットし、10−Torrの減圧下において、電圧を変えて電界放出電流値を測定した。従来のSWNTsについても陰極として、同様にファラデーカップ陽極を10mmのスペーサーでセットし、10−Torrの減圧下において、電圧を変えて電界放出電流値を測定した。
この測定結果である「電界放出電流電圧特性」を、複合化する前のSWNTs(従来のSWNTs)と上記実施例の複合材(SWNTs/l)について、図1にそれぞれ示す。この図1中、従来のSWNTsの測定値を●印で示し、実施例の複合材SWNTs/lの測定値を▲印で示す。また、前掲の表1に、(電流0.1pAにおける)閾値電圧を、複合化する前のSWNTsは単に「SWNTs」とし、上記実施例の複合材(SWNTs/l)は「SWNTs/(t−BuPhSi)(1)」としてそれぞれ示す。
この図1及び表1に示すように、0.1pAの閾値電圧について、従来のSWNTsの電界放出では300Vであるのに対し、上記実施例複合材の電界放出では260Vときわめて低電圧で発現している。これにより、有機ケイ素化合物とSWNTsとσ−π相互作用がSWNTsの電界放出能を効果的に増大することを実証している。
本発明の複合材が電界放出能を効果的に増大する作用機序は、必ずしも明確ではないがつぎのように考えられる。即ち、有機ケイ素化合物では共有結合であるσ結合を有し、他方、カーボンナノチューブでは共有結合であるπ結合を有する。
ところで、σ結合をつくる電子であるσ電子の非局在化が有機ケイ素化合物のケイ素鎖で生じるが、この現象に起因して、有機ケイ素化合物がカーボンナノチューブに物理吸着した際に、σ電子がカーボンナノチューブのπ結合と相互作用し、この結果、電界放出能を効果的に増大しているものと考えられる。
SWNTsに、他のオリゴシラン、ポリシランを添加して成る複合化をしたもの(SWNTs/2〜SWNTs/7。具体的には、前掲の表1の(2)〜(7)に示すもの。)についても、上記測定実験と同じ条件下においてそれらの電界放出能の測定をしたところ、何れの複合材も良好な電界放出能を示した(表1の(2)〜(7)参照)。
以上の測定実験の結果から、有機ケイ素化合物をSWNTsに物理吸着することで、電界放出能が効果的に向上することが確認できた。
また、上記実施例では、SWNTsに有機ケイ素化合物を添加して製造した複合材について説明したが、この複合材を、例えば電界放出型ディスプレーの電界放出源として利用する場合には、上記複合材にバインダーを添加して基盤に塗布し、レーザーで加熱して表面のバインダーを蒸発させ除去して膜状に形成して利用する。
しかし、溶媒で溶かしバインダーを添加したカーボンナノチューブを予め基盤に塗布し、その後、その表面に有機ケイ素化合物を溶媒で溶かし、スプレーしたりはけで塗ったりして塗布し、レーザーで加熱して溶媒及びバインダーを除去して膜状の複合材を形成して利用してもよい。
以上、本発明に係る有機ケイ素化合物とカーボンナノチューブの複合材及びその製造方法を実施するための最良の形態を、実施例に基づいて説明したが、本発明はこのような実施例に限定されるものではなく、請求の範囲によって記載された技術的事項の範囲内で実施態様でもよい。
本発明によれば、カーボンナノチューブに有機ケイ素化合物を添加して成る複合材は、電界放出能が効果的に向上するので、電界放出型ディスプレー、バックライトや電子顕微鏡のような電界放出源(フィールドエミッタ)構成部品等に適用可能である。

Claims (7)

  1. カーボンナノチューブに有機ケイ素化合物を添加して得られる複合材であって、カーボンナノチューブに比較して低い電圧で電界放出能を有することを特徴とする有機ケイ素化合物とカーボンナノチューブの複合材。
  2. カーボンナノチューブに有機ケイ素化合物を溶媒を用いて混合し、乾燥して得られる複合材であって、カーボンナノチューブに比較して低い電圧で電界放出能を有することを特徴とする有機ケイ素化合物とカーボンナノチューブの複合材。
  3. 基盤上のカーボンナノチューブに有機ケイ素化合物が添加されることにより形成され、電界放出源の構成部品として利用されることを特徴とする有機ケイ素化合物とカーボンナノチューブの複合材。
  4. 前記カーボンナノチューブは、単層カーボンナノチューブであることを特徴とする請求項1、2又は3に記載の有機ケイ素化合物とカーボンナノチューブの複合材。
  5. 請求項1〜4のいずれかに記載の複合材から構成され、電界放出源の構成部品として利用されることを特徴とする基盤。
  6. カーボンナノチューブに有機ケイ素化合物を溶媒を用いて混合して乾燥し、カーボンナノチューブに比較して低い電圧で電界放出能を有する有機ケイ素化合物とカーボンナノチューブの複合材を製造する方法。
  7. 基盤上のカーボンナノチューブに有機ケイ素化合物を添加することにより、電界放出源の構成部品として利用する有機ケイ素化合物とカーボンナノチューブの複合材を製造する方法。
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