JP4961261B2 - 自走式処理機 - Google Patents

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Description

本発明は、並列して対をなすクローラ式の左走行装置および右走行装置と、これらの左走行装置および右走行装置よりも高い位置に配置され、これら左走行装置および右走行装置に結合された本体フレームと、この本体フレームに設置された処理装置、例えば破砕装置、粉砕装置、せん断装置、切断装置、攪拌装置、混合機または振動スクリーン装置と、この処理装置から排出される処理物を搬出する搬出コンベアとを備えた自走式処理機に関する。
従来の自走式処理機は、並列して対をなすクローラ式の左走行装置および右走行装置と、これらの左走行装置および右走行装置よりも高い位置に配置され、左走行装置および右走行装置に結合された本体フレームと、この本体フレームに設置された処理装置と、この処理装置から排出される処理物を搬出する搬出コンベアとを備えている。
左走行装置および右走行装置と本体フレームとを結合する構造は、左走行装置の骨格を成す左走行フレームと、前記右走行装置の骨格を成す右走行フレームと、本体フレームの下部から下方向に延び左走行フレームに結合される左連結部と、本体フレームの下部から下方向に延び右走行フレームに結合される右連結部とを含んでいる。自走式処理機の前後進方向を前後方向とした場合の背面視において、本体フレームの下部と左連結部と右連結部とは全体で門型を形成している。搬出コンベアは、その門型の内側に挿入された状態で自走式処理機に装備されている。
このように構成された従来の自走式処理機では、搬出コンベアの取外し作業の際、左走行装置と右走行装置との間の地面に搬出コンベアを降ろすことを行う。また、搬出コンベアの取付作業の際、左走行装置と右走行装置との間の地面に置いた状態の搬出コンベアを持ち上げることを行う。
このように構成された自走式処理機としては、例えば特許文献1で開示されているものがある。
特開2004−73963公報
ところで、自走式処理機の輸送は、道路交通法における重量規制に従って行われる。自走式処理機の重量が重量規制を超える場合、その重量規制を満たすように自走式処理機を分解して輸送することになる。したがって、分解の手間が少なくなるよう自走式処理機の軽量化が要望されている。
本願発明者は、軽量化する対象として左走行フレームおよび右走行フレームと本体フレームとを結合する構造に着目した。前述した従来の自走式処理機において、本体フレームは、処理装置と、この処理装置の駆動のためのパワーユニット(エンジンや油圧ポンプなど)の重量物を支持している。このため、従来の自走式処理機において、本体フレームと左走行フレームおよび右走行フレームを結合する構造には、前記重量物から受ける荷重によって左走行フレームと右走行フレームとが互いに離れる方向の力が発生する。したがって、本体フレーム、左連結部、右連結部、および各結合部は、その力に耐え得る十分な強度を確保するための寸法および形状に設定される。しかし、それらの寸法および形状を採用すると、効果的に軽量化できない。
そこで、本願発明者は、前記構造とは別の構造を採用した。別の構造は、左走行装置の骨格を成す左走行フレームと、右走行装置の骨格を成す右走行フレームと、これら左走行フレームと右走行フレームとの間に架け渡され左走行フレームと右走行フレームとを連結する架渡し部と、この架渡し部に左右方向に並んで立設され本体フレームと結合した左支柱および右支柱とを含んでいる。自走式処理機の前後進方向を前後方向とした場合の側面視において、架渡し部は、左走行フレームと右走行フレームとに対して重なって位置している。
このように構成された別の構造は、架渡し部が設けられたことによって、強度の確保と軽量化とを両立できるようになった。しかし、搬出コンベアの交換やメンテナンスを行うための搬出コンベアの取付・取外し作業が、前述した従来の自走式処理機のように行うことができない。つまり、架渡し部が障害となるため、左走行装置と右走行装置の間の地面に置いた状態の搬出コンベアを持ち上げて取付けたり、同地面に搬出コンベアを降ろしたりすることができない。
本発明は前述の実状を考慮してなされたものであり、その目的は、強度の確保と軽量化とを両立でき、かつ、搬出コンベアの取付・取外し作業の容易化を図ることができる自走式処理機を提供することにある。
本発明は前述の目的を達成するために次のように構成されている。
〔1〕 本発明は、並列して対をなすクローラ式の左走行装置および右走行装置と、これらの左走行装置および右走行装置よりも高い位置に配置され、これら左走行装置および右走行装置に結合された本体フレームと、この本体フレームに設置された処理装置と、この処理装置から排出される処理物を搬出する搬出コンベアとを備えた自走式処理機において、前記左、右の走行装置と本体フレームとを結合する構造は、前記左、右の走行装置の骨格を成す左、右の走行フレームと、これら左、右の走行フレームとの間の前後2箇所に架け渡され前記左、右走行フレームを連結する架渡し部と、これら架渡し部に左右方向に並んで立設され前記本体フレームと結合した左、右の支柱とを含み、側面視において、前記架渡し部が前記左、右の走行フレームに対し重なって位置し、前記左、右の柱の間に前記搬出コンベアが挿入され、前記搬出コンベアの挿入方向および引抜き方向への移動をガイドするガイド手段が設けられ、前記ガイド手段が、前記架渡し部に設けられたガイドローラと、前記搬出コンベアのコンベアフレームに前記挿入方向および前記引抜き方向に延びて設けられたガイドレールとを備えるとともに、前記コンベアフレームの下部に前記架渡し部が挿入される切欠きが設けられたことを特徴とする。
このように構成された本発明は、左、右の支柱の間に対する搬出コンベアの挿入方向および引抜き方向への移動をガイド手段がガイドするので、左、右の支柱との間に対する搬出コンベアの挿入および引抜を円滑に行うことができる。これにより、強度の確保と軽量化とを両立させるために架渡し部を有する構造にも係わらず、搬出コンベアの取付・取外し作業の容易化を図ることができる。
〔2〕 本発明は、「〔1〕」に記載の自走式処理機において、前記搬出コンベアには接地可能な脚部が設けられ、この脚部の先端部がキャスターからなることを特徴とするものであってもよい。これによっても、搬出コンベアの取付・取外し作業の更なる円滑化に貢献できる。
本発明は、強度の確保と軽量化とを架渡し部によって両立できる。さらに、左支柱と右支柱との間に対する搬出コンベアの挿入および引抜をガイド手段によって円滑に行うことができるので、架渡し部を有する構造にも係わらず搬出コンベアの取付・取外し作業の容易化を図ることができる。
本発明の自走式処理機の一実施形態について図を用いて説明する。
本実施形態は、廃木材や枝葉・木を破砕して木材チップ(処理物)を生成する自走式木材リサイクラである。本実施形態は、並列して対をなすクローラ式の左走行装置1および右走行装置2(図12参照)を備えている。図1の左側および右側のそれぞれが、本実施形態の前後進方向を前後方向とした場合の前側および後側のそれぞれに対応している。
また、本実施形態は、左走行装置1および右走行装置2よりも高い位置に配置され、これら左走行装置1および右走行装置2に結合された本体フレーム3(図5等に破線で示す)と、この本体フレーム3に設置された処理装置、すなわち破砕装置(図示していない)と、この破砕装置から排出される木材チップを搬出する搬出コンベア4とを備えている。
図1〜4において、10は破砕装置を駆動するためのエンジンや油圧ポンプ等のパワーユニットが格納された機械室、11は配電盤や操作盤が格納された制御室、12,13はメンテナンス用ラダーである。
投入ホッパ7と破砕室8との間には、投入ホッパ7に投入された廃木材等を破砕室8に搬送する投入フィーダ(図示していない)が設けられている。破砕室8では投入フィーダで搬送されてきた廃木材を破砕装置が破砕して木材チップを生成し、破砕室8の下部に設けられた排出口からその木材チップが排出されるようになっている。破砕室8から排出された木材チップは排出シュート(図示していない)を通って搬出コンベア4上に落下するようになっている。
搬出コンベア4は、排出シュートからの木材チップを受け止めて後方へ搬送する第1コンベア5と、この第1コンベア5の後端から落下した木材チップを受け止めて後方で斜め上方に搬出する第2コンベア6とを備えている。第1コンベア5は、本体フレーム3の後端部の左右両側面に設けられた一対のブラケット14(左側のもののみ図示)に固定ピンによって固定されている。第2コンベア6は、本体フレーム3から後方に延設された左右で一対のブラケット15,16(15,16のいずれも左側のもののみ図示)に固定ピンによって固定されている。第1コンベア5は第2コンベア6よりも幅寸法が広く設定されている。第2コンベア6の前端部の両側部には、第1コンベア5の後端から第2コンベア6の前端への木材チップの流下をガイドする左右で一対のガイド板17(右側のもののみ図示)が設けられている。
図12に示すように、左走行装置1および右走行装置2と本体フレーム3とを結合する構造は、左走行装置1の骨格を成す左走行フレーム20と、右走行装置2の骨格を成す右走行フレーム21と、これら左走行フレーム20と右走行フレーム21との間に架け渡され左走行フレーム20と右走行フレーム21とを連結する架渡し部22と、これら架渡し部22に左右方向に並んで立設され本体フレーム3と結合した左支柱23および右支柱24とを含んでいる。架渡し部22、左支柱23および右支柱24の組合せは前後方向に並んだ2個所に設けられている。
架渡し部22、左支柱23および右支柱24は、断面形状が略矩形で全体が直線状に延びた鋼管から構成されている。架渡し部22は溶接により左走行フレーム20と右走行フレーム21とに固着している。左支柱23および右支柱24は溶接により架渡し部22の上面と本体フレーム3の下面とに固着している。側面視において、架渡し部22が左走行フレーム20と右走行フレーム21とに対して重なって位置している。
第1コンベア5は、架渡し部22と本体フレーム3との間に挿入されている。図5に示すように、第1コンベア5の骨格を成すコンベアフレーム5aの前端側には、前側の架渡し部22に載置されている。架渡し部22に載置されるコンベアフレーム5aの前端側の左側部には、前側の架渡し部22の上部が挿入される切欠き5a1が設けられている。同右側部にも切欠き5a1と同様の切欠き(図示していない)が設けられている。
本実施形態は、左支柱23と右支柱24との間に対する搬出コンベア4の挿入方向(後方から前方へ向かう方向)および、その逆方向である引抜き方向への移動をガイドするガイド手段30を備えている。このガイド手段30は、第1コンベアの左側部をガイドする第1,第2ガイドローラ31,32および第1,第2ガイドレール33,34と、これらと対をなし第1コンベア5の右側部をガイドする別の第1,第2ガイドローラおよび別の第1,第2ガイドレールとから構成されている。図12において、35が右側の第1ガイドローラであり、36が右側の第1ガイドレールである。右側の第2ガイドローラおよび右側の第2ガイドレールは図示していない。左右の第1ガイドレール33,36のそれぞれには、下向きに突出し第1ガイドローラ31,32が脱輪する方向(左右方向)への第1コンベア5の移動を規制する規制部33a,36a(図13参照)を有する。左側の第2ガイドレール34および右側の第2ガイドレールも規制部33a,36aと同様の規制部を有する。
第1,第2ガイドローラ31,32は架渡し部22に設けられていて、第1,第2ガイドレール33,34は第1コンベア5に設けられている。第1,第2ガイドレール33,34は第1コンベア5の左側部に設けられていて、第1コンベア5の挿入方向および引抜き方向に延びている。第1,第2ガイドレール33,34はコンベアフレーム5aの左側部と一体に成形されている。
第1コンベア5には、接地可能な第1,第2脚部40,43が設けられている。第1脚部40の先端部はキャスター40aからなり、第2脚部43の先端部はキャスター43aからなる。第1,第2脚部40,43はコンベアフレーム5aの左側部に前後方向に並んで設けられている。コンベアフレーム5aの右側部にも、第1,第2脚部40,43と同様の第1,第2脚部(図示していない)が設けられている。
第1脚部40の基端部はコンベアフレーム5aに軸支されていて、これにより第1脚部40が回動可能になっている。図14に示す第1脚部40の姿勢は、第1脚部40を使用しないとき、すなわち接地させないときの姿勢(以下「非使用姿勢」という)であり、図15に示す第1脚部40の姿勢は第1脚部40を使用するときの姿勢(以下「使用姿勢」という)である。第1脚部40の中間部には、棒状の固定部材41の一端が軸支されている。固定部材41の他端および中間部にはボルト42の挿通が可能な第1,第2貫通孔41a,41bが設けられている。コンベアフレーム5aにはボルト42が螺合可能な雌ねじ部(図示していない)が設けられている。ボルト42が第1貫通孔41aに挿通されて雌ねじ部に螺合した状態では、第1脚部40が非使用姿勢に固定される。ボルト42が第2貫通孔41bに挿通されて雌ねじ部に螺合した状態では、第1脚部40が使用姿勢に固定される。つまり、第1脚部40は非使用姿勢と使用姿勢とに選択的に固定可能な折り畳み式となっている。
第2脚部43の基端部もコンベアフレーム5aに軸支されていて、これにより第2脚部43が回動可能になっている。図16に示す第2脚部43の姿勢は非使用姿勢であり、図17に示す第2脚部43の姿勢は使用姿勢である。第2脚部43の中間部には、棒状の固定部材44の一端が軸支されている。固定部材44の他端および中間部にはボルト45の挿通が可能な第1,第2貫通孔44a,44bが設けられている。コンベアフレーム5aにはボルト45が螺合可能な雌ねじ部(図示していない)が設けられている。ボルト45が第1貫通孔44aに挿通されて雌ねじ部に螺合した状態では、第2脚部43が非使用姿勢に固定される。ボルト45が第2貫通孔44bに挿通されて雌ねじ部に螺合した状態では、第2脚部43が使用姿勢に固定される。つまり、第2脚部43は非使用姿勢と使用姿勢とに選択的に固定可能な折り畳み式となっている。
このように構成された本実施形態に対しては、次のようにして搬出コンベア4の(1)取外し作業および(2)取付作業を行う。なお、次の説明において、左側の第1,第2脚部40,43と右側の第1,第2脚部の使い方は同じなので、左側の第1,第2脚部40,43についてのみ説明する。また、ガイド手段30において、左側の第1,第2ガイドローラ31,32および第1,第2ガイドレール33,34と、右側の第1ガイドローラ35および第1ガイドレール36等とは同様に動作するので、左側の第1,第2ガイドローラ31,32および第1,第2ガイドレール33,34の動作についてのみ説明する。
(1)取外し作業
油圧配管等、搬出コンベア4の取外しの障害になる部品を取り外す。次に、第2コンベア6をクレーンで支えつつ、ブラケット15,16から固定ピンを抜き取る。次に、クレーンで第2コンベア6を持ち上げ、本体フレーム3から離脱させる。これにより図4に示すように第2コンベア6が取り外された状態となる。
次に、図6に示すように左側の第1脚部40を使用姿勢にして固定する。次に、第1コンベア5をクレーンで支えつつ、ブラケット14から固定ピンを抜き取る。次に、クレーンで支えながら第1コンベア5を降ろし、図7に示すように左側の第1脚部40のキャスター40aを接地させる。このとき、切欠き5a1が前側の架渡し部22から離脱し、第1ガイドローラ31に第1ガイドレール33が載る。次に、本実施形態を前進させることで、または、第1コンベア5を後方向に引っ張ることで、図8,9に示すように本体フレーム3の下方から第1コンベア5を引出す。第2脚部43が後側の架渡し部22を越える位置まで第1コンベア5を引出したところで、図10に示すように第2脚部43を使用姿勢に固定して接地させる。その後、第1コンベア5を図11に示すように引き抜き、搬出コンベア4の取外し作業が完了する。
なお、第1コンベア5の引抜き開始から引抜き完了までの間、ガイド手段30は次のように動作している。まず、第1ガイドレール33の引抜き方向への移動に伴って第1ガイドローラ31が転動する。次に、第2ガイドローラ32に第2ガイドレール34が載り、第1,第2ガイドレール33,34の引抜き方向への移動に伴って第1,第2ガイドローラ31,32が転動する。その後、第2ガイドレール34が第2ガイドローラ32を通過し、さらに、第1ガイドローラ31を切欠き5a1が通過して、第2ガイドレール34が第1ガイドローラ31に載る。最後に、第2ガイドレール34の引抜き方向への移動に伴って第1ガイドローラ31が転動する。
(2)取付作業
図11に示した状態の第1コンベア5を本体フレーム3の後方に配置した後、第1,第2脚部40,43のキャスター40a,43aを利用して第1コンベア5を移動させ、後側の架渡し部22と本体フレーム3の間に第1コンベア5の前端部を挿入する。そして、図9に示すように第1ガイドレール33の前端部が第1ガイドローラ31上に配置される位置まで第1コンベア5を挿入したところで、第2脚部43を非使用姿勢にして固定する。次に、図7に示すように切欠き5a1が前側の架渡し部22の上方に配置される位置まで第1コンベア5を挿入したところで、クレーンで第1コンベア5を吊り上げ、前側の架渡し部22を切欠き5a1に挿入して第1コンベア5の前端側を位置決めする。次に、図6に示すように第1コンベア5の後端部をブラケット14に固定ピンで固定する。
次に、第2コンベア6をクレーンで支えつつ、ブラケット15,16のそれぞれに固定ピンで固定する。最後に油圧配管等の部品を取り付け、搬出コンベア4の取付作業が完了する。
なお、第1コンベア5の挿入開始から挿入完了までの間、ガイド手段30は次のように動作している。まず、第2ガイドレール34が第1ガイドローラ31に載り、第2ガイドレール34の挿入方向への移動に伴って第1ガイドローラ31が転動する。そして、第2ガイドレール34および切欠き5a1が第1ガイドローラ31を通過して、第1ガイドローラ31に第1ガイドレール33が載り、第1ガイドレール33の挿入方向への移動に伴って第1ガイドローラ31が転動する。
本実施形態によれば次の効果を得られる。
本実施形態によれば、架渡し部22が設けられているので、強度の確保と軽量化の両立できる。さらに、左支柱23と右支柱24との間に対する第1コンベア5の挿入および引抜きを、ガイド手段30によって円滑に行うことができるので、架渡し部22が設けられていても搬出コンベア4の取付・取外し作業を行いやすい。
本実施形態によれば、搬出コンベア4が第1コンベア5と第2コンベア6とから構成されているので、第1コンベア5を第2コンベア6の幅寸法よりも大きく設定することができ、これにより、破砕室8から排出される木材チップを受け止めやすくすることができる。また、搬出コンベア4を構成する第1,第2コンベア6,5のそれぞれの全長は、搬出コンベアを1つのコンベアで構成する場合のそのコンベアの全長よりも短いので、コンベアベルトの蛇行を抑えることができる。
なお、本実施形態は処理装置として破砕装置を備えていたが、本発明における処理装置は破砕装置に限定されるものではなく、破砕装置の代わりに粉砕装置、せん断装置、切断装置、攪拌装置、混合機または振動スクリーン装置であってもよい。
本発明の一実施形態の左側面図である。 図1に示した実施形態からメンテナンス用ラダーおよび制御室を取り外した状態を示す左側面図である。 図2において第1コンベアの隠れている部分を破線で示す左側面図である。 図3に示した実施形態から第2コンベアを取除いた状態を示す左側面図である。 図4に示した第1コンベアとその周辺を拡大して示す図である。 図5に示した第1脚部を使用姿勢にした状態を示す図である。 図6に示した第1コンベアを固定ブラケットから取り外して第1脚部を接地させた状態を示す図である。 図7に示した第1コンベアを、架渡し部と左支柱と右支柱と本体フレームとで囲まれる空間からガイド手段を利用して引き抜いている途中の状態を示す図である。 図8の続きである。 図9に示した第2脚部を使用姿勢にして接地させた状態を示す図である。 引き抜きが完了したときの第1コンベアの状態を示す図である。 架渡し部およびその周辺を示す、図7のXII−XII断面に相応する図である。 図12に示したガイド手段の左側部の拡大図である。 図5に示した第1脚部の拡大図である。 図6に示した第1脚部の拡大図である。 図7に示した第2脚部の拡大図である。 図10に示した第2脚部の拡大図である。
符号の説明
1 左走行装置
2 右走行装置
3 本体フレーム
4 搬出コンベア
5 第1コンベア
5a コンベアフレーム
5a1 切欠き
6 第2コンベア
7 投入ホッパ
8 破砕室
10 機械室
11 制御室
12,13 メンテナンス用ラダー
14〜16ブラケット
17 ガイド板
20 左走行フレーム
21 右走行フレーム
22 架渡し部
23 左支柱
24 右支柱
30 ガイド手段
31 第1ガイドローラ
32 第2ガイドローラ
33 第1ガイドレール
33a 規制部
34 第2ガイドレール
35 第1ガイドローラ
36 第1ガイドレール
36a 規制部
40 第1脚部
40a キャスター
41 固定部材
41a 第1貫通孔
41b 第2貫通孔
42 ボルト
43 第2脚部
43a キャスター
44 固定部材
44a 第1貫通孔
44b 第2貫通孔
45 ボルト

Claims (2)

  1. 並列して対をなすクローラ式の左走行装置および右走行装置と、これらの左走行装置および右走行装置よりも高い位置に配置され、これら左走行装置および右走行装置に結合された本体フレームと、この本体フレームに設置された処理装置と、この処理装置から排出される処理物を搬出する搬出コンベアとを備えた自走式処理機において、
    前記左、右の走行装置と本体フレームとを結合する構造は、前記左、右の走行装置の骨格を成す左、右の走行フレームと、これら左、右の走行フレームとの間の前後2箇所に架け渡され前記左、右走行フレームを連結する架渡し部と、これら架渡し部に左右方向に並んで立設され前記本体フレームと結合した左、右の支柱とを含み、
    側面視において、前記架渡し部が前記左、右の走行フレームに対し重なって位置し、
    前記左、右の柱の間に前記搬出コンベアが挿入され、
    前記搬出コンベアの挿入方向および引抜き方向への移動をガイドするガイド手段が設けられ
    前記ガイド手段が、前記架渡し部に設けられたガイドローラと、前記搬出コンベアのコンベアフレームに前記挿入方向および前記引抜き方向に延びて設けられたガイドレールとを備えるとともに、
    前記コンベアフレームの下部に前記架渡し部が挿入される切欠きが設けられた
    ことを特徴とする自走式処理機。
  2. 請求項1に記載の自走式処理機において、
    前記搬出コンベアには接地可能な脚部が設けられ、この脚部の先端部がキャスターからなることを特徴とする自走式処理機。
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