JP4960950B2 - 微細気泡発生方法及び携帯型の気体溶解水供給装置 - Google Patents

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Description

本発明は、水槽の水中に微細気泡を発生させるための微細気泡発生方法及び携帯型の気体溶解水供給装置に関するものである。
従来から、浴槽の水中に微細気泡を発生させるものが知られている。ところが、従来は、浴槽に微細気泡発生装置を取付けた固定式のものであるため装置が大掛かりとなり、コストが高く、また、微細気泡発生装置が備わっている浴槽を新築や改築の際に設置するのが一般的で、微細気泡発生装置が備わっていない既存の浴槽においては、微細気泡浴を楽しむことが出来ないという問題があった。
特に、既存の浴室においては、AC電源がないため、微細気泡発生装置を導入しようとしても簡単には導入できない。
そこで、既存の浴槽であっても、微細気泡浴ができるようにしたものとして、例えば、特許文献1に示される従来例が知られている。
この特許文献1に示された従来例は、必要な電力を手動式のダイナモで発電して充電器に蓄電し、充電された電源でマイクロモータを回し、スパイラルファンを回転して空気吸込み口から吸い込んだ空気を高圧空気室に送って高圧の空気をフィルタを介して浴槽の水中に吐出することで、水中に微細気泡を発生させるようにしている。
しかしながら、上記従来例にあっては、高圧の空気をフィルタを介して水中に吐出して微細気泡を発生させる方式のものであるから、空気を水に溶解させた空気溶解水を生成してこれを減圧して水中に吐出することにより微細気泡を発生させる方式のものに比べて、微細気泡を発生させるといえども気泡径が比較的大きい。
また、微細気泡発生装置を水中に入れた状態で、空気吸込み口は常時水面上に位置させて、空気吸込み口から空気を吸い続けなれればならない。このため、従来例にあっては、微細気泡発生装置と空気吸込み口とをホースで繋ぐと共に空気吸込み口を水面上に位置させるための空気袋が別途必要となり、ホースや浮き袋が入浴の邪魔になるという問題がある。
また、微細気泡を発生させている間中、空気吸込み口から常時空気を吸込み続けるため、空気の吸込まれる「ヒュー」という異音が常時発生するという問題がある。更に、空気吸込み口が水面上に位置しているので、浴槽内への人の出入りや、浴槽内に入っている人が動いたりすると、空気吸込み口から湯水が浸入し、安定して微細気泡を生成できないという問題がある。
また、上記従来例にあっては、手動式のダイナモ、蓄電器、制御器、マイクロモータ、スパイラルファン等を微細気泡発生装置に一体に組み込んであるので、構造が複雑で、大型化し、重量も重くなり、取扱いが面倒となり、更に、故障し易いという問題がある。
特開2007−203021号公報
本発明は上記の従来の問題点に鑑みて発明したものであって、簡単な構成で溶解タンク内に加圧気体を供給して気体溶解水を発生させて水槽の水中に微細気泡を吐出することができ、また、微細気泡発生時に空気を吸込む異音が発生せず、更に、コンパクトで取り扱いが容易な微細気泡発生方法及び携帯型の気体溶解水供給装置を提供することを課題とするものである。
上記課題を解決するために本発明の携帯型の気体溶解水供給装置は、水槽1の水中に微細気泡を発生させるための持ち運び自在な携帯型の溶解水供給装置2であって、水と気体とを混合して溶解させるための溶解タンク3と、溶解タンク3に水を供給する水供給口4と、水供給口4に着脱自在に取付ける蓋15と、溶解タンク3に加圧した気体を供給する気体供給口8と、溶解タンク3に加圧した気体を供給する気体供給口8と、溶解タンク3内で水と気体とが混合された気体溶解水を減圧手段6で減圧して水槽1の水中に吐出するための吐出口7とを備えて成ることを特徴とするものである。
このような構成とすることで、蓋15を開けて水供給口4から溶解タンク3内に水を入れ、更に、水供給口4に蓋15を取付けて閉じ、この状態で、気体加圧供給手段を気体供給口8に接続して溶解タンク3内に加圧した気体を供給して加圧気体を水に溶解させる。このようにして気体溶解水が封入状態で溜まった溶解タンク3を水槽1内に入れ、吐出口7から吐出するようにして使用する。この場合、溶解タンク3内に封入された気体溶解水が減圧手段6で減圧されて吐出口7から水槽1内に吐出することで、水槽1の水中において微細気泡が発生することになる。また、微細気泡の発生に当たっては、あらかじめ水供給口4から溶解タンク3内に水を供給すると共に気体供給口8から加圧空気を供給して溶解タンク3内で加圧気体を水に溶解させて溶解タンク内で気体溶解水を生成し、溶解タンク3を水槽1内に入れて気体溶解水を減圧して吐出することで微細気泡を発生させるものであるから、従来のように充電器、制御器、マイクロモータ、スパイラルファン、ホース、空気袋等を必要とせず、構造が簡略化し且つ重量が軽くなり、コンパクト化が図れる。また、使用が終わると、溶解タンク3を手で持って、水槽1から引き上げて邪魔にならないところに持ち運ぶことができる。
また、溶解タンク3に溶解タンク3内を加圧するための再加圧手段20を備えていることが好ましい。
このような構成とすることで、再加圧手段20により溶解タンク3内の内圧を上昇させて、吐出口7からの吐水の流速を速くすることができ、より多くの微細気泡を水中に発生させることができる。
また、気体供給口8から溶解タンク3に供給される空気が、大気よりも酸素濃度の高い酸素富化空気であることが好ましい。
このような構成とすることで、簡単に酸素濃度の高い酸素富化空気の微細気泡を水槽1の水中に発生させることができ、酸素富化空気により疲労回復効果や肌の保湿性が向上する。
また、溶解タンク3に加圧した気体を供給する手動ポンプ5を備え、該手動ポンプ5に、ポンプ室9と、手動で駆動することでポンプ室9内を往復動するピストン10と、ピストン10を後退してポンプ室9内を減圧した際に開いて空気をポンプ室9内に吸込み且つピストン10を前進させてポンプ室9内を加圧した際に閉じる第1の弁11を備えた気体吸込み部12と、ピストン10を前進させてポンプ室9内を加圧した際に開いてポンプ室9内の空気を溶解タンク3側に加圧供給し且つピストン10を後退させてポンプ室9内を減圧した際に閉じる第2の弁13を備えることが好ましい。
このような構成とすることで、ピストン10を手動で駆動するだけで、水を入れた溶解タンク3に空気を加圧供給することができ、構造が簡略化できる。
また、本発明の微細気泡発生方法は、携帯型の気体溶解水供給装置2により水槽1の水中に微細気泡を発生させる。上記携帯型の気体溶解水供給装置2は、水と気体とを混合して溶解させるための溶解タンク3と、溶解タンク3内に水を供給する水供給口4と、水供給口4に着脱自在に取付ける蓋15と、溶解タンク3に加圧した気体を供給するための気体供給口8と、溶解タンク3内で水と気体とが混合された気体溶解水を水槽1の水中に吐出するための吐出口7と、吐出口7から吐出する気体溶解水を減圧するための減圧手段6とを備えている。そして、本発明方法は、上記気体溶解水供給装置2を用いて微細気泡を発生するに当たり、上記水供給口4から溶解タンク3内に水が供給された状態で、気体供給口8より溶解タンク3内に気体を加圧供給すると共に、溶解タンク3内で水と気体とが混合された気体溶解水を生成して高圧となった溶解タンク3内に封入するステップと、その後、溶解タンク3をシェイクするステップと、その後、溶解タンク3内に加圧封入されている気体溶解水を減圧手段6で減圧して吐出口7から水槽1の水中に吐出することで、水中に微細気泡を発生させるステップとを備えていることを特徴とする。
このように溶解タンク3内に水を入れた状態で溶解タンク3内に加圧気体を供給すると共に溶解タンク3内で水と気体とが混合された気体溶解水を生成し、その後溶解タンク3をシェイクし、その後、溶解タンク3内に加圧封入した気体溶解水を減圧手段6で減圧して吐出口7から水槽1の水中に吐出するという簡単な方法で水中に微細気泡を発生させることができる。しかも、加圧空気を供給することで高圧となった溶解タンク3内の内圧を利用して、気体溶解水を減圧して吐出口7から水中に吐出することができ、従来のように充電器、制御器、マイクロモータ、スパイラルファン、ホース、空気袋等を必要とせず、コンパクトな携帯型の気体溶解水供給装置2を用いて簡単な方法で微細気泡を発生させることができる。
本発明は、上記のように溶解タンクと、水供給口と、水供給口に着脱自在に取付ける蓋と、加圧した気体を供給する気体供給口と、減圧手段と、吐出口とを備えているだけの簡単な構造で、携帯型の気体溶解水供給装置を構成することができ、溶解タンク内に封入された気体溶解水を吐出口から水中に減圧して吐出して微細気泡を発生させることができる。したがって、微細気泡を水中で発生するに当たって、従来のように、充電器、制御器、マイクロモータ、スパイラルファン、ホース、空気袋等を必要とせず、構造が簡略化し且つ重量が軽くなり、コンパクト化が図れ、取り扱いが容易となる。また、溶解タンク内に封入された気体溶解水を水中に減圧して吐出することで微細気泡を発生させるものであるから、微細気泡発生時に空気を吸込む異音が発生しない。しかも、携帯型でコンパクトであるので、使用する時のみ溶解タンクを水槽に入れて使用し、使用しない時は水槽から出して邪魔にならないように持ち運びが自在である。



以下、本発明を添付図面に示す実施形態に基いて説明する。
溶解タンク3は手で持ち運びができるもので、溶解タンク3には水を供給する水供給口4と、溶解タンク3に加圧した気体を供給するための気体供給口8と、溶解タンク3内で水と気体とが混合された気体溶解水を減圧する減圧手段6と、吐出口7とが設けてある。
図1には一実施形態が示してあり、気体供給口8と水供給口4を兼用している例が示してあり、また、図5に示す実施形態、図6(a)(b)に示す実施形態には、水供給口4とは別に気体供給口8を設けた例が示してある。
気体供給口8には加圧気体を供給するための気体加圧供給手段が着脱自在に取付けられる。気体加圧供給手段としては手動ポンプ、電動ポンプ、気体入りボンベ等がある。
図1乃至図3に示す実施形態、図4に示す実施形態では気体加圧供給手段が手動ポンプ5の例が示してある。
すなわち、本実施形態においては、水供給口4と気体供給口8が兼用しており、この水供給口4兼気体供給口8に手動ポンプ5を備えた蓋15が着脱自在に取付けてある。溶解タンク3には吐出口7を構成するノズル16が設けてあり、減圧手段6がノズル16内に設けてある。また、ノズル16には開閉弁18が設けてある。
手動ポンプ5は、図2に示すように、ポンプ室9と、手動(足等の人体を用いて動かすことを含む)で駆動することでポンプ室9内を往復動するピストン10と、第1の弁11を備えた気体吸込み部12と、第2の弁13を備えた出口部17とで構成してあり、このような構成の手動ポンプ5を備えた蓋15を水供給口4兼気体供給口8に取付けると、第2の弁13を有する出口部17が水供給口4兼気体供給口8に嵌り込んで溶解タンク3と連通するようになっている。
ここで、手動ポンプ5は、手動によりピストン10を図2(a)に示すように後退させると、ポンプ室9が減圧されて、第2の弁13が閉じると共に第1の弁11が開き、外気が気体吸込み部12からポンプ室9内に吸引される。次に、手動によりピストン10を図2(b)のように前進させると、ポンプ室9が加圧されて、第1の弁11が閉じると共に第2の弁13が開き、ポンプ室9内の空気が加圧されて出口部17から水供給口4兼気体供給口8を介して溶解タンク3内に供給される。同様にして、ピストン10を手動により後退、前進を繰り返し操作することで、加圧された空気を溶解タンク3内に供給するようになっている。
上記のような構成の気体溶解水供給装置2は手で持ち運べる携帯型ものであり、使用に当たっては、手動ポンプ5を備えた蓋15を取り外し、開閉弁18を閉じた状態で、図3(a)のように水供給口4兼気体供給口8から溶解タンク3内に水を入れる。この場合、溶解タンク3内に水を満水にするのではなく、空気溜まりを残すように水を入れるもので、例えば溶解タンク3内の内容量の約50〜80%程度水を入れる。
上記のようにして溶解タンク3内に水を入れた後、図3(b)のように、水供給口4兼気体供給口8に手動ポンプ5を備えた蓋15を取付けて閉じ、この状態で、手動ポンプ5を手動で駆動して、溶解タンク3に気体(空気)を加圧して供給する。
次に、溶解タンク3内に水と加圧された気体を入れた状態で、図3(c)のように溶解タンク3をシェイクして(揺り動かして)溶解タンク3内の水に気体を溶解して気体溶解水とする。
この場合、水が入っている溶解タンク3内に気体を加圧して供給することで、気体の一部が溶解タンク3内の水に加圧溶解されるが、上記のように溶解タンク3内に水と加圧された気体を入れた状態で溶解タンク3をシェイクすることで、よりいっそう加圧された気体が水に溶解されることになる。
次に、上記のように内部に水に気体が溶解した気体溶解水を封入している溶解タンク3を、手で持って浴槽あるいはその他の水槽1内の水中に入れ、開閉弁18を開く。すると、気体溶解水を封入している溶解タンク3内は高圧となっているので、溶解タンク3内の内圧により気体溶解水がノズル16先端の吐出口7から図3(d)のように水中に吐出される。この場合、ノズル16内に例えばベンチュリ管で形成された減圧手段6が設けてあるので、溶解タンク3内に封入された気体溶解水が減圧された状態で吐出口7から水中に放出されることになり、水に溶解した気体が減圧されて微細気泡となって析出して水槽1の水中に放出される。
このようにして水槽1の水中に微細気泡が発生することで、簡易に微細気泡浴ができる。本発明は、上記のように溶解タンク3内に封入された気体溶解水を吐出口7から減圧して水中に放出することにより微細気泡を発生させるので、微細気泡発生時に空気を吸込む異音が発生しない。
ここで、溶解タンク3は、溶解タンク3の容積と、溶解タンク3の重量と中に入れる水の量とにより、水中に沈むか、浮くかが決まる。
好ましくは、溶解タンク3内に約50〜80%程度水を入れると共に加圧空気を入れて気体溶解水とした状態で、溶解タンク3を水槽1内の水中に入れた際に、溶解タンク3が浮くようにするのがよい。この場合、溶解タンク3の一部が水中に沈むが、同時に先端が吐出口7となったノズル16が水中に位置するようにする。このように溶解タンク3を水中に浮かせて使用すると、水槽1から溶解タンク3を手で取り出すのが容易に行える。また、吐出口7から気体溶解水が水中に放出されることで、溶解タンク3が水面を移動し、微細気泡浴を行いながら、同時に、水面を溶解タンク3が移動する動きを楽しむことができる。
ところで、吐出口7からの気体溶解水の吐出流速が遅くなると、微細気泡の発生量が少なくなる。そこで、手動ポンプ5を備えたものの場合、手動ポンプ5を操作して溶解タンク3内の内圧を上昇させて、気体の溶解量を増加させ、且つ、吐出口7からの気体溶解水の吐出の流速を速くし、多くの微細気泡を発生させることができる。特に、微細気泡を発生させていくと、次第に溶解タンク3内の内圧が低くなって、吐出口7からの流速が遅くなるので、このような場合は手動ポンプ5を操作して空気又は水(水中で手動ポンプ5を操作すると水が供給される)を溶解タンク3内に圧送して溶解タンク3内を再加圧するようにしてもよい。したがって、図1に示す実施形態においては水供給口4兼気体供給口8に取付ける蓋15に備えた気体加圧供給手段である手動ポンプ5が溶解タンク3内を再加圧するための再加圧手段20となっている。
また、図6(a)に溶解タンク3の水供給口4、気体供給口8とは別の位置に再加圧手段20を設けた例であり、図6(b)は溶解タンク3に気体供給口8と水供給口8とを別々に設けると共に水供給口8に再加圧手段20を設けた例である。
気体溶解水供給装置2の使用が終わったり、使用しない時は、溶解タンク3を手で持って、水槽1から引き上げて邪魔にならない所に持ち運ぶことができる。
上記のように、本実施形態においては、手動ポンプ5を用いているので、電源、電気部品を使用することなく、簡単な構成で、気体溶解水を生成して、水槽1の水中に微細気泡を発生させることができ、また、電源、電気部品を使用しないので、水槽1内に入れて使用するものであるにもかかわらず、安全である。
図4には本発明の他の実施形態が示してある。本実施形態における気体溶解水供給装置2の基本的構成は前述の実施形態と同じであるので、以下、異なる構成、作用について説明し、重複する構成、作用は省略する。
本実施形態は、手動ポンプ5で溶解タンク3に供給する空気が、大気よりも酸素濃度の高い酸素富化空気であることに特徴がある。
図4には手動ポンプ5で酸素富化空気を溶解タンク3に供給するに当たり、前述の溶解タンク3の水供給口4兼気体供給口8に着脱自在に取付ける蓋15に備えた手動ポンプ5の気体吸込み部12に酸素富化膜14を取付けた例が示してある。
本実施形態においては、手動ポンプ5のピストン10を手動により駆動操作して、図4(a)のように後退させることで、ポンプ室9が減圧されて、第2の弁13が閉じると共に第1の弁11が開き、外気が酸素富化膜14を介して気体吸込み部12からポンプ室9内に吸引される。この場合、外気が酸素富化膜14を通過することで、酸素富化空気となってポンプ室9内に吸引される。次に、手動により図4(b)のように、ピストン10を前進させるとポンプ室9が加圧さる第1の弁11が閉じると共に第2の弁13が開き、ポンプ室9内の酸素富化空気が加圧されて出口部17から水供給口4兼気体供給口8を介して溶解タンク3内に供給される。同様にして、ピストン10を手動により後退、前進を繰り返し操作することで、加圧された酸素富化空気を溶解タンク3内に供給するようになっている。
本実施形態の気体溶解水供給装置2の使用に当たっては、前述の実施形態と同様に、水供給口4兼気体供給口8から溶解タンク3内に水を入れ、水供給口4兼気体供給口8に手動ポンプ5を備えた蓋15を取付けて閉じ、この状態で、手動ポンプ5を手動で駆動して、溶解タンク3に酸素富化空気を加圧して供給し、次に、溶解タンク3をシェイクして溶解タンク3内の水に酸素富化空気を溶解して気体溶解水(酸素富化空気溶解水)とする。そして、必要に応じて酸素富化膜14等を取り外す。
次に、上記のように内部に水に気体が溶解した酸素富化空気溶解水が入っている溶解タンク3を手で持って水槽1内の水中に入れ、開閉弁18を開き、酸素富化空気溶解水が減圧された状態で吐出口7から水中に放出され、水に溶解した酸素富化空気が減圧されて微細気泡となって析出して水槽1の水中に放出される。
このように酸素富化空気を微細気泡として水槽1内に発生させることで、水槽1内に身体を浸けた場合、酸素富化空気からなる微細気泡に包まれることとなって皮膚呼吸が促進され、また水槽1の水面上、即ち利用者の口や鼻付近に酸素富化空気を供給することができ、これにより利用者の心肺機能の負担を軽減することができ、且つ筋肉中の乳酸が酸素により分解される作用が促進されて疲労回復効果も得られる。
また、水槽1内の浴水の酸素濃度が高まるため、皮膚への角質層への水分浸透が溶存酸素量の高いことにより促進され、肌が保湿される。つまり酸素富化空気からなる微細気泡が水槽1内の浴水中に広く分散すると共に長く滞留することにより、水槽1内の浴水中の溶存酸素量がまんべんなく高くなり、角質層の酸素分圧より水槽1内の浴水の酸素分圧が高くなり、水槽1内に浸けた身体のどの部位においても浸透圧が生じて水分浸透が促進され、また溶存酸素が角質内天然保湿因子(NMF)に作用して水分保持能力を向上させ、また溶存酸素が角質内の細胞間脂質に作用して水分保持能力を向上させ、これらにより肌の保湿性が向上することになる。
上記各実施形態においては、水供給口4兼気体供給口8に着脱自在に取付ける蓋15に気体加圧供給手段としての手動ポンプ5を取付ける例を示したが、図5のように、水供給口4とは別に気体供給口8を設け、該気体供給口8に着脱自在に取付ける蓋15に気体加圧供給手段としての手動ポンプ5を取付けてもよい。
上記例では加圧気体供給手段を蓋15に取付けた例を示しているが、逆止弁を設けた気体供給口8に気体加圧手段を着脱自在に取付けるようにしてもよい。この例の場合は、気体供給口8に加圧気体供給手段を取付けることで逆止弁を開にしたり、加圧気体供給手段から加圧気体が供給されることで逆止弁を開にし、加圧気体供給手段から気体供給口8を介して加圧した空気を溶解タンク3内に供給するものである。また、加圧気体供給手段を取り外したり、加圧気体供給手段からの加圧気体の供給がなくなると、逆止弁が閉じるようになっている。
なお、前述の各実施形態においては、溶解タンク3内を再加圧するための再加圧手段20を手動ポンプ5により構成した例を示したが、電動ポンプを用いて溶解タンク3内を再加圧するようにしてもよく、この場合は、電動ポンプが再加圧手段20を構成することになる。
図7には本発明の更に他の実施形態が示してある。本実施形態においては、気体加圧供給手段を酸素富化空気を生成して加圧供給する酸素富化ユニット21で構成した例が示してある。酸素富化ユニット21は酸素富化空気生成部22、エアポンプ23を備えており、更に、エアポンプ23に酸素富化空気供給管24の一端部を接続し、該酸素富化供給管24の途中に三方弁25を設けて酸素富化供給管24から三方弁25を介して接続部26を分岐してある。
図7の実施形態では溶解タンク3に水供給口4に再加圧手段2としての手動ポンプ5を取付け、溶解タンク3には水供給口4とは別に気体供給口8を設けてある。
そして、水供給口4から溶解タンク3内に水を入れ、水供給口4を閉じた状態で、図7(a)のように溶解タンク3に設けた気体供給口8を酸素富化ユニット21の接続部26に接続し、三方弁25を切り換えてエアポンプ23と接続部26とを連通させ、酸素富化ユニット21を運転して酸素富化空気生成部22で生成しエアポンプ23で加圧された酸素富化空気を気体供給口8から溶解タンク3内に供給すると共に溶解タンク3内の圧力を上昇させる。
その後、溶解タンク3を接続部26から外す。この場合、気体供給口8には逆止弁が設けてあって、溶解タンク3内が高圧状態に保持される。次に、溶解タンク3をシェイクして溶解タンク3内の水に酸素富化空気を溶解して気体溶解水(酸素富化空気溶解水)とする。
その後、図7(b)のように水槽1内に溶解タンク3を入れ、水槽1内の水中に入れ、開閉弁18を開き、酸素富化空気溶解水が減圧された状態で吐出口7から水中に放出され、水に溶解した酸素富化空気が減圧されて微細気泡となって析出して水槽1の水中に放出される。
本実施形態においても溶解タンク3に再加圧手段20が設けてある。本実施形態における再加圧手段20は、手動ポンプ5を操作することで水と空気とを吸込んで加圧混合した状態で溶解タンク3に供給するようになっている。
図8には本実施形態における手動ポンプ5よりなる再加圧手段20の詳細が示してある。本実施形態における手動ポンプ5は、ポンプ室9と、ピストン10と、水用逆止弁27と、気体導入管28と、気体逆止弁29と、タンク逆止弁30とで構成してある。
ピストン10は手動で駆動することでポンプ室9内で往復するものである。また、水用逆止弁27は図8においてはピストン10に設けてあり、ピストン10を後退させてポンプ室9を減圧することで開き且つピストン10を前進させてポンプ室9を加圧することで閉となるようになっている。気体導入管28は一端部がポンプ室9と連通するように設けてあり、該気体導入管28は溶解タンク3の外面に沿って吐出口7と反対側に向けて導出してありその導出先端が吸気口31となっている。気体逆止弁29は気体導入管28に設けてあり、ピストン10を後退させてポンプ室9を減圧することで開き且つピストン10を前進させてポンプ室9を加圧することで閉となるようになっている。タンク逆止弁30は、ポンプ室9と溶解タンク3とを連通接続する部分に設けてあり、ピストン10を後退させてポンプ室9を減圧することで閉じ且つピストン10を前進させてポンプ室9を加圧することで開くようになっている。
本実施形態において、吐出口7を下にして水槽1内に浮かべると、吐出口7及びピストン10部分が水中に沈み、気体導入管28の先端の吸気口31が水面上方に位置するようになっている。
そして、本実施形態においても、微細気泡を発生していくと、溶解タンク3内の圧力が次第に低下してきて、吐出口7からの気体溶解水の吐出の流速が遅くなり、微細気泡の発生量が少なくなってくるので、このような場合は、再加圧手段20である手動ポンプ5を用いて水と空気を混合した状態で溶解タンク3内に加圧して供給する。
すなわち、本実施形態においては、ピストン10を手動で後退させてポンプ室9を減圧することで水用逆止弁27が開いて水槽1の水をポンプ室9内に吸引すると共に、気体逆止弁29が開いて空気をポンプ室9内に吸引して、これによりポンプ室9内において水と空気とを混合する。次に、ピストン10を前進させてポンプ室9を加圧することで、ポンプ室9内の上記水と空気とが加圧されていっそう空気と水との混合が促進され、一部の空気が水に溶解する。このようにポンプ室9内を加圧すると、同時にタンク逆止弁30が開き、ポンプ室9内で加圧された空気と混合された水又は空気溶解水を溶解タンク3内に圧入する。
溶解タンク3内に加圧された空気と混合された水又は空気溶解水が溶解タンク3内に圧入されると、溶解タンク3内が再加圧され、同時に加圧供給された空気と混合された水又は空気溶解水が、溶解タンク3内に残っている気体溶解水と混合されることになり、供給された空気の一部は気体溶解水に溶解して溶解タンク3内の気体溶解水の量が増える。
したがって、溶解タンク3内の圧力が上昇し且つ溶解タンク3内の気体溶解水の量が増えるので、吐出口7からの流速を速くし、微細気泡の発生量が減少しないようにできる。
なお、この実施形態において、吸気口31にエアポンプを接続してエアーを強制的に加圧供給するようにしてもよい。
本発明の一実施形態の概略図である。 (a)(b)は同上の手動ポンプの一実施形態の作動順序を示す説明図である。 (a)(b)(c)(d)は同上の使用順序を示す概略説明図である。 (a)(b)は同上の手動ポンプの他の実施形態の作動順序を示す説明図である。 本発明の他の実施形態の概略図である。 (a)(b)はそれぞれ再加圧手段を設けた各例を示す概略図である。 本発明の更に他の実施形態を示し、(a)は酸素富化ユニットから溶解タンクに酸素富化空気を供給している状態の説明図であり、(b)は使用状態の説明図である。 同上の再加圧手段部分の断面図である。
符号の説明
1 浴槽
2 気体溶解水供給装置
3 溶解タンク
4 水供給口
5 手動ポンプ
6 減圧手段
7 吐出口
9 ポンプ室
10 ピストン
11 第1の弁
12 気体吸込み部
13 第2の弁
14 酸素富化膜

Claims (5)

  1. 水槽の水中に微細気泡を発生させるための持ち運び自在な携帯型の気体溶解水供給装置であって、水と気体とを混合して溶解させるための溶解タンクと、溶解タンクに水を供給する水供給口と、水供給口に着脱自在に取付ける蓋と、溶解タンク内に加圧した気体を供給する気体供給口と、溶解タンク内で水と気体とが混合された気体溶解水を減圧手段で減圧して水槽の水中に吐出するための吐出口とを備えて成ることを特徴とする携帯型の気体溶解水供給装置。
  2. 溶解タンクに溶解タンク内を加圧するための再加圧手段を備えていることを特徴とする請求項1記載の携帯型の気体溶解水供給装置。
  3. 気体供給口から溶解タンクに供給される空気が、大気よりも酸素濃度の高い酸素富化空気であることを特徴とする請求項1記載の携帯型の気体溶解水供給装置。
  4. 溶解タンクに加圧した気体を供給する手動ポンプを備え、該手動ポンプに、ポンプ室と、手動で駆動することでポンプ室内を往復動するピストンと、ピストンを後退してポンプ室内を減圧した際に開いて空気をポンプ室内に吸込み且つピストンを前進させてポンプ室内を加圧した際に閉じる第1の弁を備えた気体吸込み部と、ピストンを前進させてポンプ室内を加圧した際に開いてポンプ室内の空気を溶解タンク側に加圧供給し且つピストンを後退させてポンプ室内を減圧した際に閉じる第2の弁を備えて成ることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の携帯型の気体溶解水供給装置。
  5. 携帯型の気体溶解水供給装置により水槽の水中に微細気泡を発生させるための微細気泡発生方法であって、
    上記携帯型の気体溶解水供給装置は、水と気体とを混合して溶解させるための溶解タンクと、溶解タンク内に水を供給する水供給口と、水供給口に着脱自在に取付ける蓋と、溶解タンクに加圧した気体を供給するための気体供給口と、溶解タンク内で水と気体とが混合された気体溶解水を水槽の水中に吐出するための吐出口と、吐出口から吐出する気体溶解水を減圧するための減圧手段とを備えており、
    上記気体溶解水供給装置を用いて微細気泡を発生するに当たり、
    上記水供給口から溶解タンク内に水が供給された状態で、気体供給口より溶解タンク内に気体を加圧供給すると共に、溶解タンク内で水と気体とが混合された気体溶解水を生成して高圧となった溶解タンク内に封入するステップと、
    その後、溶解タンクをシェイクするステップと、
    その後、溶解タンク内に加圧封入されている気体溶解水を減圧手段で減圧して吐出口から水槽の水中に吐出することで、水中に微細気泡を発生させるステップとを
    備えていることを特徴とする微細気泡発生方法。
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