JP4960904B2 - 伸縮式門扉 - Google Patents

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Description

本発明は、吊り元側の支持部と戸当たり側の先端部縦桟とを伸縮自在に連結する上下一対の水平パンタグラフ機構と、これら一対の水平パンタグラフ機構を上下に連結する複数本の連結桟とを備え、少なくとも先端部縦桟側の下部にキャスターを配置した伸縮式門扉に関するものである。
伸縮式門扉には、吊り元側の支持部と戸当たり側の先端部縦桟とを伸縮自在に連結する上下一対の水平パンタグラフ機構と、これら一対の水平パンタグラフ機構を上下に連結する複数本の連結桟とを備えたものがある。この種の伸縮式門扉の水平パンタグラフ機構は、X字状に交差された一対の中間リンク部材が一列状に複数組連結されると共にその両端部が夫々一対の端部リンク部材により支持部及び先端部縦桟に連結されている。
また、X字状に交差する一対の中間リンク部材は、その交差部に夫々設けられた中央枢着部同士が第1枢軸により相対回転可能に連結され、伸縮方向に隣接する中間リンク部材は、その端部に夫々設けられた端部枢着部同士が第2枢軸により相対回転可能に連結され、更に伸縮方向に隣接する中間リンク部材と端部リンク部材とはその端部に夫々設けられた端部枢着部同士が第3枢軸により相対回転可能に連結されており、連結桟として、両端側に第1枢軸を有する第1連結桟と、両端側に第2枢軸を有する第2連結桟と、両端側に第3枢軸を有する第3連結桟とを備えている。
更に、この伸縮式門扉には、伸縮方向の一又は複数箇所に、地面上を転動するキャスターが配置され、扉体を下側から支持して伸縮方向に案内するようになっている。このキャスターは、連結桟の下端側に例えば略水平方向のキャスター支持アームを介して装着されている(例えば特許文献1参照)。
ところで、この種の伸縮式門扉は、その構造上、上下の水平パンタグラフ機構の伸縮動作を完全に同期させることが難しいため、先端部縦桟が開閉方向に容易に傾いてしまう欠点があるが、この先端部縦桟の傾きは、伸縮操作時だけでなく扉体を縮めて停止させた状態でも生じる可能性があった。例えば、特許文献1の伸縮式門扉の場合、先端部縦桟に最も近い連結桟にキャスターを配置したとしても、先端部縦桟はそのキャスターよりも戸当たり側に張り出しているため、先端部縦桟はその自重によって戸当たり側に徐々に倒れ込んでしまう恐れがあった。
そこで、例えば特許文献2に記載の伸縮式門扉では、先端部縦桟の下端側にキャスターを配置することにより、扉体を縮めた状態での先端部縦桟の伸縮方向の倒れを防止している。
実公昭61−15200号公報 実公昭63−34070号公報
特許文献2に記載の伸縮式門扉では、先端部縦桟の下端側に配置したキャスターにより先端部縦桟の伸縮方向の倒れは防止できるが、そのキャスターは門扉の左右方向の安定性には寄与しないため、例えばその近傍に門扉を左右方向に安定させるためのキャスターをもう一組配置する必要がある。
即ち、特許文献2に記載の伸縮式門扉で門扉全体を伸縮方向及び左右方向に安定させるためには、その戸当たり端側に二組のキャスターを配置する必要があり、コスト高となる欠点があった。
本発明は、このような従来の問題点に鑑み、戸当たり端側に配置した一組のキャスターにより、伸長状態での門扉を左右方向に安定性させると同時に、短縮状態での先端部縦桟の伸縮方向への倒れを防止することが可能な伸縮式門扉を提供することを目的とする。
本発明は、吊り元端側の支持部9と戸当たり側の先端部縦桟10とを伸縮自在に連結する上下一対の水平パンタグラフ機構11,12と、これら一対の水平パンタグラフ機構11,12を上下に連結する複数本の連結桟13とを備え、前記水平パンタグラフ機構11,12は、X字状に交差された一対の中間リンク部材21が一列状に複数組連結されると共にその両端部が夫々一対の端部リンク部材23により前記支持部9及び前記先端部縦桟10に連結されており、前記一対の中間リンク部材21はその交差部に夫々設けられた中央枢着部31同士が第1枢軸51により相対回転可能に連結され、伸縮方向に隣接する前記中間リンク部材21はその端部に夫々設けられた端部枢着部32,33同士が第2枢軸52により相対回転可能に連結され、伸縮方向に隣接する前記中間リンク部材21と前記端部リンク部材23とはその端部に夫々設けられた端部枢着部32,33,41同士が第3枢軸53により相対回転可能に連結されており、前記連結桟13として、両端側に前記第1枢軸51を有する第1連結桟13aと、両端側に前記第2枢軸52を有する第2連結桟13bと、両端側に前記第3枢軸53を有する第3連結桟13cとを備え、前記第3連結桟13cのうち、前記先端部縦桟10側の一対の先端キャスター支柱25に、一端側にキャスター54を配置した略水平方向のキャスター支持アーム57の他端側が固定された伸縮式門扉において、前記先端キャスター支柱25と前記端部リンク部材23とを回転方向に連結し、前記水平パンタグラフ機構11,12を最も伸長させたとき、前記キャスター54と前記先端キャスター支柱25とが伸縮方向に対して略横並びの状態となり、前記水平パンタグラフ機構11,12を最も縮めたとき、前記キャスター54の位置が前記先端キャスター支柱25よりも前記先端部縦桟10側となるように構成したものである。
本発明によれば、戸当たり端側に配置した一組のキャスター54,54により、伸長状態での門扉本体8を伸縮方向に対する左右方向に安定させると同時に、短縮状態での先端部縦桟10の伸縮方向への倒れを防止することが可能であり、例えば戸当たり端側にそれらの各機能を個別に担う二組のキャスターを装着する場合と比べてコストを低く抑えることができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳述する。図1〜図23は本発明を具現化した第1の実施形態を例示している。図1の(a)及び(b)において、1は塀、2は出入口である。3は吊り元支柱、4は戸当たり支柱で、これらの支柱3,4は塀1の後側で出入口2の左右両側の地面5に立設されている。戸当たり支柱4には、例えばその後側に施錠受け枠6が上下一対の連結部材7,7を介して固定的に連結されている。
8は伸縮自在に構成された門扉本体で、吊り元支柱3と施錠受け枠6との間に出入口2を開閉するように伸縮自在に配置されている。門扉本体8は、水平面内で伸縮可能に設けられ且つ互いに平行に配置される上下一対の水平パンタグラフ機構11,12と、それら一対の水平パンタグラフ機構11,12を上下に連結する複数本の連結桟13とを備え、その吊り元側端部が支持部9及び上下方向のヒンジ14を介して吊り元支柱3に回動自在に連結され、戸当たり側端部には支持部9を介して先端部縦桟10が配置されている。
先端部縦桟10には、門扉本体8の伸縮操作を行うための把手16、門扉本体8を伸長して出入口2を閉じた状態で施錠受け枠6側に施錠するための施錠手段17等が設けられている。また、門扉本体8の下部側には、伸縮方向の複数箇所、例えば伸縮方向中間部と戸当たり側端部近傍とに夫々一対のキャスター装置18,19が設けられ、また例えば門扉本体8の伸縮方向中間部付近には、門扉本体8を地面5に固定するための落とし棒20が、連結桟13内に上下方向摺動可能に収容されている。
水平パンタグラフ機構11,12は、X字状に交差・連結された一対の中間リンク部材21,21よりなるリンク交差体22が一列状に複数組、例えば11組連結され、更にその伸縮方向両端側に一対の端部リンク部材23,23が夫々連結されて構成されており、吊り元側の端部リンク部材23,23が支持部9を介して伸縮方向移動不能に支持され、戸当たり側の端部リンク部材23,23が支持部9を介して伸縮方向移動可能な先端部縦桟10に連結されている。
そして、上下の水平パンタグラフ機構11,12間は、中間リンク部材21,21の交差部が第1連結桟13aにより、互いに隣接する中間リンク部材21同士の連結部が第2連結桟13bにより、中間リンク部材21と端部リンク部材23との連結部が第3連結桟13cにより、夫々上下に連結されると共に、伸縮方向中間部付近に配置される一対の第2連結桟13b(以下、中間キャスター支柱24という)と、戸当たり端側に配置される一対の第3連結桟13c(以下、先端キャスター支柱25という)との下端側に、夫々中間キャスター装置18,先端キャスター装置19が固定されている。
中間リンク部材21は例えば合成樹脂製で、上下の水平パンタグラフ機構11,12を構成する全てが同一形状に形成されており、図2〜図4に示すように、略円筒状の中央枢着部31と、この中央枢着部31と同一平面上で且つ中央枢着部31を挟んでその両側所定距離の位置に中央枢着部31と平行に配置された略円筒状の端部枢着部32,33と、中央枢着部31とその両側の端部枢着部32,33との間を夫々固定的に連結する一対の本体部34,34とを一体に備えている。
本体部34は、中央枢着部31及び端部枢着部32,33の軸方向に沿う略板状で、例えばその軸方向幅が略一定に形成されている。本体部34には、その両面側に、軸に直交する方向の溝35が軸方向の略全体にわたって所定間隔で平行に設けられており、面内方向及び面外方向に一定の曲げ強度を確保しつつ軽量化が図られている。
中央枢着部31,端部枢着部32,33は全て同径で、中間リンク部材21の軸方向幅に対してその略半分の長さに形成され、中央枢着部31は中間リンク部材21の軸方向一端側に、一対の端部枢着部32,33は中間リンク部材21の軸方向における互いに異なる端部側、例えば端部枢着部32が中央枢着部31と同じ端部側、端部枢着部33が中央枢着部31と異なる端部側に夫々配置されている。即ち、中央枢着部31及び端部枢着部32は本体部34の軸方向同一端部側から反対側の端部側に向けてその略半分の範囲にのみ設けられ、端部枢着部33は中央枢着部31及び端部枢着部32とは逆の端部側からその反対側の端部側に向けてその略半分の範囲にのみ設けられている。
なお、以下の説明では、中央枢着部31と端部枢着部32,33とにおける各軸方向両端部のうち、中間リンク部材21の端部に位置している側を「外端部」、中間リンク部材21の略中間に位置している側を「内端部」というものとする。
また、中間リンク部材21は、中央枢着部31及び端部枢着部32,33の各中心軸を通る中間仮想平面P0(図2(a))に対して非対称に形成されている。まず、本体部34,34は、中央枢着部31との接続部分である中央側接続部34a及び端部枢着部32,33との接続部分である端部側接続部34bが、中間仮想平面P0と各枢着部31,32,33との交差位置よりも夫々各枢着部31〜33の中心軸廻り同一方向に若干ずれた位置に配置されている。即ち、例えば中間リンク部材21を中央枢着部31の配置端側から軸方向に見た場合(図2(a))、中央枢着部31側の中央側接続部34a,34aは、中央枢着部31の中心軸に対して中間仮想平面P0の方向から夫々時計方向に所定角度(例えば10度程度)ずれた位置に配置され、また端部枢着部32,33側の各端部側接続部34b,34bについても、端部枢着部32,33の中心軸に対して中間仮想平面P0の方向から夫々時計方向に所定角度(例えば10度程度)ずれた位置に配置されており、本体部34,34は互いに略平行となっている。
また、本体部34,34には、中央側接続部34a又はその近傍に、中央枢着部31の周方向の一方側、例えば中央側接続部34aの中間仮想平面P0からのずれ方向と同一側に突出する一対の突起部37が一体に設けられている。即ち、例えば中間リンク部材21を中央枢着部31の配置端側から軸方向に見た場合(図2(a))、突起部37,37は本体部34,34に対して夫々中央枢着部31の中心軸廻り時計方向に突出している。
更に、中央枢着部31の内面側には、中心軸を挟んで対向する一対の溝38が、外端部側から軸方向に所定深さ、例えば中央枢着部31の長手方向の略半分程度の範囲に形成されている。同様に、端部枢着部32,33の内面側にも、中心軸を挟んで対向する一対の溝39が、外端部側から軸方向に所定深さ、例えば端部枢着部32,33の長手方向の略1/4程度の範囲に形成されている。なお、中央枢着部31側の一対の溝38は、共に中央側接続部34aに対応する位置に設けられ、端部枢着部32,33側の一対の溝39は、その一方が端部側接続部34bに対応する位置に設けられている。
端部リンク部材23は、中間リンク部材21と同じく例えば合成樹脂製で、図5及び図6に示すように、所定間隔を空けて互いに平行に配置される略円筒状の端部枢着部41及び支持枢着部42と、これら端部枢着部41と支持枢着部42との間を固定的に連結する本体部43とを一体に備えている。
本体部43は、端部枢着部41及び支持枢着部42の軸方向に沿う略板状で、中間リンク部材21側の本体部34と等しい軸方向幅に形成されており、その両面側には、中間リンク部材21側の本体部34と同様、軸方向に直交する方向の溝35が軸方向の略全体にわたって所定間隔で平行に設けられている。
端部枢着部41は、中間リンク部材21側の端部枢着部32,33と同径で、端部リンク部材23の軸方向幅に対してその略半分の長さに形成され、端部リンク部材23の軸方向一端側に配置されている。なお、以下の説明では、端部枢着部41における軸方向両端部のうち、端部リンク部材23の端部に位置している側を「外端部」、端部リンク部材23の略中間に位置している側を「内端部」というものとする。
また、支持枢着部42は、例えば端部枢着部41よりも小径に形成され、端部リンク部材23の軸方向幅と略等しい長さに形成されている。なお、端部リンク部材23は、端部枢着部41及び支持枢着部42の各中心軸を通る中間仮想平面P1(図5(a))に対して対称な形状に形成されている。
更に、端部枢着部41の内面側には、中間リンク部材21側の中央枢着部31と同様、中心軸を挟んで対向する一対の溝44が、外端部側から軸方向に所定深さ、例えば端部枢着部41の長手方向の略半分程度の範囲に形成されている。なお、一対の溝44は、その一方が端部枢着部41と本体部43との接続部に対応する位置に設けられている。
以上のような中間リンク部材21及び端部リンク部材23は、図7〜図11に示すように連結されて水平パンタグラフ機構11,12を形成している。即ち、図7及び図8に示すように、まず一対の中間リンク部材21,21の中央枢着部31,31が、例えばワッシャ45を挟んで外端部同士が向かい合うように軸方向に突き合わされ、第1連結桟13aの両端側に設けられた第1枢軸51がそれら中央枢着部31,31に挿通されることにより相対回転可能に連結されてリンク交差体22が構成される。
そして、全ての中間リンク部材21について、連結桟13の軸方向端部側に対応する端部枢着部32,33が扉伸縮方向の所定端側(ここでは吊り元側)に、連結桟13の軸方向内側に対応する端部枢着部32,33が扉伸縮方向の他端側(ここでは戸当たり側)に向くように複数のリンク交差体22が一列状に配列され、互いに隣接する中間リンク部材21,21の端部枢着部32,33が、例えばワッシャ45を挟んで外端部同士が向かい合うように軸方向に突き合わされ、第2連結桟13bの両端側に設けられた第2枢軸52がそれら端部枢着部32,33に挿通されることにより相対回転可能に連結される。
即ち、中間リンク部材21の端部枢着部32,33のうち、第2連結桟13bの軸方向内側に配置されるものを内端部枢着部32a,33a、第2連結桟13bの軸方向端部側に配置されるものを外端部枢着部32b,33bとして区別すると、リンク交差体22を構成する一対の中間リンク部材21,21のうち、第1連結桟13aの軸方向内側に配置される内中間リンク部材21aは、図7,図8に示すように吊り元側に外端部枢着部33bが、戸当たり側に内端部枢着部32aがくるように配置され、第1連結桟13aの軸方向端部側に配置される外中間リンク部材21bは、図7,図8に示すように吊り元側に外端部枢着部32bが、戸当たり側に内端部枢着部33aがくるように配置される。そして、内中間リンク部材21aの外端部枢着部33bは、吊り元側に隣接する外中間リンク部材21bの内端部枢着部33aと連結され、内中間リンク部材21aの内端部枢着部32aは、戸当たり側に隣接する外中間リンク部材21bの外端部枢着部32bと連結される。
これにより、第1連結桟13aの両端側に配置される一対のリンク交差体22,22について見れば、図7に示すように上側の水平パンタグラフ機構11側の内中間リンク部材21aと下側の水平パンタグラフ機構12側の外中間リンク部材21bとが同一の第2連結桟13bにより連結され、図8に示すように上側の水平パンタグラフ機構11側の外中間リンク部材21bと下側の水平パンタグラフ機構12側の内中間リンク部材21aとが同一の第2連結桟13bにより連結される。
また、吊り元側端部及び戸当たり側端部に配置される中間リンク部材21には、図10及び図11に示すように夫々端部リンク部材23が連結される。即ち、中間リンク部材21の端部枢着部32又は端部枢着部33と、端部リンク部材23の端部枢着部41とが、例えばワッシャ45を挟んで外端部同士が向かい合うように軸方向に突き合わされ、第3連結桟13cの両端側に設けられた第3枢軸53がそれら端部枢着部32又は端部枢着部33と端部枢着部41とに挿通されることにより相対回転可能に連結される。そして、端部リンク部材23の支持枢着部42は、吊り元側及び戸当たり側の支持部9に夫々設けられた上下方向の固定枢軸47により枢支される。
支持部9は、上下の水平パンタグラフ機構11,12間に対応して連結桟13に平行に設けられた上下方向の軸保持枠48を備え、この軸保持枠48の上下両端側からその軸方向外側、即ち上下両側に向けて各二本の固定枢軸47が突設されている。一組の固定枢軸47,47は、それぞれ門扉本体8の幅方向に近接して平行に配置されており、この二本の固定枢軸47,47によって一対の端部リンク部材23,23の支持枢着部42がそれぞれ枢支されている。
なお、一組の固定枢軸47,47には、支持枢着部42を挟み込むように眼鏡型のワッシャ49a,49bが装着されており、端部側のワッシャ49bの外側から各固定枢軸47,47に対して例えばブラインドリベット50を打ち込むことにより、支持枢着部42が固定枢軸47に対して回転自在に固定されている。
キャスター装置18,19は、図9,図11、図12等に示すように、横軸及び縦軸廻りに回転自在なキャスター54と、このキャスター54をその上部側で支持するキャスター支持部55と、キャスター支柱24,25側に着脱自在に固定される固定筒部56と、キャスター支持部55と固定筒部56とを略水平方向に一体に連結する所定長さのキャスター支持アーム57とを備えている。中間キャスター支柱24の下部側の第2枢軸52、及び先端キャスター支柱25の下部側の第3枢軸53には、端部枢着部32,33等よりも下側に突出するようにキャスター固定軸58が延設されており、キャスター装置18,19は、固定筒部56をこのキャスター固定軸58に着脱自在に固定することにより中間キャスター支柱24、先端キャスター支柱25の下端側に夫々装着されている。
連結桟13は、アルミ製その他の金属製丸パイプ材よりなり、例えばその長手方向全体にわたって一定径に形成されており、図7〜図11、図13〜図17に示すように、その内面側には断面C字状又は筒状のねじ受け部61が例えば軸方向全体にわたって一体に設けられている。また、連結桟13には、その両端部から夫々所定距離の位置にスライド規制部材62が装着されており、それらスライド規制部材62,62から両端部までの範囲が第1〜第3枢軸51〜53となっている。
スライド規制部材62は、中央枢着部31,端部枢着部32,33及び端部枢着部41の連結桟13に対する軸方向中央側への移動を規制するためのもので、ステンレスその他の金属で形成され、例えば連結桟13に外嵌される筒状部63と、この筒状部63の軸方向一端側に設けられ且つ半径方向外向きに張り出す鍔部64とを一体に備えている。このスライド規制部材62は、連結桟13の両端側に、例えば鍔部64が軸方向内側となる向きで外嵌され、例えば筒状部63の外側からその中心に向けて一対のバーリング孔65を穿孔することにより連結桟13に固定されている。
なお、スライド規制部材62における鍔部64からバーリング孔65までの距離は、端部枢着部32,33の内面側に設けられた溝39の軸方向深さと同程度かそれよりも小さくなっている。また、中央枢着部31及び端部枢着部32,33の内面側には、それぞれの外端部側に、スライド規制部材62側の筒状部63に対応して少なくともその筒状部63の板厚分だけ内径が大きい拡径部66が形成されている。
また、第1〜第3連結桟13a〜13cの第1〜第3枢軸51〜53上には、中心軸を挟んで対向する一対の切り欠き67,67と、係合孔68とが設けられている。一対の切り欠き67,67は、中央枢着部31の内面側に設けられた一対の溝38,38に対応するもので、連結桟13の端縁側から軸方向内側に向けて略一定幅で形成されており、その軸方向深さは溝38の軸方向深さと同程度かそれよりも小さくなっている。また、係合孔68は、連結桟13の端部に装着されるキャップ69側の係合爪69aに対応するもので、連結桟13の端部から所定距離の位置に例えば矩形状に形成されている。
係合孔68は、例えば連結桟13の中心軸を挟んでねじ受け部61に対向する位置に設けられている。また、一対の切り欠き67,67は、一対のバーリング孔65,65と軸方向に対応しており、その周方向位置は例えばねじ受け部61と係合孔68との略中間となっている。なお、キャップ69を連結桟13の上端側にのみ装着する場合には、係合孔68は連結桟13の上端側にのみ設けてもよい。
そして、第1〜第3連結桟13a〜13cの上下の第1〜第3枢軸51〜53は、以下に示すように夫々中間リンク部材21又は端部リンク部材23側と連結されている。即ち、まず第1連結桟13aについては、図7,図8,図13,図14に示すように、その上下の第1枢軸51に、夫々内中間リンク部材21aの中央枢着部31がその外端部をスライド規制部材62の鍔部64に当接させるように外嵌され、続いてワッシャ45を挟んで外中間リンク部材21bの中央枢着部31が外嵌される。
このとき、下側の第1枢軸51に内中間リンク部材21aの中央枢着部31を装着する際には、それに先だって、第1枢軸51の直径よりも若干長いスプリングピン70を、第1枢軸51の一対のバーリング孔65,65に対してそれらを貫通するように打ち込み、そのスプリングピン70の両端部70a,70aを溝38に係合させつつ内中間リンク部材21aの中央枢着部31を下側の第1枢軸51に装着する(図13,図14及び図19)。これにより、第1連結桟13aの下側の第1枢軸51は、内中間リンク部材21aと回転方向に連結される。
一方、上側の第1枢軸51については、内中間リンク部材21aと外中間リンク部材21bとを装着した後、外中間リンク部材21b側の中央枢着部31の溝38と第1枢軸51側の切り欠き67とを周方向に一致させ、それら切り欠き67,67を介して溝38,38間に跨るようにスプリングピン70を第1枢軸51内に打ち込む(図13,図14及び図18)。これにより、第1連結桟13aの上側の第1枢軸51は、外中間リンク部材21bと回転方向に連結される。
そして、上下の第1枢軸51,51の端部には中間リンク部材21に対する抜け止め処理が施される。即ち、図13,図14等に示すように、上下の第1枢軸51,51には、抜け止めワッシャ71が、第1枢軸51の端面とその外周側の中央枢着部31の端面とに跨るように装着され、抜け止めねじ72を第1枢軸51内のねじ受け部61にねじ込むことにより固定されている。これにより、上下の第1枢軸51,51に夫々装着された軸方向内外の中央枢着部31は、第1連結桟13aに固定されたスライド規制部材62と抜け止めワッシャ71とに挟まれて第1枢軸51上に保持される。
なお、上下の第1枢軸51,51に装着された中央枢着部31には、抜け止めワッシャ71との間に緩衝部材62aが装着されている。緩衝部材62aは、例えばスライド規制部材62と同様、筒状部63aとその軸方向一端側から半径方向外側に張り出す鍔部64aとを一体に備え、鍔部64aが外端部枢着部32b,33bの端面を覆うように拡径部66内に着脱自在に装着されており、その鍔部64aの外側に抜け止めワッシャ71が当接している。
また、上下の第1枢軸51,51のうち、例えば上側の第1枢軸51側にはキャップ69が着脱可能に装着されている。このキャップ69は、図13,図14等に示すように、中央枢着部31の外端部側を覆う蓋部73と、当該キャップ69を連結桟13の内面側に着脱自在に固定する固定部74とを例えば一体に備えている。
蓋部73は、例えば中央枢着部31と略同じ外径の丸蓋状で、その外縁側には裏側に向けて所定幅の周壁部73aが立設されており、その内側に抜け止めねじ72の頭部を収容可能となっている。また、固定部74は、蓋部73の裏面側に突設され且つ連結桟13の内面側に嵌合可能な略円筒状で、抜け止めワッシャ71に対応する部分と、スプリングピン70に対応する部分とに切欠部74a,74bが形成されており、その外周面側には、連結桟13側の係合孔68に係脱自在に係合する係合爪69aが設けられている。
また、第2連結桟13bについては、図7,図8,図15に示すように、その上下の第2枢軸52に、内端部枢着部32a又は内端部枢着部33aが、その外端部をスライド規制部材62の鍔部64に当接させるように外嵌され、続いてワッシャ45を挟んで外端部枢着部32b又は外端部枢着部33bが外嵌される。
このとき、上下の第2枢軸52,52は、共に第1連結桟13aの下側の第1枢軸51と同様の固定方法により内端部枢着部32a及び内端部枢着部33a側、即ちその第2連結桟13bに対する吊り元側の中間リンク部材21と回転方向に連結される。これにより、全ての第2連結桟13bは、図20(b)にハッチングで示すように、それら各第2連結桟13bが連結する吊り元側と戸当たり側の二つの中間リンク部材21のうち、吊り元側の中間リンク部材21側と回転方向に連結されている。
更に、それら第2連結桟13bのうちの中間キャスター支柱24には、図9及び図16に示すように、その下端側のキャスター固定軸58に中間キャスター装置18の固定筒部56が外嵌され、それら固定筒部56とキャスター固定軸58とは、例えば両者を直径方向に貫通するボルト・ナット等よりなる固定手段75により軸方向及び回転方向に連結・固定されている。即ち、中間キャスター装置18は、図20(b)にハッチングで示すように、中間キャスター支柱24を介してその吊り元側の中間リンク部材21に対して回転方向に連結され、門扉本体8を伸縮する際には、図21に示すように吊り元側の中間リンク部材21に対して一定の角度を保持した状態で中間キャスター支柱24廻りに回転する。
ここで、中間キャスター装置18は、例えば門扉本体8を最も伸長したときに、キャスター支持アーム57が伸縮方向に対して略90度の角度で左右両側に張り出すように中間キャスター支柱24側に固定されている(図21(a))。これにより、門扉本体8を最も縮めたときには、中間キャスター装置18はその吊り元側の中間リンク部材21と共に中間キャスター支柱24に対して吊り元側に回転し、折り畳まれる(図21(b))。
なお、第2連結桟13bには、中間キャスター支柱24の下端側を除く上下両端側に第1連結桟13aと同様の抜け止め処理が施され、また上端側にはキャップ69が着脱自在に装着されている。
また、第3連結桟13cのうち、吊り元端側の二本については、図10に示すように、上下の第3枢軸53に端部リンク部材23の端部枢着部41が、その外端部をスライド規制部材62の鍔部64に当接させるように外嵌され、続いてワッシャ45を挟んで中間リンク部材21側の外端部枢着部32b又は外端部枢着部33bが外嵌される。このとき、上下の第3枢軸53,53は、共に第2連結桟13bと同様の固定方法によりその吊り元側の端部リンク部材23と回転方向に連結される。
また、第3連結桟13cのうち、戸当たり端側の一対の先端キャスター支柱25,25については、図11及び図17に示すように、上下の第3枢軸53に、中間リンク部材21側の内端部枢着部32a又は内端部枢着部33aが、その外端部をスライド規制部材62の鍔部64に当接させるように外嵌され、続いてワッシャ45を挟んで端部リンク部材23の端部枢着部41が外嵌される。
このとき、上側の第3枢軸53側については、第1連結桟13aの上側の第1枢軸51と同様、端部リンク部材23側の端部枢着部41の溝44と第3枢軸53側の切り欠き67とが周方向に一致され、それら切り欠き67,67を介して溝44,44間に跨るようにスプリングピン70が第3枢軸53内に打ち込まれることにより、第3連結桟13cの上側の第3枢軸53はその戸当たり端側の端部リンク部材23側と回転方向に連結される。
一方、下側の第3枢軸53側については、キャスター固定軸58が設けられているために上端側と同様の固定方法を用いることができないため、例えば端部リンク部材23側の端部枢着部41と軸方向複数箇所においてリベット76により軸方向及び回転方向に連結される。
このように、第3連結桟13cのうち、戸当たり端側の一対の先端キャスター支柱25,25は、図20(a)にハッチングで示すように、吊り元側の中間リンク部材21側ではなく、戸当たり側の端部リンク部材23側と回転方向に連結されている。
更に、それら先端キャスター支柱25には、その下端側のキャスター固定軸58に、先端キャスター装置19の固定筒部56が外嵌され、それら固定筒部56とキャスター固定軸58とは、例えば両者を直径方向に貫通するボルト・ナット等よりなる固定手段75により軸方向及び回転方向に連結・固定されている。即ち、先端キャスター装置19は、図20(a)にハッチングで示すように、先端キャスター支柱25を介してその戸当たり側の端部リンク部材23に対して回転方向に連結され、門扉本体8を伸縮する際には、戸当たり側の端部リンク部材23に対して一定の角度を保持した状態で先端キャスター支柱25廻りに回転する。
ここで、先端キャスター装置19は、例えば門扉本体8を最も伸長したときに、キャスター支持アーム57が伸縮方向に対して略90度の角度で左右両側に張り出すように先端キャスター支柱25側に固定されている(図22(a))。これにより、門扉本体8を縮める際には、先端キャスター装置19はその戸当たり側の端部リンク部材23と共に先端キャスター支柱25に対して戸当たり側に回転し、門扉本体8が最も縮められたとき、キャスター54の位置が例えば先端部縦桟10と伸縮方向に対して略横並びの状態となるように構成されている(図22(b),図23)。
このように、戸当たり端側に設けた一組の先端キャスター装置19が、門扉本体8の伸長時には伸縮方向に対する左右両側に張り出して安定性を高めるように機能し、門扉本体8の短縮時には先端キャスター支柱25に対して先端部縦桟10側に突出して先端部縦桟10の戸当たり側への倒れを阻止するように機能するため、戸当たり端側にそれらの各機能を個別に担う二組のキャスター装置を装着する必要がなく、コストを低く抑えることができる。
なお、第3連結桟13cには、先端キャスター支柱25の下端側を除く上下両端側に第1連結桟13a等と同様の抜け止め処理が施され、また上端側にはキャップ69が着脱自在に装着されている。
以上説明したように、本実施形態の伸縮式門扉では、先端キャスター装置19のキャスター支持アーム57が固定された先端キャスター支柱25と端部リンク部材23とを回転方向に連結し、水平パンタグラフ機構11,12を最も伸長させたとき、キャスター54と先端キャスター支柱25とが伸縮方向に対して略横並びの状態となり、水平パンタグラフ機構11,12を最も縮めたとき、キャスター54の位置が先端キャスター支柱25よりも先端部縦桟10側となるように構成しているため、戸当たり端側に配置した一組のキャスター54,54により、伸長状態での門扉本体8を伸縮方向に対する左右方向に安定させると同時に、短縮状態での先端部縦桟10の伸縮方向への倒れを防止することが可能であり、例えば戸当たり端側にそれらの各機能を個別に担う二組のキャスターを装着する場合と比べてコストを低く抑えることができる。
また、水平パンタグラフ機構11,12を最も縮めたとき、キャスター54と先端部縦桟10とが伸縮方向に対して略横並びの状態となるように構成されているため、キャスター54による伸縮方向の支持位置は先端部縦桟10の略真下となり、先端部縦桟10を最も安定的に支持できる。しかも、キャスター54は先端部縦桟10よりも戸当たり側へは突出しないため、このキャスター54が出入りの邪魔になることもない。
また、中間キャスター支柱24は、この中間キャスター支柱24が連結する吊り元側と戸当たり側の二つの中間リンク部材21のうち、吊り元側の中間リンク部材21側と回転方向に連結されているため、門扉本体8を縮める際に、中間キャスター装置18は先端キャスター装置19とは逆に吊り元端側に向けて揺動するため、吊り元側よりも不安定になりやすい戸当たり端側の安定性が向上する利点がある。
図24〜図26は本発明の第2の実施形態を例示し、第1の実施形態で示した門扉本体8に振れ止め機構81を搭載した例を示している。なお、図24〜図26には戸当たり端側に配置した振れ止め機構81のみを示しているが、同様の振れ止め機構81を吊り元端側にも配置することが望ましい。
図24及び図25に示すように、振れ止め機構81は、ガイドプレート82と一対の振れ止めリンク83とで構成されている。ガイドプレート82は、第1の実施形態における下部側のワッシャ49bを門扉本体8の伸縮方向中間部側に延設したもので、例えば下部側の端部リンク部材23の下面側に沿って支持部9の下端側に固定されており、長孔状のガイド孔84が伸縮方向に沿って設けられている。
一対の振れ止めリンク83は、夫々端部リンク部材23の下面側に沿って配置されており、その一端側が上下方向の連結軸85を介して端部リンク部材23における本体部43の下面側に回転自在に連結され、また他端側は上下方向のガイド軸86により他方の振れ止めリンク83側の端部と回転自在に連結されると共に、そのガイド軸86がガイドプレート82側のガイド孔84に摺動自在に嵌合されている。
以上のような振れ止め機構81を搭載したことにより、門扉本体8を伸縮する際には、端部リンク部材23の揺動に伴って各振れ止めリンク83の一端側のガイド軸86がガイド孔84に沿って伸縮方向に案内されるため、図25(a)(b)に示すように、左右の端部リンク部材23,23の向きは常に伸縮方向に対して対称となり、例えば先端部縦桟10が縦軸廻りに振られることがなく、例えば一方の把手16のみを引いても門扉本体8を本来の直線軌道に沿って真っ直ぐ安定的に伸縮させることができる。
以上、本発明の実施形態について詳述したが、本発明は実施形態に限られるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。例えば、実施形態では門扉本体8の伸縮時に中間キャスター装置18側のキャスター支持アーム57と先端キャスター装置19側のキャスター支持アーム57とが逆方向(中間キャスター装置18側は吊り元側、先端キャスター装置19側は戸当たり側)に揺動するように構成したが、中間キャスター装置18側のキャスター支持アーム57と先端キャスター装置19側のキャスター支持アーム57とを共に戸当たり側に揺動するように構成してもよい。この場合、第2連結桟13bを、それら各第2連結桟13bが連結する吊り元側と戸当たり側の二つの中間リンク部材21のうち、戸当たり側の中間リンク部材21側と回転方向に連結すればよい。
中間キャスター装置18は、門扉本体8の伸縮方向に複数組配置してもよい。またその場合、各中間キャスター装置18毎に伸縮時の揺動方向を異ならせてもよい。
連結桟13と中間リンク部材21及び端部リンク部材23、連結桟13とキャスター装置18,19との連結方法、例えば回転方向の連結方法、抜け止め方法等は適宜変更が可能である。また、実施形態では全ての中間リンク部材21の形状を同一としたが、対称形など、複数種類の中間リンク部材21を組み合わせて水平パンタグラフ機構11,12を構成してもよい。
本発明の第1の実施形態を示す伸縮式門扉の平面図及び正面図である。 中間リンク部材の平面図及び正面図である。 図2におけるA−A断面図である。 図2におけるB−B断面図である。 端部リンク部材の平面図及び正面図である。 図5におけるC−C断面図である。 門扉本体の中間部分の分解斜視図である。 門扉本体の中間部分の分解斜視図である。 中間キャスター装置の取付部分の分解斜視図である。 門扉本体の吊り元側端部の分解斜視図である。 門扉本体の戸当たり側端部の分解斜視図である。 門扉本体の部分拡大平面図である。 図12におけるD−D断面図である。 図12におけるE−E断面図である。 図12におけるF−F断面図である。 図12におけるG−G断面図である。 図12におけるH−H断面図である。 図13におけるI−I断面図である。 図13におけるJ−J断面図である。 先端キャスター装置及び中間キャスター装置とリンク部材との回転方向の連結状態を示す説明図である。 門扉本体の伸縮に伴う中間キャスター装置の動作を示す説明図である。 門扉本体の伸縮に伴う先端キャスター装置の動作を示す説明図である。 門扉本体の戸当たり端側の拡大正面図である。 本発明の第2の実施形態を示す伸縮式門扉の要部拡大正面図である。 振れ止め機構の構成を示す平面図である。
符号の説明
9 支持部
10 先端部縦桟
11 水平パンタグラフ機構
12 水平パンタグラフ機構
13 連結桟
13a 第1連結桟
13b 第2連結桟
13c 第3連結桟
21 中間リンク部材
23 端部リンク部材
24 中間キャスター支柱
25 先端キャスター支柱
31 中央枢着部
32 端部枢着部
33 端部枢着部
41 端部枢着部
51 第1枢軸
52 第2枢軸
53 第3枢軸
54 キャスター
57 キャスター支持アーム

Claims (4)

  1. 吊り元端側の支持部(9)と戸当たり側の先端部縦桟(10)とを伸縮自在に連結する上下一対の水平パンタグラフ機構(11,12)と、これら一対の水平パンタグラフ機構(11,12)を上下に連結する複数本の連結桟(13)とを備え、前記水平パンタグラフ機構(11,12)は、X字状に交差された一対の中間リンク部材(21)が一列状に複数組連結されると共にその両端部が夫々一対の端部リンク部材(23)により前記支持部(9)及び前記先端部縦桟(10)に連結されており、前記一対の中間リンク部材(21)はその交差部に夫々設けられた中央枢着部(31)同士が第1枢軸(51)により相対回転可能に連結され、伸縮方向に隣接する前記中間リンク部材(21)はその端部に夫々設けられた端部枢着部(32,33)同士が第2枢軸(52)により相対回転可能に連結され、伸縮方向に隣接する前記中間リンク部材(21)と前記端部リンク部材(23)とはその端部に夫々設けられた端部枢着部(32,33,41)同士が第3枢軸(53)により相対回転可能に連結されており、前記連結桟(13)として、両端側に前記第1枢軸(51)を有する第1連結桟(13a)と、両端側に前記第2枢軸(52)を有する第2連結桟(13b)と、両端側に前記第3枢軸(53)を有する第3連結桟(13c)とを備え、前記第3連結桟(13c)のうち、前記先端部縦桟(10)側の一対の先端キャスター支柱(25)に、一端側にキャスター(54)を配置した略水平方向のキャスター支持アーム(57)の他端側が固定された伸縮式門扉において、前記先端キャスター支柱(25)と前記端部リンク部材(23)とを回転方向に連結し、前記水平パンタグラフ機構(11,12)を最も伸長させたとき、前記キャスター(54)と前記先端キャスター支柱(25)とが伸縮方向に対して略横並びの状態となり、前記水平パンタグラフ機構(11,12)を最も縮めたとき、前記キャスター(54)の位置が前記先端キャスター支柱(25)よりも前記先端部縦桟(10)側となるように構成したことを特徴とする伸縮式門扉。
  2. 前記水平パンタグラフ機構(11,12)を最も縮めたとき、前記キャスター(54)と前記先端部縦桟(10)とが伸縮方向に対して略横並びの状態となるように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の伸縮式門扉。
  3. 前記第2連結桟(13b)のうち、伸縮方向中間位置の一対の中間キャスター支柱(24)に、一端側にキャスター(54)を配置した略水平方向のキャスター支持アーム(57)の他端側が固定され、前記中間キャスター支柱(24)は、該中間キャスター支柱(24)が連結する吊り元側と戸当たり側の二つの中間リンク部材(21)のうち、吊り元側の中間リンク部材(21)側と回転方向に連結されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の伸縮式門扉。
  4. 前記水平パンタグラフ機構(11,12)の戸当たり側端部と吊り元側端部との少なくとも一方に、ガイドプレート(82)と一対の振れ止めリンク(83)とを備えた振れ止め機構(81)を設け、前記ガイドプレート(82)は伸縮方向のガイド孔(84)を備え且つ前記支持部(9)又は前記先端部縦桟(10)側に固定されており、振れ止めリンク(83)は、その一端側が上下方向の連結軸(85)を介して端部リンク部材(23)の長手方向中間部に回転自在に連結され、他端側が上下方向のガイド軸(86)により他方の振れ止めリンク(83)側の端部と回転自在に連結されると共にそのガイド軸(86)が前記ガイド孔(84)に摺動自在に嵌合されていることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の伸縮式門扉。
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