JP4960711B2 - 着用物の変位測定方法、変位の表示方法、追従性評価方法およびはき心地評価方法 - Google Patents

着用物の変位測定方法、変位の表示方法、追従性評価方法およびはき心地評価方法 Download PDF

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本発明は、着用物の表面における変位を測定する方法、変位の大きさを表示する方法、装着時における追従性を評価する方法およびはき心地を評価する方法に関する。
身体を覆う着用物は、身体に自然にフィットしてはき心地に優れることが求められている。
着用物の中でも、例えば使い捨ておむつは、排泄物を漏らさないようにするために追従性を有していることが要求される。また、上述のように着用者にとってはき心地がよいことも要求される。
このため、例えば特許文献1では、前腹部材と後背部材にはウエスト用弾性部材が伸張状態で添設されると共に、少なくとも脚穴部の前縁部と後縁部とに沿って脚周り用弾性部材が伸張状態で添設されて、この前縁部の複数本の前脚周り用弾性部材が、前縁部からウエスト用弾性部材の方向に向かって収縮力が順次に弱くなるように設定することで、着用者の股部と脚周りの追従性を向上させ、横漏れを効果的に防止しようとするパンツ型おむつが開示されている。
特開2005−27839号公報
特許文献1に記載のパンツ型おむつは、人体の部位に合わせて異なる応力の伸縮部材を配置しており、足の動きや諸動作の結果として生じるずり落ちや横漏れを防ぐことはできる。しかし、実際に着用者の動作時における違和感を抑制することや、はき心地を向上させるには至らないという課題があった。
本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであり、動作時における着用物の変位を測定することにより、着用物の身体への追従性やはき心地を評価する方法(およびシステム)を提供することを目的とする。
本発明者らは、上記課題を解決するために鋭意検討を重ねた結果、着用物の表面の1または複数の所定位置の変位を測定することにより、着用者の動作時における着用物の変位を容易に測定できることを見出し、本発明を完成するに至った。より具体的には、本発明は以下のようなものを提供する。
(1) 着用物の表面における1または複数の位置における変位を測定する変位測定方法であって、複数の撮像装置により前記着用物の表面における前記1または複数の位置を含む領域を連続的に撮像し、前記複数の撮像装置により撮像された画像情報から前記1または複数の位置における2次元座標情報を得ると共に、前記2次元座標情報に基づいて実空間における3次元座標情報を算出し、前記算出された前記3次元座標情報から前記1または複数の位置における所定方向への変位を算出する変位測定方法。
(2) 前記1または複数の位置にはマーカーが配置され、前記複数の撮像装置は、前記着用物の表面における前記1または複数のマーカーを含む領域を連続的に撮像する(1)に記載の変位測定方法。
(3) 前記マーカーは、一辺の長さが8〜10mmの正方形または、8〜10mmの径の円形である(2)に記載の変位測定方法。
(4) 前記マーカーを前記複数の位置に配置する場合、2〜3cmの間隔で前記マーカーを配置する(2)または(3)に記載の変位測定方法。
(5) (1)から(4)のいずれかに記載の方法により測定された前記1または複数の位置における変位の大きさを表示する表示方法であって、前記着用物の表面における前記1または複数の位置を含む領域を表示すると共に、前記1または複数の領域における表示態様を、前記測定された変位の大きさに応じて変える表示方法。
(6) 装着時における着用物の追従性を評価する方法であって、複数の撮像装置により前記着用物の表面における前記1または複数の位置を含む領域を連続的に撮像し、前記複数の撮像装置により撮像された画像情報から前記1または複数の位置における2次元座標情報を得ると共に、前記第2次元座標情報に基づいて実空間における3次元座標情報を算出し、前記算出された前記3次元座標情報から前記1または複数の位置における所定方向への変位を算出し、前記変位の大きさと、予め測定された身体または評価用ドールの肌面における変位の大きさとにより前記着用物の追従性を評価する方法。
(7) 装着時における着用物のはき心地を評価する方法であって、複数の撮像装置により前記着用物の表面における前記1または複数の位置を含む領域を連続的に撮像し、前記複数の撮像装置により撮像された画像情報から前記1または複数の位置における2次元座標情報を得ると共に、前記第2次元座標情報に基づいて実空間における3次元座標情報を算出し、前記算出された前記3次元座標情報から前記1または複数の位置における所定方向への変位を算出し、前記変位の大きさと、予め測定された身体または評価用ドールの肌面における変位の大きさとにより前記着用物のはき心地を評価する方法。
(8) はき心地の主観評価と、前記変位の大きさと身体または評価用ドールの肌面における変位の大きさとの変位差とを対応させたデータベースに基づいて、前記着用物のはき心地を評価する(7)に記載の方法。
本発明によれば、動作時における着用物の変位を測定することによって、着用物の追従性やはき心地を評価することができる。
以下、本発明の実施形態について詳細に説明するが、本発明は、以下の実施形態に何ら限定されるものではなく、本発明の目的の範囲内において、適宜変更を加えて実施することができる。なお、説明が重複する箇所については、適宜説明を省略するが、発明の趣旨を限定するものではない。なお、説明の便宜上、着用物が使い捨ておむつの場合について説明するが、着用物はこれに限定されるものではない。
以下の実施形態において、使い捨ておむつのうち装着者の身体に向けられる側を肌当接面側とし、肌当接面側と反対側を非肌当接面側とする。
[概要]
本発明は、着用物の表面における1または複数の位置における変位を測定する変位測定方法であって、複数の撮像装置により着用物の表面における1または複数の位置を含む領域を連続的に撮像し、複数の撮像装置により撮像された画像情報から1または複数の位置における2次元座標情報を得ると共に、2次元座標情報に基づいて実空間における3次元座標情報を算出し、算出された3次元座標情報から1または複数の位置における所定方向への変位を算出することを特徴とする。
また、上述した変位測定方法により測定された1または複数の位置における変位の大きさを表示する表示方法であって、着用物の表面における1または複数の位置を含む領域を表示すると共に、1または複数の領域における表示態様を、測定された変位の大きさに応じて変えることを特徴とする。
本発明は、装着時における着用物の追従性を評価する方法であって、複数の撮像装置により着用物の表面における1または複数の位置を含む領域を連続的に撮像し、複数の撮像装置により撮像された画像情報から1または複数の位置における2次元座標情報を得ると共に、第2次元座標情報に基づいて実空間における3次元座標情報を算出し、算出された3次元座標情報から1または複数の位置における所定方向への変位を算出し、変位の大きさと、予め測定された身体または評価用ドールの肌面における変位の大きさとにより、着用物の追従性を評価することを特徴とする。
本発明は、装着時における着用物のはき心地を評価する方法であって、複数の撮像装置により着用物の表面における1または複数の位置を含む領域を連続的に撮像し、複数の撮像装置により撮像された画像情報から1または複数の位置における2次元座標情報を得ると共に、第2次元座標情報に基づいて実空間における3次元座標情報を算出し、算出された3次元座標情報から1または複数の位置における所定方向への変位を算出し、変位の大きさと、予め測定された身体または評価用ドールの肌面における変位の大きさとにより、着用物のはき心地を評価することを特徴とする。
[変位の測定]
着用物の表面における1または複数の位置における変位は、DLT法により測定することができる。具体的には、着用物の表面における1または複数の位置を任意の2方向から連続的に撮像し、その撮像された画像データから2次元座標情報を得ると共に、三角測量の原理に基づき1または複数の位置における変位3次元座標を得る方法である。図1は、使い捨ておむつ2の後身頃を第1のカメラ11および第2のカメラ12により撮像する状態を説明する平面図である。図1に示すように、まず、第1のカメラ11と第2のカメラ12の位置を固定する。第1のカメラ11および第2のカメラ12の位置を固定することによって、各カメラ11、12の3次元座標を固定する。
第1のカメラ11および第2のカメラ12は、使い捨ておむつ2における測定面である後身頃の表面と同じ側に配置される。図1に示すように、使い捨ておむつ2に配置している複数のマーカー3は、使い捨ておむつ2に対して異なる角度で配置された2つのカメラ11、12により連続的に撮像される。この2つのカメラ11、12の撮像軸と、マーカー3とカメラ11、12とを結んだ線とのなす角度である入射角やマーカー3までの距離等に基づいて、マーカー3の2次元座標情報を得ることができる。
図3に示すように、マーカー3は、使い捨ておむつ2の表面に規則的に配置される。マーカー3の大きさは、着用物の大きさ等に応じて適宜変更することができるが、例えば、8〜10mmの径の円または一辺の長さが8〜10mmの正方形であることが好ましい。マーカー3の大きさが8mm未満であると、各カメラによってマーカー3の変位を連続的に撮像することが困難となる場合がある。一方、マーカー3の大きさが10mmを超えると、マーカー3の変位を測定する幅が大きくなりすぎ、マーカー3の変位を正確に測定することが困難となる場合がある。
また、マーカー3を配置(貼付)する間隔は、着用物の大きさ等に応じて適宜変更することができるが、例えば、2〜3cmであることが好ましい。マーカー3の間隔が2cm未満であると、マーカー3の変位によってはマーカー3同士が重なり合ってしまい、マーカー3の変位を正確に測定することが困難となる場合がある。一方、マーカー3の間隔が3cmを超えると、着用物全体の変位を測定することが困難となる場合がある。
変位の測定は、まず、使い捨ておむつ2を装着した評価用ドール10に歩行動作を行わせ、固定された第1のカメラ11および第2のカメラ12により使い捨ておむつ2に配置されているマーカー3を含む領域を連続的に撮像する。次いで、第1のカメラ11および第2のカメラ12により連続的に撮像されたマーカー3の画像情報それぞれから、マーカー3の2次元座標情報を得る。そして、この2次元座標情報をもとにマーカー3の実空間における3次元座標情報を算出する。例えば、2次元座標、3次元座標を算出する方法は、公知の種々の算出方法により算出することができるが、例えば、運動解析システムを用いて、画像をパソコン等に取り込み、運動解析システムのDLT法によって、各マーカーの2次元座標情報および3次元座標情報を得ることができる。
さらに、このマーカー3の3次元座標情報からマーカー3における変位を算出する。本実施形態においては、水平幅方向であるX方向、垂直方向であるY方向、水平奥行き方向であるZ方向それぞれにおける変位を算出する。
なお、図1および図2では、第1のカメラ11および第2のカメラ12の2台のカメラで撮像しているが、2台より多いカメラで撮像してもよい。また、必要に応じて、カメラから検出したマーカー3の位置を3次元座標化するために、計測空間内に既知実空間座標をもつ点(コントロールポイント)を置き、キャリブレーションを行う必要がある。
[変位の表示]
上述した方法により測定されたマーカー3における変位の大きさは、画像により容易に認識できるよう表示することができる。具体的には、図4から図6に示すように、各マーカー3それぞれにおけるZ方向の最大変位に応じてマーカー3の表示態様を変えることができる。つまり、Z方向の最大変位に応じて、マーカー3の模様を変えることができる。ここで、マーカー3の模様を変えるほか、変位の大きさに応じてマーカー3それぞれの色を変えることもできる。
[追従性の評価]
着用物の身体追従性は、図3および図4に示す肌表面を想定した肌想定ショーツ2aにおいて上述した方法により測定された各マーカー3の1または複数方向への所定の動作に伴う最大変位と、測定対象の使い捨ておむつ2における各マーカー3の1または複数方向への所定の動きに伴う最大変位とを比較することで評価される。具体的には、使い捨ておむつ2における各マーカー3の1または複数方向への所定の動作に伴う最大変位と、肌想定ショーツ2aにおける各マーカー3の1または複数方向への所定の動作に伴う最大変位との変位差が小さい場合には追従性がよいと評価される。逆に、使い捨ておむつ2における各マーカー3の1または複数方向への最大変位と、肌想定ショーツ2aにおける各マーカー3の1または複数方向への最大変位との変位差が大きい場合には追従性が悪いと評価される。なお、本明細書において、評価用ドールの肌面は、肌表面を想定した肌想定ショーツ2aを装着している場合における肌想定ショーツ2aの表面を含むものとする。
ここで、例えば、図5に示される使い捨ておむつ2Aの各マーカー3におけるZ方向への最大変位の態様は、図6における使い捨ておむつ2Bの各マーカー3におけるZ方向への最大変位の態様よりも、図4に示すショーツ2aの各マーカー3におけるZ方向への最大変位の態様に近い。つまり、各マーカー3における最大変位の差が小さいので、図5に示す使い捨ておむつ2Aの方が、図6に示す使い捨ておむつ2Bよりも動作時における身体への追従性がよいことがわかる。
[はき心地の評価]
一般に、着用物の身体への追従性と着用物のはき心地とは相関がある。つまり、着用物としての使い捨ておむつ2における各マーカー3の1または複数方向への最大変位と、肌想定ショーツ2aの各マーカー3における1または複数方向への最大変位との変位差は、はき心地と相関がある。以下のようにして、変位差により使い捨ておむつ2のはき心地の評価をすることができる。
はき心地の主観評価と上述の変位差との相関に基づいて、新たに測定された使い捨ておむつ2における最大変位から算出される変位差により、はき心地の評価をすることができる。具体的には、はき心地の主観評価と変位差とを対応させたデータベースに基づいて、使い捨ておむつ2におけるはき心地を評価することができる。
つまり、まず、予め測定された変位により算出される上述の変位差と、予め得られた主観評価とを対応させたデータベースを構築し、次いで、構築されたデータベースにおいて新たに測定された変位により算出される変位差に対応する評価を抽出することで、はき心地の評価をすることができる。
ここで、上述の変位差と、はき心地の主観評価との相関性は、例えばピアソンの相関係数によって求めることができる。ピアソン相関係数(r)は、−1と+1との間の実数値で示され、絶対値の大きさが1に近いと相関関係が強いことを示し、0に近いと相関関係がない。したがって、−1である場合は反比例関係であり、+1である場合には正比例関係を意味する。
上述のように変位差とはき心地の主観評価との相関性を求めることにより、はき心地との相関が高い部位を特定することができる。使い捨ておむつ2においては、臀部を覆うように配置される領域の変位差が、はき心地と相関が高い部位である。つまり、この部位の変位を測定して変位差を算出することで、はき心地を高精度に評価することができる。
ここで、はき心地は、様々な主観テストによって得ることができ、例えば、SD法や一対比較法等によって得ることができる。
SD(Semantic Differential)法とは、意味微分法により相反する形容詞対を多数用いて刺激を評価することにより、人がその刺激に対して「どのように感じるか」といった情緒的な印象を明らかにする統計的方法である。得られたデータを因子分析することで、被験者が評価した印象に対して、何を基準にそのような印象評価がなされたのか、という潜在的な判断要因を抽出することができる。また、各被験者がそれぞれの因子をどの程度強く持っていたかを点数化し、それをクラスタ分析や回帰分析等目的に応じて解析していくことも可能である。
また、一対比較法とは、各刺激を一対ずつ比較し、順位付けを行なう手法で、自分が設定した尺度について、どちらの刺激がどの程度合致しているのかを知ることができる。
[変位測定システムおよびはき心地評価システム]
図7は、本発明の変位測定システムおよびはき心地評価システムの構成を示したものである。図7に示すように、本実施形態におけるシステムは、着用物としての使い捨ておむつ2が装着された歩行動作が可能な評価用ドール10と、撮像手段としての第1カメラ11および第2カメラ12と、変位を算出する算出手段としてのCPU4と、記憶手段としてのメモリ6と、ディスプレイ5とを、を備える。
撮像手段として第1のカメラ11および第2のカメラ12と、変位を算出する算出手段としてのCPU4とは、評価用ドール10に歩行動作をさせた状態で使い捨ておむつ2における表面の1または複数の位置に配置されるマーカー3おける変位を測定する変位測定手段を構成する。
CPU4は、第1カメラ11および第2カメラ12それぞれにより撮像された画像情報から1または複数のマーカー3それぞれにおける2次元座標情報を算出する。そして、CPU4は、算出された2次元座標情報により1または複数のマーカー3における3次元座標情報を算出する。さらに、CPU4は、算出された3次元座標情報により1または複数のマーカー3の所定方向(例えば、Z軸方向)における変位を算出する。
また、CPU4は、第1出力部41および第2出力部42と、入力部43とを備える。第1出力部41は、算出された所定方向における変位の情報をディスプレイ5に出力可能に構成される。第2出力部42は、算出された所定方向における変位の情報や所定の指示情報をメモリ6に出力可能に構成される。入力部43は、CPU4からの指示情報に応じてメモリ6から出力される情報を入力可能に構成される。
ここで、CPU4は、該CPU4により算出された変位等が上述した画像等の態様で表示されるよう変位の情報をディスプレイ5へ出力可能に構成される。また、後述するデータベース7に基づいて、所定のマーカー2の所定方向における最大変位差に対応したはき心地評価の情報をディスプレイ5へ出力可能に構成される。
メモリ6は、はき心地の主観評価と、予め測定された前記着用物の前記1または複数の位置における変位と評価用ドール10の肌面における1または複数のマーカー2における変位との変位差と、を対応させたデータベース7を記憶する。データベース7は、例えば、予め測定された最大変位差値と、これに対応するはき心地評価値とが1対1で対応する表である。ここで、新たに所定のマーカー2における最大変位差が測定された場合、データベース7に基づいて、この新たに測定された最大変位差値に対応するはき心地評価値を特定することで、当該使い捨ておむつ2における使用評価を新たに行うことなく、はき心地を評価することができる。
また、メモリ6は、入力部62と、出力部63とを備える。メモリ6は、入力部62から入力される変位の情報を記憶すると共に、該入力部62から入力される指示情報に応じて所定の情報をCPU4に出力する。具体的には、メモリ4は、CPU4からの指示に基づいて、所定のマーカー2における所定方向(例えば、Z軸方向)の最大変位や、データベース7において該最大変位に対応するはき心地評価を出力する。
ディスプレイ5は、CPU4により算出された所定方向におけるマーカー3の変位の測定結果や、データベース7に基づく所定のマーカー2における最大変位に対応するはき心地評価結果を所定の態様で表示可能に構成される。具体的には、上述した画像による態様で、変位の測定結果やはき心地評価を表示することができる。
ここで、本実施形態にけるシステムは、各要素がそれぞれ別体で存在してもよく、また、全てが一体的に構成されていてもよい。
次いで、上述のシステムにおける動作について説明する。まず、第1のカメラ11および第2のカメラ12の位置を固定することによって、各カメラ11、12の3次元座標を固定する。2つのカメラ11、12の撮像軸と、マーカー3と各カメラ11、12とを結んだ線とのなす角度である入射角やマーカー3までの距離等に基づいて、マーカー3の変位を測定する。
次いで、使い捨ておむつ2が装着された評価用ドール10に歩行動作をさせ、この歩行状態において、使い捨ておむつ2に配置される複数のマーカー3を、第1のカメラ11および第2のカメラ12により連続的に撮像する。
そして、第1カメラ11および第2カメラ12それぞれにより撮像された画像情報に基づいて、CPU4により、まず、画像情報から1または複数のマーカー3それぞれにおける2次元座標情報を算出し、次いで、この算出された2次元座標情報により1または複数のマーカー3における3次元座標情報を算出し、さらに、この算出された3次元座標情報により1または複数のマーカー3の所定方向(例えば、Z軸方向)における変位を算出する。
CPU4により算出された所定のマーカー3の所定方向における変位の情報は、メモリ6に記憶されると共に、ディスプレイ5に表示される。具体的には、所定のマーカー3における変位は、ディスプレイ5に表示される使い捨ておむつ2における所定マーカー3に対応するマーカーの模様により、その変位の大きさが視認可能に表示される。
更に、CPU4は、メモリ6に記憶された所定のマーカー3における変位情報から、該所定のマーカー3における所定方向(例えば、Z軸方向)の最大変位を算出する。そして、CPU4は、データベース7に基づいて、算出された所定のマーカー3における所定方向の最大変位に対応するはき心地評価値を特定し、はき心地評価情報としてメモリ6から出力させる。
CPU4は、このメモリ6から出力されたはき心地評価情報をディスプレイ5に出力することで、はき心地評価を、上述した変位の表示態様と同様の態様でディスプレイ5に表示させることができる。
ここで、本実施形態におけるシステムは、以下の態様を含むといえる。すなわち、着用物が装着された歩行動作が可能な評価用ドールと、前記評価用ドールに歩行動作をさせた状態で前記着用物における表面の1または複数の位置における変位を測定する変位測定手段と、を備える変位測定システムであって、前記変位測定手段は、複数の撮像手段と、前記複数の撮像手段それぞれにより撮像された画像情報から前記1または複数の位置それぞれにおける2次元座標情報を算出する第1算出手段と、前記第1算出手段により算出された2次元座標情報により前記1または複数の位置における3次元座標情報を算出する第2算出手段と、前記第2算出手段により算出された前記3次元座標情報により所定方向における変位を算出する第3算出手段と、を備える変位測定システムを含むといえる。
また、着用物が装着された歩行動作が可能な評価用ドールと、前記評価用ドールに歩行動作をさせた状態で前記着用物における表面の1または複数の位置における変位を測定する変位測定手段と、前記変位測定手段により測定された変位情報を出力する出力手段と、はき心地の主観評価と、予め測定された前記着用物の前記1または複数の位置における変位と前記評価用ドールの肌面における前記1または複数の位置における変位との変位差と、を対応させたデータベースを記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶された前記データベースに基づいて、前記変位測定手段により測定された前記着用物の前記1または複数の位置における変位と予め測定された前記評価用ドールの肌面における前記1または複数の位置における変位との変位差に対応するはき心地評価を出力する評価出力手段と、を備える評価システムを含むといえる。
本実施形態における変位測定方法によれば、DLT法を利用することで使い捨ておむつ2における表面の1または複数の位置における変位を測定することができる。
また、本実施形態における方法で1または複数の位置における変位(変位差)を測定することで、使い捨ておむつ2における身体への追従性を評価することができる。また、同様に、1または複数の位置における変位(変位差)を測定することで、使い捨ておむつ2におけるはき心地を評価することができる。
また、本実施形態における表示方法によれば、上述の方法で測定された使い捨ておむつ2の表面における1または複数の位置における変位の大きさを容易に認識することができる。また、上述の変位差の大きさも容易に認識することができる。また、変位差と相関する使い捨ておむつ2における追従性やはき心地の評価を視覚により容易に認識することができる。
また、上述の方法で測定された1または複数の位置における変位(変位差)と、はき心地の主観評価との相関性を求めることで、はき心地と相関の高い部位を特定することができる。
以下、本発明の実施例を説明するが、これら実施例は、本発明を好適に説明するための例示に過ぎず、なんら本発明を限定するものではない。
上述した測定方法(DLT法)により、2種類の市販されている使い捨ておむつの後身頃の変位をそれぞれ測定し、併せて装着者の肌と使い捨ておむつ本体との追従性、相関性をもとにはき心地を評価した。
カメラを4台用いて、4方向からキャリブレーションを行うとともに、使い捨ておむつを装着させた評価用ドールの後身頃の測定を行った。
また、得られた同期した4つの画像から3次元座標を得るためにデジタイズする際、株式会社ライブラリー社の2/3次元マルチ運動解析システムのソフトを用いた。デジタイズに伴い測定誤差が生じるが、本実施例では、標準誤差が0.12cmであった。またこの測定誤差を軽減するための処理(フィルター)は行なわなかった。
使い捨ておむつ表面上にマーカーを図3に示すように片面粘着の一辺の長さが10mmの正方形の反射マーカー(株式会社ライブラリー社製)を2.5cm間隔で配置した。
DLT法により変位を測定後、肌想定ショーツを評価用ドールに着用させ、肌想定ショーツのマーカーの変位を測定した。肌想定ショーツと使い捨ておむつの所定位置の変位の差を求め、追従性を測定し、主観テストにより相関性も求めた。
相関性は、50歳代後半〜70歳代の女性の被験者12名に装着してもらい、装着者の肌に馴染んでフィット性に優れ、はき心地がよいか主観評価してもらった。はき心地によさは、使い捨ておむつが体に馴染むこと、および吸収体の肌触りによって評価した。
主観評価の手順として、まず、現在市販されている使い捨ておむつを装着してもらい、装着直後のはき心地を評価した。その後、椅子に座る、正座をする、しゃがむ、といった姿勢を変化させたときのはき心地を評価した。最後に3分間歩行してもらいその後のはき心地を評価した。
図4は、肌想定ショーツの変位の結果を示し、図5および図6に各使い捨ておむつの変異の結果を示す。図5に示す使い捨ておむつでは、股下部あたりも着用者の動きに追従しているが、図6に示す使い捨ておむつは、股下部あたりは着用者の動きに追従していないことがわかる。また、相関性により、股下部の追従性が悪いとはき心地が悪くなり、図5に示す使い捨ておむつははき心地がよく、図6に示す使い捨ておむつははき心地が悪いと評価された。
なお、図4から図6マーカーの変位は、模様をつけて表現した。なお、図4から図6中、(a)はZ軸方向に対して10mm未満の変位、(b)はZ軸方向に対して10〜20mmの変位、(c)はZ軸方向に対して20〜30mmの変位、(d)はZ軸方向に対して30〜40mmの変位、および(e)はZ軸方向に対して40mm以上の変位を示す。
使い捨ておむつ2の後身頃を第1のカメラ11および第2のカメラ12により撮像する状態を説明する平面図である。 使い捨ておむつ2の後身頃を第1のカメラ11および第2のカメラ12により撮像する状態を説明する正面図である。 肌想定ショーツ2aにマーカーを配置した様子を示す図である。 肌想定ショーツ2aの変位を示す図である。 使い捨ておむつ2Aの変位を示す図である。 使い捨ておむつ2Bの変位を示す図である。 変位測定システムおよびはき心地評価システムの構成図である。
符号の説明
11 第1のカメラ
12 第2のカメラ
10 評価用ドール
2 使い捨ておむつ
3 マーカー
4 CPU
41 第1出力部
42 第2出力部
43 入力部
5 ディスプレイ
6 メモリ
62 入力部
63 出力部
7 データベース

Claims (7)

  1. 着用物の表面における複数の位置における変位を測定する変位測定方法であって、
    前記複数の位置それぞれには、マーカーが配置され、
    予め測定された前記着用物の複数のマーカーにおける最大変位差と、前記着用物のはき心地評価値とを対応付けて記憶し、
    複数の撮像装置により前記着用物の表面における前記複数のマーカーを含む領域を連続的に撮像し、
    前記複数の撮像装置により撮像された画像情報から前記複数のマーカーにおける2次元座標情報を得ると共に、前記2次元座標情報に基づいて実空間における3次元座標情報を算出し、
    前記算出された前記3次元座標情報から前記複数のマーカーにおける前記着用物を評価用ドールに装着した状態の所定の動作による所定方向への変位を算出し、
    前記変位のうちの最大変位と、予め測定された身体または評価用ドールの肌面における前記所定の動作による変位のうちの最大変位との変位差を算出し、
    前記変位差が予め測定された前記着用物の複数のマーカーにおける最大変位差である場合には、予め測定された前記着用物の複数のマーカーにおける最大変位差に対応付けられた前記着用物のはき心地評価値を特定する変位測定方法。
  2. 前記マーカーは、一辺の長さが8〜10mmの正方形または、8〜10mmの径の円形である請求項に記載の変位測定方法。
  3. 前記マーカーを前記複数の位置に配置する場合、2〜3cmの間隔で前記マーカーを配置する請求項またはに記載の変位測定方法。
  4. 請求項1からのいずれか一項に記載の方法により測定された前記複数の位置における変位の大きさを表示する表示方法であって、
    前記着用物の表面における前記複数の位置を含む領域を表示すると共に、
    記複数の領域における表示態様を、前記測定された変位の大きさに応じて変える表示方法。
  5. 装着時における着用物の追従性を評価する方法であって、
    前記着用物の表面における複数の位置それぞれには、マーカーが配置され、
    複数の撮像装置により前記着用物の表面における前記複数のマーカーを含む領域を連続的に撮像し、
    前記複数の撮像装置により撮像された画像情報から前記複数のマーカーにおける2次元座標情報を得ると共に、前記2次元座標情報に基づいて実空間における3次元座標情報を算出し、
    前記算出された前記3次元座標情報から前記複数のマーカーにおける前記着用物を評価用ドールに装着した状態の所定の動作による所定方向への変位を算出し、
    前記変位のうちの最大変位と、予め測定された身体または評価用ドールの肌面における前記所定の動作による変位のうちの最大変位の変位差を算出することにより、前記着用物の追従性を評価する方法。
  6. 装着時における着用物のはき心地を評価する方法であって、
    前記着用物の表面における複数の位置それぞれには、マーカーが配置され、
    予め測定された前記着用物の複数のマーカーにおける最大変位差と、前記着用物のはき心地評価値とを対応付けて記憶し、
    複数の撮像装置により前記着用物の表面における前記複数のマーカーを含む領域を連続的に撮像し、
    前記複数の撮像装置により撮像された画像情報から前記複数のマーカーにおける2次元座標情報を得ると共に、前記2次元座標情報に基づいて実空間における3次元座標情報を算出し、
    前記算出された前記3次元座標情報から前記複数のマーカーにおける前記着用物を評価用ドールに装着した状態の所定の動作による所定方向への変位を算出し、
    前記変位のうちの最大変位と、予め測定された身体または評価用ドールの肌面における前記所定の動作による変位のうちの最大変位との変位差を算出し、
    前記変位差が予め測定された前記着用物の複数のマーカーにおける最大変位差である場合には、予め測定された前記着用物の複数のマーカーにおける最大変位差に対応付けられた前記着用物のはき心地評価値を特定することにより、前記着用物のはき心地を評価する方法。
  7. はき心地の主観評価と、前記変位の大きさと身体または評価用ドールの肌面における変位の大きさとの変位差とを対応させたデータベースに基づいて、前記着用物のはき心地を評価する請求項に記載の方法。
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