JP4959828B2 - 遊技台特性取得装置、遊技台特性取得システム、遊技台特性取得プログラム - Google Patents

遊技台特性取得装置、遊技台特性取得システム、遊技台特性取得プログラム Download PDF

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Description

本発明は、遊技台の特性を取得する技術に関する。
従来、遊技場に係る所定の特性の実績データを所定の期間にわたって収集する遊技場管理方法が提案された(特許文献1参照)。この遊技場管理方法は、出玉率やスタート回数などの大まかな特性を取得しようとするものである。
特開2006−204804号公報
しかしながら、遊技台は、出玉率やスタート回数などが互いに同一であるもの同士であっても、それぞれに「何かが違う」などと感じさせることがある。そして、実際には、出玉率やスタート回数などよりも、このような個々の遊技台に独特の「感じ」の方が、遊技者や遊技ホールに大きな影響を与えていると考えられる。
したがって、このような「感じ」は、遊技台が固有に持つ重要な特性の1つであるということができるが、上記の遊技場管理方法では、このような「感じ」を遊技台の特性として取得することができなかった。
そこで、本発明は、これまで取得することができなかった個々の遊技台が固有に持つ重要な特性を取得する遊技台特性取得装置、遊技台特性取得システム、及び遊技台特性取得プログラムを提供することを目的とする。
本発明によれば、上記課題は、次の手段により解決される。
[遊技台特性取得装置]
本発明は、記憶手段と、遊技台に遊技球が打ち込まれた場合に出力される打込球信号を検出する手段と、遊技台において遊技球が始動口に入った場合に出力される始動入賞信号を検出する手段と、一の始動入賞信号が検出されてから他の始動入賞信号が検出されるまでに検出された打込球信号の数を始動入賞打込球数としてカウントする手段と、前記検出した始動入賞信号に始動入賞番号を付与する手段と、前記付与した始動入賞番号と前記カウントした始動入賞打込球数とを対応付けて前記記憶手段に記憶する手段と、前記対応付けて記憶した始動入賞番号と始動入賞打込球数とを前記始動入賞打込球数の値の大きさに応じて並べ替え、前記始動入賞打込球数に対応する始動入賞番号を整列するように付け替える手段と、を備えたことを特徴とする遊技台特性取得装置である。
また、本発明は、上記した遊技台特性取得装置において、さらに、前記付け替えた始動入賞番号と前記付け替えた始動入賞番号に対応付けられている始動入賞打込球数とを前記記憶手段から前記付け替え後の始動入賞番号に対応する始動入賞打込球数分布として取り出す手段を備えたことを特徴とする遊技台特性取得装置である。
また、本発明は、上記した遊技台特性取得装置において、さらに、前記付け替え後の始動入賞番号に対応する始動入賞打込球数分布をグラフで表示する手段を備えたことを特徴とする遊技台特性取得装置である。
また、本発明は、上記した遊技台特性取得装置において、さらに、前記付け替え後の始動入賞番号に対応する始動入賞打込球数分布の近似関数を算出する手段を備えたことを特徴とする遊技台特性取得装置である。
また、本発明は、上記した遊技台特性取得装置において、さらに、前記算出した近似関数をグラフで表示する手段を備えたことを特徴とする遊技台特性取得装置である。
また、本発明は、前記付け替えた始動入賞番号と前記付け替えた始動入賞番号に対応付けられている始動入賞打込球数とを用いて、一の遊技台が異なる2つ以上の釘幅を有する場合について付け替え後の始動入賞番号に対応する始動入賞打込球数分布の近似関数をそれぞれ算出する手段と、前記算出した2つ以上の近似関数を用いて、前記一の遊技台が前記釘幅とは更に異なる任意の釘幅を有する場合についての始動入賞打込球数分布の予測関数を算出する手段と、を備えたことを特徴とする上記の遊技台特性取得装置である。
また、本発明は、上記した遊技台特性取得装置において、さらに、前記算出した予測関数をグラフで表示する手段を備えたことを特徴とする遊技台特性取得装置である。
[遊技台特性取得システム]
また、本発明は、記憶手段と、遊技台に遊技球が打ち込まれた場合に出力される打込球信号を検出する手段と、遊技台において遊技球が始動口に入った場合に出力される始動入賞信号を検出する手段と、一の始動入賞信号が検出されてから他の始動入賞信号が検出されるまでに検出された打込球信号の数を始動入賞打込球数としてカウントする手段と、前記検出した始動入賞信号に始動入賞番号を付与する手段と、前記付与した始動入賞番号と前記カウントした始動入賞打込球数とを対応付けて前記記憶手段に記憶する手段と、前記対応付けて記憶した始動入賞番号と始動入賞打込球数とを前記始動入賞打込球数の値の大きさに応じて並べ替え、前記始動入賞打込球数に対応する始動入賞番号を整列するように付け替える手段と、を備えたことを特徴とする遊技台特性取得システムである。
また、本発明は、上記した遊技台特性取得システムにおいて、さらに、前記付け替えた始動入賞番号と前記付け替えた始動入賞番号に対応付けられている始動入賞打込球数とを前記記憶手段から前記付け替え後の始動入賞番号に対応する始動入賞打込球数分布として取り出す手段を備えたことを特徴とする遊技台特性取得システムである。
また、本発明は、上記した遊技台特性取得システムにおいて、さらに、前記付け替え後の始動入賞番号に対応する始動入賞打込球数分布をグラフで表示する手段を備えたことを特徴とする遊技台特性取得システムである。
また、本発明は、上記した遊技台特性取得システムにおいて、さらに、前記付け替え後の始動入賞番号に対応する始動入賞打込球数分布の近似関数を算出する手段を備えたことを特徴とする遊技台特性取得システムである。
また、本発明は、上記した遊技台特性取得システムにおいて、さらに、前記算出した近似関数をグラフで表示する手段を備えたことを特徴とする遊技台特性取得システムである。
また、本発明は、前記付け替えた始動入賞番号と前記付け替えた始動入賞番号に対応付けられている始動入賞打込球数とを用いて、一の遊技台が異なる2つ以上の釘幅を有する場合について付け替え後の始動入賞番号に対応する始動入賞打込球数分布の近似関数をそれぞれ算出する手段と、前記算出した2つ以上の近似関数を用いて、前記一の遊技台が前記釘幅とは更に異なる任意の釘幅を有する場合についての始動入賞打込球数分布の予測関数を算出する手段と、を備えたことを特徴とする上記の遊技台特性取得システムである。
また、本発明は、上記した遊技台特性取得システムにおいて、さらに、前記算出した予測関数をグラフで表示する手段を備えたことを特徴とする遊技台特性取得システムである。
[遊技台特性取得プログラム]
また、本発明は、遊技台に遊技球が打ち込まれた場合に出力される打込球信号を検出するステップと、遊技台において遊技球が始動口に入った場合に出力される始動入賞信号を検出するステップと、一の始動入賞信号が検出されてから他の始動入賞信号が検出されるまでに検出された打込球信号の数を始動入賞打込球数としてカウントするステップと、前記検出した始動入賞信号に始動入賞番号を付与するステップと、前記付与した始動入賞番号と前記カウントした始動入賞打込球数とを対応付けて記憶手段に記憶するステップと、前記対応付けて記憶した始動入賞番号と始動入賞打込球数とを前記始動入賞打込球数の値の大きさに応じて並べ替え、前記始動入賞打込球数に対応する始動入賞番号を整列するように付け替えるステップと、を有することを特徴とする遊技台特性取得プログラムである。

また、本発明は、上記した遊技台特性取得プログラムにおいて、さらに、前記付け替えた始動入賞番号と前記付け替えた始動入賞番号に対応付けられている始動入賞打込球数とを前記記憶手段から前記付け替え後の始動入賞番号に対応する始動入賞打込球数分布として取り出すステップを有することを特徴とする遊技台特性取得プログラムである。
また、本発明は、上記した遊技台特性取得プログラムにおいて、さらに、前記付け替え後の始動入賞番号に対応する始動入賞打込球数分布をグラフで表示するステップを有することを特徴とする遊技台特性取得プログラムである。
また、本発明は、上記した遊技台特性取得プログラムにおいて、さらに、前記付け替え後の始動入賞番号に対応する始動入賞打込球数分布の近似関数を算出するステップを有することを特徴とする遊技台特性取得プログラムである。
また、本発明は、上記した遊技台特性取得プログラムにおいて、さらに、前記算出した近似関数をグラフで表示するステップを有することを特徴とする遊技台特性取得プログラムである。
また、本発明は、前記付け替えた始動入賞番号と前記付け替えた始動入賞番号に対応付けられている始動入賞打込球数とを用いて、一の遊技台が異なる2つ以上の釘幅を有する場合について付け替え後の始動入賞番号に対応する始動入賞打込球数分布の近似関数をそれぞれ算出するステップと、前記算出した2つ以上の近似関数を用いて、前記一の遊技台が前記釘幅とは更に異なる任意の釘幅を有する場合についての始動入賞打込球数分布の予測関数を算出するステップと、を備えたことを特徴とする上記の遊技台特性取得プログラムである。
また、本発明は、上記した遊技台特性取得プログラムにおいて、さらに、前記算出した予測関数をグラフで表示するステップを有することを特徴とする遊技台特性取得プログラムである。
「打込球」とは、遊技台に打ち込まれた遊技球である。遊技台から排出される遊技球(アウト玉)は、遊技台に打ち込まれた遊技球であるため、「打込球」の一例として用いることができる。
「打込球信号」とは、遊技台に遊技球が打ち込まれた場合に出力される信号である。遊技台に遊技球が打ち込まれた場合には、その遊技球がアウト玉として遊技台から排出されるが、アウト玉が排出される時に出力される信号は、「打込球信号」の一例として用いることができる。
「始動口」とは、遊技台における入賞口の一種である。始動口に遊技球が入ると、大当たりの抽選が行われる。
「始動入賞信号」とは、遊技台に打ち込まれた遊技球(打込球)が始動口に入った場合に出力される信号である。
「始動入賞打込球数」とは、1つの始動入賞信号を得るために費やした打込球の数である。
「始動入賞打込球数分布」とは、始動入賞打込球数の分布である。
「釘幅」とは、始動口の上に設けられた2本の釘の間隔をいう。この2本の釘は、鬼釘や命釘などと呼ばれることがある。
本発明によれば、これまで取得することができなかった個々の遊技台が固有に持つ重要な特性を取得することができる。
本発明の一つの実施形態に係る遊技台特性取得システムの構成を示す図である。 本発明の図1で示した実施形態に係る遊技台特性取得装置の構成を示す図である。 第1取得処理を示すフローチャートである。 第2取得処理を示すフローチャートである。 第3取得処理を示すフローチャートである。 第4取得処理を示すフローチャートである。 始動入賞確率分布算出処理を示すフローチャートである。 始動入賞確率分布の記憶例を示す図である。 本発明の他の実施形態に係る遊技台特性取得システムの構成を示す図である。 打込球信号の一例と始動入賞信号の一例とを示す図である。 始動入賞番号と始動入賞打込球数とを対応付けて記憶する場合の記憶例を示す図であり、(a)は第1取得処理後の記憶例を示し、(b)は第2取得処理後の記憶例を示す。 一の遊技台が第1の釘幅を有する場合における始動入賞打込球数分布(実測値)と始動入賞打込球数分布(近似関数)とをグラフで表示した図であり、(a)は始動入賞打込球数分布(実測値)を示し、(b)は始動入賞打込球数分布(近似関数)を示す。 一の遊技台が第2の釘幅を有する場合における始動入賞打込球数分布(実測値)と始動入賞打込球数分布(近似関数)とをグラフで表示した図であり、(a)は始動入賞打込球数分布(実測値)を示し、(b)は始動入賞打込球数分布(近似関数)を示す。 係数関数をグラフで表示した図であり、(a)は係数aに係る係数関数を示し、(b)は係数bに係る係数関数を示す。
以下に、添付した図面を参照しつつ、本発明を実施するための形態を説明する。
[遊技台特性取得システム]
図1は、本発明の一つの実施形態に係る遊技台特性取得システムの構成を示す図である。
図1に示すように、実施形態に係る遊技台特性取得システム1は、次の手段を備えている。
・遊技台特性取得装置10
・遊技台201〜215
・玉貸機30
・通信ケーブル40
・モニタ50
遊技台特性取得装置10は、ホールコンピュータなどにより構成され、通信ケーブル40及び玉貸機30を介して、遊技台201〜215と通信する。また、モニタ50は、遊技台特性取得装置10に接続される。なお、本発明においては、遊技台特性取得装置10が遊技台と無線で通信を行うように構成することもできる。
[遊技台特性取得装置]
図2は、本発明の図1で示した実施形態に係る遊技台特性取得装置の構成を示す図である。
図2に示すように、実施形態に係る遊技台特性取得装置10は、次の手段を備えている。
・CPU11
・RAM12
・ROM13
・マウス14
・キーボード15
・ビデオカード16
・記憶手段17
・通信ポート18
ビデオカード16は、モニタ50に接続される。記憶手段17は、各種のデータ及びプログラムなどが記憶されるハードディスクなどにより構成される。通信ポート18は、通信ケーブル40に接続される。遊技台特性取得装置10では、記憶手段17に記憶されたプログラムをCPU11で実行することにより各種の処理を行う。
次に、遊技台201の特性を取得する場合を例として、本実施形態にて実行される遊技台の特性を取得する処理を説明する。
(第1取得処理)
図3は、第1取得処理を示すフローチャートである。第1取得処理として、遊技台特性取得装置10は、遊技台201から打込球信号と始動入賞信号とを受信しつつ、次の動作を行う。
<ステップA−1>
まず、遊技台特性取得装置10は、打込球信号を検出する。
<ステップA−2>
次に、遊技台特性取得装置10は、始動入賞信号を検出する。
<ステップA−3>
次に、遊技台特性取得装置10は、一の始動入賞信号が検出されてから他の始動入賞信号が検出されるまでに検出された打込球信号の数を始動入賞打込球数としてカウントする。
<ステップA−4>
次に、遊技台特性取得装置10は、検出した始動入賞信号に始動入賞番号を付与する。本実施形態では、「1」から始まる連番を検出した順に付与する。
<ステップA−5>
次に、遊技台特性取得装置10は、付与した始動入賞番号とカウントした始動入賞打込球数とを対応付けて記憶する。
この第1取得処理によれば、一の始動入賞信号が検出されてから他の始動入賞信号が検出されるまでに検出された打込球信号の数が、始動入賞打込球数としてカウントされ、始動入賞番号に対応付けて記憶手段17に記憶される。
このため、第1取得処理によれば、記憶手段17から始動入賞打込球数分布(実測値)を取り出すことが可能となる。
(第2取得処理)
図4は、第2取得処理を示すフローチャートである。第2取得処理として、遊技台特性取得装置10は、第1取得処理によって対応付けて記憶した始動入賞番号と始動入賞打込球数とを次のように整理し、始動入賞打込球数分布として取り出せる形式にする。
<ステップB−1>
まず、遊技台特性取得装置10は、第1取得処理によって対応付けて記憶した始動入賞番号と始動入賞打込球数とを、始動入賞打込球数が大きい値から小さい値へと整列するように並べ替える。
<ステップB−2>
次に、遊技台特性取得装置10は、始動入賞番号を「1」から始まる連番に付け替える。これにより、始動入賞番号は、始動入賞打込球数の最大値に対応付けて記憶されるものを1として、昇順で整列するように付け替えられる。
<ステップB−3>
次に、遊技台特性取得装置10は、各始動入賞番号を始動入賞番号の最大値で除し、100を掛ける。
この第2取得処理によれば、始動入賞打込球数が、大きい値から小さい値へと整列するように並べ替えられ、且つ、対応する始動入賞番号が、小さい値から大きい値へと整列するように付け替えられる。このため、第1取得処理において対応付けて記憶した始動入賞番号と始動入賞打込球数とが、始動入賞打込球数分布として記憶手段17から取り出し可能な形式に整理される。
なお、第2取得処理では、ステップB−3にて、各始動入賞番号を始動入賞番号の最大値で除し、100を掛けた。
このようにすれば、始動入賞番号の総数が異なる2つ以上の始動入賞打込球数分布(始動入賞番号についての母集団の規模が異なる複数の分布)を、直接(或いは一目で)比較できるようになる(たとえば、始動入賞番号が「1」〜「1000」の始動入賞打込球数分布と、始動入賞番号が「1」〜「10000」の始動入賞打込球数分布とを、始動入賞番号の規模の相違に拘わらず直接比較できるようになる)。
(第3取得処理)
図5は、第3取得処理を示すフローチャートである。第3取得処理として、遊技台特性取得装置10は、第2取得処理によって整理した始動入賞番号と始動入賞打込球数との関係を次のように近似する。
<ステップC−1>
遊技台特性取得装置10は、第2取得処理によって整理した始動入賞番号と始動入賞打込球数とを用いて、次式の対数関数を構成する係数a、bを算出する。
Figure 0004959828
上記式中、「x」は始動入賞番号であり、「y」は始動入賞打込球数である。
係数a、bは、次式を用いて算出する(最小二乗法)。
Figure 0004959828
上記式中、「x」は第2取得処理による整理後の第i番目の始動入賞番号であり、「y」は第2取得処理による整理後の第i番目の始動入賞番号xに対応付けて記憶されている始動入賞打込球数である。また、「m」は、第2取得処理による整理後の始動入賞番号の総数である。
この第3取得処理によれば、第2取得処理において取り出した始動入賞打込球数分布を近似する近似関数が算出される。
(第4取得処理)
図6は、第4取得処理を示すフローチャートである。
第4取得処理として、遊技台特性取得装置10は、遊技台201が第1の釘幅を有する場合と第2の釘幅を有する場合とにおける始動入賞打込球数分布の近似関数をそれぞれ算出し、これら算出した近似関数を用いて、遊技台201が第3の釘幅を有する場合における始動入賞打込球数分布の関数(予測関数)を算出する。
<ステップD−1>
まず、遊技台特性取得装置10は、第1取得処理〜第3取得処理により、遊技台201が第1の釘幅を有する場合における始動入賞打込球数分布の近似関数を算出する。
<ステップD−2>
次に、遊技台特性取得装置10は、第1取得処理〜第3取得処理により、遊技台201が第2の釘幅を有する場合における始動入賞打込球数分布の近似関数を算出する。
<ステップD−3>
次に、遊技台特性取得装置10は、算出した第1の釘幅を有する場合における近似関数と第2の釘幅を有する場合における近似関数とを用いて、次式の対数関数を構成する係数a、bを算出する。
Figure 0004959828
上記式中、「x」は始動入賞番号であり、「y」は始動入賞打込球数である。
第4取得処理では、係数a、bが次式に示す対数関係(以下、「係数関数」という。)に従うものと考える。そして、係数c、d、e、fを算出することにより、係数a、bを算出する。
Figure 0004959828
上記式中、「z」は釘幅である。
係数c、dは、次式を用いて算出する(最小二乗法)。
Figure 0004959828
上記式中、「a」は第iの釘幅を有する場合における始動入賞打込球数分布の近似関数の係数aである。また、「z」は第iの釘幅である。また、nは、予測関数の算出に用いる近似関数の数である(本実施形態では、第1の釘幅を有する場合における近似関数と第2の釘幅を有する場合における近似関数とを用いるので、n=2となる)。
係数e、fは、次式を用いて算出する(最小二乗法)。
Figure 0004959828
上記式中、「b」は第iの釘幅を有する場合における始動入賞打込球数分布の近似関数の係数bである。また、「z」は第iの釘幅である。また、nは、予測関数の算出に用いる近似関数の数である(本実施形態では、第1の釘幅を有する場合における近似関数と第2の釘幅を有する場合における近似関数とを用いるので、n=2となる)。
この第4取得処理によれば、遊技台201が第1の釘幅を有する場合における始動入賞打込球数分布の近似関数と遊技台201が第2の釘幅を有する場合における始動入賞打込球数分布の近似関数とを用いて、遊技台201が第3の釘幅を有する場合における始動入賞打込球数分布の予測関数が算出される。
このため、この第4取得処理によれば、遊技台201が第3の釘幅を有する場合における始動入賞打込球数分布を測定しなくても、遊技台201が第3の釘幅を有する場合における始動入賞打込球数分布を知ることができる。
以上、本実施形態に係る第1取得処理〜第4取得処理について説明したが、これら第1取得処理〜第4取得処理によれば、これまで取得することができなかった始動入賞打込球数分布という個々の遊技台が固有に持つ重要な特性を取得することができる。
この始動入賞打込球数分布によれば、個々の遊技台が有する独特の個性を評価することができるようになり、出玉率やスタート回数などが同一であるにもかかわらず、「何かが違う」と感じさせた遊技台について、遊技者及び遊技ホールに対し、その「違い」を理論的且つ客観的に説明できるようになる。
また、本実施形態においては、始動入賞打込球数分布について、実測値のみならず、近似関数も算出した。このようにすれば、打込球信号の検出と始動入賞信号の検出とに要する時間を短縮することができる。
すなわち、打込球信号と始動入賞信号とを比較的短時間で得られる数(たとえば3時間の場合打込球18000発)について検出して始動入賞打込球数分布の実測値を取得し、この実測値を用いて近似関数を算出した場合、この近似関数により示される始動入賞打込球数分布の近似値は、打込球信号と始動入賞信号とを比較的長時間かけて得られる数(たとえば40時間の場合打込球240000発)について検出して取得した始動入賞打込球数分布の実測値に対して、±5%の範囲に収まる。したがって、この例で言えば、打込球信号の検出と始動入賞信号の検出とに要する時間に関して、37時間を短縮することができる。
また、本実施形態においては、始動入賞打込球数分布について、実測値及び近似関数のみならず、第1の釘幅と第2の釘幅についての2つの近似関数に基づいて第3の釘幅についての予測関数を算出した。このようにすれば、打込球信号の検出と始動入賞信号の検出とを第3の釘幅について行う必要がなくなるため、遊技台の特性を取得するために要する時間をより一層短縮することができる。
なお、上記の説明では、遊技台201を例に挙げて第1取得処理〜第4取得処理を説明したが、第1取得処理〜第4取得処理は、遊技台202〜遊技台215についても行うことができる。
[評価処理]
次に、第1取得処理〜第4取得処理により取得された遊技台の特性(始動入賞打込球数の実測値、近似関数、予測関数)を評価する方法について説明する。
(安定性)
「安定性」とは、始動入賞打込球数のばらつき度合いである。一般に、このばらつき度合いが大きい遊技台は、遊技者を苛立たせるものであるため、遊技者にしてみると避けたいものである。遊技ホールにしてみても、遊技者に避けられる遊技台は、遊技ホールの稼働率を低下させるものであるため、撤去することが好ましい。
(最大打込球数)
「最大打込球数」とは、始動入賞打込球数の最大値である。一般に、この最大打込球数が大きい遊技台は、遊技者を苛立たせるものであるため、遊技者にしてみると避けたいものである。遊技ホールにしてみても、遊技者に避けられる遊技台は、遊技ホールの稼働率を低下させるものであるため、撤去することが好ましい。
(当選原価)
「当選原価」とは、1回の当選(大当り)に要する金額の平均値である。この当選原価は、次の数式により算出される。
Figure 0004959828
上記式中、「当選確率」とは、1個の遊技球が始動口に入った場合における当選の確率である。たとえば、当選確率が「0.1」である場合、始動口に遊技球が1個入ると、10%の確率で大当りになる。なお、当選確率は、遊技台の機種ごとに予め定められている。
始動入賞打込球数の平均値は、始動入賞打込球数分布の実測値、近似関数、または予測関数から算出される。
(始動入賞確率分布)
「始動入賞確率分布」とは、始動入賞確率の分布をいう。「始動入賞確率」は、本実施形態では、始動口に遊技球が入る確率を始動入賞打込球数の階級別に取得した値である。具体的には、図8に「始動入賞確率(%)」として示されている。
始動入賞打込球数の階級とは、本実施形態では、図8で示されるように「1」〜「10」、「11」〜「20」などというように、始動入賞打込球数を10球数ごとグループ化したものである。このグループ化を始動入賞打込球数の階級化といい、このような始動入賞打込球数の階級化は、始動入賞打込球数を1つ1つの始動入賞信号に対して取得しているので可能となる。
図7は、始動入賞確率分布算出処理を示すフローチャートである。
<ステップE−1>
まず、遊技台特性取得装置10は、始動入賞打込球数を階級化し、各階級に何個の始動入賞番号が存在するかを階級ごとの始動入賞番号の個数としてカウントする。
<ステップE−2>
次に、遊技台特性取得装置10は、すべての階級で何個の始動入賞番号が存在するかを始動入賞番号の総数としてカウントする。
<ステップE−3>
次に、遊技台特性取得装置10は、カウントした階級ごとの始動入賞番号の個数をカウントした始動入賞番号の総数で除し、階級ごとの始動入賞確率を算出する。
図8は、始動入賞確率分布の記憶例を示す図である。図8に示すように、始動入賞確率分布算出処理により算出された始動入賞打込球数の階級と始動入賞確率とは、対応付けて記憶手段17に記憶される。すなわち、図8に記載された例で説明すると、始動入賞打込球数の階級「1〜10」は、始動入賞確率「39.43」に対応付けて記憶され、始動入賞打込球数の階級「11〜20」は、始動入賞確率「24.83」に対応付けて記憶され、始動入賞打込球数の階級「191〜200」は、始動入賞確率「0.00」に対応付けて記憶される。なお、階級の幅(図8の例では「10」)は限定されない。
以上説明したように、本発明の実施形態により得られる始動入賞打込球数分布によれば、個々の遊技台が有する独特の個性を評価することができるようになり、出玉率やスタート回数などが同一であるにもかかわらず、「何かが違う」と感じさせた遊技台について、その「違い」を理論的且つ客観的に説明できるようになる。
[島コンピュータ、台コンピュータ]
図9は、本発明の他の実施形態に係る遊技台特性取得システムの構成を示す図である。上記の説明では、遊技台特性取得装置10が、各種の処理を行うものとし、各種のデータを記憶するものとした。
しかしながら、図9に示すように、本発明においては、遊技台特性取得システム上に島コンピュータ60や台コンピュータ70などを設け、各種の処理の実行や各種のデータの記憶を分散して行うことができる。
[打込球信号、始動入賞信号]
図10は、打込球信号の一例と始動入賞信号の一例とを示す図である。図10に示すように、打込球信号と始動入賞信号とは、たとえば、パルス信号により構成することが好ましい。
打込球信号と始動入賞信号とを図10のようなパルス信号により構成した場合、遊技台特性取得装置10は、上記した第1取得処理において、
・始動入賞番号「1」と始動入賞打込球数「6」とを対応付けて記憶し、
・始動入賞番号「2」と始動入賞打込球数「10」とを対応付けて記憶し、
・続く始動入賞番号に対しても、順次、始動入賞打込球数を対応付けて記憶していき、
・最後に、始動入賞番号「12813」と始動入賞打込球数「5」とを対応付けて記憶する。
[始動入賞番号と始動入賞打込球数とを対応付けて記憶する場合の記憶例]
図11は、始動入賞番号と始動入賞打込球数とを対応付けて記憶する場合の記憶例を示す図であり、(a)は第1取得処理後の記憶例を示し、(b)は第2取得処理後の記憶例を示す。
図11に示すように、テーブルを用いれば、始動入賞番号と始動入賞打込球数とを容易に対応付けて記憶することができる。
なお、図11に示す例では、「12813」個の始動入賞番号が記憶されているので、始動入賞番号の総数が「12813」となる。
[打込球信号]
「打込球信号」は、遊技台に遊技球が打ち込まれた場合に出力される信号であるが、より具体的には、遊技台にp個(pは1以上の整数)の遊技球が打ち込まれた場合に出力される信号として構成することができる。
なお、遊技台に1個(p=1)の遊技球が打ち込まれた場合に出力される信号として「打込球信号」を構成すれば、より詳細な始動入賞打込球数分布を取得できるようになるため、好ましい。
[3つ以上の近似関数を用いて予測関数を算出する]
本実施形態では、2つの近似関数(第1の釘幅、第2の釘幅)を用いて予測関数(第3の釘幅)を算出する場合について説明した。
しかしながら、本発明においては、3つ以上の近似関数を用いて予測関数を算出することもできる。この場合は、上記した数5、6における「n」が、3以上の整数となる。
この通り、3つ以上の近似関数を用いて予測関数を算出するようにすれば、数3の予測関数における係数a、bをより精度よく算出できるようになる。
なお、始動入賞打込球数分布の近似関数や予測関数としては、様々な関数を用いることができるが、これらの関数としては、本実施形態で説明したように、対数関数を用いることが好ましい。
また、始動入賞打込球数分布の予測関数を構成する係数についての係数関数としては、様々な関数を用いることができるが、係数関数としては、本実施形態で説明したように、対数関数を用いることが好ましい。
[釘幅]
始動入賞打込球数分布の予想関数を算出するに際しては、始動入賞打込球数分布を異ならしめるあらゆるパラメータを考慮することができるが、このパラメータとしては、本実施形態のように釘幅を用いることが好ましい。釘幅は、他のパラメータと比較して、始動入賞打込球数分布を大きく異ならしめるパラメータだからである。
[2つ以上の始動口がある場合]
なお、始動口が2つ以上ある遊技台については、1つ1つの始動口に係る始動入賞信号について本実施形態を適用することができる。この場合は、1つの遊技台から始動口ごとに始動入賞打込球数分布の実測値、近似関数、及び予測関数が得られることとなる。
[取得に要する時間]
本実施形態によれば、近似関数や予測関数を算出することができるため、膨大なデータを平均値処理して遊技台の特性を取得する従来の方法とは異なり、遊技台ごとに短時間に特性の取得が可能となり、個々の遊技台の特性を迅速且つ効率的に取得することが可能となる。
[取得される特性]
また、本実施形態によれば、ありきたりの指標の単なる平均値を用いる従来の方法とは異なり、始動入賞打込球数分布が用いられるため、単なる平均値だけでは知ることのできない遊技台の特性を取得できる。
[有意義な情報]
本実施形態によれば、遊技ホールの経営者に対して、釘調整などの有意義な情報を提供できるとともに、遊技者に対しても、有意義な遊技情報を提供することができる。
実施例1として、始動入賞打込球数分布とその近似関数を用いて、一の遊技台の第1の釘幅を有する場合における特性と第2の釘幅を有する場合における特性とを比較する。
図12は、一の遊技台が第1の釘幅を有する場合における始動入賞打込球数分布(実測値)と始動入賞打込球数分布(近似関数)とをグラフで表示した図であり、(a)は始動入賞打込球数分布(実測値)を示し、(b)は始動入賞打込球数分布(近似関数)を示す。また、図13は、当該一の遊技台が第2の釘幅を有する場合における始動入賞打込球数分布(実測値)と始動入賞打込球数分布(近似関数)とをグラフで表示した図であり、(a)は始動入賞打込球数分布(実測値)を示し、(b)は始動入賞打込球数分布(近似関数)を示す。
(安定性)
図12と図13との比較から、この遊技台においては、第1の釘幅を有する場合の始動入賞打込球数の方が、第2の釘幅を有する場合の始動入賞打込球数よりも、ばらつき度合いが大きいことが分かる。
すなわち、図12と図13との比較から、第1の釘幅を有する場合は、第2の釘幅を有する場合よりも、なかなか始動口に遊技球が入らなかったり、頻繁に始動口に遊技球が入ったりする傾向があることが分かる。
したがって、第1の釘幅を有する場合は、第2の釘幅を有する場合よりも、遊技者を過度に興奮させる可能性があるとともに、遊技ホールの利益を大きくアップダウンさせる可能性がある。
以上のようなことから、始動入賞打込球数分布の実測値や近似関数を用いれば、第1の釘幅を有する場合の方が第2の釘幅を有する場合よりも安定性に欠けることが分かる。
(最大打込球数)
図12と図13との比較から、この遊技台においては、第1の釘幅を有する場合の始動入賞打込球数の方が、第2の釘幅を有する場合の始動入賞打込球数よりも、最大打込球数が大きいことが分かる。
(当選原価)
図12と図13との比較から、この遊技台においては、第1の釘幅を有する場合の始動入賞打込球数の方が、第2の釘幅を有する場合の始動入賞打込球数よりも、その平均値が大きくなることが分かる。
当選原価は始動入賞打込球数の平均値の関数であるから、始動入賞打込球数分布の実測値や近似関数を用いれば、第1の釘幅を有する場合の始動入賞打込球数の方が、第2の釘幅を有する場合の始動入賞打込球数よりも、当選原価が大きいことが分かる。
(比較のまとめ)
以上の比較を次の表にまとめる。
Figure 0004959828
このように、始動入賞打込球数分布によれば、個々の遊技台が有する独特の個性を評価することができるようになり、出玉率やスタート回数などという一般的な特性は同じであるものの、「何かが違う」と感じられた遊技台について、遊技者や遊技ホールに対し、その「違い」を理論的且つ客観的に説明できるようになる。
実施例2として、数4で示した係数関数を検討する。
図14は、係数関数をグラフで表示した図であり、(a)は係数aに係る係数関数を示し、(b)は係数bに係る係数関数を示す。
図14を見れば明らかなように、係数関数によれば、一の遊技台の任意の釘幅における係数a、bを知ることができるため、当該一の遊技台の任意の釘幅における始動入賞打込球数分布の予測関数を容易に算出することができる。
したがって、係数関数によれば、従来の方法では知ることができなかった個々の遊技台が有する独特の個性をより一層容易に且つ短時間で取得できるようになる。
以上、本実施形態及び実施例について説明したが、これらの説明は、本発明の一例に関するものであり、本発明は、これらの説明によって何ら限定されるものではない。
1 遊技台特性取得システム
10 遊技台特性取得装置
11 CPU
12 RAM
13 ROM
14 マウス
15 キーボード
16 ビデオカード
17 記憶手段
18 通信ポート
201〜215 遊技台
30 玉貸機
40 通信ケーブル
50 モニタ
60 島コンピュータ
70 台コンピュータ

Claims (21)

  1. 記憶手段と、
    遊技台に遊技球が打ち込まれた場合に出力される打込球信号を検出する手段と、
    遊技台において遊技球が始動口に入った場合に出力される始動入賞信号を検出する手段と、
    一の始動入賞信号が検出されてから他の始動入賞信号が検出されるまでに検出された打込球信号の数を始動入賞打込球数としてカウントする手段と、
    前記検出した始動入賞信号に始動入賞番号を付与する手段と、
    前記付与した始動入賞番号と前記カウントした始動入賞打込球数とを対応付けて前記記憶手段に記憶する手段と、
    前記対応付けて記憶した始動入賞番号と始動入賞打込球数とを前記始動入賞打込球数の値の大きさに応じて並べ替え、前記始動入賞打込球数に対応する始動入賞番号を整列するように付け替える手段と、
    を備えたことを特徴とする遊技台特性取得装置。
  2. 請求項1に記載の遊技台特性取得装置において、さらに、前記付け替えた始動入賞番号と前記付け替えた始動入賞番号に対応付けられている始動入賞打込球数とを前記記憶手段から前記付け替え後の始動入賞番号に対応する始動入賞打込球数分布として取り出す手段を備えたことを特徴とする遊技台特性取得装置。
  3. 請求項2に記載の遊技台特性取得装置において、さらに、前記付け替え後の始動入賞番号に対応する始動入賞打込球数分布をグラフで表示する手段を備えたことを特徴とする遊技台特性取得装置。
  4. 請求項2に記載の遊技台特性取得装置において、さらに、前記付け替え後の始動入賞番号に対応する始動入賞打込球数分布の近似関数を算出する手段を備えたことを特徴とする遊技台特性取得装置。
  5. 請求項4に記載の遊技台特性取得装置において、さらに、前記算出した近似関数をグラフで表示する手段を備えたことを特徴とする遊技台特性取得装置。
  6. 前記付け替えた始動入賞番号と前記付け替えた始動入賞番号に対応付けられている始動入賞打込球数とを用いて、一の遊技台が異なる2つ以上の釘幅を有する場合について付け替え後の始動入賞番号に対応する始動入賞打込球数分布の近似関数をそれぞれ算出する手段と、
    前記算出した2つ以上の近似関数を用いて、前記一の遊技台が前記釘幅とは更に異なる任意の釘幅を有する場合についての始動入賞打込球数分布の予測関数を算出する手段と、
    を備えたことを特徴とする請求項4に記載の遊技台特性取得装置。
  7. 請求項6に記載の遊技台特性取得装置において、さらに、前記算出した予測関数をグラフで表示する手段を備えたことを特徴とする遊技台特性取得装置。
  8. 記憶手段と、
    遊技台に遊技球が打ち込まれた場合に出力される打込球信号を検出する手段と、
    遊技台において遊技球が始動口に入った場合に出力される始動入賞信号を検出する手段と、
    一の始動入賞信号が検出されてから他の始動入賞信号が検出されるまでに検出された打込球信号の数を始動入賞打込球数としてカウントする手段と、
    前記検出した始動入賞信号に始動入賞番号を付与する手段と、
    前記付与した始動入賞番号と前記カウントした始動入賞打込球数とを対応付けて前記記憶手段に記憶する手段と、
    前記対応付けて記憶した始動入賞番号と始動入賞打込球数とを前記始動入賞打込球数の値の大きさに応じて並べ替え、前記始動入賞打込球数に対応する始動入賞番号を整列するように付け替える手段と、
    を備えたことを特徴とする遊技台特性取得システム。
  9. 請求項8に記載の遊技台特性取得システムにおいて、さらに、前記付け替えた始動入賞番号と前記付け替えた始動入賞番号に対応付けられている始動入賞打込球数とを前記記憶手段から前記付け替え後の始動入賞番号に対応する始動入賞打込球数分布として取り出す手段を備えたことを特徴とする遊技台特性取得システム。
  10. 請求項9に記載の遊技台特性取得システムにおいて、さらに、前記付け替え後の始動入賞番号に対応する始動入賞打込球数分布をグラフで表示する手段を備えたことを特徴とする遊技台特性取得システム。
  11. 請求項9に記載の遊技台特性取得システムにおいて、さらに、前記付け替え後の始動入賞番号に対応する始動入打込球数分布の近似関数を算出する手段を備えたことを特徴とする遊技台特性取得システム。
  12. 請求項11に記載の遊技台特性取得システムにおいて、さらに、前記算出した近似関数をグラフで表示する手段を備えたことを特徴とする遊技台特性取得システム。
  13. 前記付け替えた始動入賞番号と前記付け替えた始動入賞番号に対応付けられている始動入賞打込球数とを用いて、一の遊技台が異なる2つ以上の釘幅を有する場合について付け替え後の始動入賞番号に対応する始動入賞打込球数分布の近似関数をそれぞれ算出する手段と、
    前記算出した2つ以上の近似関数を用いて、前記一の遊技台が前記釘幅とは更に異なる任意の釘幅を有する場合についての始動入賞打込球数分布の予測関数を算出する手段と、
    を備えたことを特徴とする請求項11に記載の遊技台特性取得システム。
  14. 請求項13に記載の遊技台特性取得システムにおいて、さらに、前記算出した予測関数をグラフで表示する手段を備えたことを特徴とする遊技台特性取得システム。
  15. 遊技台に遊技球が打ち込まれた場合に出力される打込球信号を検出するステップと、
    遊技台において遊技球が始動口に入った場合に出力される始動入賞信号を検出するステップと、
    一の始動入賞信号が検出されてから他の始動入賞信号が検出されるまでに検出された打込球信号の数を始動入賞打込球数としてカウントするステップと、
    前記検出した始動入賞信号に始動入賞番号を付与するステップと、
    前記付与した始動入賞番号と前記カウントした始動入賞打込球数とを対応付けて記憶手段に記憶するステップと、
    前記対応付けて記憶した始動入賞番号と始動入賞打込球数とを前記始動入賞打込球数の値の大きさに応じて並べ替え、前記始動入賞打込球数に対応する始動入賞番号を整列するように付け替えるステップと、
    を有することを特徴とする遊技台特性取得プログラム。
  16. 請求項15に記載の遊技台特性取得プログラムにおいて、さらに、前記付け替えた始動入賞番号と前記付け替えた始動入賞番号に対応付けられている始動入賞打込球数とを前記記憶手段から前記付け替え後の始動入賞番号に対応する始動入賞打込球数分布として取り出すステップを有することを特徴とする遊技台特性取得プログラム。
  17. 請求項16に記載の遊技台特性取得プログラムにおいて、さらに、前記付け替え後の始動入賞番号に対応する始動入賞打込球数分布をグラフで表示するステップを有することを特徴とする遊技台特性取得プログラム。
  18. 請求項16に記載の遊技台特性取得プログラムにおいて、さらに、前記付け替え後の始動入賞番号に対応する始動入賞打込球数分布の近似関数を算出するステップを有することを特徴とする遊技台特性取得プログラム。
  19. 請求項18に記載の遊技台特性取得プログラムにおいて、さらに、前記算出した近似関数をグラフで表示するステップを有することを特徴とする遊技台特性取得プログラム。
  20. 前記付け替えた始動入賞番号と前記付け替えた始動入賞番号に対応付けられている始動入賞打込球数とを用いて、一の遊技台が異なる2つ以上の釘幅を有する場合について付け替え後の始動入賞番号に対応する始動入賞打込球数分布の近似関数をそれぞれ算出するステップと、
    前記算出した2つ以上の近似関数を用いて、前記一の遊技台が前記釘幅とは更に異なる任意の釘幅を有する場合についての始動入賞打込球数分布の予測関数を算出するステップと、
    を備えたことを特徴とする請求項18に記載の遊技台特性取得プログラム。
  21. 請求項20に記載の遊技台特性取得プログラムにおいて、さらに、前記算出した予測関数をグラフで表示するステップを有することを特徴とする遊技台特性取得プログラム。
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