JP4959769B2 - 基板の放熱・耐振装置 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば航空機や自動車等へ搭載する電子機器における基板の放熱および耐振性を向上した基板の放熱・耐振装置に関するものである。
従来、電子機器の筐体には、複数の基板が所定間隔を隔てて略平行になるようにして搭載され、各基板間には一様な冷却風を流し、基板上の発熱部品にはヒートシンクを取付け放熱している。
図5は従来の基板を示す斜視図である。図5に示すように、基板11には発熱部品12が実装され、発熱部品12にはヒートシンク13が設けられる。前記基板11と隣合う他の基板(図示せず)間には冷却風流入口から矢印A方向に冷却風が流入され、その後、冷却風はヒートシンク13を迂回して矢印B方向に流れる。
特開2004−221419号公報 特開2002−246780号公報 特開2000−22370号公報
基板に実装した発熱部品にヒートシンクを取付けると、通風抵抗の大きいヒートシンクを迂回して冷却風は流れようとするため、ヒートシンクに流れる冷却風の風速が低下し、放熱効率が悪くなって所望の冷却効果が得られなくなる。また、振動環境下で基板が使用される場合は、発熱部品にヒートシンクを搭載すると、ヒートシンクの重さが基板に悪影響を及ぼすため、基板の振動対策も必要となる。
上記の課題を解決するために、本発明に係る基板の放熱・耐振装置は、筐体に搭載され、ヒートシンクを有する発熱部品が実装された基板と、前記基板に取付けられ、前記ヒートシンクが挿入される開口部が設けられたフレームとを具備し、前記フレームは、前記開口部の幅と略同一の間隔を空け、前記開口部の両側に互いに対向するように設けられ突出部をし、前記開口部に前記ヒートシンクが挿入されると、前記突出部により前記ヒートシンクを挟み、前記突出部と、隣合う基板もしくは構造物と共に、冷却風を前記ヒートシンクへ誘導するダクトを形成することを特徴とするものである。
また本発明は、前記基板の放熱・耐振装置において、前記フレームを冷却風の流入口と略同一線上に配置することを特徴とするものである。
また本発明は、前記基板の放熱・耐振装置において、前記フレームをスペーサおよび取付金具を介して前記基板に固定することを特徴とするものである。
この発明によれば、最小限の風量で、効率よく基板上の発熱部品を放熱することができる。また、放熱のためのダクトを形成するためのフレームは、同時に、実装基板の補強部品も兼ね、耐振性を強化した基板になる。
本発明の実施形態に係る基板の放熱・耐振装置を搭載した電子機器を示す斜視図である。 図1の2−2線断面図である。 本発明の実施形態に係る基板の放熱・耐振装置を示す分解斜視図である。 本発明の実施形態に係る基板の放熱・耐振装置を示す斜視図である。 従来の基板を示す斜視図である。
以下、本発明の実施の形態について、詳細に説明する。
図1は本発明の実施形態に係る基板の放熱・耐振装置を搭載した電子機器を示す斜視図であり、図2は図1の2−2線断面図である。図1および図2において、21は電子機器の筐体、22,22,22,22はプリント基板、23は発熱部品、24は熱伝導シート、25はヒートシンク、26はフレーム、27は冷却風流入口である。
図1および図2に示すように、電子機器の筐体21は枠状に構成され、電子機器の筐体21内には寸法互換性を有した複数のプリント基板22,22,22,22が上方より挿入されて所定間隔を隔てて略平行になるようにして搭載されている。複数のプリント基板22,22,22,22の各プリント基板間には放熱のため電子機器の筐体21の側方から冷却風が供給される。
図3および図4は本発明の実施形態に係る基板の放熱・耐振装置を示す分解斜視図および斜視図である。図3および図4に示すように、プリント基板22上には発熱部品23が実装され、発熱部品23上には熱伝導シート24を介してヒートシンク25が設けられる。また、プリント基板22上にはフレーム26がスペーサ28および取付金具29を介して固定される。フレーム26にはヒートシンク25の放熱フィンを挿入する開口部30が設けられると共に開口部30を挟んだ両側には突出部31が設けられる。図中、32はネジ、33はナット、34は透孔である。
図1および図2に示すように、フレーム26は電子機器の筐体21の側板に設けた冷却風流入口27と略同一線上に配置され、図2の点線で示すように、フレーム26と隣合うプリント基板22によって冷却風が流れるダクトDが形成される。すなわち、図4に示すように、流入口27から流入された冷却風はフレーム26と隣合うプリント基板22によって形成されるダクトD内を矢印C方向へ直線状に流れ、プリント基板22上に実装された発熱部品23を点線35内のヒートシンク25および熱伝導シート24を介して放熱している。
このように、フレームと隣合う基板もしくは構造物によって、冷却風が流れるダクトを形成し、冷却風の流入口とフレームを同一線上に配置することで冷却風がダクト効果で発熱部品上に設けられたヒートシンクに誘導されて積極的に流れることにより、ヒートシンクを通過する冷却風の風速を高め、放熱効果を上げることができる。また、少ない風量でありながら、集中的にダクトへ冷却風が流がれることにより、ヒートシンクを通過する冷却風の風速を高め、放熱効果を上げることができる。さらに、フレームをスペーサおよび取付金具を介しプリント基板に固定することにより、基板とフレームが一体化され、基板の耐振化により実装基板の耐振強度が増す構造とすることができる。
なお、本発明は、上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合せにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。更に、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組み合せてもよい。
21…電子機器の筐体、22,22,22,22…プリント基板、23…発熱部品、24…熱伝導シート、25…ヒートシンク、26…フレーム、27…冷却風流入口、28…スペーサ、29…取付金具、30…開口部、31…突出部、32…ネジ、33…ナット、34…透孔。

Claims (3)

  1. 筐体に搭載され、ヒートシンクを有する発熱部品が実装された基板と、
    前記基板に取付けられ、前記ヒートシンクが挿入される開口部が設けられたフレームと
    を具備し、
    前記フレームは、
    前記開口部の幅と略同一の間隔を空け、前記開口部の両側に互いに対向するように設けられ突出部をし、
    前記開口部に前記ヒートシンクが挿入されると、前記突出部により前記ヒートシンクを挟み、
    前記突出部と、隣合う基板もしくは構造物と共に、冷却風を前記ヒートシンクへ誘導するダクトを形成することを特徴とする基板の放熱・耐振装置。
  2. 前記フレームは、
    冷却風の流入口と略同一線上に配置され、
    前記突出部と、隣合う基板もしくは構造物と共に、前記流入口から流入する冷却風を前記ヒートシンクへ略直線的に誘導することを特徴とする請求項1記載の基板の放熱・耐振装置。
  3. 前記フレームをスペーサおよび取付金具を介して前記基板に固定することを特徴とする請求項1又は2記載の基板の放熱・耐振装置。
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