JP4955979B2 - 脱穀装置の揺動選別装置 - Google Patents

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Description

本発明は、選別用シーブケースを偏芯駆動機構によって揺動駆動すべく構成してある脱穀装置の揺動選別装置に関する。
偏芯駆動機構を構成するのに、選別用シーブケースの後部にブラケットを介して連係される駆動軸を、両端部と中間部とが偏芯する偏芯軸に構成してあり、一端部を脱穀装置の側板より外方に突出させて動力入力用プーリを取付けて動力を取り入れるとともに、中間部を選別用シーブケースの後端部に連結していた(特許文献1参照)。
特開2004−159595号公報(段落番号〔0017〕、及び、図2、図4)
駆動軸を偏芯軸に形成する必要があるところから、丸棒材を切削加工、研削加工等するという一般的な加工形態だけでは対応できず、複雑な加工形態とともに多くの加工工程を必要とする虞があった。
また、偏芯軸を採用したために、駆動軸の中間部にベアリングを装着する為に、そのベアリングを前記駆動軸の軸端から偏芯部を通過させる必要があり、その為に、前記した特許文献1の図5に示すように、駆動軸径よりも大きな内径を有するベアリングを必要としていた。そして、大きな内径のベアリングを偏芯軸の中間部に装着する為に、中間部に他の部分より大径部を形成するといった、構造に工夫を必要とし、このことも加工工程の複雑さを招来する一因となる虞があった。
本発明の目的は、脱穀装置の揺動選別装置において、偏芯駆動を可能にしながらも加工工程を簡素化できるものを提供する点にある。
〔構成〕
請求項1に係る発明の特徴構成は、前記偏芯駆動機構を、前記選別用シーブケースに取り付けたブラケットと、直線状の駆動軸に偏芯した状態で取り付けた偏芯カム体と、前記ブラケットと前記偏芯カム体との間に介在されるベアリング機構とで構成し、
前記ブラケットを、前記ベアリング機構を上下から挾持して支持する背面視で縦板状の上側ブラケットと背面視で縦板状の下側ブラケットとの二部材で構成し、
前記上側ブラケットと前記下側ブラケットとを連結せずに、前記上側ブラケットと前記下側ブラケットとをそれぞれ前記選別用シーブケースに直接連結してある点にある。
請求項2に係る発明の特徴構成は、前記偏芯駆動機構を、前記選別用シーブケースに取り付けたブラケットと、直線状の駆動軸に偏芯した状態で取り付けた偏芯カム体と、前記ブラケットと前記偏芯カム体との間に介在されるベアリング機構とで構成し、
前記ブラケットを、前記ベアリング機構を上下から挾持して支持する背面視で縦板状の上側ブラケットと背面視で縦板状の下側ブラケットとの二部材で構成し、
前記上側ブラケットに円弧凹入状の載置面を形成すると共に、前記下側ブラケットに円弧凹入面を形成し、かつ、前記ベアリング機構の外周面を前記載置面及び前記円弧凹入面よりも左右に幅広に形成すると共に、前記ベアリング機構の外周面に二条の環状溝を形成し、
前記載置面及び前記円弧凹入面が前記二条の環状溝の間に位置するように、記載置面と前記円弧凹入面との間に前記ベアリング機構の外周面を挟み込み、かつ、二条の前記環状溝の夫々に環状部材を嵌め込んで前記ベアリング機構の左右の抜け止めをすることで、前記ベアリング機構が前記ブラケットに取り付けられるように構成してある点にある。
〔作用効果〕
つまり、偏芯カム体を導入することによって、駆動軸を直線状のものにできる。このことによって、丸棒材を使用して切削加工、研削加工等という一般的な加工形態を採用するだけで対応できることとなった。
そして、駆動軸を直線状のものにできたので、偏芯カム体の内径を駆動軸の外径より大きくする必要がなく、かつ、駆動軸にも大径のボス部を設ける必要はない。
このことによって、製作難度を抑え、製作工程の簡素化が達成でき、製作コスト面でも有利に展開できる揺動選別装置を提供できるに至った。
請求項3に係る発明の特徴構成は、請求項1又は2に係る発明において、前記上側ブラケットが前記選別用シーブケースの横側面に連結され、前記下側ブラケットが前記選別用シーブケースの底面に連結されている点にある。
請求項4に係る発明の特徴構成は、請求項3に係る発明において、前記下側ブラケットを、上端側に前記選別用シーブケースの底面に連結される前後のフランジ部が形成された側面視でU字状に構成するとともに、前記上側ブラケットを、前記選別用シーブケースの底面よりも下方に垂下し、この上側ブラケットの垂下した部分と前記下側ブラケットの円弧部分との間に前記ベアリング機構を挾持してある点にある。
請求項5に係る発明の特徴構成は、請求項4に係る発明において、側面視において、前記上側ブラケットの垂下した部分が、前記円弧部分に連設され且つ上端側に前記フランジ部が形成される前記下側ブラケットの前後の脚部の間に位置するように、前記上側ブラケット及び前記下側ブラケットを構成してある点にある。
請求項に係る発明の特徴構成は、請求項1〜5のいずれか一つの発明において、前記ベアリング機構をコロガリベアリングで構成し、前記偏芯カム体の外周面に前記コロガリベアリングのコロガリ体を案内する案内面を設けて、前記カム体を前記ベアリング機構のインナーレースに兼用してある点にあり、その作用効果は次の通りである。
〔作用効果〕
つまり、インナーレースを偏芯カム体に兼用したので、ベアリング機構としての構造の簡素化を図ることができる。
請求項に係る発明の特徴構成は、請求項1〜5のいずれか一つの発明において、前記ベアリング機構を、アウターレース、コロガリ体、及び、インナーレースで構成するとともに、前記インナーレースを前記偏芯カム体の外周面に嵌合してある点にあり、その作用効果は次の通りである。
〔作用効果〕
ベアリング機構としては、偏芯カム体にベアリング機構のインナーレースを兼用化させてはいないので、偏芯カム体の外周面に、インナーレースに相当する強度を確保する必要性は少ない。
図1に示すように、脱穀装置1の横外側に駆動自在に位置する無端回動式の脱穀フィードチェーン2によって刈取り穀稈の株元側を脱穀装置1の後方に向けて挟持搬送してその刈取り穀稈の穂先側を脱穀機体内の扱室Aに供給して回動する扱胴3によって脱穀処理し、脱穀排ワラを扱室Aの後端部に位置する送塵口4から搬出するように脱穀部を構成してある。扱室Aの受網5、及び前記送塵口4から落下した脱穀処理物を、扱室Aの下方に位置する駆動揺動自在な揺動選別装置20と、この揺動選別装置20の前端部の下方に位置する唐箕10から脱穀装置後方向きに供給される選別風とによって穀粒と塵埃に選別し、穀粒を揺動選別装置20の下方に落下させ、塵埃を扱室Aの後方に位置する排塵ファン13の排出口や、脱穀装置1の後部に位置する排塵口14から選別風と共に機体外に排出するように選別部Bを構成してある。選別部Bから落下した1番穀粒を、揺動選別装置20の下方の唐箕10の後方近くに位置する1番スクリューコンベヤ11によって脱穀装置1の横外側に搬出するように構成してある。選別部Bから落下した2番穀粒を、揺動選別装置20の後端部の下方に位置する2番スクリューコンベヤ12によって脱穀装置1の横外側に搬送し、脱穀装置1の横外側で揚送装置15によって揚送して、この揚送装置15の吐出口から脱穀装置1の内部に放出して揺動選別装置20の始端側に還元するように構成して回収部Cを構成し、もって、コンバイン用の脱穀装置1を構成してある。
図1に示すように、前記揺動選別装置20は、選別用シーブケース21、この選別用シーブケース21の内部に揺動選別装置20の前後及び上下方向に並べて装着したグレンパン6、チャフシーブ7、ストローラック8、グレンシーブ9を備えて構成してある。選別用シーブケース21の前端側を、揺動リンク26を介して脱穀装置1に前後移動自在に支持させ、選別用シーブケース21の後端側を、偏芯駆動機構31を備えた揺動選別装置駆動装置30を介して脱穀装置1に支持させてある。
これにより、揺動選別装置20は、前記揺動選別装置駆動装置30によって脱穀装置1の前後方向に揺動するように駆動され、扱室Aからの脱穀処理物をグレンパン6、チャフシーブ7などの各選別体によって脱穀機体後方向きに搬送しながら穀粒と、ワラ屑などの塵埃とに選別処理し、穀粒を1番スクリューコンベヤ11や2番スクリューコンベヤ12に落下させ、塵埃を排塵口14に送出するとか選別風によって搬出させる。
揺動選別装置駆動装置30について説明する。図1及び図2に示すように、揺動選別装置駆動装置30は、脱穀装置1の左右両側板1A、1Aに亘って架設される直線状駆動軸16とその直線状駆動軸16に取付られる偏芯カム体17とからなる偏芯駆動機構31とを備え、かつ、前記直線状駆動軸16を一方の側板1Aより外方に突出させてその突出端に取り付けた駆動プーリ18と、前記偏芯カム体17の回転駆動を選別用シーブケース21に伝達すべくその選別用シーブケース21から垂下されているブラケット19とを備えて構成されている。駆動プーリ18には、唐箕10の軸、一番物スクリューコンベア11の軸、二番物スクリューコンベア12の軸に亘って掛け渡されているベルト(図示せず)を介して動力伝達されている。
偏芯駆動機構31について詳述する。図2〜4に示すように、直線状駆動軸16を両側板1A、1Aにおいてベアリング22,22で回転自在に支持するとともに、両側板1A、1Aの内側に円形状の偏芯カム体17を遊嵌してある。偏芯カム体17は、円形状のものであり、半径中心位置より偏芯した位置に、直線状駆動軸16を挿通させる挿通孔17Aを形成してある。偏芯カム体17の外周面にはベアリング機構23のコロガリ用玉23Aを転動案内する案内溝23aを形成してある。
このように、偏芯カム体17の外周面に案内溝23aを構成することによって、この偏芯カム体17をベアリング機構23としてのコロガリベアリングのインナーレースに兼用している。
コロガリ用玉23Aの外側にはコロガリベアリングを構成するアウターレース23Bを配置してあり、偏芯カム体17の回転作動を案内する構成を採っている。図3及び図5に示すように、アウターレース23Bの外周面には、二条の環状溝23b、23bが円周方向に沿って凹設してある。二条の環状溝23b、23bの間に選別用シーブケース21から垂下された板状のブラケット19を受け止めるべく受止面23cを形成し、その板状ブラケット19を挟み込むように二条の環状溝23b、23bに軸用止め輪24,24(本発明に係る「環状部材」に相当)を夫々嵌め込み、ベアリング機構23をブラケット19に取り付けるように構成してある。
ブラケット19の構造について説明する。図3及び図4に示すように、ブラケット19は上側ブラケット19Aとベアリング機構23に下方から当てがわれる下側ブラケット19Bとからなる。上側ブラケット19Aは、選別用シーブケース21の横側面にボルト止めされるように3箇所にボルト挿通孔19aが形成されるとともに、ベアリング機構23の受止面23cに当接する下向き面に円弧凹入状の載置面19bが形成されている。下側ブラケット19Bは、円弧部分19Rと、前後の脚部19K,19Kとを備えて構成され、脚部19Kの上端側に、選別用シーブケース21の底面にボルトで着脱自在に構成すべくアングル状に折り曲げたフランジ部19cが形成され、円弧部分19Rに、ベアリング機構23の外周面に形成した受止面23cに当てがわれる円弧凹入面19dが形成されている。
図4に示すように、下側ブラケット19Bの円弧凹入面19dはベアリング機構23のアウターレース23Bの下半分に相当する部分に当接しており、上側ブラケット19Aの円弧凹入状の載置面19bは、アウターレース23Bの上半部に相当する部分に当接しており、偏芯駆動機構31と選別用シーブケース21と両ブラケット19A、19Bで連結し、両ブラケット19A、19Bを介して偏芯駆動機構31で選別用シーブケース21を駆動すべく構成してある。
バランスウエイト機構25について説明する。図2及び図3に示すように、直線状駆動軸16で左右ベアリング機構23,23の装着部位より内側に板状のアーム25A、25Aを固着し、アーム25A、25Aの先端部同士に亘って直線状駆動軸16に平行に、角棒状のバランスウエイト体25Bを架設してある。板状のアーム25A、25Aをバランスウエイト体25Bに対して直線状駆動軸16を挟んで反対側に延出し、その延出する部分と偏芯カム体17に形成したボルト挿通用孔17Bとに亘ってボルトを挿通し、偏芯カム体17とアーム25Aとを連結して、バランスウエイト機構25と偏芯カム体17とを一体で回動すべく構成してある。
以上のように、直線状駆動軸16と、バランスウエイト機構25を支持している板状アーム25A、25Aとを固着するとともに、このアーム25Aと偏芯カム体17とをボルト連結することによって、直線状駆動軸16でアーム25Aを介して偏芯カム体17を回転駆動できるようになっている。そして、直線状駆動軸16より一方に延出したアーム25Aを偏芯カム体17の回転中心より偏芯した部分にボルトで取り付け固定するとともに、前記アーム25Aの偏芯カム体17を取り付けた一方の端部に対して直線状駆動軸16を基準に180°反対側にアーム25Aの反対側の端部を延出して、その延出端にバランスウエイト機構25を取付けているので、直線状駆動軸16を挟んで偏芯カム体17の偏芯部分とバランスウエイト機構25とが180°対角位置に位置して偏芯荷重を解消する構成を取っている。
偏芯カム体17の回転によって、その偏芯カム体17に取り付けられている二つのブラケット19A、19Bを介して選別用シーブケース21の後部側が偏芯駆動されることによって、選別用シーブケース21は前部側の揺動リンク26の支点を中心に楕円状の軌跡を描きながら前後揺動するのである。選別用シーブケース21においては、楕円状の前後揺動によって選別物を後方側に送りながら、比重差選別を行うのである。
次に、直線状駆動軸16の脱穀側板1A,1Aでの取付構造について説明する。図2に示すように、前記したようにベアリング22を介して直線状駆動軸16を脱穀側板1Aで支持することとなる。
一方、前記した偏芯カム体17及びバランスウエイト25Bとを一体的に装着した直線状駆動軸16を脱穀装置1の内部空間に搬入できるように、図示してはいないが、脱穀側板1Aに挿入孔を形成してある。
図2に示すように、脱穀側板1Aの外側に前記挿入孔を塞ぐ蓋部材27をボルト止めするとともに、その蓋部材27の外側にさらにベアリング22のベアリングホルダー28を設けてある。べアリングホルダー28は図示してはいないが、ビス等を使用して蓋部材27にベアリング22を保持した後に取付固定できるようにする。蓋部材27にはベアリング22のアウターレースを受け止めるだけの貫通孔27aが形成してあり、ベアリングホルダー28に保持されているベアリング22が脱穀装置1の内部空間内に抜け出すことを阻止する構成を採っている。
一方、反対側の脱穀側板1Aにおいても、次に示すような直線状駆動軸16の支持構造が形成されている。図2に示すように、脱穀側板1Aに貫通孔を形成するとともに、その貫通孔から突出することとなるベアリングホルダー部29Aを膨出させた蓋体29をボルトで脱穀側板1Aに装着する。そして、更に、蓋体29の内側に、ベアリング22の抜け出しを阻止する受止板32を配置し、この受止板32も蓋体29とともにボルトで脱穀側板1Aに取付固定する。
ここで、脱穀側板1Aに形成した貫通孔としては、ベアリングホルダー部29Aを突出させるだけの大きさに形成されてはいるが、前記した偏芯カム体17及びバランスウエイト25Bとを一体的に装着した直線状駆動軸16を脱穀装置1の内部空間に搬入できる大きさに形成してもよい。
〔別実施形態〕
(1) 上記実施形態としては、偏芯カム体17の外周部をインナーレースに兼用する構成を示したが、通常のベアリングのように、アウターレース23B、コロガリ玉23A、インナーレースを備えたものを、偏芯カム体17に外嵌する構成を採ってもよい。
(2) コロガリベアリングとしては、コロガリ体としてコロガリ用コロを使用したものであってもよい。
(3) バランスウエイト機構25を構成するに、直線状駆動軸26とバランスウエイト25Bを吊り下げ支持している板状のアーム25Aとを溶接で一体化しているが、板状のアーム25Aを直線状駆動軸26にボルトで着脱自在に構成することとしてもよい。
そうすると、前記したように、脱穀側板1Aに板状のアーム25Aを直線状駆動軸26と板状のアーム25A、及び、バランスウエイト25Bとを一体化した大きな面積を占めるものを脱穀側板1Aより取り出すために大きな径の挿通孔を形成する必要はなく、直線状駆動軸26を取入取出するための小さな径の挿通孔を設けるだけでよい。
(4) ブラケット19としては、上側及び下側ブラケット19A,19Bのいずれについても選別用シーブケース21に対して着脱自在に構成してあるが、一方だけを取り外すことが可能なように構成してもよい。
脱穀装置の縦断側面図 偏芯駆動機構とバランスウエイト機構とを示す縦断背面図 偏芯カム体をブラケットに取り付ける前の状態を示す分解斜視図 偏芯カム体をブラケットに取り付け、ブラケットをシーブケースに取り付けた状態を示す側面図 偏芯カム体にベアリング機構を外嵌した状態を示す縦断正面図
16 直線状駆動軸
17 偏芯カム体
19 ブラケット
19A 上側ブラケット
19b 載置面
19B 下側ブラケット
19c フランジ部
19d 円弧凹入面
19K 脚部
19R 円弧部分
21 選別用シーブケース
23 ベアリング機構
23A コロガリ体
23B アウターレース
23a 案内面
23b 環状溝
24 軸用止め輪環状部材
31 偏芯駆動機構

Claims (7)

  1. 選別用シーブケースを偏芯駆動機構によって揺動駆動すべく構成してある脱穀装置の揺動選別装置であって、
    前記偏芯駆動機構を、前記選別用シーブケースに取り付けたブラケットと、直線状の駆動軸に偏芯した状態で取り付けた偏芯カム体と、前記ブラケットと前記偏芯カム体との間に介在されるベアリング機構とで構成し、
    前記ブラケットを、前記ベアリング機構を上下から挾持して支持する背面視で縦板状の上側ブラケットと背面視で縦板状の下側ブラケットとの二部材で構成し、
    前記上側ブラケットと前記下側ブラケットとを連結せずに、前記上側ブラケットと前記下側ブラケットとをそれぞれ前記選別用シーブケースに直接連結してある脱穀装置の揺動選別装置。
  2. 選別用シーブケースを偏芯駆動機構によって揺動駆動すべく構成してある脱穀装置の揺動選別装置であって、
    前記偏芯駆動機構を、前記選別用シーブケースに取り付けたブラケットと、直線状の駆動軸に偏芯した状態で取り付けた偏芯カム体と、前記ブラケットと前記偏芯カム体との間に介在されるベアリング機構とで構成し、
    前記ブラケットを、前記ベアリング機構を上下から挾持して支持する背面視で縦板状の上側ブラケットと背面視で縦板状の下側ブラケットとの二部材で構成し、
    前記上側ブラケットに円弧凹入状の載置面を形成すると共に、前記下側ブラケットに円弧凹入面を形成し、かつ、前記ベアリング機構の外周面を前記載置面及び前記円弧凹入面よりも左右に幅広に形成すると共に、前記ベアリング機構の外周面に二条の環状溝を形成し、
    前記載置面及び前記円弧凹入面が前記二条の環状溝の間に位置するように、記載置面と前記円弧凹入面との間に前記ベアリング機構の外周面を挟み込み、かつ、二条の前記環状溝の夫々に環状部材を嵌め込んで前記ベアリング機構の左右の抜け止めをすることで、前記ベアリング機構が前記ブラケットに取り付けられるように構成してある脱穀装置の揺動選別装置。
  3. 前記上側ブラケットが前記選別用シーブケースの横側面に連結され、前記下側ブラケットが前記選別用シーブケースの底面に連結されている請求項1又は2記載の脱穀装置の揺動選別装置。
  4. 前記下側ブラケットを、上端側に前記選別用シーブケースの底面に連結される前後のフランジ部が形成された側面視でU字状に構成するとともに、前記上側ブラケットを、前記選別用シーブケースの底面よりも下方に垂下し、この上側ブラケットの垂下した部分と前記下側ブラケットの円弧部分との間に前記ベアリング機構を挾持してある請求項3記載の脱穀装置の揺動選別装置。
  5. 側面視において、前記上側ブラケットの垂下した部分が、前記円弧部分に連設され且つ上端側に前記フランジ部が形成される前記下側ブラケットの前後の脚部の間に位置するように、前記上側ブラケット及び前記下側ブラケットを構成してある請求項4記載の脱穀装置の揺動選別装置。
  6. 前記ベアリング機構をコロガリベアリングで構成し、前記偏芯カム体の外周面に前記コロガリベアリングのコロガリ体を案内する案内面を設けて、前記偏芯カム体を前記ベアリング機構のインナーレースに兼用してある請求項1〜5のいずれか一項に記載の脱穀装置の揺動選別装置。
  7. 前記ベアリング機構を、アウターレース、コロガリ体、及び、インナーレースで構成するとともに、前記インナーレースを前記偏芯カム体の外周面に嵌合してある請求項1〜5のいずれか一項に記載の脱穀装置の揺動選別装置。
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