JP4954487B2 - 会員情報管理センタ装置及び会員情報管理方法 - Google Patents

会員情報管理センタ装置及び会員情報管理方法 Download PDF

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Description

本発明は、会員情報管理センタ装置及び会員情報管理仲介システムとサービス提供者装置、会員媒体並びに会員情報管理方法であり、特に会員のプライバシを保護しつつ、会員一人一人に合わせたサービスの提供を実現可能にする会員情報管理方法及び装置に関する。
会員のプライバシ保護や、会員一人一人に合わせたサービスの提供に関連する従来技術として、例えば特許文献1に記載の技術が知られている。本従来技術は、センタで会員の個人情報を一元管理し、事業者に共同利用させるものであり、個人情報をどの事業者に開示するかを設定できるようにすることで、会員の許可を得ない個人情報利用を防ぎ、会員のプライバシを守れるようにしている。一方、個人情報の開示を受けた事業者は、独自に個人情報を収集する必要がなくなるので、個人情報の収集や管理にかかる労力を下げることが可能となっている。
また、特許文献2でも、センタ管理の個人情報を、会員が設定した利用条件に基づいて事業者に利用させる方法が提案されている。
特開2001−357242号公報 特開2003−85493号公報
しかし前述の従来技術は、たとえ開示制御をしていても、センタで管理している情報が露呈してしまった場合には、個々の会員ごとの詳細な会員情報が外部に知れ渡ってしまい、大きな問題となる。
従来の会員管理システムは、外部からのアタックに対する対策は厳重に取られていることが多いが、内部者による不正への対策については、まだ運用に頼ることが多く、課題となっている。
本発明の目的は、前述の従来技術の課題を解決し、センタの管理権限がある内部者による不正があった場合でも、一定のレベルで会員のプライバシを守れるようにすることにあり、会員のプライバシを守る方策をとりつつも、会員一人一人に合わせたサービスを実現可能にする会員サービス提供者向けのマーケティング用情報を得ることができる会員情報管理センタ装置及び会員情報管理仲介システムとサービス提供者装置、会員媒体並びに会員情報管理方法を提供することにある。
二次会員IDを個別会員IDと対応して有する会員サービス提供者装置とネットワークを介して接続し、会員媒体を所有する会員の会員情報を管理する会員情報管理センタ装置であって、会員サービス利用時の情報などの個別会員情報を個別会員IDでそれぞれ管理する複数の個別会員情報データベースと、二次会員情報を二次会員IDで管理する二次会員情報データベースとを備え、前記会員サービス提供者装置から個別会員IDと二次会員IDを対応させるサービス提供者管理関連付け情報を受信すると、名寄せを行い、その際に個別会員情報について一意に推定されることを防止可能にする所定の情報加工処理を実施して抽象化個別会員情報を作成し、二次会員IDと抽象化個別会員情報を含む名寄せ会員情報を作成して前記二次会員情報データベースに記憶し、二次会員ID情報と個別会員ID情報を対応させる情報を廃棄する会員情報管理センタ装置を用いる。
本発明によれば、センタ装置に管理される会員情報がそのまま露呈しても、個々の会員ごとの詳細な会員情報は把握が困難なようになっているので、一定のレベルで会員のプライバシを守ることが可能となる。また、会員のプライバシを守りつつも、会員サービス事業者が利用可能なマーケティング情報が提供されるので、会員一人一人に合わせた会員サービスを実施できるようになる。
本発明を実施するための最良の形態を説明する。
以下、本発明の会員情報管理センタ装置及び会員情報管理仲介システムとサービス提供者装置、会員媒体並びに会員情報管理方法の実施例について、図面を用いて詳細に説明する。
実施例を説明する。図1は、本発明の一実施形態における会員情報管理システムの構成概要を示す図である。図1において、1は会員情報管理センタ装置、2は会員サービス提供者装置、3は仲介装置、4は会員媒体、5、6はネットワークである。会員情報管理システムは、会員情報管理センタ装置1がネットワーク5、6を介して、それぞれ会員サービス提供者装置2、仲介装置3と接続されている。
会員情報管理センタ装置1は、サーバ用コンピュータにて構成されており、移動体通信網やインターネット、専用線網などのネットワーク5、6を経由して、それぞれ会員サービス提供者装置2、仲介装置3と通信を行うことが可能である。
会員サービス提供者装置2は、会員サービス提供者が提供するサービスにおける会員管理や、会員のマーケティングに用いられる装置であり、具体的にはPC(Personal Computer)やサーバ用コンピュータ等であってよい。サーバ用コンピュータは、会員サービス提供者がネット上に店舗を構える場合にあてはまる。会員サービス提供者装置2は、管理している会員のID(会員ID、二次会員ID)や、操作ログ、キャンペーン等の実施に関する実施状況を示すフラグ等を保持し、正味の会員情報は基本的に管理しない。会員情報の参照や、検索をする場合には、会員情報管理センタ装置1に接続して行う。ネットワーク5の接続環境が貧弱な場合は、自らが提供する会員サービスの会員情報のみ、会員サービス提供者装置2でローカル管理できる。但し、定期的に会員情報管理センタ装置1に接続し、管理している会員情報が最新の情報となるよう維持する必要がある。サービス提供者装置2は、サービス提供者の操作により、マーケティング処理を実行可能であり、前記管理している会員の会員IDや二次会員IDを会員情報管理センタ装置1に送るとともに、マーケティング実施条件を指定することで、会員分析を行うことができる。また、販促依頼も行えるようにでき、前述の会員分析で販促のターゲット会員が決まった際に、会員情報管理センタ装置1に対して販促内容情報を含む販促依頼をすることで、会員情報管理センタ装置1に販促を代行してもらうことが可能である。尚、会員サービス提供者装置2における前述の一連の処理では、会員情報そのものは必要最低限しか、会員サービス提供者側に表示しない(通常は、会員サービス提供者が提供する自らのサービスで獲得した会員に関する会員情報のみ)。これは会員側のプライバシ保護に加え、会員サービス提供者側における個人情報取扱い周りでのリスク回避をはかるためである。会員のID等、会員サービス提供者装置2で管理する会員情報についても、知覚の必要がない情報に関しては暗号化しておき、外部者はもとより会員サービス提供者にも分からないようしておけば、リスク管理上安全である。
仲介装置3は、会員サービスの会員が直接、会員情報管理センタ装置1に接続するのに用いる装置であり、会員が所有する会員媒体4との組合せで、さまざまなバリエーションを取りうる。
会員媒体4は、会員が会員サービスを受けるのに必要となる媒体であり、加入している会員サービスの会員IDや、サービス提供者にマーケティングを許可した場合はマーケティング情報用の二次会員IDを格納する。会員媒体4は、会員であることの表示、会員情報の制御、会員サービスの入退会申請、マーケティング情報の利用許可や中止指示等に用いられる。具体的には、会員媒体4に格納の前記個別会員ID及び二次会員IDを会員情報管理センタ装置1、あるいは会員サービス提供者装置2へ送付することで実現する。例えば、会員媒体4から会員ID情報を、仲介装置3で読み取って、サービス退会の旨とあわせて会員情報管理センタ装置1へ送付すれば、当該会員IDを管理する会員サービスは退会となる。また例えば、会員媒体4から、前述の二次会員IDを、マーケティングを許可する会員サービスの会員サービス提供者装置2へ送付すれば、それ以降、当該会員サービス提供者装置2は、受け取った二次会員IDを利用して会員情報管理センタ装置1に接続し、各種マーケティング処理を実施することができるようになる。会員媒体4は、具体的な形態としては、磁気カードやICカード等のカード媒体、非接触IC搭載携帯電話、(家電、PC等とつながる)ホームサーバ等でありえる。会員媒体4が磁気カードやICカード等のカード媒体の場合、対となる仲介装置3としては銀行のATM(Automatic Teller Machine)や、鉄道会社の駅務機器、キオスク端末等が挙げられる。会員媒体4が非接触IC搭載携帯電話の場合は、対となる仲介装置3には、携帯電話上のアプリケーションが相当の機能をもつものとなりえる。会員媒体4がホームサーバの場合は、仲介装置3は会員情報管理センタ装置1に内包されうるパタンが考えられる。尚、ここで挙げた会員媒体4と仲介装置3との組合せは例であり、ほかの組合せを排除するものではない。なお、会員媒体4には、後述する登録ログが格納される。
会員情報管理センタ装置1は、情報記憶部11、情報送受信部12、情報管理部13、情報導出部14、CPU(中央処理装置)15を備えて構成されている。情報記憶部11はさらに、複数の会員情報DB(Database)111、二次会員情報DB112、作業用記憶領域113、DB登録ログ保存領域114を備えて構成され、会員情報DB111と二次会員情報DB112は、会員サービス提供者が提供する会員サービスの会員情報(属性、趣味・嗜好、サービス利用履歴等)が登録される。会員情報DB111は、基本的に1つのDBに1つの会員サービスを割当て、当該会員サービスの会員情報を管理するが、この際、他の会員サービス(会員情報DB111)との間で、管理する会員情報の項目が重複しないように調整を行う。これは重複項目があると、その項目の情報をキーとして、不正に名寄せが行われてしまう可能性があるからである。したがって、通常会員本人にのみ依存し、会員サービス毎で管理しようとすると重複する可能性が高くなってしまう、氏名、性別、年齢、住所、電話番号等の会員(属性)情報については、会員サービス毎ではなく、一定の条件の下で共通利用するようにそれぞれ別個の会員情報DB111で管理する。尚、ここでいう一定の条件とは、各会員が、当該会員情報(氏名、住所、電話番号等)の利用を、会員サービス提供者へ許可することであり、許可の方法は、前述のマーケティング許可手順と同様である。会員情報DB111及び二次会員情報DB112はまた、DB毎にそれぞれ、別個のID採番ルールを用いて個別会員ID、二次会員IDを採番するようにする。これにより、同一会員の会員情報が、複数の会員情報DB111に登録されている場合でも、それらの会員IDはそれぞれ全く関連のない別個のIDとなるので、前述と同様、会員ID、二次会員IDをキーとした不正な名寄せが行われる可能性を防ぐことができるようになる。二次会員情報DB112は、会員情報DB111に登録される会員情報をもとにして生成される情報(二次会員情報)を登録する。本実施形態では、各会員サービス提供者がマーケティングに利用可能なマーケティング情報を生成し、二次会員情報DB112に登録する。二次会員情報は、会員情報から生成されていればその要件を満たすものであるので、別の実施形態においては別の内容の情報となっても、全く問題ない。作業用記憶領域113は、情報を一時的に保持するのに使用される。本実施形態では、前述のマーケティング情報を生成する際、その前段の処理で必要となる、二次会員IDとそれに関連付けられた会員ID(サービス提供者管理ID関連付け)を一時的に保持するのに使用する。DB登録ログ保存領域114は、会員情報DB111、二次会員情報DB112に登録される会員情報に変更(新規登録、更新、削除)が発生した場合に、その変更発生日時をログとして保存する。本実施形態では、二次会員情報DB112に変更が発生した際にDB登録ログ保存領域114へ保存するログは、二次会員IDと日時のみからなる情報とし、例えば二次会員情報が生成された際に用いられた会員ID(の組)は、ログとして保存しない。これは、当該会員ID(の組)が保存されると、それを用いて会員情報DB112から不正に個々の会員ごとの詳細な会員情報を取得されてしまう可能性があるからである。
情報送受信部12は、ネットワーク5、6経由で会員サービス提供者装置2、仲介装置3と接続し通信を行い、情報記憶部11、情報管理部13、情報導出部14と処理をやりとりする。
情報管理部13は、情報記憶部11に対する情報の読書きの制御を司る。
情報導出部14は、入力情報に対し所定のロジックに従った処理を実施する。本実施形態においては、前述の二次会員情報(マーケティング情報)を生成するのに必要となる各種導出処理を実施する。
CPU(中央処理装置)15は、会員情報管理センタ装置1全体の制御を行うものであり、プログラム(ソフトウェア)にしたがって、各種の処理を実行する。
図2は、本実施例における、複数の会員情報DB111に記憶される記憶内容の一例を示す図である。図中(A)は氏名、(B)は性別、(C)は来店店舗、(D)は商品の販売ログ、を会員情報として管理している。この例では、前記4つの会員情報DBに登録されている10名の会員に関する会員情報の具体的内容を示している(同じ行に同一会員の会員情報が並んでいるわけではない)。前述の通り、DB間で重複する会員情報の項目はなく、またIDの採番ルールも別個のため、この状況から会員毎の会員情報を正確に抽出し、名寄せすることは困難であることがわかる。
図3乃至図5は、実施例1における会員情報管理センタ装置1の処理動作のうち、特に、二次会員情報を生成して、二次会員情報DB112に登録する処理を中心に概要を説明するフローチャートの一例である。次にこれらを説明する。図3ではまず、会員からマーケティング情報を生成する許可を得た際に、当該会員のマーケティング情報を格納するための新規エントリを、二次会員情報DB112に生成するフローについて説明する。
(1)まず、情報送受信部12において、仲介装置3から二次会員情報DB112への新規エントリ生成許可通知を受信したか否かを判定する(ステップS1001)。
(2)ステップS1001の判定で、新規エントリ生成許可通知の受信があった場合、情報管理部13を用いて、二次会員情報DB112に新たなエントリを設けるとともに、当該エントリに新たに採番した二次会員IDを登録する(ステップS1002)。
(3)新たに採番した二次会員IDを含む新規エントリ生成完了通知を、情報送受信部12を用いて仲介装置3に送信し、会員媒体4へ、新たに採番した二次会員IDを格納させるようにする(ステップS1003)。
以上の手順により、会員情報管理センタ装置1は、会員からマーケティング情報生成の許可を得た際に、当該会員のマーケティング情報を登録するための新規エントリを、二次会員情報DB112に生成ができるようになる。
図4では、会員情報をもとにマーケティング情報を生成し、二次会員情報DB112へ当該マーケティング情報を登録するフローと、そのフローにおける各処理過程において、どのようにしたら、不正者に個々の会員の詳細な会員情報を露呈させないようにできるかを説明する。
(1)まず、情報送受信部12において、会員サービス提供者装置2から、当該会員サービス提供者装置2で管理する全てのサービス提供者管理ID関連付けを含む、二次会員情報DBの更新用のサービス提供者管理ID関連付け送付通知を受信したか否かを判定する(ステップS1011)。サービス提供者管理ID関連付けは、例えば図6に示すような情報である。図中、ID(M)は二次会員ID(マーケティング情報のID)であり、ID(A)〜ID(D)は関連付けられた会員IDである。複数の会員サービス提供者装置2から図6に示すような情報を受け取ることで、二次会員情報の生成に用いる会員情報の会員IDと、生成した二次会員情報に対応づけられる二次会員IDを把握することが可能となる。
(2)ステップS1011の判定で、サービス提供者管理ID関連付け送付通知の受信があった場合、受信したサービス提供者管理ID関連付けを、情報管理部13を用いて、作業用記憶領域113へ一時保存し、情報送受信部12を用いて、サービス提供者管理ID関連付け受信通知を、会員サービス提供者装置2へ送信する(ステップ1012)。
(3)二次会員情報を利用する全ての会員サービス提供者装置2から、サービス提供者管理ID関連付け送付通知を受信し終えたか否かを判定する(ステップS1013)。
(4)ステップS1013の判定で、二次会員情報を利用する全ての会員サービス提供者装置2から、サービス提供者ID関連付け送付通知を受信し終えていた場合、作業用記憶領域113に一時保存していたサービス提供者管理ID関連付けを、情報管理部13を用いて全て読み出して、読み出したサービス提供者管理ID関連付け全てから、情報導出部14を用いて、会員単位ID関連付けを求める(ステップS1014)。会員単位ID関連付けは、図7に示すように、同一の二次会員IDをもつサービス提供者管理ID関連付けを全て抽出し、抽出した結果に含まれるすべての会員IDの名寄せを行うことで求める。これを各二次会員IDごとに実施する。
(5)情報管理部13を用いて、会員情報DB111から、会員単位ID関連付けに含まれる会員IDと対応づけられた会員情報を抽出し、抽出した会員情報を名寄せする(ステップS1015)。図8は、図2の例に対し名寄せを実施した例である。これにより、本会員情報管理システム上で提供される全サービスにおける、同一の会員についての会員情報が統合される(統合される会員情報は、マーケティング許可済みの会員サービスについての会員情報のみ)。
(6)名寄せの実施結果に対し、情報導出部14を用いて情報加工処理を実施する(ステップ1016)。名寄せの実施結果は、各会員の会員情報を統合した情報なので、詳細度の高い情報となっており、外部へ露呈してしまった場合のリスクが大きい。そこで、名寄せの実施結果に対し、さらに情報加工処理を施して、個々の会員情報を一意に推定し得ない程度の情報へ変換を行うようにする。これにより、情報が万一外部に露呈しても個々の会員情報は詳細には把握できなくなり、会員のプライバシを一定のレベルで確保できるようになる。尚、本発明の実施形態では、情報加工処理のスキームそのものには踏み込まないこととし、目的に合った適切な情報加工処理スキームを利用するものとする。図9は、図8で示した名寄せ実施時の情報に対し、情報加工処理を施した例を示す図である。この例では、会員ごとの会員情報について、必ず同じ内容の会員情報が別に存在するように変換を施している。
(7)情報加工結果を二次会員情報(マーケティング情報)として、情報管理部13を用いて、各二次会員IDごとに、二次会員情報DBへ登録する(ステップS1017)。
(8)二次会員IDと登録日時からなる登録ログを、情報管理部13を用いて、DB登録ログ保存領域114へ保存する(ステップS1018)。
以上の手順により、会員情報管理センタ装置1は、マーケティング情報を二次会員情報DB112へ登録することができ、これにより、本会員情報管理システム1を利用する会員サービス提供者へ、マーケティング情報が提供できるようになる。
尚、前述の手順においては、名寄せ処理が正しく完了した時点で、できるだけ早くサービス提供者管理ID関連付け、及び会員単位ID関連付けを消去するのが望ましい。これは、サービス提供者管理ID関連付け、及び会員単位ID関連付けを用いた不正な名寄せが行われるのを防止するためである。
図5では、二次会員情報(マーケティング情報)を二次会員情報DB112へ登録した後に、会員サービス提供者装置2、または仲介装置3から、二次会員情報の登録ログを要求された際の対応フローについて説明する。
(1)まず、情報送受信部12において、要求通知を受信したら(ステップS1021)、その内容を解析する(ステップS1022)。
(2)解析結果が、会員サービス提供者装置2からの二次会員情報登録ログ一括要求通知であった場合は、情報管理部13を用いて、当該要求通知に含まれる複数の二次会員ID各々に対応した登録ログを、登録ログが保存されているDB登録ログ保存領域114から読み出して、読み出した登録ログを含む二次会員情報登録ログ一括送付通知を、情報送受信部12を用いて、会員サービス提供者装置2へ送信する(ステップS1023)。
(3)解析結果が、仲介装置3からの二次会員情報登録ログ要求通知であった場合は、情報管理部13を用いて、当該要求通知に含まれる二次会員IDに対応した登録ログを、登録ログが保存されているDB登録ログ保存領域114から読み出して、読み出した登録ログを含む二次会員情報登録ログ送付通知を、情報送受信部12を用いて、仲介装置3へ送信し、会員媒体4へ格納させる(ステップS1024)。
以上の手順により、会員情報管理センタ装置1は、会員サービス提供者装置2、または仲介装置3からの要求に応じて、適切に二次会員情報の登録ログを送付可能となる。
以上の手順で実施する、会員サービス提供者装置2、または仲介装置3への二次会員情報の登録ログ送付は、会員媒体4へ登録ログを格納させることを目的としたものである。これは、DB登録ログ保存領域114で保存する登録ログの内容が、本実施形態では二次会員IDと日時情報のみであり、ログとしての証拠性が十分でなくなっているため、会員媒体4に格納されている会員ID、二次会員IDと一緒に格納することで、二次会員情報の生成に用いた会員情報の会員IDが明確になるようにし、ログとしての役割を果たさせようとするものである。
本発明によれば、会員情報管理センタ装置1に管理される会員情報、二次会員情報、登録ログは、そのまま露呈しても、個々の会員ごとの詳細な会員情報は把握が困難なようになっているので、一定のレベルで会員のプライバシを守ることが可能となる。このことは、会員情報管理センタ装置1の管理者にも同条件であるので、いわゆる内部者の不正に対しても、前述と同様の一定のレベルで会員のプライバシを守ることが可能である。
また、本発明によれば、会員のプライバシを守りつつ、会員サービス事業者によって利用可能なマーケティング情報(二次会員情報)が提供されるので、会員サービス提供者は、会員一人一人に合わせた会員サービスの提供が実施できるようになる。
本発明の実施例における各プレイヤを具体的に想定すると、以下のようなパタンが考えられる。
(1)会員媒体4は、乗車券ICカードであり、会員情報管理センタ装置1は、乗車券ICカードの管理センタを含む形態で全体を管理。仲介装置3は、駅に設置される駅務機器やATM、会員サービス提供者には、鉄道会社自身に加え、関連会社のコンビニや駅ビル等が相当するパタン。
(2)会員媒体4は、流通企業と提携のクレジットカードであり、会員情報管理センタ装置1は、クレジットや流通企業のポイントを管理。仲介装置3は、金融機関に設置のクレジット提携ATMやキオスク端末、会員サービス提供者には、流通企業、クレジット会社、流通企業にテナントとして入っている店舗等が相当するパタン。
(3)会員媒体4は、家庭に設置されるホームサーバであり、会員情報管理センタ装置1は、ホームネットワーク向け会員サービスやハウス/マンションデベロッパーの顧客を管理。仲介装置3は、同会員サービスのポータルサイトが内包し、会員サービス提供者には、同会員サービスのポータル運営企業、ハウス/マンションデベロッパー、地域コミュニティサービスの事業者等が相当するパタン。
以上実施例で説明したように、本発明の実施形態は、会員情報管理センタ装置と、会員媒体と、ネットワークを介して前記情報管理センタ装置と前記会員媒体の両者間の処理を仲介する仲介装置と、を含む会員情報管理システムを用いて会員情報を管理する会員情報管理方法であって、前記会員情報管理センタ装置は、会員情報を会員ごとの会員IDで管理する複数の会員情報データベースと、前記複数の会員情報データベースに管理される会員情報をもとにして生成した二次会員情報を会員ごとの二次会員IDで管理する二次会員情報データベースを有し、前記会員媒体は、1つ以上の会員ID及び二次会員IDを格納しており、前記会員情報管理センタ装置において、前記仲介装置から、前記二次会員情報データベースへの新規エントリ生成許可通知を受信した場合には、前記二次会員情報データベースに新たなエントリを設けるとともに、当該エントリに新たに採番した二次会員IDを登録し、当該新たに採番した二次会員IDを含む新規エントリ生成完了通知を前記仲介装置に送信して、前記会員媒体へ前記新たに採番した二次会員IDを格納させることを特徴としている。
また、本発明の実施形態は、会員情報管理センタ装置と、会員媒体と、第一のネットワークを介して前記会員情報管理センタ装置に接続された1つ以上の会員サービス提供者装置と、第二のネットワークを介して前記会員情報管理センタ装置と前記会員媒体の両者間の処理を仲介する仲介装置と、を含む会員情報管理システムを用いて会員情報を管理する会員情報管理方法であって、前記会員情報管理センタ装置は、会員情報を会員ごとの会員IDで管理する複数の会員情報データベースと、前記複数の会員情報データベースに管理される会員情報をもとにして生成した二次会員情報を会員ごとの会員IDで管理する二次会員情報データベースを有し、前記会員媒体は、1つ以上の前記会員ID及び前記二次会員IDを格納しており、前記会員サービス提供者装置は、会員サービス提供者が提供する会員サービスの会員の会員IDと会員情報を、同一の会員ごと関連付けて管理しており、前記会員情報管理センタ装置において、前記会員サービス提供者装置から、当該会員サービス提供者装置で管理する全ての二次会員IDとそれに関連付けられた会員ID(サービス提供者管理ID関連付け)を含む、前記二次会員情報データベースの更新用のサービス提供者管理ID関連付け送付通知を受信した場合には、受信したサービス提供者管理ID関連付けを一時的に保持して、サービス提供者管理ID関連付け受信通知を前記会員サービス提供者装置へ送信し、前記二次会員情報を利用する全ての会員サービス提供者装置から前記サービス提供者管理ID関連付け送付通知を受信し終えた場合には、その時点で保持しているサービス提供者管理ID関連付け全てから、各二次会員IDごとに関連付けられる全ての会員ID(会員単位ID関連付け)を求め、求めた会員単位ID関連付けを用いて前記会員情報データベースから会員情報を抽出して名寄せを実施し、さらに名寄せの実施結果に対し、名寄せ実施に用いた個々の会員情報が一意に推定されることを防止可能にする所定の情報加工処理を実施し、情報加工処理を実施した結果を二次会員情報として各二次会員IDごとに前記二次会員情報データベースに登録し、二次会員IDと登録日時を含む登録ログを所定の保存領域に保存することを特徴としている。
また、本発明の実施形態は、前記登録ログを所定の保存領域に保存し終えた後、前記会員サービス提供者装置から、当該会員サービス提供者装置で管理する二次会員IDを含む二次会員情報登録ログ一括要求通知を受信した場合には、受信した二次会員情報登録ログ一括要求通知に含まれる各二次会員IDに対応した登録ログを、登録ログが保存されている所定の保存領域から読み出して、読み出した登録ログを含む二次会員情報登録ログ一括送付通知を前記会員サービス提供者装置へ送信し、前記仲介装置から、当該仲介装置に読み出された前記会員媒体に格納されている二次会員IDを含む二次会員情報登録ログ要求通知を受信した場合には、受信した二次会員情報登録ログ要求通知に含まれる二次会員IDに対応した登録ログを、登録ログが保存されている所定の保存領域から読み出して、読み出した登録ログを含む二次会員情報登録ログ送付通知を前記仲介装置へ送信し、前記会員媒体へ前記登録ログを格納させることを特徴としている。
また、本発明の実施形態は、前記会員情報管理センタ装置において、名寄せが実施された場合には、当該名寄せを実施する前の処理段階で用いたサービス提供者管理ID関連付け、及び会員単位ID関連付けを全て消去することを特徴としている。
また、本発明の実施形態は、前記登録ログは、二次会員IDと登録日時の情報のみを含むことを特徴としている。
また、本発明の実施形態は、前記複数の会員情報データベースと前記二次会員情報データベースは、それぞれ異なる採番ルールで前記IDが採番され、前記複数の会員情報データベースで管理される会員情報は、各会員情報データベース単位で互いに異なる、独立した項目の情報で構成されることを特徴としている。
また、本発明の実施形態は、ネットワークに接続されて用いられる会員情報管理センタ装置であって、本会員情報管理センタ装置は、会員情報を会員ごとの会員IDで管理する複数の会員情報データベースと、前記複数の会員情報データベースに管理される会員情報をもとにして生成した二次会員情報を会員ごとの二次会員IDで管理する二次会員情報データベースを記憶する記憶手段と、ネットワークを介して、本会員情報管理センタ装置と1つ以上の前記会員ID及び前記二次会員IDを格納する会員媒体との処理を仲介する仲介装置と通信を行う通信手段と、前記通信手段により、前記仲介装置から前記二次会員情報データベースへの新規エントリ生成許可通知を受信した場合に、前記二次会員情報データベースに新たなエントリを設けるとともに当該エントリに新たに採番した二次会員IDを登録する新規エントリ生成手段と、前記新規エントリ生成手段により、前記二次会員情報データベースに新たなエントリを設けるとともに当該エントリに新たに採番した二次会員IDを登録した場合に、前記通信手段を用いて、前記新たに採番した二次会員IDを含む新規エントリ生成完了通知を前記仲介装置に通知して、前記会員媒体へ前記新たに採番した二次会員IDを格納させる、新規エントリ生成完了通知手段と、を備えることを特徴としている。
また、本発明の実施形態は、ネットワークに接続されて用いられる会員情報管理センタ装置であって、本会員情報管理センタ装置は、会員情報を会員ごとの会員IDで管理する複数の会員情報データベースと、前記複数の会員情報データベースに管理される会員情報をもとにして生成した二次会員情報を会員ごとの二次会員IDで管理する二次会員情報データベースを記憶する記憶手段と、第一のネットワークを介して、会員サービス提供者が提供する会員サービスの会員の会員IDと会員情報を、同一の会員ごと関連付けて管理する会員サービス提供者装置と通信を行う第一の通信手段と、第二のネットワークを介して、本会員情報管理センタ装置と1つ以上の前記会員ID及び前記二次会員IDを格納する会員媒体との処理を仲介する仲介装置と通信を行う第二の通信手段と、前記第一の通信手段により、前記会員サービス提供者装置から、当該会員サービス提供者装置で管理する全ての二次会員IDとそれに関連付けられた会員ID(サービス提供者管理ID関連付け)を含む、前記二次会員情報データベースの更新用のサービス提供者管理ID関連付け送付通知を受信した場合に、受信したサービス提供者管理ID関連付けを一時的に保持する一時保持手段と、前記一時保持手段により、前記サービス提供者管理ID関連付けを一時的に保持した場合に、前記第一の通信手段を用いて、サービス提供者管理ID関連付け受信通知を前記会員サービス提供者装置へ通知する、サービス提供者管理ID関連付け受信通知手段と、前記第一の通信手段により、前記二次会員情報を利用する全ての会員サービス提供者装置から、前記サービス提供者管理ID関連付け送付通知を受信し終えた場合に、その時点で保持しているサービス提供者管理ID関連付け全てから、各二次会員IDごとに関連付けられる全ての会員ID(会員単位ID関連付け)を求める会員単位ID関連付け導出手段と、前記会員単位ID関連付け導出手段により、前記会員単位ID関連付けを求めた場合に、求めた会員単位ID関連付けを用いて前記会員情報データベースから会員情報を抽出して名寄せを実施する名寄せ手段と、前記名寄せ手段により、前記名寄せを実施した場合に、名寄せの実施結果に対し、名寄せ実施に用いた個々の会員情報が一意に推定されることを防止可能にする所定の情報加工処理を実施する情報加工手段と、前記情報加工手段により、所定の情報加工処理を実施した場合に、実施した結果を二次会員情報として各二次会員IDごとに前記二次会員情報データベースに登録する二次会員情報登録手段と、前記二次会員情報登録手段により、前記二次会員情報を前記二次会員情報データベースに登録した場合に、二次会員IDと登録日時を含む登録ログを所定の保存領域に保存する登録ログ保存手段と、を備えることを特徴としている。
また、本発明の実施形態は、前記登録ログ保存手段により、前記登録ログを所定の保存領域に保存し終えた後、前記第一の通信手段により、前記会員サービス提供者装置から、当該会員サービス提供者装置で管理する二次会員IDを含む二次会員情報登録ログ一括要求通知を受信した場合に、受信した二次会員情報登録ログ一括要求通知に含まれる各二次会員IDに対応した登録ログを、登録ログが保存されている所定の保存領域から読み出す登録ログ一括読出し手段と、前記登録ログ一括読出し手段により、読み出した登録ログ情報を含む二次会員情報登録ログ一括送付通知を、前記第一の通信手段を用いて、前記会員サービス提供者装置へ通知する二次会員情報登録ログ一括送付通知手段と、前記第二の通信手段により、前記仲介装置から、当該仲介装置に読み出された、前記会員媒体に格納されている二次会員IDを含む二次会員情報登録ログ要求通知を受信した場合に、受信した二次会員情報登録ログ要求通知に含まれる二次会員IDに対応した登録ログを、登録ログが保存されている所定の保存領域から読み出す登録ログ読出し手段と、前記登録ログ読出し手段により、読み出した登録ログを含む二次会員情報登録ログ送付通知を、前記第二の通信手段を用いて、前記仲介装置へ通知し、前記会員媒体へ前記登録ログを格納させる、二次会員情報登録ログ送付通知手段と、を備えることを特徴としている。
実施例の会員情報管理センタ装置を含んだ会員情報管理システムの概要システム構成を例示した図。 実施例における会員情報DBに管理される管理内容の一例を示した図。 実施例における会員情報管理センタ装置の第一の動作フローを示した図。 実施例における会員情報管理センタ装置の第二の動作フローを示した図。 実施例における会員情報管理センタ装置の第三の動作フローを示した図。 実施例におけるサービス提供者管理ID関連付けの具体例を示した図。 実施例における会員単位ID関連付けの具体例を示した図。 実施例における名寄せ処理の具体例を示した図。 実施例における情報加工結果の具体例を示した図。
符号の説明
1 会員情報管理センタ装置
2 会員サービス提供者装置
3 仲介装置
4 会員媒体
5、6 ネットワーク
11 情報記憶部
12 情報送受信部
13 情報管理部
14 情報導出部
15 CPU
111 会員情報DB
112 二次会員情報DB
113 作業用記憶装置
114 DB登録ログ保存領域

Claims (8)

  1. 複数の会員サービス提供装置とネットワークを介して接続し、会員媒体を所有する会員
    の会員情報を管理する会員情報管理センタ装置であって、
    前記複数の会員サービス提供装置は各々、二次会員IDと個別会員IDとを対応付けて管理しており、
    前記会員情報管理センタ装置は、
    各々が個別会員情報を個別会員IDで管理する複数の個別会員情報データベースと、
    二次会員情報を二次会員IDで管理する二次会員情報データベースとを備え、
    前記複数の会員サービス提供装置各々から、二次会員IDと当該二次会員IDと対応付けて各会員サービス提供装置が管理している個別会員IDとを受信すると、当該個別会員IDに基づき当該複数の会員サービス提供装置から受信した複数の異なる個別会員ID各々に対応付けられた個別会員情報を前記複数の個別会員情報データベースから取得して、取得された複数の個別会員情報各々が、一意に推定し得ない抽象化された複数の抽象化個別会員情報を有する名寄せ会員情報を作成し、当該名寄せ会員情報を、前記二次会員IDに基づき前記二次会員情報データベースに記憶して、前記会員サービス提供装置へ提供し、
    前記複数の会員サービス提供装置から受信した、二次会員IDと個別会員IDとを対応付ける情報を破棄することを特徴とする会員情報管理センタ装置。
  2. 請求項1に記載の会員情報管理センタ装置において、
    前記複数の個別会員情報データベースには、前記取得された複数の個別会員情報各々が抽象化された複数の抽象化個別会員情報として会員の属性を示す会員属性情報を管理する、会員属性情報データベースが含まれることを特徴とする会員情報管理センタ装置。
  3. 請求項1に記載の会員情報管理センタ装置において、
    前記複数の会員サービス提供装置各々又は仲介装置から、前記二次会員情報データベースへの新規エントリ生成許可通知を受信すると、前記二次会員情報データベースに新たなエントリを設け、当該エントリに新たに採番した二次会員IDを登録し、該二次会員IDを含む新規エントリ生成完了通知を前記複数の会員サービス提供装置各々又は前記仲介装置に送信することを特徴とする会員情報管理センタ装置。
  4. 請求項1に記載の会員情報管理センタ装置において、
    前記取得された複数の個別会員情報各々が抽象化された複数の抽象化個別会員情報を有する名寄せ会員情報を前記二次会員情報データベースに記憶すると、記憶した日時を含み、前記名寄せに用いた前記異なる個別会員IDを排除したログを作成し、該ログを、所定の記憶領域に登録することを特徴とする会員情報管理センタ装置。
  5. 請求項4に記載の会員情報管理センタ装置において、
    前記複数の会員サービス提供装置各々から二次会員情報登録ログ一括要求通知を受信すると、該通知に含まれる各二次会員IDに対応したログを含む二次会員情報登録ログ一括送付通知を前記複数の会員サービス提供装置各々又は前記仲介装置へ送信することを特徴とする会員情報管理センタ装置。
  6. 請求項4に記載の会員情報管理センタ装置において、
    仲介装置から、該装置に読み出された前記会員媒体に格納されている二次会員IDを含む二次会員情報登録ログ要求通知を受信すると、該通知に含まれる二次会員IDに対応したログを含む二次会員情報登録ログ送付通知を前記仲介装置へ送信し、前記会員媒体に前記ログを格納させることを特徴とする会員情報管理センタ装置。
  7. 請求項1に記載の会員情報管理センタ装置であって、
    前記二次会員情報データベース及び前記複数の個別会員情報データベースは、それぞれ異なる採番ルールで二次会員IDが採番され、前記複数の個別会員情報データベースで管理される会員情報は、各個別会員情報データベース単位で互いに異なる、独立した項目の情報で構成されることを特徴とする会員情報管理センタ装置。
  8. 各々、二次会員IDと個別会員IDとを対応付けて管理する複数の会員サービス提供装置と会員媒体を所有する会員の会員情報を管理する会員情報管理センタ装置とをネットワークを介して接続し、前記会員情報管理センタの会員情報を管理する会員情報管理方法であって、
    前記個別会員情報を前記個別会員IDで管理する複数の個別会員情報データベースに記憶し、
    二次会員情報を前記二次会員IDで管理する二次会員情報データベースに記憶し、
    前記複数の会員サービス提供装置各々から、前記二次会員IDと当該二次会員IDと対応付けて各会員サービス提供装置が管理している前記個別会員IDとを受信すると、当該個別会員IDに基づき当該複数の会員サービス提供装置から受信した複数の異なる個別会員ID各々に対応付けられた前記個別会員情報を前記複数の個別会員情報データベースから取得して、取得された複数の個別会員情報各々が、一意に推定し得ない抽象化された複数の抽象化個別会員情報を有する名寄せ会員情報を作成し、当該名寄せ会員情報を、前記二次会員IDに基づき前記二次会員情報データベースに記憶して、前記会員サービス提供装置へ提供し、
    前記複数の会員サービス提供装置から受信した、前記二次会員IDと前記個別会員IDとを対応付ける情報を破棄することを特徴とする会員情報管理方法。
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