JP4954093B2 - ガラスシートの作成方法および装置 - Google Patents

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Description

本発明はガラスの成形装置に関し、特にガラスシートの成形装置に関するものである。
溶融ガラスを、成形用楔状体上を下方へ流すことによるガラスシートの製造方法は従来から良く知られている。しかしながら、実際には、生成された使用可能なシートの幅は、成形用楔状体の長手方向の長さによって決まる理論的に得られるべき使用可能なシートの最大幅よりも実質的に狭いことが判明している。すなわち、溶融ガラスが、成形用楔状体の下方へ収斂する表面のような負側に傾斜した表面の下部に沿って流動するときには、ガラス流の幅が収縮し、楔状体の垂直の両端から内方へ引っ込むことが判明している。
溶融ガラスのこの横方向の動きは、シートの垂直エッジに沿ってビードを、すなわち厚くなった部分、エッジビードを生成させる。
シートのエッジにおける厚くなった部分は、延伸されたシートの所定の幅から得られる使用可能な厚さの一様な部分を減らすのみでなく、シートの延伸可能速度をも制限する。すなわち、シートは成形直後に連続した工程としてアニールされ、かつそのアニール工程の処理部分を通過するときにガラスシートが許容し得る歪みレベルに達するのに必要な時間はガラスの厚さに直接比例するので、シート成形の最大速度が制限されるのである。
過去においては、複数のローラまたはエッジ冷却によって、ダウンドロー法によって成形されるガラスシートの狭小化を防止することが提案されて来た。
しかしながら、ローラを通すことは、ビードの原因または源を正そうと試みるのではなく、単にビードが生じた部分の厚さを薄くしようと試みるだけであり、冷却は、以前に指摘されているように、ガラスの成形に悪影響を齎すビードの生じたエッジの形成を拡大させる傾向があるので、完全には満足できない。さらに、シート流のエッジ近傍の粘度が高いと、粘度が低い場合よりもガラスの引っ込み、すなわち狭小化の程度が実際に著しい傾向がある。また、もしガラスを完成させるのに十分な程エッジが冷却された場合には、ガラスシートの反りや望ましくない応力の形でさらなる悪影響が生じる。
従来から採用されて来たシート幅を拡げる方法は、成形用楔状体の下方へ収斂する表面と突縁表面部との間にウェブ表面部を設けることであり、このウェブ表面部が延伸されるガラスシートの幅の増大を助長した。特許文献1には、このようなウェブ表面部が開示されており、このウェブ表面部は、成形用楔状体の下方へ収斂する両表面部の出会い線をなす根元を通る水平面において下部が終端している。特許文献2には、ウェブ表面部を備えた成形装置が開示されており、このウェブ表面部では、その最下端が根元の下方へ延びている。
図1に示された従来の装置においては、収斂する両成形用表面部を備えたオーバーフロー・トラフ10が複数のエッジ案内体12を備えている。各エッジ案内体12は、二つの主要部、すなわち、その垂直方向の広がりに沿ってトラフの成形用表面部と交差する突縁表面部14と、この突縁表面部14と、収斂するように下方へ傾斜した両成形用表面部の一つとの間に延びるウェブ表面部16とを備えている。しかしながら、ウェブ表面部16は、収斂する両成形用表面部によって形成された下部尖端、すなわち根元よりも下方へは延びていない。
図2に示された別の従来の装置においては、点22によって示されているように、ウェブ表面部20が下部尖端、すなわち根元18よりも下方へ延びている。しかしながら、ウェブ表面部20の形状が平面であろうと、曲面であろうと切頭円錐面であろうと、延長されたウェブ表面部は、ガラスに下方への長さ方向の割れ目を生じさせたり、よじれ(すなわち、急激な方向変化を示す)を生じさせたりすることはない。
米国特許第3,451,798号明細書 米国特許第3,537,834号明細書
上述した従来の装置は、オーバーフロー・トラフから引き出されるガラスシートの幅を拡げるのに有用ではあったが、さらにシート幅を改善することができる装置が必要とされる。不幸にも、垂れ下がりの問題が実際に生じない成形用楔状体の長さには限度がある。それ故に、成形用楔状体自体の長さを増大させることなしに、成形用楔状体から延伸されるガラスシートの幅をさらに増大させる必要がある。
本発明は、ウェブ表面部とこのウェブ表面部と交差する延長表面部とを有するエッジ案内体を備えた成形用楔状体を提供することによって、オーバーフロー・ダウンドロー法によりガラスシートを成形するときに従来遭遇したシート幅の縮小およびビード形成の問題を実際に未然に防止しようとするものである。
各エッジ案内体は、楔状体の成形用表面の両縁部に沿って延びる突縁表面部と、この突縁表面部に隣接する下方へ傾斜した成形用表面部と上記突縁表面部との間に延びるウェブ表面部とを有する。
各エッジ案内体の上記ウェブ表面部および上記延長表面部は、エッジ案内体が遮る負の角度を有する楔状体表面の水平長さよりも長い水平方向の濡れ長さを備えており、したがって、ガラス流が延長表面部の縁を離れる以前にガラス流の幅を拡げかつその両端近傍の厚さを薄くして、ビードの形成を阻止する。
本発明の一実施の形態においては、一対の下方へ傾斜した成形用表面部を有する成形用楔状体を含むガラスシートを下方へ延伸するための装置が開示されている。上記一対の下方へ傾斜した成形用表面部は成形用楔状体の底部において収斂して根元を形成し、この根元に沿ったガラス延伸線(引っ張り線)を画成する。成形用表面の縁部に沿うガラス流を捕らえて厚さを薄くするための上記ウェブ表面部は上記成形用表面部と交差している。ウェブ表面部に対する垂線は何処においても水平である。上記延長表面部は、ウェブ表面部と交差しかつウェブ表面部の下方へ延び、この延長表面部に対するほぼ中央に位置する外方へ向いた垂線は、下方へ向いた成分を有する。第1の延長表面部は、第1のウェブ表面部に対し取り外し可能に協働することが好ましい。第1の延長表面部は、例えば1箇所以上の蟻継ぎ手を介して第1のウェブ表面部に取り付けられているのが好ましく、これにより、第1の延長表面部を第1のウェブ表面部から取り外すのが容易になる。あるいは、第1のウェブ表面部内の対応する受け孔に嵌まるようなサイズを有するピンを第1の延長表面部内に埋め込んでおいてもよい。
延長表面部の垂線は、ウェブ表面部および延長表面部を通る垂直面内において、ウェブ表面部の垂線に対し約15°を超え約30°未満の角度βをなすことが好ましい。
延長表面部の内縁は、根元を含む垂直面に重なるのが好ましい。
別の実施の形態においては、一対の下方へ傾斜した成形用表面部を有する成形用楔状体を備えたガラスシートを延伸するための装置が提供され、上記一対の下方へ傾斜した成形用表面部は成形用楔状体の底部において収斂して根元を形成し、この根元に沿ったガラス延伸線を画成する。エッジ案内体は成形用表面の垂直な縁部に沿って延び、成形用表面の縁部に沿うガラス流を捕らえて厚さを薄くするためのエッジ案内体は、成形用表面部と交差するウェブ表面部を備え、このウェブ表面部に対する垂線は、ウェブ表面部の何処においても水平である。延長表面部はウェブ表面部と交差し、かつウェブ表面部の下方へ延びている。延長表面部に対するほぼ中央に位置する外方を向いた垂線は、下方を向いた成分を有する。
第1の延長表面部は第1のウェブ表面部に対し取外し可能に協働するのが好ましい。この第1の延長表面部は、例えば1箇所以上の蟻継ぎ手を介してウェブ表面部に取り付けることができる。あるいは、ウェブ表面部内の受け孔に嵌まるようなサイズを有するピンを延長表面部内に埋め込んでおいてもよい。
ウェブ表面部に対する垂線と延長表面部に対する垂線とは、ウェブ表面部および延長表面部の双方を通る垂直面内において、15°と30°との間の角度βを形成するのが好ましい。
本発明のさらに別の実施の形態においては、ガラスシートの作成方法が提供され、この方法は、一対の下方へ傾斜した成形用表面部を有する成形用楔状体からガラスシートを下方へ延伸し、上記下方へ傾斜した成形用表面部は上記成形用楔状体の底部において収斂し、上記成形用表面部に連接するウェブ表面部上にガラスシートを流し、上記ウェブ表面部の垂線は何処においても水平であり、上記ウェブ表面部に交差する延長表面部上に上記ガラスシートを流すことを含み、上記延長表面部は、下方に向いた成分を備えた外方に向いた垂線を有する。
本発明は、添付図面を参照した、いかなる限定をも示唆するものではない下記の例示的説明の過程で、より容易に理解され、かつその他の目的、特徴、詳細および効果がより明らかになるであろう。本明細書に含まれるこのような付加的システム、方法の特徴および効果は本発明の範囲内であり、添付の請求項によって保護されるものである。
説明のためのものであって、限定するためのものではない下記の詳細な説明において、特定の詳細を開示する実施の形態は、本発明の完全な理解を提供するために述べられているものである。しかしながら、本明細書の利益を享受する当業者であれば、本発明は、ここに開示された詳細を離れた他の実施の形態も実施可能であることが明らかであろう。さらに、本発明の説明を不明瞭にしないために、良く知られた装置、方法および材料の説明は省略してある。さらに、類似の要素については、でき得る限り同一の符号を付してある。
本発明による、ガラスシートのオーバーフロー・ダウンドロー装置の一実施の形態が図3に示されている。図3に描かれているように、成形用楔状体10のオーバーフロー・トラフは、その長手方向の両側が壁部34によって囲われた上方へ開口する溝32を備え、これら壁部34の上部は、対向して長手方向に延びるオーバーフロー堰36で終端している。これら堰36は、楔状体10の対向するシート成形用表面に連接している。図示のように、楔状体10は、堰36に連接する一対のほぼ垂直な成形用表面部38と、直線的なガラス延伸線を形成するほぼ水平な下部尖端すなわち根元18で終端する一対の下方へ傾斜して収斂する表面部40とを備えている。
溶融ガラス44は、溝32に連通する送出通路46を通じて溝32内へ供給される。この溝32内への溶融ガラス44の供給は、一端からでも、あるいはもし必要であれば、図4に示されているように両端からでもよい。溝32の各端部に接するオーバーフロー堰36の上方には一対の規制ダム48が設けられて、別個の流れとしてオーバーフロー堰36を乗り越える溶融ガラス44の自由表面のオーバーフローを案内し、対向する成形用表面部38,40を根元18まで流下させ、この根元18において、鎖線で示されているように、二つの個別の流れが収斂して、処女表面を備えたガラス52を形成する。
図3および図4に示されているように、そして本発明の一実施の形態によれば、ガラス成形用楔状体10の長手方向の各端部の両側には、楔状体の各長手方向の端部の垂直縁56に沿って延びる一対のエッジ案内体すなわちエッジ修正体54が設けられている。したがって、各ガラス成形用楔状体には、各垂直コーナーにつき1個ずつ4個のエッジ案内体54が設けられ、その結果、2個のエッジ案内体が対向するように成形用楔状体の長手方向の各端に配置されている。エッジ案内体54は、楔状体の垂直の広がりに沿う成形用表面部38の長手方向端部に交差する突縁表面部58と、この突縁表面部58と下方へ傾斜して収斂する表面部40との間においてこれらに接して(交差して)延びるウェブ表面部60と、ウェブ表面部60の下方へ延長された延長表面部62とを含む三つの主要部を備えている。
ウェブ表面部60は、突縁表面部58に対し交差線64に沿って交差し、かつ傾斜して収斂する表面部40に対し交差線66に沿って交差する。突縁表面部58および傾斜して収斂する表面部40に対するウェブ表面部60の交差線64,66は、下方へ傾斜して収斂する表面部40の頂部が突縁表面部58と交差する点68から延びている。交差線66は、点68から、突縁表面部58から楔状体の根元18に沿って内方に間隔をおいた点70まで対角線的に下方へ延びている。同様に、交差線64は、点68から突縁表面部58上の点72まで下方に延びている。点72は、根元18を通る水平面内にあることが好ましい。しかしながら、いくつかの実施の形態においては、点72が上記水平面の上または下にあることもあり得る。ウェブ表面部60の下縁は、点70から点72まで伸びる線74上にある。図3に示され、かつここに説明されているように、ウェブ表面部60に対する垂線は、ウェブ表面部60上の何処においても水平であることが好ましい。すなわち垂線76は垂直成分を持たず、ウェブ表面部60は何処においても垂直である。ウェブ表面部60は、図3では作図の関係で平面に見えるが、湾曲していても、平面でも、あるいはこれらの組合せであってもよい。好ましい実施の形態においては、ウェブ表面部60がほぼ平面である。
前述のように、本実施の形態によれば、楔状体10は複数のエッジ案内体を備えており、具体的には、成形用楔状体の長手方向の各端に二つのエッジ案内体が対向するように配置され、各エッジ案内体が楔状体の各垂直コーナーに備えられる態様で、一対のエッジ案内体54が成形用楔状体の各側に設けられている。各ウェブ表面部がほぼ平面である場合、そして図5に示されているように、成形用楔状体の一端に位置する第1のウェブ表面部に平行な仮想平面は、第1のウェブ表面部に対向するが成形用楔状体の反対側に位置する、すなわち双方のウェブ表面部が成形用楔状体の同一端部において互いに反対側に位置する第2のウェブ表面部に平行な仮想平面に対して約90°の角度αをなしているのが好ましい。
再び図3を参照すると、延長表面部62は、線74に沿ってウェブ表面部60と交差して、ウェブ表面部60と延長表面部62との間に共通縁を形成し、根元18を含む水平面から下方へ延びている。線74が直線の場合(例えばウェブ表面部60および延長表面部62が平面)、線74は水平であることが好ましい。しかしながら、上述のように、いくつかの実施の形態においては、線74が水平面に対して傾いていることもあり得る。図3では作図の関係から平面で表わされているウェブ表面部60の場合と同様に、延長表面部62が湾曲していても、平面でも、あるいはこれらの組合せであってもよい。延長表面部62は平面であることが好ましい。延長表面部62に対し外方を向いた垂線78は、下方を向いた成分を有する。外方を向いたとは、垂線が根元18と交差する垂直面から離れる方向へ向いているという意味である。図6に明白に示されているように、ウェブ表面部60および延長表面部62の双方を通る垂直面内にある、表面垂線76と表面垂線78との間の角度βは、約30°未満であるが約15°を超えることが好ましく、約25°未満であるが約20°を超えることがより好ましい。このようにして、ウェブ表面部60上のガラス流は、線74において「折れ」、延長表面部62上に流れるにつれて方向を変える。このことは図6に見ることができ、ここでは角度βが、表面垂線76,78を含む垂直面内でガラス流が方向を変え、すなわち、矢印75によって表されているウェブ表面部60上の流れから、矢印77によって表されている延長表面部62上の流れに変わる。
流動するガラスのシートがほぼ平坦に形成されるのを保証するために、延長表面部62の内縁80と、成形用楔状体10の反対側に対向する延長表面部62の内縁80とは、双方の内縁80が根元18を通る垂直面内にあるので、重なり合う共通線すなわち延伸線を形成する。このような内縁80は、根元18上の点70から、根元を通る垂直面内の線80上の最下点82まで延びる共通線を形成しているのが好ましい。
延長表面部62は、本質的に適当な形状の耐熱材料からなる厚いシートであるが故に、延長表面部62は、多面体の一面が延長表面部62となる実質的に三次元体からなることが好ましい。すなわち、この多面体は、三方向に類似の寸法を備えている。例えば、延長表面部62は、多面体の一つの面である。この多面体(図3に示されているのは、倒立三面ピラミッド)は中空でもよいが、延長表面部62上を流れるガラスに対し、延長表面部62による熱の放散を遅くする絶縁材料からなる芯を備えていることが好ましい。例えばこの多面体は、高アルミナ含有 Saffil(登録商標)ファイバのような絶縁ファイバを含む芯を備えていることができるが、しかしながら、より緻密でない材料よりも熱伝導度は高いが、ジルコニウムのようなより緻密な耐熱材料(すなわち、高温に耐えることが可能な材料)を用いてもよい。エッジ案内体上を流れるガラスが冷えることは好ましくないが、ガラスからの熱伝導を増大させるジルコニウムのような緻密な材料は、白金または白金合金のような耐熱カバーを被せたり、ガラス流を支えたりするのにより構造的な一体性を有する多面体を提供する利点がある。
延長表面部62はさらに、この延長表面部上を流れるガラスによる熱損失を最少にするために、1個以上のヒータをさらに備えていてもよい。これらヒータは、ガラス流の温度分布が調整されるように配置すればよい。より好ましい実施の形態においては、ウェブ表面部が絶縁材料で裏打ちされ、かつヒータも備えることができる。すなわち、絶縁材料は、ウェブ表面部とその背後の収斂する表面部との間の空間を満たすのに用いることができる。ヒータはウェブ表面部60および延長表面部62のいずれかまたは双方の背面に取り付ければよく、芯が採用される場合には、複数の加熱素子を芯材料の内部に分布させればよい。このようなヒータは、表面部60,62上を流れるガラス流に対し、所定の特定の温度分布が得られるように、個々にコントロールすればよい。
1個の成形用楔状体に用いられる4個のエッジ案内体が同一構造を有する事実に鑑みて、各実施の形態に関しこのようなエッジ案内体の1個のみについて説明する。
以前に説明したように、部分58,60および62を備えたエッジ案内体54は、ステンレススチール、白金、白金ロジウム合金、またはその他の高温合金のような、鋳造耐熱組成物または適当な耐熱性金属組成物から形成することができる。
本発明によるエッジ案内体は、最少量のエッジビードを備えた最大幅のガラスシートを生成させることができる。このエッジ案内体は、成形用楔状体に沿って流れる溶融ガラスのエッジ部分のための1個の突縁表面部58と、ガラス流のエッジ部分の厚さを薄くしながらこのエッジ部分に隣接する溶融ガラスの流れを維持するための1個のウェブ表面部60と、ガラス流の厚さをさらに薄くし、かつ全シート幅を維持するための1個の延長表面部62とを備えている。
収斂する成形用表面40に沿って下方へ流れる溶融ガラスは、傾斜する成形用表面と交差する対角線に沿うウェブ表面部60によって捕らえられる。下方へ流れるガラスシートは、先ず傾斜した成形用表面によって、次いでエッジ案内体54のウェブ表面部60によって案内可能に支持される。ウェブ表面部60は、このウェブ表面部の底外縁まで流下するガラスの全幅およびほぼ垂直な流れを維持する機能を有する。
水平方向の長さが成形用表面40のよりも長いウェブ表面部60の外形は、その上を流れるガラス流を捕らえ、したがって幅を拡げる、すなわち厚さを薄くする濡れ長さを提供し、かくして溶融ガラス流の長手方向の両エッジの厚さをこの溶融ガラス流がウェブ表面部の底縁を離れる以前に実際に薄くする。
ガラス流は、ウェブ表面部60を離れた後、線74において折れ、図6および上述の説明に示されているように、ウェブ表面部60に対して負の角度βをなして流れる。ガラス流の中央部分は流れ続けて、内縁80および根元18によって形成された延伸線に沿って収斂するので、分岐する対向する延長表面部の両外縁部分がガラスシートの厚さを薄くする。
具体例
本発明の一実施の形態は、溶融ガラスの代わりとしての高粘度オイルと、以下に示すような楔状成形体の縮尺模型とを用いて行なわれた。楔状成形体の長さは165.1cmであった。各ウェブ表面部の寸法は、縁部64の長さが約27.9cm、交差線74に沿った縁部の長さが約14.9cmであった。各延長表面部の寸法は、交差線74に沿った縁部の長さが約14.9cm、交差線74に沿った縁部と縁部80との間の角度が約51°、交差線74に沿った縁部と縁部64との間の角度が約71°、縁部80と縁部64との間の角度が約58°であった。オイルは、温度22.2℃において1,394Pa・s(13,940ポアズ)の粘度と905kg/mの密度とを有するものであった。一対の対向する牽引ローラ86が、オイルシートの各エッジにおける延長表面部の最下点82の下方(ローラの頂部まで計測して)約5.08cmの距離に配置され、これらローラは粘性オイルの下方への流動を助成する方向へ同時に回動された。オイルは138.8kg/時(306ポンド/時)の割合で流された。図7に示されているように、突縁表面部58(すなわち線88)の内縁から牽引ローラの下方の所定の点におけるオイルシートのエッジ90までの距離dが、本発明の実施の形態によるウェブ表面部および延長表面部の双方を用いて計測された。ウェブ表面部および延長表面部の双方は、オイルと接触する平面状表面が用いられた。図2に示された従来技術を用いて第2の計測がなされ、以後これを「標準」構造と呼ぶ。上記標準構造は、根元の下方まで切れ目なしに延びる湾曲表面を有するウェブ表面部を用いていた。測定結果が下記の表1に示されている。成形用表面38,40上を流れるオイルの流れをコントロールするために、突縁表面部がすべての計測時に用いられた。表1は、エッジ案内体54の延長表面部62を用いると、標準構造と比較した場合に、シートの幅全体の増大が広がることを示している。d(したがってΔd)はシートの一方のエッジにおける計測値を表している。
Figure 0004954093
使用可能なシート幅の増大量を測定するために、根元18の下方のガラス表面上にありかつウェブ表面部の最も遠い点(すなわち点70)を通過する垂直線92上にある複数の点から潜在的に使用可能な境界までの距離Dが、シートの一方のエッジに沿った使用可能なシート幅を示すものとして計測された。ここで発明者等が潜在的に使用可能なガラスと呼んでいるのは、液晶ディスプレーまたは有機液晶ディスプレー製造のためのような意図的な用途に商業的に用いることに関して潜在的に有用なガラスであることを当業者は認識するであろう。ここで用いられているような潜在的に使用可能なガラスとは、エッジ案内体に接触しなかったガラスのことである。潜在的に使用可能なガラスに関する境界線94は、点70においてガラス流に例えば色素または個別の物体のようなマーカを挿入することによって決定することができる。本実施の形態の場合は、点70において個別のマーカがオイル内に挿入された。オイル流に対して直角に配置されたカメラが用いられて、マーカが下降する流れを撮影した。計測は、適当に縮尺された写真に対して行なわれた。表2において、負の値は、使用可能なガラスの境界94が線92の左側に或る場合であり、正の値は使用可能なガラスの境界94が線92の右側にあることを示す。上述に従ってエッジ案内体を用いた場合の計測値を、標準構造を用いた場合の計測値と比較した。表1から得られた結果と比較すると、潜在的に使用可能なガラスの増大量は、シート幅の増大量よりも遥かに大きい。すなわち、本発明によるエッジ案内体は、所定の成形用表面長さに対してシート幅を増大させることを可能にしながら、使用可能なガラスにおける利得が一様に大きい。
Figure 0004954093
さらに別の実施の形態においては、本発明の前述の実施の形態によるエッジ案内体が、図8に示すように、第1のウェブ表面部60に対し取外し可能に取り付けられた第1の延長表面部62を備えている。図8は、第1のウェブ表面部60から分離される第1の延長表面部62を示す。第1の延長表面部は、例えば図9に示されているようにそれぞれ雌雄の構成要素98,100を備えた例示的蟻継ぎ手96のような一箇所以上の蟻継ぎ手を介して第1のウェブ表面部に取り付けることができる。蟻継ぎ手の雌雄の構成要素は、本発明のエッジ案内体のウェブ表面部60と延長表面部62との間で交換可能である。しかしながら、雌の蟻継ぎ手要素98がウェブ表面部60に機械加工され、かつ雄の構成要素100が延長表面部62に機械加工されているのが好ましい。これに代わる実施の形態として、延長表面部62をウェブ表面部60に取り付けるのに複数のピン(不図示)を用いることができ、これらのピンは第1の延長表面部62内に埋め込まれ、かつウェブ表面部60内の受け孔にはめ込まれるサイズを有するのが好ましい。ピンが用いられる場合には、延長表面部をウェブ表面部に固定またはクランプする手段が設けられているのが望ましい。これらのクランプ手段は、延長表面部およびウェブ表面部のガラスが被らない表面上のフランジ(不図示)をクランプすることができるCクランプまたはそれらの均等物のような従来から知られている適当な方法からなるものでよい。
正常な製造環境において、エッジ案内体、特に根元18の下方へ延びる延長表面部62に損傷が生じる恐れがある。損傷した部分の修理は、一般に生産活動を停止させ、かつ成形用楔状体を冷却する必要がある。修理が完了すると、成形用楔状体は、この成形用楔状体を損傷させる熱歪みを回避する態様で、適当な動作温度まで再加熱されなければならない。冷却−修理−再加熱サイクル全体は長時間に亘り、この間は使用可能なガラスを生産ラインは生産することができない。延長表面部62を取外し可能に作成することにより、エッジ案内体の修理を成形用楔状体の動作中(すなわちガラス製造中)に行なうことができ、したがって、長い、コストの掛かる停止期間を回避することができる。例えば、流動速度を変えることによって、シートが成形用楔状体の両端から遠ざかってウェブ表面部60および延長表面部62上を流れるのを止めるようにガラスシートを操作することができる。延長表面部62は、従来から知られているように、一箇所以上の蟻継ぎ手を外すこと等によってウェブ表面部60から取り外すことができる。損傷した延長表面部の修理が完了すると(または損傷した延長表面部が新たな延長表面部に交換されると)、修理された部分は適当なウェブ表面部に再び取り付けることができる。
取外し可能な延長表面部を用いることは、成形用楔状体10の機械加工を容易にし、かつ根元18から上方のエッジ案内体を単一材料で構成することができる利点がある。例えば、成形用楔状体10、規制ダム48、ウェブ表面部60および突縁表面部58、またはそれらの一部を耐熱性材料からなる単一材料の機械加工で得ることができ、成形用楔状体/エッジ案内体の構造を著しく単純化することができる。最も損傷を受け易い成形装置の部分、すなわち延長表面部62は、必要に応じて取り付けられ、および/または取り外される。
延長表面部62をウェブ表面部60に取り付ける方法として蟻継ぎ手を用いる場合、容易および安全のために、延長表面部62の取外しおよび/または交換が成形用楔状体の「外側」から行なえるように、(必須ではないが)蟻継ぎ手が成形用楔状体の長手方向とほぼ平行に延びていることが好ましい。すなわち、「外側」からとは、堰36の少なくとも一部分を越えて流れ続けるガラスから安全な距離を保つように、成形用楔状体の両端の外側からである。
上述した本発明の実施の形態、特に「好ましい」実施の形態はいずれも、単に可能性のある実施例に過ぎず、本発明の原理を明瞭に理解するための説明に過ぎないことが強調されるべきである。上述の本発明の実施の形態に対して、本発明の精神および原理から離れることなしに、多くの変型、変更を行なうことが可能である。このようなすべての変型、変更は、本明細書および本発明の範囲内に含まれ、かつ添付の請求項により保護されるものである。
従来のエッジ案内体の一部を切り取った斜視図 従来の別のエッジ案内体の一部を切り取った斜視図 本発明の実施の形態によるエッジ案内体の構造を示す、本発明の実施の形態によるガラスシートを延伸するための装置の一部を切り取った斜視図 図3の装置の側面図 対向するウェブ表面部がなす角度を示す、図3の装置の平面図 双方の垂線が延長表面およびウェブ表面を通る垂直面上にある、図3の装置のウェブ表面部に対する垂線と、延長表面部に対する垂線との間の角度のベクトル図 エッジ牽引ローラおよび計測距離とともに示す図3の装置の側面図 エッジ案内体の取外し可能な延長表面部を示す、本発明の実施の形態によるガラスシート延伸装置の一部を切り取った斜視図 エッジ案内体のウェブ表面部に対し延長表面部を取り付けるのに用いることが可能な典型的な蟻継ぎ手を示す断面図
符号の説明
10 成形用楔状体
18 根元
32 溝
36 オーバーフロー堰
38,40 成形用表面部
44 溶融ガラス
54 エッジ案内体
60 ウェブ表面部
62 延長表面部
76,78 垂線

Claims (11)

  1. ガラスシートを下方へ延伸するための装置であって、
    一対の下方へ傾斜した成形用表面部を有する成形用楔状体であって、該下方へ傾斜した成形用表面部は、記成形用楔状体の底部において収斂して根元を形成しかつ該根元に沿ってガラス引っ張り線を画成するものである成形用楔状体、
    前記成形用楔状体の両側に各々設けられた、前記成形用表面部の縁部に沿うガラスの流れを捕らえて厚さを薄くするためのウェブ表面部であって該ウェブ表面部は前記成形用表面部に隣接するとともに、該ウェブ表面部に対する垂線は何処においても水平であるウェブ表面部、および
    前記成形用楔状体の両側に各々設けられた、前記ウェブ表面部と交差しかつ該ウェブ表面部の下方へ延びる延長表面部、
    を備え、
    前記延長表面部に対する外方を向いた垂線が下方を向いた成分を有する、
    ことを特徴とする、ガラスシートを下方へ延伸するための装置。
  2. 前記延長表面部の垂線が、前記ウェブ表面部および前記延長表面部を通る垂直面内において、該ウェブ表面部の垂線に対して約15°と約30°との間の角度βをなすことを特徴とする請求項1記載の装置。
  3. 前記延長表面部の内縁が、記根元を含む垂直面内にあることを特徴とする請求項1または2記載の装置。
  4. 前記成形用楔状体の一方の側に設けられた延長表面部の内縁が、前記成形用楔状体の他方の側に設けられた延長表面部の内縁と重なり、両内縁の重なり部が記垂直面内にあることを特徴とする請求項3記載の装置。
  5. 前記ウェブ表面部がほぼ平面状であることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項記載の装置。
  6. 前記成形用楔状体の一方の側に設けられたウェブ表面部と、記成形用楔状体の他方の側に設けられたウェブ表面部とが前記成形用楔状体を挟んで互いにに対向して配置され、前記成形用楔状体の一方の側に設けられたウェブ表面部に平行な平面が、前記成形用楔状体の他方の側に設けられたウェブ表面部に平行な平面に対して約90°の角度をなすことを特徴とする請求項5記載の装置。
  7. 前記ウェブ表面部と記延長表面部が1本の直線に沿って交差することを特徴とする請求項1から6のいずれか1項記載の装置。
  8. ガラスシートを延伸するための装置であって、
    一対の下方へ傾斜した成形用表面部を有する成形用楔状体であって、該下方へ傾斜した成形用表面部は、記成形用楔状体の底部において収斂して根元を形成しかつ該根元に沿ってガラス引っ張り線を画成するものである成形用楔状体、および
    記成形用楔状体の両側に各々設けられた、該成形用楔状体の垂直縁部に沿って延びるエッジ案内体であって、該エッジ案内体の各々は、記成形用楔状体の両縁部分に沿うガラス流を捕らえて厚さを薄くするための、記成形用表面部に連接するほぼ平面状のウェブ表面部、および記ウェブ表面部と交差しかつ該ウェブ表面部の下方へ延びるほぼ平面状の延長表面部を備え、記ウェブ表面部は、何処においても水平な表面垂線を有するものであるエッジ案内体、
    を有し、
    該延長表面部に対する外方を向いた垂線が下方を向いた成分を有する、
    ことを特徴とする、ガラスシートを延伸するための装置。
  9. 記ウェブ表面部に対する垂線および記延長表面部に対する垂線が、記ウェブ表面部および記延長表面部の双方を通る垂直面内において、約15°と約30°との間の角度βをなすことを特徴とする請求項8記載の装置。
  10. 前記延長表面部が前記ウェブ表面部に取り外し可能に取付けられていることを特徴とする請求項1から9のいずれか1項記載の装置。
  11. 請求項1から10いずれか1項記載の装置を用いてガラスシートを製造する方法であって、
    溶融ガラスを前記装置の前記成形用楔状体に供給し;
    前記成形用楔状体に供給した溶融ガラスを、該成形用楔状体の上方から該成形用楔状体の一対の下方へ傾斜した成形用表面部上を通って下方に流し、前記成形用楔状体の底部において前記一対の成形用表面部からの溶融ガラスの流れを1つに収斂させ;
    前記収斂させた溶融ガラスの流れを下方に延伸してガラスシートを形成する;
    各工程を有してなり、
    前記溶融ガラスを前記一対の下方へ傾斜した成形用表面部上を通って下方に流す際に、前記成形用表面部に連接する、垂線が何処においても水平である前記ウェブ表面部上を通って前記溶融ガラスを流し、続いて、前記ウェブ表面部と交差する、下方を向いた成分を備えた外方を向いた垂線を有する前記延長表面部上を通って前記溶融ガラスを流すことを特徴とする、ガラスシートを製造する方法。
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