JP4952403B2 - 電波腕時計 - Google Patents
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Description
時計モジュールと、
コアを備えるアンテナ構造体と、
前記時計モジュールと前記アンテナ構造体とを収納し、前記時計モジュールを構成する歯車を押える歯車押え板が上部に配置されたハウジングと、
前記ハウジングの上部に配置された一対の集磁シートと、を備えており、
前記一対の集磁シートと前記コアの両端部とが磁気的に結合され、
前記一対の集磁シートは、この歯車押え板よりも厚みが小さくなるように形成されていることを特徴としている。
前記一対の集磁シートの端部に前記コアの両端部に向けて曲折する曲折部を設け、
この曲折部が前記コアの両端部と接触することにより前記一対の集磁シートと前記コアの両端部とが磁気的に結合されていることを特徴としている。
前記コアの両端部に前記集磁シートに向けて延出する延出部を設け、
前記一対の集磁シートは、この延出部と接触することにより前記コアの両端部と磁気的に結合されていることを特徴としている。
前記一対の集磁シートと前記アンテナ構造体とを接続させる接続手段とを備えており、
この接続手段により前記一対の集磁シートと前記コアの両端部とが磁気的に結合されていることを特徴としている。
前記接続手段は、前記集磁シートを前記コアの端部に向けて押圧する弾性部材であることを特徴としている。
前記接続手段は、前記コアの端部に設けられ前記集磁シートに当接する位置まで隆起する肉厚部であることを特徴としている。
前記接続手段は、前記コアと前記集磁シートとの間に配置され、一端部が前記コアと接触し他端部が前記集磁シートと接触するコイルばねであることを特徴としている。
前記接続手段は、前記コアと前記集磁シートとの間に配置され、一端部が前記コアと接触し他端部が前記集磁シートと接触する弾性を有する集磁部材であることを特徴としている。
前記接続手段は、前記ハウジングの一部に形成され、前記コアとの間でシート挿入部を形成するシート案内部を含んで構成されており、
前記シート案内部は、前記集磁シートが前記シート案内部に挿入された際、この集磁シートを前記コアに当接させるものであることを特徴としている。
前記コアの一部に前記集磁シートを挟み込む凹部を設け、
前記接続手段は、この凹部であることを特徴としている。
前記接続手段は、前記コアと前記集磁シートとの間に配置され、前記コアと前記集磁シートとを接着させる接着部材であることを特徴としている。
先ず、図1から図5を参照しつつ、本発明にかかる集磁シート取付構造及びこれを備える電波腕時計の第1の実施形態について説明する。
また、時計ケース2の図1における上下両端部、つまり当該電波腕時計100における12時方向側端部及び6時方向側端部には、電波腕時計100をユーザの腕に装着するための時計バンド5が取り付けられている。また、時計ケース2の外周部には、時刻合わせの指示などの種々の操作指示が入力される複数の操作ボタンf1が設けられている。
時計ケース2内に収納されるハウジング3は、例えば樹脂等で形成されており、ハウジング3には、例えば、時針や秒針等の指針6を文字板7上で運針させるための運針機構(図示せず)等を動作させるための各種電子部品等で構成されている時計モジュール(図示せず)が収納されている。
コア17は、アモルファス金属等の比透磁率が高く、導電率が小さい磁性材料からなる複数の板状部材を積層して形成されている。板状部材としては、アモルファス合金、Fe-Cu-Nb-Si-B系等のナノ結晶磁性合金、Fe-Si系磁性合金等の軟磁性金属箔帯を板厚20μm以下に薄く形成して用いているが、これに限られない。
図3及び図4に示すように、コア17のほぼ中央部は、コイル18が巻回されるコイル巻回部である幅狭の直状部17aとなっており、コア17の両端部17bは、この直状部17aに比べてコア17の幅方向に大きく延出する形状に形成されている。各端部17bは、一方側の端縁が時計ケース2の内周面に沿う形状に形成されており、アンテナ構造体15を時計ケース2内に収納したときにアンテナ構造体15が時計ケース2の内周面に沿って配置され、時計ケース2とアンテナ構造体15との間に必要以上の隙間が生じないようになっている。
回路基板20の接続端子22には、アンテナ構造体15のコイル18の端部が接続されている。
集磁シート30は、一端から他端にかけて次第に幅が広くなる形状となっており、幅の広い側の端部はハウジング3の外周に沿う形状となっている。
次に、図6を参照しつつ、本発明に係る集磁シート取付構造及びこれを備える電波腕時計の第2の実施形態について説明する。なお、第2の実施形態は、アンテナ構造体のコアと集磁シートとの結合構造のみが第1の実施形態と異なるものであるため、以下においては、特に第1の実施形態と異なる部分について説明する。
次に、図7を参照しつつ、本発明にかかる集磁シート取付構造及びこれを備える電波腕時計の第3の実施形態について説明する。なお、第3の実施形態は、アンテナ構造体のコアと集磁シートとの結合構造のみが第1の実施形態及び第2の実施形態と異なるものであるため、以下においては、特に第1の実施形態及び第2の実施形態と異なる部分について説明する。
次に、図8を参照しつつ、本発明にかかる集磁シート取付構造及びこれを備える電波腕時計の第4の実施形態について説明する。なお、第4の実施形態は、アンテナ構造体のコアと集磁シートとの結合構造のみが第1の実施形態から第3の実施形態と異なるものであるため、以下においては、特に第1の実施形態から第3の実施形態と異なる部分について説明する。
このコイルばね56は、コア53と集磁シート54の端部54aとを接触させ磁気的に結合させる接続手段として機能する。
次に、図9を参照しつつ、本発明にかかる集磁シート取付構造及びこれを備える電波腕時計の第5の実施形態について説明する。なお、第5の実施形態は、アンテナ構造体のコアと集磁シートとの結合構造のみが第1の実施形態から第4の実施形態と異なるものであるため、以下においては、特に第1の実施形態から第4の実施形態と異なる部分について説明する。
この弾性部材62は、コア59と集磁シート60の端部60aとを接触させ磁気的に結合させる接続手段として機能する。
次に、図10を参照しつつ、本発明にかかる集磁シート取付構造及びこれを備える電波腕時計の第6の実施形態について説明する。なお、第6の実施形態は、アンテナ構造体のコアと集磁シートとの結合構造のみが第1の実施形態から第5の実施形態と異なるものであるため、以下においては、特に第1の実施形態から第5の実施形態と異なる部分について説明する。
一対の集磁シート67が配置されており、各集磁シート67の一方の端部67aはハウジング65の挿入孔68に挿入されるようになっている。また、ハウジング65内部の一部であって挿入孔68の近傍には、コア66との間でシート挿入部69を形成するとともに、挿入孔68に挿入された集磁シート67の一方の端部67aをシート挿入部69に導くシート案内部65aが設けられている。シート案内部65aはハウジング65内に一体的に形成されている。
本実施形態において、接続手段は、このシート案内部65aを含んで構成されており、集磁シート67の一端部67aがシート案内部65aに案内されてシート挿入部69に挿入され、シート案内部65aが端部67aの浮き上がりを規制することにより、コア66と集磁シート67の端部67aとが接触し磁気的に結合される。
次に、図11を参照しつつ、本発明にかかる集磁シート取付構造及びこれを備える電波腕時計の第7の実施形態について説明する。なお、第7の実施形態は、アンテナ構造体のコアと集磁シートとの結合構造のみが第1の実施形態から第6の実施形態と異なるものであるため、以下においては、特に第1の実施形態から第6の実施形態と異なる部分について説明する。
次に、図12を参照しつつ、本発明にかかる集磁シート取付構造及びこれを備える電波腕時計の第8の実施形態について説明する。なお、第8の実施形態は、アンテナ構造体のコアと集磁シートとの結合構造のみが第1の実施形態から第7の実施形態と異なるものであるため、以下においては、特に第1の実施形態から第7の実施形態と異なる部分について説明する。
次に、図13を参照しつつ、本発明にかかる集磁シート取付構造及びこれを備える電波腕時計の第9の実施形態について説明する。なお、第9の実施形態は、アンテナ構造体のコアと集磁シートとの結合構造のみが第1の実施形態から第8の実施形態と異なるものであるため、以下においては、特に第1の実施形態から第8の実施形態と異なる部分について説明する。
次に、図14を参照しつつ、本発明にかかる集磁シート取付構造及びこれを備える電波腕時計の第10の実施形態について説明する。なお、第10の実施形態は、アンテナ構造体のコアと集磁シートとの結合構造のみが第1の実施形態から第9の実施形態と異なるものであるため、以下においては、特に第1の実施形態から第9の実施形態と異なる部分について説明する。
なお、延出部91aの形成の手法は、特に限定されず、例えばコア91がアモルファス金属等の薄い板状部材を積層して形成されている場合には、そのうちの1枚又は数枚を集磁シート92に向けて延出するように構成してもよい。また、例えばコア91がフェライト等により一体形成されている場合には、延出部91aを有するように成型する。
3 ハウジング
7 文字板
12 ソーラーパネル
15 アンテナ構造体
16 収納スペース
17 コア
18 コイル
20 回路基板
24 歯車
25 歯車押え板
27 挿入孔
30 集磁シート
31 弾性部材
100 電波腕時計
Claims (11)
- 時計モジュールと、
コアを備えるアンテナ構造体と、
前記時計モジュールと前記アンテナ構造体とを収納し、前記時計モジュールを構成する歯車を押える歯車押え板が上部に配置されたハウジングと、
前記ハウジングの上部に配置された一対の集磁シートと、を備えており、
前記一対の集磁シートと前記コアの両端部とが磁気的に結合され、
前記一対の集磁シートは、この歯車押え板よりも厚みが小さくなるように形成されていることを特徴とする電波腕時計。 - 前記一対の集磁シートの端部に前記コアの両端部に向けて曲折する曲折部を設け、
この曲折部が前記コアの両端部と接触することにより前記一対の集磁シートと前記コアの両端部とが磁気的に結合されていることを特徴とする請求項1に記載の電波腕時計。 - 前記コアの両端部に前記集磁シートに向けて延出する延出部を設け、
前記一対の集磁シートは、この延出部と接触することにより前記コアの両端部と磁気的に結合されていることを特徴とする請求項1に記載の電波腕時計。 - 前記一対の集磁シートと前記アンテナ構造体とを接続させる接続手段とを備えており、
この接続手段により前記一対の集磁シートと前記コアの両端部とが磁気的に結合されていることを特徴とする請求項1に記載の電波腕時計。 - 前記接続手段は、前記集磁シートを前記コアの端部に向けて押圧する弾性部材であることを特徴とする請求項4に記載の電波腕時計。
- 前記接続手段は、前記コアの端部に設けられ前記集磁シートに当接する位置まで隆起する肉厚部であることを特徴とする請求項4に記載の電波腕時計。
- 前記接続手段は、前記コアと前記集磁シートとの間に配置され、一端部が前記コアと接触し他端部が前記集磁シートと接触するコイルばねであることを特徴とする請求項4に記載の電波腕時計。
- 前記接続手段は、前記コアと前記集磁シートとの間に配置され、一端部が前記コアと接触し他端部が前記集磁シートと接触する弾性を有する集磁部材であることを特徴とする請求項4に記載の電波腕時計。
- 前記接続手段は、前記ハウジングの一部に形成され、前記コアとの間でシート挿入部を形成するシート案内部を含んで構成されており、
前記シート案内部は、前記集磁シートが前記シート案内部に挿入された際、この集磁シートを前記コアに当接させるものであることを特徴とする請求項4に記載の電波腕時計。 - 前記コアの一部に前記集磁シートを挟み込む凹部を設け、
前記接続手段は、この凹部であることを特徴とする請求項4に記載の電波腕時計。 - 前記接続手段は、前記コアと前記集磁シートとの間に配置され、前記コアと前記集磁シートとを接着させる接着部材であることを特徴とする請求項4に記載の電波腕時計。
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